JP2787565B2 - 野菜移植機 - Google Patents
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばキャベツまたは
レタスなどの野菜苗を連続的に植付ける野菜移植機に関
する。
レタスなどの野菜苗を連続的に植付ける野菜移植機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平2−67716号公報に示
す如く、育苗ポット苗トレイを苗載台に搭載させると共
に、植付部の取出爪によって前記トレイから苗を取出
し、植付部の植付爪によって苗を植付ける技術があっ
た。
す如く、育苗ポット苗トレイを苗載台に搭載させると共
に、植付部の取出爪によって前記トレイから苗を取出
し、植付部の植付爪によって苗を植付ける技術があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、苗載
台と取出爪と植付爪を移植フレームに取付け、畝側方の
溝内部を移動させる走行車輪及び遊動輪に前記移植フレ
ームを支持させていたから、走行車輪が移動する溝の凹
凸または野菜苗を植付ける畝面の起伏などによって畝と
移植フレームの相対高さが変化し、植付爪の対地高さが
変化してポット苗の植付深さが変更される不具合があ
る。
台と取出爪と植付爪を移植フレームに取付け、畝側方の
溝内部を移動させる走行車輪及び遊動輪に前記移植フレ
ームを支持させていたから、走行車輪が移動する溝の凹
凸または野菜苗を植付ける畝面の起伏などによって畝と
移植フレームの相対高さが変化し、植付爪の対地高さが
変化してポット苗の植付深さが変更される不具合があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、野菜
ポット苗を入れたトレイ(26)を搭載する苗載台(2
7)と、前記トレイ(26)から野菜ポット苗を取出す
取出爪(43)と、該取出爪(43)から野菜ポット苗
を受取って植付ける植付爪(50)を設ける野菜移植機
において、走行車(1)にリンク機構(19)を介して
移植フレーム(16)を昇降自在に装設させ、前記苗載
台(27)と取出爪(43)を前記移植フレーム(1
6)の高位置に取付けると共に、畝(A)に対して植付
爪(50)取付け間隔を略一定に保つフローティング部
材(25)を介して前記移植フレーム(16)の低位置
に植付爪(50)を取付けたもので、走行路面の凹凸ま
たは苗載台重量変化などによる移植フレームの昇降動作
に影響されることなく、植付爪をフローティング動作さ
せ、畝と植付爪の相対高さを略一定に維持させるから、
植付爪の畝との対地高さが変化してポット苗の植付深さ
が変更される不具合を容易になくし得、前記取出爪と植
付爪を用いたポット苗移植機能の向上並びに取扱い操作
の簡略化などを容易に図り得るものである。
ポット苗を入れたトレイ(26)を搭載する苗載台(2
7)と、前記トレイ(26)から野菜ポット苗を取出す
取出爪(43)と、該取出爪(43)から野菜ポット苗
を受取って植付ける植付爪(50)を設ける野菜移植機
において、走行車(1)にリンク機構(19)を介して
移植フレーム(16)を昇降自在に装設させ、前記苗載
台(27)と取出爪(43)を前記移植フレーム(1
6)の高位置に取付けると共に、畝(A)に対して植付
爪(50)取付け間隔を略一定に保つフローティング部
材(25)を介して前記移植フレーム(16)の低位置
に植付爪(50)を取付けたもので、走行路面の凹凸ま
たは苗載台重量変化などによる移植フレームの昇降動作
に影響されることなく、植付爪をフローティング動作さ
せ、畝と植付爪の相対高さを略一定に維持させるから、
植付爪の畝との対地高さが変化してポット苗の植付深さ
が変更される不具合を容易になくし得、前記取出爪と植
付爪を用いたポット苗移植機能の向上並びに取扱い操作
の簡略化などを容易に図り得るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は乗用移植機の全体側面図、図2
は移植部の側面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗す
る走行車であり、(2)はエンジン(3)を前部に搭載
する車体フレーム、(4)(5)は走行用前後輪、
(6)は前記エンジン(3)などを覆うボンネット、
(7)は前記ボンネット(6)両側に装備する予備苗載
台、(8)は車体カバー(9)上部に設ける運転席、
(10)は前記運転席(8)の前方でボンネット(6)
後部に設ける操向ハンドル、(11)は前記運転席
(8)後部の車体カバー(9)上に搭載する移植用水タ
ンクである。
づいて詳述する。図1は乗用移植機の全体側面図、図2
は移植部の側面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗す
る走行車であり、(2)はエンジン(3)を前部に搭載
する車体フレーム、(4)(5)は走行用前後輪、
(6)は前記エンジン(3)などを覆うボンネット、
(7)は前記ボンネット(6)両側に装備する予備苗載
台、(8)は車体カバー(9)上部に設ける運転席、
(10)は前記運転席(8)の前方でボンネット(6)
後部に設ける操向ハンドル、(11)は前記運転席
(8)後部の車体カバー(9)上に搭載する移植用水タ
ンクである。
【0006】また図中(12)は苗供給装置(13)及
び苗取出装置(14)及び苗植付装置(15)などを有
する苗自動移植部であり、前記苗供給装置(13)及び
苗取出装置(14)を支持する移植フレーム(16)を
トップリンク(17)及びロワーリンク(18)を含む
三点リンク機構(19)を介して走行車(1)後側に昇
降自在に連結させると共に、前記苗植付装置(15)の
苗植付駆動ケース(20)を上下平行リンク(21)
(22)を介して移植フレーム(16)に上下動自在に
連結させて、前記ロワーリンク(18)に連結させる油
圧昇降シリンダ(23)の伸縮動作でもって移植部(1
2)の昇降制御を行う一方、前記植付装置(15)後方
に延設するゲージフレーム(24)後端の上下高さ調節
自在なゲージホイル(25)を畝(A)上面に転接させ
て、畝(A)上面に追従させる如く植付装置(15)を
上下動させて、畝(A)に対し植付装置(15)を倣い
制御するように構成している。
び苗取出装置(14)及び苗植付装置(15)などを有
する苗自動移植部であり、前記苗供給装置(13)及び
苗取出装置(14)を支持する移植フレーム(16)を
トップリンク(17)及びロワーリンク(18)を含む
三点リンク機構(19)を介して走行車(1)後側に昇
降自在に連結させると共に、前記苗植付装置(15)の
苗植付駆動ケース(20)を上下平行リンク(21)
(22)を介して移植フレーム(16)に上下動自在に
連結させて、前記ロワーリンク(18)に連結させる油
圧昇降シリンダ(23)の伸縮動作でもって移植部(1
2)の昇降制御を行う一方、前記植付装置(15)後方
に延設するゲージフレーム(24)後端の上下高さ調節
自在なゲージホイル(25)を畝(A)上面に転接させ
て、畝(A)上面に追従させる如く植付装置(15)を
上下動させて、畝(A)に対し植付装置(15)を倣い
制御するように構成している。
【0007】図3にも示す如く、前記苗供給装置(1
3)は、苗トレイ(26)を搭載する苗載台(27)
と、苗載台(27)下部の左右側板(28)(29)を
支持して苗載台(27)を左右方向に横送り案内する上
下ガイド軸(30)(31)と、苗載台(27)をアー
ム杆(32)を介して横送り駆動する横送り駆動ケース
(33)と、左右の駆動スプロケット(34)と従動輪
(35)間に張架する左右の縦送りチェン(36)と、
左右の縦送りチェン(36)間に等間隔毎に設ける縦送
りピン(37)と、前記苗載台(27)上方に下部支点
軸(38)及び上部供給シリンダ(39)を介して補助
苗載台(40)を支持する苗トレイ自動供給部(41)
とを備え、前記苗載台(27)の横送り終端時苗トレイ
(26)の各セル(26a)底部間に掛合させる縦送り
ピン(37)でもって苗トレイ(26)の縦送りを行う
一方、前記補助苗載台(40)の供給シリンダ(39)
の伸張時該台(40)上の苗トレイ(26)を苗載台
(27)に自動供給するように構成している。
3)は、苗トレイ(26)を搭載する苗載台(27)
と、苗載台(27)下部の左右側板(28)(29)を
支持して苗載台(27)を左右方向に横送り案内する上
下ガイド軸(30)(31)と、苗載台(27)をアー
ム杆(32)を介して横送り駆動する横送り駆動ケース
(33)と、左右の駆動スプロケット(34)と従動輪
(35)間に張架する左右の縦送りチェン(36)と、
左右の縦送りチェン(36)間に等間隔毎に設ける縦送
りピン(37)と、前記苗載台(27)上方に下部支点
軸(38)及び上部供給シリンダ(39)を介して補助
苗載台(40)を支持する苗トレイ自動供給部(41)
とを備え、前記苗載台(27)の横送り終端時苗トレイ
(26)の各セル(26a)底部間に掛合させる縦送り
ピン(37)でもって苗トレイ(26)の縦送りを行う
一方、前記補助苗載台(40)の供給シリンダ(39)
の伸張時該台(40)上の苗トレイ(26)を苗載台
(27)に自動供給するように構成している。
【0008】前記苗取出装置(14)は、前記横送り駆
動ケース(33)に駆動力を入力する苗取出駆動軸(4
2)にロータリケースなどを介し苗取出爪(43)を連
結支持させる苗取出アーム(44)と、前記苗供給装置
(13)に駆動力を入力する縦送り駆動軸(45)の固
定押出カム(46)に揺動アーム(47)を介しピン支
持体(48)を連結させる苗押出ピン(49)とを備
え、前記駆動軸(42)の回転による苗取出爪(43)
の苗トレイ(26)への上方よりの突入直前に、苗押出
ピン(49)を苗トレイ(26)底面側より突入させて
苗を押出動作させて、これら苗取出爪(43)と苗押出
ピン(49)による苗取出しを行うように構成してい
る。
動ケース(33)に駆動力を入力する苗取出駆動軸(4
2)にロータリケースなどを介し苗取出爪(43)を連
結支持させる苗取出アーム(44)と、前記苗供給装置
(13)に駆動力を入力する縦送り駆動軸(45)の固
定押出カム(46)に揺動アーム(47)を介しピン支
持体(48)を連結させる苗押出ピン(49)とを備
え、前記駆動軸(42)の回転による苗取出爪(43)
の苗トレイ(26)への上方よりの突入直前に、苗押出
ピン(49)を苗トレイ(26)底面側より突入させて
苗を押出動作させて、これら苗取出爪(43)と苗押出
ピン(49)による苗取出しを行うように構成してい
る。
【0009】前記苗植付装置(15)は、前記苗取出爪
(43)によって取出された苗トレイ(26)からの1
株分のポット苗を受取って畝(A)上面に植付ける2つ
の分離爪体(50a)(50b)を有するホッパ形植付
爪(50)と、PTO伝達軸(51)を介し植付駆動ケ
ース(20)に入力される植付駆動力を出力する植付ケ
ース(52)と、該ケース(52)の植付駆動軸(5
3)にロータリケース(54)及びクランクアーム(5
5)を介し支持する植付爪(50)の植付アーム(5
6)と、前記植付アーム(56)一端側のガイドローラ
(57)を嵌入させてクランクアーム(55)の回転時
植付爪(50)を上下に案内して植付運動させる昇降ガ
イド(58)と、前記クランクアーム(55)の植付ア
ーム(56)取付軸(59)に固設して前記爪体(50
a)(50b)を支持するアーム(60a)(60b)
に揺動板(61a)(61b)及び進退ロッド(62)
を介し連結させる爪開閉カム(63)とを備え、前記植
付駆動軸(53)の回転時昇降ガイド(58)に沿って
植付アーム(56)を上下動させると共に、該アーム
(56)の下動時前記カム(63)でもって爪体(50
a)(50b)を開放して、これら爪体(50a)(5
0b)内のポット苗を畝(A)に植付けるように構成し
ている。
(43)によって取出された苗トレイ(26)からの1
株分のポット苗を受取って畝(A)上面に植付ける2つ
の分離爪体(50a)(50b)を有するホッパ形植付
爪(50)と、PTO伝達軸(51)を介し植付駆動ケ
ース(20)に入力される植付駆動力を出力する植付ケ
ース(52)と、該ケース(52)の植付駆動軸(5
3)にロータリケース(54)及びクランクアーム(5
5)を介し支持する植付爪(50)の植付アーム(5
6)と、前記植付アーム(56)一端側のガイドローラ
(57)を嵌入させてクランクアーム(55)の回転時
植付爪(50)を上下に案内して植付運動させる昇降ガ
イド(58)と、前記クランクアーム(55)の植付ア
ーム(56)取付軸(59)に固設して前記爪体(50
a)(50b)を支持するアーム(60a)(60b)
に揺動板(61a)(61b)及び進退ロッド(62)
を介し連結させる爪開閉カム(63)とを備え、前記植
付駆動軸(53)の回転時昇降ガイド(58)に沿って
植付アーム(56)を上下動させると共に、該アーム
(56)の下動時前記カム(63)でもって爪体(50
a)(50b)を開放して、これら爪体(50a)(5
0b)内のポット苗を畝(A)に植付けるように構成し
ている。
【0010】上記から明らかなように、野菜ポット苗を
入れたトレイ(26)を搭載する苗載台(27)と、前
記トレイ(26)から野菜ポット苗を取出す取出爪(4
3)と、該取出爪(43)から野菜ポット苗を受取って
植付ける植付爪(50)を設ける野菜移植機において、
走行車(1)にリンク機構(19)を介して移植フレー
ム(16)を昇降自在に装設させ、前記苗載台(27)
と取出爪(43)を前記移植フレーム(16)の高位置
に取付けると共に、畝(A)に対して植付爪(50)取
付け間隔を略一定に保つフローティング部材であるゲー
ジホイル(25)を介して前記移植フレーム(16)の
低位置に植付爪(50)を取付けている 。そして、走行
路面の凹凸または苗載台(27)重量変化などによる移
植フレーム(16)の昇降動作に影響されることなく、
植付爪(50)をフローティング動作させ、畝(A)と
植付爪(50)の相対高さを略一定に維持させ、植付爪
(50)の畝(A)との対地高さが変化してポット苗の
植付深さが変更される不具合をなくし、前記取出爪(4
3)と植付爪(50)を用いたポット苗移植機能の向上
並びに取扱い操作の簡略化などを図れるように構成して
いる。
入れたトレイ(26)を搭載する苗載台(27)と、前
記トレイ(26)から野菜ポット苗を取出す取出爪(4
3)と、該取出爪(43)から野菜ポット苗を受取って
植付ける植付爪(50)を設ける野菜移植機において、
走行車(1)にリンク機構(19)を介して移植フレー
ム(16)を昇降自在に装設させ、前記苗載台(27)
と取出爪(43)を前記移植フレーム(16)の高位置
に取付けると共に、畝(A)に対して植付爪(50)取
付け間隔を略一定に保つフローティング部材であるゲー
ジホイル(25)を介して前記移植フレーム(16)の
低位置に植付爪(50)を取付けている 。そして、走行
路面の凹凸または苗載台(27)重量変化などによる移
植フレーム(16)の昇降動作に影響されることなく、
植付爪(50)をフローティング動作させ、畝(A)と
植付爪(50)の相対高さを略一定に維持させ、植付爪
(50)の畝(A)との対地高さが変化してポット苗の
植付深さが変更される不具合をなくし、前記取出爪(4
3)と植付爪(50)を用いたポット苗移植機能の向上
並びに取扱い操作の簡略化などを図れるように構成して
いる。
【0011】また、畝面にマルチシートを敷設しての作
業時に、マルチカッタ(64)を上下動させるカッタ駆
動機構(65)を設けるもので、前記植付ケース(5
2)の固定取付板(66)にマルチカッタ(64)を上
下動自在に支持する一対の上下リンク(67)(68)
と、前記植付駆動軸(53)に取付けてこの外周カム面
を上リンク(67)の回転子(69)に摺接させるカッ
タ上下動用カム(70)とを駆動機構(65)は備え、
前記植付爪(50)の上下動作に連動してマルチカッタ
(64)を上下動させてマルチシートに植付穴を穿孔す
るように構成している。
業時に、マルチカッタ(64)を上下動させるカッタ駆
動機構(65)を設けるもので、前記植付ケース(5
2)の固定取付板(66)にマルチカッタ(64)を上
下動自在に支持する一対の上下リンク(67)(68)
と、前記植付駆動軸(53)に取付けてこの外周カム面
を上リンク(67)の回転子(69)に摺接させるカッ
タ上下動用カム(70)とを駆動機構(65)は備え、
前記植付爪(50)の上下動作に連動してマルチカッタ
(64)を上下動させてマルチシートに植付穴を穿孔す
るように構成している。
【0012】さらに、前記取付板(66)に枢支軸(7
1)及び支持アーム(72)を介して培土ローラ(7
3)を設けるもので、前記駆動軸(53)に取付けるカ
ム(74)に回転子(75)を摺接させる揺動アーム
(76)を、揺動板(77)及びロッド(78)を介し
て前記支持アーム(72)に連動連結させて、前記植付
爪(50)の上下動作に連動して培土ローラ(73)を
上下動させて植付直後の苗に培土を施すように構成して
いる。
1)及び支持アーム(72)を介して培土ローラ(7
3)を設けるもので、前記駆動軸(53)に取付けるカ
ム(74)に回転子(75)を摺接させる揺動アーム
(76)を、揺動板(77)及びロッド(78)を介し
て前記支持アーム(72)に連動連結させて、前記植付
爪(50)の上下動作に連動して培土ローラ(73)を
上下動させて植付直後の苗に培土を施すように構成して
いる。
【0013】ところで前記移植フレーム(16)の上リ
ンク(21)基端枢支軸(21a)には、移植フレーム
(16)と植付装置(15)との相対位置変化を検出す
るポテンシヨメータ型の植深センサ(79)を設けてい
て、畝(A)高さの変化でもって移植フレーム(16)
に対し植付装置(15)が設定以上に変化するとき前記
昇降シリンダ(23)を伸縮制御して植付装置(15)
を設定以内に維持するように構成している。
ンク(21)基端枢支軸(21a)には、移植フレーム
(16)と植付装置(15)との相対位置変化を検出す
るポテンシヨメータ型の植深センサ(79)を設けてい
て、畝(A)高さの変化でもって移植フレーム(16)
に対し植付装置(15)が設定以上に変化するとき前記
昇降シリンダ(23)を伸縮制御して植付装置(15)
を設定以内に維持するように構成している。
【0014】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、作業者が走行車(1)に搭乗しての走行中、前記移
植部(12)において自動的に苗トレイ(26)より1
株分のポット苗を苗取出爪(43)で取出して植付爪
(50)によって畝(A)上面に一定間隔毎に植付ける
植付け作業が行われるものである。
て、作業者が走行車(1)に搭乗しての走行中、前記移
植部(12)において自動的に苗トレイ(26)より1
株分のポット苗を苗取出爪(43)で取出して植付爪
(50)によって畝(A)上面に一定間隔毎に植付ける
植付け作業が行われるものである。
【0015】而して該構成の場合、重量も大で変動も大
きい前記予備苗載台(7)や移植の際活着用として必要
な水タンク(11)など重量変動部を、本機側の車体カ
バー(9)に固定し、次に比較的重量物の苗供給装置
(13)及び苗取出装置(14)を三点リンク機構(1
9)に支持して昇降シリンダ(23)による油圧昇降制
御を行わしめ、さらに、植付装置(15)のみを平行リ
ンク(21)(22)に上下動自在に支持させてゲージ
ホイル(25)による畝(A)上面に追従させての倣い
制御を行わしめて、重量変動部(7)(11)の悪影響
を移植部(12)側に与えることなく、昇降シリンダ
(23)による油圧昇降制御とゲージホイル(25)に
よる倣い制御の二重構造の制御でもって植付深さ制御を
スムーズで高精度に行わしめるようにしたものである。
またこの場合倣い部分の重量を植付装置(15)のみに
軽減させることによって、正確な倣い制御が行われると
共に、ゲージホイル(25)で形成される畝(A)上面
の凹凸も減少させることができ、しかも走行抵抗も小と
させることができるためマルチシートの引きづりなども
低減させることができて、高精度にして良好な移植作業
を可能にできるものである。
きい前記予備苗載台(7)や移植の際活着用として必要
な水タンク(11)など重量変動部を、本機側の車体カ
バー(9)に固定し、次に比較的重量物の苗供給装置
(13)及び苗取出装置(14)を三点リンク機構(1
9)に支持して昇降シリンダ(23)による油圧昇降制
御を行わしめ、さらに、植付装置(15)のみを平行リ
ンク(21)(22)に上下動自在に支持させてゲージ
ホイル(25)による畝(A)上面に追従させての倣い
制御を行わしめて、重量変動部(7)(11)の悪影響
を移植部(12)側に与えることなく、昇降シリンダ
(23)による油圧昇降制御とゲージホイル(25)に
よる倣い制御の二重構造の制御でもって植付深さ制御を
スムーズで高精度に行わしめるようにしたものである。
またこの場合倣い部分の重量を植付装置(15)のみに
軽減させることによって、正確な倣い制御が行われると
共に、ゲージホイル(25)で形成される畝(A)上面
の凹凸も減少させることができ、しかも走行抵抗も小と
させることができるためマルチシートの引きづりなども
低減させることができて、高精度にして良好な移植作業
を可能にできるものである。
【0016】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、野菜ポット苗を入れたトレイ(26を搭載する苗載
台(27)と、前記トレイ(26)から野菜ポット苗を
取出す取出爪(43)と、該取出爪(43)から野菜ポ
ット苗を受取って植付ける植付爪(50)を設ける野菜
移植機において、走行車(1)にリンク機構(19)を
介して移植フレーム(16)を昇降自在に装設させ、前
記苗載台(27)と取出爪(43)を前記移植フレーム
(16)の高位置に取付けると共に、畝(A)に対 して
植付爪(50)取付け間隔を略一定に保つフローティン
グ部材(25)を介して前記移植フレーム(16)の低
位置に植付爪(50)を取付けたもので、走行路面の凹
凸または苗載台(27)重量変化などによる移植フレー
ム(16)の昇降動作に影響されることなく、植付爪
(50)をフローティング動作させ、畝(A)と植付爪
(50)の相対高さを略一定に維持させるから、植付爪
(50)の畝(A)との対地高さが変化してポット苗の
植付深さが変更される不具合を容易になくすことがで
き、前記取出爪(43)と植付爪(50)を用いたポッ
ト苗移植機能の向上並びに取扱い操作の簡略化などを容
易に図ることができるものである。
は、野菜ポット苗を入れたトレイ(26を搭載する苗載
台(27)と、前記トレイ(26)から野菜ポット苗を
取出す取出爪(43)と、該取出爪(43)から野菜ポ
ット苗を受取って植付ける植付爪(50)を設ける野菜
移植機において、走行車(1)にリンク機構(19)を
介して移植フレーム(16)を昇降自在に装設させ、前
記苗載台(27)と取出爪(43)を前記移植フレーム
(16)の高位置に取付けると共に、畝(A)に対 して
植付爪(50)取付け間隔を略一定に保つフローティン
グ部材(25)を介して前記移植フレーム(16)の低
位置に植付爪(50)を取付けたもので、走行路面の凹
凸または苗載台(27)重量変化などによる移植フレー
ム(16)の昇降動作に影響されることなく、植付爪
(50)をフローティング動作させ、畝(A)と植付爪
(50)の相対高さを略一定に維持させるから、植付爪
(50)の畝(A)との対地高さが変化してポット苗の
植付深さが変更される不具合を容易になくすことがで
き、前記取出爪(43)と植付爪(50)を用いたポッ
ト苗移植機能の向上並びに取扱い操作の簡略化などを容
易に図ることができるものである。
【図1】乗用移植機の全体側面図。
【図2】移植部の側面図。
【図3】移植部の部分側面図。
【図4】植付装置部の側面説明図。
【図5】植付装置部の平面説明図。
(1) 走行車(16) 移植フレーム (19) リンク機構 (25) ゲージホイル(フローティング部材) (26) トレイ (27) 苗載台 (43) 取出爪(50) 植付爪 (A) 畝
フロントページの続き (72)発明者 日 朝 正 俊 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−67716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 11/02
Claims (1)
- 【請求項1】 野菜ポット苗を入れたトレイ(26)を
搭載する苗載台(27)と、前記トレイ(26)から野
菜ポット苗を取出す取出爪(43)と、該取出爪(4
3)から野菜ポット苗を受取って植付ける植付爪(5
0)を設ける野菜移植機において、走行車(1)にリン
ク機構(19)を介して移植フレーム(16)を昇降自
在に装設させ、前記苗載台(27)と取出爪(43)を
前記移植フレーム(16)の高位置に取付けると共に、
畝(A)に対して植付爪(50)取付け間隔を略一定に
保つフローティング部材(25)を介して前記移植フレ
ーム(16)の低位置に植付爪(50)を取付けたこと
を特徴とする野菜移植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8108509A JP2787565B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 野菜移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8108509A JP2787565B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 野菜移植機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21783891A Division JP2729548B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 乗用移植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256533A JPH08256533A (ja) | 1996-10-08 |
JP2787565B2 true JP2787565B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=14486591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8108509A Expired - Fee Related JP2787565B2 (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 野菜移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2787565B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0267716U (ja) * | 1988-11-05 | 1990-05-22 |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP8108509A patent/JP2787565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08256533A (ja) | 1996-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |