JP2714890B2 - フロ―ト弁 - Google Patents
フロ―ト弁Info
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- JP2714890B2 JP2714890B2 JP3229379A JP22937991A JP2714890B2 JP 2714890 B2 JP2714890 B2 JP 2714890B2 JP 3229379 A JP3229379 A JP 3229379A JP 22937991 A JP22937991 A JP 22937991A JP 2714890 B2 JP2714890 B2 JP 2714890B2
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- Japan
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Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 210000004907 gland Anatomy 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Float Valves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気体と液体の比重差を利
用して、開放又は密閉のフロ―トで弁手段を駆動し、気
液混合系から一方の流体を選択的に自動的に排出するフ
ロ―ト弁の構造に関する。上記フロ―ト弁は、気体と液
体が混在する系から気体又は液体の一方を選択的に自動
的に排出するときに用いる。蒸気配管系に発生する復水
を自動的に排出するスチ―ムトラップ、圧縮空気配管系
に発生する凝縮水を自動的に排出するエア―トラップ、
水配管系に混在する空気を自動的に排出するエア―ベン
ト等である。
用して、開放又は密閉のフロ―トで弁手段を駆動し、気
液混合系から一方の流体を選択的に自動的に排出するフ
ロ―ト弁の構造に関する。上記フロ―ト弁は、気体と液
体が混在する系から気体又は液体の一方を選択的に自動
的に排出するときに用いる。蒸気配管系に発生する復水
を自動的に排出するスチ―ムトラップ、圧縮空気配管系
に発生する凝縮水を自動的に排出するエア―トラップ、
水配管系に混在する空気を自動的に排出するエア―ベン
ト等である。
【0002】
【従来の技術】従来のフロ―ト弁を特公昭55−472
79号公報を参照して説明する。ここに示されたフロ―
ト弁は、密閉フリ―フロ―ト型スチ―ムトラップであ
る。入口と出口を有する弁ケ―シング内に弁室を形成
し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座部材を弁室
の底部に取り付け、球形のフロ―トを弁室内に自由状態
で配置し、弁室内に溜る復水の水位に応じてフロ―トが
浮上降下し、その外表面で直接弁口を開閉して復水を出
口から排出するものである。
79号公報を参照して説明する。ここに示されたフロ―
ト弁は、密閉フリ―フロ―ト型スチ―ムトラップであ
る。入口と出口を有する弁ケ―シング内に弁室を形成
し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座部材を弁室
の底部に取り付け、球形のフロ―トを弁室内に自由状態
で配置し、弁室内に溜る復水の水位に応じてフロ―トが
浮上降下し、その外表面で直接弁口を開閉して復水を出
口から排出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のフロ―ト弁にお
ける開弁力は、弁口面積と入口、出口の差圧から決定さ
れる。フロ―トの浮力による開弁力が同一の場合、入
口、出口の差圧が小さい場合は、弁口面積が大きなもの
であっても開弁できるが、差圧が大きい場合には、開弁
できない。従って、従来のフロ―ト弁においては、弁口
面積の異なる弁座部材を数種類作り、入口、出口の差圧
に応じて、最適の弁口面積の弁座部材を弁ケ―シングに
取付けることにより、フロ―ト弁を組立てなければなら
なかった。
ける開弁力は、弁口面積と入口、出口の差圧から決定さ
れる。フロ―トの浮力による開弁力が同一の場合、入
口、出口の差圧が小さい場合は、弁口面積が大きなもの
であっても開弁できるが、差圧が大きい場合には、開弁
できない。従って、従来のフロ―ト弁においては、弁口
面積の異なる弁座部材を数種類作り、入口、出口の差圧
に応じて、最適の弁口面積の弁座部材を弁ケ―シングに
取付けることにより、フロ―ト弁を組立てなければなら
なかった。
【0004】本発明の技術的課題は、従って、共通の弁
座部材を用いてフロ―ト弁の組立後に、入口、出口の差
圧に応じて弁口の開口面積を変更できるフロ―ト弁を得
ることである。
座部材を用いてフロ―ト弁の組立後に、入口、出口の差
圧に応じて弁口の開口面積を変更できるフロ―ト弁を得
