JP2727290B2 - 作業車輛のコントロール装置 - Google Patents
作業車輛のコントロール装置Info
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- Japan
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- control box
- control
- driver
- seat
- control device
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/2004—Control mechanisms, e.g. control levers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
両系産業機械等の作業車輛におけるコントロールレバー
を含むコントロール装置に関するものである。
トロール装置の一例を図7に示す。一般的に建設車両の
コントロール装置Aは、運転席に隣接する側方に配置さ
れ、そのコントロール装置Aに設けられたコントロール
レバーBは支持ボックスCに支持されている。この支持
ボックスCは、コントロールレバーの位置を固定式とし
たもの、または前後方向に調整可能にするために前後ス
ライド機構を有するスライド式のもの等が知られてい
る。前述のような従来の構成では、コントロールレバー
の位置が運転席側方にあり、操作時の腕の姿勢が側方斜
め向きとなり、無理な姿勢となっていた。また、コント
ロールレバーの高さが一定であるため、作業者の身体的
特性に合わないことがあり、操作時に腕が疲労しやす
い。更に、運転席前方に配置されたコントロールレバー
はオペレータの運転席への着席、離脱時に障害になるこ
とがある。
鑑みて創案されたものであって、コントロールレバーが
ジョイスティックのように電気信号でドライブ制御また
は作業機制御を行う場合に、コントロールレバーを設け
たコントロールボックスの高さを調整すると共に、運転
席の正面前方に変位することのできる作業車輛のコント
ロール装置を提供することにある。
解決するために、(a).作業車輛の運転席の側方に配置さ
れたコントロールボックス支持装置を設ける、(b).該コ
ントロールボックス支持装置にコントロールボックスを
高さ調整自在に支持して昇降させる昇降部材を設け、上
記コントロールボックスは1個または複数のコントロー
ルレバーを有する、(c).上記コントロールボックスの基
端側を支点とし先端側を旋回して、運転席前方で横向き
となる使用位置と、先端側を前方へ回転させる不使用位
置とに変位可能とする旋回手段を設ける、という技術的
手段を講じている。
られており昇降部材で上下に昇降するので、オペレータ
の使用し易い最適の高さに調整することができる。また
コントロールボックスは旋回手段を用いて、運転席正面
前方で横向きとなる使用位置と、先端側を前方へ回転さ
せる不使用位置とに変位できる。そのため、コントロー
ルボックスに設けられた1個または複数個のコントロー
ルレバーを運転席正面で操作することができ、操作性の
向上を図ることができる。
装置の好適実施例について図1〜図6を参照しつつ説明
する。このコントロール装置は、1個または複数個のコ
ントロールレバー1を有するコントロールボックス2
と、該コントロールボックス2を運転席の側方、本実施
例の場合、右側に配置したコントロールボックス支持装
置3と、該コントロールボックス支持装置3にコントロ
ールボックス2を回動自在に、且つ上下方向に自在に調
節可能に支持する旋回兼昇降装置4とからなっている。
ク型からなって、鉛直方向に対して所定の角度でやや後
方に傾斜するように配置されており、コントロールボッ
クス2の上部に1個または複数個(図示例では2個)が
配置されている。本実施例では、コントロールボックス
2の後述の使用位置において、コントロールレバー1が
運転席Dの前方の中央となるように配置される(図6参
照)。
び図3に示すように水平方向に長尺な形状となってお
り、内部に剛性の高い構造を持ったフレーム5が設けら
れている。そして、コントロールボックス2及びフレー
ム5は、図3に示すように、使用位置において運転席前
方に位置する部分が上方にやや高く設定され、一方の端
の旋回兼昇降装置4の上部に装着される側よりやや高く
なるように形成されている。
分割構造となっており、コントロールレバー1の取付個
所の周囲には、回転計やパイロットランプ等の計器やラ
ンプ類(共に図示せず)が配置されている。前記フレー
ム5は、図4および図5に示すように、断面アングル状
の部材からなって延出しており、上面に1個または複数
個(図示例では2個)のブラケット6が装着されてい
る。このブラケット6の上に前述のコントロールレバー
1が取り付けられている。また、前記フレーム5の一方
の端(基端)の下面は、旋回兼昇降装置4の上部に設け
られた支持ブラケット10にボルト等で固着されてい
る。
に、運転席Dの側方、本実施例の場合、右側に配置され
たコントロールボックス支持装置3に取り付けられた前
後スライド機構7の前方に設けられている。この旋回兼
昇降装置4は、その中央に昇降シリンダ(本実施例では
ガス封入シリンダ)11が設けられて上下方向に伸縮可
能な構造となっており、スライド機構7の前方に装着さ
れたスライドサポート12の下方に固設されたプレート
16に回動自在に装着されている。また、昇降シリンダ
11の上部は、コントロールボックス2の内部に形成さ
れたフレーム5の下面に固着された支持ブラケット10
に連結されている。
ダ11を嵌合した円筒状のサポート18の上端が固着さ
れている。該サポート18は、スライドサポート12の
上方に固着された円筒状のブラケット17内に嵌合して
軸受けされ且つ保持されている。従って、サポート18
はブラケット17に対して上下方向に摺動できると共
に、旋回できるようになっている。このサポート18と
ブラケット17の摩擦面は低摩擦係数の素材を使用した
円筒状の軸受20により滑らかなスライド及び回動が可
能なようにすることもできる。
方向の位置決めを行なうストッパー19(本実施例では
サポート18側へ突出するピン)が設けられている。一
方、サポート18の外周には、上記ストッパー19に対
応するガイド部(本実施例では外周に設けた図示しない
溝)が形成されており、ストッパー19とガイド部の係
合により、サポート18は昇降または旋回し、ストッパ
ー19の作用によりコントロールレバー2の適宜な位置
において昇降乃至旋回を拘束することができる構造とな
っている。
イプ21が設けられており、該補助パイプ21は昇降シ
リンダ11の一端、本実施例の場合はロッド側に固定さ
れている。そして、サポート18の下端に設けたピン2
2が補助パイプ21の外周に設けたガイド部(本実施例
では外周に設けた図示しない溝)に入ってガイドされて
おり、サポート18が昇降、旋回する場合に内部の補助
パイプ21もこれと同時に連動して昇降、旋回し、補助
パイプ21に固定された昇降シリンダ11も同時に固定
する構造となっており、昇降シリンダ11に外部から過
大な負荷がかかった場合に折損やガス漏れなどの損傷が
発生することを防止している。そして、図6に示すよう
に、コントロールボックス2は昇降シリンダ11乃至サ
ポート18を中心として、運転席Dの正面前方で横向き
となる使用位置と、先端側を前方へ回転させる不使用位
置とに旋回可能となっている。
面13にボルト等で固着されている。即ち、前後スライ
ド機構7は、コントロールボックス支持装置3の可動部
を前後に移動させる機構からなっており、床面に固定さ
れたスライドレール14と可動部に設けられて上記スラ
イドレール14に沿って摺動するランナー15とからな
っている。この発明で、前後スライド機構7は上記実施
例に限定されず、適宜スライド機能を用いることができ
る。
使用位置と不使用位置との変位に連動して入切制御され
るスイッチSを設けている。即ち、コントロールボック
ス2が使用位置にある場合にはスイッチSをONしてコ
ントロールレバー1の操作を制御信号に変更する作動回
路を閉じ、不使用位置に変位した場合にはスイッチSを
OFFして上記電気回路を開く。
ス支持装置3の上面に設けられて、コントロールボック
ス2の変位でON−OFFする構成を例示したが、要す
るに使用位置または不使用位置を検出するスイッチまた
はセンサであれば如何なる構成であってもよい。これに
よれば、コントロールボックス2が不使用位置に変位す
ると、コントロールレバー1が動いても、コントロール
レバー1の操作は制御信号に変換されずドライブ系およ
びまたは作業機系の油圧回路が制御されることがないの
で、コントロールレバー1の誤動作を確実に防止するこ
とができる。なお、上記実施例で、コントロールボック
スを旋回する機構と昇降する機構とを旋回兼昇降装置を
用いて行ったが、それぞれ個別の構造を用いて実現する
方法でもよい。また、本発明で作業車輛は、土木・建設
機械やその他の車輛系の産業機械等を含むものである。
バーの位置を運転席の前方に配置し、操作時の運転者の
腕の動く方向が前後方向になるようにしたことにより運
転者の操作時の疲労軽減が図れる。また、コントロール
レバーの高さを上下方向に可変式としたため、運転者の
体格に合わせた最適の操作状態が得られる。運転席前方
に配置されたコントロールレバーを回動自在とし、運転
者が運転席から離れるとき運転席前方に配置したコント
ロールレバーに邪魔されることがなく容易に離れること
ができる。
面図である。
である。
す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 作業車輛の運転席の側方に配置されたコ
ントロールボックス支持装置と、 該コントロールボックス支持装置に設けられて1個また
は複数のコントロールレバーを有するコントロールボッ
クスを高さ調整自在に支持して昇降させる昇降部材と、 上記コントロールボックスの基端側を支点とし先端側を
旋回して、運転席前方で横向きとなる使用位置と、先端
側を前方へ回転させる不使用位置とに変位可能な旋回手
段とからなることを特徴とした作業車輛のコントロール
装置。 - 【請求項2】 作業車輛が油圧ショベルからなってお
り、コントロールボックスを支持する昇降部材を支軸と
して旋回可能な旋回手段が設けられていることを特徴と
する請求項1に記載の作業車輛のコントロール装置。 - 【請求項3】 コントロールボックス支持装置が、前後
にスライド自在なスライド機構を内蔵してなることを特
徴とする請求項1に記載の作業車輛のコントロール装
置。 - 【請求項4】 コントロールボックスの使用位置と不使
用位置との変位に連動して入切制御されるコントロール
レバー作動用のスイッチを設けてなることを特徴とする
請求項1に記載の作業車輛のコントロール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5270005A JP2727290B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 作業車輛のコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5270005A JP2727290B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 作業車輛のコントロール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07102592A JPH07102592A (ja) | 1995-04-18 |
JP2727290B2 true JP2727290B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=17480232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5270005A Expired - Lifetime JP2727290B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 作業車輛のコントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727290B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19548717C1 (de) | 1995-12-23 | 1997-05-07 | Daimler Benz Ag | Bedienelementanordnung zur Steuerung der Längsbewegung und/oder der Querbewegung eines Kraftfahrzeuges |
KR100430399B1 (ko) * | 2001-12-18 | 2004-05-04 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 중장비 조종박스의 높낮이 조절장치 |
WO2013118856A1 (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-15 | 日立建機株式会社 | 作業機械の操作装置 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5270005A patent/JP2727290B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07102592A (ja) | 1995-04-18 |
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