JP2724810B2 - 鞄用の錠金具 - Google Patents
鞄用の錠金具Info
- Publication number
- JP2724810B2 JP2724810B2 JP16159995A JP16159995A JP2724810B2 JP 2724810 B2 JP2724810 B2 JP 2724810B2 JP 16159995 A JP16159995 A JP 16159995A JP 16159995 A JP16159995 A JP 16159995A JP 2724810 B2 JP2724810 B2 JP 2724810B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- bag
- fitting
- attached
- closing
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明鞄用の錠金具に関するもの
であり、特に鞄の蓋板を閉止する時に蓋板に取付けた閉
止金具が錠金具本体に対して平行な状態を維持しながら
閉止嵌合できるよう構成した鞄用の錠金具に関するもの
である。
であり、特に鞄の蓋板を閉止する時に蓋板に取付けた閉
止金具が錠金具本体に対して平行な状態を維持しながら
閉止嵌合できるよう構成した鞄用の錠金具に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】一般に知られる鞄用の錠金具は、錠金具本
体の側面形状、特に先端部から後端部に至る肉厚が全体
として均一な構造として構成されており、この錠金具本
体に対して、鞄の蓋板先端に取付けられた閉止金具の係
止鉤部を嵌合係止させる構造となっていた。
体の側面形状、特に先端部から後端部に至る肉厚が全体
として均一な構造として構成されており、この錠金具本
体に対して、鞄の蓋板先端に取付けられた閉止金具の係
止鉤部を嵌合係止させる構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鞄の構造、特に手提げ
構造をした鞄の側面構造は図3に例示するように下端部
の厚さよりも上端部の厚さが薄くなるよう上部に行くに
従って順次内側に傾斜させた構造となっており、しか
も、肉薄とされた鞄の上端部に対して、鞄の蓋板は鞄本
体の下端部と同じ厚さを持たせた蓋板を閉止するよう構
成しているのが一般的であり、鞄の蓋板は鞄本体に対し
て先端部のみが当接するよう傾斜状態で当接するよう構
成されていた。
構造をした鞄の側面構造は図3に例示するように下端部
の厚さよりも上端部の厚さが薄くなるよう上部に行くに
従って順次内側に傾斜させた構造となっており、しか
も、肉薄とされた鞄の上端部に対して、鞄の蓋板は鞄本
体の下端部と同じ厚さを持たせた蓋板を閉止するよう構
成しているのが一般的であり、鞄の蓋板は鞄本体に対し
て先端部のみが当接するよう傾斜状態で当接するよう構
成されていた。
【0004】これらの構造を持つ鞄に対し従来より装着
されている錠金具は、鞄本体に取付ける錠金具本体の側
面形状が、使用時における上端部から下端部に至る全体
が上下均一な肉厚を持つよう構成されていたため、蓋板
を閉止しようとする場合、蓋板に取付けられた閉止金具
と鞄本体に取付けられた錠金具本体とが水平な状態を維
持できず、閉止金具の先端部が錠金具本体に対して鋭角
な傾斜角度を持ちながら嵌合操作を行わざるを得ず、ス
ムーズな嵌合操作を行うことができないという欠点をも
っていた。
されている錠金具は、鞄本体に取付ける錠金具本体の側
面形状が、使用時における上端部から下端部に至る全体
が上下均一な肉厚を持つよう構成されていたため、蓋板
を閉止しようとする場合、蓋板に取付けられた閉止金具
と鞄本体に取付けられた錠金具本体とが水平な状態を維
持できず、閉止金具の先端部が錠金具本体に対して鋭角
な傾斜角度を持ちながら嵌合操作を行わざるを得ず、ス
ムーズな嵌合操作を行うことができないという欠点をも
っていた。
【0005】
【発明の目的】本発明はこれらの問題に対応しようとす
るものであり、以下のように構成した錠金具を提案する
ことによりこの問題に対応できる鞄用の錠金具を提供せ
んとするものである。
るものであり、以下のように構成した錠金具を提案する
ことによりこの問題に対応できる鞄用の錠金具を提供せ
んとするものである。
【0006】
【発明の要旨】本発明は、鞄本体に装着する錠金具本体
と、鞄の蓋板部分に取付ける閉止金具との組合せからな
り、錠金具本体の側面形状が、使用時における下端部の
肉厚に対し、上端部の肉厚が著しく厚くなるよう傾斜さ
せた構造としてなる鞄錠の錠金具を発明の要点としてい
る。
と、鞄の蓋板部分に取付ける閉止金具との組合せからな
り、錠金具本体の側面形状が、使用時における下端部の
肉厚に対し、上端部の肉厚が著しく厚くなるよう傾斜さ
せた構造としてなる鞄錠の錠金具を発明の要点としてい
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】本発明の錠金具は、錠金具本体1とこれに
着脱自在に嵌合する閉止金具2との組合せによって構成
している。
着脱自在に嵌合する閉止金具2との組合せによって構成
している。
【0009】錠金具本体1は、鞄本体3の前面上方に取
り付けるものであり、錠機構を内蔵する金具本体の側面
形状が、使用時における上端部11が下端部12よりも肉厚
となるよう傾斜を持たせた構造としている。(図2参
照)
り付けるものであり、錠機構を内蔵する金具本体の側面
形状が、使用時における上端部11が下端部12よりも肉厚
となるよう傾斜を持たせた構造としている。(図2参
照)
【0010】なお、錠金具本体1の内部に装着する錠機
構(図示しない)は公知の構造を持つ係止機構を自由に
選択して装着すればよい。
構(図示しない)は公知の構造を持つ係止機構を自由に
選択して装着すればよい。
【0011】閉止金具2は、鞄の蓋板31の先端部に取付
ける公知のものであり、側面形状が倒コ字状を呈するよ
う形成するとともに、先端部には係止鉤21が下向きに突
設されている。
ける公知のものであり、側面形状が倒コ字状を呈するよ
う形成するとともに、先端部には係止鉤21が下向きに突
設されている。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記のように鞄本体に装着する
錠金具本体1を、使用時における上端部11が下端部12よ
り肉厚となるよう構成したので、使用時には、鞄の蓋板
先端部に取付けられた閉止金具2に対してほぼ平行な状
態を維持できるようになり、閉止金具を錠金具本体1に
対して極めてスムーズに嵌合係止させることが可能とな
り、従来の錠金具が具備していた各種の欠点を完全に解
消できる優れた効果を発揮できた。
錠金具本体1を、使用時における上端部11が下端部12よ
り肉厚となるよう構成したので、使用時には、鞄の蓋板
先端部に取付けられた閉止金具2に対してほぼ平行な状
態を維持できるようになり、閉止金具を錠金具本体1に
対して極めてスムーズに嵌合係止させることが可能とな
り、従来の錠金具が具備していた各種の欠点を完全に解
消できる優れた効果を発揮できた。
【図1】 閉止状態における錠金具の正面図
【図2】 錠金具本体と閉止金具を分離して示す斜視図
【図3】 鞄の斜視図
1 錠金具本体 2 閉止金具 3 鞄本体 31 蓋板
Claims (1)
- 【請求項1】鞄本体に装着する錠金具本体と、鞄の蓋板
部分に取付ける閉止金具との組合せからなり、錠金具本
体の側面形状が、使用時における下端部の肉厚に対し、
上端部の肉厚が著しく厚くなるよう傾斜させた構造とし
てなる鞄錠の錠金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16159995A JP2724810B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 鞄用の錠金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16159995A JP2724810B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 鞄用の錠金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08333939A JPH08333939A (ja) | 1996-12-17 |
JP2724810B2 true JP2724810B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=15738221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16159995A Expired - Fee Related JP2724810B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 鞄用の錠金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724810B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004236903A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-26 | Daito Co Ltd | 鞄等の止め金具 |
JP7201652B2 (ja) * | 2020-11-24 | 2023-01-10 | 偉浤 頼 | スーツケースのフロントカバーバックルロック |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP16159995A patent/JP2724810B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08333939A (ja) | 1996-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971007 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |