JP2822141B2 - 高Al含有フェライトステンレス鋼箔の製造方法 - Google Patents
高Al含有フェライトステンレス鋼箔の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Al含有量の高いフェ
ライトステンレス鋼箔の製造方法に関する。特には、A
l含有量分布の均一性に優れ、かつ板厚変動が小さく、
優れた耐高温酸化性と電熱性を有するフェライトステン
レス鋼箔の製造方法に関する。本発明の製造方法により
得られるフェライトステンレス鋼箔は、発熱体や自動車
排ガス浄化装置の触媒担体などの材料に好適である。
ライトステンレス鋼箔の製造方法に関する。特には、A
l含有量分布の均一性に優れ、かつ板厚変動が小さく、
優れた耐高温酸化性と電熱性を有するフェライトステン
レス鋼箔の製造方法に関する。本発明の製造方法により
得られるフェライトステンレス鋼箔は、発熱体や自動車
排ガス浄化装置の触媒担体などの材料に好適である。
【0002】
【従来の技術】Crを多量に含有するフェライト系ステ
ンレス鋼板は、耐酸化性や耐食性に優れるので、この特
徴を生かして各種産業分野にて広範囲に使用されてい
る。フェライトステンレス鋼に一層の耐酸化性を付与す
るには、鋼中にAlを添加するのが有効である。しか
し、多量のAlの添加によって材質が非常に脆くなるた
め、冷間圧延はもちろんのこと熱間圧延さえも難しくな
る。このため、通常の圧延と焼鈍の組み合わせによって
高Alステンレス鋼板を製造することは極めて困難であ
る。このような製造の困難性のため、高Alフェライト
ステンレス鋼板は電気抵抗が高く、耐酸化性、耐食性に
優れた材料であるにもかかわらず、充分利用されるに至
っていない。
ンレス鋼板は、耐酸化性や耐食性に優れるので、この特
徴を生かして各種産業分野にて広範囲に使用されてい
る。フェライトステンレス鋼に一層の耐酸化性を付与す
るには、鋼中にAlを添加するのが有効である。しか
し、多量のAlの添加によって材質が非常に脆くなるた
め、冷間圧延はもちろんのこと熱間圧延さえも難しくな
る。このため、通常の圧延と焼鈍の組み合わせによって
高Alステンレス鋼板を製造することは極めて困難であ
る。このような製造の困難性のため、高Alフェライト
ステンレス鋼板は電気抵抗が高く、耐酸化性、耐食性に
優れた材料であるにもかかわらず、充分利用されるに至
っていない。
【0003】通常のステンレス鋼量産工程では、熱間に
おける鋼帯の靭性の低下の問題などから、5%以上のA
lを含有するフェライトステンレス鋼を製造することは
極めて困難である。これを解決する手段として、製造性
に優れる低Al含有ステンレス鋼にAlをクラッドし、
所定の厚さまで冷間圧延した後に拡散熱処理を行って、
製造性を損なうことなく高Al含有ステンレス鋼を得る
製造方法が、特開平2−133562及び特開平2−1
33563に開示されている。
おける鋼帯の靭性の低下の問題などから、5%以上のA
lを含有するフェライトステンレス鋼を製造することは
極めて困難である。これを解決する手段として、製造性
に優れる低Al含有ステンレス鋼にAlをクラッドし、
所定の厚さまで冷間圧延した後に拡散熱処理を行って、
製造性を損なうことなく高Al含有ステンレス鋼を得る
製造方法が、特開平2−133562及び特開平2−1
33563に開示されている。
【0004】特開平2−133562および特開平2−
133563の製造方法は、ステンレス鋼の両面もしく
は片面に、含有させるAl量に相当する割合となるよう
にAlもしくはAl合金板を重ね合わせ、これをロール
間に通板して積層圧接板とし、得られた積層圧接板(ク
ラッド材)もしくはこれを圧延した板を、600〜13
00℃の温度の範囲において、Al層が溶融せずに合金
化する条件下で、拡散熱処理を施すことからなる高Al
含有ステンレス鋼の製造方法である。この発明では、母
材となるステンレス鋼として、Alを含有しないフェラ
イトステンレス鋼を使用することも、クラッド材の圧延
・成形上有利とされている。また、同公報中の実施例で
は、1mm厚のSUS430鋼板を素材として、0.05
〜0.20mm厚のAl板をクラッドし、0.3mmまで圧
延した後に拡散熱処理して得た高Al含有フェライトス
テンレスの耐高温酸化性が、SUS430に比べて優れ
ているとしている。
133563の製造方法は、ステンレス鋼の両面もしく
は片面に、含有させるAl量に相当する割合となるよう
にAlもしくはAl合金板を重ね合わせ、これをロール
間に通板して積層圧接板とし、得られた積層圧接板(ク
ラッド材)もしくはこれを圧延した板を、600〜13
00℃の温度の範囲において、Al層が溶融せずに合金
化する条件下で、拡散熱処理を施すことからなる高Al
含有ステンレス鋼の製造方法である。この発明では、母
材となるステンレス鋼として、Alを含有しないフェラ
イトステンレス鋼を使用することも、クラッド材の圧延
・成形上有利とされている。また、同公報中の実施例で
は、1mm厚のSUS430鋼板を素材として、0.05
〜0.20mm厚のAl板をクラッドし、0.3mmまで圧
延した後に拡散熱処理して得た高Al含有フェライトス
テンレスの耐高温酸化性が、SUS430に比べて優れ
ているとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Alもしくは
Al合金(両者を合わせてAlと総称する)とステンレ
スからなる積層圧接板(クラッド材)に占めるAl厚さ
が厚かったり、クラッド圧延時から拡散熱処理時までの
全圧延率が高すぎる場合には、クラッド材におけるステ
ンレス相の形状が不均一になる(ステンレス層がくびれ
て厚さが不均一になる)という問題が生じる。この圧延
クラッド材の形状不均一は、日本金属学会会報第26巻
第11号、塑性と加工第29巻第332号などで報告さ
れている。この問題は、クラッド材構成相の塑性変形抵
抗の違いにより生ずるものである。ステンレス相がくび
れると、クラッド材中において、ステンレス相の板厚お
よびAl被覆量の変動を生じ、その結果、拡散熱処理後
の高Al含有ステンレス綱中のAl量が不均一になる。
また,得られた製品の板厚変動が大きくなるため、箔の
耐高温酸化性や電熱性、成形加工性が劣化する問題があ
る。
Al合金(両者を合わせてAlと総称する)とステンレ
スからなる積層圧接板(クラッド材)に占めるAl厚さ
が厚かったり、クラッド圧延時から拡散熱処理時までの
全圧延率が高すぎる場合には、クラッド材におけるステ
ンレス相の形状が不均一になる(ステンレス層がくびれ
て厚さが不均一になる)という問題が生じる。この圧延
クラッド材の形状不均一は、日本金属学会会報第26巻
第11号、塑性と加工第29巻第332号などで報告さ
れている。この問題は、クラッド材構成相の塑性変形抵
抗の違いにより生ずるものである。ステンレス相がくび
れると、クラッド材中において、ステンレス相の板厚お
よびAl被覆量の変動を生じ、その結果、拡散熱処理後
の高Al含有ステンレス綱中のAl量が不均一になる。
また,得られた製品の板厚変動が大きくなるため、箔の
耐高温酸化性や電熱性、成形加工性が劣化する問題があ
る。
【0006】一般に、Al拡散熱処理は真空中もしくは
還元性雰囲気中で行うことが常識的であるが、拡散熱処
理には時間を要するため、長時間このような特殊雰囲下
で熱処理することは生産性を悪化させる要因となる。生
産性を上げようとして、処理温度の上昇により拡散熱処
理に要する時間を短縮しようとすると、箔の変形や箔同
士の固相接合が起こりやすくなるため、鋼板をまいたま
まのコイル状態での処理が困難となる。また昇温速度の
上昇により熱処理時間短縮を図ろうとすると、Alの融
点以上の温度域でAl溶融を生じやすく、溶融したAl
が流れることにより製品中におけるAl含有量の不均一
を生ずる問題もあった。
還元性雰囲気中で行うことが常識的であるが、拡散熱処
理には時間を要するため、長時間このような特殊雰囲下
で熱処理することは生産性を悪化させる要因となる。生
産性を上げようとして、処理温度の上昇により拡散熱処
理に要する時間を短縮しようとすると、箔の変形や箔同
士の固相接合が起こりやすくなるため、鋼板をまいたま
まのコイル状態での処理が困難となる。また昇温速度の
上昇により熱処理時間短縮を図ろうとすると、Alの融
点以上の温度域でAl溶融を生じやすく、溶融したAl
が流れることにより製品中におけるAl含有量の不均一
を生ずる問題もあった。
【0007】本発明は、A1含有量分布の均一性に優
れ、かつ板厚変動が小さく、優れた耐高温酸化性と電熱
性を有するフェライトステンレス鋼箔の製造方法を、提
供することを目的とする。
れ、かつ板厚変動が小さく、優れた耐高温酸化性と電熱
性を有するフェライトステンレス鋼箔の製造方法を、提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明のフェライトステンレス鋼箔の製造方
法は、フェライトステンレス鋼薄板(原板)の表面にA
1泊を圧接してクラッド材を得るクラッド工程と、得ら
れたクラッド材を加熱してA1をフェライトステンレス
鋼中に拡散浸透させる拡散熱処理工程とを含む、厚さ3
0〜200μmの高A1含有(5%越え)フェライトス
テンレス鋼箔の製造方法であって;A1箔の厚さを10
〜50μmとし、A1箔の硬さをHv40以下とし、ク
ラッド素材(原板とA1箔)から拡散熱処理工程時まで
の全圧延率を15〜87%とし、クラッド材のA1/ク
ラッド材板厚比を0.12以下とする、ことを特徴とす
る。
するため、本発明のフェライトステンレス鋼箔の製造方
法は、フェライトステンレス鋼薄板(原板)の表面にA
1泊を圧接してクラッド材を得るクラッド工程と、得ら
れたクラッド材を加熱してA1をフェライトステンレス
鋼中に拡散浸透させる拡散熱処理工程とを含む、厚さ3
0〜200μmの高A1含有(5%越え)フェライトス
テンレス鋼箔の製造方法であって;A1箔の厚さを10
〜50μmとし、A1箔の硬さをHv40以下とし、ク
ラッド素材(原板とA1箔)から拡散熱処理工程時まで
の全圧延率を15〜87%とし、クラッド材のA1/ク
ラッド材板厚比を0.12以下とする、ことを特徴とす
る。
【0009】本発明の主旨は、クラッド素材にAlを含
有するフェライトステンレス鋼帯を使用して、含有させ
るAl量を得るのに必要なAlもしくはAl合金帯の板
厚を小さくし、なおかつ素材厚を小さくすることにより
クラッド圧延時から拡散熱処理時の箔までの累積圧延率
を低くして、クラッド材におきるステンレス相の形状不
均一(くびれ)発生を抑え、拡散熱処理後のAl量不均
一および板厚変動を抑えるものである。
有するフェライトステンレス鋼帯を使用して、含有させ
るAl量を得るのに必要なAlもしくはAl合金帯の板
厚を小さくし、なおかつ素材厚を小さくすることにより
クラッド圧延時から拡散熱処理時の箔までの累積圧延率
を低くして、クラッド材におきるステンレス相の形状不
均一(くびれ)発生を抑え、拡散熱処理後のAl量不均
一および板厚変動を抑えるものである。
【0010】本発明においては上記拡散熱処理工程にお
いては、処理雰囲気を大気とし、昇温速度を10℃/mi
n 以下とし、保持温度を850〜1000℃とすること
が好ましい。
いては、処理雰囲気を大気とし、昇温速度を10℃/mi
n 以下とし、保持温度を850〜1000℃とすること
が好ましい。
【0011】本発明者等は、Al/SUSクラッド帯の
拡散熱処理方法を詳細に検討した結果、拡散熱処理時の
雰囲気を大気雰囲気とすることによりAlクラッド材の
Al層表層部にAl酸化物の層を形成させ、これをAl
溶融層流出を防止しうるの物理的被覆にすることができ
ることを知見した。この酸化物の皮覆によりAl溶融を
生じる昇温速度で加熱しても、溶融したAlがある程度
保持され、高い昇温速度で熱処理する際のAl溶融によ
るAl含有量不均一を抑えうる。これにより拡散熱処理
時間が短縮されて生産性が上り、なおかつ雰囲気を大気
中とするため製造コストが下がる。
拡散熱処理方法を詳細に検討した結果、拡散熱処理時の
雰囲気を大気雰囲気とすることによりAlクラッド材の
Al層表層部にAl酸化物の層を形成させ、これをAl
溶融層流出を防止しうるの物理的被覆にすることができ
ることを知見した。この酸化物の皮覆によりAl溶融を
生じる昇温速度で加熱しても、溶融したAlがある程度
保持され、高い昇温速度で熱処理する際のAl溶融によ
るAl含有量不均一を抑えうる。これにより拡散熱処理
時間が短縮されて生産性が上り、なおかつ雰囲気を大気
中とするため製造コストが下がる。
【0012】本発明の対象とする高Al含有フェライト
ステンレス鋼箔(帯)は、Al含有量が5%を越え、か
つ板厚が30〜200μmである。5%程度以下のAl
含有量であれば通常のステンレス量産工程で工業的に製
造可能であり、かつそのほうが生産性に優れかつ安価だ
からである。板厚の範囲については、板厚が200μm
を越えると,板厚方向にAlが均一に拡散しにくく、表
層部に硬く脆い高Al部が残留するため、著しく延性を
劣化させる。30μm以下では拡散熱処理時に箔変形を
生じやすく、良好な製品を得にくくなる。
ステンレス鋼箔(帯)は、Al含有量が5%を越え、か
つ板厚が30〜200μmである。5%程度以下のAl
含有量であれば通常のステンレス量産工程で工業的に製
造可能であり、かつそのほうが生産性に優れかつ安価だ
からである。板厚の範囲については、板厚が200μm
を越えると,板厚方向にAlが均一に拡散しにくく、表
層部に硬く脆い高Al部が残留するため、著しく延性を
劣化させる。30μm以下では拡散熱処理時に箔変形を
生じやすく、良好な製品を得にくくなる。
【0013】本発明では、ステンレス量産工程で生産が
容易な範囲のAlを含有するフェライトステンレス鋼帯
をクラッド素材とすることが好ましい。フェライトステ
ンレス鋼はオーステナイト鋼に比べAl拡散が容易であ
るので、拡散熱処理が低温短時間で行える。そのため本
発明の対象素材として有利である。素材のフェライトス
テンレス鋼に含有させるAl量は特に限定されないが、
5%程度を越えるAlを含有するステンレス鋼の製造は
一般のステンレス量産工程では困難であるので、クラッ
ド素材フェライトステンレス鋼のAl含有量は5%程度
以下がのぞましい。また、耐高温酸化性を向上するた
め、鋼中にREMを添加してもよい。
容易な範囲のAlを含有するフェライトステンレス鋼帯
をクラッド素材とすることが好ましい。フェライトステ
ンレス鋼はオーステナイト鋼に比べAl拡散が容易であ
るので、拡散熱処理が低温短時間で行える。そのため本
発明の対象素材として有利である。素材のフェライトス
テンレス鋼に含有させるAl量は特に限定されないが、
5%程度を越えるAlを含有するステンレス鋼の製造は
一般のステンレス量産工程では困難であるので、クラッ
ド素材フェライトステンレス鋼のAl含有量は5%程度
以下がのぞましい。また、耐高温酸化性を向上するた
め、鋼中にREMを添加してもよい。
【0014】本発明では、Al(A1合金含む)箔の成
分は特に制限されない。耐高温酸化性改良の観点から
は、Zr、Siなどを微量添加したAl合金箔を用いて
もよい。
分は特に制限されない。耐高温酸化性改良の観点から
は、Zr、Siなどを微量添加したAl合金箔を用いて
もよい。
【0015】本発明では、Al箔の厚さを10〜50μ
mとする。10μm未満ではクラッド圧延時にしわが発
生しやすい。50μmを越える場合、クラッド圧延後の
冷間圧延時にAlが剥離しない程度のAl/SUS間の
接合力を得ために必要なクラッド圧延率が上昇するた
め、クラッド圧延時に圧延材が蛇行し形状制御しにくく
なる。
mとする。10μm未満ではクラッド圧延時にしわが発
生しやすい。50μmを越える場合、クラッド圧延後の
冷間圧延時にAlが剥離しない程度のAl/SUS間の
接合力を得ために必要なクラッド圧延率が上昇するた
め、クラッド圧延時に圧延材が蛇行し形状制御しにくく
なる。
【0016】本発明ではAlもしくはAl合金箔の硬さ
をHv40以下とし、例えば焼なまし材を箔素材とす
る。ビッカース硬さHv40を越える硬質材を用いると
クラッド圧延後にさらに圧延して箔とする場合に、箔圧
延時にAl剥離が生じ易く、製造性が著しく低くなる。
また、クラッド材の接合力を強化するために熱処理を施
す場合でも、硬質材ではフクレが発生しやすく、箔圧延
時に剥離を生じる。クラッド圧延後に圧延を行わない場
合でも、Al拡散熱処理時の昇温過程においてフクレを
生じ、このフクレ部分のAlが溶融してAl量不均一の
原因となる。一般には、強固な接合力を得るのに必要な
圧延率は室温下で30〜40%以上とされているが、本
発明の製造条件では、15%〜20%のクラッド圧延率
で同等のAl/SUS間接合力が得られ、冷間圧延時に
Alが剥離しない。そのため、蛇行制御および形状制御
が容易となりAlのしわ発生を防止できる。これは、圧
延材表層部の加工度が、圧延材内部の加工度に比べて高
いため、クラッド圧延時に、接合に必要な新生面がより
生じやすいことによると考えられる。また、Al帯が薄
いため、ロールの圧延時の発熱が、Al/SUS界面に
伝達しやすく、接合に対して有利に作用しているためと
考えられる。クラッド素材の加熱もしくはクラッド圧延
後の熱処理により、低い圧延率でも強固な接合力を得る
方法は公知であるが、本発明によればこれらの熱処理は
省略できる。
をHv40以下とし、例えば焼なまし材を箔素材とす
る。ビッカース硬さHv40を越える硬質材を用いると
クラッド圧延後にさらに圧延して箔とする場合に、箔圧
延時にAl剥離が生じ易く、製造性が著しく低くなる。
また、クラッド材の接合力を強化するために熱処理を施
す場合でも、硬質材ではフクレが発生しやすく、箔圧延
時に剥離を生じる。クラッド圧延後に圧延を行わない場
合でも、Al拡散熱処理時の昇温過程においてフクレを
生じ、このフクレ部分のAlが溶融してAl量不均一の
原因となる。一般には、強固な接合力を得るのに必要な
圧延率は室温下で30〜40%以上とされているが、本
発明の製造条件では、15%〜20%のクラッド圧延率
で同等のAl/SUS間接合力が得られ、冷間圧延時に
Alが剥離しない。そのため、蛇行制御および形状制御
が容易となりAlのしわ発生を防止できる。これは、圧
延材表層部の加工度が、圧延材内部の加工度に比べて高
いため、クラッド圧延時に、接合に必要な新生面がより
生じやすいことによると考えられる。また、Al帯が薄
いため、ロールの圧延時の発熱が、Al/SUS界面に
伝達しやすく、接合に対して有利に作用しているためと
考えられる。クラッド素材の加熱もしくはクラッド圧延
後の熱処理により、低い圧延率でも強固な接合力を得る
方法は公知であるが、本発明によればこれらの熱処理は
省略できる。
【0017】本発明では、クラッド材のAl/クラッド
板厚比率を〜0.12以下とし、なおかつ、クラッド素
材から高Al含有鋼フェライトステンレス鋼箔(クラッ
ド箔)までの総合圧延率を15〜87%とする。
板厚比率を〜0.12以下とし、なおかつ、クラッド素
材から高Al含有鋼フェライトステンレス鋼箔(クラッ
ド箔)までの総合圧延率を15〜87%とする。
【0018】本発明の素材厚および製品厚の範囲内で
は、圧延率87%越え、もしくは、Al/クラッド板厚
比率0.12越えの場合、クラッド材におけるステンレ
ス相のくびれが生じ、Al/SUS板厚比がクラッド帯
長手方向で変動する。累計圧延率が15%未満では、ク
ラッド圧延後に圧延を行う場合、Al剥離防止のために
温間クラッドないしクラッド圧延後の熱処理が必要とな
り、生産性が低下する。また、クラッド圧延後に圧延を
行わない場合は、累計圧延率15%未満では拡散熱処理
時の昇温の際にふくれを生じ、これがAl溶融をおこし
てAl含有量の不均一を招き易い。
は、圧延率87%越え、もしくは、Al/クラッド板厚
比率0.12越えの場合、クラッド材におけるステンレ
ス相のくびれが生じ、Al/SUS板厚比がクラッド帯
長手方向で変動する。累計圧延率が15%未満では、ク
ラッド圧延後に圧延を行う場合、Al剥離防止のために
温間クラッドないしクラッド圧延後の熱処理が必要とな
り、生産性が低下する。また、クラッド圧延後に圧延を
行わない場合は、累計圧延率15%未満では拡散熱処理
時の昇温の際にふくれを生じ、これがAl溶融をおこし
てAl含有量の不均一を招き易い。
【0019】本発明の一態様の拡散熱処理工程において
は、拡散熱処理温度の範囲を850〜1000℃とす
る。850℃未満ではAl拡散が遅く、また1000℃
越えでは、箔変形ないし箔どうしの固相接合が生じる。
最も耐高温酸化性が優れる、850〜950℃前後が最
適である。
は、拡散熱処理温度の範囲を850〜1000℃とす
る。850℃未満ではAl拡散が遅く、また1000℃
越えでは、箔変形ないし箔どうしの固相接合が生じる。
最も耐高温酸化性が優れる、850〜950℃前後が最
適である。
【0020】本発明の一態様の拡散熱処理工程において
は、拡散熱処理の雰囲気を大気中とする。真空中もしく
は還元性雰囲気中ではAl表面に生成させる酸化物層の
厚さが十分でなく、溶融Alを保持できない。ただし、
シート材の回りに大気が流動しやすい状態で熱処理した
のでは、過度に表面が酸化されAl消費量が大きくなる
ので、タイトに巻いたコイルの状態で拡散熱処理するこ
とが望ましい。さらに、その際の巻取張力は5(3〜
7)kg/mm2 前後が望ましい。張力が過度に高い場
合、拡散熱処理材の変形、固相接合などの問題を生ずる
からある。
は、拡散熱処理の雰囲気を大気中とする。真空中もしく
は還元性雰囲気中ではAl表面に生成させる酸化物層の
厚さが十分でなく、溶融Alを保持できない。ただし、
シート材の回りに大気が流動しやすい状態で熱処理した
のでは、過度に表面が酸化されAl消費量が大きくなる
ので、タイトに巻いたコイルの状態で拡散熱処理するこ
とが望ましい。さらに、その際の巻取張力は5(3〜
7)kg/mm2 前後が望ましい。張力が過度に高い場
合、拡散熱処理材の変形、固相接合などの問題を生ずる
からある。
【0021】本発明の一態様の拡散熱処理工程において
は、拡散熱処理時の昇温速度を〜10℃/minとす
る。10℃/minを越えると、Al表面に生成させた
酸化物層で溶融Alを保持できなくなる。。相互拡散に
よるAl層のFe−Al合金化の速度が溶融Alの生成
速度に比べて遅いためと考えられる。昇温速度の下限値
は、5℃/minが好ましい。それ未満では、拡散熱処
理の昇温に要する時間が長くなり生産性が低下する。
は、拡散熱処理時の昇温速度を〜10℃/minとす
る。10℃/minを越えると、Al表面に生成させた
酸化物層で溶融Alを保持できなくなる。。相互拡散に
よるAl層のFe−Al合金化の速度が溶融Alの生成
速度に比べて遅いためと考えられる。昇温速度の下限値
は、5℃/minが好ましい。それ未満では、拡散熱処
理の昇温に要する時間が長くなり生産性が低下する。
【0022】
実施例1 表1に示す組成のフェライトステンレス鋼帯の両表面を
ロールブラシにて研磨し、この両面に表2に示す組成の
Al箔帯を、表3に示す板厚構成および圧延率で冷間ク
ラッド圧延した。
ロールブラシにて研磨し、この両面に表2に示す組成の
Al箔帯を、表3に示す板厚構成および圧延率で冷間ク
ラッド圧延した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】次に得られたクラッドコイルを、常法に従
い、表3に示す板厚まで冷間圧延した。その後、拡散熱
処理として、大気中にて昇温速度10℃/minにて9
00℃まで加熱、これを6時間保持した後に冷却した。
Al量、その均一性の結果を第3表に示した。発明材は
クラッド箔のステンレス相にくびれを生じなかった。El
ectron Prove Micro AnalyzerノLine ProfileにてAl濃
度の勾配の有無を調査した結果、拡散熱処理後のAl含
有量が板厚方向、面方向ともに均一であることを確認を
した。
い、表3に示す板厚まで冷間圧延した。その後、拡散熱
処理として、大気中にて昇温速度10℃/minにて9
00℃まで加熱、これを6時間保持した後に冷却した。
Al量、その均一性の結果を第3表に示した。発明材は
クラッド箔のステンレス相にくびれを生じなかった。El
ectron Prove Micro AnalyzerノLine ProfileにてAl濃
度の勾配の有無を調査した結果、拡散熱処理後のAl含
有量が板厚方向、面方向ともに均一であることを確認を
した。
【0027】本発明の製造条件の範囲では、冷間クラッ
ド圧延の圧延率が20%以下でも、その後の冷間圧延に
てAl剥離しない程度の十分なAl/SUS間接合力が
得られることを確認した。
ド圧延の圧延率が20%以下でも、その後の冷間圧延に
てAl剥離しない程度の十分なAl/SUS間接合力が
得られることを確認した。
【0028】比較材である試料3では、累計圧延率が8
7.2%と高かったため、箔クラッド状態でステンレス
鋼がくびれ、板厚で10%前後のうねりを生じた。ま
た、9.5〜12%の範囲でAl濃度がバラツキを生じ
ていた。試料4では、累計圧延率が87.4%と高く、
またAl層/クラッド板厚比が0.123%と高かった
ため、板厚比で13%のうねりを生じ、また試料3と同
様にAl濃度が不均一であった。素材厚が大きい試料7
および8の製造では、クラッド圧下率が20%以下では
曲げ試験にてAl剥離してしまう程度の接合力しか得ら
れず、これを冷間圧延したところAlが剥離し圧延でき
なかった。試料9では、Al/クラッド板厚比が14.
2%と高かったため、クラッド時点でのAlとステンレ
スの接合力が十分でなく、また、接合面のくびれも認め
られた。Hv42の硬質Al箔を用いた試料10では、
クラッド圧延後の圧延にてAl剥離を生じ、これを拡散
熱処理したところ著しい面方向のAl量不均一を生じ
た。試料11では昇温過程で生じたフクレによる面方向
でのAl量不均一を生じた。
7.2%と高かったため、箔クラッド状態でステンレス
鋼がくびれ、板厚で10%前後のうねりを生じた。ま
た、9.5〜12%の範囲でAl濃度がバラツキを生じ
ていた。試料4では、累計圧延率が87.4%と高く、
またAl層/クラッド板厚比が0.123%と高かった
ため、板厚比で13%のうねりを生じ、また試料3と同
様にAl濃度が不均一であった。素材厚が大きい試料7
および8の製造では、クラッド圧下率が20%以下では
曲げ試験にてAl剥離してしまう程度の接合力しか得ら
れず、これを冷間圧延したところAlが剥離し圧延でき
なかった。試料9では、Al/クラッド板厚比が14.
2%と高かったため、クラッド時点でのAlとステンレ
スの接合力が十分でなく、また、接合面のくびれも認め
られた。Hv42の硬質Al箔を用いた試料10では、
クラッド圧延後の圧延にてAl剥離を生じ、これを拡散
熱処理したところ著しい面方向のAl量不均一を生じ
た。試料11では昇温過程で生じたフクレによる面方向
でのAl量不均一を生じた。
【0029】実施例2 実施例1における試料1の素材条件および圧延条件にて
製造した0.050mm厚クラッド箔コイルを、大気中
にて表4に示す熱処理条件にて拡散熱処理を施した。A
l量の均一性等の結果を第4表に示す。
製造した0.050mm厚クラッド箔コイルを、大気中
にて表4に示す熱処理条件にて拡散熱処理を施した。A
l量の均一性等の結果を第4表に示す。
【0030】
【表4】
【0031】Al量均一性については、Electron Prove
Micro Analyzer の Line Profileにて板厚方向および
面方向でAl濃度匂配が認められなかったものを〇とし
た。1050℃ならびに1100℃では箔の変形および
融着接合(試料7、8、9)が生じた。接合した試料は
拡散熱処理後にコイルを巻き戻すことができなかった。
箔変形および融着接合を生じない850〜1000℃の
温度範囲では、6時間程度の保持を行えば板厚方向での
Al量は均一であるが、15℃/minを越える昇温速
度で加熱すると、面方向でのAl量が不均一となった
(試料3)。また、800℃で処理した試料4もAl量
が不均一となった。発明材(試料1、2、5、6)で
は、板厚方向および面方向でのAl量不均一、箔変形、
融着接合は生じないことを確認した。
Micro Analyzer の Line Profileにて板厚方向および
面方向でAl濃度匂配が認められなかったものを〇とし
た。1050℃ならびに1100℃では箔の変形および
融着接合(試料7、8、9)が生じた。接合した試料は
拡散熱処理後にコイルを巻き戻すことができなかった。
箔変形および融着接合を生じない850〜1000℃の
温度範囲では、6時間程度の保持を行えば板厚方向での
Al量は均一であるが、15℃/minを越える昇温速
度で加熱すると、面方向でのAl量が不均一となった
(試料3)。また、800℃で処理した試料4もAl量
が不均一となった。発明材(試料1、2、5、6)で
は、板厚方向および面方向でのAl量不均一、箔変形、
融着接合は生じないことを確認した。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、クラッド材におきるステンレス相の形状不均一(く
びれ)発生を抑えることができるので、A1含有量分布
の均一性に優れ、かつ板厚変動が小さく、優れた耐高温
酸化性と電熱性を有するフェライトステンレス鋼箔を提
供することができる。
は、クラッド材におきるステンレス相の形状不均一(く
びれ)発生を抑えることができるので、A1含有量分布
の均一性に優れ、かつ板厚変動が小さく、優れた耐高温
酸化性と電熱性を有するフェライトステンレス鋼箔を提
供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 20/00 - 20/04 B32B 15/01
Claims (2)
- 【請求項1】 フェライトステンレス鋼薄板(原板)の
表面にAl箔を圧接してクラッド材を得るクラッド工程
と、 得られたクラッド材を加熱してAlをフェライトステン
レス鋼中に拡散浸透させる拡散熱処理工程とを含む、 厚さ30〜200μm の高Al含有(5%越え)フェラ
イトステンレス鋼箔の製造方法であって;Al箔の厚さ
を10〜50μm とし、 Al箔の硬さをHv40以下とし、 クラッド素材(原板とAl箔)から拡散熱処理工程時ま
での全圧延率を15〜87%とし、 クラッド材のAl/クラッド材板厚比を0.12以下と
する、ことを特徴とする高Al含有フェライトステンレ
ス鋼箔の製造方法。 - 【請求項2】 上記拡散熱処理工程において、 処理雰囲気を大気とし、 昇温速度を10℃/min以下とし、 保持温度を850〜1000℃とする、請求項1記載の
高Al含有フェライトステンレス鋼箔の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349243A JP2822141B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高Al含有フェライトステンレス鋼箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349243A JP2822141B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高Al含有フェライトステンレス鋼箔の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185839A JPH07185839A (ja) | 1995-07-25 |
JP2822141B2 true JP2822141B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=18402451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5349243A Expired - Fee Related JP2822141B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高Al含有フェライトステンレス鋼箔の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2822141B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19642497C1 (de) * | 1996-10-15 | 1997-07-24 | Krupp Vdm Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Eisen-Chrom-Aluminium-Folie und ihre Verwendung |
FR2760244B1 (fr) * | 1997-02-28 | 1999-04-09 | Usinor | Procede de fabrication d'un feuillard en acier inoxydable ferritique a haute teneur en aluminium utilisable notamment pour un support de catalyseur d'echappement de vehicule automobile |
FR2806940B1 (fr) * | 2000-03-29 | 2002-08-16 | Usinor | Feuillard en acier inoxydable ferritique contenant de l'aluminium, utilisable notamment pour un support de catalyseur d'echappement de vehicule automobile et procede de fabrication dudit feuillard |
US7353981B2 (en) * | 2004-01-15 | 2008-04-08 | All-Clad Metalcrafters Llc | Method of making a composite metal sheet |
FR2883007B1 (fr) * | 2005-03-11 | 2007-04-20 | Usinor Sa | Procede de fabrication d'une piece d'acier revetu presentant une tres haute resistance apres traitement thermique |
JP6310639B2 (ja) * | 2013-04-22 | 2018-04-11 | オムロン株式会社 | 磁性部品の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2796732B2 (ja) * | 1989-06-13 | 1998-09-10 | 日新製鋼株式会社 | 高A▲l▼含有フエライト系ステンレス鋼板またはその成形品の製造法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5349243A patent/JP2822141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07185839A (ja) | 1995-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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