JP2734430B2 - プログラム選曲再生装置 - Google Patents
プログラム選曲再生装置Info
- Publication number
- JP2734430B2 JP2734430B2 JP28560595A JP28560595A JP2734430B2 JP 2734430 B2 JP2734430 B2 JP 2734430B2 JP 28560595 A JP28560595 A JP 28560595A JP 28560595 A JP28560595 A JP 28560595A JP 2734430 B2 JP2734430 B2 JP 2734430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- music
- performance
- song
- time
- order
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクプレーヤの選曲
装置に係り、特にディジタルオーディオディスク(以後
DADと記す)を再生するDADプレーヤのプログラム
選曲再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】最近のディスクレコードプレーヤは使い
易さ便利さが追求され、希望する曲だけを選んで聴ける
プログラム選曲機能がついているものが増えてきた。プ
ログラム選曲機能とは希望する曲を、志望する順序でピ
ックアップをアクセスして音楽を再生するもので、ユー
ザはカーステレオ等で楽しむための好みの曲を好みの順
序に再アレンジしてテープに録音したりするが、この時
に、この機能を活用することが多い。 【0003】一般に、希望する曲をテープに録音するた
めには、選択した曲の演奏時間の累計が使用するテープ
の演奏可能時間を越えないようにするため、ユーザはデ
ィスクのジャケットに書かれた各曲の演奏時間を自分で
予め算出、累計し適当に曲を組み合わせなければならな
いことがしばしば起こる。このジャケットに書かれた曲
の演奏時間から自分の選択する曲だけ取り出して算出累
計するのは面倒な作業で不便である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このような装置におい
ては、ディスクの例えば最初の部分に、全ての曲につい
て曲番号と演奏時間等の情報(インデックス情報)を記
録しておき、プログラム選曲時に選ばれた曲番号の演奏
時間に基づいて、それぞれの曲の所要演奏時間を計算し
て、選曲指定される毎に所要総演奏時間を積算して表示
することができれば、上述した不便さを解消できる。 【0005】このようにインデックス情報をディスクに
記録するようにした場合、プログラム選曲をする際に演
奏順序と選曲された曲のインデックス情報を読み出して
記憶手段に記憶しておき、選曲時には記憶手段に記憶さ
れた情報に基づいて、ディスクにアクセスするようにす
ることが望ましい。 【0006】 【0007】 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、全ての曲の曲番号と演奏時間情報とを含む
インデックス情報がリードインエリアに記録され音楽情
報等の再生すべき情報がミュージックエリアに記録され
てなる光ディスクから演奏を希望する曲を選択して再生
するプログラム選曲再生装置において、光ディスクから
読み出されるインデックス情報を記憶する記憶手段と、
曲番号の中から演奏を希望する曲番号を選択指定する選
曲手段と、選曲手段により選曲された順序を記憶する演
奏順序記憶手段と、演奏希望曲を演奏順序に従って演奏
するためのシステム制御手段と、演奏時間を表示する表
示手段とを具備し、システム制御手段により、選曲終了
後に選曲された曲の総演奏時間を前記表示手段に表示
し、記憶手段に記憶されている演奏順序やインデックス
情報を順次読み出し、ミュージックエリア内に記録され
ている1曲目の最初からの経過時間と一致するところを
探して希望曲に順次アクセスして再生するように構成し
た。 【0009】 【作用】上記構成により、演奏希望曲を演奏順序に従っ
て演奏するためのシステム制御手段は、選曲終了後に選
曲された曲の総演奏時間を前記表示手段に表示させた
後、再生指示に従って、前記演奏順序記憶手段に記憶さ
れている演奏順序に従って、前記記憶手段に記憶された
曲のインデックス情報内の演奏開始時間を順次読み出
し、前記ミュージックエリア内に記録されている1曲目
の最初からの経過時間と一致するところを探して希望曲
に順次アクセスして希望曲を再生する。 【0010】 【実施例】以下、本発明を図示実施例を参照しながら説
明する。 【0011】まず、本発明の基本的な特徴である曲番号
と演奏開始時間等の情報をディスクに記録することにつ
いて簡単に説明する。音楽信号をPCM(Pulse Code
Modulation)化してディジタル信号で記録するディジ
タルオーディオディスク(DAD)では、曲番号と演奏
開始時間等の情報をディスクに記録することは容易であ
り、DADの記録信号の概要について図1により説明す
る。 【0012】図1はディスク上にディジタルで記録され
ている信号内容のフォーマットの例を示す図で、111,
112,113,…,11n,121,…は同期信号、211,2
12,213,…,21n,221,…はコントロールアンドデ
ィスプレイ信号(以後C&Dと表わし、後にもう少し詳
しく説明する)および311,312,313,…,31n,3
21,…はディジタル化された音楽信号である。 【0013】次にDADプレーヤの例を図5に示す。図
1のフォーマットでディスク4に記録されている信号を
ピックアップ5で読取り、信号処理回路6で111,
112,…,121,…の同期信号を検出し、これを基準に
して211,212,…,221,…のC&D信号を分離し、
311,312,…,321,…から音楽信号を再生し端子2
1に再生音楽信号を出力する。ところで信号の冗長度を
減らすため図1のC&Dの信号211,212,…はそれぞ
れ独立しては意味を持たず、これらが組み合わされて初
めて意味を持つように構成される。本例の場合ではn個
のC&D信号を組み合わせたときに意味を持つように構
成されているものとしている。図2に組み合わせた状
態を示す。図1と同一符号は同一信号である。これらの
情報の内容は図3に示すディスク4のリードインエリア
8(DADでは内周から外周に向かって記録されている
ので内周が先頭となる)と呼ばれる領域と音楽信号が記
録されているミュージックエリア11と呼ばれる領域と
では異なる。リードインエリア8での組み合わされたC
&Dの情報内容は図2に示すがA1に曲番号、A2にそ
の曲がスタートする時間(演奏開始時間)、A3にその
曲の所要演奏時間およびその他の部分にその他の情報が
記録され、リードインエリア8内では全ての曲につい
て、これらの情報が繰り返し記録されている。したがっ
て図5のシステム制御回路12を通じて一時記憶装置1
3に曲番号、スタート時間、所要演奏時間をメモリすれ
ば図4のような表ができる。図4において、A2の各曲
のスタート時間は前の曲のスタート時間にA3に示す前
の曲の所要演奏時間を加算した時間より多くなっている
が、これは曲間に無音領域(本例では5秒)を設けた為
である。図4はディスクに全部で7曲記憶されている場
合の例である。ミュージックエリア11では組み合わさ
れたC&Dの情報内容は図2に示すようにB1に曲番
号、B2に1曲目の最初からの経過時間、B3にその曲の
頭からの経過時間およびその他の部分にその他の情報が
記録されている。 【0014】したがって、選曲装置14で希望する曲番
号を指定すると、システム制御回路12はピックアップ
5及びディスクモータ7を制御して図2に示すミュー
ジックエリア11のC&DをサーチしB1をみて指定さ
れた曲番号を探し、しかる後B2の1曲目の最初からの
経過時間がのA2のスタート時間と一致するところ又
はB3のその曲の経過時間がゼロとなるところを探して
希望曲をアクセスする。 【0015】尚図3において10はディスク装着するた
めの穴であり、91,92はそれぞれ内、外周の何も記録
されていないエリアを示す。 【0016】以上でDADの信号の概要説明を終え、次
に本発明の実施例を説明する。図6は本発明の具体例を
示す図である。選曲装置14と演奏順序記憶装置15で
プログラム選曲ができるプログラム選曲装置16とした
こと及び累計所要演奏時間を計算する計算手段17と表
示装置18が新たに加わっている点が図5と異る他、図
5と同一記号は同一物を示す。 【0017】今プログラム選曲装置16によって2曲
目、4曲目、7曲目、5曲目の順で演奏するように指定
する場合を考える。選曲装置14でまず最初に再生した
い2曲目の指示が示なわれると、図7に示すように演奏
順序記憶装置15の第1番目に「2」が記憶され、同時
にシステム制御回路12を介して記憶装置13の中から
所要演奏時間である「5分13秒」の情報を計算手段1
7に入力し、表示装置18でこの値を表示する。次に2
番目に再生したい4曲目の指示を選曲装置14で入力す
ると演奏順序記憶装置15の第2番目に「4」が記憶さ
れ、システム制御回路12を介して記憶装置13の中か
ら4曲目の所要演奏時間である「15分04秒」の値が
計算手段17に入力される。計算手段17では先の「5
分13秒」と「15分04秒」の加算を行ない、その結
果「20分17秒」の表示装置18で表示する。以下3
番目に7曲目、4番目に5曲目の指示をすれば選曲され
る度に表示装置18には図7に示すように「24分56
秒」「34分12秒」とプログラムされた曲の累計所要
演奏時間が表示される。したがってテープ等にダビング
する場合、ユーザはこの表示された累計所要演奏時間か
らダビングしたいテープの録音可能時間を越えるか否か
の判断がプログラム選曲の段階で即座に可能になる。特
に未録音テープにダビングする場合、テープの録音可能
時間はテープの種類毎にわかっているので、プログラム
選曲の度に累計所要演奏時間が表示されると極めて便利
である。プログラム選曲の後に選曲装置14を演奏モー
ドにすれば演奏順序記憶装置15に記憶された順序でデ
ィスクを再生することになる。 【0018】上述したように、本実施例によれば、ディ
スクに記録されている曲をプログラム選曲する場合に累
計した所要演奏時間を表示でき、従来ユーザがジャケッ
トに書かれている演奏時間を自分で累計する必要がなく
なり、テープ等へのダビングの際の時間の配分のわずら
わしさが解消される。 【0019】ここで、本実施例の特徴部分について説明
する。つまり、選曲時の誤動作防止の点から、図6にお
いて、上記演奏時間の累計計算は図3におけるリードイ
ンエリア8からデータが読み取られ、図4に示す表が記
憶装置13に作られていなければならない。本例におい
てはシステム制御回路12でこの表が作られている否か
の識別信号20を出力して、スイッチ19を制御し、ブ
ログラム選曲装置16からのアクセスを制限し、誤動作
を防止している。スイッチ19の目的は記憶装置13に
図4に示す表が作られていない場合の選曲装置からのア
クセスを制限することにあり必らずしもスイッチでなく
とも良い。 【0020】図6ではシステム制御回路12、記憶装置
13、選曲装置14、演奏順序記憶装置15、計算手段
17、表示装置18をそれぞれ別の要素で示している
が、マイクロコンピュータ等を用いてこれら全ての機能
をソフト的に実現することも可能であり、本発明は図6
に限定されない。また曲番号、スタート時間、所要演奏
時間が記憶される記憶装置13、演奏順序記憶装置15
および計算手段17を備えていれば選曲装置14でプロ
グラム選曲中だけでなく、プログラム選曲後に何をプロ
グラムしたかを確認するときにも同様に累計時間を順次
表示できることは言うまでもない。ところで表示装置1
8は図6の例では累計所要演奏時間の表示専用に使われ
るように示しているが、専用でなければならない理由は
ない。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インデックス情報をディスクに記録するようにした場
合、プログラム選曲した曲の所要演奏時間を知ることが
でき、かつ演奏順序と選曲された曲のインデックス情報
を読み出して記憶手段に記憶することができ、この記憶
手段に記憶された情報に基づいて、希望曲に順次アクセ
スして再生することができる。 【0022】
装置に係り、特にディジタルオーディオディスク(以後
DADと記す)を再生するDADプレーヤのプログラム
選曲再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】最近のディスクレコードプレーヤは使い
易さ便利さが追求され、希望する曲だけを選んで聴ける
プログラム選曲機能がついているものが増えてきた。プ
ログラム選曲機能とは希望する曲を、志望する順序でピ
ックアップをアクセスして音楽を再生するもので、ユー
ザはカーステレオ等で楽しむための好みの曲を好みの順
序に再アレンジしてテープに録音したりするが、この時
に、この機能を活用することが多い。 【0003】一般に、希望する曲をテープに録音するた
めには、選択した曲の演奏時間の累計が使用するテープ
の演奏可能時間を越えないようにするため、ユーザはデ
ィスクのジャケットに書かれた各曲の演奏時間を自分で
予め算出、累計し適当に曲を組み合わせなければならな
いことがしばしば起こる。このジャケットに書かれた曲
の演奏時間から自分の選択する曲だけ取り出して算出累
計するのは面倒な作業で不便である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このような装置におい
ては、ディスクの例えば最初の部分に、全ての曲につい
て曲番号と演奏時間等の情報(インデックス情報)を記
録しておき、プログラム選曲時に選ばれた曲番号の演奏
時間に基づいて、それぞれの曲の所要演奏時間を計算し
て、選曲指定される毎に所要総演奏時間を積算して表示
することができれば、上述した不便さを解消できる。 【0005】このようにインデックス情報をディスクに
記録するようにした場合、プログラム選曲をする際に演
奏順序と選曲された曲のインデックス情報を読み出して
記憶手段に記憶しておき、選曲時には記憶手段に記憶さ
れた情報に基づいて、ディスクにアクセスするようにす
ることが望ましい。 【0006】 【0007】 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、全ての曲の曲番号と演奏時間情報とを含む
インデックス情報がリードインエリアに記録され音楽情
報等の再生すべき情報がミュージックエリアに記録され
てなる光ディスクから演奏を希望する曲を選択して再生
するプログラム選曲再生装置において、光ディスクから
読み出されるインデックス情報を記憶する記憶手段と、
曲番号の中から演奏を希望する曲番号を選択指定する選
曲手段と、選曲手段により選曲された順序を記憶する演
奏順序記憶手段と、演奏希望曲を演奏順序に従って演奏
するためのシステム制御手段と、演奏時間を表示する表
示手段とを具備し、システム制御手段により、選曲終了
後に選曲された曲の総演奏時間を前記表示手段に表示
し、記憶手段に記憶されている演奏順序やインデックス
情報を順次読み出し、ミュージックエリア内に記録され
ている1曲目の最初からの経過時間と一致するところを
探して希望曲に順次アクセスして再生するように構成し
た。 【0009】 【作用】上記構成により、演奏希望曲を演奏順序に従っ
て演奏するためのシステム制御手段は、選曲終了後に選
曲された曲の総演奏時間を前記表示手段に表示させた
後、再生指示に従って、前記演奏順序記憶手段に記憶さ
れている演奏順序に従って、前記記憶手段に記憶された
曲のインデックス情報内の演奏開始時間を順次読み出
し、前記ミュージックエリア内に記録されている1曲目
の最初からの経過時間と一致するところを探して希望曲
に順次アクセスして希望曲を再生する。 【0010】 【実施例】以下、本発明を図示実施例を参照しながら説
明する。 【0011】まず、本発明の基本的な特徴である曲番号
と演奏開始時間等の情報をディスクに記録することにつ
いて簡単に説明する。音楽信号をPCM(Pulse Code
Modulation)化してディジタル信号で記録するディジ
タルオーディオディスク(DAD)では、曲番号と演奏
開始時間等の情報をディスクに記録することは容易であ
り、DADの記録信号の概要について図1により説明す
る。 【0012】図1はディスク上にディジタルで記録され
ている信号内容のフォーマットの例を示す図で、111,
112,113,…,11n,121,…は同期信号、211,2
12,213,…,21n,221,…はコントロールアンドデ
ィスプレイ信号(以後C&Dと表わし、後にもう少し詳
しく説明する)および311,312,313,…,31n,3
21,…はディジタル化された音楽信号である。 【0013】次にDADプレーヤの例を図5に示す。図
1のフォーマットでディスク4に記録されている信号を
ピックアップ5で読取り、信号処理回路6で111,
112,…,121,…の同期信号を検出し、これを基準に
して211,212,…,221,…のC&D信号を分離し、
311,312,…,321,…から音楽信号を再生し端子2
1に再生音楽信号を出力する。ところで信号の冗長度を
減らすため図1のC&Dの信号211,212,…はそれぞ
れ独立しては意味を持たず、これらが組み合わされて初
めて意味を持つように構成される。本例の場合ではn個
のC&D信号を組み合わせたときに意味を持つように構
成されているものとしている。図2に組み合わせた状
態を示す。図1と同一符号は同一信号である。これらの
情報の内容は図3に示すディスク4のリードインエリア
8(DADでは内周から外周に向かって記録されている
ので内周が先頭となる)と呼ばれる領域と音楽信号が記
録されているミュージックエリア11と呼ばれる領域と
では異なる。リードインエリア8での組み合わされたC
&Dの情報内容は図2に示すがA1に曲番号、A2にそ
の曲がスタートする時間(演奏開始時間)、A3にその
曲の所要演奏時間およびその他の部分にその他の情報が
記録され、リードインエリア8内では全ての曲につい
て、これらの情報が繰り返し記録されている。したがっ
て図5のシステム制御回路12を通じて一時記憶装置1
3に曲番号、スタート時間、所要演奏時間をメモリすれ
ば図4のような表ができる。図4において、A2の各曲
のスタート時間は前の曲のスタート時間にA3に示す前
の曲の所要演奏時間を加算した時間より多くなっている
が、これは曲間に無音領域(本例では5秒)を設けた為
である。図4はディスクに全部で7曲記憶されている場
合の例である。ミュージックエリア11では組み合わさ
れたC&Dの情報内容は図2に示すようにB1に曲番
号、B2に1曲目の最初からの経過時間、B3にその曲の
頭からの経過時間およびその他の部分にその他の情報が
記録されている。 【0014】したがって、選曲装置14で希望する曲番
号を指定すると、システム制御回路12はピックアップ
5及びディスクモータ7を制御して図2に示すミュー
ジックエリア11のC&DをサーチしB1をみて指定さ
れた曲番号を探し、しかる後B2の1曲目の最初からの
経過時間がのA2のスタート時間と一致するところ又
はB3のその曲の経過時間がゼロとなるところを探して
希望曲をアクセスする。 【0015】尚図3において10はディスク装着するた
めの穴であり、91,92はそれぞれ内、外周の何も記録
されていないエリアを示す。 【0016】以上でDADの信号の概要説明を終え、次
に本発明の実施例を説明する。図6は本発明の具体例を
示す図である。選曲装置14と演奏順序記憶装置15で
プログラム選曲ができるプログラム選曲装置16とした
こと及び累計所要演奏時間を計算する計算手段17と表
示装置18が新たに加わっている点が図5と異る他、図
5と同一記号は同一物を示す。 【0017】今プログラム選曲装置16によって2曲
目、4曲目、7曲目、5曲目の順で演奏するように指定
する場合を考える。選曲装置14でまず最初に再生した
い2曲目の指示が示なわれると、図7に示すように演奏
順序記憶装置15の第1番目に「2」が記憶され、同時
にシステム制御回路12を介して記憶装置13の中から
所要演奏時間である「5分13秒」の情報を計算手段1
7に入力し、表示装置18でこの値を表示する。次に2
番目に再生したい4曲目の指示を選曲装置14で入力す
ると演奏順序記憶装置15の第2番目に「4」が記憶さ
れ、システム制御回路12を介して記憶装置13の中か
ら4曲目の所要演奏時間である「15分04秒」の値が
計算手段17に入力される。計算手段17では先の「5
分13秒」と「15分04秒」の加算を行ない、その結
果「20分17秒」の表示装置18で表示する。以下3
番目に7曲目、4番目に5曲目の指示をすれば選曲され
る度に表示装置18には図7に示すように「24分56
秒」「34分12秒」とプログラムされた曲の累計所要
演奏時間が表示される。したがってテープ等にダビング
する場合、ユーザはこの表示された累計所要演奏時間か
らダビングしたいテープの録音可能時間を越えるか否か
の判断がプログラム選曲の段階で即座に可能になる。特
に未録音テープにダビングする場合、テープの録音可能
時間はテープの種類毎にわかっているので、プログラム
選曲の度に累計所要演奏時間が表示されると極めて便利
である。プログラム選曲の後に選曲装置14を演奏モー
ドにすれば演奏順序記憶装置15に記憶された順序でデ
ィスクを再生することになる。 【0018】上述したように、本実施例によれば、ディ
スクに記録されている曲をプログラム選曲する場合に累
計した所要演奏時間を表示でき、従来ユーザがジャケッ
トに書かれている演奏時間を自分で累計する必要がなく
なり、テープ等へのダビングの際の時間の配分のわずら
わしさが解消される。 【0019】ここで、本実施例の特徴部分について説明
する。つまり、選曲時の誤動作防止の点から、図6にお
いて、上記演奏時間の累計計算は図3におけるリードイ
ンエリア8からデータが読み取られ、図4に示す表が記
憶装置13に作られていなければならない。本例におい
てはシステム制御回路12でこの表が作られている否か
の識別信号20を出力して、スイッチ19を制御し、ブ
ログラム選曲装置16からのアクセスを制限し、誤動作
を防止している。スイッチ19の目的は記憶装置13に
図4に示す表が作られていない場合の選曲装置からのア
クセスを制限することにあり必らずしもスイッチでなく
とも良い。 【0020】図6ではシステム制御回路12、記憶装置
13、選曲装置14、演奏順序記憶装置15、計算手段
17、表示装置18をそれぞれ別の要素で示している
が、マイクロコンピュータ等を用いてこれら全ての機能
をソフト的に実現することも可能であり、本発明は図6
に限定されない。また曲番号、スタート時間、所要演奏
時間が記憶される記憶装置13、演奏順序記憶装置15
および計算手段17を備えていれば選曲装置14でプロ
グラム選曲中だけでなく、プログラム選曲後に何をプロ
グラムしたかを確認するときにも同様に累計時間を順次
表示できることは言うまでもない。ところで表示装置1
8は図6の例では累計所要演奏時間の表示専用に使われ
るように示しているが、専用でなければならない理由は
ない。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インデックス情報をディスクに記録するようにした場
合、プログラム選曲した曲の所要演奏時間を知ることが
でき、かつ演奏順序と選曲された曲のインデックス情報
を読み出して記憶手段に記憶することができ、この記憶
手段に記憶された情報に基づいて、希望曲に順次アクセ
スして再生することができる。 【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】DADの記録信号の形成を示す図である。
【図2】C&D信号を説明するための図である。
【図3】DADディスクの記録エリアを示す図である。
【図4】図5の説明に用いる図である。
【図5】DADプレーヤの概要を示す図である。
【図6】本発明の実施例を示す図である。
【図7】図6の説明に用いる図である。
【符号の説明】
4 ディスク
5 ピックアップ
6 信号処理回路
12 システム制御回路
13 記憶装置
14 選曲装置
15 演奏順序記憶装置
16 プログラム選曲装置
17 累計時間計算手段
18 表示装置
19 スイッチ回路
フロントページの続き
(72)発明者 馬場 達夫
愛知県豊川市白鳥町野口前9番地の5株
式会社 日立製作所 豊川工場内
(72)発明者 大久保 栄治
愛知県豊川市白鳥町野口前9番地の5株
式会社 日立製作所 豊川工場内
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.全ての曲の曲番号と演奏開始時間とがリードインエ
リアに記録され、音楽情報等の再生すべき情報がミュー
ジックエリアに記録されてなる光ディスクから演奏を希
望する曲を選択して再生するプログラム選曲再生装置に
おいて、 前記光ディスクから読み出される曲番号と演奏開始時間
を記憶する記憶手段と、前記全ての曲の曲番号の中から
演奏を希望する曲番号を選択指定する選曲手段と、 該選曲手段により選曲された順序を記憶する演奏順序記
憶手段と、 演奏希望曲を演奏順序に従って演奏するためのシステム
制御手段と、総 演奏時間を表示する表示手段とを備えており、 該システム制御手段は、選曲終了後に、選曲された曲の
総演奏時間を前記表示手段に表示させた後、 再生指示に従って、前記演奏順序記憶手段に記憶されて
いる演奏順序に従って、前記記憶手段に記憶された曲の
演奏開始時間を順次読み出し、 前記ミュージックエリア内に記憶されている所望の曲の
演奏開始時間を探して希望曲に順次アクセスして再生す
ることを特徴とするプログラム選曲再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28560595A JP2734430B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | プログラム選曲再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28560595A JP2734430B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | プログラム選曲再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6196734A Division JP2668194B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | プログラム選曲装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08212760A JPH08212760A (ja) | 1996-08-20 |
JP2734430B2 true JP2734430B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17693699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28560595A Expired - Lifetime JP2734430B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | プログラム選曲再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2734430B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3371132B2 (ja) | 1999-08-25 | 2003-01-27 | コナミ株式会社 | ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法、及び、そのゲーム装置で使用するコンピュータ読取可能な記憶媒体 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28560595A patent/JP2734430B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH08212760A (ja) | 1996-08-20 |
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