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JP2799313B2 - 写真用シート材料の湿式処理装置 - Google Patents

写真用シート材料の湿式処理装置

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Publication number
JP2799313B2
JP2799313B2 JP8287311A JP28731196A JP2799313B2 JP 2799313 B2 JP2799313 B2 JP 2799313B2 JP 8287311 A JP8287311 A JP 8287311A JP 28731196 A JP28731196 A JP 28731196A JP 2799313 B2 JP2799313 B2 JP 2799313B2
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JP
Japan
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roller
rollers
sheet material
container
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8287311A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09133993A (ja
Inventor
パトリク・バン・デン・ベルゲン
リユク・デ・レク
バルト・ベルヘスト
デイルク・デ・ルイター
Original Assignee
アグフア−ゲヴエルト・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アグフア−ゲヴエルト・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ filed Critical アグフア−ゲヴエルト・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ
Publication of JPH09133993A publication Critical patent/JPH09133993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2799313B2 publication Critical patent/JP2799313B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/08Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
    • G03D3/13Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
    • G03D3/132Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed by roller assembly

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】本発明は写真用シート材料、X線フィ
ルム、予備感光板、グラフィック・アートのフィルムお
よび印画紙、およびオフセット版の湿式処理を行う装置
に関する。特に本発明は垂直な経路に沿って1個または
それ以上の処理用単位装置に写真材料を運ぶ装置の改良
に関する。
【0002】
【本発明の背景】一般に写真用シート材料の処理装置は
数個の容器から成り、その大部分または全部は処理液、
例えば現像液、定着液または洗滌液を含んでいる。本明
細書において「シート材料」という言葉は切断された紙
の形ばかりではなく、ロールから巻戻したウエッブの形
をした写真材料を含むものとする。処理すべきシート材
料は例えば一つまたはそれ以上の対をなした駆動ローラ
のような輸送装置によって次々とこれらの容器の中を運
ばれ、次いで随時乾燥装置へと送られる。シート材料が
各容器の中で費やす時間は輸送速度およびシートの供給
経路の方向の容器の寸法によって決定される。
【0003】通常の処理装置においては、シート材料は
一般に水平方向の供給経路に沿って輸送され、シート材
料は通常は各処理液表面の下を通り容器の間の隔壁の上
を通過する循環供給経路を経て一つの容器から他の容器
へと送られる。しかし実質的に垂直な向きをもった処理
機も提案されており、この装置では複数の容器が積み重
ねられ、各容器は材料の入口として作用する上部にある
開口部およびシート材料の出口として作用する底部にあ
る開口部、またはその逆の関係にある開口部をもってい
る。本明細書において「実質的に垂直な」とは、シート
材料が入口から出口へと至る正確に垂直な経路に沿っ
て、或いは水平方向の成分より垂直方向の成分が大きな
経路に沿って動くことを意味する。本発明の装置におい
ては垂直の向きが使用されているため、多くの利点が得
られる。特にこのような装置は、通常の水平な配置が占
める床面積の数分の一の床面積を占めるだけである。さ
らに垂直の向きをもった装置におけるシートの輸送経路
は、水平な向きをもった装置に通常使用されている曲が
った供給経路とは対照的に、実質的に直線的である。こ
の直線的な経路はシート材料のかたさとは無関係にな
り、水平の向きをもった装置に比べ傷がつく危険が少な
い。
【0004】垂直の向きをもった装置においては、シー
ト材料が装置の中を通り過ぎるにつれて、処理液が漏れ
て一つの容器から他の容器へと運ばれることを避ける
か、または少なくとも最小限度に抑制することが重要で
ある。米国特許第4166689号(発明者Schau
sberger、出願人Agfa−Gevaert A
G)には、液を下方の口から逃がし、この液を密封装置
のタンクによって遮断し、このタンクには下方の開口部
の線上にある水平の通路の上方に2個のスクィージー
(squeezee)が備えられた装置が記載されてい
る。容器中にある一つまたはそれ以上の対をなす駆動ロ
ーラが下方の開口部を閉じ、また容器の開口部の間に延
びた垂直な経路に沿ってシート材料を輸送する役割を果
している。
【0005】
【本発明の概要】本発明の目的は、簡単且つ信頼すべき
方法で1個の容器を次の容器から密封でき、また付属の
容器のハウジングに対してローラを密封できる垂直な向
きをもった処理装置を提供することである。
【0006】本発明においては、この目的および該装置
の他の有利な特徴は、処理容器の下方の開口部を閉じる
ローラを、1個のローラの端面が他のローラの端面と同
じ面内にあり、各ローラが静止した密封装置に接触して
密封が行われるように互いに位置させることにより達成
されることが見出された。
【0007】本発明においては、上方の開口部および下
方の開口部(17、18)を有する少なくとも1個の処
理容器(12、12’、12”)から成り、該開口部の
一つはシート材料の入口をなし、他の開口部はシート材
料の出口をなしており、該入口および出口によりその間
において容器を通る実質的に垂直なシート材料の経路
(20)が規定され、該容器は互いに傾けられその間に
シート材料の経路が延びたニップ(36)を規定する一
対の回転可能なローラ(28、30)を含んでいる写真
用シート材料の湿式処理を行う装置において、(i)該
ローラは互いに、1個のローラ(28)の端面(68)
が他のローラ(30)の端面(69)と実質的に同じ面
内にあるような関係位置にあり、(ii)該ニップ(3
6)の少なくとも流体側において、各ローラ(28、3
0)の長さに沿い且つ各ローラの端面上を延びた連続し
た接触線(52)を有する静止した密封装置(38)が
備えられていることを特徴とする装置が提供される。
【0008】好ましくはローラの少なくとも一つはエラ
ストマー材料の被覆をもった芯を含んでいる。「芯」と
いう言葉は軸方向の内部部材であり、通常は円筒形であ
ってエラストマー材料から成る被覆に比べ比較的かたい
部材を意味するものとする。芯は中がつまっていても中
空でもよい。通常ローラに対する駆動は芯にかけられ
る。エラストマー材料は芯の端を越えて延びていること
ができ、密封装置は芯の端の面と接触している。芯の端
を越える被覆の延長部は、被覆と密封装置との間の密封
力のため被覆のエラストマー材料が変形できる空間を規
定している。
【0009】1個のローラの端面が他のローラの端面と
実質的に同じ面内にあることが本発明の必要条件であ
る。「端面」という言葉はローラの外側の表面に隣接し
たローラの端にある面を意味する。即ちローラがエラス
トマー材料の被覆を備えた芯を含んでいる場合、本明細
書において使用される「端面」とはエラストマー材料の
被覆の端面を意味する。1個のローラの端面は他のロー
ラの端面と正確に同じ面内にあるか、或いはローラおよ
び密封部材がつくられた材料の弾力性を考慮して端面と
静止した密封装置の平面の部分との間に効果的な密封を
行うことができる程十分に隣接した面内にある。この必
要条件のためにローラのエラストマーの被覆は長さが実
質的に等しい。
【0010】静止した密封装置は付属のローラの軸に平
行な直線に沿って各ローラと接触することができ、好ま
しくは流体の側において中心から45°〜270°の
間、最も好ましくは80°〜100°の間にある位置で
付属のローラの表面と接触していることができる。
【0011】静止した密封装置は一体となった形または
複合体の形をしていることができる。特に一体となった
密封部材は実質的に水平に配置された平らな板の形をし
た中心の部分を含んでいることができ、この板の下面は
各ローラに接触し、該密封部材はさらに実質的に垂直に
配置された端板を含み、この端板は該ローラの端面に押
し付けられている。
【0012】この密封部材は好ましくはローラの表面に
垂直な方向にローラ1cm当たり2〜500gのバネの
力を及ぼす。バネの荷重は密封部材の幾何学的形状、密
封部材に含まれる別のバネ、或いは単に付属のローラの
エラストマー材料の被覆の圧縮力から得られる。
【0013】端板は好ましくはローラの表面上で測定し
て該端板とローラの端面との接触線1cm当たり2〜5
00gの力でローラの端面に対して傾けられていること
が好ましい。 従って端板は、該端板とローラの端面との
間の所望の位置に接触線ができるように作られたバネに
よってローラの端面に押し付けられていることができ
る。別法としてローラのエラストマー材料の被覆は幾分
大きめにつくられ、必要なバネの力はエラストマー材料
自身の弾力性から得られるようにすることができる。
【0014】密封部材は摩擦係数(ステンレス鋼に対し
て測定して)が0.05〜0.3、好ましくは0.09
〜0.2の材料から作られるか、これらの材料からつく
られたローラの接触面を備えていることが好適である。
付属のローラ面と接触する密封部材の材料は例えばPT
FE(ポリテトラフルオロエチレン)、POM(ポリオ
キシメチレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、U
HMPE(超高分子量ポリエチレン)、ポリウレタン、
PA(ポリアミド)、PBT(ポリブチルテレフタレー
ト)およびそれらの混合物のような重合体材料、および
その複合体から成っていることができる。別法としてま
たはこれに加えて密封部材と接触するローラの表面はこ
のような摩擦の少ない材料で被覆されていることができ
る。
【0015】各容器はモジュール構造をなし、同一のま
たは同様な他の容器の上方または下方に容器を直接取り
付ける装置が備えられていることができる。別法とし
て、装置は一体となったまたは半ば一体となった形をと
ることができる。ここで「半ば一体となった」という言
葉は装置中のすべての容器を通る実質的に垂直な面、特
にシート材料の経路の面により装置が分割され、保守の
目的で装置を開き得ること、特に容易にローラの場所に
到達できることを意味する。
【0016】本発明の装置は隣接した容器の間で実質的
に閉じた状態で連結することができる。従って例えばロ
ーラは処理容器の下方の開口部を閉じる役目をすること
ができる。
【0017】装置の各容器は上方のハウジングの部分と
下方のハウジングの部分とを有するハウジングを含み、
上方のハウジングの部分は上にある次の容器の下方のハ
ウジングの部分に関し隣接した容器の間で実質的に閉じ
た連結をつくるような形をしていることができる。例え
ば上方および下方のハウジングの壁の部分にはフランジ
が取り付けられ、上方のハウジングの壁の部分のフラン
ジを上にある次の容器の下方のハウジングの壁の部分の
フランジに固定し、実質的に閉じた連結をつくる装置が
備えられている。随時容器の間にガスケットを取り付
け、この連結の信頼性を改善することができる。
【0018】本発明の装置の最も上にある液を含んだ容
器には、その中に含まれる処理液の蒸発、酸化または炭
酸化(および処理液と外部環境との間の望ましくない交
換)を減少させる同様な閉鎖装置が備えられていること
が好ましい。各容器(随時最も上にあるもの以外)のハ
ウジングの上方部分は漏洩受け皿を規定するような形を
し、この受け皿は、例えば上にある次の容器のローラの
ニップを通る処理液が該容器のローラからその受け皿の
中に滴り落ちるような位置にある所に置かれており、必
要に応じこの処理液を捕集および循環させることができ
る。
【0019】垂直な配置を用いることにより、容器の断
面積を小さくする、例えばローラの直径の3倍よりも小
さくすることができる。従って容器の容積も小さくな
る。実際或る与えられたシート材料の経路に対し、垂直
処理装置の1個の容器の容積を、水平処理装置の対応す
る処理浴の容積の数分の一よりも小さくすることができ
る。このことは容器を洗滌するのに必要な水の容積に関
して利点となり、またシート材料との相互作用の効率に
関しても利点となっている。
【0020】それにも拘らず必要に応じ、装置の1個ま
たはそれ以上の容器に他の特徴を持たせることができ
る。1993年10月11日付けのヨーロッパ特許明細
書EP93202862号(Agfa−Gevaert
NV)に記載されているように、ローラに作用させて
それから生じる屑を除去するために洗滌装置を取り付け
ることができる。ローラの対またはまたはずらして配置
されたローラのような他のローラをシート材料を装置に
通して輸送するために取り付けることができる。これら
のローラは通常駆動ローラである。シート材料が装置を
通る際シート材料の表面の所における層流を破壊するた
めに他のローラの対を取り付けることができる。これら
のローラは駆動されるローラであっても、自由回転ロー
ラであっても良い。余分なローラの対が存在する場合で
も,通常は(φ/L)の基準が適用されるローラおよび
それに付属した静止した密封装置によって、容器の下方
の開口部を閉じる役目をする下方のローラの対が構成さ
れる。処理液をシート材料へ塗布するために噴霧装置を
取り付けることができる。装置にシート材料を通す際に
案内を行う案内装置を含ませることもできる。1個また
はそれ以上の容器に加熱装置を取り付け、容器が湿式処
理装置ではなく、シート材料の乾燥装置になるようにす
ることができる。液の圧入、加熱、冷却、および濾過を
行う装置は通常容器の外側に取り付けられるが、容器自
身の中にこれらの特徴をもつ幾つかの機素を含ませるこ
ともできる。またこれらの付加的な特徴は任意に組み合
わせることができる。
【0021】本発明の一具体化例においては、1個また
はそれ以上の容器がそのハウジングを通る少なくとも1
個の通路を含み、該通路は処理液が付属の容器へと入る
および/または容器から出る入口および/または出口に
なるようにすることができる。1個またはそれ以上の容
器が処理液を含まないこともでき、これらの容器は無駄
な空間となっているが、その中をシート材料が通過する
際には拡散反応が起こることができる。
【0022】典型的なローラにはエラストマー材料の被
覆が取り付けられている芯をもっているが、ローラはそ
の断面を横切ってすべてエラストマー材料からなってい
ることもできる。或る与えられた液の処理容器からシー
ト材料が出る際、シート材料に付着した液を出来るだけ
効率良く除去し、スクィージー・ローラをかけた後に化
学薬品がシート材料の上に不均一に存在することによっ
て生じるエッジ効果を減少させる必要がある。この操作
を適切に行うためには、ローラがシート材料の幅全体に
亙り十分で均一な圧力を及ぼさなければならない。また
エッジ効果を減少させるためには、反対側のローラの表
面が互いにシート材料の縁を越えて接触していることが
望ましい。この問題を解決するために、通常の処理装置
には例えば長さが400mm以上、直径が24〜30m
mのローラを使用する。シート材料は典型的には幅が数
mmから最大2m、厚さが0.05〜0.5mmであ
る。エラストマー材料の性質を考えれば、実際上シート
材料がニップを通過する際にシート材料の縁の所にでき
る間隙を完全に除去することは不可能である。シート材
料の縁から出来るだけ小さい距離の所でローラの表面が
互いに接触していることが望ましい。即ち漏れが生じる
区域の大きさを最小限度に抑制しなければならない。し
かしローラ間の力は、シート材料が通過していない際に
漏れを防げるほど十分な大きさでなければならない。し
かしまたこの力はシート材料がニップを通る際にシート
材料に物理的な損傷を与えるほど大きくてはならない。
【0023】上に述べたような最低漏洩区域の目的は、
ローラの直径対長さの比が或る基準値より大きければ達
成される。
【0024】この目的を達成するためには、ローラの直
径対長さの比は或る基準値より大きくなければならな
い。特にローラの少なくとも1個、好ましくは各ローラ
がエラストマー材料の被覆をもった堅い芯を含み、エラ
ストマー材料の被覆の最大直径(φ)対その長さ(L)
の比(φ/L)が少なくとも0.012、好ましくは
0.03〜0.06であることが好適である。この配置
を用いればローラを回転させるのに要するトルクを減少
させることができ、この際ローラの直径φ対ローラの長
さの比は好ましくは0.012より大である。両方のロ
ーラがこの要求を満たすことが好ましいが、2個のロー
ラの直径(φ)、従ってその比(φ/L)が同じである
必要はない。
【0025】エラストマー材料の被覆は厚さが1〜30
mmであることが好ましい。 エラストマー材料はエチレ
ン/プロピレン/ジエン三元重合体(EPDM)、シリ
コーン・ゴム、ポリウレタン、熱可塑性ゴム、例えばS
antopren(ポリプロピレン/EPDMゴムに対
する商品名)、スチレン−ブチル・ゴムおよびニトリル
−ブチル・ゴムから選ぶことができる。エラストマー材
料のかたさは、ローラの表面で測定し、ショア(A)単
位で15〜90であることができる。本発明の一具体化
例においては、エラストマー材料の被覆の直径(φ)は
ローラの長さに沿って一定である。別法としてローラは
半径方向の寸法がその長さに沿って変化するような断面
をもっていることができる。後者の場合、式(φ/L)
における直径(φ)は最大直径である。好適具体化例に
おいては、このようなローラは変形しない芯を含み、エ
ラストマー材料の被覆の厚さはその長さに沿って変化し
ている。別法としてまたはこれに加えて、芯の直径はそ
の長さに沿って変化している。
【0026】理想的にはこのようなローラの半径方向の
寸法の断面は、ニップを通るシート材料に対しロールに
よってかけられる力がロールの幅全体に亙って実質的に
均一であるような断面である。
【0027】ローラの半径方向の寸法はロールの端へ向
かって減少している、即ち凸面の断面、特に放物線の断
面をもっていることが理想的である。
【0028】芯の曲げE−モジュラスは50〜300G
Paであることが好ましい。 かたい芯に対する適当な材
料には金属、例えばステンレス鋼、非鉄合金、チタンま
たはアルミニウム、またはこれらの複合体が含まれる。
【0029】本発明の一具体化例においては、芯は中空
である。別法として芯は詰まっていることができる。
【0030】ローラは好ましくは装置全体に亙りシート
材料を駆動する駆動ローラであることができる。別法と
してローラは自由に回転するローラであって、装置の中
にに写真用シート材料を通す交替駆動装置が備えられて
いることができる。
【0031】ローラは種々の方法で互いに傾けることが
できる。例えばエラストマー材料の固有の弾性を利用す
る方法、固定されたローラの軸受けを用いる方法でロー
ラを互いに傾ける。別法としてローラ・シャフトの端に
作用するバネのような弾力性をもった装置を使用するこ
とができる。このバネの代わりに他の同等な圧縮装置、
例えば空気または油圧シリンダーを用いることができ
る。
【0032】
【本発明の好適具体化例】次に添付図面を参照し純粋に
例示のための実施例として本発明をさらに説明する。
【0033】添付図面においては本発明の処理容器の一
特定の具体化例を示したに過ぎず、本発明はその具体化
例に限定されるものではない。添付図面に示された例え
ばX線フィルムのような写真用シート材料を湿式処理す
る装置は、互いに積み重ねられた多数の処理容器から成
っている。これらの容器はシート状の写真材料を処理す
る一連の工程、例えば現像、定着および水洗を行うよう
に配置されている。これらの容器は図示のようなモジュ
ール構造をもっているか、または一体となった装置の一
部であることができる。
【0034】図1に示されているように、各容器12は
一般的に矩形の断面をもち、上方の開口部17を有する
上方部分15と下方の開口部18を有する下方部分16
をもつように作られたハウジング14を含んでいる。上
方の開口部17はシート材料の入口となり、下方の開口
部18はシート材料の出口になっている。この入口およ
び出口はその間で容器13を通る実質的に垂直なシート
材料の経路20を規定しており、シート材料22は矢印
Aで示されるように下向きに動く。シート材料は好まし
くはニップの長さよりも少なくとも10mm短い幅をも
ち、シートの縁とニップの隣接した端との間の間隔が少
なくとも5mmになるようにし、漏れが最小限度に抑制
する。各容器12は処理液24を含むことができ、ハウ
ジング14の中の通路26が処理液24の入口として備
えられている。下方の開口部18は本発明の装置に備え
られた1対の回転可能なローラ28、30によって閉じ
られる。
【0035】各ローラ28、30はエラストマーの被覆
34をもったステンレス鋼の中空の芯32から成るスク
ィージー型のローラである。芯32はその長さに沿って
一定の内径および外径をもった円筒形をしている。ロー
ラ28、30は液に対して密封を行うのに十分ではある
が写真用シート材料がローラの間を通る際それに損傷を
与えない程度の力により互いに傾けられている。ローラ
28、30の間の接触線によってニップ36が規定され
ている。ニップ36は下方の開口部18の端を越えて延
びた或る長さをもっている。ローラ28、30の長さは
実質的に等しい。ローラ28、30は駆動装置(図示せ
ず)に連結され、シート材料の経路20に沿ってシート
材料22を駆動する駆動ローラを構成している。
【0036】各ローラ28、30は、その長さに沿って
静止した密封部材38と接触して密封が行われ、該密封
部材は容器12のハウジング14に固定され、処理液2
4はローラ28、30および密封部材38によって容器
12の中に保持されている。密封部材38は一体となっ
た形をしており、それを通る孔39が開けられた実質的
に水平に配置された平らな板70の形の中央部分をも
ち、該板の下面は流体側においてニップ36の中心か
ら、即ちローラ28、30の回転軸を結ぶ面から約90
°の位置にある接触線に沿って各ローラ28、30の表
面71と接触している。密封部材38はまたその各端に
おいて垂直に配置された端面62を含み、これは図3に
さらに詳細に示されているようにローラ28、30の端
面に押し付けられて取り付けられている。密封部材38
は厚さ300〜1500μmの鋼の板からつくられ、ロ
ーラの接触面はPTFEで被覆されている。
【0037】上方および下方のハウジングの部分15、
16にはそれぞれフランジ19、21が取り付けられ、
図1の破線で部分的に示されているように容器12を同
じまたは同様な他の容器12’、12”の真上および真
下に取り付け得るようになっている。上方のハウジング
の部分15は下方のハウジングの部分16に関し隣接し
た容器の間で実質的に閉じた連結部が作られるような形
をしている。従って容器12から入って来る処理液はロ
ーラ28、30および密封部材38によって下方の容器
12”に落下するのが防がれ、同時に下方の容器12”
から入って来る蒸気が容器12に入ったり外部の環境へ
逃げたりすることが防がれる。この構成は、一つの容器
12の中の処理液が隣接した容器の内容物によって汚染
されることがなく、処理液の蒸発は閉じた系の中で行わ
れるため、その酸化および炭酸化が著しく減少するとい
う利点をもっている。
【0038】ハウジング14の上方の部分15は漏洩受
け皿42を規定するような形をしている。上にある次の
容器12’のローラのニップを通ることができる処理液
は、特にそのニップの間をシート材料22が通る際、そ
の容器のローラから滴り落ち、漏洩受け皿42へと落下
し、ここから回収され、必要に応じ循環させられる。液
24の表面25と上にある次の容器12’のローラのニ
ップとの間の距離Hはできるだけ小さくされている。
【0039】図2の模式的な分解組立て図を参照すれ
ば、2個のローラ28、30は互いに接触してその間に
ニップ36が作られるように示されている。静止した密
封部材38とローラとの接触線は破線52で示されてい
る。この接触線は連続しており、各ローラ28、30の
長さに沿って延びた直線の長手方向の部分53と、ロー
ラの端面68、69の上に延びたアーチ状の部分54を
もっている。接触線52の最低点55はニップ36の高
さよりも低い所にある。従ってこの接触線はニップ36
の流体側、即ち上側においてローラ28、30の端面上
を延びている。図1から判るように、実際上は密封部材
38と各ローラ28、30との間の接触線は線と面との
接触ではなく、面と面との接触である。何故ならば図示
されているように密封部材38の接触表面は平らである
か、或いはローラの周を描くような断面をもっているか
らである。それにも拘らず、少なくとも該ニップの流体
側においては、各ローラの長さに沿いまた各ローラの端
面上に延びた連続的な接触線を描くことができるのであ
る。
【0040】ローラ28の構成を図3に詳細に示す。ロ
ーラ30の構成も同様である。ローラ28はステンレス
鋼の中空の芯32を含み、外径は28mm、内径は19
mmで一定である。ステンレス鋼の芯32は曲げE−モ
ジュラスが210GPaである。この芯32にはEPD
Mゴムの被覆34が取り付けられ、このエラストマーの
かたさはショア(A)単位で30である。このエラスト
マーの被覆34は厚さがローラの端で7mm、ローラの
中心で7.5mmである。このローラ28の長さは75
0mmであり、最大直径は40mmである。従って最大
のφ/Lの比は約0.053である。芯32はローラの
シャフト50のボス46に熔接され、このシャフトはロ
ーラから軸方向に延び、ローラのシャフト50の遠い方
の端は軸受け(図示せず)の中に保持されているか、駆
動車(図示せず)に連結され、ローラを駆動するように
なっている。
【0041】密封部材38の水平に配置された平らな板
の部分70はローラ28の表面71に沿って延び、それ
と接触している。密封部材38の端面の部分62はエラ
ストマーの被覆34の端面68に押し付けられている。
【0042】この被覆34は芯32の端を越えて延び、
被覆34と密封部材38との間に密封力が働く結果被覆
34のエラストマー材料が変形し得る空間44を規定し
ている。
【0043】図2から判るように、ローラ28、30は
互いに、第1のローラ28の端面68が他のローラ30
の端面69と同じ平面上にあるような位置関係にある。
各ローラはその長さに沿って密封部材38の長手方向の
部分と接触しているばかりでなく、端面によって端板6
2とも接触している。各端板62は、第1のローラ28
のシャフト50の周りおよび第2のローラ30のシャフ
ト51へと続いている下縁部66を有し、該端いたが第
1のローラ28の端面68に対し面と面との接触ができ
るようになっている。しかしその最低点において縁66
はニップ36よりも低い位置にある。端板62が第1の
ローラ28の端面68および第2のローラ30の端面6
9と接触する周方向の距離は、端板63とニップ36の
高さよりも低い高さで延びているローラ28、30の端
面68、69との間の接触線と一致させ出来るだけ短く
する。
【0044】端板62は板バネ64によってローラ2
8、30の端面68、69に押し付けられ、接触線52
が所望の位置に来るような形に作られている。端板62
とローラの端面68との間の適当なバネの力は、ローラ
の表面で測定して接触線の長さ1cm当たり2〜500
gである。
【0045】端板62はそれぞれ孔74を含み、その下
縁部はローラ28、30の頂部の高さよりも低い所にあ
り、処理液24の大部分が容器の各端において容器から
流れ出て必要に応じ循環させ得るようになっている。
【0046】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.上方の開口部および下方の開口部(17、18)を
有する少なくとも1個の処理容器(12、12’、1
2”)から成り、該開口部の一つはシート材料の入口を
なし、他の開口部はシート材料の出口をなしており、該
入口および出口によりその間において容器を通る実質的
に垂直なシート材料の経路(20)が規定され、該容器
は互いに傾けられその間にシート材料の経路が延びたニ
ップ(36)を規定する一対の回転可能なローラ(2
8、30)を含んでいる写真用シート材料の湿式処理を
行う装置において、(i)該ローラは互いに、1個のロ
ーラ(28)の端面(68)が他のローラ(30)の端
面(69)と実質的に同じ面内にあるような関係位置に
あり、(ii)該ニップ(36)の少なくとも流体側に
おいて、各ローラ(28、30)の長さに沿い且つ各ロ
ーラの端面上を延びた連続した接触線(52)を有する
静止した密封装置(38)が備えられている装置。
【0047】2.該密封装置(38)はローラの面に垂
直に、ローラの長さ1cm当たり2〜500gのバネの
力を及ぼす上記第1項記載の装置。
【0048】3.該密封装置は一体となった密封部材
(38)の形をしている上記第1項記載の装置。
【0049】4.該密封部材(38)は実質的に水平に
配置された平らな板(70)の形をした中央の部分を含
み、その下面は各ローラ28、30の表面(71)と接
触し、該密封部材はさらに実質的に垂直に配置された端
板(62)を含み、この端板は該ローラ(28、30)
の端面(68、69)に押し付けられている上記第3項
記載の装置。
【0050】5.該密封部材(38)は該ニップ(3
6)の中心から45°〜270°の位置において付属の
ローラ(28)の表面(71)と接触している上記第4
項記載の装置。
【0051】6.該端板(62)は該ローラ(28、3
0)の各々の該端面(68、69)に対して傾けられて
いる上記第4または5項記載の装置。
【0052】7.該端板(62)は、ローラの表面上で
測定して、端板(62)とローラ(28、30)の端面
(68、69)との間の接触線1cm当たり、2〜50
0gの力で該端面(68、69)に対して傾けられてい
上記第6項記載の装置。
【0053】8.該ローラの少なくとも1個は芯(3
2)を含み、該芯はその端を越えて延びたエラストマー
材料の被覆を有し、該密封部材は該被覆の端面と接触し
ている上記第1〜7項記載の装置。
【0054】9.ローラの表面と接触している密封装置
の材料は摩擦係数(ステンレス鋼に対して測定)が0.
05〜0.3である上記第1〜8項記載の装置。
【0055】10.ローラの表面と接触している密封装
置の材料はポリテトラフルオロエチレン、ポリオキシメ
チレン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレ
ン、ポリウレタン、ポリアミドおよびその混合物および
複合体から成る群から選ばれる重合体材料から成ってい
る上記第9項記載の装置。
【0056】11.該ローラ(28、30)は該シート
材料の経路(20)に沿い該シート材料を駆動する駆動
ローラをなしている上記第1〜10項記載の装置。
【0057】12.該ローラ(28、30)の少なくと
も1個はエラストマー材料の被覆(34)を有する芯
(32)を含み、エラストマー材料の被覆の最大直径
(φ)対長さ(L)の比(φ/L)は少なくとも0.0
12である上記第1〜11項記載の装置。
【0058】13.該下方の開口部(18)は該対をな
す回転可能なローラ(28、30)によって閉じられる
上記第1項記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の垂直な処理装置の一つの容器の断面図
が実線で示され、破線で隣接した容器が部分的に示され
ている。
【図2】図1に示した容器のローラと密封部材とを示す
部分的な分解組立て模式図である。
【図3】図1に示した容器に使用される1個のローラの
構成を詳細に示す長手方向の断面図である。
【符号の説明】
12 容器 12’,12” 他の容器 14 ハウジング 15 上方部分 17 上方の開口部 16 下方部分 18 下方の開口部 20 経路 19,21 フランジ 22 シート材料 24 処理液 25 表面 26 通路 28,30 ローラ 32 芯 34 エラストマーの被覆 36 ニップ 38 密封部材 39 孔 42 漏洩受け皿 44 空間 46 ボス 50 ローラのシャフト 51 シャフト 52 接触線 53 長手方向の部分 55 アーチ状の部分 62 端板 H 距離 64 板バネ 66 下縁部 68,69 端面 70 平らな板の部分 71 表面 74 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バルト・ベルヘスト ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテ ストラート27・アグフア−ゲヴエルト・ ナームローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 デイルク・デ・ルイター ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテ ストラート27・アグフア−ゲヴエルト・ ナームローゼ・フエンノートシヤツプ内 (56)参考文献 特開 平3−110556(JP,A) 特開 平4−281452(JP,A) 特開 平4−104146(JP,A) 特開 平4−195040(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方の開口部および下方の開口部(1
    7、18)を有する少なくとも1個の処理容器(12、
    12’、12”)から成り、該開口部の一つはシート材
    料の入口をなし、他の開口部はシート材料の出口をなし
    ており、該入口および出口によりその間において容器を
    通る実質的に垂直なシート材料の経路(20)が規定さ
    れ、該容器は互いに傾けられその間にシート材料の経路
    が延びたニップ(36)を規定する一対の回転可能なロ
    ーラ(28、30)を含んでいる写真用シート材料の湿
    式処理を行う装置において、 (i)該ローラは互いに、1個のローラ(28)の端面
    (68)が他のローラ(30)の端面(69)と実質的
    に同じ面内にあるような関係位置にあり、 (ii)該ニップ(36)の少なくとも流体側におい
    て、各ローラ(28、30)の長さに沿い且つ各ローラ
    の端面上を延びた連続した接触線(52)を有する静止
    した密封装置(38)が備えられていることを特徴とす
    る装置。
JP8287311A 1995-10-17 1996-10-11 写真用シート材料の湿式処理装置 Expired - Lifetime JP2799313B2 (ja)

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EP95202794A EP0769719A1 (en) 1995-10-17 1995-10-17 Apparatus for the wet processing of photographic sheet material

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JPH09133993A JPH09133993A (ja) 1997-05-20
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EP0769719A1 (en) 1997-04-23
US5678118A (en) 1997-10-14
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