JP2814613B2 - エンジンの弁作動装置 - Google Patents
エンジンの弁作動装置Info
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- JP2814613B2 JP2814613B2 JP1265911A JP26591189A JP2814613B2 JP 2814613 B2 JP2814613 B2 JP 2814613B2 JP 1265911 A JP1265911 A JP 1265911A JP 26591189 A JP26591189 A JP 26591189A JP 2814613 B2 JP2814613 B2 JP 2814613B2
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- Japan
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- rocker arm
- follower
- movable follower
- valve
- movable
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L1/185—Overhead end-pivot rocking arms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/26—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
- F01L1/267—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエンジンの弁作動装置、特にエンジンの低
回転時と高回転時とで弁リフト特性を切換えるものに関
する。
回転時と高回転時とで弁リフト特性を切換えるものに関
する。
(従来の技術およびその課題) 従来から低中速運転時のトルクと高速運転時の出力向
上を両立する目的で、運転状態に応じて吸気弁または排
気弁のリフト特性を異ならせ、これによって吸排気のタ
イミングあるいは吸排気量を制御することが知られてい
る。
上を両立する目的で、運転状態に応じて吸気弁または排
気弁のリフト特性を異ならせ、これによって吸排気のタ
イミングあるいは吸排気量を制御することが知られてい
る。
この種の弁作動装置として、実公昭63−45521号公報
には第10図に示すようなものが開示されている。
には第10図に示すようなものが開示されている。
これについて説明すると、一つの吸気弁101に対して
低速高速用2個のカム102,103とこれらカムにそれぞれ
摺接する2個の当接部材を持った単一のロッカアーム10
4と、高速用カム103に摺接する当接部材105は摺動可能
に構成するとともに、この摺動を係止するストッパ106
をエンジンの運転状態に対応して作動させる油圧アクチ
ュエータ107とを有している。このアクチュエータ107は
エンジンの運転信号を受けたコンピュータ109によって
制御される油圧切換弁110を有するオイルポンプ111によ
って駆動される。
低速高速用2個のカム102,103とこれらカムにそれぞれ
摺接する2個の当接部材を持った単一のロッカアーム10
4と、高速用カム103に摺接する当接部材105は摺動可能
に構成するとともに、この摺動を係止するストッパ106
をエンジンの運転状態に対応して作動させる油圧アクチ
ュエータ107とを有している。このアクチュエータ107は
エンジンの運転信号を受けたコンピュータ109によって
制御される油圧切換弁110を有するオイルポンプ111によ
って駆動される。
このような装置では、ロッカアーム104にアクチュエ
ータ107とストッパ106を連動させるリンク機構112、さ
らにカムの位相を検知して所定のカム位置でアクチュエ
ータ107を作動させる同期機構108が介装されているた
め、これらの構成部品が多くなって動弁系の慣性モーメ
ントを増大させて高速運転時のカム103に対する吸気弁1
01の追従性が悪化するという問題点があった。
ータ107とストッパ106を連動させるリンク機構112、さ
らにカムの位相を検知して所定のカム位置でアクチュエ
ータ107を作動させる同期機構108が介装されているた
め、これらの構成部品が多くなって動弁系の慣性モーメ
ントを増大させて高速運転時のカム103に対する吸気弁1
01の追従性が悪化するという問題点があった。
さらに、カム102,103の切換動作はアクチュエータ107
およびリンク機構112を介してストッパ106を回転させて
行われ、これらの動作が複雑であるため、高速運転時に
与えられるわずかな時間内でこの切換作動を終わらせる
ことが不確実になり、実用化を難しくしていた。
およびリンク機構112を介してストッパ106を回転させて
行われ、これらの動作が複雑であるため、高速運転時に
与えられるわずかな時間内でこの切換作動を終わらせる
ことが不確実になり、実用化を難しくしていた。
また、特開昭63−167016号公報、特開昭63−57805号
公報にそれぞれ開示された弁作動装置は、その揺動先端
が弁に当接する低速用ロッカアームと、この低速用ロッ
カアームの片側に隣接して弁との当接部位を持たない高
速用ロッカアームとが共通のロッカシャフトに揺動可能
に支持され、低速用ロッカアームには低速用カムが、高
速用ロッカアームには低速用カムよりも開弁角度または
弁リフト量が大きくなるプロフィールを有する高速用カ
ムがそれぞれ摺接される。ロッカシャフトから所定の距
離だけ離れた揺動部位においてロッカシャフトと平行な
方向には、作動油圧に応動するピンが嵌合孔に嵌まりあ
るいは嵌合孔から抜けることで2つのロッカアームが連
結されたりその連結が解かれたりする。
公報にそれぞれ開示された弁作動装置は、その揺動先端
が弁に当接する低速用ロッカアームと、この低速用ロッ
カアームの片側に隣接して弁との当接部位を持たない高
速用ロッカアームとが共通のロッカシャフトに揺動可能
に支持され、低速用ロッカアームには低速用カムが、高
速用ロッカアームには低速用カムよりも開弁角度または
弁リフト量が大きくなるプロフィールを有する高速用カ
ムがそれぞれ摺接される。ロッカシャフトから所定の距
離だけ離れた揺動部位においてロッカシャフトと平行な
方向には、作動油圧に応動するピンが嵌合孔に嵌まりあ
るいは嵌合孔から抜けることで2つのロッカアームが連
結されたりその連結が解かれたりする。
このような装置では、各気筒当たり複数のロッカアー
ムが共通のロッカシャフトに支持される構造のため、各
ロッカアームをシリンダヘッド上に組み付けるまで、各
ロッカアーム間の寸法精度を確認することが難しく、弁
の開閉特性のバラツキが生じやすいばかりか、各ロッカ
アームが大型化して、動弁系の慣性モーメントを増大さ
せる原因になった。
ムが共通のロッカシャフトに支持される構造のため、各
ロッカアームをシリンダヘッド上に組み付けるまで、各
ロッカアーム間の寸法精度を確認することが難しく、弁
の開閉特性のバラツキが生じやすいばかりか、各ロッカ
アームが大型化して、動弁系の慣性モーメントを増大さ
せる原因になった。
この発明はこのような従来の問題点を解決することを
目的とする。
目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、その先端を吸気弁または排気弁に当接さ
せるとともに、その基端がシリンダヘッドに固定された
ロッカシャフトに揺動可能に支持されるロッカアームを
設けるとともに、このロッカアームに相対変位可能に支
持される可動フォロワを設け、この可動フォロワに当た
るカムをロッカアームに当たるカムに対して弁リフト量
または開弁角度を大きく形成する一方、この可動フォロ
ワとロッカアームの相対変位を切換える連係切換機構を
設け、この連係切換機構をロッカアームに対する可動フ
ォロワの変位を係止する連係位置と、可動フォロワの変
位を可能とする非連係位置とに選択的に切換える油圧駆
動手段を設け、可動フォロワとロッカアームとが非連係
時に可動フォロワのカムフォロワ部をカム側に付勢する
ロストモーションスプリングを可動フォロワとロッカア
ームとにわたって設け、このロストモーションスプリン
グを可動フォロワのフォロワ部と連係切換機構との間に
配置した。
せるとともに、その基端がシリンダヘッドに固定された
ロッカシャフトに揺動可能に支持されるロッカアームを
設けるとともに、このロッカアームに相対変位可能に支
持される可動フォロワを設け、この可動フォロワに当た
るカムをロッカアームに当たるカムに対して弁リフト量
または開弁角度を大きく形成する一方、この可動フォロ
ワとロッカアームの相対変位を切換える連係切換機構を
設け、この連係切換機構をロッカアームに対する可動フ
ォロワの変位を係止する連係位置と、可動フォロワの変
位を可能とする非連係位置とに選択的に切換える油圧駆
動手段を設け、可動フォロワとロッカアームとが非連係
時に可動フォロワのカムフォロワ部をカム側に付勢する
ロストモーションスプリングを可動フォロワとロッカア
ームとにわたって設け、このロストモーションスプリン
グを可動フォロワのフォロワ部と連係切換機構との間に
配置した。
また、連係切換機構を油圧に応動するピンで構成し、
このピンのロッカシャフトに対して略直交する方向に形
成した。
このピンのロッカシャフトに対して略直交する方向に形
成した。
また、可動フォロワとロッカアームの間にわたって嵌
挿可能なピンをロッカシャフトと平行方向に形成する一
方、カムに転接するローラフォロワを設け、このローラ
フォロワをピンの途中に回転自在に嵌合させた。
挿可能なピンをロッカシャフトと平行方向に形成する一
方、カムに転接するローラフォロワを設け、このローラ
フォロワをピンの途中に回転自在に嵌合させた。
(作用) エンジンの低速運転時、ロッカアームは一方のカムの
プロフィールに従って揺動し、弁を開閉駆動する。この
とき、連係切換機構は可動フォロワの変位を可能とする
非連係位置にあるので、ロッカアームの動きを妨げるこ
とはない。
プロフィールに従って揺動し、弁を開閉駆動する。この
とき、連係切換機構は可動フォロワの変位を可能とする
非連係位置にあるので、ロッカアームの動きを妨げるこ
とはない。
エンジンの高速運転時、連係切換機構が可動フォロワ
の変位を係止する連係位置に移動し、可動フォロワがロ
ッカアームと一体となって揺動する。ここに、可動フォ
ロワに当たるカムはロッカアームに当たるカムに比較し
て、弁のリフト量または開弁角度が大きくなっているた
め、可動フォロワと一体化した揺動時はロッカアームが
カムから浮き上がり、弁は可動フォロワに当たるカムの
プロフィールに従って開閉駆動される。
の変位を係止する連係位置に移動し、可動フォロワがロ
ッカアームと一体となって揺動する。ここに、可動フォ
ロワに当たるカムはロッカアームに当たるカムに比較し
て、弁のリフト量または開弁角度が大きくなっているた
め、可動フォロワと一体化した揺動時はロッカアームが
カムから浮き上がり、弁は可動フォロワに当たるカムの
プロフィールに従って開閉駆動される。
可動フォロワをロッカアーム上に設ける構成のため、
従来装置のように高速用ロッカアームと低速用ロッカア
ームとを共通のロッカシャフトを介して揺動可能に支持
する構造に比べて、両ロッカアーム間の寸法のバラツキ
をシリンダヘッドに組み付ける前に確認して、弁のリフ
ト特性を容易に管理できる。
従来装置のように高速用ロッカアームと低速用ロッカア
ームとを共通のロッカシャフトを介して揺動可能に支持
する構造に比べて、両ロッカアーム間の寸法のバラツキ
をシリンダヘッドに組み付ける前に確認して、弁のリフ
ト特性を容易に管理できる。
さらに、連係切換機構、可動フォロワ、ロストモーシ
ョンスプリングという可動構造がロッカアーム上に集中
的に設けられているため可動フォロワを小型化できると
共にロッカアーム自体もその剛性を確保しつつ小型化を
計ることができ、これにより動弁系の慣性質量を小さく
抑えかつ正確に作動させられるので、高回転域でのバル
ブ追従性を高めることができる。
ョンスプリングという可動構造がロッカアーム上に集中
的に設けられているため可動フォロワを小型化できると
共にロッカアーム自体もその剛性を確保しつつ小型化を
計ることができ、これにより動弁系の慣性質量を小さく
抑えかつ正確に作動させられるので、高回転域でのバル
ブ追従性を高めることができる。
また、連係切換機構を構成するピンをロッカシャフト
に対して略直交する方向に設けた構成とすることによ
り、弁とロッカシャフトの間にピンおよび油圧駆動手段
の介装スペースを十分に確保して、ロッカアームがロッ
カシャフトと平行な方向に大型化することを回避でき
る。
に対して略直交する方向に設けた構成とすることによ
り、弁とロッカシャフトの間にピンおよび油圧駆動手段
の介装スペースを十分に確保して、ロッカアームがロッ
カシャフトと平行な方向に大型化することを回避でき
る。
また、ローラフォロワをピンの途中に回転自在に嵌合
させた構成とすることにより、ローラフォロワを枢支す
る回転軸を別個に設ける必要がなくなり、部品点数を削
減できるとともに、ロッカアームの小型化を図ることが
できる。
させた構成とすることにより、ローラフォロワを枢支す
る回転軸を別個に設ける必要がなくなり、部品点数を削
減できるとともに、ロッカアームの小型化を図ることが
できる。
また、ピンをロッカシャフトに対して略直交する方向
に形成することにより、弁とロッカシャフトの間にピン
および油圧駆動手段の介装スペースを十分に確保して、
ロッカアームがロッカシャフトと平行な方向に大型化す
ることを回避できる。
に形成することにより、弁とロッカシャフトの間にピン
および油圧駆動手段の介装スペースを十分に確保して、
ロッカアームがロッカシャフトと平行な方向に大型化す
ることを回避できる。
また、ローラフォロワをピンの途中に回転自在に嵌合
させることにより、ローラフォロワを枢支する回転軸を
別個に設ける必要がなくなり、部品数を削減するととも
に、ロッカアームの小型化をはかることができる。
させることにより、ローラフォロワを枢支する回転軸を
別個に設ける必要がなくなり、部品数を削減するととも
に、ロッカアームの小型化をはかることができる。
(実施例) 第1図〜第4図は、1つの気筒について同一の機能を
有する2つの弁(吸気弁、排気弁のいずれでも良く、図
示のものは吸気弁とする)を備えたエンジンに対して本
発明を適用した場合の実施例を示している。
有する2つの弁(吸気弁、排気弁のいずれでも良く、図
示のものは吸気弁とする)を備えたエンジンに対して本
発明を適用した場合の実施例を示している。
これについて説明すると、各気筒には2本の吸気弁9
に対応して単一のロッカアーム1が設けられる。ロッカ
アーム1は平面図上ほぼ矩形に形成され、ロッカアーム
1の基端は各気筒に共通なロッカシャフト3を介してシ
リンダヘッドに揺動自在に支持され、ロッカアーム1の
先端隅部には吸気弁9のステム頂部を当接させるアジャ
ストスクリュ10がナット11を介して締結される。
に対応して単一のロッカアーム1が設けられる。ロッカ
アーム1は平面図上ほぼ矩形に形成され、ロッカアーム
1の基端は各気筒に共通なロッカシャフト3を介してシ
リンダヘッドに揺動自在に支持され、ロッカアーム1の
先端隅部には吸気弁9のステム頂部を当接させるアジャ
ストスクリュ10がナット11を介して締結される。
ロッカアーム1には矩形断面の開口49が形成され、こ
の開口49内にシャフト13にニードルベアリング12を介し
てローラフォロワ14が回転自在に連結され、このローラ
フォロワ14に低速用カム21を転接させるようになってい
る。シャフト13の両端はロッカアーム1に穿孔された穴
47,48に圧入されている。
の開口49内にシャフト13にニードルベアリング12を介し
てローラフォロワ14が回転自在に連結され、このローラ
フォロワ14に低速用カム21を転接させるようになってい
る。シャフト13の両端はロッカアーム1に穿孔された穴
47,48に圧入されている。
ロッカアーム1にはカムシャフト20の直下に位置して
ローラフォロワ14と並んで単一の可動フォロワ2が設け
られる。
ローラフォロワ14と並んで単一の可動フォロワ2が設け
られる。
可動フォロワ2はT字型に形成され、高速用カム22に
摺接する円弧面24を有するカムフォロワ部23と、このカ
ムフォロワ部23の下方から直交して突出する断面円形の
支柱部25とが一体形成される。
摺接する円弧面24を有するカムフォロワ部23と、このカ
ムフォロワ部23の下方から直交して突出する断面円形の
支柱部25とが一体形成される。
ロッカアーム1には支柱部25を摺動自在に嵌挿させる
シリンダ16が形成される。このシリンダ16はその中心線
dがカムシャフト20の中心線eと交差するように配置さ
れる。
シリンダ16が形成される。このシリンダ16はその中心線
dがカムシャフト20の中心線eと交差するように配置さ
れる。
ロッカアーム1にはフォロワ部23の側端が摺接するガ
イド面17を一体形成して可動フォロワ2の回り止めを行
う。
イド面17を一体形成して可動フォロワ2の回り止めを行
う。
ロッカアーム1には可動フォロワ2を高速用カム22に
押し付けるロストモーションスプリング15が設けられ
る。このコイル状のロストモーションスプリング15は支
柱部25に外側に嵌められ、その一端はロッカアーム1に
シリンダ16と同心的に窪む凹部18に着座し、他端はフォ
ロワ部23の下面に着座する。
押し付けるロストモーションスプリング15が設けられ
る。このコイル状のロストモーションスプリング15は支
柱部25に外側に嵌められ、その一端はロッカアーム1に
シリンダ16と同心的に窪む凹部18に着座し、他端はフォ
ロワ部23の下面に着座する。
支柱部25の下端部には割りピン19が嵌められ、この割
りピン19は可動フォロワ2が最大変位した状態でロッカ
アーム1の下面に当接して、可動フォロワ2の抜け止め
が行われる。
りピン19は可動フォロワ2が最大変位した状態でロッカ
アーム1の下面に当接して、可動フォロワ2の抜け止め
が行われる。
可動フォロワ2の往復動を係止する連係切換機構とし
て、可動フォロワ2の支柱部25にはピン31を摺動自在に
嵌挿させる孔32が形成される一方、ロッカアーム1には
可動フォロワ2が所定ストローク位置にあるときにこの
孔32を挾んで同軸上に開口する孔35,36が形成され、こ
の孔35,36にピン33,34がそれぞれ摺動自在に嵌挿され
る。
て、可動フォロワ2の支柱部25にはピン31を摺動自在に
嵌挿させる孔32が形成される一方、ロッカアーム1には
可動フォロワ2が所定ストローク位置にあるときにこの
孔32を挾んで同軸上に開口する孔35,36が形成され、こ
の孔35,36にピン33,34がそれぞれ摺動自在に嵌挿され
る。
各孔35,32,36はそれぞれロッカシャフト3に対して直
交する方向に形成され、可動フォロワ2が最大変位した
状態で互いに同軸上に連続する。
交する方向に形成され、可動フォロワ2が最大変位した
状態で互いに同軸上に連続する。
ピン31,33,34を摺動させる油圧駆動手段として、ピン
33の背後に油室37が画成される一方、ピン34の背後にリ
ターンスプリング38が介装される。図のようにリターン
スプリング38の付勢力によりピン33が孔35の一端に当接
した状態では、各ピン31,33,34が各孔32,35,36にそれぞ
れ収まって、ロッカアーム1の揺動を拘束しない一方、
油室37に導かれる制御油圧によりピン33が孔35,32に、
ピン31が孔32,36に渡ってそれぞれ嵌合することによ
り、ロッカアーム1と可動フォロワ2が一体化するよう
になっている。
33の背後に油室37が画成される一方、ピン34の背後にリ
ターンスプリング38が介装される。図のようにリターン
スプリング38の付勢力によりピン33が孔35の一端に当接
した状態では、各ピン31,33,34が各孔32,35,36にそれぞ
れ収まって、ロッカアーム1の揺動を拘束しない一方、
油室37に導かれる制御油圧によりピン33が孔35,32に、
ピン31が孔32,36に渡ってそれぞれ嵌合することによ
り、ロッカアーム1と可動フォロワ2が一体化するよう
になっている。
ピン34の嵌合する孔36の一端には空気抜き孔40が開口
して、各ピン31,33,34の摺動を拘束しないようになって
いる。
して、各ピン31,33,34の摺動を拘束しないようになって
いる。
油室37に制御油圧を導く油通路41はロッカアーム1お
よびロッカシャフト3の内部を通して設けられる。ロッ
カアーム1には油室37に一端が開口するとともに、他端
がロッカシャフト3に対する軸受面42を貫通する通孔43
が形成される。ロッカシャフト3の内部にはオイルギャ
ラリ44が軸方向に形成され、このオイルギャラリ44から
通孔46を介してロッカアーム1の通孔43と連通してい
る。
よびロッカシャフト3の内部を通して設けられる。ロッ
カアーム1には油室37に一端が開口するとともに、他端
がロッカシャフト3に対する軸受面42を貫通する通孔43
が形成される。ロッカシャフト3の内部にはオイルギャ
ラリ44が軸方向に形成され、このオイルギャラリ44から
通孔46を介してロッカアーム1の通孔43と連通してい
る。
オイルギャラリ44には図示しない切換弁を介してオイ
ルポンプの吐出油圧が所定の高速運転時に導かれる。切
換弁の作動を電子制御するコントロールユニットはエン
ジン回転信号、冷却水温信号、潤滑油の温度信号、過給
機による吸気の過給圧力信号、スロットルバルブの開度
信号等を入力して、これらの検出値に基づいてエンジン
トルクの急激な変動を抑えつつ、後述する低速用カム21
と高速用カム22の切換えを円滑に行うようになってい
る。
ルポンプの吐出油圧が所定の高速運転時に導かれる。切
換弁の作動を電子制御するコントロールユニットはエン
ジン回転信号、冷却水温信号、潤滑油の温度信号、過給
機による吸気の過給圧力信号、スロットルバルブの開度
信号等を入力して、これらの検出値に基づいてエンジン
トルクの急激な変動を抑えつつ、後述する低速用カム21
と高速用カム22の切換えを円滑に行うようになってい
る。
低速用カム21とこれに隣接する高速用カム22はそれぞ
れ共通のカムシャフト20に一体形成され、エンジンの低
回転時と高回転時において要求される弁リフト特性を満
足するように異なる形状(大きさが異なる相似形も含
む)に形成されている。つまり、高速用カム22は低速用
カム21と比べ、弁リフト量もしくは開弁期間の少なくと
も一方を大きくするプロフィールを有している。ここで
は、弁リフト量、開弁期間を共に大きくしてある。
れ共通のカムシャフト20に一体形成され、エンジンの低
回転時と高回転時において要求される弁リフト特性を満
足するように異なる形状(大きさが異なる相似形も含
む)に形成されている。つまり、高速用カム22は低速用
カム21と比べ、弁リフト量もしくは開弁期間の少なくと
も一方を大きくするプロフィールを有している。ここで
は、弁リフト量、開弁期間を共に大きくしてある。
次に作用について説明する。
エンジンの低速運転時、ロッカアーム1はローラフォ
ロワ14を介して低速用カム21のプロフィールに従って揺
動し、各吸気弁9の開閉駆動する。このとき、可動フォ
ロワ2は高速用カム22によって上下方向に往復動される
ものの、リターンスプリング38の付勢力により各ピン3
3,31,34が各孔35,32,36にそれぞれ収まって、ロッカア
ーム1の動きを妨げることはない。このとき、可動フォ
ロワ2の支柱部25を摺動自在に嵌挿させるシリンダ16は
その中心線dがカムシャフト20の中心線eと交差するよ
うに配置されているため、高速用カム22によって押し下
げられる過程で、支柱部25をシリンダ16に対して傾斜さ
せようとする過重が小さく、支柱部25の往復動を円滑に
行うことができる。
ロワ14を介して低速用カム21のプロフィールに従って揺
動し、各吸気弁9の開閉駆動する。このとき、可動フォ
ロワ2は高速用カム22によって上下方向に往復動される
ものの、リターンスプリング38の付勢力により各ピン3
3,31,34が各孔35,32,36にそれぞれ収まって、ロッカア
ーム1の動きを妨げることはない。このとき、可動フォ
ロワ2の支柱部25を摺動自在に嵌挿させるシリンダ16は
その中心線dがカムシャフト20の中心線eと交差するよ
うに配置されているため、高速用カム22によって押し下
げられる過程で、支柱部25をシリンダ16に対して傾斜さ
せようとする過重が小さく、支柱部25の往復動を円滑に
行うことができる。
これに対して、エンジンの高速運転時に油室37に導か
れる制御油圧が上昇すると、各ピン33,31,34はリターン
スプリング38に抗して移動し、ピン33が各孔35,32に渡
って嵌合するとともに、ピン34が各孔32,36に渡って嵌
合することにより、可動フォロワ2がロッカーアーム1
と一体となって揺動する。ここに、高速用カム22は低速
用カム21に比較して、弁の開き角度およびリフト量が共
に大となるように形成されているから、可動フォロワ2
がロッカアーム1と一体化した揺動時はロッカーアーム
1のローラフォロワ14が低速用カム21から浮き上がり、
各吸気弁9は高速用カム22のプロフィールに従って開閉
駆動され、弁の開き角度およびリフト量が共に大きくな
る。
れる制御油圧が上昇すると、各ピン33,31,34はリターン
スプリング38に抗して移動し、ピン33が各孔35,32に渡
って嵌合するとともに、ピン34が各孔32,36に渡って嵌
合することにより、可動フォロワ2がロッカーアーム1
と一体となって揺動する。ここに、高速用カム22は低速
用カム21に比較して、弁の開き角度およびリフト量が共
に大となるように形成されているから、可動フォロワ2
がロッカアーム1と一体化した揺動時はロッカーアーム
1のローラフォロワ14が低速用カム21から浮き上がり、
各吸気弁9は高速用カム22のプロフィールに従って開閉
駆動され、弁の開き角度およびリフト量が共に大きくな
る。
一方、エンジンが高回転域から再び低回転域に移る
と、切換弁の作動により油室37に導かれる油圧が低下
し、リターンスプリング38の弾性復元力により各ピン3
3,31,34がそれぞれ元の位置に移動して、ロッカーアー
ム1に対する可動フォロワ2の拘束が解除され、各吸気
弁9は再び低速用カム21のプロフィールに従って開閉駆
動される。
と、切換弁の作動により油室37に導かれる油圧が低下
し、リターンスプリング38の弾性復元力により各ピン3
3,31,34がそれぞれ元の位置に移動して、ロッカーアー
ム1に対する可動フォロワ2の拘束が解除され、各吸気
弁9は再び低速用カム21のプロフィールに従って開閉駆
動される。
このように、エンジン回転数に応じて低速用カム21と
高速用カム22がそれぞれ切換えられるので、各プロフィ
ールに基づくトルク特性が合成され、低回転域から高回
転域に渡って有効にトルクを高められる。
高速用カム22がそれぞれ切換えられるので、各プロフィ
ールに基づくトルク特性が合成され、低回転域から高回
転域に渡って有効にトルクを高められる。
上記油室37に導かれる制御油圧が上昇することによ
り、各ピン33,31,34がリターンスプリング38に抗して移
動しようとするとき、可動フォロワ2が高速用カム22の
プロフィールに従って往復動する過程では、油室37に導
かれる油圧力によりピン33が可動フォロワ2の支柱部25
の外周面に押し付けられており、可動フォロワ2が高速
用カム22の基礎円に沿ったカム面に摺接している最大変
位状態、つまり吸気弁9の閉弁時に、可動フォロワ2の
孔32がロッカアーム1の各孔35,36と同軸上に連続して
いる間に、ピン33を孔32に嵌挿させるとともに、ピン31
を孔36に嵌挿させる。このように、可動フォロワ2とロ
ッカアーム1の間に渡って嵌挿されるピン33に直接的に
油圧力を作用させるため、ピン33の移動が速やかに行わ
れる。
り、各ピン33,31,34がリターンスプリング38に抗して移
動しようとするとき、可動フォロワ2が高速用カム22の
プロフィールに従って往復動する過程では、油室37に導
かれる油圧力によりピン33が可動フォロワ2の支柱部25
の外周面に押し付けられており、可動フォロワ2が高速
用カム22の基礎円に沿ったカム面に摺接している最大変
位状態、つまり吸気弁9の閉弁時に、可動フォロワ2の
孔32がロッカアーム1の各孔35,36と同軸上に連続して
いる間に、ピン33を孔32に嵌挿させるとともに、ピン31
を孔36に嵌挿させる。このように、可動フォロワ2とロ
ッカアーム1の間に渡って嵌挿されるピン33に直接的に
油圧力を作用させるため、ピン33の移動が速やかに行わ
れる。
さらに、油室37に導かれる油圧力によりピン33,31,34
を直接的に摺動させる構造のため、前記第10図に示す従
来装置のように、油圧アクチュエータと係止部材をリン
ク機構で連動させる構造に比べて、動作が単純化すると
ともに、可動質量が小さくなるので、カムシャフト20の
回転角度が所定範囲内にある一瞬の内に各ピン33,31,34
の移動を行うことが可能となり、上記カム21,22の切換
作動性を確実に行うことができる。
を直接的に摺動させる構造のため、前記第10図に示す従
来装置のように、油圧アクチュエータと係止部材をリン
ク機構で連動させる構造に比べて、動作が単純化すると
ともに、可動質量が小さくなるので、カムシャフト20の
回転角度が所定範囲内にある一瞬の内に各ピン33,31,34
の移動を行うことが可能となり、上記カム21,22の切換
作動性を確実に行うことができる。
また、各孔35,32,36はそれぞれロッカシャフト3に対
して直交する向きに形成されているため、ロッカシャフ
ト3と吸気弁9の間のスペースを利用して各ピン33,31,
34のストローク量と、リターンスプリング38および油室
37のスペースを十分に確保でき、ロッカアーム1がロッ
カシャフト3と平行方向に大型化することを回避でき
る。
して直交する向きに形成されているため、ロッカシャフ
ト3と吸気弁9の間のスペースを利用して各ピン33,31,
34のストローク量と、リターンスプリング38および油室
37のスペースを十分に確保でき、ロッカアーム1がロッ
カシャフト3と平行方向に大型化することを回避でき
る。
さらに、可動フォロワ2をT字型に形成して、ロスト
モーションスプリング15を介装するスペースを支柱部25
の外側に確保したため、ロストモーションスプリング15
のためにロッカアーム1が大型化することを抑えられ
る。
モーションスプリング15を介装するスペースを支柱部25
の外側に確保したため、ロストモーションスプリング15
のためにロッカアーム1が大型化することを抑えられ
る。
ロッカアーム1に対して可動フォロワ2が往復動する
構造のため、従来装置のように低速用ロッカアームと共
通のロッカシャフトに嵌合する高速用ロッカアーム(可
動フォロワ)に比べて、可動フォロワ2を大幅に小型化
できる。
構造のため、従来装置のように低速用ロッカアームと共
通のロッカシャフトに嵌合する高速用ロッカアーム(可
動フォロワ)に比べて、可動フォロワ2を大幅に小型化
できる。
その結果、ロッカアーム1が可動フォロワ2と一体化
して揺動する高回転域では、可動フォロワ2の小型化が
はかられた分、動弁系の慣性質量を小さくし、高回転域
でのバルブ追従性を高められる。なお、低回転域ではロ
ッカアーム1に吸気弁9の開閉駆動に関与しない可動フ
ォロワ2が連結された状態で揺動するために可動フォロ
ワ2の分だけ慣性質量が増大するが、低回転域では動弁
系の運動速度も小さいので吸気弁9の追従性を損なう心
配はない。
して揺動する高回転域では、可動フォロワ2の小型化が
はかられた分、動弁系の慣性質量を小さくし、高回転域
でのバルブ追従性を高められる。なお、低回転域ではロ
ッカアーム1に吸気弁9の開閉駆動に関与しない可動フ
ォロワ2が連結された状態で揺動するために可動フォロ
ワ2の分だけ慣性質量が増大するが、低回転域では動弁
系の運動速度も小さいので吸気弁9の追従性を損なう心
配はない。
また、可動フォロワ2の小型化により、ロストモーシ
ョンスプリング15の付勢力が小さくて済み、可動フォロ
ワ2と高速用カム22との摺接部分のフリクションを小さ
くして、エンジンの燃費低減がはかれる。
ョンスプリング15の付勢力が小さくて済み、可動フォロ
ワ2と高速用カム22との摺接部分のフリクションを小さ
くして、エンジンの燃費低減がはかれる。
可動フォロワ2はロッカアーム1に対してサブロッカ
シャフト16介して連結される構造のため、カムの動きを
吸排気弁に伝えるこれら動弁装置をユニット化すること
が可能となる。
シャフト16介して連結される構造のため、カムの動きを
吸排気弁に伝えるこれら動弁装置をユニット化すること
が可能となる。
その結果、ロッカアーム1のローラフォロワ14と可動
フォロワ2の円弧面24相互の位置精度をシリンダヘッド
に組み付ける前に確認することができる。これに対し
て、従来装置のように低速用ロッカアームと高速用ロッ
カアームを共通のロッカシャフトに嵌合させる構造で
は、両ロッカアームをシリンダヘッドに組み付けるまで
各カムフォロワ部相互の位置精度を確認することができ
ず、弁のリフト特性を管理することが難しかった。
フォロワ2の円弧面24相互の位置精度をシリンダヘッド
に組み付ける前に確認することができる。これに対し
て、従来装置のように低速用ロッカアームと高速用ロッ
カアームを共通のロッカシャフトに嵌合させる構造で
は、両ロッカアームをシリンダヘッドに組み付けるまで
各カムフォロワ部相互の位置精度を確認することができ
ず、弁のリフト特性を管理することが難しかった。
ロストモーションスプリング15を可動フォロワ2とロ
ッカアーム1の間に介装したため、従来装置のようにロ
ストモーションスプリングの一端をシリンダヘッドに当
接させる構造に比べて、ロストモーションスプリング15
の組み付け誤差を少なくして、付勢力のバラツキを低減
できる。また、3つのピン31,33,34およびリターンスプ
リング38等、複雑な油圧駆動機構等をユニット内に収装
できるので、エンジンの組み立て時および分解時の作業
性を大幅に改善できる。
ッカアーム1の間に介装したため、従来装置のようにロ
ストモーションスプリングの一端をシリンダヘッドに当
接させる構造に比べて、ロストモーションスプリング15
の組み付け誤差を少なくして、付勢力のバラツキを低減
できる。また、3つのピン31,33,34およびリターンスプ
リング38等、複雑な油圧駆動機構等をユニット内に収装
できるので、エンジンの組み立て時および分解時の作業
性を大幅に改善できる。
次に、第5図に示す他の実施例について説明すると、
単一のロッカアーム1の中央部にローラフォロワ14が介
装されるとともに、このローラフォロワ14を挾むように
して往復動する2つの可動フォロワ61,62が介装され
る。
単一のロッカアーム1の中央部にローラフォロワ14が介
装されるとともに、このローラフォロワ14を挾むように
して往復動する2つの可動フォロワ61,62が介装され
る。
各可動フォロワ61,62をそれぞれ油圧力によりロッカ
アーム1との間に渡って嵌挿されるピン63,64それぞれ
が介装される。各ピン63,64に制御油圧を導く油通路65,
66がロッカアーム1およびロッカシャフト3を通して形
成される。
アーム1との間に渡って嵌挿されるピン63,64それぞれ
が介装される。各ピン63,64に制御油圧を導く油通路65,
66がロッカアーム1およびロッカシャフト3を通して形
成される。
ローラフォロワ14および各可動フォロワ61,62には、
互いにプロフィールの異なるカムが当たり、最も小さい
リフト量および作用角を有するカムをローラフォロワ14
に転接させて、部分負荷運転時とアイドル運転時および
始動運転時に用い、高負荷低速運転時に中作用角のカム
を一方の可動フォロワ61に摺接させて、高負荷高速運転
時に大作用角のカムを他方の可動フォロワ62に摺接させ
ることにより、各運転条件において良好な運転性を確保
する。
互いにプロフィールの異なるカムが当たり、最も小さい
リフト量および作用角を有するカムをローラフォロワ14
に転接させて、部分負荷運転時とアイドル運転時および
始動運転時に用い、高負荷低速運転時に中作用角のカム
を一方の可動フォロワ61に摺接させて、高負荷高速運転
時に大作用角のカムを他方の可動フォロワ62に摺接させ
ることにより、各運転条件において良好な運転性を確保
する。
次に、第6図,第7図に示す他の実施例について説明
すると、ロッカアーム1には図示しないカムシャフトの
直下に位置して低速用カムに転接するローラフォロワ14
と、高速用カムに摺接する可動フォロワ68が並んで配置
される。
すると、ロッカアーム1には図示しないカムシャフトの
直下に位置して低速用カムに転接するローラフォロワ14
と、高速用カムに摺接する可動フォロワ68が並んで配置
される。
T字型の可動フォロワ68とロッカアーム1の間にはロ
ストモーションスプリング15が介装される。
ストモーションスプリング15が介装される。
可動フォロワ68の支柱部69にはピン71を摺動自在に嵌
挿させる孔72がロッカシャフト3と平行に形成される一
方、ロッカアーム1には可動フォロワ68が所定ストロー
ク位置にあるときにこの孔72を挾んで同軸上に開口する
孔75,76,77が形成され、この孔75,76,77にピン73,74が
摺動自在に嵌挿される。各孔75,72,76,77はそれぞれロ
ッカシャフト3に対して平行に形成され、可動フォロワ
68が最大変位した状態で互いに同軸上に連続する。
挿させる孔72がロッカシャフト3と平行に形成される一
方、ロッカアーム1には可動フォロワ68が所定ストロー
ク位置にあるときにこの孔72を挾んで同軸上に開口する
孔75,76,77が形成され、この孔75,76,77にピン73,74が
摺動自在に嵌挿される。各孔75,72,76,77はそれぞれロ
ッカシャフト3に対して平行に形成され、可動フォロワ
68が最大変位した状態で互いに同軸上に連続する。
ピン73の背後に油室78が画成される一方、ピン34の背
後にリターンスプリング79が介装される。図のようにリ
ターンスプリング79の付勢力によりピン73が孔75の一端
に当接した状態では、各ピン71,73が各72,75にそれぞれ
収まって、ロッカアーム1の揺動を拘束しない一方、油
室78に導かれる制御油圧によりピン73が孔75,72に、ピ
ン71が孔72,76に渡ってそれぞれ嵌合することにより、
ロッカアーム1と可動フォロワ68が一体化するようにな
っている。
後にリターンスプリング79が介装される。図のようにリ
ターンスプリング79の付勢力によりピン73が孔75の一端
に当接した状態では、各ピン71,73が各72,75にそれぞれ
収まって、ロッカアーム1の揺動を拘束しない一方、油
室78に導かれる制御油圧によりピン73が孔75,72に、ピ
ン71が孔72,76に渡ってそれぞれ嵌合することにより、
ロッカアーム1と可動フォロワ68が一体化するようにな
っている。
この場合、ピン74の途中にはニードルベアリング12を
介してローラフォロワ14が回動自在に嵌められる。した
がって、ローラフォロワ14を枢支する回転軸を別個に設
けることがなく部品数を削減している。なお、ピン74が
摺動するときは、ローラフォロワ14にカムの基礎円部分
が当たっている閉弁時であり、カムからローラフォロワ
14に懸かる荷重が小さく、ピン74に働くフリクションも
小さいため、円滑な作動性が得られる。
介してローラフォロワ14が回動自在に嵌められる。した
がって、ローラフォロワ14を枢支する回転軸を別個に設
けることがなく部品数を削減している。なお、ピン74が
摺動するときは、ローラフォロワ14にカムの基礎円部分
が当たっている閉弁時であり、カムからローラフォロワ
14に懸かる荷重が小さく、ピン74に働くフリクションも
小さいため、円滑な作動性が得られる。
ロッカアーム1の一方の側面80にはリターンスプリン
グ9を収装するケーシング81が固着される。ロッカアー
ム1の他方の側部82には油室78および、この油室78に制
御油圧を導く油通路83が膨出して画成されている。
グ9を収装するケーシング81が固着される。ロッカアー
ム1の他方の側部82には油室78および、この油室78に制
御油圧を導く油通路83が膨出して画成されている。
次に、第8図,第9図に示す他の実施例について説明
すると、ロッカアーム1にはカムシャフト85の直下に位
置して高速用カムに摺接する可動フォロワ86が配置さ
れ、同じくカムシャフト85の斜め下方に位置して低速用
カムに転接するローラフォロワ14が並んで配置される。
図中、93はローラフォロワ14を枢支するシャフトであ
る。
すると、ロッカアーム1にはカムシャフト85の直下に位
置して高速用カムに摺接する可動フォロワ86が配置さ
れ、同じくカムシャフト85の斜め下方に位置して低速用
カムに転接するローラフォロワ14が並んで配置される。
図中、93はローラフォロワ14を枢支するシャフトであ
る。
この場合、可動フォロワ86の往復動を係止するピン94
等が摺動自在に嵌挿される孔87,88,89がロッカシャフト
3と平行に配置され、孔87にピンを駆動する制御油圧を
導く油通路90をロッカアーム1およびロッカシャフト3
を通し、孔89と同軸上にピン94等を所定位置に付勢する
リターンスプリングを収装する孔91と、空気抜き孔92を
形成する。
等が摺動自在に嵌挿される孔87,88,89がロッカシャフト
3と平行に配置され、孔87にピンを駆動する制御油圧を
導く油通路90をロッカアーム1およびロッカシャフト3
を通し、孔89と同軸上にピン94等を所定位置に付勢する
リターンスプリングを収装する孔91と、空気抜き孔92を
形成する。
ロッカアーム1の先端には各吸気弁9のステム頂部に
当接させる油圧ラッシュアジャスタ95が設けられ、油通
路96から導かれる作動油圧によりバルブクリアランスを
自動的に調節するようになっている。
当接させる油圧ラッシュアジャスタ95が設けられ、油通
路96から導かれる作動油圧によりバルブクリアランスを
自動的に調節するようになっている。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ロッカアーム上に支持
した可動フォロワの変位を連係切換機構により係止する
ことによりカムの切換作動を確実に行うことができる。
また、動弁装置をユニット化してロッカアームと可動フ
ォロワ間の寸法精度をシリンダヘッドに組み付ける前に
確認して品質の向上が図れる。また、エンジンへの動弁
系の組立時および分解時の作業性を大幅に改善できる。
また、動弁系の小型化・高剛性化を図り高回転域でのバ
ルブ追従性を高められる。
した可動フォロワの変位を連係切換機構により係止する
ことによりカムの切換作動を確実に行うことができる。
また、動弁装置をユニット化してロッカアームと可動フ
ォロワ間の寸法精度をシリンダヘッドに組み付ける前に
確認して品質の向上が図れる。また、エンジンへの動弁
系の組立時および分解時の作業性を大幅に改善できる。
また、動弁系の小型化・高剛性化を図り高回転域でのバ
ルブ追従性を高められる。
また、連係切換機構を構成するピンをロッカシャフト
に対して略直交する方向に設けることにより、ロッカア
ームがロッカシャフトと平行な方向に大型化することを
回避でき、弁作動装置の設計自由度やシリンダヘッド上
でのレイアウトの自由度を拡大することができる。
に対して略直交する方向に設けることにより、ロッカア
ームがロッカシャフトと平行な方向に大型化することを
回避でき、弁作動装置の設計自由度やシリンダヘッド上
でのレイアウトの自由度を拡大することができる。
さらに、ローラフォロワをピンの途中に回転自在に嵌
合した構成とすることにより、部品点数を削減できると
ともに、ロッカアームの小型化を図ることができる。
合した構成とすることにより、部品点数を削減できると
ともに、ロッカアームの小型化を図ることができる。
第1図はこの発明の実施例を示す動弁系の平面図であ
り、第2図は同図A−A線に沿う断面図、第3図は同図
B−B線に沿う断面図、第4図は同図C−C線に沿う断
面図である。第5図は他の実施例を示す平面図である。
第6図はさらに他の実施例を示す平面図、第7図は同図
D−D線に沿う断面図である。第8図はさらに他の実施
例を示す平面図、第9図は同じく横断面図である。第10
図は従来例を示す横断面図である。 1……ロッカアーム、2……可動フォロワ、3……ロッ
カシャフト、9……吸気弁、14……ローラフォロワ、15
……ロストモーションスプリング、21……低速用カム、
22……高速用カム、31,33……ピン、32,35,36……孔、3
7……油室、38……リターンスプリング、41……油通
路。
り、第2図は同図A−A線に沿う断面図、第3図は同図
B−B線に沿う断面図、第4図は同図C−C線に沿う断
面図である。第5図は他の実施例を示す平面図である。
第6図はさらに他の実施例を示す平面図、第7図は同図
D−D線に沿う断面図である。第8図はさらに他の実施
例を示す平面図、第9図は同じく横断面図である。第10
図は従来例を示す横断面図である。 1……ロッカアーム、2……可動フォロワ、3……ロッ
カシャフト、9……吸気弁、14……ローラフォロワ、15
……ロストモーションスプリング、21……低速用カム、
22……高速用カム、31,33……ピン、32,35,36……孔、3
7……油室、38……リターンスプリング、41……油通
路。
フロントページの続き (72)発明者 村中 重夫 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−250316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01L 13/00 301 F01L 13/00 302
Claims (3)
- 【請求項1】その先端を吸気弁または排気弁に当接させ
るとともに、その基端がシリンダヘッドに固定されたロ
ッカシャフトに揺動可能に支持されるロッカアームを設
けるとともに、このロッカアームに相対変位可能に支持
される可動フォロワを設け、この可動フォロワに当たる
カムをロッカアームに当たるカムに対して弁リフト量ま
たは開弁角度を大きく形成する一方、この可動フォロワ
とロッカアームの相対変位を切換える連係切換機構を設
け、この連係切換機構をロッカアームに対する可動フォ
ロワの変位を係止する連係位置と、可動フォロワの変位
を可能とする非連係位置とに選択的に切換える油圧駆動
手段を設け、可動フォロワとロッカアームとが非連係時
に可動フォロワのカムフォロワ部をカム側に付勢するロ
ストモーションスプリングを可動フォロワとロッカアー
ムとにわたって設け、このロストモーションスプリング
を可動フォロワのフォロワ部と連係切換機構との間に配
置したことを特徴とするエンジンの弁作動装置。 - 【請求項2】連係切換機構を油圧に応動するピンで構成
し、このピンをロッカシャフトに対して略直交する方向
に形成したことを特徴とする請求項1記載のエンジンの
弁作動装置。 - 【請求項3】可動フォロワとロッカアームの間にわたっ
て嵌挿可能なピンをロッカシャフトと平行方向に形成す
る一方、カムに転接するローラフォロワを設け、このロ
ーラフォロワをピンの途中に回転自在に嵌合させたこと
を特徴とする請求項1記載のエンジンの弁作動装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1265911A JP2814613B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | エンジンの弁作動装置 |
US07/593,202 US5046462A (en) | 1989-10-12 | 1990-10-05 | Rocker arm arrangement for variable valve timing type internal combustion engine valve train |
FR9012572A FR2653164A1 (fr) | 1989-10-12 | 1990-10-11 | Agencement de culbuteur pour train de soupapes d'un moteur a combustion interne du type a reglage variable des soupapes. |
DE19904032291 DE4032291C2 (de) | 1989-10-12 | 1990-10-11 | Ventilbetätigungsvorrichtung |
KR1019900016147A KR910008256A (ko) | 1989-10-12 | 1990-10-12 | 가변밸브타이밍형 내연기관 밸브트레인의 로커아암장치 |
GB9022199A GB2237326A (en) | 1989-10-12 | 1990-10-12 | I.c.engine rocker valve gear |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1265911A JP2814613B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | エンジンの弁作動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130509A JPH03130509A (ja) | 1991-06-04 |
JP2814613B2 true JP2814613B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=17423818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1265911A Expired - Lifetime JP2814613B2 (ja) | 1989-10-12 | 1989-10-12 | エンジンの弁作動装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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