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、入口と出口を
有する弁ケ―シング内に弁室を形成し、弁室と出口を連
通する弁口を開けた弁座部材を弁ケ―シングに取り付
け、弁室内に配置したフロ―トで弁手段を駆動して弁口
を開閉するものにおいて、弁座部材を球形に形成し、球
形弁座部材に開口面積の異なる複数の弁口を開け、それ
ぞれの弁口を弁手段で開閉される位置に回転せしめる弁
軸を球形弁座部材に連結したものである。
するために講じた本発明の技術的手段は、入口と出口を
有する弁ケ―シング内に弁室を形成し、弁室と出口を連
通する弁口を開けた弁座部材を弁ケ―シングに取り付
け、弁室内に配置したフロ―トで弁手段を駆動して弁口
を開閉するものにおいて、弁座部材を球形に形成し、球
形弁座部材に開口面積の異なる複数の弁口を開け、それ
ぞれの弁口を弁手段で開閉される位置に回転せしめる弁
軸を球形弁座部材に連結したものである。
【0006】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁軸を操作して球形弁座部材を回転せしめ、差圧が小さ
な場合は大きな開口面積の弁口を、差圧が大きな場合は
小さな開口面積の弁口を弁手段で開閉されるように位置
せしめる。従って、入口、出口の差圧に応じて、球形弁
座部材を回転せしめることにより、共通の弁座部材を用
いてフロ―ト弁の組立後に、入口、出口の差圧に応じて
弁口面積を変更できるフロ―ト弁を得ることができる。
弁軸を操作して球形弁座部材を回転せしめ、差圧が小さ
な場合は大きな開口面積の弁口を、差圧が大きな場合は
小さな開口面積の弁口を弁手段で開閉されるように位置
せしめる。従って、入口、出口の差圧に応じて、球形弁
座部材を回転せしめることにより、共通の弁座部材を用
いてフロ―ト弁の組立後に、入口、出口の差圧に応じて
弁口面積を変更できるフロ―ト弁を得ることができる。
【0007】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1ないし図5参照)。本体1に蓋2をボルト
3で締結し、内部に弁室4を有する弁ケ―シングを形成
する。本体1と蓋2の間にはガスケット5を介在せしめ
て両者の気密を保つ。本体1の上部に入口6と出口7を
同一軸上に形成する。入口6と出口7にはそれぞれ配管
接続用のめねじを形成する。出口7は弁室4の下部側壁
に開けた弁座部材取付口8と排出通路9を通して弁室4
に連通している。
明する(図1ないし図5参照)。本体1に蓋2をボルト
3で締結し、内部に弁室4を有する弁ケ―シングを形成
する。本体1と蓋2の間にはガスケット5を介在せしめ
て両者の気密を保つ。本体1の上部に入口6と出口7を
同一軸上に形成する。入口6と出口7にはそれぞれ配管
接続用のめねじを形成する。出口7は弁室4の下部側壁
に開けた弁座部材取付口8と排出通路9を通して弁室4
に連通している。
【0008】弁座部材取付口8に環状段部を形成して環
状弁座10を配置する。環状弁座10に当てて球形弁座
部材11を配置し、プラグ12を本体1にねじ結合して
保持する。プラグ12と本体1との間の気密をガスケッ
ト13で保つ。プラグ12の先端にも環状段部を形成し
て球形弁座部材11との間に環状弁座14を配置する。
球形弁座部材11に異なる開口面積の弁口15、16、
17、18を開ける。弁口15の開口面積が最も小さ
く、弁口16、17、18へと順次開口面積を大きく形
成している。
状弁座10を配置する。環状弁座10に当てて球形弁座
部材11を配置し、プラグ12を本体1にねじ結合して
保持する。プラグ12と本体1との間の気密をガスケッ
ト13で保つ。プラグ12の先端にも環状段部を形成し
て球形弁座部材11との間に環状弁座14を配置する。
球形弁座部材11に異なる開口面積の弁口15、16、
17、18を開ける。弁口15の開口面積が最も小さ
く、弁口16、17、18へと順次開口面積を大きく形
成している。
【0009】球形弁座部材11に溝19を形成し、本体
1を貫通して配置した弁軸20を嵌合せしめる。弁軸2
0のフランジ部の上面にシ―ル部材21を配置し、上面
からホルダ―22で締付けてグランド部の気密を保つ。
ホルダ―22の上面にハンドル23と座金24、25と
すべり板26を配置し、ナット27を弁軸20にねじ結
合する。
1を貫通して配置した弁軸20を嵌合せしめる。弁軸2
0のフランジ部の上面にシ―ル部材21を配置し、上面
からホルダ―22で締付けてグランド部の気密を保つ。
ホルダ―22の上面にハンドル23と座金24、25と
すべり板26を配置し、ナット27を弁軸20にねじ結
合する。
【0010】弁室4内に中空の球形フロ―ト28を自由
状態で配置する。フロ―ト28はその外表面が直接球形
弁座部材11に離着座し弁口を開閉する。弁室4の底壁
にフロ―ト28を閉弁位置で保持するフロ―ト座29を
形成する。
状態で配置する。フロ―ト28はその外表面が直接球形
弁座部材11に離着座し弁口を開閉する。弁室4の底壁
にフロ―ト28を閉弁位置で保持するフロ―ト座29を
形成する。
【0011】図1の状態は入口6、出口7の差圧が最も
大きな場合における球形弁座部材11の回転位置であ
り、開口面積の最も小さな弁口15が弁室4に面してフ
ロ―ト28で開閉される。弁室4は弁口15から弁口1
6、18と排出通路9を介して出口7に連通する。差圧
が順次小さくなるにしたがって、ハンドル23で弁軸2
0を回転せしめ、図3ないし図5に示すように、反時計
回りに90度ずつ球形弁座部材11を回転せしめて、弁
口16、17、18の順に弁室4に対面せしめる。
大きな場合における球形弁座部材11の回転位置であ
り、開口面積の最も小さな弁口15が弁室4に面してフ
ロ―ト28で開閉される。弁室4は弁口15から弁口1
6、18と排出通路9を介して出口7に連通する。差圧
が順次小さくなるにしたがって、ハンドル23で弁軸2
0を回転せしめ、図3ないし図5に示すように、反時計
回りに90度ずつ球形弁座部材11を回転せしめて、弁
口16、17、18の順に弁室4に対面せしめる。
【0012】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本発明によれば、共通の弁座部材を用いてフ
ロ―ト弁の組立後に、入口、出口の差圧に応じて球形弁
座部位を回転せしめることにより、弁口の開口面積を変
更できるフロ―ト弁を得ることができる。
記のように本発明によれば、共通の弁座部材を用いてフ
ロ―ト弁の組立後に、入口、出口の差圧に応じて球形弁
座部位を回転せしめることにより、弁口の開口面積を変
更できるフロ―ト弁を得ることができる。
【図1】本発明の実施例のフロ―ト弁の断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の球形弁座部材を90度回転せしめた断面
図である。
図である。
【図4】図1の球形弁座部材を180度回転せしめた断
面図である。
面図である。
【図5】図1の球形弁座部材を270度回転せしめた断
面図である。
面図である。
1 本体 2 蓋 4 弁室 6 入口 7 出口 11 球形弁座部材 15、16、17、18 弁口 20 弁軸 28 フロ―ト
Claims (1)
- 【請求項1】 入口と出口を有する弁ケ―シング内に弁
室を形成し、弁室と出口を連通する弁口を開けた弁座部
材を弁ケ―シングに取り付け、弁室内に配置したフロ―
トで弁手段を駆動して弁口を開閉するものにおいて、弁
座部材を球形に形成し、球形弁座部材に開口面積の異な
る複数の弁口を開け、それぞれの弁口を弁手段で開閉さ
れる位置に回転せしめる弁軸を球形弁座部材に連結した
フロ―ト弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3229379A JP2714890B2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | フロ―ト弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3229379A JP2714890B2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | フロ―ト弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544894A JPH0544894A (ja) | 1993-02-23 |
JP2714890B2 true JP2714890B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=16891258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3229379A Expired - Fee Related JP2714890B2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | フロ―ト弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2714890B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4648079B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-03-09 | 株式会社テイエルブイ | 排気弁 |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP3229379A patent/JP2714890B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544894A (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
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