JP2784829B2 - 記録信号磁界発生装置 - Google Patents
記録信号磁界発生装置Info
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- JP2784829B2 JP2784829B2 JP2026861A JP2686190A JP2784829B2 JP 2784829 B2 JP2784829 B2 JP 2784829B2 JP 2026861 A JP2026861 A JP 2026861A JP 2686190 A JP2686190 A JP 2686190A JP 2784829 B2 JP2784829 B2 JP 2784829B2
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10502—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
- G11B11/10504—Recording
- G11B11/10508—Recording by modulating only the magnetic field at the transducer
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
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- G11B11/1055—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers
- G11B11/10576—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers with provision for moving the transducers for maintaining alignment or spacing relative to the carrier
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作 用 G 実施例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、光磁気記録媒体に磁界変調形式の情報記録
を行う際に使用される記録信号磁界発生装置に関する。
を行う際に使用される記録信号磁界発生装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、光磁気ディスク等の光磁気記録媒体に磁界
変調形式の情報記録を行うにあたって使用される記録信
号磁界発生装置において、絶縁材料で形成された基板の
一方の面側に、記録信号に応じた電流が供給されるコイ
ル部が巻装され、基板に設けられた透孔を貫通して端面
部を基板の他方の面側に臨ませる中央脚部を有するもの
とされた磁気コア部が取り付けられるとともに、基板の
他方の面側に、磁気コア部における中央脚部の端面部が
臨む部分の周囲に分断部を形成する薄膜パターンをもっ
た容量検出電極部が、導体層を有するものとされた光磁
気記録媒体に対向すべく取り付けられて構成されること
により、全体としての小型・軽量化が図られ、光磁気記
録媒体との間の間隔変化を容易に検出できて、光磁気記
録媒体に適切に近接する状態を維持すべく行われる位置
制御が容易なものとされるとともに、容量検出電極部に
コイル部及び磁気コア部からの磁界に起因して生じる渦
電流が抑制されるようになされたものである。
変調形式の情報記録を行うにあたって使用される記録信
号磁界発生装置において、絶縁材料で形成された基板の
一方の面側に、記録信号に応じた電流が供給されるコイ
ル部が巻装され、基板に設けられた透孔を貫通して端面
部を基板の他方の面側に臨ませる中央脚部を有するもの
とされた磁気コア部が取り付けられるとともに、基板の
他方の面側に、磁気コア部における中央脚部の端面部が
臨む部分の周囲に分断部を形成する薄膜パターンをもっ
た容量検出電極部が、導体層を有するものとされた光磁
気記録媒体に対向すべく取り付けられて構成されること
により、全体としての小型・軽量化が図られ、光磁気記
録媒体との間の間隔変化を容易に検出できて、光磁気記
録媒体に適切に近接する状態を維持すべく行われる位置
制御が容易なものとされるとともに、容量検出電極部に
コイル部及び磁気コア部からの磁界に起因して生じる渦
電流が抑制されるようになされたものである。
C 従来の技術 光ビームを用いて情報の書込み,消去及び読取りを行
うことができる、所謂、書込可能光ディスクの一つに、
情報の書込みを反復して行えるものとされる、通常、光
磁気ディスクと称されるものがある。光磁気ディスク
は、透明基板上に記録層を形成する垂直磁化膜が設けら
れ、その垂直磁化膜が金属薄膜で成る反射層で覆われ、
さらに反射層が保護層で覆われた構造を有しており、斯
かる光磁気ディスクに対する情報の書込みがなされるに
際しては、光磁気ディスクが中央部を回転中心として所
定の回転速度で回転するものとされ、それに形成される
記録トラック部における垂直磁化膜に外部磁界が作用せ
しめられたもとで、レーザ光ビーム入射せしめられ、記
録トラック部における垂直磁化膜のレーザ光ビームの入
射を受けた部分が、それによる温度上昇に伴って外部磁
界の向きに応じた磁化方向を有するものとされる。そし
て、レーザ光ビームが略一定の強度を有するものとされ
たもとで外部磁界が記録信号に応じて変化しせめられる
磁界変調形式がとられることにより、あるいは、外部磁
界が略一定とされたもとでレーザ光ビームが記録信号に
応じた強度変化を有するものされる光変調形式がとられ
ることにより、記録トラック部における垂直磁化膜に所
定のパターンをもって磁化方向反転領域が形成されて情
報の書込みが行われる。
うことができる、所謂、書込可能光ディスクの一つに、
情報の書込みを反復して行えるものとされる、通常、光
磁気ディスクと称されるものがある。光磁気ディスク
は、透明基板上に記録層を形成する垂直磁化膜が設けら
れ、その垂直磁化膜が金属薄膜で成る反射層で覆われ、
さらに反射層が保護層で覆われた構造を有しており、斯
かる光磁気ディスクに対する情報の書込みがなされるに
際しては、光磁気ディスクが中央部を回転中心として所
定の回転速度で回転するものとされ、それに形成される
記録トラック部における垂直磁化膜に外部磁界が作用せ
しめられたもとで、レーザ光ビーム入射せしめられ、記
録トラック部における垂直磁化膜のレーザ光ビームの入
射を受けた部分が、それによる温度上昇に伴って外部磁
界の向きに応じた磁化方向を有するものとされる。そし
て、レーザ光ビームが略一定の強度を有するものとされ
たもとで外部磁界が記録信号に応じて変化しせめられる
磁界変調形式がとられることにより、あるいは、外部磁
界が略一定とされたもとでレーザ光ビームが記録信号に
応じた強度変化を有するものされる光変調形式がとられ
ることにより、記録トラック部における垂直磁化膜に所
定のパターンをもって磁化方向反転領域が形成されて情
報の書込みが行われる。
上述の如くにして、光磁気ディスクに磁界変調形式に
よる情報の書込みがなされる際には、光磁気ディスクの
垂直磁化膜に記録信号に応じて変化せしめられる磁界を
作用させる記録信号磁界発生装置が用いられるが、斯か
る記録信号磁界発生装置は、記録信号に応じた電流が供
給されるコイルが磁気コアに巻装されて形成される磁気
ヘッドを主構成要素とするものとされる。このような磁
気ヘッドが光磁気ディスクの垂直磁化膜に作用させるべ
く発生する磁界は、光磁気ディスクの垂直磁化膜に対し
て充分な強度をもって作用するものとされることが望ま
れ、従って、磁気ヘッドは、光磁気ディスクの表面にで
きるだけ近接せしめられて配されることが要求される。
よる情報の書込みがなされる際には、光磁気ディスクの
垂直磁化膜に記録信号に応じて変化せしめられる磁界を
作用させる記録信号磁界発生装置が用いられるが、斯か
る記録信号磁界発生装置は、記録信号に応じた電流が供
給されるコイルが磁気コアに巻装されて形成される磁気
ヘッドを主構成要素とするものとされる。このような磁
気ヘッドが光磁気ディスクの垂直磁化膜に作用させるべ
く発生する磁界は、光磁気ディスクの垂直磁化膜に対し
て充分な強度をもって作用するものとされることが望ま
れ、従って、磁気ヘッドは、光磁気ディスクの表面にで
きるだけ近接せしめられて配されることが要求される。
しかしながら、光磁気ディスクは、その傾斜,厚みの
不均一等に起因して、回転時に面振れを生じる虞があ
り、従って、磁気ヘッドを、それに対する別段の位置制
御を行うことがなく、光磁気ディスクの表面に対してそ
れに当接することなく充分に近接する状態に保持するこ
とは困難である。そこで、磁気ヘッドを所定のアクチュ
エータに取り付けるとともに、磁気ヘッドと光磁気ディ
スクの表面との間の間隔変化を検出し、その検出出力に
基づいてアクチュエータを駆動することにより、光磁気
ディスクが回転時に面振れを生じる場合にも、磁気ヘッ
ドと光磁気ディスクの表面との間の間隔を所定の小なる
値に維持するようになす、磁気ヘッドについてのサーボ
制御を行うことが提案されている。このような磁気ヘッ
ドについてのサーボ制御が行われるに際しての磁気ヘッ
ドと光磁気ディスクの表面との間の間隔変化の検出は、
例えば、磁気ヘッドと光磁気ディスクに設けられた反射
層との間の静電容量変化が検出されることによりなされ
る。
不均一等に起因して、回転時に面振れを生じる虞があ
り、従って、磁気ヘッドを、それに対する別段の位置制
御を行うことがなく、光磁気ディスクの表面に対してそ
れに当接することなく充分に近接する状態に保持するこ
とは困難である。そこで、磁気ヘッドを所定のアクチュ
エータに取り付けるとともに、磁気ヘッドと光磁気ディ
スクの表面との間の間隔変化を検出し、その検出出力に
基づいてアクチュエータを駆動することにより、光磁気
ディスクが回転時に面振れを生じる場合にも、磁気ヘッ
ドと光磁気ディスクの表面との間の間隔を所定の小なる
値に維持するようになす、磁気ヘッドについてのサーボ
制御を行うことが提案されている。このような磁気ヘッ
ドについてのサーボ制御が行われるに際しての磁気ヘッ
ドと光磁気ディスクの表面との間の間隔変化の検出は、
例えば、磁気ヘッドと光磁気ディスクに設けられた反射
層との間の静電容量変化が検出されることによりなされ
る。
D 発明が解決しようとする課題 上述の如くに、光磁気ディスクに磁界変調形式による
情報の書込みがなされる際に使用される記録信号磁界発
生装置を構成する磁気ヘッドについてのサーボ制御のた
め、磁気ヘッドと光磁気ディスクの表面との間の間隔変
化を検出すべく、磁気ヘッドと光磁気ディスクに設けら
れた反射層との間の静電容量変化を検出するにあたって
は、光磁気ディスクに対向する容量検出電極を設け、そ
の容量検出電極を磁気ヘッドと一体的に移動するものと
なすことが必要とされる。それゆえ、容量検出電極が、
磁気ヘッドもしくは磁気ヘッドを駆動するアクチュエー
タに取り付けられ、アクチュエータによって磁気ヘッド
と共に駆動されうものとなるようにされるが、その結
果、磁気ヘッドと容量検出電極とを含む構成が複雑で大
型化されるものとなってしまう不都合があり、また、ア
クチュエータが過大な駆動負荷を負うことにもなってし
まう。さらに、容量研検出電極に磁気ヘッドからの磁界
に起因する渦電流が生じ、容量検出電極が渦電流損によ
り発熱することになる虞れもある。
情報の書込みがなされる際に使用される記録信号磁界発
生装置を構成する磁気ヘッドについてのサーボ制御のた
め、磁気ヘッドと光磁気ディスクの表面との間の間隔変
化を検出すべく、磁気ヘッドと光磁気ディスクに設けら
れた反射層との間の静電容量変化を検出するにあたって
は、光磁気ディスクに対向する容量検出電極を設け、そ
の容量検出電極を磁気ヘッドと一体的に移動するものと
なすことが必要とされる。それゆえ、容量検出電極が、
磁気ヘッドもしくは磁気ヘッドを駆動するアクチュエー
タに取り付けられ、アクチュエータによって磁気ヘッド
と共に駆動されうものとなるようにされるが、その結
果、磁気ヘッドと容量検出電極とを含む構成が複雑で大
型化されるものとなってしまう不都合があり、また、ア
クチュエータが過大な駆動負荷を負うことにもなってし
まう。さらに、容量研検出電極に磁気ヘッドからの磁界
に起因する渦電流が生じ、容量検出電極が渦電流損によ
り発熱することになる虞れもある。
斯かる点に鑑み、本発明は、光磁気ディスク等の記録
媒体に記録信号に応じて変化せしめられる磁界を作用さ
せるべく用いられるものとされるにあたり、全体として
の小型・軽量化が図られるとともに、容量検出電極部を
もって記録媒体との間の間隔変化を容易に検出でき、記
録媒体に適切に近接する状態を維持すべく行われる位置
制御が容易なものとされ、さらに、容量検出電極部に記
録媒体に作用せしめられる磁界に起因して生じる渦電流
が抑制されるようになされた記録信号磁界発生装置を提
供することを目的とする。
媒体に記録信号に応じて変化せしめられる磁界を作用さ
せるべく用いられるものとされるにあたり、全体として
の小型・軽量化が図られるとともに、容量検出電極部を
もって記録媒体との間の間隔変化を容易に検出でき、記
録媒体に適切に近接する状態を維持すべく行われる位置
制御が容易なものとされ、さらに、容量検出電極部に記
録媒体に作用せしめられる磁界に起因して生じる渦電流
が抑制されるようになされた記録信号磁界発生装置を提
供することを目的とする。
E 課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る記録信号磁界
発生装置は、絶縁材料から成る基板の一方の面側に、基
板に設けられた透孔を貫通して端面部を基板の他方の面
側に臨ませる中央脚部を有するものとされた磁気コア部
が取り付けられるとともに、磁気コア部における中央脚
部を包囲して巻装されて、記録信号に応じた電流が供給
されるコイル部が配され、また、基板の他方の面に、磁
気コア部における中央脚部の端面部が臨む部分の周囲に
分断部を形成する薄膜パターンをもって取り付けられ、
導体層を有するものとされた記録媒体に対向配置される
容量検出電極部が設けられて構成される。
発生装置は、絶縁材料から成る基板の一方の面側に、基
板に設けられた透孔を貫通して端面部を基板の他方の面
側に臨ませる中央脚部を有するものとされた磁気コア部
が取り付けられるとともに、磁気コア部における中央脚
部を包囲して巻装されて、記録信号に応じた電流が供給
されるコイル部が配され、また、基板の他方の面に、磁
気コア部における中央脚部の端面部が臨む部分の周囲に
分断部を形成する薄膜パターンをもって取り付けられ、
導体層を有するものとされた記録媒体に対向配置される
容量検出電極部が設けられて構成される。
F 作 用 このように構成される本発明に係る記録信号磁界発生
装置にあっては、基板の一方の面側に取り付けられた磁
気コア部における中央脚部を包囲して巻装されたコイル
部に、記録信号に応じた電流が供給されることにより発
生される記録信号磁界が、基板に設けられた透孔を貫通
する磁気コア部の中央脚部を通じて、基板の他方の面側
に位置せしめられる記録媒体に効率よく作用するものと
される。
装置にあっては、基板の一方の面側に取り付けられた磁
気コア部における中央脚部を包囲して巻装されたコイル
部に、記録信号に応じた電流が供給されることにより発
生される記録信号磁界が、基板に設けられた透孔を貫通
する磁気コア部の中央脚部を通じて、基板の他方の面側
に位置せしめられる記録媒体に効率よく作用するものと
される。
そして、コイル部が巻装された磁気コア部が基板の一
方の面に取り付けられ、また、容量検出電極部が、基板
の他方の面に所定の薄膜パターンを形成するものとされ
て取り付けられて、記録媒体に対向配置せしめられるの
で、全体が小型かつ軽量に構成されるとともに、記録媒
体との間の間隔変化を容易に検出でき、記録媒体に適切
に近接する状態を維持すべく行われる位置制御が容易な
ものとされる。さらに、容量検出電極部が磁気コア部に
おける中央脚部の端面部が臨む部分の周囲に分断部を形
成するものとされるので、記録媒体に作用せしめられる
磁界に起因して容量検出電極部に生じる渦電流が抑制さ
れることになる。
方の面に取り付けられ、また、容量検出電極部が、基板
の他方の面に所定の薄膜パターンを形成するものとされ
て取り付けられて、記録媒体に対向配置せしめられるの
で、全体が小型かつ軽量に構成されるとともに、記録媒
体との間の間隔変化を容易に検出でき、記録媒体に適切
に近接する状態を維持すべく行われる位置制御が容易な
ものとされる。さらに、容量検出電極部が磁気コア部に
おける中央脚部の端面部が臨む部分の周囲に分断部を形
成するものとされるので、記録媒体に作用せしめられる
磁界に起因して容量検出電極部に生じる渦電流が抑制さ
れることになる。
G 実施例 第3図は、本発明に係る記録信号磁界発生装置の一例
が適用されて構成された、光磁気ディスクに対して磁界
変調形式をもって情報の書込みを行う情報書込機構を示
す。
が適用されて構成された、光磁気ディスクに対して磁界
変調形式をもって情報の書込みを行う情報書込機構を示
す。
第3図においては、光磁気ディスク10が、円形台状の
ディスク装着部11に、中央孔部を係合させて装着されて
おり、ディスク装着部11は、光磁気ディスク10を所定の
回転速度をもって回転駆動するものとされている。光磁
気ディスク10は、透明基板上に設けられた記録トラック
形成領域10aを成す垂直磁化膜に、中央孔を取り囲む多
数の渦巻状の記録トラックが形成されるものとされ、記
録トラック形成領域10aの上面側には、金属蒸着膜で成
る導体層とされた反射層が設けられ、その上に保護層が
設けられたものとされている。
ディスク装着部11に、中央孔部を係合させて装着されて
おり、ディスク装着部11は、光磁気ディスク10を所定の
回転速度をもって回転駆動するものとされている。光磁
気ディスク10は、透明基板上に設けられた記録トラック
形成領域10aを成す垂直磁化膜に、中央孔を取り囲む多
数の渦巻状の記録トラックが形成されるものとされ、記
録トラック形成領域10aの上面側には、金属蒸着膜で成
る導体層とされた反射層が設けられ、その上に保護層が
設けられたものとされている。
斯かるディスク装着部11に装着された光磁気ディスク
10の下方には、光磁気ディスク10の記録トラック形成領
域10aに略一定の強度を有するものとされたレーザ光ビ
ームを入射させる、対物レンズ12を備えた光学ブロック
13が配されている。光学ブロック13は、ディスク装着部
11に装着された光磁気ディスク10の下方となる位置に配
された光学ブロック送り装置14に取り付けられていて、
光学ブロック送り装置14により、ディスク装着部11に装
着された光磁気ディスク10の径方向に直線移動せしめら
れるものとされており、対物レンズ12を通じて光磁気デ
ィスク10の記録トラック形成領域10aに入射するレーザ
光ビームの入射位置が、光磁気ディスク10の回転に伴っ
て記録トラック形成領域10aの略全域に亙ることができ
るようにされている。
10の下方には、光磁気ディスク10の記録トラック形成領
域10aに略一定の強度を有するものとされたレーザ光ビ
ームを入射させる、対物レンズ12を備えた光学ブロック
13が配されている。光学ブロック13は、ディスク装着部
11に装着された光磁気ディスク10の下方となる位置に配
された光学ブロック送り装置14に取り付けられていて、
光学ブロック送り装置14により、ディスク装着部11に装
着された光磁気ディスク10の径方向に直線移動せしめら
れるものとされており、対物レンズ12を通じて光磁気デ
ィスク10の記録トラック形成領域10aに入射するレーザ
光ビームの入射位置が、光磁気ディスク10の回転に伴っ
て記録トラック形成領域10aの略全域に亙ることができ
るようにされている。
一方、ディスク装着部11に装着された光磁気ディスク
10の上方には、光学ブロック送り装置14から伸び、光学
ブロック13に伴って移動するものとされた支持アーム部
材15により支持された、アクチュエータ16及びアクチュ
エータ16に取り付けられた、本発明に係る記録信号磁界
発生装置の一例をなす記録信号磁界発生装置17が配され
ている。アクチュエータ16は、支持アーム部材15の先端
部に固定された環状磁石18と、支持アーム部材15から伸
びる弾性を有した保持部材19により上下動可能に保持さ
れ、駆動コイル20が固定された可動部21とを含んで構成
されている。駆動コイル20は、サーボ制御回路部22から
の駆動電流Iaが供給され、その駆動電流Iaに応じて、そ
れを支持する可動部21を支持アーム部材15に固定された
環状磁石18に対して上方もしくは下方に移動させる。
10の上方には、光学ブロック送り装置14から伸び、光学
ブロック13に伴って移動するものとされた支持アーム部
材15により支持された、アクチュエータ16及びアクチュ
エータ16に取り付けられた、本発明に係る記録信号磁界
発生装置の一例をなす記録信号磁界発生装置17が配され
ている。アクチュエータ16は、支持アーム部材15の先端
部に固定された環状磁石18と、支持アーム部材15から伸
びる弾性を有した保持部材19により上下動可能に保持さ
れ、駆動コイル20が固定された可動部21とを含んで構成
されている。駆動コイル20は、サーボ制御回路部22から
の駆動電流Iaが供給され、その駆動電流Iaに応じて、そ
れを支持する可動部21を支持アーム部材15に固定された
環状磁石18に対して上方もしくは下方に移動させる。
記録信号磁界発生装置17は、絶縁材料によって形成さ
れた基板25と基板25の上面側に取り付けられた磁気ヘッ
ド部26とを含んで構成されており、基板25の上面側が、
アクチュエータ16の可動部21にそれから伸びる連結部材
を介して取り付けられていて、記録信号磁界発生装置17
の全体がアクチュエータ16の可動部21に伴って移動する
ものとされている。磁気ヘッド部26には、記録信号処理
回路27から記録信号に応じた駆動電流Ibが供給され、そ
れにより磁気ヘッド部26は記録信号に応じて変化する磁
界、即ち、記録信号磁界を発生する。
れた基板25と基板25の上面側に取り付けられた磁気ヘッ
ド部26とを含んで構成されており、基板25の上面側が、
アクチュエータ16の可動部21にそれから伸びる連結部材
を介して取り付けられていて、記録信号磁界発生装置17
の全体がアクチュエータ16の可動部21に伴って移動する
ものとされている。磁気ヘッド部26には、記録信号処理
回路27から記録信号に応じた駆動電流Ibが供給され、そ
れにより磁気ヘッド部26は記録信号に応じて変化する磁
界、即ち、記録信号磁界を発生する。
また、光磁気ディスク10の面上に配された基板25の下
面側には、導体薄膜で形成された容量検出電極28が取り
付けられて、光磁気ディスク10の面に対向するものとさ
れており、この容量検出電極28と光磁気ディスク10に設
けられた反射層との間における静電容量変化が検出され
るようになされている。斯かる静電容量変化の検出は、
アクチュエータ16の環状磁石18に固定された発振回路部
24により行われ、発振回路部24は容量検出電極28に接続
されていて、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設け
られた反射層との間の静電容量を発振周波数設定要素の
一つとする構成をとるものとされており、その発振周波
数を、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設けられた
反射層との間における静電容量変化に応じた変化させる
ものとされている。従って、容量検出電極28と光磁気デ
ィスク10に設けられた反射層との間における静電容量変
化が、発振回路部24から得られる発振出力Ssの周波数変
化として検出されることになる。発振回路部24から得ら
れる発振出力Ssは、サーボ制御回路部22に供給され、サ
ーボ制御回路部22は、発振出力Ssの周波数変化に応じ
て、アクチュエータ16の駆動コイル20に供給する駆動電
流Iaを変化させ、それにより、アクチュエータ16の可動
部21を移動させる。斯かるアクチュエータ16の駆動部21
の移動に伴って、磁気ヘッド部26が移動し、容量検出電
極28と光磁気ディスク10との間の間隔が変化せしめられ
て、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設けられた反
射層との間における静電容量が変化せしめられ、その結
果、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設けられた反
射層との間における静電容量が一定値に維持されるよう
に、従って、容量検出電極28と光磁気ディスク10との間
の間隔が一定値に維持されるように制御される。
面側には、導体薄膜で形成された容量検出電極28が取り
付けられて、光磁気ディスク10の面に対向するものとさ
れており、この容量検出電極28と光磁気ディスク10に設
けられた反射層との間における静電容量変化が検出され
るようになされている。斯かる静電容量変化の検出は、
アクチュエータ16の環状磁石18に固定された発振回路部
24により行われ、発振回路部24は容量検出電極28に接続
されていて、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設け
られた反射層との間の静電容量を発振周波数設定要素の
一つとする構成をとるものとされており、その発振周波
数を、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設けられた
反射層との間における静電容量変化に応じた変化させる
ものとされている。従って、容量検出電極28と光磁気デ
ィスク10に設けられた反射層との間における静電容量変
化が、発振回路部24から得られる発振出力Ssの周波数変
化として検出されることになる。発振回路部24から得ら
れる発振出力Ssは、サーボ制御回路部22に供給され、サ
ーボ制御回路部22は、発振出力Ssの周波数変化に応じ
て、アクチュエータ16の駆動コイル20に供給する駆動電
流Iaを変化させ、それにより、アクチュエータ16の可動
部21を移動させる。斯かるアクチュエータ16の駆動部21
の移動に伴って、磁気ヘッド部26が移動し、容量検出電
極28と光磁気ディスク10との間の間隔が変化せしめられ
て、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設けられた反
射層との間における静電容量が変化せしめられ、その結
果、容量検出電極28と光磁気ディスク10に設けられた反
射層との間における静電容量が一定値に維持されるよう
に、従って、容量検出電極28と光磁気ディスク10との間
の間隔が一定値に維持されるように制御される。
基板25の上面側に磁気ヘッド部26が取り付けられ、ま
た、基板25の下面に容量検出電極28が取り付けられて構
成された記録信号磁界発生装置17にあっては、第1図A
〜Dに詳細に示される如く、磁気ヘッド部26が、基板25
の上面に固定された磁気コア29と磁気コア29が有する中
央脚部29aを包囲して巻装されたコイル30とを含んで構
成されており、コイル30には、記録信号処理回路部27か
らの記録信号に応じた駆動電流Ibが供給される。磁気コ
ア29が有する中央脚部29aは、第2図に明瞭に示される
如く、コイル30の中央孔部を貫通し、さらに、基板25の
中央部分に設けられた透孔25aを貫通して伸び、その端
面部を基板25の下面側に臨ませるものとされている。
た、基板25の下面に容量検出電極28が取り付けられて構
成された記録信号磁界発生装置17にあっては、第1図A
〜Dに詳細に示される如く、磁気ヘッド部26が、基板25
の上面に固定された磁気コア29と磁気コア29が有する中
央脚部29aを包囲して巻装されたコイル30とを含んで構
成されており、コイル30には、記録信号処理回路部27か
らの記録信号に応じた駆動電流Ibが供給される。磁気コ
ア29が有する中央脚部29aは、第2図に明瞭に示される
如く、コイル30の中央孔部を貫通し、さらに、基板25の
中央部分に設けられた透孔25aを貫通して伸び、その端
面部を基板25の下面側に臨ませるものとされている。
基板25の下面に取り付けられた導体薄膜で形成された
容量検出電極28は、第1図Dに示される如く、磁気コア
29が有する中央脚部29aの端面部が臨む部分の周囲に分
断部31が設けられた薄膜パターンを形成するものとされ
ている。容量検出電極28における分断部31は、直線的に
伸びるものとされており、容量検出電極28は、斯かる分
断部31が設けられた部分を除いて、基板25の下面を広い
範囲に亙って覆うものとされている。
容量検出電極28は、第1図Dに示される如く、磁気コア
29が有する中央脚部29aの端面部が臨む部分の周囲に分
断部31が設けられた薄膜パターンを形成するものとされ
ている。容量検出電極28における分断部31は、直線的に
伸びるものとされており、容量検出電極28は、斯かる分
断部31が設けられた部分を除いて、基板25の下面を広い
範囲に亙って覆うものとされている。
基板25の上面側には、アクチュエータ16の可動部21か
ら伸びる連結部材に接続される接合部32が導体薄膜によ
り形成されており、また、接続電極33も導体薄膜により
形成されている。そして、接続電極部33は、基板25を貫
通するスルーホールを埋めるものとされた導体34を通じ
て、基板25の下面側に配された容量検出電極28に接続さ
れており、接合部32がアクチュエータ16の可動部21から
伸びる連結部材に接続されたもとにおいて、アクチュエ
ータ16の環状磁石18に固定された発振回路部24に接続さ
れる。それにより、容量検出電極28が、導体34及び接続
電極部33を通じて、発振回路部24に接続されれることに
なる。
ら伸びる連結部材に接続される接合部32が導体薄膜によ
り形成されており、また、接続電極33も導体薄膜により
形成されている。そして、接続電極部33は、基板25を貫
通するスルーホールを埋めるものとされた導体34を通じ
て、基板25の下面側に配された容量検出電極28に接続さ
れており、接合部32がアクチュエータ16の可動部21から
伸びる連結部材に接続されたもとにおいて、アクチュエ
ータ16の環状磁石18に固定された発振回路部24に接続さ
れる。それにより、容量検出電極28が、導体34及び接続
電極部33を通じて、発振回路部24に接続されれることに
なる。
このように構成される記録信号磁界発生装置17は、ア
クチュエータ16の可動部21に連結部材を介して取り付け
られた状態で、容量検出電極28が配された基板25の下面
を光磁気ディスク10に対向させて配置される。そして、
磁気ヘッド部26のコイル30に記録信号処理回路部27から
の記録信号に応じた駆動電流Ibが供給されことにより発
生される記録信号磁界が、基板25に設けられた透孔25a
を貫通する磁気コア29の中央脚部29aを通じて、基板25
の下面側に位置せしめられる光磁気ディスク10の記録ト
ラック形成領域10aに効率よく作用するものとされる。
また、磁気ヘッド部26が基板25の一方の面に取り付けら
れるとともに、容量検出電極28が、基板25の他方の面に
所定の薄膜パターンを形成するものとされて取り付けら
れて光磁気ディスク10に対向配置せしめられる構成がと
られることにより、全体が小型かつ計量に構成されると
ともに、光磁気ディスク10との間の間隔変化が容易に検
出されるものとされる。さらに、容量検出電極28が、磁
気コア29における中央脚部29aの端面部が臨む部分の周
囲に、直線的に伸びる分断部31を形成するものとされて
いるので、磁気ヘッド部26が発生する記録信号磁界に起
因して容量検出電極28に生じる渦電流が、効果的に抑制
されることになる。
クチュエータ16の可動部21に連結部材を介して取り付け
られた状態で、容量検出電極28が配された基板25の下面
を光磁気ディスク10に対向させて配置される。そして、
磁気ヘッド部26のコイル30に記録信号処理回路部27から
の記録信号に応じた駆動電流Ibが供給されことにより発
生される記録信号磁界が、基板25に設けられた透孔25a
を貫通する磁気コア29の中央脚部29aを通じて、基板25
の下面側に位置せしめられる光磁気ディスク10の記録ト
ラック形成領域10aに効率よく作用するものとされる。
また、磁気ヘッド部26が基板25の一方の面に取り付けら
れるとともに、容量検出電極28が、基板25の他方の面に
所定の薄膜パターンを形成するものとされて取り付けら
れて光磁気ディスク10に対向配置せしめられる構成がと
られることにより、全体が小型かつ計量に構成されると
ともに、光磁気ディスク10との間の間隔変化が容易に検
出されるものとされる。さらに、容量検出電極28が、磁
気コア29における中央脚部29aの端面部が臨む部分の周
囲に、直線的に伸びる分断部31を形成するものとされて
いるので、磁気ヘッド部26が発生する記録信号磁界に起
因して容量検出電極28に生じる渦電流が、効果的に抑制
されることになる。
H 発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る記録信号
磁界発生装置にあっては、光磁気ディスク等の記録媒体
に記録信号に応じて変化しせめられる磁界を作用させる
ものとされるにあたり、中央脚部にコイル部が巻装され
た磁気コア部が、基板の一方の面に取り付けられて、中
央脚部が基板に設けられた透孔を貫通してその端面部を
基板の他方の面側に臨ませるものとされ、また、容量検
出電極部が基板の他方の面に所定の薄膜パターンを形成
するものとされて取り付けられて、記録媒体に対向配置
せしめられるものとされる構成がとられることにより、
全体の小型かつ軽量化が図られるもとで、コイル部に記
録信号に応じた電流が供給されることにより発生される
記録信号磁界が、中央脚部を通じて基板の他方の面側に
位置せしめられる記録媒体に効率よく作用することにな
るものとされるとともに、記録媒体との間の間隔変化が
容易に検出されて、記録媒体に適切に近接する状態を維
持すべく行われる位置制御が容易なものとされる。さら
に、容量検出電極部が磁気コア部における中央脚部の端
面部が臨む部分の周囲に分断部を形成するものとされる
ので、記録媒体に作用せしめられる磁界に起因して容量
検出電極部に生じる渦電流が、効果的に抑制されること
になる。
磁界発生装置にあっては、光磁気ディスク等の記録媒体
に記録信号に応じて変化しせめられる磁界を作用させる
ものとされるにあたり、中央脚部にコイル部が巻装され
た磁気コア部が、基板の一方の面に取り付けられて、中
央脚部が基板に設けられた透孔を貫通してその端面部を
基板の他方の面側に臨ませるものとされ、また、容量検
出電極部が基板の他方の面に所定の薄膜パターンを形成
するものとされて取り付けられて、記録媒体に対向配置
せしめられるものとされる構成がとられることにより、
全体の小型かつ軽量化が図られるもとで、コイル部に記
録信号に応じた電流が供給されることにより発生される
記録信号磁界が、中央脚部を通じて基板の他方の面側に
位置せしめられる記録媒体に効率よく作用することにな
るものとされるとともに、記録媒体との間の間隔変化が
容易に検出されて、記録媒体に適切に近接する状態を維
持すべく行われる位置制御が容易なものとされる。さら
に、容量検出電極部が磁気コア部における中央脚部の端
面部が臨む部分の周囲に分断部を形成するものとされる
ので、記録媒体に作用せしめられる磁界に起因して容量
検出電極部に生じる渦電流が、効果的に抑制されること
になる。
第1図A〜Dは本発明に係る記録信号磁界発生装置の一
例を示す平面図,正面図,側面図及び底面図、第2図は
第1図A〜Dに示される例の断面図、第3図は第1図A
〜Dに示される例が適用されて構成された光磁気ディス
クに対して磁界変調形式をもって情報の書込みを行う情
報書込機構を示す概略構成図である。 図中、10は光磁気ディスク、16はアクチュエータ、17は
記録信号磁界発生装置、21は可動部、22はサーボ制御回
路部、25は基板、26は磁気ヘッド部、27は記録信号処理
回路部、28は容量検出電極、29は磁気コア、29aは中央
脚部、30はコイル、31は分断部である。
例を示す平面図,正面図,側面図及び底面図、第2図は
第1図A〜Dに示される例の断面図、第3図は第1図A
〜Dに示される例が適用されて構成された光磁気ディス
クに対して磁界変調形式をもって情報の書込みを行う情
報書込機構を示す概略構成図である。 図中、10は光磁気ディスク、16はアクチュエータ、17は
記録信号磁界発生装置、21は可動部、22はサーボ制御回
路部、25は基板、26は磁気ヘッド部、27は記録信号処理
回路部、28は容量検出電極、29は磁気コア、29aは中央
脚部、30はコイル、31は分断部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−223080(JP,A) 特開 昭63−214975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/00 G11B 21/21 G11B 11/10
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁材料から成る基板と、 該基板の一方の面側に取り付けられ、上記基板に設けら
れた透孔を貫通して端面部を上記基板の他方の面側に臨
ませる中央脚部を有するものとされた磁気コア部と、 該磁気コア部における上記中央脚部を包囲して巻装さ
れ、記録信号に応じた電流が供給されるコイル部と、 上記基板の他方の面に、上記磁気コア部における上記中
央脚部の端面部が臨む部分の周囲に分断部を形成する薄
膜パターンをもって取り付けられ、導体層を有するもの
とされた記録媒体に対向配置される容量検出電極部と、 を備えて構成される記録信号磁界発生装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2026861A JP2784829B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 記録信号磁界発生装置 |
DE69121931T DE69121931T2 (de) | 1990-02-06 | 1991-02-04 | Apparat zur Erzeugung eines Magnetfeldes, das sich in Abhängigkeit von einem Informationssignal ändert |
EP91300868A EP0441561B1 (en) | 1990-02-06 | 1991-02-04 | Apparatus for generating magnetic field varying in response to an information signal |
KR1019910001947A KR100210541B1 (ko) | 1990-02-06 | 1991-02-05 | 자계 발생 장치 |
US07/650,607 US5111441A (en) | 1990-02-06 | 1991-02-05 | Apparatus for generating magnetic field varying in response to an information signal |
MYPI91000170A MY105311A (en) | 1990-02-06 | 1991-02-05 | Apparatus for generating magnetic field varying in response to an information signal. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2026861A JP2784829B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 記録信号磁界発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03232102A JPH03232102A (ja) | 1991-10-16 |
JP2784829B2 true JP2784829B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=12205072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2026861A Expired - Lifetime JP2784829B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 記録信号磁界発生装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0441561B1 (ja) |
JP (1) | JP2784829B2 (ja) |
KR (1) | KR100210541B1 (ja) |
DE (1) | DE69121931T2 (ja) |
MY (1) | MY105311A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5239425A (en) * | 1990-02-28 | 1993-08-24 | Alps Electric Co., Ltd. | Magnetic head for magneto-optical recording device |
JPH0512819A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-22 | Teac Corp | 信号記録装置 |
JP2813261B2 (ja) * | 1992-02-14 | 1998-10-22 | シャープ株式会社 | 光磁気ディスク用磁気ヘッド装置及び光磁気記録再生装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57167172A (en) * | 1981-04-07 | 1982-10-14 | Victor Co Of Japan Ltd | High density information recording and reproducing system |
US4605977A (en) * | 1983-12-14 | 1986-08-12 | Sperry Corporation | Air bearing head displacement sensor and positioner |
US4843600A (en) * | 1985-09-13 | 1989-06-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording head for magneto-optical information recording apparatus |
JPH071560B2 (ja) * | 1985-09-20 | 1995-01-11 | オリンパス光学工業株式会社 | 光学式記録再生装置 |
US4796241A (en) * | 1986-01-23 | 1989-01-03 | Sony Corporation | Device for producing a high frequency modulation magnetic field used in magneto-optical recording |
JPS635143A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-11 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関のノツキング制御装置 |
US4931887A (en) * | 1988-02-01 | 1990-06-05 | International Business Machines Corporation | Capacitive measurement and control of the fly height of a recording slider |
JPH0695405B2 (ja) * | 1988-04-07 | 1994-11-24 | シャープ株式会社 | 光磁気デイスク装置 |
DE69029048T2 (de) * | 1989-04-19 | 1997-03-20 | Hitachi Ltd | Magnetooptische Aufzeichnungs- und Wiedergabeverfahren, magnetooptische Speichervorrichtung |
EP0414456B1 (en) * | 1989-08-22 | 1995-07-05 | Sony Corporation | Magnetic head position control system |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2026861A patent/JP2784829B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-04 DE DE69121931T patent/DE69121931T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-04 EP EP91300868A patent/EP0441561B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-05 US US07/650,607 patent/US5111441A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-05 KR KR1019910001947A patent/KR100210541B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-02-05 MY MYPI91000170A patent/MY105311A/en unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69121931T2 (de) | 1997-01-30 |
KR100210541B1 (ko) | 1999-07-15 |
EP0441561A2 (en) | 1991-08-14 |
MY105311A (en) | 1994-09-30 |
KR910015965A (ko) | 1991-09-30 |
DE69121931D1 (de) | 1996-10-17 |
JPH03232102A (ja) | 1991-10-16 |
US5111441A (en) | 1992-05-05 |
EP0441561A3 (en) | 1993-07-14 |
EP0441561B1 (en) | 1996-09-11 |
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