JP2775891B2 - オーバーロックミシン - Google Patents
オーバーロックミシンInfo
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- JP2775891B2 JP2775891B2 JP1237834A JP23783489A JP2775891B2 JP 2775891 B2 JP2775891 B2 JP 2775891B2 JP 1237834 A JP1237834 A JP 1237834A JP 23783489 A JP23783489 A JP 23783489A JP 2775891 B2 JP2775891 B2 JP 2775891B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバックタック縫製が可能なオーバーロックミ
シンに関する。
シンに関する。
[従来の技術] 従来、オーバーロックミシンにおいては、第5図
(a)〜(c)に示すように、加工布支持面上の針板21
に対し、針糸を挿通した針22が上下動可能に配設される
と共に、その針22の上下動と同期して駆動されるルーパ
ー糸を挿通したルーパー(図示略)が配設されている。
そして、針22とルーパーとの協働により針糸とルーパー
糸とを結節させて、針板21の針通過孔23近傍に形成され
た針板爪24にルーパー糸を巻回しながら、加工布Wの辺
縁にオーバーロック縫目Sを形成していた。
(a)〜(c)に示すように、加工布支持面上の針板21
に対し、針糸を挿通した針22が上下動可能に配設される
と共に、その針22の上下動と同期して駆動されるルーパ
ー糸を挿通したルーパー(図示略)が配設されている。
そして、針22とルーパーとの協働により針糸とルーパー
糸とを結節させて、針板21の針通過孔23近傍に形成され
た針板爪24にルーパー糸を巻回しながら、加工布Wの辺
縁にオーバーロック縫目Sを形成していた。
また、このミシンにて加工布Wに対しバックタック縫
製を施す場合、第5図(a)に示すように、針通過孔23
よりも布送り込み側に設けられた保持体25に、針通過孔
23から延びる空環Rの自由端を保持すると共に、加工布
Wをその前縁が針通過孔23の手前にくるように加工布支
持面上に配置する。そして、この状態で縫製を開始する
と、第5図(b)に示すように、加工布Wに矢印P方向
の送りが付与され、加工布Wの前縁が針22に到達するま
での間に、針板爪24には新たな空環Cが形成される。そ
の後の縫製により、第5図(c)に示すように、加工布
Wの辺縁にオーバーロック縫目Sが形成され、その縫目
S中に前回の縫製終了時に形成された空環Rを縫い込ん
でいた。そして、空環Rが全て縫い込まれた後には加工
布Wの移送に伴って空環Cが保持体25から解放される。
製を施す場合、第5図(a)に示すように、針通過孔23
よりも布送り込み側に設けられた保持体25に、針通過孔
23から延びる空環Rの自由端を保持すると共に、加工布
Wをその前縁が針通過孔23の手前にくるように加工布支
持面上に配置する。そして、この状態で縫製を開始する
と、第5図(b)に示すように、加工布Wに矢印P方向
の送りが付与され、加工布Wの前縁が針22に到達するま
での間に、針板爪24には新たな空環Cが形成される。そ
の後の縫製により、第5図(c)に示すように、加工布
Wの辺縁にオーバーロック縫目Sが形成され、その縫目
S中に前回の縫製終了時に形成された空環Rを縫い込ん
でいた。そして、空環Rが全て縫い込まれた後には加工
布Wの移送に伴って空環Cが保持体25から解放される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記ミシンにおいては、第5図(c)に示
すように、加工布Wの前縁が針22に達するまでの間に形
成される空環Cがオーバーロック縫目S中に引き込まれ
ないことがあり、その場合には加工布Wの前縁に空環C
が団子状に連なって形成されるという不都合があった。
また、縫製終了後に前記団子状に連なった空環Cを加工
布Wから切り離すと、オーバーロック縫目Sにほつれが
生じるため、空環Cをそのまま残さざるを得ず、これが
製品価値を低下させるという問題があった。
すように、加工布Wの前縁が針22に達するまでの間に形
成される空環Cがオーバーロック縫目S中に引き込まれ
ないことがあり、その場合には加工布Wの前縁に空環C
が団子状に連なって形成されるという不都合があった。
また、縫製終了後に前記団子状に連なった空環Cを加工
布Wから切り離すと、オーバーロック縫目Sにほつれが
生じるため、空環Cをそのまま残さざるを得ず、これが
製品価値を低下させるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、その
目的は、縫製時に針糸とルーパー糸との結節形成を一時
的に禁止することにより、縫製動作の開始に伴う不要な
空環の形成を防止して加工布に美麗な仕上りの縫製を施
すことができ、また、加工布に対しオーバーロック縫目
を間欠的に形成することが可能なオーバーロックミシン
を提供することにある。
目的は、縫製時に針糸とルーパー糸との結節形成を一時
的に禁止することにより、縫製動作の開始に伴う不要な
空環の形成を防止して加工布に美麗な仕上りの縫製を施
すことができ、また、加工布に対しオーバーロック縫目
を間欠的に形成することが可能なオーバーロックミシン
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明は、上下動可能に配
設され、針糸が挿通される針と、その針の上下動と同期
して駆動され、ルーパー糸が挿通されるルーパーとを備
え、両者の協働によって針糸及びルーパー糸を結節させ
て加工布支持面上の加工布にオーバーロック縫目を形成
可能なオーバーロックミシンにおいて、 ルーパー糸にエアーを吹き付けて、ルーパー糸と針糸
との結節の形成を禁止する位置に前記ルーパー糸を退避
させるルーパー糸退避手段と、必要に応じてルーパー糸
退避手段を作動させる制御手段とを備えている。
設され、針糸が挿通される針と、その針の上下動と同期
して駆動され、ルーパー糸が挿通されるルーパーとを備
え、両者の協働によって針糸及びルーパー糸を結節させ
て加工布支持面上の加工布にオーバーロック縫目を形成
可能なオーバーロックミシンにおいて、 ルーパー糸にエアーを吹き付けて、ルーパー糸と針糸
との結節の形成を禁止する位置に前記ルーパー糸を退避
させるルーパー糸退避手段と、必要に応じてルーパー糸
退避手段を作動させる制御手段とを備えている。
[作用] 制御装置は縫製開始時等、必要に応じてルーパー糸退
避手段を作動し、ルーパー糸にエアーを吹き付けて、ル
ーパー糸を針糸との結節形成可能な位置から、結節形成
不可能な位置に退避させる。そして、ルーパー糸と針糸
との結節の形成を禁止して、空環の形成又は加工布に対
するオーバーロック縫目の形成を制止する。
避手段を作動し、ルーパー糸にエアーを吹き付けて、ル
ーパー糸を針糸との結節形成可能な位置から、結節形成
不可能な位置に退避させる。そして、ルーパー糸と針糸
との結節の形成を禁止して、空環の形成又は加工布に対
するオーバーロック縫目の形成を制止する。
[実施例] 以下に、本発明を具体化したオーバーロックミシンの
一実施例を図面に従って説明する。
一実施例を図面に従って説明する。
第1,2図に示すように、加工布支持面1上に配置され
た針板2には針通過孔3が区画形成され、その外側には
針板爪4が形成されている。また、針板2に対向して針
5が上下動可能に設けられ、針5はその上下動に伴って
前記針通過孔3を通過する。
た針板2には針通過孔3が区画形成され、その外側には
針板爪4が形成されている。また、針板2に対向して針
5が上下動可能に設けられ、針5はその上下動に伴って
前記針通過孔3を通過する。
第2図に示すように、針板2の下方にはオーバールー
パー6及びアンダールーパー7が前記針5の上下動に同
期して揺動可能に配設され、オーバールーパー6はその
揺動に伴い針板2上方に出没される。即ち、オーバール
ーパー6は針板2上方に位置する接近位置(二点鎖線で
示す)と、針板2下方に位置する離間位置(実線で示
す)との間を揺動される。そして、針5及び各ルーパー
6,7に、針糸、オーバールーパー糸Y及びアンダールー
パー糸が挿通された状態で、それらが作動されることに
より、針板爪4にオーバールーパー糸Y及びアンダール
ーパー糸が巻回されながら加工布Wにオーバーロック縫
目が形成される。また、この縫目形成時には、第4図
(a)に示すように、針5がオーバールーパー糸Yのル
ープ内を貫通することにより、針5に挿通された針糸と
前記オーバールーパー糸Yとによる結節が形成される。
パー6及びアンダールーパー7が前記針5の上下動に同
期して揺動可能に配設され、オーバールーパー6はその
揺動に伴い針板2上方に出没される。即ち、オーバール
ーパー6は針板2上方に位置する接近位置(二点鎖線で
示す)と、針板2下方に位置する離間位置(実線で示
す)との間を揺動される。そして、針5及び各ルーパー
6,7に、針糸、オーバールーパー糸Y及びアンダールー
パー糸が挿通された状態で、それらが作動されることに
より、針板爪4にオーバールーパー糸Y及びアンダール
ーパー糸が巻回されながら加工布Wにオーバーロック縫
目が形成される。また、この縫目形成時には、第4図
(a)に示すように、針5がオーバールーパー糸Yのル
ープ内を貫通することにより、針5に挿通された針糸と
前記オーバールーパー糸Yとによる結節が形成される。
第1図に示すように、前記針板2には加工布支持面1
上に出没される送り歯9のための複数の開口10が形成さ
れ、送り歯9は押え足(図示略)と協働して加工布Wに
対し矢印P方向への送りを付与する。更に、針5の布送
り込み側において針板2上には、バックタック縫製の際
に空環Rの自由端を係止保持する保持体16が装着されて
いる。
上に出没される送り歯9のための複数の開口10が形成さ
れ、送り歯9は押え足(図示略)と協働して加工布Wに
対し矢印P方向への送りを付与する。更に、針5の布送
り込み側において針板2上には、バックタック縫製の際
に空環Rの自由端を係止保持する保持体16が装着されて
いる。
一方、第1,2図に示すように、針5よりも布送り出し
側で針板2の上方には、前記接近位置に配置されたオー
バールーパー6のオーバールーパー糸Yに対してエアー
を吹き付け可能なエアーノズル8が配設されている。第
3図に示すように、このエアーノズル8はノズル用バル
ブ11を介してエアー供給源12からエアーを供給される。
また、ノズル用バルブ11は制御手段としての制御装置13
に電気的に接続されている。
側で針板2の上方には、前記接近位置に配置されたオー
バールーパー6のオーバールーパー糸Yに対してエアー
を吹き付け可能なエアーノズル8が配設されている。第
3図に示すように、このエアーノズル8はノズル用バル
ブ11を介してエアー供給源12からエアーを供給される。
また、ノズル用バルブ11は制御手段としての制御装置13
に電気的に接続されている。
制御装置13には、針5の上下動回数を検出可能な針数
カウンタ14が電気的に接続されている。そして、制御装
置13は針数カウンタ14から入力される情報と予め設定さ
れたプログラムとに基づいて、ノズル用バルブ11に対す
る制御出力のタイミングを制御することにより、エアー
ノズル8からのエアーの噴出を制御している。尚、前記
エアーノズル8、ノズル用バルブ11及びエアー供給源12
によりルーパー糸退避手段が構成される。
カウンタ14が電気的に接続されている。そして、制御装
置13は針数カウンタ14から入力される情報と予め設定さ
れたプログラムとに基づいて、ノズル用バルブ11に対す
る制御出力のタイミングを制御することにより、エアー
ノズル8からのエアーの噴出を制御している。尚、前記
エアーノズル8、ノズル用バルブ11及びエアー供給源12
によりルーパー糸退避手段が構成される。
さて、第1図は前回の縫製によって形成された空環R
の自由端が保持体16に保持された状態を示している。こ
の状態で新たな加工布Wに縫製を施す場合、加工布Wを
針通過孔3の手前の所定位置に配置する。
の自由端が保持体16に保持された状態を示している。こ
の状態で新たな加工布Wに縫製を施す場合、加工布Wを
針通過孔3の手前の所定位置に配置する。
ここで、縫製を開始すると、針数カウンタ14は針5の
上下動回数のカウントを開始すると共に、制御装置13は
ノズル用バルブ11を開放し、エアー供給源12から供給さ
れるエアーをエアーノズル8から噴出させる。すると、
オーバールーパー6が針板2上に位置する間に、オーバ
ールーパー6の背面側のオーバールーパー糸Yは前記エ
アーにより、第4図(a)に示す針5の布送り出し側か
ら第4図(b)に示す布送り込み側へ強制移動される。
この第4図(b)の状態でミシンが運転されても、針糸
とオーバールーパー糸Yとによる結節は形成されず、針
板爪4には新たな空環は形成されない。
上下動回数のカウントを開始すると共に、制御装置13は
ノズル用バルブ11を開放し、エアー供給源12から供給さ
れるエアーをエアーノズル8から噴出させる。すると、
オーバールーパー6が針板2上に位置する間に、オーバ
ールーパー6の背面側のオーバールーパー糸Yは前記エ
アーにより、第4図(a)に示す針5の布送り出し側か
ら第4図(b)に示す布送り込み側へ強制移動される。
この第4図(b)の状態でミシンが運転されても、針糸
とオーバールーパー糸Yとによる結節は形成されず、針
板爪4には新たな空環は形成されない。
縫製開始から針5の上下動が送り返されると共に、送
り歯9により加工布Wが矢印P方向に移送されて、加工
布Wの前縁が針落下点に到達した時、針数カウンタ14に
よるカウント数が予め定められた針数に達する。これに
応答して制御装置13はノズル用バルブ11閉成してエアー
ノズル8へのエアーの供給を遮断する。すると、オーバ
ールーパー糸Yは前述のように強制移動されず、第4図
(a)に示す経路に配置されるため、針糸とオーバール
ーパー糸Yとの結節が形成され、加工布Wの辺縁におい
てオーバーロック縫目が形成されると共に、そのオーバ
ーロック縫目中に空環Rが縫い込まれて、バックタック
縫製が施される。
り歯9により加工布Wが矢印P方向に移送されて、加工
布Wの前縁が針落下点に到達した時、針数カウンタ14に
よるカウント数が予め定められた針数に達する。これに
応答して制御装置13はノズル用バルブ11閉成してエアー
ノズル8へのエアーの供給を遮断する。すると、オーバ
ールーパー糸Yは前述のように強制移動されず、第4図
(a)に示す経路に配置されるため、針糸とオーバール
ーパー糸Yとの結節が形成され、加工布Wの辺縁におい
てオーバーロック縫目が形成されると共に、そのオーバ
ーロック縫目中に空環Rが縫い込まれて、バックタック
縫製が施される。
このように本実施例によれば、ミシンの駆動開始から
加工布Wの前縁が針落下点に達するまでの間、針板爪4
における新な空環の形成が抑えられるため、従来のよう
に加工布Wの前縁に連なる不要な空環が形成されること
がなく、加工布Wを美麗に仕上げることができる。
加工布Wの前縁が針落下点に達するまでの間、針板爪4
における新な空環の形成が抑えられるため、従来のよう
に加工布Wの前縁に連なる不要な空環が形成されること
がなく、加工布Wを美麗に仕上げることができる。
また、縫製開始時のみならず、加工布Wの辺縁にオー
バーロック縫目を形成している途中で、所定針数毎に所
定針数分にわたり間欠的にエアーノズル8からエアーを
噴出させて、針糸とオーバールーパー糸Yとによる結節
形成を抑制することにより、間欠的に目飛びを生じさせ
ながら縫製を施すこともできる。
バーロック縫目を形成している途中で、所定針数毎に所
定針数分にわたり間欠的にエアーノズル8からエアーを
噴出させて、針糸とオーバールーパー糸Yとによる結節
形成を抑制することにより、間欠的に目飛びを生じさせ
ながら縫製を施すこともできる。
更に、エアーノズル8を針板2よりも上方に配置し
て、オーバールーパー糸Yにエアーを吹き付けるように
したことにより、エアーノズルを針板2下方の狭いスペ
ース内に配置する場合に比較し、エアーノズル8の取り
付けが容易になったばかりでなく、エアーノズル8から
噴出されるエアーがオーバールーパー糸Yに達っするの
を阻害する部材がなく、エアーによって確実に結節形成
が妨げられる。
て、オーバールーパー糸Yにエアーを吹き付けるように
したことにより、エアーノズルを針板2下方の狭いスペ
ース内に配置する場合に比較し、エアーノズル8の取り
付けが容易になったばかりでなく、エアーノズル8から
噴出されるエアーがオーバールーパー糸Yに達っするの
を阻害する部材がなく、エアーによって確実に結節形成
が妨げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
針数カウンタ14に代えてタイマーを使用し、縫製開始か
ら所定時間経過後にノズル用バルブ11に対し制御出力を
発するようにしてもよい。
針数カウンタ14に代えてタイマーを使用し、縫製開始か
ら所定時間経過後にノズル用バルブ11に対し制御出力を
発するようにしてもよい。
また、本発明は二本の針を有するオーバーロックミシ
ンにも具体化することもできる。
ンにも具体化することもできる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、縫製時に針糸と
ルーパー糸との結節形成を一時的に禁止することによ
り、縫製動作の開始に伴う不要な空環の形成を防止して
加工布に美麗な仕上りの縫製を施すことができ、また、
加工布に対しオーバーロック縫目を間欠的に形成するこ
とができるという優れた効果を奏する。
ルーパー糸との結節形成を一時的に禁止することによ
り、縫製動作の開始に伴う不要な空環の形成を防止して
加工布に美麗な仕上りの縫製を施すことができ、また、
加工布に対しオーバーロック縫目を間欠的に形成するこ
とができるという優れた効果を奏する。
第1〜4図は本発明を具体化したオーバーロックミシン
の一実施例を示し、第1図は要部平面図、第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図はノズルの制御系統図、第
4図(a)及び(b)はオーバールーパー糸の状況を示
す部分拡大平面図、第5図(a)〜(c)は従来例の一
連の作用を示す平面図である。 1……加工布支持面、5……針、6……オーバールーパ
ー、8……エアーノズル、11……ノズル用バルブ、12…
…エアー供給源(前記8,11,12によりルーパー糸退避手
段が構成される)、13……制御手段としての制御装置、
W……加工布、Y……オーバールーパー糸。
の一実施例を示し、第1図は要部平面図、第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図はノズルの制御系統図、第
4図(a)及び(b)はオーバールーパー糸の状況を示
す部分拡大平面図、第5図(a)〜(c)は従来例の一
連の作用を示す平面図である。 1……加工布支持面、5……針、6……オーバールーパ
ー、8……エアーノズル、11……ノズル用バルブ、12…
…エアー供給源(前記8,11,12によりルーパー糸退避手
段が構成される)、13……制御手段としての制御装置、
W……加工布、Y……オーバールーパー糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 1/00 - 83/00
Claims (1)
- 【請求項1】上下動可能に配設され、針糸が挿通される
針(5)と、その針(5)の上下動と同期して駆動さ
れ、ルーパー糸(Y)が挿通されるルーパー(6)とを
備え、両者の協働によって針糸及びルーパー糸(Y)を
結節させて加工布支持面(1)上の加工布(W)にオー
バーロック縫目を形成可能なオーバーロックミシンにお
いて、 ルーパー糸(Y)にエアーを吹き付けて、ルーパー糸
(Y)と針糸との結節の形成を禁止する位置に前記ルー
パー糸(Y)を退避させるルーパー糸退避手段(8,11,1
2)と、 必要に応じてルーパー糸退避手段(8,11,12)を作動さ
せる制御手段(13)と を設けたことを特徴とするオーバーロックミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237834A JP2775891B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | オーバーロックミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1237834A JP2775891B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | オーバーロックミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399692A JPH0399692A (ja) | 1991-04-24 |
JP2775891B2 true JP2775891B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=17021101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1237834A Expired - Fee Related JP2775891B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | オーバーロックミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2775891B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238351U (ja) * | 1976-08-30 | 1977-03-18 | ||
JPS6145797A (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-05 | ペガサスミシン製造株式会社 | 縁かがり縫いミシンにおける空環縫い込み装置 |
JPS6379694A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-09 | ヤマトミシン製造株式会社 | 縁かがり縫いミシンの空環残糸返し縫い装置 |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1237834A patent/JP2775891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0399692A (ja) | 1991-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |