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JP2733254B2 - 色変換機能を有する色補正処理装置 - Google Patents

色変換機能を有する色補正処理装置

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JP2733254B2
JP2733254B2 JP63193695A JP19369588A JP2733254B2 JP 2733254 B2 JP2733254 B2 JP 2733254B2 JP 63193695 A JP63193695 A JP 63193695A JP 19369588 A JP19369588 A JP 19369588A JP 2733254 B2 JP2733254 B2 JP 2733254B2
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Japan
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color
correction processing
color correction
input
spectral density
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JP63193695A
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敬徳 伊東
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばカラースキャナで読取った分光濃度
データを、出力装置例えばカラープリンタの分光記録濃
度データに変換するなど、入力分光濃度データを画像出
力用の分光濃度データに変換する色補正処理装置に関
し、特に、色相の補正又は調整をも行なう色補正処理装
置に関する。
〔従来の技術〕
例えばカラー複写機において、カラースキャナで読取
ったR(レッド),G(グリーン),B(ブルー)分光濃度
データを、マスキング方程式を用いて、カラープリンタ
で記録用のY(イエロー),M(マゼンダ),C(シアン)
記録色データに変換することは公知である。
このような入/出力分光濃度データ変換処理におい
て、入力されたカラー画像信号の色相を圧縮/伸長また
は圧縮/拡大するとともに、色補正処理を行なう方法と
しては、 入力されたカラー画像信号を色相,彩度および明度信
号に変換する、 得られた色相信号を適宜加工して色相の圧縮/拡大を
行う、 加工された色相信号および変換された彩度および明度
信号を、カラー画像信号に復元する、および、 復元されたカラー画像信号を処理して色補正処理を行
なう、 方法が容易に考えられると推察する。
〔発明が解決しようとする課題〕
この方法は、色変換処理のステップ(〜)と色補
正処理のステップ()がそれぞれ必要であるため、処
理が複雑となり色補正処理装置のハードウェアおよび又
は処理ロジックが複雑となる欠点がある。また、色変換
処理のステップでは、更にカラー画像信号を、色相,彩
度および明度信号に変換するステップ()と、色相・
彩度および明度信号をカラー画像信号に変換するステッ
プ()を必要とする欠点があった。
本発明は、入力された画像の色相を任意に圧縮/伸長
または圧縮/拡大すると共に色補正処理を実質上同時に
行う色補正処理方法を実現する、色補正処理装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
分光濃度データで形成される色空間を、無彩色軸を中
心とし放射状に広がる3以上の平面で分割し、上記色空
間を分割する平面上にそれぞれ有彩色を、また無彩色軸
上に無彩色を定め、上記平面上の各有彩色および上記無
彩色に対応させて、それぞれ分光濃度および記録濃度を
定め、上記分割された色空間毎に、該色空間を区分する
両平面上の上記有彩色と上記無彩色に対応する分光濃度
および記録濃度から、色補正処理パラメータを定め、記
録又は再現すべき色の分光濃度データを入力とし、記録
又は再現すべき色が上記分割された色空間の何れに属す
るかを判定し、上記判定された色空間に応じて上記色補
正処理パラメータを選択し、上記選択された色補正処理
パラメータに従って上記分光濃度データを処理し、シア
ン,マゼンタおよびイエロートナー(インク)の記録濃
度データ出力する色補正処理において、上記有彩色の記
録濃度を適宜変えることで色相の圧縮/伸長または圧縮
/拡大処理を行う、ことにより、入力された画像の色相
を任意に圧縮/伸長または圧縮/拡大すると共に色補正
処理を実質上同時に行なうことができる。
まずこの色補正処理方法を説明すると、この色補正処
理方法を明らかにするのにあたり、初めに、該色補正処
理方法の基本処理の説明を行う。
この色補正処理方法は、所謂マスキング処理を基本と
している。即ち、記録又は再現すべき色の分光濃度をD
r,Dg,Db、マスキング方程式の色補正処理パラメータをK
11〜K33、シアン,マゼンタおよびイエロートナー(イ
ンク)の記録濃度をDc,Dm,Dyとすると、実際に行われる
色補正処理は次の(1)式で表わすことができる。
しかし、本発明に係わる色補正処理方法は、第2図に
示したように、記録又は再現すべき色の分光濃度で形成
される色空間(Dr,Dg,Db)を、無彩色軸(Dr=Dg=Db)
を中心とし放射状に広がる3以上の平面で分割し、処理
を行うことを特徴としている。即ち、上記平面により分
割された色空間(以下では領域と呼ぶ)毎にマスキング
方程式の色補正処理パラメータを予め定めておき、処理
すべき色が上記領域の何れに属するかを判定し、上記判
定された領域に応じて対応する色補正処理パラメータを
選択し、上記選択された色補正処理パラメータに従って
上記処理すべき色を処理し、シアン,マゼンタおよびイ
エロートナー(インク)の記録濃度Dc,Dm,Dyを得ること
を特徴としている。
また、上記各領域の色補正処理パラメータは、第3図
に示すような領域を区分する2つのの平面上の有彩色P,
Q(但し、Dr≠DbまたはDg≠DbまたはDb≠Dr)および各
領域に共通の無彩色N(Dr=Dg=Db≠O)の分光濃度
と、上記有彩色P,Qおよび無彩色Nを記録するために必
要とされるシアン,マゼンタおよびイエロートナー(イ
ンク)の記録濃度から求められる。即ち、有彩色P,Qの
分光濃度をそれぞれ(DPr,DPg,DPb),(DQr,DQg,DQ
b)、無彩色Nの分光濃度を(DNr,DNg,DNb)とし、ま
た有彩色P,Qの記録濃度をそれぞれ(DPc,DPm,DPy),
(DQc,DQm,DQy)、無彩色Nの記録濃度を(DNc,DNm,D
Ny)とすると、この領域の色補正処理パラメータK11〜K
33は次の(2)式で表わされる。
ここで、上記有彩色P,Qおよび無彩色Nの分光濃度お
よび記録濃度は、用いられる画像入力装置および画像出
力装置の特性に応じた最適な値(例えば、入力された画
像と出力された画像の色差あるいは分光濃度の差が最小
となるような値)を選ぶものとする。また、領域の境界
で色補正処理の結果が不連続となるのを防ぐために、上
記有彩色P,Qの分光濃度および記録濃度は、それぞれ隣
接する領域の色補正処理パラメータを求める際にも用い
られる。
次に、上記色補正処理方法において、本発明に係わる
色変換処理機能を持たせるための方法を、色空間(Dr,D
g,Db)を6つの領域に分けて処理を行う場合を例に説明
する。
即ち、第6図に示すように、色空間(Dr,Dg,Db)は、
6つの平面SR,SY,SG,SC,SB,SMにより分割されており、
各平面上には有彩色R,Y,G,C,B,Mが、また無彩色軸上に
は、無彩色Nがある。そして、色変換を行わない時の各
領域の色補正処理パラメータは、各領域の両境界面上の
有彩色R,Y,G,C,B,Mと無彩色Nの分光濃度および記録濃
度から求めるものとする。つまり、有彩色R,Y,G,C,B,M
の分光濃度をそれぞれ(DRr,DRg,DRb),(DYr,DYg,D
Yb),(DGr,DGg,DGb),(DCr,DCg,DCb),(DBr,D
Bg,DBb),(DMr,DMg,DMb)、無彩色Nの分光濃度を
(DNr,DNg,DNb)、有彩色R,Y,G,C,B,Mの記録濃度をそ
れぞれ(DRc,DRm,DRy),(DYc,DYm,DYy),(DGc,D
Gm,DGy),(DCc,DCm,DCy),(DBc,DBm,DBy),(D
Mc,DMm,DMy)、無彩色Nの記録濃度を(DNc,DNm,DNy)
とすると、色変換処理を行わない場合の各領域における
色補正処理パラメータは次の第1表に示した値になる。
また、ここでは説明を容易にするために、有彩色R,Y,
G,C,B,Mの各分光濃度は、DRr<DRg=DRb,DYr=DYg
<DYb,DGg<DGr=DGb,DCg=DCb<DCr,DBb<DBr=
DBg,DMr=DMb<DMgという関係にあるとする。即ち、
平面SR,SY,SG,SC,SB,SMは、それぞれ所謂レッド,イエ
ロー,グリーン,シアン,ブルー,マゼンタの色相に対
応するものとする。
色空間を無彩色軸を中心とし放射状に広がる3以上の
平面で分割し、分割された色空間毎に色補正処理パラメ
ータを定める色補正処理方法において、色補正処理祉ラ
メータを定める際に用いる有彩色の記録濃度を変更する
ことにより、色相の圧縮/伸長または圧縮/拡大処理を
行うとともに、色補正処理を行うことができるようにな
った。
以上で述べた基本処理を行う色補正処理方法におい
て、例えば第5a図に示すように、補正前にイエロー(Dr
=Dg<Db)の色相とグリーン(Dg<Db=Dr)の色相の間
にある色を、グリーンに変換する場合を考える。本発明
に係わる色補正処理では、これを「有彩色Yを記録する
のに必要とされるシアン,マゼンタおよびイエロートナ
ーの記録濃度(DYc′,DYm′,DYy′)は次の(3)式で
与えらる」と仮定し処理することで容易に実現できる。
ここでは、tYは0でない正の定数。
即ち、第5a図に示すように色相領域Y−Gの色は有彩
色GおよびYと無彩色Nの合成ベクトルとして表わすこ
とができるが、有彩色GおよびYを記録するのに必要と
される記録濃度はこの場合どちらも(DGc,DGm,DGy)の
定数倍になる。従って、色相領域Y−Gの色を記録する
ために必要とされる記録濃度は、グリーンを記録するた
めに必要な記録濃度(DGc,DGm,DGy)と無彩色Nを記録
するのに必要とされる記録濃度(DNc,DNm,DNy)の合成
ベクトルとして表される。よって、色相領域Y−Gが記
録されるときの色相はグリーンに変換される。また、こ
の時の色補正処理パラメータは、第2表に示したように
なる。
以上で述べた処理は、相対的にグリーンの色相に変換
される面積が大きくなるのでグリーン色相を伸長したこ
とに等しい。
一方、第5a図のようにグリーンの色相を伸長すること
によって、補正前にレッド(Dr<Dg=Db)の色相からイ
エローの色相の間にある色は、補正後レッドの色相から
グリーンの色相に変換される。これは、レッドとグリー
ンの間の色相に記録される面積が相対的に小さくなるの
で、レッド/グリーン間の色相を圧縮したことに等し
い。
次に、第5b図に示すように、補正前にシアン(Dg=Db
<Dr)の色相に近い色を、補正後グリーンの色相に近付
ける変換を行なう場合を考える。本発明に係わる色補正
処理では、これを、「有彩色Cを記録するのに必要とさ
れるシアン,マゼンタおよびイエロートナーの記録濃度
(DCc′,DCm′,DCy′)は次の(4)式で与えられる」
と仮定し処理することで容易に実現できる。
ここでは、tG,tCは0でない正の定数。
即ち、本来シアンの色相に変換される色に対しては、
(4)式の右辺の第一項に示したように有彩色Gの成分
が加わるのでグリーンの色相に近付き、同様にその付近
の色も相対的にグリーンの色相に近付くように変換され
る。
また、この時の色補正処理パラメータは、第3表に示
したようになる。
以上で述べた処理は、グリーンとシアンの間の色相に
記録される面積が相対的に大きくなるのでグリーン/シ
アン間の色相を拡大したことに等しい。一方、シアンと
ブルーの間の色相に記録される面積は相対的に小さくな
るのでシアン/ブルー間色相を圧縮したことに等しい。
また、以上で述べた色相の圧縮/伸長または圧縮/拡
大処理を組み合わせることも可能である。例えば第5a図
および第5b図を組み合わせると、第5c図に示すような色
相の圧縮/伸長又は圧縮/拡大処理を行なう必要がある
が、これは例えば「有彩色Y,Cを記録するのに必要とさ
れるシアン,マゼンタおよびイエロートナーの記録濃度
(DYc′,DYm′,DYy′),(DCc′,DCm,DCy′)は
(3),(4)式で与えられる」と仮定し処理すること
で容易に実現できる。
また、この時の色補正処理パラメータは、第4表に示
したようになる。
また、以上で述べた色相の圧縮/伸長または圧縮/拡
大処理を複数個同時に行なうことも可能である。
また、以上で述べた圧縮/伸長または圧縮/拡大処理
される色相は、第5a図〜第5c図の例のように隣接してい
る必要はなく、例えばグリーン/シアン間の色相を拡大
し、シアン/ブルー間の色相は平行移動し、ブルー/マ
ゼンタ間の色相を圧縮することも可能である。
以上に説明した色補正処理方法によれば、色変換処理
と色補正処理とを実質上同時に行なうので、処理が簡単
になり、この方法を実施する色補正処理装置のハードウ
ェアおよび又は処理ロジックが簡単となる利点があると
共に、色変換を含む色補正処理の速度が速くなるという
利点をもたらす。
上述の色補正処理を実施するため、本発明の色補正処
理装置は、カラー画像の分光濃度データで形成される色
空間を、無彩色軸を中心とし放射状に広がる3以上の平
面で分割した分割領域のそれぞれに割り当てた色補正処
理パラメータ(〔Kij〕:第1表)を書込んだメモリ手
段(24);カラー画像の入力分光濃度データ(Dr,Dg,D
b)が前記分割領域のいずれにあるかを判定する判定手
段(21,22);該判定手段(21,22)が判定した分割領域
に割り当てられている色補正処理パラメータ(〔Ki
j〕)を前記メモリ手段(24)より読み出す読出し手段
(23);色相の圧縮/伸張又は圧縮/拡大を入力する入
力手段(30);該入力手段(30)の入力に対応した補正
データ〔(3),(4)式〕を発生する補正値発生手段
(25,26);前記読出し手段(23)が読み出した色補正
処理パラメータ(〔Kij〕)を前記補正値発生手段(25,
26)が発生した補正データ〔(3),(4)式〕で補正
したパラメータ(〔K′ij〕:第2〜4表)を発生する
補正手段(27);および、カラー画像の入力分光濃度デ
ータ(Dr,Dg,Db)を前記補正手段(27)が発生したパラ
メータ(〔K′ij〕:第2〜4表)で色補正処理
〔(1)式相当〕したカラー画像出力分光濃度データ
(Dc,Dm,Dy)を発生する色補正手段(28);を備える。
なお、カッコ内の記号は、後述する実施例の対応機能
ブロック又は前述の色補正処理方法で提示した対応事項
を示すものである。
〔作用〕
上記メモリ手段(24)には、例えば前述の6領域区分
(第4a図および第4b図)の場合、第1表に示した前述の
色補正処理パラメータ〔Kij〕を領域データ対応でメモ
リしており、上記判定手段(21,22)は、この領域区分
に対応して、カラー画像の分光濃度データDr,Dg,Dbが6
領域のいずれに該当するかを検出し、検出した領域を示
すデータを発生する。上記読み出し手段(23)が領域を
示すデータに基づいてメモリ手段(24)より該領域に対
応する色補正処理パラメータ〔Kij〕を読み出す。
一方、上記入力手段(30)より、色相の圧縮/伸張又
は圧縮拡大が入力され、この入力に対応して上記補正値
発生手段(25,26)が、該入力に対応する補正データ
〔(3),(4)式)〕を発生する。
そして上記補正手段(27)が、読み出された色補正処
理パラメータ(〔Kij〕)を補正データ〔(3),
(4)式)〕で補正したパラメータ(〔K′ij〕:第2
〜4表)を発生し、上記色補正手段(28)が、カラー画
像の入力分光濃度データ(Dr,Dg,Db)を該補正したパラ
メータ(〔K′ij〕:第2〜4表)で色補正処理
((1)式;但しパラメータは〔K′ij〕)したカラー
画像出力分光濃度データ(Dc,Dm,Dy)を発生する。
したがって、入力された画像の色相を圧縮/伸長また
は圧縮/拡大する色変換と入/出力色補正処理が実質上
同時に行なわれ、ハードウェアおよび又は処理ロジック
が簡単となる利点があると共に、色変換を含む色補正処
理の速度が速くなるという利点がもたらされる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下
の実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例の構成を示す。この実施例
の色補正処理装置20は、入力操作ボード30を備える画像
処理用コンピュータ(CPU,RAM,ROM,画像データメモリお
よびデータ入出力転送デバイス等を主体とするコンピュ
ータシステム)で構成されており、その構成を、機能ブ
ロック区分で示した。
画像入力装置(例えばカラー複写機のカラースキャ
ナ)10からの画像読取データ、すなわち分光濃度データ
Dr,Dg,Dbが色補正処理装置20に入力される。色補正処理
装置20は、この分光濃度データDr,Dg,Dbを、画像出力装
置(例えばカラー複写機のカラープリンタ)40の記録媒
体(C:シアン,M:マゼンダ,Y:イエロー)それぞれの記録
濃度データDc,Dm,Dyに変換して、該画像出力装置40に出
力する。
この実施例では、第4a図および第4b図に示すように、
分光濃度データDr,Dg,Dbの予定全範囲を6領域に区分し
ている。この6領域区分に対応して、各領域の境界条件
を表わす数式および判定条件が領域判定データメモリ21
に書込まれている。
色補正処理パラメータメモリ24には、該6領域区分に
対応して、各領域において、画像入力装置10のカラー画
像読取特性と画像出力装置40のカラー記録特性の両者に
対応して、画像入力装置10が読取るカラー画像を忠実に
画像出力装置40で記録再生する。(1)式演算処理用の
分光濃度データ色補正パラメータ(第1表)が書込まれ
ている。
パラメータ補正データメモリ26には、入力操作ボード
30で入力予定の色変換のすべてに適応する定数tY,tM,tC
と補正演算式〔(3),(4)式〕が書込まれている。
領域判定演算器22は、入力された分光濃度データDr,D
g,Dbを境界条件を表わす数式に代入して、該数式を演算
し、その結果を判定条件と比較して、到来した分光濃度
データDr,Dg,Dbが6領域のいずれにあるかを検出し、検
出した領域を示す領域データを発生する。
メモリ読出し装置23が、この領域データで指定される
色補正パラメータ〔Kij〕をメモリ24から読み出して、
パラメータ補正演算器27に与える。
一方、メモリ読出し装置25が、入力操作ボード30から
入力された色相の圧縮/伸張又は圧縮/拡大に対応する
定数(tY,tM,tC)と補正演算式〔(3),(4)式〕を
読み出してパラメータ補正演算器27に与える。
パラメータ補正演算器27は、与えられた補正演算式
〔(3),(4)式〕に基づいて、読出し装置23が読み
出したパラメータを補正演算して、補正後の色補正パラ
メータ〔K′ij〕を色補正演算器28に与える。
色補正演算器28は、与えられた色補正パラメータ
〔K′ij〕と、到来した分光濃度データDr,Dg,Dbとよ
り、(1)式で示すマスキング方程式に基づいて、C
(シアン),M(マゼンタ)およびY(イエロー)の記録
濃度データDc,DmおよびDyを算出し、これらを画像出力
装置40に与える。
以上の構成および動作により、前述の本発明にかかわ
る色補正処理が実行される。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明の、色変換機能を有する色補正処理
装置によれば、入力された画像の色相を圧縮/伸長また
は圧縮/拡大する色変換と入/出力色補正処理が実質上
同時に行なわれ、ハードウェアおよび又は処理ロジック
が簡単となる利点があると共に、色変換を含む色補正処
理の速度が速くなるという利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を、機能ブロック区分
で示すブロック図である。 第2図,第3図,第4a図および第4b図は、本発明の色補
正処理装置の色補正処理の内容を説明するための、分光
濃度空間の領域区分を示すグラフである。 第5a図,第5b図および第5c図は、本発明の色補正処理装
置の、色変換の内容を説明するための、色分布を示す平
面図である。 第6図は、本発明の色補正処理装置の、色変換時の色相
ベクトルを示すグラフである。 10:画像入力装置 Dr,Dg,Db:カラー画像の色成分データ(カラー画像の分
光濃度データ) 20:色補正処理装置 21:領域判定データメモリ、22:領域判定器(21,22:判定
手段) 23:読出し装置(読出し手段) 24:色補正処理パラメータメモリ(メモリ手段) 25:読出し装置、26:パラメータ補正データメモリ(25,2
6:補正値発生手段) 27:パラメータ補正演算器(補正手段) 28:色補正演算器(色補正手段) 30:入力操作ボード(入力手段) Dc,Dm,Dy:記録濃度データ(カラー画像出力分光濃度デ
ータ) 40:画像出力装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像の分光濃度データで形成される
    色空間を、無彩色軸を中心とし放射状に広がる3以上の
    平面で分割した分割領域のそれぞれに割り当てた色補正
    処理パラメータを書込んだメモリ手段; カラー画像の入力分光濃度データが前記分割領域のいず
    れにあるかを判定する判定手段; 該判定手段が判定した分割領域に割り当てられている色
    補正処理パラメータを前記メモリ手段より読み出す読出
    し手段; 色相の圧縮/伸張又は圧縮/拡大を入力する入力手段; 該入力手段の入力に対応した補正データを発生する補正
    値発生手段; 前記読出し手段が読み出した色補正処理パラメータを前
    記補正値発生手段が発生した補正データで補正したパラ
    メータを発生する補正手段;および、 カラー画像の入力分光濃度データを前記補正手段が発生
    したパラメータで色補正処理したカラー画像出力分光濃
    度データを発生する色補正手段; を備える、色変換機能を有する色補正処理装置。
JP63193695A 1988-08-03 1988-08-03 色変換機能を有する色補正処理装置 Expired - Lifetime JP2733254B2 (ja)

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