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JP2821897B2 - 表面サイズ剤 - Google Patents

表面サイズ剤

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JP2821897B2
JP2821897B2 JP1031288A JP3128889A JP2821897B2 JP 2821897 B2 JP2821897 B2 JP 2821897B2 JP 1031288 A JP1031288 A JP 1031288A JP 3128889 A JP3128889 A JP 3128889A JP 2821897 B2 JP2821897 B2 JP 2821897B2
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JP
Japan
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mol
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surface sizing
water
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正之 川喜田
誠 定兼
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面サイズ剤に関する。さらに詳しくは、
サイズ効果、酸安定性が良好であり、しかも低発泡性で
ある表面サイズ剤に関する。
〔従来の技術〕
従来から表面サイズ剤として、スチレン−マレイン酸
系またはα−オレフィン−マレイン酸系重合体の水溶液
が知られているが、いずれもサイズ効果、低発泡性、酸
安定性の点で不充分である。そのため、これら表面サイ
ズ剤を原紙に塗布した場合には発泡や、いわゆるガムア
ップによる操業性低下が生じるという不利があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、前記課題を解決するためα−オレフィ
ン−マレイン酸系重合体に着目して鋭意検討した結果、
特定のα−オレフィンを特定比率で併用することによ
り、従来公知の表面サイズ剤に比べてはるかに低発泡性
であり優れたサイズ効果を発現しうることを、また半ア
ミド化物は上記特徴の他に酸安定性および水への溶解性
にも優れるという驚くべき事実を見い出した。本発明は
該事実に基づき初めて完成されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明は、 (a)α,β−不飽和ポリカルボン酸またはその塩単
位((a)成分)30〜70モル% (b)2,4,4−トリメチル−1−ペンテン((b)成
分)5〜60モル%および (c)炭素数8〜20の直鎖状α−オレフィン((c)成
分)60〜5モル% から構成され、かつ(b)/(c)が8/2〜2/8の組成比
である水溶性重合体を有効成分とすることを特徴とする
表面サイズ剤、ならびに (a)α,β−不飽和ポリカルボン酸またはその塩単
位((a)成分)30〜70モル% (b)2,4,4−トリメチル−1−ペンテン((b)成
分)5〜60モル% (c)炭素数8〜20の直鎖状α−オレフィン((c)成
分)60〜5モル% および (d)他の単量体単位((d)成分)0〜30モル% から構成され、かつ(b)/(c)が8/2〜2/8の組成比
である水溶性重合体を有効成分とすることを特徴とする
表面サイズ剤に係わる。
本発明の表面サイズ剤の構成成分であるα,β−不飽
和ポリカルボン酸またはその塩単位(以下、(a)成分
という)のうち該ポリカルボン酸としてはマレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等のジカルボン酸
または該ジカルボン酸の塩を例示しうる。該ジカルボン
酸のうち好ましいのはマレイン酸およびイタコン酸であ
る。また上記ポリカルボン酸の塩の種類としては、ナト
リウム塩またはカリウム塩等のアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩、炭素数1〜12の脂肪族アミン塩、アルカノー
ルアミン塩等をあげることができる。これらの塩のうち
好ましくはナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩
である。尚、これらの塩は完全中和塩、部分中和塩のい
ずれでもさしつかえない。
本発明の表面サイズ剤の構成成分である(b)成分と
は2,4,4−トリメチル−1−ペンテンである。通常、イ
ソブチレンの2量体であるジイソブチレンは、α型(2,
4,4−トリメチル−1−ペンテン)およびβ型(2,4,4−
トリメチル−2−ペンテン)の2種類の混合物として入
手しうるが、本発明の重合に供しうるのはα型の2,4,4
−トリメチル−1−ペンテンのみである。但し、上記混
合物たる市販ジイソブチレンを使用することは可能であ
り、この場合には重合終了後にβ型を留去すればよい。
本発明の表面サイズ剤の構成成分である炭素数8〜20
の直鎖状α−オレフィン(以下、(c)成分という)と
しては、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−
ドデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−
ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン等を
例示しうる。得られる表面サイズ剤の性能、特にサイズ
効果、サイズ剤水溶液の安定性等を考慮すれば、これら
のうち更に好ましくは炭素数9〜14の直鎖状α−オレフ
ィンとされる。炭素数8未満の直鎖状α−オレフィンで
はサイズ効果が低下する傾向があり、また炭素数20を越
える直鎖α−オレフィンを使用した場合には得られる表
面サイズ剤の水に対する溶解性が低下するためいずれも
好ましくない。なお、分岐鎖状のものを対象外としたの
は、直鎖状α−オレフィンに比して発泡性が大となるか
らである。
本発明の表面サイズ剤の任意の構成成分である他の単
量体単位(以下、(d)成分という)としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、アクリロニトリル、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート等の水溶性単量体、アルキルアクリレート、アル
キルメタクリレート、スチレン、α−メチルスチレン、
酢酸ビニル、グリシジルメタクリレート等の油溶性単量
体があげられる。これらは、本発明の目的を逸脱しない
範囲で使用でき、通常は全単量体使用量に対して30モル
%未満とするのがよい。
本発明においては、上記各種成分は以下の組成割合で
用いられる。
(a)成分は重合体中で、通常30〜70モル%程度、好
ましくは40〜60モル%である。(a)成分の組成割合が
30モル%未満の場合には、得られるサイズ剤の水溶性が
低下し、また70モル%を越える場合にはサイズ効果が低
下するためいずれも好ましくない。(b)成分の組成割
合は通常5〜60モル%程度、好ましくは10〜55モル%で
ある。(b)成分が5モル%未満の場合にはサイズ効果
が低下し、また60モル%を越える場合にはサイズ効果が
低下するとともに発泡が大となるためいずれも好ましく
ない。(c)成分の組成割合は通常60〜5モル%程度、
好ましくは55〜10モル%である。(c)成分が5モル%
未満の場合および60モル%を越える場合にはともにサイ
ズ効果が低下することとなるため好ましくない。
(a)成分、(b)成分および(c)成分の組成割合
はすで既述の通りであるが、更に次の条件を満足する必
要がある。すなわち、(b)成分と(c)成分との使用
合計量が、重合体中で通常30〜70モル%程度、好ましく
は40〜60モル%であり、しかも(c)成分に対する
(b)成分の組成比は8/2〜2/8、好ましくは7/3〜3/7で
あることが必須とされる。(b)成分と(c)成分との
合計量が30モル%未満の場合にはサイズ効果が低下し、
また70モル%を越える場合には水に対する溶解性が低下
するためいずれも好ましくない。また(c)成分に対す
る(b)成分の組成比が前記下限比率に満たない場合に
はサイズ効果が低下し、また上限比率を越える場合には
サイズ効果が低下するほか発泡性も大となるため、いず
れも好ましくない。
(d)成分の組成割合は、重合体中で通常30モル%以
下、好ましくは20モル%以下である。(d)成分が30モ
ル%を越える場合にはサイズ効果が低下するため好まし
くない。
重合体中の全カルボキシル基の中和度は、得られる共
重合体の水溶性を考慮して適宜決定されるが、通常50%
以上、好ましくは60%以上とするのがよい。中和度の調
整は、あらかじめ単量体の段階で行ないうるのはもちろ
んのこと、重合体の製造後に行なうこともできる。また
重合体中の半アミド基の量は特に制限はされないが、え
られる重合体中の水への溶解性などの点から(a)成分
の10〜90モル%が半アミドを形成していることが好まし
い。ことに、(a)成分を半アミド化する方法として
は、あらかじめ単量体である(a)成分にアンモニアな
どを所定条件下に使用せしめる方法、または(a)成分
を所定量含有する共重合体にアンモニアなどを作用させ
る方法のいずれをも採用できる。例えば後者の具体例と
しては、えられた共重合体に対して、アンモニア、炭素
数1〜12の脂肪族アミン、アルカノールアミンなどを所
定量添加し、反応温度20℃以上、好ましくは30〜100℃
程度、反応時間は0.5〜8時間、好ましくは0.5〜3時間
の条件下に反応させればよい。
本発明の表面サイズ剤は、前記各種成分((a)〜
(c)成分、要すれば(d)成分を含む)を適当な重合
開始剤の存在下、共重合せしめることにより容易に製造
することができる。重合方法としては、特に制限はされ
ず、バルク重合、溶液重合等の方法を適宜採用しうる。
溶液重合の場合には、溶媒としてベンゼン、トルエン等
の芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチレケトン等の
低級ケトン、酢酸エチル、クロロホルム、ジメチルホル
ムアミド等を単独でまたは適宜組合せて使用することが
できる。重合開始剤の種類についても特に制限はされ
ず、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、ラウリルパーオキサイド等の有機過酸化物、アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビスジメチルワレロニトリ
ル、その他レドックス触媒系のいずれをも採用すること
ができる。また重合に際しては、メルカプタン類、第二
アルコール類等の連鎖移動剤を用いることもできる。重
合温度は通常80〜140℃程度、反応時間は2〜12時間程
度とされる。
得られた水溶性重合体の分子量は、通常1,000〜1,00
0,000程度、好ましくは2,000〜100,000である。分子量
が1,000未満の場合には十分なサイズ効果が得られず、
また1,000,000を越える場合には重合体水溶液の粘度が
大きくなり作業性が劣る傾向がある。
本発明の表面サイズ剤は、上記の水溶性重合体を有効
成分とするものである。
本発明の表面サイズ剤の適用される原紙としては特に
制限はされず、また、パルプ、填料、内添サイズ剤、抄
紙時のpH、紙力増強剤、リテンションエンド等による影
響はほとんど受けない。たとえば、酸性条件下で抄紙さ
れた上質紙原紙およびコート紙原紙、アルキルケテンダ
イマーあるいはアルケニル無水コハク酸などを内添サイ
ズした中性抄紙された上質紙原紙およびコート紙原紙、
ライナーなどの原紙があげられる。また回収故紙を含有
する原紙にも好適に使用できる。
本発明の表面サイズ剤は、単独で使用することができ
ることはもちろんのこと、酸化デンプン、アルギン酸ソ
ーダ、カルボキシメチルセルロース、アクリルアミド系
ポリマー、ポリビニルアルコール等と併用することもで
きる。
また本発明の表面サイズ剤は、上記各種の原紙に対し
て従来公知の塗布方法、例えば含浸法、サイズプレス
法、カレンダー法、スプレー法により塗布される。その
塗布量は通常は0.001〜5g/m2(固形分)、好ましくは0.
005〜1g/m2である。該サイズ剤は、従来の表面サイズ剤
に比べて、水への溶解に優れ、ガムアップの欠点はな
く、しかも泡立ちが少ないため実機への適用が容易であ
り、加えて優れたサイズ効果を有する成紙が得られると
いう特長を発揮する。
〔実施例〕
以下、実施例および比較例をあげて本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれら各例に限定されるものでは
ない。なお、各例中、部および%は特記しない限りすべ
て重量基準である。
実施例1 撹拌機、冷却管、滴下ロート、窒素導入管および温度
計を備えたフラスコに、無水マレイン酸98部(50モル
%)、トルエン44.6部を仕込み、撹拌窒素気流下に110
℃まで昇温した。
滴下ロートにジイソブチレン(2,4,4−トリメチル−
1−ペンテンの含有率76%)73.7部(2,4,4−トリメチ
ル−1−ペンテンとして25モル%)および1−オクテン
56.0部(25モル%)を仕込み、また別の滴下ロートにt
−ブチルパーオキシベンゾエート10.5部およびトルエン
40部を仕込んだ。これらを滴下ロートから約1.5時間を
要してフラスコに滴下し、還流下に約2時間保温した。
その後、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサエー
ト4.2部およびトルエン20部を約30分を要して滴下し、
さらに同温度で1時間保温した。
減圧下にトルエンを留去し、重合物を水酸化ナトリウ
ム8部、所定量の水および28%アンモニア水109.3部で
中和することにより共重合体水溶液を得た。このものの
外観は淡黄色微濁液であり、不揮発分は20.5%、pHは9.
0、25℃の粘度は20cpsであった。
実施例2〜9 実施例1において、使用単量体の種類、その組成のい
ずれか少なくとも一種を変化させた他は同様にして反応
を行ない各種共重合体水溶液を得た。これらの各恒数は
第1表に示す。
実施例10 実施例3でえられたトルエン留去前の共重合体反応液
の全量を70〜80℃に加温したのち、炭酸アンモニウム1
7.0部(NH3含有率30モル%)を添加した。同温度で1時
間保温しアミド化反応を行なった。
減圧下にトルエンを留去し、重合物を水酸化ナトリウ
ム6.8部、所定量の水および28%アンモニア水61.2部で
中和することにより共重合体水溶液を得た。このものの
外観は淡黄色微濁液であり、不揮発分は20.5%、pHは9.
1、25℃の粘度は22cpsであった。
実施例11〜12 アミド化反応前の共重合体の種類、アミド化率を第1
表に示すように変化させた他は同様にして反応を行ない
各種共重合体水溶液を得た。これらの各恒数は第1表に
示す。
比較例1〜9 実施例1において、使用単量体の種類、その組成のい
ずれか少なくとも一種を変化させた他は同様にして反応
を行ない各種共重合体水溶液を得た。これらの各恒数は
第1表に示す。
上記で得られた各種共重合体水溶液を含有する表面サ
イズ剤の性能評価は以下の方法により行なった。結果は
第2表に示す。
(1)サイズ効果 (A)原紙 酸性紙 坪量71g/m2、ステキヒト0秒、内添薬品(対パルプ添
加率):タルク20%、強化ロジンサイズ剤(荒川化学工
業(株)製、商品名「サイズパインE」)0.05%、硫酸
バンド2.5% 中性紙 坪量65g/m2、ステキヒト0秒、内添薬品(対パルプ添
加率):炭酸カルシウム20%、アルケニル無水コハク酸
系サイズ剤(荒川化学工業(株)製、商品名「サイズパ
インSA 850」)0.05%、硫酸バンド0.5%、カチオン化
澱粉0.4%、アニオン系歩留剤(荒川化学工業(株)製
商品名「KW−504」)0.01% (B)表面サイジング 装 置 :ラボサイズプレス サイズ液組成: 酸化澱粉(固形分で5.0%) 前記共重合体水溶液(固形分で0.05%) 水(94.95%) サイズ液の塗布量: 酸化澱粉の固形分付着量2.1g/m2 前記共重合体の固形分付着量0.021g/m2 乾燥条件 :回転型オートドライヤー130℃×1分 (C)紙質評価 ステキヒトサイズ度 JIS P−8122による。
コブサイズ度 JIS P−8140による。
(2)水への溶解性 上記各種実施例においてトルエン留去工程直後のサン
プリングで得られた重合体粉末40部に水140部を加え、
更にカルボキシル基に対する中和率が100%となるよう
に、48%水酸化ナトリウム水溶液および28%アンモニア
水を加えて撹拌し、該重合体粉末の水への溶解性を目視
評価した。
容易に溶解する場合を○、一部溶解する場合を△、ほ
とんど溶解しない場合を×とした。尚、中和率:水酸化
ナトリウム/アンモニア=10/90(モル%) (3)酸安定性 表面サイズ剤水溶液(固形分0.2%)の透過率Aと、
該水溶液に1/2規定の硫酸を加えてpH3.5に調製したとき
の透過率Bとを、それぞれ420nm光を用いて測定し、B/A
の値が0.8以上のものを○、0.7以下のものを×とした。
(4)発泡性 酸化澱粉5%と表面サイズ剤0.05%とを添加したサイ
ズ液1000部を2の円筒形フラスコに入れ、45℃に保温
した。3枚羽根プロペラ付撹拌機で4000rpm、10分間撹
拌し発泡量を測定した。
〔発明の効果〕 本発明の表面サイズ剤は、従来の表面サイズ剤に比べ
て、水への溶解に優れ、ガムアップの欠点はなく、しか
も泡立ちが少ないため実機への適用が容易であり、加え
て優れたサイズ効果を有する成紙が得られるという効果
を有する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−146098(JP,A) 特開 昭55−67094(JP,A) 特開 昭59−78207(JP,A) 特公 昭46−2124(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21H 1/34,3/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)α,β−不飽和ポリカルボン酸また
    はその塩単位((a)成分)30〜70モル% (b)2,4,4−トリメチル−1−ペンテン((b)成
    分)5〜60モル%および (c)炭素数8〜20の直鎖状α−オレフィン((c)成
    分)60〜5モル% から構成され、かつ(b)/(c)が8/2〜2/8の組成比
    である水溶性重合体を有効成分とすることを特徴とする
    表面サイズ剤。
  2. 【請求項2】(a)α,β−不飽和ポリカルボン酸また
    はその塩単位((a)成分)30〜70モル% (b)2,4,4−トリメチル−1−ペンテン((b)成
    分)5〜60モル% (c)炭素数8〜20の直鎖状α−オレフィン((c)成
    分)60〜5モル%および (d)他の単量体単位((d)成分)0〜30モル% から構成され、かつ(b)/(c)が8/2〜2/8の組成比
    である水溶性重合体を有効成分とすることを特徴とする
    表面サイズ剤。
  3. 【請求項3】前記(a)成分の10〜90モル%が半アミド
    である請求項1または2記載の表面サイズ剤。
  4. 【請求項4】前記(c)成分が、炭素数9〜14の直鎖状
    α−オレフィンである請求項1、2または3記載の表面
    サイズ剤。
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