JP2717349B2 - 離脱ロック機構付きコネクタ - Google Patents
離脱ロック機構付きコネクタInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
カードのような相手側コネクタと嵌合接続されるコネク
タに関し、特に相手側コネクタを離脱させるためのイジ
ェクタとこのイジェクタをロックするためのロック機構
とを備えた離脱ロック機構付きコネクタに関するもので
ある。
11,図12を用いて説明する。図示のコネクタは、相
手側コネクタの対応コンタクト(いずれも図示せず)に
接続するための導電性ピンコンタクト6を備えると共
に、対応コンタクトをピンコンタクト6に対して接触・
離脱する方向に移動させ得るように相手側コネクタに嵌
合する枠体2と、この枠体2に前記接触・離脱の方向に
進退自在に設けられ、進行動作により対応コンタクトを
ピンコンタクト6に対して離脱させる方向に相手側コネ
クタを移動させるイジェクタ4とを備えている。またこ
の種のコネクタは、必要に応じてイジェクタ4をロック
できるロック機構を備えている。
いる。ロック部材5は、ガイド部14の一端側に設けら
れた凹所40内に、コネクタ1の厚さ方向(上下方向)
に移動できるように嵌合されており、イジェクタ4の先
端部41に対向している。
へ張り出しており、その下部の係合部42は、ロック部
材5がその上位置にあるときには何らイジェクタ4を拘
束しないが、下位置にあるときには、イジェクタ4の先
端部41の内側の係合凹所43に係合してイジェクタ4
を拘束する。したがって上位置を非ロック位置と呼び、
下位置をロック位置と呼ぶ。
ると、イジェクタ4の先端部41はロック部材5を逃げ
た場所に配置せねばならない。その上、ロック部材5の
移動方向が上下方向となっているため、コネクタの動作
に必要とされる範囲が上下に大きくなってしまう。
側コネクタを挿入するための挿入口をもつコネクタ前面
にて操作できるようにするには、イジェクタ4及びロッ
ク機構の両方をコネクタ前面から突出させなければなら
ないが、従来例では、ロック機構が必要とするスペース
を逃げるようにイジェクタ4を配置せねばならず、した
がってこのことによってもコネクタの幅方向あるいは高
さ方向で外形寸法が大きくなってしまう。
化した離脱ロック機構付きコネクタを提供することにあ
る。
コネクタが有する対応コンタクトに接続するためのコン
タクトを備えると共に、前記対応コンタクトを前記コン
タクトに対して接触・離脱する方向に移動させ得るよう
に前記相手側コネクタに嵌合する枠体と、該枠体に前記
接触・離脱の方向に進退自在に設けられ、進行動作によ
り前記対応コンタクトを前記コンタクトに対して離脱さ
せる方向に前記相手側コネクタを移動させるイジェクタ
とを備えたコネクタにおいて、前記イジェクタにロック
位置と非ロック位置との間で往復移動自在なロック部材
を設け、該ロック部材は、前記ロック位置にある時に、
前記枠体と係合して該イジェクタをロックするものであ
ることを特徴とする離脱ロック機構付きコネクタが得ら
れる。
る。
構付きコネクタの斜視図でロック解除状態を示し、図2
は同斜視図でロック状態を示し、図3は同分解斜視図、
図4は、ロック解除状態において、ロック機構部分を拡
大した斜視図、図5はロック状態においてロック機構部
分を拡大した斜視図、図6はロック機構部分の分解斜視
図、図7はこの離脱ロック機構付きコネクタの平面図及
び正面図を示す。
タ1は、電気絶縁性の枠体2と、枠体2に回転自在に取
り付けられたレバー3と、枠体2に矢印60方向で進退
自在に設けられたイジェクタ4と、イジェクタ4の動作
をロックするロック部材5とを備えている。
ンタクト6が固定されている。枠体2は、ICカードや
メモリカード等のソケット型の相手側コネクタ80を矢
印60の方向に嵌合、離脱可能に受け入れる中空部7を
有すると共に、相手側コネクタ80を中空部7へ挿入す
るためのコネクタ挿入口8を有している。
にコンタクト6と接触することができる対応コンタクト
(図示せず)を備えている。
イドフレーム9とコンタクトフレーム10から構成さ
れ、両者は係合凸部11と係合凹部12との相互係合に
より結合されている。ガイドフレーム9は相手側コネク
タ80の両側縁を摺動自在に受け入れて、これを案内す
る互いに平行な一対のガイド部13,14を両側に備え
ている。一方のガイド部14の外側には、ガイド部14
に沿ってイジェクタ4を進退自在に保持するホルダ部1
5が設けられている。
一端側には、多数のピンコンタクト6が、コネクタの嵌
合方向と直交する方向に列設されている。コンタクトフ
レーム10は、内側に相手側コネクタ80の先端部を受
け入れることができる空間16を有している。この空間
16は、コンタクトフレーム10の他端側で開放してい
る。
すると共に、他端側に係合部18を有し、中間の軸19
を支点としてコンタクトフレーム10に対して回動す
る。軸19は、コンタクトフレーム10の上下プレート
26に形成された軸受孔20に嵌入されている。軸19
は、レバー3と一体に構成され、その軸線方向の中央部
に凹所21を有する。凹所21は、枠体2へ嵌合された
相手側コネクタ80先端側の側部との接触を回避するた
めのものであり、軸19の一部が、空間16の内にあっ
ても、相手側コネクタ80の空間16への進入を妨げな
いようになっている。押出し部17は、相手側コネクタ
80が枠体2内へ挿入されている状態では、空間16か
ら外れた位置にあるが、相手側コネクタ80が枠体2か
ら離脱した時には、イジェクタ4によって、軸19を中
心とする回転運動を与えられた結果、空間16内に突出
して、嵌合状態にある相手側コネクタ80を、空間16
から押し出す。
ってコンタクトフレーム10の側部まで伸び、先端がレ
バー3の係合部18に当接するようになっている。イジ
ェクタ4は、相手側コネクタ80の嵌合方向へ手で押し
込まれたイジェクト状態にある時に、レバー3を軸19
を中心として回転させ、押し出し部17を空間16内へ
突出させる。イジェクタ4を押す手を離すと、イジェク
タ4はバネ22により、元の位置へ復帰する。イジェク
タ4の先端部には、図6に最も良く示すように、溝部2
3および係合凹部24およびガイド溝25が設けられて
いる。
6、係合凸部27、ガイド28、スイッチ押し付け部2
9が設けられている。ロック部材5は、イジェクタ4の
先端部の溝部23内に配置され、係合凸部27とイジェ
クタの係合凹部24との作用によりイジェクタ4の進退
方向と直交する方向に移動可能となっているが、イジェ
クタ4の進退方向での移動は、ガイド28及びガイド溝
25の嵌合により不可能となっている。
ネクタ80の反対側に有る時、相手側コネクタ80の挿
入口8は開かれ、イジェクタ4は非ロック状態となり、
イジェクタ4の進退運動は自由となる。この状態を図4
に示す。
コネクタ80の側に有る時、コネクタ挿入口8はロック
部材5の一部によって閉ざされ、イジェクタ4はロック
状態となり、イジェクタ4の進退運動は不可能となる。
この状態を図5に示す。ここではロック部材5の一部が
開閉部材を構成していることが分かるであろう。
る二つのスイッチ端子31,32で構成されている。こ
れらのスイッチ端子31,32はガイド部14の嵌合凹
所33内に互いに内と外とで相対向するように組み込ま
れている。スイッチ端子31,32は、ロック部材5が
非ロック位置の時には、図8に示すように互いに接触し
ておらず、スイッチ30はOFFの状態になっている。
一方、ロック部材5がロック状態となると、ロック部材
5の裏側に有るスイッチ押し付け部29がスイッチ端子
に向かって移動するため、一方のスイッチ端子32を他
方のスイッチ端子31側に移動させ、図9に示すように
これらのスイッチ端子31,32を互いに接触させ、ス
イッチ30をONの状態になす。
ードを利用する機器本体へ組み込まれる。その場合、ス
イッチ30は機器本体の電源に接続されて、コネクタ1
への通電のON−OFFを切り替える役目を果たす。こ
の結果、コネクタ1への通電のON−OFFは、ロック
部材5がロック状態にあるか非ロック状態にあるかによ
って切り替え可能となる。
イジェクタの先端部にロック機構を備えることにより、
外形寸法を小形化するとともに、ロック機構の動作によ
り、スイッチのON−OFF並びに相手側コネクタ挿入
口の開閉を行なうことが可能な離脱ロック機構付きコネ
クタを提供できる。
ネクタを相手側コネクタと共に示したロック解除状態の
斜視図。
態の斜視図。
図。
ロック機構部分のロック解除状態の拡大斜視図。
図。
態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図。
スイッチ端子の非ロック状態を示す部分断面図。
面図。
視図。
ック状態の側面図。
ク状態の側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 相手側コネクタが有する対応コンタクト
に接続するためのコンタクトを備えると共に、前記対応
コンタクトを前記コンタクトに対して接触・離脱する方
向に移動させ得るように前記相手側コネクタに嵌合する
枠体と、該枠体に前記接触・離脱の方向に進退自在に設
けられ、進行動作により前記対応コンタクトを前記コン
タクトに対して離脱させる方向に前記相手側コネクタを
移動させるイジェクタとを備えたコネクタにおいて、前
記イジェクタにロック位置と非ロック位置との間で往復
移動自在なロック部材を設け、該ロック部材は、前記ロ
ック位置にある時に、前記枠体と係合して該イジェクタ
をロックするものであることを特徴とする離脱ロック機
構付きコネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の離脱ロック機構付きコネ
クタにおいて、スイッチが設けられ、該スイッチは、前
記ロック部材と連動するものであることを特徴とする離
脱ロック機構付きコネクタ。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の離脱ロック
機構付きコネクタにおいて、前記ロック部材がロック位
置にある時に、前記枠体の相手側コネクタ挿入口を閉
じ、前記ロック部材が非ロック位置にある時に、前記枠
体の相手側コネクタ挿入口を開くように、前記ロック部
材に連動する開閉部材が設けられていることを特徴とす
る離脱ロック機構付きコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5299637A JP2717349B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 離脱ロック機構付きコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5299637A JP2717349B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 離脱ロック機構付きコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07153525A JPH07153525A (ja) | 1995-06-16 |
JP2717349B2 true JP2717349B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=17875171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5299637A Expired - Fee Related JP2717349B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 離脱ロック機構付きコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2717349B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3784783B2 (ja) | 2002-07-03 | 2006-06-14 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
JP4669746B2 (ja) * | 2005-06-23 | 2011-04-13 | 矢崎総業株式会社 | 情報記憶媒体挿入機器 |
TW201140962A (en) * | 2010-02-15 | 2011-11-16 | Alps Electric Co Ltd | Connector for card |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5299637A patent/JP2717349B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07153525A (ja) | 1995-06-16 |
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