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JP2701118B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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Publication number
JP2701118B2
JP2701118B2 JP5049963A JP4996393A JP2701118B2 JP 2701118 B2 JP2701118 B2 JP 2701118B2 JP 5049963 A JP5049963 A JP 5049963A JP 4996393 A JP4996393 A JP 4996393A JP 2701118 B2 JP2701118 B2 JP 2701118B2
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JP
Japan
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destination
data
navigation device
route
current position
Prior art date
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JP5049963A
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English (en)
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JPH06243395A (ja
Inventor
誠一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12845685&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2701118(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP5049963A priority Critical patent/JP2701118B2/ja
Publication of JPH06243395A publication Critical patent/JPH06243395A/ja
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  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナビゲーション装置に
係り、詳細には、目的地や出発地の設定から経路案内開
始までの処理を効率的に行うナビゲーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地理に不案内な運転者に対して目的地ま
で経路案内を行うための装置として、ナビゲーション装
置があり、その開発が盛んに行われている。ナビゲーシ
ョン装置で経路案内を行う場合、まず、目的地や出発地
の設定を行う設定処理と、設定された両地点間を自動車
で移動する経路を設定する経路探索処理が行われる。設
定処理では、運転者によって入力された目的地、出発地
に対応する目的地データ、例えば座標データや近接する
交差点のデータ等を検索し、その目的地データを記憶す
る。目的地等の入力は、運転者が自動車に搭載されたタ
ッチパネル等の入力装置を操作することにより行われ
る。具体的には、目的地の地名を直接文字入力し、目的
地の電話番号を入力し、または、メニュー方式により県
名から町名へと順次ディスプレイ表示される目的地リス
トから目的地を選択することで入力している。なお、例
えば、GPS(グローバル・ポジショニング・システ
ム)等で車両の現在位置を検出し、その現在位置データ
を出発地として使用する場合もある。一方、経路探索処
理では、設定処理で得られた目的地データ、出発地デー
タで特定される両地点間の経路を、データベースに格納
された経路探索用の地図データや交差点データ等の道路
データから算出し、その経路を記憶する。ナビゲーショ
ン装置では、このようにし算出された経路に従って、
順次目的地までの経路や車両の進路方向を示す矢印等を
