JP2732253B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 従来のファクシミリ装置として、2つの記録装置を切
換えてセットすることにより、感熱紙を用いた画像記録
と、普通紙に対する熱転写による画像記録との両方を行
えるようにしたものが知られている。
換えてセットすることにより、感熱紙を用いた画像記録
と、普通紙に対する熱転写による画像記録との両方を行
えるようにしたものが知られている。
このファクシミリ装置では、受信側で所望の記録装置
を選択し、感熱紙または普通紙をセットすることによ
り、所望の方式を用いて受信画像の記録を行なう。
を選択し、感熱紙または普通紙をセットすることによ
り、所望の方式を用いて受信画像の記録を行なう。
ところで、このようなファクシミリ装置に用いられる
記録紙のうち、感熱紙は時間の経過とともに画像が色あ
せてしまい、保存性が悪い。一方、普通紙に熱転写した
場合には、保存性が良い反面、コスト高となる欠点があ
る。従って、長期間保存が必要な書類は、熱転写による
普通紙に記録することが好ましく、反対に、保存が不要
な書類は、感熱紙を用いた記録を行なうことにより、ラ
ンニングコストを削減することが望ましい。
記録紙のうち、感熱紙は時間の経過とともに画像が色あ
せてしまい、保存性が悪い。一方、普通紙に熱転写した
場合には、保存性が良い反面、コスト高となる欠点があ
る。従って、長期間保存が必要な書類は、熱転写による
普通紙に記録することが好ましく、反対に、保存が不要
な書類は、感熱紙を用いた記録を行なうことにより、ラ
ンニングコストを削減することが望ましい。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のファクシミリ装置では、1つの
装置筐体内に2つの記録装置を配置したものは存在せ
ず、1つの装置筐体に対して2種類の記録紙をセットす
ることはできなかった。
装置筐体内に2つの記録装置を配置したものは存在せ
ず、1つの装置筐体に対して2種類の記録紙をセットす
ることはできなかった。
また、前述のように2つの記録方式を切換えて記録す
ることが可能なファクシミリ装置にあっても、従来は、
この記録方式の切換えを専ら受信側でのみ行なうように
なっている。しかし、受信側では、これからどのような
情報が送られてくるか察知することが困難であるため、
この情報が保存を必要とするものか否か判断でない。
ることが可能なファクシミリ装置にあっても、従来は、
この記録方式の切換えを専ら受信側でのみ行なうように
なっている。しかし、受信側では、これからどのような
情報が送られてくるか察知することが困難であるため、
この情報が保存を必要とするものか否か判断でない。
このため重要な情報を感熱紙に記録してしまい、この
感熱紙に記録した情報を、改めて普通紙にコピーし直
し、このコピーを保存するというような煩雑な作業が必
要となっていた。
感熱紙に記録した情報を、改めて普通紙にコピーし直
し、このコピーを保存するというような煩雑な作業が必
要となっていた。
また、普通紙をセットした状態で、送られてきた情報
が、読んですぐ捨てるような内容のものばかりであれ
ば、感熱紙を用いた場合に比べ、いたずらにランニング
コストの上昇を招いてしまう。
が、読んですぐ捨てるような内容のものばかりであれ
ば、感熱紙を用いた場合に比べ、いたずらにランニング
コストの上昇を招いてしまう。
そこで本発明は、受信画像が記録される記録材の選択
を、送信側でも、また、受信側でも行うことができる操
作性に優れたファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
を、送信側でも、また、受信側でも行うことができる操
作性に優れたファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決する手段] 本発明は、通信に係る手順信号および画像データを相
手側との間で通信する通信手段と、記録材を指示するた
めの指示信号を入力する入力手段と、前記通信手段によ
り受信される前記相手側からの手順信号に応じて前記相
手側から記録材を指示するための選択要求があるか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により前記相手側
からの前記選択要求があると判別された場合には、前記
入力手段からの入力に拘らず前記選択要求により指示さ
れた記録材を選択し、前記相手側からの前記選択要求が
ないと判別された場合には、前記通信手段により受信さ
れる画像データを一旦メモリに格納しておき、その後、
前記入力手段から入力される指示信号に応じて記録材を
選択する選択手段と、前記通信手段により受信された画
像データを複数の記録材の中から前記選択手段により選
