JP2754190B2 - 小便用便器 - Google Patents
小便用便器Info
- Publication number
- JP2754190B2 JP2754190B2 JP34608795A JP34608795A JP2754190B2 JP 2754190 B2 JP2754190 B2 JP 2754190B2 JP 34608795 A JP34608795 A JP 34608795A JP 34608795 A JP34608795 A JP 34608795A JP 2754190 B2 JP2754190 B2 JP 2754190B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin film
- bag
- film sheet
- toilet body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Non-Flushing Toilets (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に女性用の小便
便器に関し、寝たきり老人や身体障害者等の病人が寝た
ままの状態で用便をする場合は勿論のこと、乗用車等の
車中において女性が小便をするに好適な小便用便器に関
するものである。
便器に関し、寝たきり老人や身体障害者等の病人が寝た
ままの状態で用便をする場合は勿論のこと、乗用車等の
車中において女性が小便をするに好適な小便用便器に関
するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】例えば、乗用車による
家族旅行において、特に高速道路の長時間に亘る走行中
や、長い交通渋滞に遭遇した等の場合で小便を我慢しな
ければならず、これがため生理的、肉体的に大変に苦し
い思いをした者、特に女性に多く、これがための解決策
が強く望まれていた。
家族旅行において、特に高速道路の長時間に亘る走行中
や、長い交通渋滞に遭遇した等の場合で小便を我慢しな
ければならず、これがため生理的、肉体的に大変に苦し
い思いをした者、特に女性に多く、これがための解決策
が強く望まれていた。
【０００３】本発明は、このような要請に応答すべくな
されたもので、その目的とするところは、特に自動車旅
行において、携行可能にして、かつ使用上においては、
狭い車内において移動することなく、座ったままの楽な
姿勢で女性が小便をすることができ、用便後においては
臭いない固形化したごみとして棄てることができる簡便
な小便用便器を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、特に自動車旅
行において、携行可能にして、かつ使用上においては、
狭い車内において移動することなく、座ったままの楽な
姿勢で女性が小便をすることができ、用便後においては
臭いない固形化したごみとして棄てることができる簡便
な小便用便器を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、局部が位置する開口部を有し、かつ合成樹脂フィル
ムシート袋の折り返し部開口縁が係止される複数の係止
突起部を有する有底または無底の便器体と、該便器体の
係止突起部に開口縁の折り返し部が係止されて開口状態
が保持されたまま前記便器体内に設けられた合成樹脂フ
ィルムシート袋と、該合成樹脂フィルムシート袋内に設
けられた小便吸水用シート部材とを含み、該小便吸水用
シート部材は、２枚の不織布間に吸水性と保水性を有
し、かつ消臭剤、抗菌剤等が入った高分子剤層が塗着さ
れて構成され、便器体開口部を介して用便された小便は
合成樹脂フィルムシート袋内の小便吸水用シート部材に
吸水され、用便後においては、合成樹脂フィルムシート
袋はその係止突起部から外されて便器体外に取り出さ
れ、小便を吸水したシート部材と共に棄てられ処理され
るようにした構成を特徴とするものである。
は、局部が位置する開口部を有し、かつ合成樹脂フィル
ムシート袋の折り返し部開口縁が係止される複数の係止
突起部を有する有底または無底の便器体と、該便器体の
係止突起部に開口縁の折り返し部が係止されて開口状態
が保持されたまま前記便器体内に設けられた合成樹脂フ
ィルムシート袋と、該合成樹脂フィルムシート袋内に設
けられた小便吸水用シート部材とを含み、該小便吸水用
シート部材は、２枚の不織布間に吸水性と保水性を有
し、かつ消臭剤、抗菌剤等が入った高分子剤層が塗着さ
れて構成され、便器体開口部を介して用便された小便は
合成樹脂フィルムシート袋内の小便吸水用シート部材に
吸水され、用便後においては、合成樹脂フィルムシート
袋はその係止突起部から外されて便器体外に取り出さ
れ、小便を吸水したシート部材と共に棄てられ処理され
るようにした構成を特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図１および図２に本発明に係る小
便用便器の一例が示されている。これら図において、本
便器は、便器体と該便器体内に設けられた合成樹脂フィ
ルムシート袋（以下、袋という）、該袋内に設けられた
小便吸水用シート部材（以下、シート部材という）を含
んでいる。更に説明すると、有底の便器体１は、その全
体形状が、座席に座ったままで用便可能な扁平体を呈
し、その上面には局部が位置する開口部２を有するとと
もに、該開口部２の外側面適所には、複数の係止突起部
３が一体に設けられている。ビニール袋で代表される一
般的な袋１０は、開口部２を介して便器体１内に入れら
れ、その開口部２の周縁部を覆った折り返し部１１は係
止突起部３に係止せられて開口状態が保持される。シー
ト部材２０は、２枚の不織布２１、２２間に、例えば自
重７００倍の吸水性を有し、かつ保水性を有し、更に消
臭剤、抗菌剤等が入った高分子剤層２３が塗着されて構
成されたもので、該シート部材２０は、１枚または２枚
以上が袋１０内に袋状に入れられ、または図示しない
が、適当な大きさに切断されて入れられ、該シート部材
２０によって開口部２よりの小便は、自重約７００倍の
吸水性高分子剤層２３に吸水含浸せられ、かつ消臭され
て袋１０内に流れ出ることがない。このようにして使用
され、用便後においては、袋１０は係止突起部３から外
されて閉口され、シート部材２０と共に便器体１より取
り出され、ゴミとして棄てられ処理される。
を参照して説明する。図１および図２に本発明に係る小
便用便器の一例が示されている。これら図において、本
便器は、便器体と該便器体内に設けられた合成樹脂フィ
ルムシート袋（以下、袋という）、該袋内に設けられた
小便吸水用シート部材（以下、シート部材という）を含
んでいる。更に説明すると、有底の便器体１は、その全
体形状が、座席に座ったままで用便可能な扁平体を呈
し、その上面には局部が位置する開口部２を有するとと
もに、該開口部２の外側面適所には、複数の係止突起部
３が一体に設けられている。ビニール袋で代表される一
般的な袋１０は、開口部２を介して便器体１内に入れら
れ、その開口部２の周縁部を覆った折り返し部１１は係
止突起部３に係止せられて開口状態が保持される。シー
ト部材２０は、２枚の不織布２１、２２間に、例えば自
重７００倍の吸水性を有し、かつ保水性を有し、更に消
臭剤、抗菌剤等が入った高分子剤層２３が塗着されて構
成されたもので、該シート部材２０は、１枚または２枚
以上が袋１０内に袋状に入れられ、または図示しない
が、適当な大きさに切断されて入れられ、該シート部材
２０によって開口部２よりの小便は、自重約７００倍の
吸水性高分子剤層２３に吸水含浸せられ、かつ消臭され
て袋１０内に流れ出ることがない。このようにして使用
され、用便後においては、袋１０は係止突起部３から外
されて閉口され、シート部材２０と共に便器体１より取
り出され、ゴミとして棄てられ処理される。
【０００６】図３および図４に本発明の他例が示されて
いる。これら図において、図１および図２との対応部分
には同一符号が附されている。本例は、便器体３０は、
好ましくは局部に柔らかくフィットする軟質樹脂製の押
し当て部３１と、該押し当て部３１の筒状頭部３２に外
挿着された合成樹脂製の無底筒状体３３とにより構成さ
れ、１枚または２枚以上のシート部材２０が袋状にして
入れられ、または図示しないが、適当な大きさに切断さ
れたシート部材２０が入れられた袋１０は、押し当て部
３１の開口部３４から無底筒状体３３内に入れられ、そ
の開口部３４の周縁部を覆った折り返し部１１は係止突
起部３５に係止せられて開口状態が保持され、この状態
において押し当て部３１が局部に押し当てられて使用さ
れる。用便後においては、前例と同様にして廃棄処理さ
れる。
いる。これら図において、図１および図２との対応部分
には同一符号が附されている。本例は、便器体３０は、
好ましくは局部に柔らかくフィットする軟質樹脂製の押
し当て部３１と、該押し当て部３１の筒状頭部３２に外
挿着された合成樹脂製の無底筒状体３３とにより構成さ
れ、１枚または２枚以上のシート部材２０が袋状にして
入れられ、または図示しないが、適当な大きさに切断さ
れたシート部材２０が入れられた袋１０は、押し当て部
３１の開口部３４から無底筒状体３３内に入れられ、そ
の開口部３４の周縁部を覆った折り返し部１１は係止突
起部３５に係止せられて開口状態が保持され、この状態
において押し当て部３１が局部に押し当てられて使用さ
れる。用便後においては、前例と同様にして廃棄処理さ
れる。
【０００７】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、小便はシー
ト部材により完全に吸水されて袋内に溜ることがないか
ら、違和感がなく、安心して使用でき、また、構造簡単
にして、携行可能であるから、乗用車内において使用す
るに至便である。
ト部材により完全に吸水されて袋内に溜ることがないか
ら、違和感がなく、安心して使用でき、また、構造簡単
にして、携行可能であるから、乗用車内において使用す
るに至便である。
【図１】本発明に係る小便用便器の一例での斜視図であ
る。
る。
【図２】同上の拡大断面図である。
【図３】本発明の他例を示す正面図である。
【図４】同上の断面図である。
１、３０ 便器体 ２、３４ 開口部 ３、３５ 係止突起部 １０ 合成樹脂フィルムシート袋 ２０ 小便吸水用シート部材 ２１、２２ 不織布 ２３ 高分子剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47K 11/04 A47K 11/06 A61F 5/455
Claims (1)
- 【請求項１】 局部が位置する開口部を有し、かつ合成
樹脂フィルムシート袋の折り返し部開口縁が係止される
複数の係止突起部を有する有底または無底の便器体と、
該便器体の係止突起部に開口縁の折り返し部が係止され
て開口状態が保持されたまま前記便器体内に設けられた
合成樹脂フィルムシート袋と、該合成樹脂フィルムシー
ト袋内に設けられた小便吸水用シート部材とを含み、該
小便吸水用シート部材は、２枚の不織布間に吸水性と保
水性を有し、かつ消臭剤、抗菌剤等が入った高分子剤層
が塗着されて構成され、便器体開口部を介して用便され
た小便は合成樹脂フィルムシート袋内の小便吸水用シー
ト部材に吸水され、用便後においては、合成樹脂フィル
ムシート袋はその係止突起部から外されて便器体外に取
り出され、小便を吸水したシート部材と共に棄てられ処
理されるようにした小便用便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34608795A JP2754190B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 小便用便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34608795A JP2754190B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 小便用便器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154769A JPH09154769A (ja) | 1997-06-17 |
| JP2754190B2 true JP2754190B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=18381055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34608795A Expired - Fee Related JP2754190B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 小便用便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2754190B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000231262A (ja) | 1999-02-10 | 2000-08-22 | Fujitsu Ltd | 現像装置 |
| JP4446357B1 (ja) * | 2009-07-13 | 2010-04-07 | 矩子 立野 | 屎尿袋 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP34608795A patent/JP2754190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09154769A (ja) | 1997-06-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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