道路地図と共にディスプレイに表示して経路案内を行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のナビゲーション
装置では、設定処理で行われる目的地の入力を、車内に
配置された入力装置から行っていため、操作性があまり
良くなく、これに比例して入力時間も長くなっていた。
そこで、本発明の目的は、目的地の設定処理を効率よく
行い、経路案内を速やかに開始することが可能なナビゲ
ーション装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、車両の現在位置を確認する現在位置確認手段と、地
図データや交差点データ等の道路データを記憶している
記憶手段と、目的地情報を車外の外部装置から無線通信
により受信する受信手段と、この受信手段で受信した目
的地情報と前記現在位置確認手段で確認した現在位置デ
ータと前記記憶手段の道路データとから目的地までの経
路探索を行う経路探索手段と、この経路探索手段で探索
した経路の経路データと前記現在位置確認手段で確認し
た現在位置データおよび前記記憶手段の道路データとか
ら目的地までの経路案内をする経路案内手段とをナビゲ
ーション装置に具備させて前記目的を達成する。
【0005】
【作用】請求項1記載のナビゲーション装置では、車外
の外部装置から無線通信により送信された目的地情報を
受信手段が受信すると、現在位置確認手段が車両の現在
位置を確認し、経路探索手段が、この確認した現在位置
データと前記受信手段で受信した目的地情報と前記記憶
手段の道路データとから目的地までの経路探索を行う。
経路案内手段は、この経路探索手段で探索した経路のデ
ータと前記現在位置確認手段で確認した現在位置のデー
タと前記記憶手段の道路データとによって目的地までの
経路案内をする。
【0006】
【実施例】以下、本発明のナビゲーション装置における
実施例を図1から図8を参照して詳細に説明する。図1
は、第1の実施例におけるナビゲーション装置1の構成
をブロックで表したものである。このナビゲーション装
置1は、目的地設定や経路探索や経路案内等を行う演算
処理装置4を備えている。この演算処理装置4には、図
示しない各種インターフェイスを介して、現在位置検出
装置3、通信装置5、画像表示装置6、および、入力装
置30が接続されている。入力装置30は、本実施例の
機能を使用しないで目的地等を入力する場合や、旅行先
で新たな目的地等を入力するとき等の本実施例の機能を
使用できない場合等に使用される。
【0007】通信装置5およびアンテナ1aは、パーソ
ナルコンピュータ等の外部端末で設定され、送信される
起動信号や目的地データを受信し、演算処理装置4に供
給するようになっている。記憶装置7は、CD−ROM
やICカード等の各種記憶媒体で構成されている。この
記憶装置7には、目的地の座標データや目的地に近接し
た交差点のデータ等からなる目的地設定のための目的地
データ及び地図データや道路データ等の経路探索に必要
な各種道路情報が格納されている。現在位置検出装置3
は、図示しないが、GPS衛星や路上に設置されたビー
コンからの電波を受信するための受信装置や、光ジャイ
ロセンサーや地磁気センサー等の各種方位センサー、ま
た、車速センサー、ホイルセンサー、ステアリングセン
サー等を備えている。この現在位置検出装置3は、主と
して、GPS受信装置によって自動車の現在(絶対)位
置(緯度、経度によって決まる座標)を決定する。ま
た、各種センサーから検出した実走行距離や方位データ
とを組み合わせることによって、精度の高い位置決定が
行われるようになっている。なお、受信装置のアンテナ
3aは、精度を高めるため車両の前後二ヶ所に配置され
ている。また、本実施例では、経路探索に必要な出発地
の設定は、この現在位置検出装置3による現在位置デー
タを基に行われるようになっている。
【0008】演算処理装置4は、CPU(中央処理装
置)10および、このCPU10にデータバス等のバス
ラインを介して接続されたROM(リード・オンリ・メ
モリ)8とRAM(ランダム・アクセス・メモリ)9を
備えている。CPU10は、通信装置5で受信した目的
地データと記憶装置7及び現在位置検出装置3からの各
種データを基に、経路の算出や進路方向の判断等の経路
案内に必要な各種処理を行う。またCPU10は、外部
端末から送信される起動信号を通信装置5で受信したか
否かを監視し、受信した場合には、各種装置を起動する
ようになっている。これらの処理をCPU10で行うた
めの各種プログラムがROM8に格納されており、CP
U10の処理におけるワーキングメモリとしてRAM9
が使用されるようになっている。
【0009】画像表示装置6は、CRTディスプレイ、
液晶ディスプレイ等で構成され、経路案内に必要な各種
案内情報が表示される。例えば、CPU10を介して記
憶装置7から送られた地図データ等を基に描画した地図
が表示されると共に、この地図上にCPU10から送ら
れてくる車両の現在位置やCPU10が算出した経路及
び進路方向を指示する矢印等が画像表示されるようにな
っている。
【0010】図2は、本実施例によるナビゲーション装
置1と、このナビゲーション装置1を外部から起動し、
目的地の入力処理等を行うための外部端末2との関係を
表したものである。外部端末2としては、パーソナルコ
ンピュータ2aと電子手帳2b及び電話機2c等の各種
入力装置が使用されるが、この実施例では、パーソナル
コンピュータ2aを用いた場合に従って説明する。図2
に示されるように、ナビゲーション装置1は車両13に
搭載されている。一方、パーソナルコンピュータ2a
は、この車両13とは別の場所、例えば、家庭やオフィ
ス等の車外に設置されており、これらの場所で、ナビゲ
ーション装置1の起動および目的地の入力処理が行われ
るようになっている。ナビゲーション装置1と外部端末
2とは、電話回線によって接続されている。なお、この
電話回線の代わりに無線による専用回線を用いてもよ
い。
【0011】パーソナルコンピュータ2aは、ディスプ
レイDおよび、文字・数字を入力するキーボードK、図
示しないマウス等の入力装置を備えている。目的地の入
力はこの入力装置から目的地の地名や電話番号を直接入
力することによって行われる。パーソナルコンピュータ
2aは、階層構造の目的地リストで構成されるデータベ
ースを備えており、キーボードKからの入力に対応する
目的地をデータベースから検索する。検索により得られ
た目的地データは起動信号と共にナビゲーション装置1
に送信するようになっている。ここで、目的地は目的地
を示すコードで表され、データベース22には、この目
的地のコードと、そのコードに対応した電話番号や住
所、目的地名等が格納されている。
【0012】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。図3は、本実施例におけるナビゲー
ション装置1とパーソナルコンピュータ2aとの機能分
担について表したものである。パーソナルコンピュータ
2aは、操作者によって目的地の地名や電話番号が入力
されると(矢印A)、データベース22から目的地情報
としての目的地コードを検索する目的地検索機能21を
有する。また、検索した目的地コードを電話回線を介し
てナビゲーション装置1へと送信する(矢印B)通信機
能23を有する。一方、ナビゲーション装置1は、パー
ソナルコンピュータ2aから送られてきた目的地コード
を受信する通信機能11と、受信した目的地コードを基
に記憶装置7のデータベース14から目的地データを検
索し、目的地の設定(記憶)する目的地設定機能12を
有する。経路探索は、この設定された目的地コードを用
いて行われる。
【0013】図4は、パーソナルコンピュータ2aにお
ける目的地コードの検索、送信の流れを示したものであ
る。まずパーソナルコンピュータ2aは、操作者によっ
てキーボードKから目的地や電話番号等の入力がされた
か否かを監視している(ステップ1)。目的地が入力さ
れると(ステップ1;Y)、このパーソナルコンピュー
タ2aは、目的地検索プログラムに従って、データベー
ス22の目的地リストから目的地コードを検索する(ス
テップ2)。検索が終了すると、パーソナルコンピュー
タ2aは、ナビゲーション装置1との間の電話回線を接
続し(ステップ3)、データ送信可能な状態にする。そ
して、所定の起動信号と共に検索した目的地コードをナ
ビゲーション装置1に送信して(ステップ4)、処理を
終了する。
【0014】図5は、ナビゲーション装置1における目
的地設定から経路探索までの事前設定処理の流れを表し
たものである。ナビゲーション装置1では、パーソナル
コンピュータ2aからの起動信号を通信装置5で受信し
たか否かをCPU10で監視している(ステップ5)。
なお、この監視プログラムが常時起動しており、経路探
索のためのプログラムや現在位置検出装置3、画像表示
装置6等は起動していない。CPU10は起動信号の受
信を検出すると(ステップ5;Y)、ナビゲーション装
置1全体を起動する(ステップ6)と共に、パーソナル
コンピュータ2aからの目的地コードを受信する(ステ
ップ7)。CPU10は目的地コードを受信すると、記
憶装置7に格納された道路情報から、目的地コードで特
定される目的地の座標データ等からなる目的地データを
検索しRAM9の所定エリアに格納する。(ステップ
8)。
【0015】一方、ナビゲーション装置1の起動により
現在位置検出装置3は、各種センサで検出したデータや
受信装置での受信データをCPU10に供給している。
CPU10は、供給されるデータから車両の現在位置を
特定し、RAM9に格納した目的地データに対応する目
的地までの経路探索処理を行う(ステップ9)。経路探
索による経路データは、RAM9の所定エリアに保存し
(ステップ10)、現在位置検出装置3等の起動を停止
すると共に、パーソナルコンピュータ2aに事前設定処
理が終了したことを示すメッセージを送信した後に回線
切断して(ステップ11)、処理を終了する。なお、
目的地コードの受信完了により、パーソナルコンピュー
タ2aにデータ受信完了のメッセージを送信し、その後
に回線を切断するようにしてもよい。
【0016】図6は運転者が車両に乗車した後のナビゲ
ーション装置の動作を表したものである。CPU10
は、事前設定処理(ステップ5〜11)の後に、イグニ
ッションがONされたか否かを監視している(ステップ
12)。運転者が車両に乗車してイグニッションをON
にすると(ステップ12;Y)、CPU10は、ナビゲ
ーション装置全体を再び起動させる(ステップ13)。
そして、ナビゲーション装置1では、事前設定処理にお
いてRAM9の所定エリアに格納されている目的地デー
タ、経路データに従って、画像表示装置6に目的地と経
路を表示し(ステップ14)、運転者に対して確認を求
める(ステップ15)。
【0017】目的地に変更があった場合等には(ステッ
プ15;N)、ナビゲーション装置1の入力装置30か
ら再び目的地を入力し、再度経路探索を行う目的地変更
処理を行う(ステップ16)。目的地の確認が取れた場
合(ステップ15;Y)、および目的地変更処理(ステ
ップ16)の後、ナビゲーション装置1は、現在位置検
出装置3で検出した現在位置データと保存しておいた経
路データから、車両の進路を判断して、経路案内を開始
する(ステップ17)。すなわち、運転者の所望のスケ
ールで描画した地図と共に探索した経路や進路方向を示
す矢印等の案内情報を画像表示装置6に表示させる。運
転者はこの表示された案内情報を確認することにより、
経路案内される。
【0018】以上説明した実施例では、外部端末2とし
てパーソナルコンピュータ2aを用いた場合について説
明したが、図2に示すような電子手帳2bを用いてもよ
い。この場合にも、電子手帳2bにおいて目的地の入力
と目的地検索とが行われ、そして目的地コードと起動信
号をナビゲーション装置1に送信する。このように外部
端末2として電子手帳2bを用いれば、電子手帳2bは
携帯性に優れるので、携帯電話等と組み合わせることに
より、パーソナルコンピュータ2aのように設置場所を
限定されることなく、外出先等からもナビゲーション装
置1を起動し、目的地コードを送信することができる。
【0019】また、外部端末2として電話機2cを用い
た場合には、入力できる文字が数字に限定にされるの
で、目的地の入力は、目的地の電話番号を入力すること
により行うか、あるいは目的地毎に予めコード番号を与
えておいて、いきたい目的地のコード番号を入力する等
して行うこととなる。電話機2cから電話番号が送信さ
れた場合には、目的地コードの検索をナビゲーション装
置1が行う。このように外部端末2として広く普及して
いる電話機2cを用いれば、パーソナルコンピュータ2
aや電子手帳2bと比べて、さらに入力が容易になる。
【0020】以上説明したように、本実施例のナビゲー
ション装置1によれば、目的地入力処理を車両とは別の
場所に設けられた外部端末2によって行うので、車両に
乗車しなくても直ちに目的地の設定ができる。また、電
話回線を介して受信した目的地コードから予め目的地の
設定や経路探索をナビゲーション装置1において行うの
で、運転者は乗車後直ちにナビゲーション装置1による
経路案内を受けることができる。また、本実施例では、