択された記録材に記録する記録手段とを有することを特
徴とする。
手側との間で通信する通信手段と、記録材を指示するた
めの指示信号を入力する入力手段と、前記通信手段によ
り受信される前記相手側からの手順信号に応じて前記相
手側から記録材を指示するための選択要求があるか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により前記相手側
からの前記選択要求があると判別された場合には、前記
入力手段からの入力に拘らず前記選択要求により指示さ
れた記録材を選択し、前記相手側からの前記選択要求が
ないと判別された場合には、前記通信手段により受信さ
れる画像データを一旦メモリに格納しておき、その後、
前記入力手段から入力される指示信号に応じて記録材を
選択する選択手段と、前記通信手段により受信された画
像データを複数の記録材の中から前記選択手段により選
択された記録材に記録する記録手段とを有することを特
徴とする。
また、前記選択手段は、前記相手側からの前記選択要
求または前記入力手段から入力される前記指示信号に応
じて普通紙または感熱紙のいずれかを選択することを特
徴とする。
求または前記入力手段から入力される前記指示信号に応
じて普通紙または感熱紙のいずれかを選択することを特
徴とする。
[作用] 本発明では、送信側からの手順信号による選択要求に
より、受信側における複数の記録材の中から受信画像を
記録するための記録材を選択できるようにしたものであ
り、送信側からの選択要求があった場合には、前記入力
手段からの入力に拘らず前記選択要求により指示された
記録材を選択することにより、送信側の選択を優先して
記録材を選択する。
より、受信側における複数の記録材の中から受信画像を
記録するための記録材を選択できるようにしたものであ
り、送信側からの選択要求があった場合には、前記入力
手段からの入力に拘らず前記選択要求により指示された
記録材を選択することにより、送信側の選択を優先して
記録材を選択する。
また、送信側からの選択要求がなかった場合には、受
信画像データを一旦メモリに格納し、その後、入力手段
から入力される指示信号に応じて受信側の判断により、
記録材を選択する。
信画像データを一旦メモリに格納し、その後、入力手段
から入力される指示信号に応じて受信側の判断により、
記録材を選択する。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
この実施例におけるファクシミリ装置は、装置本体を
構成する筐体内に普通紙記録部と感熱紙記録部とを有
し、記録紙としての普通紙と感熱紙とを同一筐体にセッ
トできるようになっており、これらを選択して受信情報
を記録するようにしたものである。
構成する筐体内に普通紙記録部と感熱紙記録部とを有
し、記録紙としての普通紙と感熱紙とを同一筐体にセッ
トできるようになっており、これらを選択して受信情報
を記録するようにしたものである。
また、このファクシミリ装置の操作部には、特に送信
時に送信先ファクシミリ装置に対して保存性の高い普通
紙により記録を行なうことを指示するための重要書類ボ
タンが設けられている。そしてこの実施例では、上記重
要書類ボタンを操作することによって指定される記録方
式についての情報を、NSS信号(非標準機能設定信号)
のFIF(ファクシミリ情報フィールド)の50番目と51番
目のビットを使って送信先ファクシミリ装置に伝えるよ
うになっている。また、送信先ファクシミリ装置が、記
録方式を選択できる装置か否かについては、送信先ファ
クシミリ装置からのNSF信号(非標準機能識別信号)のF
IFの50番目のビットを使って識別するようになている。
時に送信先ファクシミリ装置に対して保存性の高い普通
紙により記録を行なうことを指示するための重要書類ボ
タンが設けられている。そしてこの実施例では、上記重
要書類ボタンを操作することによって指定される記録方
式についての情報を、NSS信号(非標準機能設定信号)
のFIF(ファクシミリ情報フィールド)の50番目と51番
目のビットを使って送信先ファクシミリ装置に伝えるよ
うになっている。また、送信先ファクシミリ装置が、記
録方式を選択できる装置か否かについては、送信先ファ
クシミリ装置からのNSF信号(非標準機能識別信号)のF
IFの50番目のビットを使って識別するようになている。
以下、このファクシミリ装置の各構成について詳述す
る。
る。
NCU(網制御装置)2は、電話網をデータ通信等に使
用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の
接続制御を行なったり、データ通信路への切換えを行な
ったり、ループの保持を行なうものである。また、NCU2
は、制御回路30からの信号レベルが0、1であれば、電
話回線2aをそれぞれ、電話機4側、ファクシミリ装置側
(第1図においてNCU2の右側部分)に接続するものであ
る。通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続され
ている。
用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の
接続制御を行なったり、データ通信路への切換えを行な
ったり、ループの保持を行なうものである。また、NCU2
は、制御回路30からの信号レベルが0、1であれば、電
話回線2aをそれぞれ、電話機4側、ファクシミリ装置側
(第1図においてNCU2の右側部分)に接続するものであ
る。通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続され
ている。
ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受信系の信号
とを分離し、加算回路16からの送信信号をNCU2経由で電
話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由でV29
復調器20、V21復調器18に送るものである。
とを分離し、加算回路16からの送信信号をNCU2経由で電
話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由でV29
復調器20、V21復調器18に送るものである。
読取回路8は、送信原稿から主走査方向1ライン分の
画像信号を順次読取り、白、黒の2値を表す信号列を作
成するものであり、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子
と光学系とで構成されている。
画像信号を順次読取り、白、黒の2値を表す信号列を作
成するものであり、CCD(電荷結合素子)等の撮像素子
と光学系とで構成されている。
符号化回路10は、読取データを符号化(MH(モディフ
ァイドハフマン)符号化またはMR(モディファイドリー
ド)符号化)するものである。
ァイドハフマン)符号化またはMR(モディファイドリー
ド)符号化)するものである。
V27terまたはV29変調器12は、公知のCCITT勧告V27ter
(差動位相変調)またはV29(直交変調)に基づいた変
調を行なう変調器である。
(差動位相変調)またはV29(直交変調)に基づいた変
調を行なう変調器である。
V21変調器14は、公知のCCITT勧告V21に基づいた変調
を行なう変調器であり、制御回路30からの手順信号を変
調するものである。
を行なう変調器であり、制御回路30からの手順信号を変
調するものである。
加算回路16は、変調器12、14の出力を加算する回路で
ある。
ある。
V21復調器18は、公知のCCITT勧告V21に基づいた復調
を行なうものである。
を行なうものである。
V27terまたはV29復調器20は、公知のCCITT勧告V27ter
またはV29に基づいた復調を行なうものである。
またはV29に基づいた復調を行なうものである。
復号化回路22は、復調器20からの復調データを復号化
(MH復号化またはMR復号化)する回路である。
(MH復号化またはMR復号化)する回路である。
普通紙記録回路24は、制御回路30からの普通紙記録選
択信号がレベル1であるとき、復号化回路22が出力する
復号化された白、黒の信号を1ライン毎に順次普通紙に
記録する回路である。また、普通紙記録選択信号がレベ
ル0であるときには、普通紙記録回路24は記録動作を行
なわない。
択信号がレベル1であるとき、復号化回路22が出力する
復号化された白、黒の信号を1ライン毎に順次普通紙に
記録する回路である。また、普通紙記録選択信号がレベ
ル0であるときには、普通紙記録回路24は記録動作を行
なわない。
感熱紙記録回路26は、制御回路30からの感熱紙記録選
択信号がレベル1であるとき、復号化回路22が出力する
復号化された白、黒の信号を1ライン毎に順次感熱紙に
記録する回路である。また、感熱紙記録選択信号がレベ
ル0であるときには、感熱紙記録回路26は記録動作を行
なわない。
択信号がレベル1であるとき、復号化回路22が出力する
復号化された白、黒の信号を1ライン毎に順次感熱紙に
記録する回路である。また、感熱紙記録選択信号がレベ
ル0であるときには、感熱紙記録回路26は記録動作を行
なわない。
重要書類ボタン押下検出回路28は、オペレータが重要
書類ボタンを押下したか否かを検出する回路である。そ
してこの検出回路28は、オペレータが重要書類ボタンを
押下してない場合には、制御回路30にレベル0の検出信
号を供給する。また、オペレータが重要書類ボタンを押
下している場合には、制御回路30にレベル1の検出信号
を供給する。
書類ボタンを押下したか否かを検出する回路である。そ
してこの検出回路28は、オペレータが重要書類ボタンを
押下してない場合には、制御回路30にレベル0の検出信
号を供給する。また、オペレータが重要書類ボタンを押
下している場合には、制御回路30にレベル1の検出信号
を供給する。
制御回路30は、このファクシミリ装置の全体的な制御
を行なうもので、特にこの実施例において、前述した検
出回路28からの検出信号に基いて、2つの記録回路24、
26に選択信号を供給し、これら記録回路24、26を選択的
に動作させる制御を行なう。
を行なうもので、特にこの実施例において、前述した検
出回路28からの検出信号に基いて、2つの記録回路24、
26に選択信号を供給し、これら記録回路24、26を選択的
に動作させる制御を行なう。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第2図(1)、(2)は、上記実施例における制御回
路32の制御動作を示すフローチャートである。
路32の制御動作を示すフローチャートである。
まず、制御回路30がNCU2にレベル0の信号を出力し、
CMLをオフする(S42)。また、制御回路30は普通紙記録
回路24にレベル0の普通紙記録選択信号を出力してこの
記録回路24をディスエーブル状態におく(S44)ととも
に、感熱紙記録回路26にレベル0の感熱紙記録選択信号
を出力してこの記録回路26をディスエーブル状態におく
(S46)。
CMLをオフする(S42)。また、制御回路30は普通紙記録
回路24にレベル0の普通紙記録選択信号を出力してこの
記録回路24をディスエーブル状態におく(S44)ととも
に、感熱紙記録回路26にレベル0の感熱紙記録選択信号
を出力してこの記録回路26をディスエーブル状態におく
(S46)。
この状態でファクシミリ送信が選択されたかどうかを
判断する(S48)。そして、ファクシミリ送信が選択さ
れない場合には、ファクシミリ受信待ちの状態となる
(S50)。
判断する(S48)。そして、ファクシミリ送信が選択さ
れない場合には、ファクシミリ受信待ちの状態となる
(S50)。
また、ファクシミリ送信が選択された場合には、制御
回路30がNCU2にレベル1の信号を出力し、CMLをオンす
る(S52)。そして、前手順(S54)を実行し、送信先フ
ァクシミリ装置が記録方式の選択を行なうことができる
装置であるかどうかを判断する(S56)。この判断は、
送信先ファクシミリ装置から受信したNSF信号を解析
し、このNSF信号のFIFの50番目のビットが1であるかど
うかによって行なう。すなわち、このビットが1である
場合には、その送信先ファクシミリ装置が、本体装置の
筐体内に普通紙記録部と感熱紙記録部とを装備してお
り、これらを選択的に動作させて普通紙または感熱紙の
どちらかに記録することのできることを示している。従
ってこの場合には、送信する書類が重要であるかどうか
によって重要書類ボタンを押下し、または押下しないこ
とにより、送信先ファクシミリ装置に記録方式を指定す
る(S60)。この記録方式の指定は送信先ファクシミリ
装置に送られるNSS信号のFIFの50番目のビットを1に設
定し記録方式を選択することを示したうえで、次の51番
目のビットを1とするか0とするかによって行なう。す
なわち、重要書類ボタンを押下した場合には、51番目の
ビットが1に設定され、送信先ファクシミリ装置に保存
性の高い普通紙による記録方式を指示する(S62)。ま
た反対に重要書類ボタンを押下しない場合には、上記51
番目のビットが0に設定され、送信先ファクシミリ装置
に感熱紙による記録方式を指示する(S64)。
回路30がNCU2にレベル1の信号を出力し、CMLをオンす
る(S52)。そして、前手順(S54)を実行し、送信先フ
ァクシミリ装置が記録方式の選択を行なうことができる
装置であるかどうかを判断する(S56)。この判断は、
送信先ファクシミリ装置から受信したNSF信号を解析
し、このNSF信号のFIFの50番目のビットが1であるかど
うかによって行なう。すなわち、このビットが1である
場合には、その送信先ファクシミリ装置が、本体装置の
筐体内に普通紙記録部と感熱紙記録部とを装備してお
り、これらを選択的に動作させて普通紙または感熱紙の
どちらかに記録することのできることを示している。従
ってこの場合には、送信する書類が重要であるかどうか
によって重要書類ボタンを押下し、または押下しないこ
とにより、送信先ファクシミリ装置に記録方式を指定す
る(S60)。この記録方式の指定は送信先ファクシミリ
装置に送られるNSS信号のFIFの50番目のビットを1に設
定し記録方式を選択することを示したうえで、次の51番
目のビットを1とするか0とするかによって行なう。す
なわち、重要書類ボタンを押下した場合には、51番目の
ビットが1に設定され、送信先ファクシミリ装置に保存
性の高い普通紙による記録方式を指示する(S62)。ま
た反対に重要書類ボタンを押下しない場合には、上記51
番目のビットが0に設定され、送信先ファクシミリ装置
に感熱紙による記録方式を指示する(S64)。
また、S56において、送信先ファクシミリ装置が記録
方式の選択を行なえない装置(すなわち上記NSF信号のF
IFの50番目のビットが0のとき)である場合には、送信
先ファクシミリ装置に対して記録方式の選択を行なわな
いことを送信先ファクシミリ装置に指示する。これは送
信先ファクシミリ装置に送られるNSS信号のFIFの50番目
のビットを0とし、記録方式を示す51番目のビットを参
照しないよう、送信先ファクシミリ装置に指示すること
によって行なう。この指示によって送信先ファクシミリ
装置では、この装置が装備している記録方式により、記
録動作を行なう。なおこの場合、NSS信号のFIFの51番目
のビットは、便宜上0としておく。
方式の選択を行なえない装置(すなわち上記NSF信号のF
IFの50番目のビットが0のとき)である場合には、送信
先ファクシミリ装置に対して記録方式の選択を行なわな
いことを送信先ファクシミリ装置に指示する。これは送
信先ファクシミリ装置に送られるNSS信号のFIFの50番目
のビットを0とし、記録方式を示す51番目のビットを参
照しないよう、送信先ファクシミリ装置に指示すること
によって行なう。この指示によって送信先ファクシミリ
装置では、この装置が装備している記録方式により、記
録動作を行なう。なおこの場合、NSS信号のFIFの51番目
のビットは、便宜上0としておく。
以上のようにして、送信先ファクシミリ装置における
記録方式が決定した後、残りの前手順を実行し(S6
6)、次に画像信号の送信を行なう(S68)。そして後手
順を実行し(S70)、送信処理を終了する。
記録方式が決定した後、残りの前手順を実行し(S6
6)、次に画像信号の送信を行なう(S68)。そして後手
順を実行し(S70)、送信処理を終了する。
また、ファクシミリ受信待ちの状態(S50)で、受信
があった場合には、制御回路30がNCU2にレベル0の信号
を出力し、CMLをオンした後(S72)、前手順を実行する
(S74)。ここで、送信元ファクシミリ装置に送るNSF信
号のFIFの50番目のビットを1とし、受信側のファクシ
ミリ装置が、記録手段を選択することのできる装置であ
ることを伝える。
があった場合には、制御回路30がNCU2にレベル0の信号
を出力し、CMLをオンした後(S72)、前手順を実行する
(S74)。ここで、送信元ファクシミリ装置に送るNSF信
号のFIFの50番目のビットを1とし、受信側のファクシ
ミリ装置が、記録手段を選択することのできる装置であ
ることを伝える。
次に、送信元ファクシミリ装置から送られてきたNSS
信号を解析し、そのFIFの50番目のビットを参照し、記
録手段を選択することを要求されているかどうかを判断
する(S76)。そして、このビットが1である場合に
は、記録手段を選択することが要求されていると判断
し、NSS信号のFIFの51番目のビットを参照し、普通紙記
録か感熱紙記録かを判断する(S80)。そして普通紙記
録が要求されている場合(51番目のビットが1)には、
制御回路30がレベル1の普通紙記録選択信号を普通紙記
録回路24に供給し、この記録回路24をイネーブル状態に
置く(S82)。また反対に、感熱紙記録が要求されてい
る場合(51番目のビットが0)には、制御回路30がレベ
ル1の感熱紙記録選択信号を感熱紙記録回路26に供給
し、この記録回路26をイネーブル状態に置く(S84)。
信号を解析し、そのFIFの50番目のビットを参照し、記
録手段を選択することを要求されているかどうかを判断
する(S76)。そして、このビットが1である場合に
は、記録手段を選択することが要求されていると判断
し、NSS信号のFIFの51番目のビットを参照し、普通紙記
録か感熱紙記録かを判断する(S80)。そして普通紙記
録が要求されている場合(51番目のビットが1)には、
制御回路30がレベル1の普通紙記録選択信号を普通紙記
録回路24に供給し、この記録回路24をイネーブル状態に
置く(S82)。また反対に、感熱紙記録が要求されてい
る場合(51番目のビットが0)には、制御回路30がレベ
ル1の感熱紙記録選択信号を感熱紙記録回路26に供給
し、この記録回路26をイネーブル状態に置く(S84)。
一方、S76において、NSS信号のFIFの50番目のビット
が0であり、記録手段を選択することが要求されない場
合には、受信側で予め設定されている記録方式によって
記録を行なう。この実施例では、プログラム上のデータ
として普通紙記録を行なうか感熱紙記録を行なうかをソ
フトウエア的に設定できるようになっており、このデー
タを制御回路30が参照することにより、普通紙記録を行
なうか感熱紙記録を行なうかを判断し(S78)、この判
断結果に基いて普通紙記録回路24または感熱紙記録回路
26のいずれか一方を作動状態に置く(S82、S84)。
が0であり、記録手段を選択することが要求されない場
合には、受信側で予め設定されている記録方式によって
記録を行なう。この実施例では、プログラム上のデータ
として普通紙記録を行なうか感熱紙記録を行なうかをソ
フトウエア的に設定できるようになっており、このデー
タを制御回路30が参照することにより、普通紙記録を行
なうか感熱紙記録を行なうかを判断し(S78)、この判
断結果に基いて普通紙記録回路24または感熱紙記録回路
26のいずれか一方を作動状態に置く(S82、S84)。
以上のようにして記録方式が決定された後、残りの前
手順を実行し(S86)、次いで画像信号の受信を行ない
(S88)、後手順を実行して(S90)、処理を終了する。
手順を実行し(S86)、次いで画像信号の受信を行ない
(S88)、後手順を実行して(S90)、処理を終了する。
なお本発明は、以上説明した実施例に限定されること
なく、さらに種々の変形が可能である。
なく、さらに種々の変形が可能である。
例えば、需要書類ボタンを押下することにより、受信
側ファクシミリ装置に誤り処理あるいは誤り再送処理を
付加的に実行させるようにしてもよい。また、重要書類
ボタンを押下することにより、受信側ファクシミリ装置
でファインモードに自動的に切り換わるようにしてもよ
い。
側ファクシミリ装置に誤り処理あるいは誤り再送処理を
付加的に実行させるようにしてもよい。また、重要書類
ボタンを押下することにより、受信側ファクシミリ装置
でファインモードに自動的に切り換わるようにしてもよ
い。
また、記録方式の選択を受信側ファクシミリ装置でも
行なえるようにしてもよい。この方法としては、例え
ば、送信されてきた画像情報を、一旦メモリーに格納し
ておき、この画像情報を表示部により表示し、これをオ
ペレータが視認して重要かどうか判断する。そして、重
要である場合には、受信側ファクシミリ装置の重要書類
ボタンを押下することにより普通紙記録を行ない、重要
でない場合には、重要書類ボタンを押下せず、感熱紙記
録を行なうようにする。
行なえるようにしてもよい。この方法としては、例え
ば、送信されてきた画像情報を、一旦メモリーに格納し
ておき、この画像情報を表示部により表示し、これをオ
ペレータが視認して重要かどうか判断する。そして、重
要である場合には、受信側ファクシミリ装置の重要書類
ボタンを押下することにより普通紙記録を行ない、重要
でない場合には、重要書類ボタンを押下せず、感熱紙記
録を行なうようにする。
さらに、前述のような記録方式の選択を、受信文書毎
でなく、例えばページ毎に行なうようにしてもよい。な
おこの場合、各記録紙の出力場所を一致させるととも
に、ページ順を整えることが好ましい。
でなく、例えばページ毎に行なうようにしてもよい。な
おこの場合、各記録紙の出力場所を一致させるととも
に、ページ順を整えることが好ましい。
また、各記録紙のサイズは一種類に限定されることな
く、相手先の原稿サイズを自動識別し、この識別結果に
応じて切り換えられるようにしてもよい。
く、相手先の原稿サイズを自動識別し、この識別結果に
応じて切り換えられるようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、相手側からの手順信号に応じて、相
手側から記録材を指示するための選択要求があるか否か
判別し、選択要求がある場合には、自機の入力手段から
の入力に拘らず、相手側からの選択要求により指示され
た記録材を選択して記録を行い、選択要求がない場合に
は、受信画像データを一旦メモリに格納し、その後の自
機の入力手段からの入力に応じて記録材を選択して記録
を行うので、相手側が記録材の選択機能をもっている場
合でも、また、もたない場合でも、記録材の誤選択を防
止でき、記録内容に応じて、記録材の適切な選択が可能
となり、操作性を著しく向上できる効果がある。
手側から記録材を指示するための選択要求があるか否か
判別し、選択要求がある場合には、自機の入力手段から
の入力に拘らず、相手側からの選択要求により指示され
た記録材を選択して記録を行い、選択要求がない場合に
は、受信画像データを一旦メモリに格納し、その後の自
機の入力手段からの入力に応じて記録材を選択して記録
を行うので、相手側が記録材の選択機能をもっている場
合でも、また、もたない場合でも、記録材の誤選択を防
止でき、記録内容に応じて、記録材の適切な選択が可能
となり、操作性を著しく向上できる効果がある。
第1図は、本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
ブロック図である。 第2図(1)、(2)は、上記実施例における制御回路
32の制御動作を示すフローチャートである。 2……NCU、 16……加算回路、 24……普通紙記録回路、 26……感熱紙記録回路、 28……重要書類ボタン押下検出回路 30……制御回路。
ブロック図である。 第2図(1)、(2)は、上記実施例における制御回路
32の制御動作を示すフローチャートである。 2……NCU、 16……加算回路、 24……普通紙記録回路、 26……感熱紙記録回路、 28……重要書類ボタン押下検出回路 30……制御回路。
Claims (2)
- 【請求項1】通信に係る手順信号および画像データを相
手側との間で通信する通信手段と、 記録材を指示するための指示信号を入力する入力手段
と、 前記通信手段により受信される前記相手側からの手順信
号に応じて前記相手側から記録材を指示するための選択
要求があるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記相手側からの前記選択要求があ
ると判別された場合には、前記入力手段からの入力に拘
らず前記選択要求により指示された記録材を選択し、前
記相手側からの前記選択要求がないと判別された場合に
は、前記通信手段により受信される画像データを一旦メ
モリに格納しておき、その後、前記入力手段から入力さ
れる指示信号に応じて記録材を選択する選択手段と、 前記通信手段により受信された画像データを複数の記録
材の中から前記選択手段により選択された記録材に記録
する記録手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】請求項(1)において、 前記選択手段は、前記相手側からの前記選択要求または
前記入力手段から入力される前記指示信号に応じて普通
紙または感熱紙のいずれかを選択することを特徴とする
ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080423A JP2732253B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080423A JP2732253B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01253365A JPH01253365A (ja) | 1989-10-09 |
JP2732253B2 true JP2732253B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13717877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63080423A Expired - Fee Related JP2732253B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732253B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0295966U (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-31 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545219A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Toshiba Corp | Recording device |
JPS58138462U (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-17 | 富士ゼロックス株式会社 | フアクシミリにおけるプリンタ制御装置 |
JPS62165471A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | Canon Inc | デ−タ通信装置 |
JPH01137659U (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-20 |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63080423A patent/JP2732253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01253365A (ja) | 1989-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |