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JPH08228279A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH08228279A
JPH08228279A JP7055135A JP5513595A JPH08228279A JP H08228279 A JPH08228279 A JP H08228279A JP 7055135 A JP7055135 A JP 7055135A JP 5513595 A JP5513595 A JP 5513595A JP H08228279 A JPH08228279 A JP H08228279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
original
registered
main scanning
transmission
scanning direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7055135A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7055135A priority Critical patent/JPH08228279A/ja
Publication of JPH08228279A publication Critical patent/JPH08228279A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手受信機の機能に応じて最適な送信方向を
選択でき、高速伝送を行うことができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。 【構成】 読取情報を90度回転してメモリ回路18に
格納する機能を有するファクシミリ装置において、A4
原稿を主走査方向長210mmから読み取る機能と、A
4原稿を主走査方向長297mmから読み取る機能と、
各相手先に対応して主走査方向長210mmで送信した
方がよいか主走査方向長297mmで送信した方がよい
かを登録する登録回路46とを有し、メモリ送信動作が
選択された場合に、指定された相手先に対して登録され
ている方向から符号化してメモリ回路18に格納するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読取情報を縦横変換可
能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、読取情報を縦横変換可能なフ
ァクシミリ装置において、A4原稿を長手方向、すなわ
ち主走査方向長210mmからセットすることもでき、
また、短で方向、すなわち主走査方向長297mmから
セットできる装置では、主走査方向長297mmからセ
ットされた場合のみ読取情報を縦横変換して、メモリに
格納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、A4原稿が
主走査方向長297mmでセットされても、90度回転
されて符号化後、メモリに格納されるため、相手受信機
が主走査方向長297mmでしか受信できない場合に
は、実際の送信時に、再度復号化して90度回転し、ま
た符号化して送信しなければならず、そのために高速伝
送が不可能になるという欠点があった。
【0004】本発明は、相手受信機の機能に応じて最適
な送信方向を選択でき、高速伝送を行うことができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
読取情報を90度回転して記憶手段に格納する機能を有
するファクシミリ装置において、A4原稿を主走査方向
長210mmから読み取る手段と、A4原稿を主走査方
向長297mmから読み取る手段と、各相手先に対応し
て主走査方向長210mmで送信した方がよいか主走査
方向長297mmで送信した方がよいかを登録する送信
方向登録手段とを有し、メモリ送信動作が選択された場
合に、指定された相手先に対して登録されている方向か
ら符号化して記憶手段に格納するものである。
【0006】また、第2の発明は、前記送信方向登録手
段に登録されていない宛先へのメモリ送信が選択された
場合には、A4原稿を主走査方向長210mmで符号化
して記憶手段に格納するものである。
【0007】また、第3の発明は、A4原稿を主走査方
向長210mmから読み取るようにセットされるととも
に、メモリ送信が選択された場合、指定された相手先が
主走査方向長210mmで送信した方がよいと登録され
ているとき、または、未登録であるときは、そのままA
4原稿を読み取って符号化し、記憶手段に格納し、ま
た、指定された相手先が主走査方向長297mmで送信
した方がよいと登録されているときは、読み取ったA4
原稿を90度回転して符号化し、記憶手段に格納するも
のである。
【0008】さらに、第4の発明は、A4原稿を主走査
方向長297mmから読み取るようにセットされるとと
もに、メモリ送信が選択された場合、指定された相手先
が主走査方向長210mmで送信した方がよいと登録さ
れているとき、または、未登録であるときは、読み取っ
たA4原稿情報を90度回転して符号化し、記憶手段に
格納し、また、指定された相手先が主走査方向長297
mmで送信した方がよいと登録されていれば、そのまま
A4原稿を読み取り符号化し、記憶手段に格納するもの
である。
【0009】
