JP2832795B2 - 回動レバーの支持構造 - Google Patents
回動レバーの支持構造Info
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Description
タが無く回動可能に枢支し得るようにした回動レバーの
支持構造に関する。
4号公報には、基板に設けたボス部に、回動レバーに設
けた外筒部を外嵌し、かつ、ボス部の中央の軸孔に、回
動レバーに設けた係合ピンを挿入して、係合ピンの先端
部外周に設けた爪部を軸孔の開口縁部に係止させること
により、回動レバーを、基板から抜け出ることなく、か
つ、ボス部を中心として円滑に回動することができるよ
うにした回動レバーの支持構造が開示されている。
構造においては、回動レバーと基板との寸法関係で、回
動レバー側の係合ピンを長くする必要がある場合、ボス
部と係合ピンとの間の軸方向への寸法誤差が大きくな
り、係合ピンが軸孔内で軸方向にガタが発生し、強いて
は回動レバーのガタ付き発生の原因になるため、各部品
間に高品質の寸法精度が要求される。
動レバーのガタ付きを防止して、円滑な回動を得ること
ができるようにした回動レバーの枢支構造を提供するこ
とを目的とする。
め、本発明は、基板又は回動レバーのいずれか一方に、
軸孔を有するボス部を形成し、かつ他方に、ボス部に回
動自在に外嵌する外筒部と、ボス部の軸孔に挿入される
とともに径方向に弾性力を有し、かつ、先端部にボス部
の底部に係合して軸方向の抜け止めをなす係止爪を有す
る軸部とを形成した回動レバーの支持構造において、軸
部の外周に、係止爪に向かって漸次拡径し、かつ、軸孔
の角部に当接することにより、軸部に対して先端部に向
けて付勢力を作用させる傾斜部を形成したことを特徴と
している。
て、係止爪がボス部の底部に係合し、かつ、外筒部がボ
ス部に外嵌されることにより、回動レバーは、ボス部に
抜け止めされて回動可能に枢着されるとともに、軸部の
弾性力により、軸部に形成された傾斜部が軸孔の角部に
押圧されて、軸部に対して下向きに付勢力が作用し、外
筒部を軸方向のボス部に押し付けて、軸部の軸方向のガ
タ付きが押さえられる。
動レバーに適用した実施例を、図面を参照して説明す
る。図3において、(1)は、自動車のドアに取り付けら
れ、かつ車体側に固着されたストライカに係合すること
により、ドアを閉鎖状態に保持するドアロック装置で、
ストライカと係脱可能なラッチ及びラッチに係脱可能な
ロッキングプレートを有する噛合機構(1a)と、噛合機
構(1a)の解除作動を制御する操作制御部(1b)を裏面に
配置した合成樹脂製のカバー(2)とを備え、カバー(2)
に配置された操作制御部(1b)は、インサイドレバー
(3)、施解錠レバー(4)及びチャイルドレバー(5)等の
回動レバーにより構成され、これら回動レバーは、後述
するような構造によりカバー(2)に枢着されている。
アの車内側に配置されたインサイドハンドル(図示略)に
ロッド、ケーブル等の連結部材を介して連結されるとと
もに、他端(3b)には、コネクティングレバー(6)の一
端が枢着されている。
a)がベルクランク(10)の連結部(10a)に連結されるとと
もに、第2のアーム部(4b)がドアの車内側に設けられ
た施解錠操作用のロックノブ(図示略)に連結され、図4
に示す施錠位置と、施錠位置から反時計方向に所定量回
動した解錠位置とに移動することができる。施解錠レバ
ー(4)の第2のアーム部(4b)と第3のアーム部(4c)と
の間には、施解錠レバー(4)が施錠位置にあるとき、カ
バー(2)に形成された壁部(2a)と壁部(2b)間の開口部
(2c)を閉塞して、カバー(2)に固定されたカバープレ
ート(15)により、カバー(2)内への雨水侵入を阻止する
壁部(4d)が突設されている。
ブレバー(12)の上部を上下方向に摺動可能に狭持すると
ともに、施解錠レバー(4)の回動に連動して、突起部(1
0c)がカバー(2)に係止されたコイルスプリング(11)の
チェック部(11a)に弾性係合することにより、ドアの解
除操作を可能にする解錠位置と、ドアの解除操作を不能
にする施錠位置に移動することができる。
クチュエータで、モータ駆動により正逆回動可能な出力
レバー(7a)が枢着され、作動端が施解錠レバー(4)の
第1アーム部(4a)及び第3アーム部(4c)を押圧するこ
とにより施解錠レバー(4)を施錠位置及び解錠位置に作
動させることができる。
着され、コネクティングレバー(6)の下部を上下動可能
に狭持して、インサイドレバー(3)の解除作動により、
コネクティングレバー(6)がサブレバー(12)に係合し
て、サブレバー(12)を解除機構部に係合させて、噛合機
構部(1a)の噛合を解除可能にするチャイルドアンロッ
ク位置と、コネクティングレバー(6)とサブレバー(12)
との係合関係を解除して、インサイドレバー(3)の解除
作動を無効にするチャイルドロック位置とに移動するこ
とができる。
(4)、チャイルドレバー(5)等の各回動レバーは、以下
に説明するように、カバー(2)のボス部(8)に回動可能
に枢支される。なお、各回動レバーの枢着部分は、全て
同一形状であるので、以下の説明では、施解錠レバー
(4)を代表して説明する。
1に示すように、一般面から施解錠レバー(4)側に所定
の高さ突出する大径部(8a)と、大径部(8a)からさらに
突出し、かつ大径部(8a)より小径で中央に軸孔(8b)が
穿設された円筒状の小径部(8c)とを有し、大径部(8a)
の中央には、軸孔より大径の凹部(8d)が形成され、こ
の凹部(8d)と軸孔(8b)との間の角部には、凹部(8d)
に向かって拡開したテーパー部(8e)が形成されるとと
もに、表面の大径部(8a)と小径部(8c)との段差には、
段部(8f)が形成されている。
図2に示されるように、ボス部(8)の小径部(8c)の外
周に回動可能に外嵌される円筒状の外筒部(13)と、外筒
部(13)の上面(13a)から外筒部(13)内に突設され、か
つ、ボス部(8)の軸孔(8b)に嵌入されて、先端にボス
部(8)の底部(8g)に係合可能な係止爪(14a)を有する軸
部(14)とを有し、軸部(14)と係止爪(14a)との隅部に
は、係止爪(14a)に向かって漸次拡径し、かつテーパー
部(8e)に当接可能な傾斜部(14c)が形成され、また、軸
部(14)には、軸部(14)が径方向に弾性変形しうるよう
に、先端より軸方向に切り込んだスリット(14b)が形成
されている。
(8)の軸孔(8b)に嵌入されて、係止爪(14a)がボス部
(8)の底部(8g)に係合し、かつ、外筒部(13)がボス部
(8)の小径部(8c)に外嵌されることにより、施解錠レ
バー(4)は、カバー(2)のボス部(8)に抜け止めされて
回動可能に枢着されるとともに、軸部(14)の弾性力によ
り傾斜部(14c)がテーパ部(8e)に押圧されて、軸部(14)
に対して下方への付勢力が作用し、外筒部(13)の底部(1
3b)が段部(8f)に、又は、上面(13a)がボス部(8)の上
面(8h)に押し付けられることにより、軸部(14)と軸孔
(8b)との軸方向に寸法誤差があっても、軸部(14)の軸
方向のガタ付きが抑制され、強いては、施解錠レバー
(4)のガタ付きが抑制されて円滑な回動を得ることがで
きる。
す。第2実施例は、軸部(14)の下方の外周に、係止爪(1
4a)に向かって拡径した傾斜部(14d)が形成されている。
傾斜部(14d)は、軸部(14)の径方向の弾性力により、軸
孔(8b)の下方の角部に押圧され、軸部(14)に対して下
方への付勢力を作用させて、第1実施例と同様にして軸
部(14)の軸方向へのガタ付きを押さえることができる。
す。第3実施例は、軸部(14)と係止爪(14a)との隅に、
傾斜部(14e)が形成されている。傾斜部(14e)は、軸部(1
4)の径方向の弾性力によりボス部(8)の軸孔(8b)の角
部に押圧され、軸部(14)に対して下方への付勢力を作用
させ、上述の実施例と同様にして、軸部(14)の軸方向へ
のガタ付きを抑制して、施解錠レバー(4)のガタ付きを
押さえて、円滑な回動を得ることができる。
バーに適用した実施例を説明したが、インサイドレバー
(3)、チャイルドレバー(5)等の他のレバーに適用して
も良いことは勿論である。また、ボス部(8)を回動レバ
ー側に設け、外筒部(13)及び軸部(14)をカバー(2)等の
基板側に形成して、それらを互いに嵌合しても良い。
外周に係止爪に向かって漸次拡径し、かつ、軸孔の角部
に当接して、軸部に対して先端部に向けて付勢力を作用
させる傾斜部を形成したことにより、軸部に対して軸方
向への付勢力を作用させ、軸孔と軸部との間に、軸方向
に寸法誤差があっても、回動レバーのガタ付きを防止し
て、円滑な回動を得ることができる。
ある。
ある。
面図である。
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 基板又は回動レバーのいずれか一方に、
軸孔を有するボス部を形成し、かつ他方に、ボス部に回
動自在に外嵌する外筒部と、ボス部の軸孔に挿入される
とともに径方向に弾性力を有し、かつ、先端部にボス部
の底部に係合して軸方向の抜け止めをなす係止爪を有す
る軸部とを形成した回動レバーの支持構造において、軸
部の外周に、係止爪に向かって漸次拡径し、かつ、軸孔
の角部に当接することにより、軸部に対して先端部に向
けて付勢力を作用させる傾斜部を形成したことを特徴と
する回動レバーの支持構造。 - 【請求項2】 軸孔の角部に、軸部の傾斜部に当接可能
なテーパ部を形成したことを特徴とする請求項1記載の
回動レバーの支持構造。
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JP30486993A JP2832795B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 回動レバーの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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LV15389B (lv) * | 2017-09-05 | 2019-11-20 | Pēters SUTTA | Trenažieris |
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1993
- 1993-12-06 JP JP30486993A patent/JP2832795B2/ja not_active Expired - Fee Related
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