JP2754077B2 - 蛍光増白剤組成物及び高白度塗工紙の製造法 - Google Patents
蛍光増白剤組成物及び高白度塗工紙の製造法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は紙(シート状のパルプを含む)の蛍光増白に
関し更に詳しくは紙の表面塗工用蛍光増白剤組成物及び
高白度塗工紙の製造法に関する 従来の技術 一般に紙を蛍光増白する方法としては蛍光増白剤をパ
ルプの離解時、又は叩解時に添加する内添法とパルプス
ラリーを抄紙しシート状にした後その表面に蛍光増白剤
を含む塗工液を塗工(塗布)する外添法(表面塗工法)
の2通りがある。後者の表面塗工法は通常紙とくに上質
紙、中質紙の商品価値(印刷適性の向上他)をたかめる
目的で塗布される仕上げ剤に蛍光増白剤を含有せしめ表
面加工と同時に蛍光増白の効果を得るものであり、この
表面塗工法には (1)サイズプレス工程でサイズプレス液とともに紙に
含浸(塗工)をさせる方法。
関し更に詳しくは紙の表面塗工用蛍光増白剤組成物及び
高白度塗工紙の製造法に関する 従来の技術 一般に紙を蛍光増白する方法としては蛍光増白剤をパ
ルプの離解時、又は叩解時に添加する内添法とパルプス
ラリーを抄紙しシート状にした後その表面に蛍光増白剤
を含む塗工液を塗工(塗布)する外添法(表面塗工法)
の2通りがある。後者の表面塗工法は通常紙とくに上質
紙、中質紙の商品価値(印刷適性の向上他)をたかめる
目的で塗布される仕上げ剤に蛍光増白剤を含有せしめ表
面加工と同時に蛍光増白の効果を得るものであり、この
表面塗工法には (1)サイズプレス工程でサイズプレス液とともに紙に
含浸(塗工)をさせる方法。
(2)コート紙のコーティングカラーに添加する方法。
とがある。
(1)のサイズプレス工程については、一般に変性澱
粉、蛍光増白剤及び必要に応じ耐水化剤を加えた組成液
をサイズプレス機で紙面に塗布する。又、(2)のコー
ト紙に於いては、白色無機顔料、接着剤、耐水化剤、消
泡剤、防腐剤、分散剤及び蛍光増白剤等を含む組成液を
コーター(ブレードコーター、ロールコーター、エァー
ナイフ)やゲートロールで紙面に塗布する。これに使用
される接着剤は、変性澱粉とスチレン−ブタジェン共重
合物の併用が一般的である。
粉、蛍光増白剤及び必要に応じ耐水化剤を加えた組成液
をサイズプレス機で紙面に塗布する。又、(2)のコー
ト紙に於いては、白色無機顔料、接着剤、耐水化剤、消
泡剤、防腐剤、分散剤及び蛍光増白剤等を含む組成液を
コーター(ブレードコーター、ロールコーター、エァー
ナイフ)やゲートロールで紙面に塗布する。これに使用
される接着剤は、変性澱粉とスチレン−ブタジェン共重
合物の併用が一般的である。
しかしながらこれらの方法においては例えば (1)再生故紙の利用による原紙自体の白色度の低下 (2)コート紙における低白色度顔料の使用 (3)表面塗工において接着剤として用いられる変性澱
粉等の薬剤の削減 等の理由により十分な白度(蛍光増白効果)がえられな
い場合が多い。
粉等の薬剤の削減 等の理由により十分な白度(蛍光増白効果)がえられな
い場合が多い。
式(1) (式(1)中X、Yはそれぞれ独立にアルキル(炭酸数
1〜5)アミノ、アルカノール(炭素数1〜4)アミ
ノ、モルホリノ、スルホエチルアミノ、アミノ、置換し
ていてもよいアニリノ、置換していてもよいフェノキシ
又はメトキシをそれぞれ表す) に示される蛍光増白剤は紙用の蛍光増白剤として多用さ
れているが、その蛍光増白効果を高める為に使用量を増
していくとある量を越すと黄変化するいわゆるクェンテ
ィング現象(黄変化現象)をおこしそれ以上使用量を増
すと逆に増白効果が低減してしまう現象が現れる。
1〜5)アミノ、アルカノール(炭素数1〜4)アミ
ノ、モルホリノ、スルホエチルアミノ、アミノ、置換し
ていてもよいアニリノ、置換していてもよいフェノキシ
又はメトキシをそれぞれ表す) に示される蛍光増白剤は紙用の蛍光増白剤として多用さ
れているが、その蛍光増白効果を高める為に使用量を増
していくとある量を越すと黄変化するいわゆるクェンテ
ィング現象(黄変化現象)をおこしそれ以上使用量を増
すと逆に増白効果が低減してしまう現象が現れる。
発明が解決しようとする課題 式(1)の化合物を用いた紙の表面塗工法による蛍光
増白においてクェンティング現象を起こすことなく又紙
の質、塗工方法に左右されることなく高白度の紙を得る
方法の開発が望まれている。
増白においてクェンティング現象を起こすことなく又紙
の質、塗工方法に左右されることなく高白度の紙を得る
方法の開発が望まれている。
課題を解決するための手段 本発明者らは前記したような課題を解決すべく鋭意検
討を進めた結果特定の薬剤を塗工液に含有せしめること
により飛躍的に増白効果が向上することを見出し本発明
を完成させるに至った。即ち本発明は式(1) (式(1)X、Yはそれぞれ独立にアルキル(炭素数1
〜5)アミノ、アルカノール(炭素数1〜4)アミノ、
モルホリノ、スルホエチルアミノ、アミノ、置換しても
よいアニリノ、置換していてもよいフェノキシ又はメト
キシをそれぞれ表す)で表される化合物とε−カプロラ
クタムを含有することを特徴とする紙表面塗工用蛍光増
白剤組成物 2.特許請求範囲第1項に記載された蛍光増白剤組成物を
含む塗工液を用いることを特徴とする高白度塗工紙の製
造法 3.特許請求の範囲第1項の式(1)の化合物及びε−カ
プロラクタムを含有する塗工液を使用する事を特徴とす
る高白度塗工紙の製造法 4.特許請求の範囲第2項又は同第3項に記載の製造法に
よって製造された高品度紙 を提供する。
討を進めた結果特定の薬剤を塗工液に含有せしめること
により飛躍的に増白効果が向上することを見出し本発明
を完成させるに至った。即ち本発明は式(1) (式(1)X、Yはそれぞれ独立にアルキル(炭素数1
〜5)アミノ、アルカノール(炭素数1〜4)アミノ、
モルホリノ、スルホエチルアミノ、アミノ、置換しても
よいアニリノ、置換していてもよいフェノキシ又はメト
キシをそれぞれ表す)で表される化合物とε−カプロラ
クタムを含有することを特徴とする紙表面塗工用蛍光増
白剤組成物 2.特許請求範囲第1項に記載された蛍光増白剤組成物を
含む塗工液を用いることを特徴とする高白度塗工紙の製
造法 3.特許請求の範囲第1項の式(1)の化合物及びε−カ
プロラクタムを含有する塗工液を使用する事を特徴とす
る高白度塗工紙の製造法 4.特許請求の範囲第2項又は同第3項に記載の製造法に
よって製造された高品度紙 を提供する。
本発明を詳細に説明する。
まず本発明の紙表面塗工用蛍光増白剤組成物につき説
明する。
明する。
本発明の組成物は式(1)の化合物100部に対してε
−カプロラクタム5〜200部より好ましくは10〜100部
(重量比)を混合してえられる。所望により固型分が10
〜70%より好ましくは20〜60%(重量比)になるように
水に溶解された液状組成物として用いてもよい。液状組
成物を調製する際に通常に使用されるモノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンのよ
うなアルカノールアミン類、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール等のグリコール類、尿素、N−メチル
ピロリドンのような添加剤を加えてもよい。式(1)の
化合物がプレスケーキでえられたときは乾燥することな
く上記のような液状の組成物を調製するのが好都合であ
る。
−カプロラクタム5〜200部より好ましくは10〜100部
(重量比)を混合してえられる。所望により固型分が10
〜70%より好ましくは20〜60%(重量比)になるように
水に溶解された液状組成物として用いてもよい。液状組
成物を調製する際に通常に使用されるモノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンのよ
うなアルカノールアミン類、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール等のグリコール類、尿素、N−メチル
ピロリドンのような添加剤を加えてもよい。式(1)の
化合物がプレスケーキでえられたときは乾燥することな
く上記のような液状の組成物を調製するのが好都合であ
る。
次に本発明の組成物又は式(1)の化合物をε−カプ
ロラクタムを用いて塗工法により紙(パルスを含む)を
蛍光増白する方法について述べる。
ロラクタムを用いて塗工法により紙(パルスを含む)を
蛍光増白する方法について述べる。
紙の表面塗工法による蛍光増白は、大別して、サイズ
プレス工程でサイズプレス液とともに紙に含浸(塗工)
させるサイズプレス方式と主に白色無機顔料、接着剤等
とからなる塗工液をコーターやゲートロールを用い、紙
(上質紙、中質紙)の表面に塗布するコーティング(コ
ート紙)方式でおこなわれる。
プレス工程でサイズプレス液とともに紙に含浸(塗工)
させるサイズプレス方式と主に白色無機顔料、接着剤等
とからなる塗工液をコーターやゲートロールを用い、紙
(上質紙、中質紙)の表面に塗布するコーティング(コ
ート紙)方式でおこなわれる。
サイズプレス方式においては一般にはまず変性澱粉1
〜10部、式(1)の蛍光増白剤0.05〜5部、ε−カプロ
ラクタム0.1〜20部、残部を水を加えて100部となしたサ
イズプレス液を調製し、サイズプレス機で0.5〜2.0g/m2
(乾燥重量)となるように紙の表面に塗工し次いで約50
〜130℃でドラムドライヤー等で乾燥することによって
蛍光増白された紙を得る。尚、この方式においてサイズ
プレス液を調製するにあたりポリアミド−尿素系樹脂、
メラミン系樹脂のような耐水化剤を加えてもよい。
〜10部、式(1)の蛍光増白剤0.05〜5部、ε−カプロ
ラクタム0.1〜20部、残部を水を加えて100部となしたサ
イズプレス液を調製し、サイズプレス機で0.5〜2.0g/m2
(乾燥重量)となるように紙の表面に塗工し次いで約50
〜130℃でドラムドライヤー等で乾燥することによって
蛍光増白された紙を得る。尚、この方式においてサイズ
プレス液を調製するにあたりポリアミド−尿素系樹脂、
メラミン系樹脂のような耐水化剤を加えてもよい。
次にコーティング方式においては通常白色無機顔料10
0部に対して接着剤5〜30部、蛍光増白剤0.05〜10部、
ε−カプロラクタム0.2〜10部、分散剤0.1〜0.5部から
なる混合物中の固型物が40〜70%になるように水を加え
て(重量)コート液(塗工液)を調製し、これをコータ
ーやゲートロールで5〜40g/m2(乾燥重量)になるよう
に紙の表面に塗工し通常90〜130℃で例えば熱風乾燥機
で乾燥して蛍光増白された紙を得る。この場合コート液
に所望によりポリアミド−尿素系樹脂、メラミン系樹脂
の耐水化剤、防腐剤、消泡剤を加えることが出来る。又
接着剤としては通常変性澱粉(酸化澱粉、リン酸エステ
ル化澱粉、酵素変性澱粉等が例示される)とスチレン−
ブタジェン共重合物との混合物(例えば変性澱粉、スチ
レン−ブタジェン共重合物=1〜6:4〜9部の(重量)
の混合物)が使用されるのが好ましい。又白色無機顔料
としてはクレー、カオリン、重質炭酸カルシウム、酸化
チタン、水酸化アルミニウム等が例示されこれらは併用
して用いてもよい。更に分散剤としてはアクリル系重合
物、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム
等が常法により使用される。
0部に対して接着剤5〜30部、蛍光増白剤0.05〜10部、
ε−カプロラクタム0.2〜10部、分散剤0.1〜0.5部から
なる混合物中の固型物が40〜70%になるように水を加え
て(重量)コート液(塗工液)を調製し、これをコータ
ーやゲートロールで5〜40g/m2(乾燥重量)になるよう
に紙の表面に塗工し通常90〜130℃で例えば熱風乾燥機
で乾燥して蛍光増白された紙を得る。この場合コート液
に所望によりポリアミド−尿素系樹脂、メラミン系樹脂
の耐水化剤、防腐剤、消泡剤を加えることが出来る。又
接着剤としては通常変性澱粉(酸化澱粉、リン酸エステ
ル化澱粉、酵素変性澱粉等が例示される)とスチレン−
ブタジェン共重合物との混合物(例えば変性澱粉、スチ
レン−ブタジェン共重合物=1〜6:4〜9部の(重量)
の混合物)が使用されるのが好ましい。又白色無機顔料
としてはクレー、カオリン、重質炭酸カルシウム、酸化
チタン、水酸化アルミニウム等が例示されこれらは併用
して用いてもよい。更に分散剤としてはアクリル系重合
物、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム
等が常法により使用される。
以上のようにして蛍光増白された紙はクエンティング
現象を起こさず又紙質やサイズプレス液、コート液の組
成変化の影響をうけにくくすぐれた白度を示す。又本発
明の組成物は濃厚な液状組成物になりやすくかつその組
成物の安定性が優れている。
現象を起こさず又紙質やサイズプレス液、コート液の組
成変化の影響をうけにくくすぐれた白度を示す。又本発
明の組成物は濃厚な液状組成物になりやすくかつその組
成物の安定性が優れている。
実施例 以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。
尚、部は重量部を示し、蛍光増白剤としては遊離酸とし
て次の式(1)で示されるものを使用した。
尚、部は重量部を示し、蛍光増白剤としては遊離酸とし
て次の式(1)で示されるものを使用した。
実施例1〜5 下記の組成からなるサイズプレス液を作成し、市販の
上質紙(無蛍光)に、試験用サイズプレス機(熊谷理機
工業(株)製)を用い65℃で1.5g/m2(乾燥重量)塗布
し、65〜70℃で乾燥(ドラムドライヤー)し、蛍光増白
された上質紙を得た。
上質紙(無蛍光)に、試験用サイズプレス機(熊谷理機
工業(株)製)を用い65℃で1.5g/m2(乾燥重量)塗布
し、65〜70℃で乾燥(ドラムドライヤー)し、蛍光増白
された上質紙を得た。
尚、蛍光増白剤は、式に(1)の である化合物を用いた。
かくして得られた試料について測色(マクベス社測色
機MS−2020)した結果を、表−1に示す。
機MS−2020)した結果を、表−1に示す。
実施例6〜10 下記の組成からなるコート液(全固型分が55%となる
ように水で調製)を作成し、市販の上質紙(無蛍光)の
片面に、コーターを用いて、1平方メートル当り12g
(乾燥重量)塗布し、110℃にて30秒間熱風乾燥機(パ
ーフェクトオーブン)で乾燥し、蛍光増白された上質紙
をえた。
ように水で調製)を作成し、市販の上質紙(無蛍光)の
片面に、コーターを用いて、1平方メートル当り12g
(乾燥重量)塗布し、110℃にて30秒間熱風乾燥機(パ
ーフェクトオーブン)で乾燥し、蛍光増白された上質紙
をえた。
尚、蛍光増白剤は、式に(1)の である化合物を用いた。
かくして得られた試料について測色(マクベス社測色
機MS−2020)した結果を、表−1に示す。
機MS−2020)した結果を、表−1に示す。
実施例11〜13 式(1)において、 を特公昭50−33814に記載の方法によって製造し、鉱酸
により酸析してウェットケーキを得た。このウェットケ
ーキは水分を47%含有した。この化合物(ウェットケー
キ)を用い、下記の組成からなる本発明の紙表面塗工用
蛍光増白剤組成物を調製した。
により酸析してウェットケーキを得た。このウェットケ
ーキは水分を47%含有した。この化合物(ウェットケー
キ)を用い、下記の組成からなる本発明の紙表面塗工用
蛍光増白剤組成物を調製した。
ここで得られた本発明の各紙表面塗工用蛍光剤組成物
6部にクレー80部、重質炭酸カルシウム20部、アクリル
系分散剤(Kayacryl Resin C−220N)0.3部、リン酸エ
ステル化澱粉(MS−4600)5部ラテックス(スチレン−
ブタジエン系L−1622)12部、耐水化剤(Sumirez Resi
n 636)0.4部からなる混合物について水を加えて固型物
が55%になるように調整したコート液を作成し実施例6
〜10に記載と同様な方法で上質紙に塗布、乾燥し本発明
の蛍光増白された紙を得た。かくして得られた試料につ
いて測色(マクベス社測色機MS−2020)した結果を、表
−1に示す。
6部にクレー80部、重質炭酸カルシウム20部、アクリル
系分散剤(Kayacryl Resin C−220N)0.3部、リン酸エ
ステル化澱粉(MS−4600)5部ラテックス(スチレン−
ブタジエン系L−1622)12部、耐水化剤(Sumirez Resi
n 636)0.4部からなる混合物について水を加えて固型物
が55%になるように調整したコート液を作成し実施例6
〜10に記載と同様な方法で上質紙に塗布、乾燥し本発明
の蛍光増白された紙を得た。かくして得られた試料につ
いて測色(マクベス社測色機MS−2020)した結果を、表
−1に示す。
実施例14〜29 式(1)においてX、Yがそれぞれ表−2で示される
化合物について実施例6〜10に記載の方法と同様な方法
で(但し蛍光増白剤は6部から1部に変更)コーティン
グカラーを調製し、故紙を用いた中質紙に塗布、乾燥を
行い本発明の蛍光増白された紙(上質紙)を得た。
化合物について実施例6〜10に記載の方法と同様な方法
で(但し蛍光増白剤は6部から1部に変更)コーティン
グカラーを調製し、故紙を用いた中質紙に塗布、乾燥を
行い本発明の蛍光増白された紙(上質紙)を得た。
発明の効果 紙質、塗工法に影響をうけることなく又クエンティン
グをおこさない高度に蛍光増白された紙が得られるよう
になった。
グをおこさない高度に蛍光増白された紙が得られるよう
になった。
Claims (4)
- 【請求項1】遊離酸として式(1) (式(1)中X、Yはそれぞれ独立にアルキル(炭素数
1〜5)アミノ、アルカノール(炭素数1〜4)アミ
ノ、モルホリノ、スルホエチルアミノ、アミノ、置換し
ていてもよいアニリノ、置換していてもよいフェノキシ
又はメトキシをそれぞれ表す) で表される化合物とε−カプロラクタムを含有すること
を特徴とする紙表面塗工用蛍光増白剤組成物 - 【請求項2】特許請求範囲第1項に記載された蛍光増白
剤組成物を含む塗工液を用いることを特徴とする高白度
塗工紙の製造法 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項の式(1)の化合物
及びε−カプロラクタムを含有する塗工液を使用する事
を特徴とする高白度塗工紙の製造法 - 【請求項4】特許請求の範囲第2項又は同第3項に記載
の製造法によって製造された高白度紙
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092345A JP2754077B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 蛍光増白剤組成物及び高白度塗工紙の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092345A JP2754077B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 蛍光増白剤組成物及び高白度塗工紙の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03294598A JPH03294598A (ja) | 1991-12-25 |
JP2754077B2 true JP2754077B2 (ja) | 1998-05-20 |
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ID=14051813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2092345A Expired - Fee Related JP2754077B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 蛍光増白剤組成物及び高白度塗工紙の製造法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2754077B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP6096026B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2017-03-15 | 北越紀州製紙株式会社 | 印刷用塗工紙 |
KR20200032099A (ko) | 2017-07-28 | 2020-03-25 | 니폰 가야꾸 가부시끼가이샤 | 스틸벤계 화합물 또는 그 염 및 편광막, 편광판 및 표시장치 |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP2092345A patent/JP2754077B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH03294598A (ja) | 1991-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |