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JP2805599B2 - 生体磁気測定装置及び方法 - Google Patents

生体磁気測定装置及び方法

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JP2805599B2
JP2805599B2 JP7216735A JP21673595A JP2805599B2 JP 2805599 B2 JP2805599 B2 JP 2805599B2 JP 7216735 A JP7216735 A JP 7216735A JP 21673595 A JP21673595 A JP 21673595A JP 2805599 B2 JP2805599 B2 JP 2805599B2
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JP
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dewar
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recess
biomagnetic
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JP7216735A
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ウォーデン ローレンス
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バイオマグネチック テクノロジーズ インコーポレイテッド
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/035Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using superconductive devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/242Detecting biomagnetic fields, e.g. magnetic fields produced by bioelectric currents
    • A61B5/245Detecting biomagnetic fields, e.g. magnetic fields produced by bioelectric currents specially adapted for magnetoencephalographic [MEG] signals

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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被験者の脳により生じ
た磁界の測定に関し、特に、被験者の頭部を包囲するア
レイ状に配列されたセンサを用いてかかる測定を行う装
置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人の脳は、電気信号を発生している。こ
れら電気信号は非常に微弱であるが、これらを種々の方
法により非侵入的に測定できる。かかる方法の一例であ
る生体磁気測定法は、被験者の頭部の外部に脳の電流に
よって生じる磁界の測定を利用している。
【0003】生体磁力計は、磁界センサ、センサ中の電
流の検出器、及び関連エレクトロニクスを有する特別に
改良された高感度装置である。磁界センサは典型的に
は、磁束により貫かれると微小電流を生じさせる単一ル
ープ又は多ループのコイル状の電線である。センサは、
脳の信号を測定しようとする被験者の頭部にできるだけ
近接して配置されるのが望ましい。というのは、磁界の
強さは、源からの距離の増大につれて急激に弱くなるか
らである。検出器は典型的には、非常に微弱な電流を検
出できる超電導量子干渉デバイス(以下、“SQUI
D”と称する場合がある)である。
【0004】センサ及び検出器は超電導材料で作られて
いる。これらは超電導状態を維持すると共に温度の上昇
につれて増大するノイズ源を抑制するために非常に低温
で用いられる。現在入手できるセンサ/検出器要素の動
作温度は、液体ヘリウム温度、即ち約4.2°Kであ
る。この温度の維持のためには、センサ及び検出器をジ
ュワーと呼ばれる断熱容器内に配置し、液体ヘリウムで
冷却する。典型的なジュワーは直径が約24インチ、長
さが約48インチである。ジュワーのサイズ及びセンサ
を被験者の頭部にできるだけ近接して配置する必要性に
鑑みて、ジュワーの幾何学的形状を綿密に設計する必要
がある。通例、センサは、被験者の頭部にできるだけ近
接して位置決めできるジュワーテイル(dewar tail)と
呼ばれる主ジュワー容器の小径延長部内に配置される。
【0005】上述の説明では、単一のセンサ及びその関
連の単一検出器を備えた単一測定チャンネルを取り上げ
た。初期の生体磁力計は単一測定チャンネルの周りに設
けられたが、その後の設計では、多測定チャンネルが単
一ユニット内に組み込まれた。最新の生体磁力計は、数
十の測定チャンネルを有し、将来的にはそれ以上の測定
チャンネルを有する可能性がある。
【0006】生体磁力計における重要な技術的進歩は、
被験者の頭部全体を覆う技術的可能性の進展である。す
なわち、センサを被験者の頭部の周りにアレイ状に配置
するのが良い。被験者の脳で生じた磁界を全てのセンサ
で同時に測定する。測定値を分析して脳内での一つ又は
複数の源の位置及び強さを決定する。
【0007】センサのフルヘッド(full−hea
d)アレイの位置決め、冷却及び支持を行う種々の方法
が提案されている。一方法では、ジュワーの下端部は、
患者の頭部全体のうち一部に被せるヘルメットの状態に
形作られている。被験者は椅子に完全に直立して腰掛け
ており、ジュワーをできるだけ近接した状態の装着が得
られるまで被験者の頭部上に下降させる。センサはジュ
ワー内部の液体ヘリウムリザーバ内に浸漬された状態で
ヘルメット状凹部の内面の周りに配置される。この手法
により、既存の生体磁力計の周知技術を用いてジュワー
の下端部の特定形状に利用して、被験者のフルヘッド測
定を行うという目的を達成するようにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、かかる手
法は利用可能であって有用であるが、欠点もあることを
認識している。おそらくは最も重要なこととして、フル
ヘッド覆い(full-headcoverage)を備えた現在用いら
れている生体磁力計は、被験者が剛直に直立した姿勢で
腰掛けている場合にのみ利用可能である。病気又は虚弱
である場合には多くの被験者を直立姿勢にさせておくこ
とはできない。重要な一用途では、被験者は外科的手術
の希望者である場合が多く、この外科的手術は、横臥姿
勢の患者に行われるようになっている。生体磁気測定法
は、脳の生死に係わる部分を損傷しないようにするた
め、非常に細心の注意を払って行わなければならない神
経外科医の手術計画に役立つよう用いられる。腰掛けた
状態の被験者に対して行われる測定は、横臥した状態又
はもたれ掛かった状態の患者について行われる或る外科
的手順には利用できない。というのは、脳の位置の僅か
なシフトが腰掛け姿勢と横臥姿勢の間で生じると分かっ
ているからである。かくして、この特定の用途について
横臥姿勢の被験者について生体磁気測定を行うことが非
常に望ましい。
【0009】センサを収容しているジュワーを、ヘルメ
ット状凹部を被験者の頭部に被せるために任意所望の角
度に任意的に位置させることはできない。というのは、
ジュワーは、収容状態の変化により通常は浸漬状態の検
出器を露出させ、或いはジュワーを急角度に傾斜させ過
ぎるとこぼれる場合のある液状ガスを収容しているから
である。ジュワーを高角度に傾斜させても熱通路を露出
させて効果的にこれを短くする場合があり、その結果、
液状ガスの蒸発速度が高くなる。フルヘッド測定を行う
上での課題に対する一解決策は、2つのジュワーを用
い、即ちジュワーを一つは腰掛けた状態の被験者、もう
一つは横臥姿勢の被験者に用いることである。この方法
は、費用がかかるし完全な満足を得ることができない。
というのは、被験者を直立姿勢と横臥姿勢の間の中間姿
勢にさせることが望ましいからである。可動下端部を備
えた種々の形式のジュワーも計画されたが、これら設計
は複雑であり、漏れを生じやすく、しかも重く、さらに
現在入手できる材料では容易には実現できない。
【0010】被験者のフルヘッド生体磁気測定を行うた
めの改良技術が要望されている。本発明はこの要望に応
え、さらに関連の利点をもたらすものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、完全直立姿
勢、完全横臥姿勢、又は中間姿勢の被験者に利用できる
フルヘッド覆い方式の生体磁力計を提供する。一定構成
の単一ジュワーが用いられる。ジュワーの壁製作及び他
の製造に関する公知の技術を利用して漏れの恐れを最小
限に抑えると共に既存の最適化設計を利用する。
【0012】本発明によれば、生体磁気測定装置は、ジ
ュワー容器、ジュワー容器内に設けられた生体磁気セン
サのアレイ、及び生体磁気センサにより生じた信号を検
出する手段を含む。ジュワー容器は、断熱された液密の
細長い中空本体を有し、該中空本体は、その長手方向と
平行なジュワー本体軸線を有する。ジュワー容器は更
に、実質的に頭部の頭蓋部分の形をした頭蓋用部分を備
える凹部表面を有する。頭部は、円筒形軸線と一致した
頭部基準軸線を有する円筒形表面により、更に、人の頭
蓋部を含むよう構成され、円筒形表面と連続している頭
蓋周囲を有する頭部頭蓋部分によって定められる。凹部
表面は、頭部基準軸線がジュワー本体軸線に対し約20
°〜約60°の角度、好ましくは約30°〜約60°、
最適には45°の角度をなすよう配向している。生体磁
気センサのアレイは、凹部表面の周囲の少なくとも一部
の周りに配置される。
【0013】変形例として、凹部を中空本体の外面に設
けられた細長い凹部として説明しても良い。この凹部
は、人の頭部を受け入れるのに十分大きく寸法決めされ
ていて、頭部の額部分、頭蓋部分及び後頭部分を受け入
れるようになっており、凹部は、その長手方向と平行な
凹部軸線を有し、凹部軸線はジュワー本体軸線に対し約
20°〜約60°の角度をなしている。
【0014】センサアレイは好ましくは、凹部の内面に
近接して配置され、センサアレイが凹部と同一の角度に
傾斜するようになっている。ジュワー本体の凹んだヘル
メット状の壁は、被験者の頭部に被せられてフルヘッド
覆いとなる。
【0015】凹部及びセンサアレイは、ジュワー本体軸
線に対して約20°〜約60°の角度をなしている。最
も好ましい角度関係は45°である。この最も好ましい
構成では、ジュワー容器を、完全直立姿勢で腰掛けてい
る被験者に対応するよう水平面内の軸線の周りに鉛直に
対して約−45°の角度に回動させる。この配向状態で
は、凹部及びセンサアレイは下方へ開いて直立状態の被
験者の頭部を受け入れる。完全横臥(水平)姿勢の被験
者に対応するため、ジュワーを同一軸線の周りに鉛直に
対して約+45°の角度まで回動させる。この配向状態
では、凹部及びセンサアレイは水平に開いて横臥姿勢の
被験者の頭部を受け入れる。試験結果の示すところによ
れば、従来型ジュワーを損傷させることなくジュワー支
持装置を用いて−45°〜+45°の位置に容易に回動
させることができる。本発明の重要な一特徴は、ジュワ
ーの回動位置を調節することにより、直立姿勢と横臥姿
勢の間の被験者の頭部の中間位置に対応することにあ
る。ある神経外科手術では、例えば、患者をかかる中間
姿勢にさせて神経外科医が最も良く接近できるようにす
ることが好ましい場合がある。
【0016】本発明は、生体磁力計の分野で重要な技術
的進歩をもたらし、特に、被験者の脳内の活動度の測定
のためのフルヘッド覆いを提供する。生体磁気モニター
に関する種々のタイプの単独形ヘルメット構成が提案さ
れていたことが注目される。かかる設計は従来型ジュワ
ーと連携して使用されず、ユーザーの頭に載せるだけで
ある。しかしながら、現時点では、これら単独形ヘルメ
ット設計のうち多くは種々の理由で容易には実現でき
ず、いずれにしてもヘルメット設計は最高感度の実現に
必要な極低温センサ温度を達成することは決してできな
い。本発明の手法は、公知のジュワー冷却技術と連携し
て具体化でき、しかも生体磁気測定装置のセンサ及び検
出器について液体ヘリウム温度を達成できる生体磁力計
を提供する。
【0017】本発明の他の特徴及び他の利点は、本発明
の原理を例示的に示す添付の図面を参照して好ましい実
施例の以下の詳細な説明を読むと明らかになろう。
【0018】
【実施例】本発明は、被験者24の頭部22からの生体
磁気データを得るための生体磁気測定装置20に具体化
されている。生体磁気測定装置20は、微弱な磁界を測
定するためのピックアップコイル28の形態の磁界セン
サから成るアレイ26を含む。ピックアップコイル28
は、磁力計又は磁界勾配計であるのが良いが、特定用途
に適した別構成のものであっても良い。磁界ピックアッ
プコイルのアレイ26の幾何学的形状及び配向状態につ
いては後で説明する。
【0019】各磁界ピックアップコイル28の出力信号
は、検出器、好ましくは超電導量子干渉デバイス(SQ
UID)30によって検出される。一般に、各ピックア
ップコイル28についてSQUID30が一つずつ設け
られる。これらの素子は関連のエレクトロニクスと一緒
になって単一のチャンネルを形成する。代表的な生体磁
気測定装置20は、数十のチャンネルを有するのがよ
い。
【0020】磁界ピックアップコイル28とSQUID
30の両方が、真空保持壁及び適当な断熱材を有する真
空断熱式ジュワー容器内で極低温動作温度に維持されて
いる。ジュワー容器34の外壁35は、その外部本体3
6として機能し、この本体36はジュワー本体軸線38
を有するものとして説明することが可能である。好まし
い形態では、本体36の上部は、直径が約24インチ、
長さ(円筒形部分)が約48インチの円筒形のものであ
る。ジュワー本体軸線38は、この場合ジュワー本体3
6の円筒形部分の円筒形軸線(cylindrical axis)と一
致している。ジュワー本体36は、極低温液体40を収
容する断熱容器として機能する。所要タイプの極低温液
体40の決定にあたっては、SQUIDの冷却要件も考
慮される。大抵の場合、脳で生じた信号の測定では、温
度依存性ノイズを抑制するために温度が低いことが必要
であり、液体ヘリウムが極低温液体として用いられる。
本発明の方法はまた、ピックアップコイル及び/又はS
QUIDが極低温液体中に浸漬されるのではなく、真空
中に支持される新設計のジュワーと連携動作できる。
【0021】生体磁気測定装置20のエレクトロニクス
構成が図1に概略的に示されている。脳からの磁気信号
は、磁界ピックアップコイル28によって検出され、磁
界ピックアップコイル28は磁束が貫くと、微小な電流
の出力信号を生じさせる。ピックアップコイル28の出
力信号は検出器、この場合はSQUID30によって検
出される。SQUID30は、ピックアップコイルによ
って検出された磁束に比例する電圧を生じさせる。SQ
UID30の出力信号は、代表的には平衡(balancin
g)、利得(gain)、増幅(amplifying)及び濾過(filt
ering)回路を含む周囲温度電子信号プロセッサ42で処
理され、時間の関数としてコンピュータ44に記憶され
分析される。各センサチャンネルにより、被験者の脳内
の全ての源によって生じた磁界に対するその応答の記録
が成される。というのは、これら源は、センサチャンネ
ルのピックアップコイルに同時に作用するからである。
単純化のため、図1は、ピックアップコイル及びSQU
IDを含む単一センサチャンネルしか示していないが、
実際には、SQUID30/ピックアップコイル28の
組の各々について信号プロセッサ42が設けられている
のが一般的である。
【0022】生体磁気測定装置及び被験者24は好まし
くは、生体磁気測定装置を外部からの影響から遮蔽する
磁気遮蔽室46(これは、「MSR」とも呼ばれる)内
に入れられるが、これは必ずしも必要ではない。MSR
46は図3及び図4に概略的に示されている。外部から
の影響を遮断することにより、生体磁界の有意味な指標
を得るのに必要な信号処理及び濾過の量が少なくなる。
信号プロセッサ42及びコンピュータ44は代表的には
MSR46の外部に設置され、これらが被験者の磁界の
検出を邪魔しないようになっている。
【0023】本システムの幾つかの構成要素の基本構成
は公知である。真空エンクロージャの構成は米国特許第
4,773,952号に開示されている。ピックアップ
コイル、SQUID及び周囲温度SQUIDエレクトロ
ニクスを含む磁界センサの構成及び動作原理は、米国特
許第3,980,076号、第4,079,730号、
第4,386,361号及び第4,403,189号に
開示されている。生体磁力計は米国特許第4,793,
355号に開示されている。磁気遮蔽室は米国特許第
3,557,777号及び第5,043,529号に開
示されている。
【0024】図1に示すようにピックアップコイル28
は、壁35内に収容されているヘルメット形状のアレイ
26の中に配置されている。好ましい実施例では、壁3
5の上方部分50は円筒形である。壁35の下方部分5
2は、被験者24の頭部22を受け入れるような寸法の
ヘルメット形状の凹部54を含むような形状になってい
る。ピックアップコイル28をできるだけ被験者24の
脳内の磁界源に近付けることが望ましい。したがって、
壁35のヘルメット形状凹部54はピックアップコイル
28のアレイ26と協働するような構成になっていて、
個々のピックアップコイル28がヘルメット形状の凹部
54の内壁に密接して位置決めされるようになってい
る。
【0025】凹部54の表面は実質的に人の頭部(huma
n headform)の頭蓋部分(cranialportion)の形状をし
ている。図6は、凹部の配向状態を定めるのに役立つ一
組の基準関係(reference relations)を示している。凹
部は、頭部の一部に一致するよう形作られており、また
ジュワー本体軸線38に対する凹部の角度が約20°〜
約60°になるよう差し向けられる。人の頭は、単一の
標準型(standard form)によって容易に特定される形状
のものではない。頭型を一般的に規定するのに種々の技
術が採用されている。かかる技術のうち一つでは、頭型
は、上部に湾曲した頭蓋部分を備えた頭部の下方部分に
ほぼ相当する円柱体として規定される。この技術は、例
えば保護ヘルメットの検査規準を設定する際に国際標準
化機構(ISO)によって利用されており、これについ
ては、ISO推薦規格R1511及び国際規格案ISO
/DIS6220を参照されたい。また、米国特許第
5,309,095号も参照のこと。
【0026】これらの方法は両方とも、頭部軸線(例え
ば、米国特許第5,309,095号の図4の軸線Z)
を定める円筒形の頭部を用いている。これら方法の互い
に異なる点は、頭蓋部分がISO公報及び米国特許第
5,309,095号の一組の互いに交差する半球体と
円錐体によって定められることにある。
【0027】本発明の目的にとって、頭部についての基
準軸線を定めることが必要である。図6を参照すると、
頭部90は、ほぼ円筒形の表面92及びこの円筒形表面
92と連続する湾曲頭蓋部分94によって形成される。
本明細書において、「略(ほぼ)円筒形」という用語
は、平面の(同一平面上にある)曲線を、この曲線の位
置する平面と垂直に位置する軸線(以下、「円筒形軸
線」と称する)に沿って動かすことによって形成される
表面を意味する。したがって、略円筒形表面は、横断面
が円ではなく平面の曲線であることを除き、直円柱の特
徴を有している。
【0028】好ましくは、頭蓋部分の周囲96は略円筒
形表面92と接する。略円筒形表面92は円筒形軸線9
8を有している。頭部基準軸線100は円筒形軸線98
と一致している。略円筒形表面92は頭部を内接させる
ような寸法を有している。頭蓋部分の形状は、額部分、
頭蓋部分、側頭部分、後頭部分を含む人間の頭蓋を包含
するようなものである。標準化の目的のため、これを経
験的に(ISO規格におけるように)、又は一組の近似
幾何学的図形(米国特許第5,309,095号におけ
るように)によって記述する。いずれの標準化の方法に
おいても、或いは他の任意の使用可能な方法において
も、これを用いて頭蓋部分94の形状を定めることがで
きる。
【0029】凹部54は、頭部90の少なくとも一部、
特に、頭蓋部分94に一致するよう形作られている。凹
部54は頭部基準軸線100がジュワー本体軸線38
と、約20°〜60°の角度をなし、最適には45°の
角度をなして交差するよう差し向けられる。もし頭部基
準軸線100とジュワー本体軸線38とのなす角が約2
0°未満、又は約60°以上であれば、ジュワーは、ジ
ュワー容器34を過度に大きく傾けなければ、被験者の
頭部の種々の位置の運動範囲に適応できない。かかる過
度に大きな傾斜により、容器内の極低温液体がこぼれる
場合、或いは、容器内の冷却された素子が露出し、その
結果著しく熱効率が下がる場合がある。
【0030】完全に仰向きの体位で横たわっている人、
たとえば重病又は虚弱な人に関する特定の状況について
は、頭部基準軸線100とジュワー本体軸線38との間
の角は好ましくは約30°である。他方、被験者にも記
録データにも悪影響を及ぼさないで、多くの被験者は仰
向き状態の角度、即ち、枕に載せた状態の被験者の頭の
位置に対応する角度よりも最高約10°の傾斜を我慢す
ることができる。(なお、脳からの生体磁気データは、
被験者の傾斜角に応じて変動する。)これらの場合につ
いては、頭部基準軸線100とジュワー本体軸線38と
の間の最小角度は、約20°である。かくして、頭部基
準軸線100とジュワー本体軸線38との間の約20°
の最小角度が許容可能である。ただし、完全に仰向きの
被験者及び体を上方に傾斜できる被験者に対処するため
には、頭部基準軸線100とジュワー本体軸線38との
間の好ましい最小角度は約30°である。
【0031】凹部54及び頭部基準軸線100の通る頭
部90の頂点56から、凹部54の壁は外方(容器の内
部に対して外方)に且つ図1で見て左側へ延びると共に
外方にかつ右側へ延びる。凹部は構造上好ましくは、被
験者の一方の側に位置する額を覆うと共に、他方の側に
おける背骨の上部脊椎まで延びる頭部下方部分(後頭
部)を覆う。好ましい実施例における距離的関係を述べ
ると、ジュワー本体軸線38と頭部基準軸線100は回
動平面(pivoting plane)を定めていることが分かる。
図1の断面はその回動平面に取られている。凹部54の
壁は、凹状(容器34の内部に対して凹状)に湾曲した
第1のセグメント60を含み、この第1のセグメント6
0は内方に延びる点から、頭部基準軸線100と平行に
測って約2.5〜約3.5インチの距離だけ外方へ延
び、そして回動平面内でかつ頭部基準軸線100と垂直
に測って約4〜4.5インチの距離、左側へ(図1で見
て)延びる。凹部54の壁は凹状に湾曲した第2のセグ
メント62を有し、このセグメント62は、内方に延び
る点から、頭部基準軸線100と平行に測って約7〜8
インチの距離だけ外方へ延び、そして回動平面内で且つ
頭部基準軸線100と垂直に測って約4〜約4.5イン
チの距離、右側へ(図1で見て)延びる。これら寸法形
状の有し、幅が約7インチの凹部(回動平面と垂直に測
定)は、大抵の人の頭部全体又はフルヘッドの覆い(fu
ll-head coverage)となる。他の磁界ピックアップコイ
ル及びこれらと関連した検出器は、図1の図平面にはな
く、ヘルメット状凹部の両側に配置されている。
【0032】凹部54のかかる傾斜方式により、図1に
示す直立腰掛け姿勢と図2に示す完全横臥姿勢の両状態
の被験者24について構造的な設計変更を行なうことな
く、生体磁気測定装置20を使用できる。このように多
くの姿勢での使用を可能にするため、ジュワー容器34
を回動平面(交差状態にあるジュワー本体軸線38と頭
部基準軸線100によって構成される)内で回転させ
る。ジュワー本体軸線38が図1に示すように鉛直から
−45°回転させた位置では、凹部54は垂直方向下方
に開いて完全に直立して腰掛けている被験者24に対応
する。ジュワー本体軸線が図2に示すように鉛直から+
45°回転した位置では、凹部54は水平に(図2で左
側へ)開いて完全横臥姿勢の被験者24を受け入れる。
+45°の回転を行なっても極低温液体40はこぼれ
ず、また極低温液体の表面上にSQUID30が露出す
ることなく、また過度に熱効率が下がることなく、他の
損傷が生じることもない。
【0033】図3に示すように、ジュワー容器34は、
これを回動平面内で−45°から+45°まで回動でき
るようにする支持スタンド64で回動自在に支持されて
いる。被験者24は、上端を上方に回動できるセグメン
ト状パッドとして示されている被験者支持体66で支持
されている。被験者支持体66は、任意の操作可能な方
法、本実施例では空気圧ベッド68として示されている
手段で昇降動作が行われる。
【0034】本発明による手法の特定の利点は、完全直
立腰掛け姿勢又は完全横臥姿勢、さらにその中間の姿勢
の被験者に使用できることにある。完全直立姿勢は、人
によっては楽ではない場合があり、そこで、完全直立姿
勢に近いが僅かにもたれ掛かった姿勢、例えば図3に示
す姿勢を用いるのが良い。ジュワー容器34の凹部54
は、回動角度を−45°から、鉛直からの頭の傾斜角の
量だけ−45°の開きから引いた角度に変えるだけで、
被験者の頭を受け入れるよう容易に位置決めできる。
【0035】本発明の生体磁気測定装置20を、腰掛け
姿勢(図1又は図3)で用いた後に横臥姿勢(図4)の
被験者に用いるために、支持スタンド64及びそのジュ
ワー容器34を離す。被験者支持体66を水平位置まで
下ろして空気圧ベッド68を上昇させる。ジュワー容器
34を+45°位置まで回動させる。次に、支持スタン
ド64を、図4に示すようにヘルメット状凹部54を被
験者の頭に被せた状態で定位置に移動させる。(図1又
は図3の腰掛け姿勢の被験者に関する測定は通常は、M
SR46の天井の内側にジュワー容器34のための頭上
クリアランスを得るために空気圧ベッド68をできるだ
け低くして行われる。) 図5は、生体磁気測定を行うための方法を示す図であ
る。上述の本発明の生体磁気測定装置20を備えつける
(符号80)。被験者を位置決めする(符号82)。被
験者の頭をヘルメット状凹部に入れることができるよう
ジュワー容器を位置決めし、被験者をそのように位置さ
せる(符号84)。代表的には被験者の頭の周りに延び
るピックアップコイルのアレイ全体からのデータを用い
て生体磁気測定値を取る(符号86)。図3及び図4に
関して上述したように被験者を他の姿勢にして操作段階
82,84,86を必要に応じ、繰り返し行う。
【0036】本発明のもう一つの実施例が図7に生体磁
気測定装置120として示されている。生体磁気測定装
置120の構成要素のうち多くのものは、装置20の対
応の符号が付けられた構成要素と実質的に同一である。
図中、同一の符号は装置120について同一の符号が用
いられており、構成要素については上記説明を参照され
たい。
【0037】図7の実施例を用いると、上述の方法を用
いて頭からの生体磁気信号を測定することができると共
に他の身体部分、特に被験者の胸部の心臓からの生体磁
気信号を測定することができる。生体磁気測定装置12
0では、ジュワー容器34の壁35は多数のピックアッ
プコイル124及び関連のSQUID126を含む第2
のセンサアレイ122を収容するよう改造が施されてい
る。ピックアップコイル124は好ましくはほぼ平らな
構成となるよう位置決めされている。ただし、ピックア
ップコイルのアレイ122は、被験者24の胸部128
の凸形状に合う形状となるよう一軸線の周りに僅かに凹
状になるのが良い。ピックアップコイル124の付近に
位置するジュワー容器34の壁35は、ピックアップコ
イルアレイと同一形状に作られており、従ってピックア
ップコイル124が壁35の内面に密接するようになっ
ている。
【0038】第2のアレイ122の配向状態は、本実施
例の好ましい形態ではピックアップコイルの平らなアレ
イ124の平面と垂直の第2のアレイ軸線130で定ま
る。第2のアレイ軸線は好ましくは、頭部基準軸線に対
して90°の角度をなして差し向けられる。生体磁気測
定装置120では、頭部基準軸線100と本体軸線38
のなす角度は45°であることが望ましいが、他の角度
も使用できる。その結果、この好ましい形態では、第2
のアレイ軸線130は本体軸線38に対して45°の角
度をなしている。この構成により、互いに垂直であり、
従って十分に分離されて互いに離隔して物理的に干渉し
ないようになっている二組のピックアップコイル28,
124のための有利な構成が得られる。
【0039】アレイ26は、上述のように脳で生じた信
号の測定のために用いられる。第2のセンサアレイ12
2は、身体の他の部分、代表的には被験者の心臓の測定
に用いられる。図7は、心臓の測定のため被験者の胸部
128に隣接してはいちれれた第2のセンサアレイ12
2を示している。完全横臥姿勢の被験者の脳の信号を測
定するため、被験者又はジュワー組立体を並進させて図
4に示したように第1のセンサアレイ26が被験者の頭
に装着するようにする。不完全又は完全直立姿勢にある
被験者の脳信号の測定を、ジュワー容器を図3に示すよ
うに傾斜させて行う。不完全又は完全直立姿勢の患者の
心臓信号の測定を、ジュワーを図3に示す位置から並進
させて第2のアレイが被験者の胸部に隣接して位置する
ようにして行う。
【0040】ピックアップコイル124の機能は、被験
者の胸部からの信号の測定に役立つよう位置決めされる
ことを除き、ピックアップコイル28と実質的に同一で
ある。好ましくは、SQUID126をピックアップコ
イル28のそれぞれについて一つずつ設け、SQUID
126の出力信号をアレイ26のために用いられるよう
同一の信号プロセッサ42及びコンピュータ44に与え
る。アレイ26及び第2のアレイ122は同時には作動
しないのが普通であり、従って、ピックアップコイル2
8,124から単一組のSQUIDへの信号を多重化
し、或いは、SQUIDから信号プロセッサへの信号を
多重化することが可能である。
【0041】図7の実施例を用いると、完全横臥姿勢か
ら完全直立姿勢にわたる任意の姿勢の被験者の頭部及び
胴部の測定について単一の機器だけを利用すれば良いと
いう顕著な利点が得られる。それにより、生体磁気測定
を行うための装置の費用及び利用性が実質的に改善され
る。アレイ26を本体軸線38に対して角度をなして配
置することにより、第2のセンサアレイ122を同一の
ジュワー本体内に組み込んで胴部の測定に利用できる。
【0042】本発明は、頭部全体を覆う方式による生体
磁気測定において技術進歩をもたらす。ジュワー容器の
単純な傾斜方式以外にハードウエアの再構成をすること
なく、単一の装置を用いて頭部全体を覆う方式の測定を
行うことができる。本発明の特定の実施例を例示の目的
で詳細に説明したか、当業者であれば本発明の精神及び
範囲から逸脱することなく種々の設計変更例及び改造例
を想到できるので、本発明は特許請求の範囲に記載の事
項による場合を除き限定されることない。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】完全直立腰掛け姿勢の被験者に使用される本発
明の生体磁気測定装置の概略横断面図であり、信号分析
に用いられるエレクトロニクスを含む図である。
【図2】完全横臥姿勢の被験者に使用される本発明の生
体磁気測定装置の概略横断面図である。
【図3】断面で示された磁気遮蔽室内に入っていて、完
全直立腰掛け姿勢と完全横臥姿勢との間の姿勢の被験者
に使用される本発明の生体磁気測定装置の立面図であ
る。
【図4】断面で示された磁気遮蔽室内に入っていて、完
全横臥姿勢の被験者に使用される本発明の生体磁気測定
装置の立面図である。
【図5】本発明の方法についてのブロック線図である。
【図6】本発明の生体磁気測定装置の検討のための全体
的な枠組みを示す略図である。
【図7】本発明の別の実施例の側面断面図である。
【符号の説明】
20,120 生体磁気測定装置 22 頭部 24 被験者 26 生体磁気センサ 28,124 ピックアップコイル 30,126 SQUID 34 ジュワー容器 38 ジュワー本体軸線 40 極低温流体 90 頭部 92 円筒形表面 94 湾曲頭蓋部分 96 頭蓋部分の周囲 98 円筒形軸線 100 頭部基準軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 5/05 G01R 33/035 H01L 39/04 H01L 39/22

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジュワー容器が、断熱された液密の細長
    い中空本体及び中空本体の外面に設けられた細長い凹部
    を有し、細長い中空本体は、その長手方向と平行なジュ
    ワー本体軸線を有し、凹部は、人の頭部を受け入れるの
    に十分大きく寸法決めされていて、頭部の額部分、頭蓋
    部分及び後頭部分を受け入れるようになっており、凹部
    は、その長手方向と平行な凹部軸線を有し、凹部軸線は
    ジュワー本体軸線に対し約20゜〜約60゜の角度をな
    し、生体磁気センサの第1のアレイが、ジュワー本体内
    に配置されると共に凹部の内面の周囲の少なくとも一部
    の周りに配置され、生体磁気センサで生じた信号を検出
    するための手段が設けられていることを特徴とする生体
    磁気測定装置。
  2. 【請求項2】 凹部軸線は、ジュワー本体軸線に対して
    約30゜〜約60゜の角度をなしていることを特徴とす
    る請求項1記載の生体磁気測定装置。
  3. 【請求項3】 凹部軸線は、ジュワー本体軸線に対して
    約45゜の角度をなしていることを特徴とする請求項1
    記載の生体磁気測定装置。
  4. 【請求項4】 中空本体の形状は実質的に円筒形である
    ことを特徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。
  5. 【請求項5】 センサアレイは、複数の磁界ピックアッ
    プコイルを含み、前記検出手段は、複数の超電導量子干
    渉デバイスを含み、各ピックアップコイルと超電導量子
    干渉デバイスは互いに電気的に連絡していることを特徴
    とする請求項1記載の生体磁気測定装置。
  6. 【請求項6】 ジュワー容器を支持すると共にジュワー
    容器を鉛直線に対して−約45゜から+約45゜の角度
    にわたり、水平線の周りに回動させる手段が更に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の生体磁気測定
    装置。
  7. 【請求項7】 被験者の頭部を水平面に対して0〜90
    ゜の角度で支持する手段が更に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。
  8. 【請求項8】 生体磁気センサの第2のアレイが、前記
    生体磁気センサの第1のアレイから遠くに離れた状態で
    ジュワー本体内に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の生体磁気測定装置。
  9. 【請求項9】 生体磁気センサの第2のアレイは実質的
    に平らであることを特徴とする請求項8記載の生体磁気
    測定装置。
  10. 【請求項10】 凹部軸線は、ジュワー本体に対して4
    5゜の角度をなし、生体磁気センサの第2のアレイは、
    ジュワー本体軸線に対して約45゜の角度をなし且つ凹
    部軸線に対して約90゜の角度をなしていることを特徴
    とする請求項8記載の生体磁気測定装置。
  11. 【請求項11】 細長い凹部は、その長手方向と平行な
    凹部軸線及び実質的に人の頭部の頭蓋部分の形状をした
    凹部表面頭蓋用部分を有し、頭部は、円筒形軸線と一致
    した頭部基準軸線を有する円筒形表面により、更に、人
    の頭蓋部を含むよう構成され、円筒形表面と連続してい
    る頭蓋周囲を有する頭部頭蓋部分によって定められるこ
    とを特徴とする請求項1記載の生体磁気測定装置。
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