【作用】上記第1の発明によれば、A4原稿情報は短辺
から(すなわち、長手方向に)セットしても、長辺から
(すなわち、短手方向に)セットしてもメモリ送信が可
能で使い易く、さらに通信時には情報の縦横変換が不要
なので、高速での通信が可能になる。
【0010】また、上記第2の発明によれば、A4原稿
の主走査方向長をどちらにした方がよいかが登録されて
いない宛先への読取情報のメモリ格納方法が明確にな
り、第3の発明によれば、A4原稿を主走査方向長21
0mmで読取るようにセットしている場合に、メモリ送
信が選択された時の符号化までの動作が明確になる。さ
らに、第4の発明によれば、A4原稿を主走査方向長2
97mmで読取るようにセットしている場合に、メモリ
送信が選択された時の符号化までの動作が明確になる。
したがって、これらにより、適正で円滑な動作が得ら
れ、ユーザにとって使い易いファクシミリ装置を提供で
きる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例におけるファクシミ
リ装置の原稿および記録紙のセット方法を示す斜視図で
ある。
【0012】図示のように、本実施例のファクシミリ装
置は、読取部の読取幅は最大A4サイズの長手方向長で
ある297mmとし、A4サイズの原稿を短手方向に搬
送される(主走査長は297mm)ようにセットできる
とともに、A4サイズの原稿を長手方向の搬送される
(主走査長は210mm)ようにセットでき、さらに、
A3サイズの原稿を長手方向に搬送される(主走査長は
297mm)ようにセットできるものである。このよう
な構成により、A4サイズの原稿は短手方向および長手
方向に搬送して読み取りを行うことがでる。
【0013】図2は、本実施例のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【0014】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路54からの信号レベル
(信号線54a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0015】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路24からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調器28およびV21復調器26に送るものである。
【0016】V21変調器8は、公知のITU−T勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
54からの手順信号(信号線54i)を変調し、信号線
8aを通して加算回路24に送出するものである。
【0017】読取回路10は、CCD(電荷結合素子)
等の撮像素子と光学系で構成され送信原稿より主走査方
向1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表わす信号列を作成して、信号線10aより出力するも
のである。ここで、読取回路は、297mmの読取りが
可能である。すなわち、図1に示したように、A4サイ
ズは長辺あるいは短辺が主走査方向になり、A3サイズ
は短辺が主走査方向になる。そして、この読取りデータ
は、信号線10aに出力される。
【0018】縦横変換回路12は、信号線10aに出力
されている情報を1ページ分入力し、この情報を縦横変
換、すなわち90度回転した情報を信号線12aに出力
する回路である。例えば、A4原稿は210mm×29
7mmであり、読取りの主走査方向長210mmの情報
を縦横変換すると、主走査方向長297mmの情報とな
り、また読取りの主走査方向長297mmの情報を縦横
変換すると、主走査方向長210mmの情報となる。
【0019】符号化回路16は、信号線54cに信号レ
ベル「0」の信号が出力されている時には、信号線10
aに出力されている読取情報を入力し、また、信号線5
4cに信号レベル「1」の信号が出力されている時に
は、信号線12aに出力されている縦横変換された情報
を入力し、符号化(K=8のMR符号化)したデータを
信号線16aに出力する。
【0020】メモリ回路18は、信号線54dの制御に
従い、信号線16aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した符号化データを信号線1
8aに出力する。
【0021】復号化/変倍/符号化回路20は、信号線
18aに出力されている信号を入力し、必要に応じて一
度復号化して変倍し、符号化を行う回路であり、この符
号化したデータを信号線20aに出力する。
【0022】変調器22は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた変調を行う。この変調器22は、信号線
20aの信号を入力して変調を行い、変調データを信号
線22aに出力する。
【0023】加算回路24は、信号線8aと信号線22
aの信号を入力し、加算した結果を信号線24aに出力
する。
【0024】復調器26は、公知のITU−T勧告V2
1に基づいた復調を行う。この復調器26は、信号線6
aの信号を入力してV21復調を行い、復調データを信
号線26aに出力する。
【0025】復調器28は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた復調を行う。この復調器28は、信号線
6aの信号を入力して復調を行い、復調データを信号線
28aに出力する。
【0026】復号化/符号化回路30は、信号線28a
に出力されている復調データを入力し、一度復号化し、
復号化したデータを信号線30aに出力し、また、再度
K=8のMR符号化したデータを信号線30bに出力す
る。
【0027】メモリ回路32は、信号線54eの制御に
従い、信号線30bに出力されている符号化データをメ
モリ回路32に格納し、また信号線54eの制御に従
い、メモリ回路32に格納されているデータを信号線3
2aに出力する。
【0028】復号化回路34は、信号線32aに出力さ
れている信号を入力し、復号化(K=8のMR復号化)
したデータを信号線34aに出力する。
【0029】縦横変換回路52は、縦横変換回路12と
同様に、信号線34aに出力されている受信情報を1ペ
ージ分入力し、この情報を縦横変換後、すなわち90度
回転した情報を信号線52aに出力する回路である。
【0030】記録回路36は、信号線54fに信号レベ
ル「0」の信号が出力されていると、信号線34aに出
力されている受信情報を入力し、信号線54fに信号レ
ベル「1」の信号が出力されていると信号線52aに出
力されている受信情報を縦横変換した情報を入力し、順
次、1ラインずつ記録を等速で行うLBPである。
【0031】検出回路38は、原稿台にセットされてい
る原稿サイズ、およびその方向を検出する回路であり、
A4サイズの原稿が主走査方向長210mmでセットさ
れている時、信号線38aに信号「0」を出力し、A4
サイズの原稿が主走査方向長297mmでセットされて
いる時、信号線38aに信号「1」を出力し、A3サイ
ズの原稿がセットされている時、信号線38aに信号
「2」を出力する。
【0032】登録ボタン40は、相手先(例えば、ワン
タッチダイヤル、短縮ダイヤル)に対応し、A4原稿の
K=8のMR符号化後のメモリへの格納方法、具体的に
は、A4原稿を主走査方向長を210mmとしてK=8
のMR符号化して、メモリに格納するか、A4原稿を主
走査方向長297mmとして、K=8のMR符号化して
メモリに格納するかを登録する時に押下するボタンであ
り、押下されると、信号線40aに押下パルスが発生す
る。
【0033】選択キー42は、A4原稿のメモリ送信が
選択され、K=8のMR符号化後のメモリへの格納とし
て、主走査方向長を210mmとするか297mmとす
るかを選択するキーであり、このキー42が押下される
と信号線42aに押下パルスを発生する。
【0034】セットキー44は、各種の設定を確定する
ためのキーであり、このキー44が押下されると、信号
線44aに押下パルスを発生する。
【0035】登録回路46は、登録ボタン40、キー4
2、44により、相手先に対応してA4原稿をメモリ送
信する時にK=8のMR符号化してメモリ回路18に格
納する場合の格納方法、具体的には主走査方向長210
mmとしてメモリ回路18に格納するか、主走査方向長
297mmとしてメモリ回路18に格納するかを登録す
る回路である。この実施例では、各宛先(ワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤルの登録宛先を用いる)に対応し、
主走査方向長が210mmか297mmのどちらかを登
録し、例えば未登録は「0」、210mmは「1」、2
97mmは「2」と登録する。
【0036】表示回路48は、信号線54gに出力され
る情報を表示する回路であり、登録回路46への登録時
に使用される。
【0037】操作部50は、上記各キー以外のテンキ
ー、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、スタートキ
ー、その他のファンクションキー等を有するものであ
り、押下されたキー情報は信号線50aに出力される。
【0038】制御回路54は、本実施例のファクシミリ
装置における全体の制御を行うものであり、特に本発明
の第1実施例では、以下のような制御を行う。
【0039】まず、メモリ送信動作が選択された時、指
定された相手先に対応して登録回路46に登録されてい
る方向から符号化してメモリ回路18に格納する。具体
的には、A4原稿を主走査方向長210mmで読取るよ
うにセットされていて、メモリ送信が選択され、指定さ
れた相手先が主走査方向長210mmで送信した方がよ
いと登録されていれば、そのままA4原稿情報を読み取
り、符号化してメモリ回路18に格納し、また指定され
た相手先が主走査方向長297mmで送信した方がよい
と登録されていれば、読み取ったA4原稿情報を90度
回転して符号化し、メモリ回路18に格納する。
【0040】また、A4原稿を主走査方向長297mm
で読み取るようにセットされていてメモリ送信が選択さ
れ、指定された相手先が主走査方向長210mmで送信
した方がよいと登録されていれば、読み取ったA4原稿
情報を90度回転して符号化し、メモリ回路18に格納
し、また指定された相手先が主走査方向長297mmで
送信した方がよいと登録されていれば、そのままA4原
稿情報を読み取り、符号化してメモリ回路18に格納す
る。
【0041】図3〜図5は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路54の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0042】まず、S62では、信号線54aに信号レ
ベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S64で
は、信号線54cに信号レベル「0」の信号を出力し、
符号化回路16は縦横変換していない情報(信号線10
aの情報)を入力する設定とする。
【0043】S66では、信号線54fに信号レベル
「0」の信号を出力し、記録回路36は縦横変換してい
ない情報(信号線34aの情報)を入力する設定とす
る。
【0044】S68では、信号線40a、42a、44
aの情報を入力し、相手先に対応してA4原稿のメモリ
格納方法の登録が選択されたか否かを判断し、選択され
るとS70に進み、信号線46aを介して、各宛先(ワ
ンタッチダイヤル、短縮ダイヤル)のファクシミリ装置
の機能に対応するメモリ格納方向を登録する。なお、こ
こでは主走査方向長を登録するものとする。
【0045】また、メモリ格納方法の登録が選択されて
いないとS72に進み、信号線50aの情報を入力し、
メモリ送信が選択されたか否かを判断し、選択されると
S76に進み、選択されていないとS74にて、その他
の処理を行う。
【0046】S76では、信号線38aの情報を入力
し、原稿台にセットされている情報は、A4原稿である
か否かを判断し、A4原稿であるとS84に進み、A4
原稿でない、例えばA3原稿であるとS78に進む。
【0047】S78では、読取情報を縦横変換しないで
K=8のMR符号化を行い、メモリ回路18へ格納す
る。そして、S80では、信号線54aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。さらに、S
82は、メモリ回路18に格納されている情報を必要に
応じて再符号化して送信することを表わしている。
【0048】S84では、信号線38aの情報を入力
し、原稿台にセットしてあるA4サイズの原稿の主走査
方向長は210mmであるか否かを判断し、210mm
であるとS86に進み、297mmであるとS102に
進む。
【0049】S86では、信号線46aを介して、今、
メモリ送信で指定された宛先について、登録回路46に
主走査方向長210mmとして符号化情報をメモリに格
納すると登録されているか否かを判断し、210mmと
登録されているとS88に進み、297mmと登録され
ているとS99に進む。
【0050】S88は、A4原稿情報の読取った情報を
縦横変換しないで、K=8のMR符号化し、メモリ回路
18に格納する。そして、S90では、信号線54aに
信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0051】次に、S92では、指定された相手先に発
呼する。そして、S94で前手順を行い、S96では、
主走査方向長210mmで、A4原稿を必要に応じて再
符号化して送信する。この後、S98で後手順を行い、
S62に戻る。
【0052】また、S99では、信号線54cに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、符号化回路16は縦横変換
した情報、すなわち信号線12aに出力されている情報
を入力する。そして、S100では、A4原稿情報の読
取った情報を縦横変換した情報をK=8のMR符号化
し、メモリ回路18に格納する。
【0053】また、S102では、信号線46aを介し
て、今、メモリ送信のあった指定の宛先について、登録
回路46に主走査方向長は297mmとして符号化情報
をメモリ回路に格納すると登録されているか否かを判断
し、297mmと登録されているとS104に進み、2
10mmと登録されているとS108に進む。
【0054】S104は、上記S88からS94までの
処理を表わしている。すなわち、読取情報を縦横変換し
ないで符号化し、メモリ回路18に格納する。そして、
S106では、主走査方向長297mmでA4原稿を必
要に応じて再符号化して送信する。次に、S98に進
む。
【0055】また、S108は、上記S99、S100
を表わしている。すなわち、読取情報を縦横変換して符
号化し、メモリ回路18に格納する。次に、S110
は、上記S90、S92を表わしており、CMLをオン
して指定された相手先に発呼し、前手順を行う。この
後、S106に進む。
【0056】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0057】この第2実施例では、上記第1実施例にお
いて、メモリ送信の指定された相手先が登録回路46に
登録されていない場合、あるいは宛先が登録回路46に
登録されているが、その内容が未登録の場合には、主走
査方向を210mmとして符号化し、メモリ回路18に
格納する。
【0058】具体的には、A4原稿を主走査方向長21
0mmで読み取るようにセットされていて、メモリ送信
が選択され、指定された相手先が未登録の場合、そのま
まA4原稿情報を読み取り、符号化してメモリ回路18
に格納する。また、A4原稿を主走査方向長297mm
で読み取るようにセットされていて、メモリ送信が選択
され、指定された相手先が未登録の場合、読み取ったA
4原稿情報を90度回転して符号化し、メモリ回路18
に格納する。
【0059】図6は、このような第2実施例における制
御回路54の動作のうち、上記第1実施例と異なる部分
を示すフローチャートである。
【0060】図6において、S110は図4のS84の
YESを表わしている。そして、S112では、信号線
46aを介して指定された宛先が登録回路46に登録さ
れているか否かを判断し、登録されているとS114に
進み、登録されていないとS118に進む。
【0061】S114では、信号線46aを介して指定
された宛先は、登録回路46に未登録となっているかを
判断し、肯定応答の時にはS118に進み、否定応答の
時にはS116に進む。
【0062】そして、S116では、上記図4のS86
以降の処理を行い、S118では、上記図4のS88以
降の処理を行う。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、A4原稿情報は短辺からセットしても、長
辺からセットしても、メモリ送信が可能となって使い易
くなるとともに、通信に際して、画像情報の縦横変換が
不要となり、高速での通信が可能になる。
【0064】また、本出願の第2の発明によれば、A4
原稿の主走査方向長をどちらにした方がよいかが登録さ
れていない宛先への読取情報の符号化後のメモリの格納
方法が明確になる。また、第3の発明によれば、A4原
稿を主走査方向長210mmで読み取るようにセットし
ている時に、メモリ送信が選択された時の符号化までの
動作が明確になる。さらに、第4の発明によれば、A4
原稿を主走査方向長297mmで読み取るようにセット
している時に、メモリ送信が選択された時の符号化まで
の動作が明確になる。以上により、適正で円滑な動作が
得られ、ユーザにとって使い易いファクシミリ装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置の
原稿および記録紙のセット方法を示す斜視図である。
【図2】上記実施例のファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図4】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、22…変調器、 10…読取回路、 12、52…縦横変換回路、 16…符号化回路、 18、32…メモリ回路、 20…復号化/変倍/符号化回路、 24…加算回路、 26、28…復調器、 30…復号化/符号化回路、 34…復号化回路、 36…記録回路、 38…検出回路、 40…登録ボタン、 42…選択キー、 44…セットキー、 46…登録回路、 48…表示回路、 50…操作部、 54…制御回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取情報を90度回転して記憶手段に格
    納する機能を有するファクシミリ装置において、 原稿を長手方向から読み取る手段と、原稿を短手方向か
    ら読み取る手段と、各相手先毎に長手方向で送信するか
    短手方向で送信するかを登録する送信方向登録手段とを
    有し、メモリ送信動作が選択された場合に、指定された
    相手先に対応して登録されている方向から符号化して記
    憶手段に格納することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記送信方向登録手段に登録されていない宛先へのメモ
    リ送信が選択された場合には、長手方向で符号化して記
    憶手段に格納することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 原稿を長手方向から読み取るようにセットされるととも
    に、メモリ送信が選択された場合、指定された相手先へ
    の送信が長手方向と登録されているとき、または、未登
    録であるときは、そのまま原稿を読み取って符号化し、
    記憶手段に格納し、また、指定された相手先への送信が
    短手方向と登録されているときは、読み取った原稿を9
    0度回転して符号化し、記憶手段に格納することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 原稿を短手方向から読み取るようにセットされるととも
    に、メモリ送信が選択された場合、指定された相手先へ
    の送信が長手方向と登録されているとき、または、未登
    録であるときは、読み取った原稿情報を90度回転して
    符号化し、記憶手段に格納し、また、指定された相手先
    への送信が短手方向と登録されていれば、そのまま原稿
    を読み取り符号化し、記憶手段に格納することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 上記原稿の長手方向とは、A4原稿で主走査方向長が2
    10mmとなる方向であり、短手方向とは、A4原稿で
    主走査方向長が297mmとなる方向であることを特徴
    とするファクシミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990008801A (ko) * 1997-07-04 1999-02-05 윤종용 팩시밀리 및 복합기에서의 원고 스캔방법 및 장치
US7312889B2 (en) 2002-05-20 2007-12-25 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Facsimile machine and transmission method of scanned image

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KR19990008801A (ko) * 1997-07-04 1999-02-05 윤종용 팩시밀리 및 복합기에서의 원고 스캔방법 및 장치
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