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JP2785683B2 - 光学レンズの成形機 - Google Patents

光学レンズの成形機

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JP2785683B2
JP2785683B2 JP6086748A JP8674894A JP2785683B2 JP 2785683 B2 JP2785683 B2 JP 2785683B2 JP 6086748 A JP6086748 A JP 6086748A JP 8674894 A JP8674894 A JP 8674894A JP 2785683 B2 JP2785683 B2 JP 2785683B2
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Japan
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lens
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lenses
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明 細見
則幸 阿部
稔 香田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/40Product characteristics
    • C03B2215/46Lenses, e.g. bi-convex
    • C03B2215/47Bi-concave
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • C03B2215/40Product characteristics
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    • C03B2215/72Barrel presses or equivalent, e.g. of the ring mould type
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2215/80Simultaneous pressing of multiple products; Multiple parallel moulds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学機器に使用される球
面レンズ、非球面レンズを精密成形法により形成する光
学レンズの成形機とレンズ成形型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学レンズ特に球面レンズの量産
加工には研磨工法が一般的であったが、近年カメラ一体
型ビデオ等の小型化、高倍率化に伴いレンズ精度、許容
公差が厳しく、研磨加工技術だけではレンズの加工精度
が十分に得られなくなっている。
【0003】そこで球面レンズ、非球面レンズに関わら
ず光学レンズを量産するために金型による成形工法が多
く試みられ実用段階にある。このような成形工法では得
ようとしているレンズに対応した成形型内にガラス素材
を充填して加熱転写することにより成形を行うものであ
る。
【0004】一般的に球面レンズ、非球面レンズの成形
型の構成は、上型と下型と、この上型と下型の対向する
端面に加工された球面、非球面の光学機能面の軸心を合
致させて例えば上型を上下方向に摺動可能に保持する第
1の胴型と、第1の胴型を収納して保温しかつレンズの
中心厚を設定するため押圧時の高さを制限する第2の胴
型からなり、上型、下型、第1の胴型により構成される
空間内に充填したガラス素材を加熱し、押圧することで
上型と下型の各光学機能面がガラス素材に転写され、レ
ンズ面が形成される。
【0005】以下に従来の光学レンズの成形機とレンズ
成形型について図を用いて説明する。
【0006】図6は従来のレンズ成形型の断面を示す構
成図、図7は光学レンズのレンズ成形型を加熱、押圧、
冷却する各工程間を移載する従来の光学レンズの成形機
の概略の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は断
面図を示す。図6において、1は上型、2は下型で、そ
れぞれの一方の端面は平面状の底面1b,2bとなって
おり、またそれぞれの他方の端面には光学機能面1a,
2aが形成され、その各々が対向する様に配置されてお
り、それぞれ球面あるいは非球面形状で所定のレンズ機
能面を形成している。3は第1の胴型で、上型1、下型
2の軸心を合致させた状態でこれらを保持し、これによ
り例えば上型1は上下に摺動自在となっている。4は、
第2の胴型で、第1の胴型3を収納している。レンズ成
形型5全体は上型1、下型2、第1の胴型3、第2の胴
型4によって構成されている。6は上型1、下型2の各
光学機能面1a,2aが転写された成形レンズである。
図7において、7は各工程のステージであって、その上
にガラス素材6aを充填したレンズ成形型5が順次乗せ
られ各種工程処理がなされる。つまり、7aは予熱ステ
ージでレンズ成形型5をガラスの塑性変形温度(数百
度)まで加熱し、7bは押圧ステージでレンズ成形型5
を加熱したままプレスヘッド10により上型1を押圧
(プレス)する。7cは冷却ステージでガラスの弾性変
形温度以下に冷却する。18は移載アームで、各ステー
ジ7a,7b,7cの上に順次レンズ成形型5を配置す
るように図7に示す矢印Aの方向に平行に動作、停止を
繰り返し、各ステージ7上にレンズ成形型5を押して順
次移載する。
【0007】このように構成された従来の光学レンズの
成形機の動作について図6、図7を用いて説明する。第
1の胴型3、第2の胴型4に下型2をはめ、下型2の光
学機能面2aの上にガラス素材6aを充填し、光学機能
面1aがガラス素材6a側となるように上型1を第1の
胴型3にはめこむ。次にこのレンズ成形型5全体を予熱
ステージ7a上でガラスの塑性変形温度まで加熱し、そ
の後移載アーム18によって次工程に移載する。次工程
の押圧ステージ7bでは、レンズ成形型5は高温のまま
プレスヘッド10によって上型1の底面1bが第2の胴
型4の高さHまで押圧される。これにより、ガラス素材
6aは、上型1、下型2の各光学機能面1a、2aの形
に塑性変形される。押圧後、レンズ成形型5は移載アー
ム18の再動作により次工程に移動される。最後に冷却
ステージ7cに移載されたレンズ成形型5全体はガラス
の弾性変形温度以下に冷却されることで、ガラス素材6
aに上型1、下型2の各光学機能面1a、2aが転写さ
れ、所望の性能のレンズ6が成形される。
【0008】このように成形されたレンズ6はそのレン
ズ性能と見合った成形時間で成形されることで、所望の
性能を安定して実現することができる。また、充填され
るガラス素材6aが正確な量であることも転写を確実に
する一つの条件になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、レンズ成形型が1個成形の構成で、か
つ、各工程間の移載もレンズ成形型1個のみを動かす構
成のため、生産性において効率が悪く以下のような問題
点を有していた。 (1)生産性を向上させるために成形の生産タクト(一
つの生産に要する時間)を向上するにも限界があり、安
価なレンズが得られない。 (2)生産タクトの向上は過度の高温での成形で可能と
なるが、レンズ性能、レンズ外観等が悪くなり所望の特
性が得られない。さらに、過度の高温成形により金属の
酸化・疲労が加速するため成形機、成形型にダメージを
与えその寿命を短くする。 (3)生産能力向上(増産)のため、成形機、ロボット
等の増設の対応が必要となり多額の設備投資が発生す
る。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、複数のレンズ成形型をまとめて同時に加熱や、押
圧、冷却の各工程間を順次移載しその各工程を処理でき
て、複数個の所望の性能のレンズを同時に安定して得る
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光学レンズの成形機は、一方の端面に球面形
状あるいは非球面形状の光学機能面を有する上型と、一
方の端面に球面形状あるいは非球面形状の光学機能面を
有する下型と、上型と下型の各光学機能面の軸心が合致
された状態で上型と下型の少なくとも一方を上下方向に
摺動可能に保持する第1の胴型と、第1の胴型を収納す
る第2の胴型を有する複数のレンズ成形型と、複数のレ
ンズ成形型を載置する複数のステージと、複数のステー
ジ間を複数のレンズ成形型を位置規制状態で同時に移動
させる移載手段を備えたものである。
【0012】
【0013】
【作用】この構成によって、レンズ成形にかかる上型、
下型、第1の胴型を複数組構成して、これら全体を同時
に移載し、かつ順次加熱・押圧・冷却をすることがで
き、同時に多数個の所望の性能のレンズを効率よく得る
ことができる。
【0014】また、1つのレンズ成形型内に複数の構成
体を保持するため、1回の加熱、押圧、冷却によって複
数の成形レンズを同時に得ることができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例による光学レ
ンズの成形機の構成を示す図であって、(a)は平面
図、(b)は断面図である。図1において、5はレンズ
成形型で、上型1と下型2は対向する面に各々光学機能
面1a,2aが形成されており、上型1、下型2は第1
の胴型3によって同軸でかつ上型1は摺動自在に保持さ
れ、そして、第2の胴型4が第1の胴型3を収納する構
成は、前述した従来例と同様である。7は各工程のステ
ージで、従来例で示した3ステージのうちの任意の2ス
テージを図示しており、その構成は従来例と同様である
(図ではプレスヘッドの図示を略す)。8は上記構成か
らなる2つのレンズ成形型5を同時に移動させる移載手
段(移載アーム)で、それぞれのレンズ成形型5に対向
する面に両隅に斜面8bを有する位置決め用の凹部8a
を設け、矢印Bの方向に平行に移動、停止を繰り返し、
各ステージ7上の複数のレンズ成形型5を押して次工程
に移動する。従来例と異なっている点は、各ステージ7
上に複数のレンズ成形型5を配置し、移載アーム8に複
数のレンズ成形型5を移動させる凹部8aを設け、かつ
その凹部8aの斜面8bにレンズ成形型5が当接してこ
れらのレンズ成形型5が位置規制されるようにしたもの
である。
【0017】このように構成された光学レンズの成形機
の動作について以下図1を用いて説明する。
【0018】従来例と同じく成形レンズの基となるガラ
ス素材を含む上型1、下型2、第1の胴型3、第2の胴
型4から構成された2つのレンズ成形型5はステージ7
上に配置される。従来例と同様にあるステージでの工程
が施された後、2つのレンズ成形型5は図1の矢印B方
向に動作する移載アーム8によって次のステージに移載
される。移載アーム8はレンズ成形型5に対向する面が
2つのレンズ成形型5の位置を斜面8bによって規制す
る凹部8aを持っているため、移載アーム8の動きによ
ってレンズ成形型5が位置ずれを起こさず各ステージ7
の中央部から大きく外れることはない。
【0019】このように、本発明の第1の実施例では、
移載アーム8の凹部8aが2つのレンズ成形型5を位置
規制しており、移載時にレンズ成形型5が各ステージ7
の周辺端部にずれることもないので、これら全体を同時
に加熱してもほぼ均等な温度分布が得られ、複数同時に
プレス成形をしても所望の性能のレンズを安定して得る
ことができる。
【0020】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図2は本発明の第2の実施例の構成図であって、
(a)は平面図、(b)は平面図(a)のC線断面図で
ある。図2において、図1に示した第1の実施例と異な
る点は、14は第2の胴型で、第1の胴型3の外形がは
まる貫通孔14aを複数個有し、各貫通孔14aにそれ
ぞれ上型1、下型2、第1の胴型3からなる構成体をは
め込んだものである。なお、この実施例では第2の胴型
14の軸方向の高さは、第1の実施例と同様に第1の胴
型3の高さより高くして押圧時の高さを制限し成形レン
ズ6の厚みを決めている。
【0021】このように構成された本発明の第2の実施
例では、レンズ成形型全体を加熱して、各々の上型1の
底面1bが第2の胴型14の高さHになるまで全ての上
型1を共通のプレスヘッドにより押圧し、最後に冷却す
ることによって複数の成形レンズ6が同時に成形され
る。したがって、この実施例では移載アームを必要とし
ない。
【0022】このように本発明の第2の実施例では、第
2の胴型14に複数の貫通孔14aを設け、上型1、下
型2、第1の胴型3の構成体を複数組構成して、これら
全体を同時に加熱し、同時にプレス成形をすることで、
所望の性能の複数個のレンズが同時に安定して得られ
る。特に、この実施例では、第2の胴型14が複数の構
成体を保持し、かつ保温するのみならず、成形レンズ6
の厚みが第2の胴型14一つの高さHで決定されるた
め、第1の実施例のような複数の第2の胴型の高さの公
差による成形レンズの中心厚のばらつきがなく、より均
質な成形レンズが量産できる。
【0023】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。図3は本発明の第3の実施例の構成図であって、
(a)は平面図、(b)は平面図(a)のD線断面図で
ある。図3において、24は第2の胴型で、第2の実施
例同様に上型1、下型2、第1の胴型3から成る構成体
の複数個をはめ込んだ複数の貫通孔24aを有してい
る。前記第2の胴型24の各辺の中央部にはくぼみ24
bが形成されているとともに中央部に小貫通孔24cが
形成されている。このように第2の胴型24に各くぼみ
24bと小貫通孔24cを設けることにより各第1の胴
型を囲む当該第2の胴型24の上面積(体積)がほぼ同
一となる。
【0024】このような構成において、図2に示した第
2の実施例と同様に、ステージ7上でレンズ成形型25
全体を加熱し、その後上型2を押圧し、冷却することに
よって複数の成形レンズ6が同時に成形される。この
時、第2の胴型24の各くぼみ24bと小貫通孔24c
により各第1の胴型3を囲む当該第2の胴型24の部分
がほぼ一定のため、加熱、冷却時の温度変化がレンズ成
形型25全体にわたってより均等に、かつ、より短時間
に行われる。
【0025】このように本発明の第3の実施例では、第
2の実施例より加熱、冷却時のレンズ成形型25の各部
の温度分布は第2の胴型24の端部・中央部間の差が少
なくなり、かつ、蓄熱しにくいので比較的短時間に温度
変化することにより、短生産タクトでもより安定した成
形加工が可能となる。
【0026】次に本発明の第4の実施例について説明す
る。図4は本発明の第4の実施例の構成図であって、
(a)は平面図、(b)は平面図(a)のE線断面図で
ある。図4において、34は第2の胴型で、複数の内部
形状の異なる貫通孔34aイ、ロ、ハ、ニを有し、異な
った仕様(曲率、外形)の成形レンズ(ここでは6ハ、
6ニのみ図示)を同時に作るためそれぞれの貫通孔34
aイ、ロ、ハ、ニに適合する第1の胴型3イ、ロ、ハ、
ニと、各成形レンズの仕様に合わせた光学機能面を持つ
上型1イ、ロ、ハ、ニと下型(ここでは2ハ、2ニのみ
図示)とで構成されている。すなわち、外形の異なる成
形レンズの仕様のため、貫通孔34aイ、34aロはそ
の内部形状が貫通孔34aハ、34aニと異なってい
る。また、成形レンズ6ハ、6ニの外形が同じであるた
め貫通孔34aハ、貫通孔34aニの内部形状が同じで
も、成形レンズ6ハ、6ニの仕様が異なる(ここでは、
成形レンズ6ハは凸レンズ、同6ニは凹レンズ)ため、
上型1ハ、1ニ、下型2ハ、2ニの各光学機能面の曲率
等の形状が異なる。
【0027】このような構成においてはステージ7上で
第2の胴型34の複数の各貫通孔34aに各々の仕様の
第1の胴型3、上型1、下型2から成る構成体をはめ込
み、レンズ成形型35全体を図2に示した第2の実施例
同様に、加熱、押圧、冷却工程を行うことによって異種
複数の各仕様に応じた成形レンズ6が同時に成形され
る。
【0028】このように第4の実施例では、一回の押圧
で異種の成形レンズを一度に作ることができ、特に組レ
ンズ(複数枚のレンズで一組のレンズとしたもの。色収
差等の光学特性に優れる)の成形に適する。また、1台
のムービー使用分のレンズの複数枚の同時成形が可能と
なり、量産個数の管理がしやすいという利点も生まれ
る。
【0029】なお、第1の実施例ではステージの数が3
ステージのものを説明したが必ずしもこれに限らず、例
えば、予熱ステージを複数のステージに分け段階的に温
度を上げるように構成したものでも同様の効果が得られ
る。また、第1の実施例では、同一仕様のレンズを同時
に成形するように同じ上型1、下型2、第1の胴型3を
複数組構成しているが、第4の実施例と同じような異種
混合のレンズ成形を可能とするには、第1の胴型の外径
を同一にして上型、下型の各々の光学機能面を各種設計
すればよい。同様に、移載アームは複数のレンズ成形型
を位置規制して移動させればよいので、図5に示すよう
に1つのレンズ成形型を位置規制する弧の形状の凹部を
複数有する移載アームでも同様の効果を得ることができ
る。また、図5では、第4の実施例(図4)で示したよ
うな非円形の成形レンズ用の上型、下型、第1の胴型の
例を示している。
【0030】また、第2、第3、第4の実施例で、第2
の胴型は4個の貫通孔を有しているが、この数に限られ
るものではない。同じく、第2、第3、第4の実施例に
おいて、第1の実施例のように複数の各工程のステージ
にわたって移載手段によって移載しても同様の効果が得
られることはいうまでもない。
【0031】また、全ての実施例において、成形レンズ
の中心厚を決める上型押圧時の高さは一番高い第2の胴
型の高さで設定する構造を例示しているが、必ずしもこ
の構成に限らず、例えば複数の第1の胴型の内少なくと
も1つだけ第2の胴型より高くすることで、この第1の
胴型で上型押圧時の高さが決定できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、球面ある
いは非球面レンズ成形型を複数構成し、それらを位置規
制する凹部を設けた移載アームや複数の貫通孔を持った
第2の胴型によって、同時加熱、同時プレス成形によ
り、所望の性能のレンズを複数個同時に得ることがで
き、生産性を倍以上(2倍〜4倍)向上させることがで
きる優れた光学レンズの成形機とレンズ成形型を提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例における光学レ
ンズの成形機の構成を示す平面図 (b)は同断面図
【図2】(a)は本発明の第2の実施例におけるレンズ
成形型の構成を示す平面図 (b)は同断面図
【図3】(a)は本発明の第3の実施例におけるレンズ
成形型の構成を示す平面図 (b)は同断面図
【図4】(a)は本発明の第4の実施例におけるレンズ
成形型の構成を示す平面図 (b)は同断面図
【図5】本発明の第1の実施例において別の例を示す移
載手段の平面図
【図6】従来例におけるレンズ成形型の断面を示す構成
【図7】(a)は従来例における光学レンズの成形機の
構成を示す平面図 (b)は同断面図
【符号の説明】
1 上型 1a 光学機能面 1b 底面 2 下型 2a 光学機能面 3 第1の胴型 4 第2の胴型 5 レンズ成形型 6 成形レンズ 6a ガラス素材 7 ステージ 8 移載アーム 8a 凹部 8b 斜面 14 第2の胴型 14a 貫通孔 15 レンズ成形型 24 第2の胴型 24a 貫通孔 24b くぼみ 24c 小貫通孔 25 レンズ成形型 34 第2の胴型 34a 貫通孔 35 レンズ成形型 H 第2の胴型の高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−16435(JP,A) 特開 平1−100030(JP,A) 特開 昭61−227929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C03B 11/00 C03B 11/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端面に球面形状あるいは非球面形
    状の光学機能面を有する上型と、一方の端面に球面形状
    あるいは非球面形状の光学機能面を有する下型と、前記
    上型と前記下型の各光学機能面の軸心が合致された状態
    で前記上型と前記下型の少なくとも一方を上下方向に摺
    動可能に保持する第1の胴型と、前記第1の胴型を収納
    する第2の胴型を有する複数のレンズ成形型と、前記複
    数のレンズ成形型を載置する複数のステージと、前記複
    数のステージ間を前記複数のレンズ成形型を位置規制状
    態で同時に移動させる移載手段を備えたことを特徴とす
    る光学レンズの成形機。
JP6086748A 1994-04-25 1994-04-25 光学レンズの成形機 Expired - Fee Related JP2785683B2 (ja)

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