JP2773787B2 - 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置Info
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Description
特に光電変換素子数が多い高解像力の固体撮像装置の駆
動方法とその方法を実施する固体撮像装置に関する。
心に著しい発展を遂げつつある。高解像度化はその1つ
の方向であり、ハイビジョンテレビ(HD−TV)、機
械計測、天体観測等の用途において、200万画素〜4
00万画素の固体撮像素子が開発されている。
る垂直走査線525本系のカラーカメラ用として実用化
されているのは40万画素以下の撮像装置のみである。
装置、電子オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)等の
用途を考慮すると、垂直走査線525本系において、よ
り多画素の装置が要求されている。
ョンに基づき、最適な画素数について検討した結果、8
0万画素程度の画素数であれば、上記用途に十分応じら
れるという結論を得た。この結論に基づき、80万画素
程度のCCDカラーセンサにつき、種々の提案を行なっ
ている。
について、80万画素を配置する好ましい形態は、垂直
方向に約1000、水平方向に約800の配置であるこ
とを解明した。
1000、水平方向に約800、行列状に配置し、各列
に隣接させて垂直方向に電荷を転送させるための垂直C
CD(VCCD)列を設け、これらのVCCD列の出力
端に水平方向に電荷を転送させるための水平CCD(H
CCD)行を設ける。
ら電荷を読み出すために、たとえば1行あたり2つの転
送セルを含むVCCDを配置する。
直方向のホトダイオードを4種類に分類し、一度に2種
類のホトダイオードから電荷を読み出すことが提案され
た。すなわち、垂直走査期間をVとすると、2Vの期間
で全画素からの情報を読み出すことができる。この場
合、水平方向の電荷転送の制限から、HCCDを2本設
け、同時に2種類の電荷を2つのHCCDで転送する。
ムによれば、いずれのHCCDによって転送されたかに
よって画像信号の強度に差が生じる。特に3板構成のカ
ラー撮像装置においては、画像信号のレベル差はフリッ
カ現象となって現れる。
はHCCDを1本用い、垂直走査期間Vの4倍の期間4
Vで全画像情報を読み出す方式を提案した。この方式に
よれば、高精度のスチル画面を再生することが可能とな
る。
タ時(動画像を撮像するムービモードを含む)において
は、4Vの期間をかけて画像情報を取込み、さらに信号
処理を行なって画像を再生することは動解像度、処理時
間の点から好ましくない。そこで、画像再生を短期間に
行なうために、モニタ時においては、NTSC方式の画
像再生を行なうことが望まれる。
装置を示す。図2(A)は、撮像デバイスの構成を概略
的に示す。多数個のホトダイオード3が行列状に配置さ
れている。たとえば、1行約800個のホトダイオード
を約1000行配置する。各列のホトダイオード3は、
上からA1、B1、A2、B2の4種類に分類されてい
る。
VCCD4が形成されている。VCCD4は、1行あた
り2つの転送セルを有し、4行8セルが1つのユニット
となっている。転送セルは半導体転送路上に絶縁電極を
配置することによって構成される。1ユニットのセルに
は、上からV1、V2、V3、V4、V5、V2、V
6、V4の制御信号が与えられている。
接するVCCD4の対応するセルに高電圧を印加するこ
とによってホトダイオードからVCCD4に移送され
る。VCCD4に移送された電荷は、VCCD4の電極
に選択的に所定の電圧を順次印加することによって、V
CCD4内を垂直下方に転送される。
共通に隣接して配置されている。各VCCD4を下方に
転送された電荷は、制御信号にしたがってHCCD10
1に転送される。
択的に移送することのできるシフトゲートSG103が
配列され、さらにその下方にもう1つのHCCD102
が配列されている。
を4Vの期間で読み出す装置においては、シフトゲート
SG103および下に配置されたHCCD102は省略
される。
された電荷を2Vの期間で読み出すモードを示す。全ホ
トダイオード3のうち、A1とA2のホトダイオードの
電荷を同一V期間で読み出し、次のV期間においてB1
とB2の電荷を読み出す。このような読み出しを行なう
ことにより、2V期間に全ホトダイオード3の電荷を読
み出すことができる。
ドA2とB2に蓄積された電荷は、ホトダイオードA1
とB1に蓄積された電荷と比較し、シフトゲートSG1
03を転送する際の転送ロス分の結果、減衰を受ける。
また、HCCD101と102との特性が異なる場合や
出力アンプFDA1、FDA2のアンプ特性が異なる場
合に、さらにこの特性の差が重畳される。
ドの全電荷を読み出すモードを説明する。最初のVの期
間にホトダイオードA1の電荷を読み出し、次のV期間
においてホトダイオードA2の電荷を読み出し、次のV
期間にホトダイオードB1の電荷を読み出し、4番目の
V期間においてホトダイオードB2の電荷を読み出す。
全ての電荷はHCCD101およびFDA1を介して読
み出されるため、電荷読み出し特性を均一に保つことが
容易になる。
V方式により画像を読み出す装置においても、構図を決
める際のモニタ時ないしは動画を撮像するムービ時には
簡便で迅速な撮像方式が望まれる。
モード(ムービモードを含む)を説明するための図であ
る。モニタモードにおいては、簡便迅速に画像を再生す
るためにNTSC方式のモニタを行なうことが望まれ
る。
NTSC方式のモニタを行なった場合を説明する。画像
信号として初めの2V期間にA1、A2のホトダイオー
ドからの信号が供給されると、形成される画像はホトダ
イオードA1、A2に対応するものとなる。次の2V期
間においては、ホトダイオードB1、B2からの電荷が
供給され、対応する画像が形成される。
づく画像105aと、ホトダイオードB1、B2に基づ
く画像105bとは、1走査線分垂直方向の位置が異な
る。このため、500本系モニタを用い、スチル画像撮
像時と同様の4V読み出し方式による画像を再生する
と、縦方向のジッタが生じる。
って画像をモニタする場合を示す。1000本系モニタ
に4V読み出し方式による信号をそのまま供給すると、
ホトダイオードA1、A2、B1、B2による電荷が供
給されて1画面の画像106が形成される。
間が必要であり、さらに全画像信号をHD−TV方式に
よって再生すると、信号を一旦記憶し、さらに処理する
時間が必要となる。このため、1000本系モニタによ
る場合、動解像度が低く、処理時間が長い問題が生じ
る。
生するために、500本系のNTSC方式によることが
望まれる。1000本系の撮像装置を用い、500本系
のNTSC方式画像を再生するためには、図3(C)、
(D)に示すような方式が提案されている。
読み出しはスチル画像撮像と同様に行なわれるが、再生
画像形成用には半分のホトダイオードA1、A2からの
電荷のみが用いられる。すなわち、CCDの出力は、A
1、A2、B1、B2の順に供給され、メモリへの書込
みもこの読み出した画像信号をそのまま書き込むことに
よって行なわれる。
の画像信号を用いず、ホトダイオードA1とA2からの
信号のみを繰り返し読み出すことによって行なわれる。
すなわち、ホトダイオードA1から画像信号を読み出
し、メモリに書き込む時、前回記憶された画像情報A2
をメモリから読み出し、次にホトダイオードA2の信号
をメモリに書き込む時、直前に書き込まれたA1の情報
をメモリから読み出す。
期間においても、画像信号A2とA1をメモリから読み
出すことによって、縦方向ジッタを防止した500本系
モニタ画像を再生する。
をメモリに書き込んでいる際、A2の信号を読み出し、
画像信号A2を書き込んでいる際、A1を読み出す場合
を説明したが、ホトダイオードA1、A2から画像信号
を読み出す際には、その信号をそのままモニタに供給
し、ホトダイオードB1、B2から画像信号を読み出す
際には、先に記憶した画像信号A1、A2をメモリから
読み出すようにしてもよい。
ことができるが、動解像度を高くすることは困難であ
る。
を説明する図である。第1のV期間である第1フィール
ドにおいては、ホトダイオードA1とB1からの画像信
号を読み出し、混合してモニタ信号を形成する。次のV
期間である第2フィールドにおいては、ホトダイオード
A2とB2からの画像情報を読み出し、混合してモニタ
信号を形成する。このようにして、2V期間に全画素の
情報を読み出す。
動解像度も高いモニタ画像を得ることができる。また、
2V期間に全蓄積電荷を読み出すため、電荷蓄積期間は
2Vであり、画素混合によって電荷量は2倍となるた
め、得られる電荷量は4V期間(蓄積期間4V)に各画
素からの画像情報を取り出す場合と同様となる。
読み出す場合、2つのホトダイオードに蓄積された電荷
を合わせてHCCDで転送するため、HCCDの駆動電
圧は2倍の飽和電荷に対応するものでなくてはならな
い。
合、各ホトダイオードには飽和電荷に近い電荷が蓄積さ
れる。これらの電荷が混合される場合、飽和電荷の2倍
の電荷をHCCDで転送する必要がある。1つのホトダ
イオードの飽和電荷を転送できる駆動電圧でHCCDを
駆動すると、電荷の転送漏れが生じてしまう。
スイング電圧を、たとえば2倍にする必要が生じる。C
CD構造は、無視できない容量Cを有するため、スイン
グ電圧を2倍にし、かつ高速で電荷を転送しようとする
と、パワーロスは無視できないものとなってしまう。
従来の1000本系撮像装置において、500本系モニ
タをNTSC方式によって行なおうとすると、縦方向ジ
ッタ、動解像度の低下、処理時間の長期化、パワーロス
等の問題が生じてしまう。
再生することのできる撮像装置において、モニタ時には
縦方向ジッタが生ぜず、動解像度が高く、かつパワーロ
スの低い画像再生を可能とすることである。
駆動方法は、行列状に配置された4種類の多数個の光電
変換素子に蓄積された電荷を前記光電変換素子の各列に
対応して配置された複数列の垂直CCDに取込み、各垂
直CCD内の電荷を垂直CCDに共通に接続された水平
CCDに順次転送し、水平CCD内の電荷を順次転送し
て信号電荷を読み出す固体撮像装置の駆動方法であっ
て、モニタ時には、光電変換素子の飽和電荷量を約半分
に調整して電荷蓄積する工程と、モニタ時には、2種類
の光電変換素子の電荷を同時に垂直CCDに移す工程
と、モニタ時には、垂直CCDの電荷を垂直方向に転送
し、2種類の光電変換素子の電荷を混合して水平CCD
に転送する工程と、モニタ時には水平CCDに混合して
転送された電荷を水平方向に転送し、信号として読み出
す工程と、スチル撮像時には4種類の光電変換素子の電
荷を1種類ずつ垂直CCDに移す工程とを含む。
を同時に読み出すため、2V期間で全電荷を読み出すこ
とができるので、動解像度は高い。
感度が1/2とされているので、読み出した2種類の光
電変換素子からの電荷を画素混合することによってスチ
ルモードの場合の感度と等しくなる。
め、画素混合後HCCDによって転送する電荷は、スチ
ル画像撮像時と同一の飽和電荷量を有する。このため、
CCD駆動電圧を高くする必要がなく、パワーロスを防
止することができる。
互に用いるため、縦方向ジッタは生じない。
(A)は、固体撮像デバイスの構成を概略的に示す。多
数のホトダイオード3が行列状に配置され、各列に配置
されたホトダイオード3は、A1、B1、A2、B2の
4種類に分類されている。ホトダイオード3の各列に隣
接して対応するVCCD4が配置されている。VCCD
4には、ホトダイオードの一行あたり2つの転送セルが
形成されている。
され、VCCDを垂直方向に転送された電荷を水平方向
に転送することができる。HCCD5の出力端にはアン
プ8が接続されている。
3の蓄積する電荷に関して、モニタモード(ムービモー
ドを含む)とスチルモードとで異なる飽和電荷量を設定
でき、モニタモードではスチルモードの半分に設定す
る。
み出し方式を概略的に示している。すなわち、モニタモ
ードでのホトダイオードからVCCDへの読み出しにお
いては、第1のV期間にホトダイオードA1とA2から
の電荷が読み出され、次のV期間にはホトダイオードB
1とB2からの電荷が読み出される。
ダイオードからの電荷がVCCD4に読み出される。な
お、A1とB1を同時に読み出し、A2とB2とを次の
V期間に読みだしてもよい。
ホトダイオードA1が読み出され、次のV期間でホトダ
イオードA2が読み出され、次のV期間でホトダイオー
ドB1が読み出され、4番目のV期間でホトダイオード
B2が読み出される。
4に読み出された2種類の電荷は、スチルモードと比
べ、飽和電荷量が半分なので、混合された時の飽和電荷
量はスチルモードと同一になる。
おいて、HCCDで転送すべき電荷の飽和電荷量は等し
くなる。このため、HCCD5の駆動電圧を高くする必
要がなく、パワーロスを防止することができる。VCC
Dで電荷混合が行われる場合は、VCCDにおいても同
様の事情である。
の感度の半分であるが、画素混合によって感度も等しく
なる。
像を構成するため、縦方向ジッタは生じない。また、2
V期間で1フレームの画像を構成するため、動解像度を
高く保つことができる。
て説明する。図4は、本発明の実施例による撮像装置の
カメラヘッド部を示すブロック図である。
11と、このCCD撮像デバイスからの出力信号をノイ
ズを低減させつつ、増幅するための相関二重サンプリン
グ用プリアンプ12、プリアンプ12からの信号を信号
出力として図5に示すカメラ制御部に供給するための7
5Ω駆動回路13を含む。
メラ制御部2からの水平駆動信号HD、垂直駆動信号V
Dを受け、同期信号を発生させるためのPLL回路1
5、これらの同期信号HD、VDおよびカメラ制御部2
からのモード選択信号MODEを受け、水平駆動パル
ス、垂直駆動パルス、シフトゲート信号を作成するため
の制御部16、水平駆動パルスを受け、HCCD駆動用
の水平駆動信号を発生させるための水平駆動回路17、
垂直駆動パルスを受け、VCCDを駆動するための垂直
駆動信号を発生するための垂直駆動回路18、モード信
号によって基板バイアスを変更設定する基板電圧コント
ロール回路19を含む。
器、制御用CPU等が含まれる。さらにカメラヘッド部
1は、カメラヘッド部1に含まれる各回路に電力を供給
するための電源部20を含む。
である。カメラヘッド部1から供給される信号出力は、
ゲインコントロールアンプ21に供給され、設定された
ゲインの増幅を行なう。ゲインコントロールアンプ21
の出力は、ガンマ処理回路22を介して、A/D変換回
路23に供給され、デジタル信号になってメモリ部24
に供給される。
記憶する。メモリ部24から読み出された画像信号は、
D/A変換回路25を介してアナログ信号に変換され、
出力される。
の水平駆動パルスHD、垂直駆動パルスVDおよびその
他の制御信号を発生し、メインCPU28、ガンマ処理
回路22にも制御信号を発生する。
らのスイッチ信号を受け、モード信号をメモリ制御部2
7およびカメラヘッド部に供給する。メモリ制御部27
は、モード信号を受け、メモリ部24に画像信号を記憶
する際のバンク切換モードを変更する。メインCPU2
8は、またモードにより所定のゲインを与えるためのゲ
イン切換信号をゲインコントロールアンプ21に供給す
る。
回路に電源電圧を供給する。図4、図5に示す回路によ
って、スチル画像撮像時にはCCDデバイス11で蓄積
した画像信号は、4V期間で読み取られ、メモリ部24
に蓄積される。また、モニタモードにおいては、ホトダ
イオードの飽和電荷量が約半分になるように基板電圧が
変更され、CCDデバイス11に蓄積された電荷を同時
に2種類ずつ読み出し、混合してCCD出力として供給
し、モニタ31に表示する。
についてより詳細に説明する。図6は、CCDデバイス
の構成を示す。図6(A)は平面図、図6(B)は部分
断面図である。図6(A)において、CCDデバイス1
1は、行列状に配列されたホトダイオード35とホトダ
イオード35からの電荷を取込み、垂直方向に転送する
ためのVCCD36、複数のVCCD36から転送され
る電荷を水平方向に転送するためのHCCD37を含
む。
に上から順にA1、B1、A2、B2の4種類に分けら
れ、各種類のホトダイオードが1フィールドの画像に対
応している。各ホトダイオード列に隣接して、VCCD
36が配列され、VCCD36はホトダイオードの1行
に対し、2転送セルを有する。VCCD36は、φVA
1、φV2、φVB1、φV4、φVA2、φVB2の
6相駆動によって電荷を転送する。
HCCD37に接続されている。すなわち、ホトダイオ
ード35からVCCD36に取り込まれた電荷は、VC
CD36を縦方向に転送され、HCCD37に移された
後、HCCD37内を水平方向に転送される。HCCD
37は、4相の駆動信号φH1、φH2、φH3、φH
4によって駆動される。HCCD37の出力は、アンプ
39を介して出力される。
ホトダイオードとその下に形成された縦型オーバフロー
ドレインの構成を示す。n型半導体基板41の表面部分
に、pウェル42が形成される。このpウェル42に
は、深さの浅い第1pウェル1pwと、深さの深い第2
pウェル2pwが分布している。
が形成され、ホトダイオードを形成する。このn型領域
43に近接して所定間隔をおいてn- 型領域44が形成
され、VCCDの電荷転送路を形成している。p+ 型領
域48はチャネルストップ領域である。電荷転送路を形
成するn- 型領域44の上には、絶縁電極45および遮
光マスク46が形成されている。
域43に入射する。pウェル領域42とn型基板41と
の間には、基板電圧コントロール回路19によって制御
される可変直流電源50によって逆バイアス電圧が印加
されている。
型領域43から電子はn型基板41にオーバフローする
ようになる。基板電圧を変更すると、オーバフローする
電位が変化し、ホトダイオードの飽和電荷量が変更され
る。モニタモードにおいては、スチルモードの飽和電荷
量の半分の飽和電荷量になるように基板電圧が設定され
る。ホトダイオードをオーバフローする電荷は基板41
に吸い出される。
タするモニタモードにおける制御信号のタイミングチャ
ートを示す。フィールド切換信号FIは、1フィールド
毎に交互に変化するパルス状の波形を有する。外部スイ
ッチ信号は、モニタモードにおいてはシャッターが押さ
れていないため、常に“0”の値を保つ。
“0”、スチルモードの時“1”である。SUB切換信
号は、モニタモードにおいて“0”、スチルモードにお
いて“1”の値を有する。
素の電荷を読み出すため、カメラ駆動信号は交互にフィ
ールドIとフィールドIIに切り換わる。また、モニタ
モードにおいては、記録を行なわないため、記録信号R
ECは“0”である。
込みを行なうための駆動信号の波形を示す。VCCDの
ホトダイオードに隣接する転送セルの電圧が所定の高さ
に設定されると、ホトダイオードからVCCDに蓄積電
荷が取り込まれる。
波形が示されている。時間t2において、駆動信号φV
B1が高いレベルとなるので、この時ホトダイオードB
1からVCCDに蓄積電荷が移送される。また、時刻t
4においては、駆動信号φVA1が高いレベルとなるの
で、ホトダイオードA1から蓄積電荷が取り込まれる。
ードA1、B1から電荷がVCCDに取り込まれ、各水
平ブランク期間にVCCD中を順次垂直方向に転送さ
れ、2種類の電荷が混合されて次の水平走査期間中にH
CCD中を高速に転送される。
示す波形図である。VCCD駆動信号φVA1、φVA
2、φV2、φVB1、φVB2、φV4は、図示のよ
うに変化し、電荷をVCCD中垂直方向に転送させる。
0におけるVCCD中のポテンシャルを、図11に示
す。
いレベルとなるので、ホトダイオードB1からの電荷が
VCCDに取り込まれる。この取り込まれた電荷は、時
刻t4においては、VCCDの1セル分図中右方向に転
送されている。この時刻t4において、駆動電圧φVA
1が高いレベルとなり、ホトダイオードA1の電荷が同
じVCCDに取り込まれる。
電荷は3転送セル分に広がり、各電荷の間には1セル分
のバリアが形成される。その後、時刻t6からt11に
かけて取り込まれた電荷は、後方を1セル分縮め、次に
前方に1セル分延び、再び後方を1セル分縮め、同様の
動作を繰り返し尺取り虫方式で図中右側に転送される。
HCCDでは2種類ずつの電荷が混合される。
荷を取り込むフィールドIの駆動について説明したが、
フィールドIIにおいても同様の電荷取込み、転送が行
なわれる。図10は、フィールドIIにおける画像デー
タ取込み用の駆動信号波形を示す。
ッターが駆動され、図5に示す外部スイッチ32がオン
した時の信号波形を示す。外部スイッチ32は所定期間
“1”となる外部スイッチ信号を発生する。外部スイッ
チ信号が“0”から“1”に変化すると、その信号立ち
上がりの次のフィールドにおいてカメラ駆動の信号を変
換するモード切換が行なわれる。このモード切換は、1
V期間で終了する。なお、モード切換の開始と同時に、
モード信号が立ち上がり、スチルモードを表示する。
B)切換信号も立ち上がり、図4に示す基板電圧コント
ロール回路19を介して、図6(B)に示す基板電圧用
可変直流電源50を調整する。すなわち、スチルモード
においては、一度に1種類のホトダイオードが読みださ
れ、2種類のホトダイオードを同時に読み出すモニタモ
ードと較べ、そのままでは飽和電荷量が半分となる。こ
の飽和電荷量の差を基板電圧で調整する。
を掃き捨てるため、少なくとも4V(または4nV)の
クリアが行なわれる。図示の場合、4Vのクリア動作の
後、記録モードが開始している。記録モードにおいて
は、記録信号RECに従ってホトダイオードA1、A
2、B1、B2の電荷が順次4Vの期間で読み出され、
メモリに記録される。
オードA1の電荷を読み出すための駆動信号波形を示
す。
レベルとなり、ホトダイオードA1からの電荷がVCC
Dに取り込まれ、その後の各水平ブランク期間中にVC
CD中を垂直方向に転送される。
フィールドの制御信号を示す。時刻S8において、駆動
信号φA2が高いレベルとなり、ホトダイオードA2か
らの電荷を取り込む。ホトダイオードA2からVCCD
に取り込まれた電荷は、各水平ブランク期間にVCCD
中を垂直方向に転送される。また、水平走査期間中はV
CCD中の電荷は停止され、HCCD中の電荷が高速で
水平方向に転送される。
ドB1、B2から電荷を取り出すフィールドにおける駆
動信号の波形を示す。
信号φB1が高いレベルとなり、ホトダイオードB1か
ら蓄積電荷を取り込む。また、図16においては、時刻
S10において駆動信号φB2が高いレベルとなり、ホ
トダイオードB2からVCCDに蓄積電荷を取り込む。
これらの電荷の転送は、前述と同様である。
B2の4種類のホトダイオードを多数含むCCDデバイ
スにおいて、スチルモードにおいては全電荷を4V期間
で読み出し、高解像度の画像を形成し、モニタモードに
おいては飽和電荷量を約半分に設定して一度に2種類ず
つ、全電荷を2V期間で取込み、VCCDを転送し、混
合してHCCDを転送するので、パワーロスを防止し、
同一感度、同一飽和電荷量で動解像度の高いモニタ画像
を得ることができる。
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
モニタモードにおいては、各光電変換素子の感度がスチ
ルモードの1/2であるが、画素混合を行なって、スチ
ルモードと同一感度を得る。また、モニタモードにおい
ては光電変換素子の飽和電荷量を約半分に設定すること
により、HCCDで転送すべき最大電荷量も同一とでき
る。
ードとモニタモードにおいて同一の条件となる。このた
め、パワーロスを防止することができる。
の取込みが2V周期で行なわれるため、動解像度を高く
保つことができる。
は固定した位置から取り込むことができるため、ジッタ
を防止することができる。
を示す概略図、図1(B)、(C)はモニタモード、ス
チルモードにおける蓄積電荷の読出状態を説明するため
の概略図である。
略平面図、図2(B)、(C)は電荷読出を説明するた
めの概念図である。
を説明する図である。図3(A)は500本系モニタの
再生画像を説明するための概略図、図3(B)は100
0本系モニタの再生画像を説明する概略図、図3(C)
は二重読出を説明するための概念図、図3(D)は画素
混合読出を説明するための概念図である。
部のブロック図である。
を示すブロック図である。
示す。図6(A)は概略平面図、図6(B)は部分断面
図である。
図である。
るための波形図である。
るための波形図である。
信号を示す波形図である。
タ取込み、転送を説明するためのポテンシャル図であ
る。
形図である。
信号波形図である。
信号波形図である。
信号波形図である。
信号波形図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 行列状に配置された4種類の多数個の光
電変換素子に蓄積された電荷を前記光電変換素子の各列
に対応して配置された複数列の垂直CCDに取込み、各
垂直CCD内の電荷を垂直CCDに共通に接続された水
平CCDに順次転送し、水平CCD内の電荷を順次転送
して信号電荷を読み出す固体撮像装置の駆動方法であっ
て、 モニタ時には、光電変換素子の飽和電荷量を約半分に調
整して電荷蓄積する工程と、 モニタ時には、2種類の光電変換素子の電荷を同時に垂
直CCDに移す工程と、 モニタ時には、垂直CCDの電荷を垂直方向に転送し、
2種類の光電変換素子の電荷を混合して水平CCDに転
送する工程と、 モニタ時には、水平CCDに混合して転送された電荷を
水平方向に転送し、信号として読み出す工程と、 スチル撮像時には4種類の光電変換素子の電荷を1種類
ずつ垂直CCDに移す工程とを含む固体撮像装置の駆動
方法。 - 【請求項2】 行列状に配置された4種類の多数個の光
電変換素子と、 前記光電変換素子の各列に対応して配置された複数列の
垂直CCDと、 前記複数列の垂直CCDの各一端に共通に接続された1
行の水平CCDと、 4種類の光電変換素子のうち2種類の光電変換素子の電
荷を混合して読み出すモニタモードの時、光電変換素子
の飽和電荷量を4種類の光電変換素子の電荷を1種類ず
つ読み出すスチルモードの時の飽和電荷量の約半分に設
定する飽和電荷量設定手段とを含む固体撮像装置。 - 【請求項3】 前記飽和電荷量設定手段が、基板バイア
ス変更手段を含む請求項2記載の固体撮像装置。
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JP3246281A JP2773787B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置 |
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-
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- 1991-09-25 JP JP3246281A patent/JP2773787B2/ja not_active Expired - Fee Related
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