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JP2829690B2 - メラニン産生抑制剤及び皮膚外用剤 - Google Patents

メラニン産生抑制剤及び皮膚外用剤

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JP2829690B2
JP2829690B2 JP27106492A JP27106492A JP2829690B2 JP 2829690 B2 JP2829690 B2 JP 2829690B2 JP 27106492 A JP27106492 A JP 27106492A JP 27106492 A JP27106492 A JP 27106492A JP 2829690 B2 JP2829690 B2 JP 2829690B2
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hydroxyphenyl
skin
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melanin
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JP27106492A
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一郎 小磯
崇行 片桐
浩治 横山
格 鈴木
朋美 加藤
道雄 松上
進 野沢
博行 中野
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Pola Orbis Holdings Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メラニン産生抑制剤及
び皮膚外用剤に関し、詳しくは4−ハイドロキシフェニ
ルの二糖配糖体または三糖配糖体を有効成分とした、シ
ミ、ソバカス等の原因となるメラニンの産生を抑制する
と共に、色白効果に優れた皮膚外用剤を提供するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】シミ・ソバカスや日焼け後の色素沈着
は、皮膚内に存在する色素細胞の活性化によりメラニン
産生が著しく亢進した結果生ずるものであり、中高年令
層の肌の悩みの一つになっている。一般に、メラニンは
色素細胞の中で生合成された酵素チロシナ−ゼの働きに
よってチロシンからド−パ、ドーパからド−パキノンに
変化し、ついで5、6−ジヒドロキシインドフェノ−ル
等の中間体を経て形成されるものとされている。
【0003】従って、皮膚の色黒を防止、改善するため
には、メラニン産生過程を阻害すること、あるいは既に
産生したメラニンを淡色漂白することが考えられる。こ
のような考えに基づき、従来から種々の美白成分が提案
されてきた。例えば、チロシナ−ゼ活性を阻害してメラ
ニン産生を抑制するものとして、グルタチオンに代表さ
れる硫黄化合物が挙げられる。また、産生したメラニン
を淡色漂白化するものとしては、過酸化水素、ヒドロキ
ノン、アルブチンやビタミンC等が用いられてきた。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】ところが、これら従来
の成分は、処方系中での安定性がきわめて悪く、分解に
よる着色、異臭を生じたり、細胞あるいは生体レベルに
おける効能・効果は、いまだ不十分であった。また、ヒ
ドロキノンについては強い色白作用を有するものの非可
逆的白班、かぶれを引き起こす等安全性面で問題があ
る。更に、アルブチンについては細胞毒性の面での懸念
が指摘されていた。
【0005】このように、従来から用いられている成分
は効能・効果、安定性、安全性の点に於いて真に実用的
に満足できるものは得られていない。本発明はかかる実
状に鑑みてなされたものであって、メラニン産生抑制
剤、及び充分な皮膚色素沈着症の改善・治療効果を有
し、且つ安全に使用できる皮膚外用剤を提供する事を課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、化1の一般式で
表される4−ハイドロキシフェニルの二糖配糖体または
三糖配糖体、特に4−ハイドロキシフェニル−D−マル
トシドが、生きた色素細胞のメラニン産成に対し強力な
抑制効果を有する事を突き止め、更にこれを基剤中に一
定濃度以上で配合させた時に、皮膚に対する優れた色白
効果を発現すると共に安全性面でも一層向上することを
見いだし、これに基づき本発明を完成した。
【0007】即ち、本発明は、化1の一般式で表される
4−ハイドロキシフェニルの二糖配糖体または三糖配糖
体から成るメラニン産生抑制剤及びこのメラニン産生抑
制剤の少なくとも1種以上を、基剤全量に対して0.0
1〜10重量%含有することを特徴とするメラニン産生
抑制用皮膚外用剤に関するものである。
【0008】以下、本発明について詳細に述べる。
【0009】本発明のメラニン産生抑制剤は、前記化1
の一般式で表される4ーハイドロキシフェニルの二糖配
糖体または三糖配糖体であって、式中のRは五炭糖及び
/又は六炭糖を構成成分として含む二糖または三糖の残
基を表わすものである。かかる二糖または三糖の残基の
種類としては、マルトース、イソマルトース、セロビオ
ース、コージビオース、ラミナリビオース、ニゲロー
ス、ゲンチオビオース、トレハロース、サンブビオー
ス、ネオヘスペリドース等の二糖残基、マルトトリオー
ス等の三糖残基などが挙げられる。尚、この配糖体にお
ける結合様式に関してはα-配糖体及びβ-配糖体を問わ
ない。
【0010】前記化1の一般式で表される4ーハイドロ
キシフェニルの二糖配糖体または三糖配糖体の具体例と
しては、4−ハイドロキシフェニル−D−マルトシド、
4−ハイドロキシフェニル−D−セロビオシド、4−ハ
イドロキシフェニル−D−コージオビオシド、4−ハイ
ドロキシフェニル−D−ラミナリビオシド、4−ハイド
ロキシフェニル−D−ゲンチオビオシド、4−ハイドロ
キシフェニル−D−トレハロシド、4−ハイドロキシフ
ェニル−D−ネオヘスペリドシド、及び4−ハイドロキ
シフェニル−D−マルトトリオシドなどが挙げられる
が、この中ではメラニン産生抑制能等の点から、4−ハ
イドロキシフェニル−D−マルトシド及び4−ハイドロ
キシフェニル−D−セロビオシドの使用が好ましい。
【0011】次に、前記化1の一般式で表される4ーハ
イドロキシフェニルの二糖配糖体または三糖配糖体の
内、4−ハイドロキシフェニル−β−D−マルトシドの
合成法を概説する。ハイドロキノンとβ−D−マルトシ
ドオクタアセテートをジエチレンクロライド溶媒に添加
し、氷冷、窒素気流下中で2時間反応させ、その後、ジ
エチレンクロライド層を蒸発乾固させ、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにて分画単離後、脱アセチル化す
る。4−ハイドロキシフェニル−β−D−セロビオシド
もβ−D−セロビオースオクタアセテートを用いて同様
な方法によって容易に製造できる。
【0012】本発明の皮膚外用剤には、上記メラニン産
生抑制剤の少なくとも一種以上を、外用剤基剤全量に対
し好ましくは0.01〜10重量%、更に好ましくは
0.1〜5重量%の範囲で配合する。皮膚外用剤の内で
も、特に日焼によるシミ、ソバカス、色黒の憎悪の予防
改善を目的としたものでは、配合量は0.1重量%以上
であることが好ましい。
【0013】配合量が0.1重量%より少ないと、メラ
ニン産生抑制作用に基づく効果が低下し、また10重量
%を越える量を用いても、効果にはほとんど変わりはみ
られないから配合割合として10重量%を越える必要は
ない。
【0014】また、本発明の皮膚外用剤には、前述の有
効成分のほかに、医薬品、化粧品などに一般に用いられ
る各種成分、即ち水性成分、油性成分、粉末成分、界面
活性剤、保湿剤、増粘剤、色剤、香料、抗酸化剤、PH
調整剤、キレート剤、防腐剤、あるいは紫外線防御剤、
抗炎症剤、他の美白成分などの薬剤を配合する事ができ
る。
【0015】特に、美白剤としては、例えばパンテテイ
ン−s−スルフォン酸、イソフェルラ酸、アスコルビン
酸リン酸マグネシウム塩、アルブチン、コージ酸、リノ
ール酸等が挙げられる。
【0016】本発明の皮膚外用剤の剤型は特に制限はな
く、通常医薬品、医薬部外品、化粧品などに用いられて
いるもの、例えば軟膏、クリ−ム、乳液、ロ−ション、
パック、浴用剤などの剤型が挙げられる。
【0017】以下に、本発明にかかる4−ハイドロキシ
フェニルの二糖配糖体または三糖配糖体の有用性を評価
するために行った各種実験例を挙げて、本発明を更に詳
細に説明する。
【0018】実験例1 色素細胞に対する細胞毒性作用
及びメラニン産生抑制作用 プラスチック培養フラスコ(75cm2)に5×104個の
B−16メラノ−マ細胞を播種し、10%血清を含むイ
−グルMEM培地を用い、5%二酸化炭素存在下、37
℃条件下にて培養した。2日後、テスト試料を培地中の
濃度で0(コントロール)、25、50、75、100
μmolになるように調整し、更に4日間培養した。
【0019】培養終了後、培地を除去し、平衡リン酸緩
衝塩溶液(PBS)で洗浄後、トリプシン及びEDTA
含有培地を使用して細胞をフラスコから剥離させ、ガラ
ス遠心管に集め遠心分離により細胞を回収した。得られ
た細胞をPBSで1回洗浄した後、一定量のPBSを加
え、細胞をフラッシングによる混合後、細胞懸濁液の一
定量を取り、コールターカウンターにて細胞数を計測
し、コントロールに対する各試料濃度での細胞数比を算
出した。また、残りの懸濁液は、再度遠心後回収し、沈
渣の白色度を下記の基準により目視観察した。その結果
を表1に示す。
【0020】(評価基準) − :溶媒対照と同等 + :溶媒対照より弱度に白色化 ++:溶媒対照と明らかに白色化
【0021】
【表1】
【0022】その後、更に沈渣に1N水酸化ナトリウム
を加え加熱溶解し、冷却後クロロホルムを加えて再び遠
心分離した。得られた上清の400nmにおける吸光度
を測定し、予め合成メラニンを用いて作成した検量線よ
りメラニン量を求めた。尚、メラニン量は104個の細
胞あたりの量として求めた。その結果を表2に示す。
尚、表中の抑制率は、下記式により求めた。
【0023】抑制率(%)=(コントロール品のメラニ
ン量−テスト試料添加品のメラニン量)×100/(コ
ントロール品メラニン量)
【0024】
【表2】
【0025】表1及び表2の結果から明らかなように、
本発明に係る4−ハイドロキシフェニル−β−D−マル
トシド、4−ハイドロキシフェニル−β−D−セロビオ
シドは、溶媒対照(コントロール)に比し、色素細胞内
のメラニン産生を顕著に抑制する作用を有することが実
証された。また、従来品であるアルブチン(4−ハイド
ロキシフエニル−β−D−グルコシド)に比し、抑制濃
度は低く、強いメラニン産生抑制作用を有することも示
された。更に、細胞に対する致死濃度は、アルブチンに
比し、高濃度にシフトしており、明らかに細胞毒性の低
減が認められた。
【0026】実験例2 紫外線による色素沈着抑制作用 茶色モルモット(7匹)の背部皮膚を電気バリカンとシ
ェ−バ−で除毛・剃毛し、この部位を1.5×1.5c
mの照射窓を左右対照に計6個有する黒布で覆い、この
布の上からFL20S・E30ランプを光源として1m
W/cm2/secの紫外線を4分20秒間照射した。
【0027】この操作を1日1回の割合で3日間連続し
て行った。照射終了翌日からプロピレングリコ−ル/エ
タノ−ル(3:1)を溶媒として所定量の検体を溶解し
た試験溶液0.02mlを1日1回、計20日間連続塗
布した。また、溶媒のみを対照として同様に実験を行っ
た。実験開始21日目に処置部の色素沈着の程度を下記
の判定基準に従い、肉眼観察により判定した。結果を平
均値として表3に示す。
【0028】(判定基準) 0 :色素沈着なし 0.5:境界不明瞭な微弱な色素沈着 1 :境界明瞭な弱度の色素沈着 2 :境界明瞭な中等度の色素沈着 3 :境界明瞭な強度の色素沈着
【0029】
【表3】
【0030】表3の結果に示された如く、4−ハイドロ
キシフェニル−β−D−マルトシド、4−ハイドロキシ
フェニル−β−D−セロビオシドは皮膚に塗布した場
合、0.5%濃度で紫外線によるメラニン産生を明らか
に抑制した。
【0031】実験例3 実使用テスト 後記実施例1に示す4−ハイドロキシフェニル−β−D
−マルトシド0.5%を含む本発明のクリ−ムと実施例
1中の4−ハイドロキシフェニル−β−D−マルトシド
を水に置き換えた対照品のクリームとを統計的に同等な
40名の色黒、シミ、ソバカスに悩む女性集団に3ケ月
連用させ、改善効果を評価した。その結果を表4に示
す。
【0032】
【表4】
【0033】表4の結果から明らかなように、4−ハイ
ドロキシフェニル−β−D−マルトシドを含む本発明品
は、4−ハイドロキシフェニル−β−D−マルトシドを
含まない対照品に対し、格段に有効な色黒、シミ、ソバ
カスの改善効果を有することが証明された。尚、本発明
品塗布部位において、皮膚に好ましくない反応は全く観
察されなかった。
【0034】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。尚、実施例中
の配合割合は重量部である。
【0035】実施例1 水中油型クリ−ム (A)POE(30)セチルエ−テル 2.0 グリセリンモノステアレ−ト 10.0 流動パラフィン 10.0 ワセリン 4.0 セタノール 5.0 γ−トコフェロ−ル 0.05 BHT 0.01 ブチルパラベン 0.1 (B)プロピレングリコ−ル 10.0 4−ハイドロキシフェニル−β−D−マルトシド 0.5 精製水 58.34 (製法) (A)の各成分を合わせ、80℃に加熱する。(B)の
各成分を合わせ、80℃に加熱する。(A)の処方分を
(B)の処方分を加えて攪はん乳化し、その後冷却す
る。
【0036】実施例2 乳液 (A)合成ゲイロウ 2.5 セタノール 1.0 スクワラン 4.0 ステアリン酸 1.0 モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25EO) 2.2 モノステアリン酸グリセリン 0.5 ブチルパラベン 0.1 γ−トコフェロール 0.05 BHT 0.01 (B)1、3−ブチレングリコール 3.0 プロピレングリコール 7.0 苛性カリ 0.2 4−ハイドロキシフェニル−β−D−セロビオシド 1.0 精製水 77.44 (製法) (A)及び(B)を70℃で各々攪反しながら溶解す
る。(B)に(A)を加え予備乳化を行いホモミキサー
で均一に乳化し、乳化後かき混ぜながら30℃まで冷却
する。
【0037】実施例3 化粧水 (A)POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 1.5 POE(20)ラウリルエステル 0.5 エタノール 10.0 γ−トコフェロール 0.02 (B)グリセリン 5.0 プロピレングリコール 4.0 クエン酸 0.15 クエン酸ナトリウム 0.1 4−ハイドロキシフェニル−β−D−マルトシド 0.2 精製水 78.33 (製法) (A)の各成分を合わせ、室温下に溶解する。一方、
(B)の各成分も室温下に溶解し、これを(A)処方分
に加えて可溶化する。
【0038】実施例4 パック料 (A)ボリビニルアルコ−ル 15.0 精製水 40.0 ビサボロ−ル 0.5 トコフェロ−ル 0.02 (B)エタノ−ル 4.0 1,3−ブチレングリコ−ル 4.0 ポリオキシエチレン(8)ポリオキシ プロピレングリコ−ル(55) 3.0 4−ハイドロキシフェニル−β−D−ゲンチオビオシド 3.0 精製水 30.48 (製法) (A)を室温にて分散溶解する。これに(B)を加えて
均一に溶解する。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、色白効果に優れ、かつ
安定性、安全性の高いメラニン産生抑制剤及び皮膚外用
剤を提供することができる。本発明の皮膚外用剤は、シ
ミ、ソバカス、日焼けによる色黒等の局所性色素沈着
症、並びにアジソン氏病などの全身性色素沈着症の予
防、改善、治療用に利用できる。しかも、安全性にも優
れるため長期連用使用が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/42 A61K 7/42 7/48 7/48 // C07H 15/203 C07H 15/203 (72)発明者 鈴木 格 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポー ラ化成工業株式会社 戸塚研究所内 (72)発明者 加藤 朋美 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポー ラ化成工業株式会社 戸塚研究所内 (72)発明者 松上 道雄 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポー ラ化成工業株式会社 戸塚研究所内 (72)発明者 野沢 進 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポー ラ化成工業株式会社 戸塚研究所内 (72)発明者 中野 博行 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポー ラ化成工業株式会社 戸塚研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/70 ADS A61K 31/70 ADA A61K 7/00 A61K 7/42 A61K 7/48 C07H 15/203 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化1の一般式で表される4ーハイドロキ
    シフェニルの二糖配糖体または三糖配糖体から成るメラ
    ニン産生抑制剤。 【化1】 (式中、Rは五炭糖及び/又は六炭糖を構成成分として
    含む二糖または三糖の残基を表わす。)
  2. 【請求項2】 前記化1で表される4ーハイドロキシフ
    ェニルの二糖配糖体または三糖配糖体が、Rは、マルト
    ース、イソマルトース、セロビオース、コージビオー
    ス、ラミナリビオース、ニゲロース、ゲンチオビオー
    ス、トレハロース、サンブビオース、ネオヘスペリドー
    ス及びマルトトリオースである請求項1記載のメラニン
    産生抑制剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の何れか一項に記載の
    メラニン産生抑制剤の少なくとも1種以上を、基剤全量
    に対して0.01〜10重量%含有することを特徴とす
    るメラニン産生抑制用皮膚外用剤。
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