ナビゲーション装置1と外部端末2とを電話回線で接続
するので、ナビゲーション装置1と外部端末2との間の
距離が制限されず各所においてナビゲーション装置1を
起動することができる。
【0021】また、外部端末2として、オフィスに設置
されたパーソナルコンピュータ2aを用いた場合には、
オフィスワークの一環として目的地の入力を行うことが
できる。また、このパーソナルコンピュータ2aはフル
キーボードKを有するので、従来のようにメニュー方式
で目的地を選択する場合に比べて、単独で目的地の地名
を文字入力することができ、入力処理が容易になる。
【0022】また、例えば、観光地巡り等において複数
の目的地を設定する場合、パーソナルコンピュータ2a
で各目的地毎の検索が終了する毎に目的地データをナビ
ゲーション装置1に送信するようにしてもよい。ナピゲ
ーション装置1では、パーソナルコンピュータ2aで次
の目的地検索を行う間に事前設定処理と経路探索処理
を行うこととなる。このように、目的地入力処理と目的
地設定及び経路探索の処理とを並行して行うことで、複
数の目的地の設定や経路探索を効率よく行うことができ
る。
【0023】次に、本発明のナビゲーション装置の第2
の実施例について説明する。なお、第1の実施例と同一
の部分には同一の符号を付して、適宜その説明を省略す
ることとする。この第2の実施例では、目的地や出発地
の入力、設定、経路探索及び探索した経路データのナビ
ゲーション装置への転送等の処理が外部端末2で行わ
れ、一方、ナビゲーション装置では、経路データの受信
及び経路案内の処理が行われるようになっている。パー
ソナルコンピュータ2aは、目的地の検索、出発地の検
索、設定及び経路探索、探索した経路データのナビゲー
ション装置への転送等のプログラムを備えている。パー
ソナルコンピュータ2aのデータベース22には、目的
地の地名データやコードデータの他に、目的地の設定に
必要な各目的地の座標データや交差点データ及び出発地
の検索、設定に必要な特徴物データや交差点名データ等
で構成される出発地リスト、更には経路探索に必要な道
路データ等が含まれる。このデータベースは、CD−R
OM等の大容量の記憶装置に格納されている。
【0024】図7は、このような本実施例におけるパー
ソナルコンピュータ2aでの目的地の入力から経路デー
タの送出までの処理の流れを表したものである。パーソ
ナルコンピュータ2aのキーボードKから目的地が入力
されると(ステップ12;Y)、データベース22の目
的地リストから目的地の座標データや交差点データ等の
目的地データを検索し(ステップ22)、図示しないR
AMの所定領域に格納する(ステップ23)。次にパー
ソナルコンピュータ2aは、出発地が入力さたか否かを
監視する(ステップ24)。車両の現在位置付近にある
川や建物の名等の特徴物名や交差点名が出発地として入
力されると(ステップ24;Y)、出発地リストからそ
の出発地の座標データ等(出発地データ)を検索し(ス
テップ25)、RAMの所定領域に格納する(ステップ
26)。
【0025】次に、パーソナルコンピュータ2aは、目
的地データや出発地データ及びデータべース22の道路
データを基に、経路探索プログラムに従って、目的地ま
での経路を探索する(ステップ27)。経路探索が終了
すると、パーソナルコンピュータ2aのディスプレイD
にデータベースの地図データを基に所定のスケールで地
図を描画すると共にこの地図上に経路を表示し、操作者
に確認を求める(ステップ28)。経路が確認されると
(ステップ28;Y)、ナビゲーション装置1との回線
を接続し(ステップ29)、起動信号、出発地データ、
目的地データおよび経路データを電話回線を介してナビ
ゲーション装置1へと送信して(ステップ30)、処理
を終了する。
【0026】図8は、本実施例のナビゲーション装置1
における処理の流れを表したものである。ナビゲーショ
ン装置1では、CPU10が通信装置5でパーソナルコ
ンピュータ2aからの起動信号を受信したか否かを監視
している(ステップ31)。なお、この監視プログラム
のみが常時起動しており、(ステップ31)、経路探索
のためのプログラムや現在位置検出装置3、画像表示装
置6等は起動していない。CPU10は起動信号の受信
を検出すると(ステップ31;Y)、ナビゲーション装
置1全体を起動することなく、目的地データ、出発地デ
ータおよび経路データを受信して(ステップ32;
Y)、RAM9の所定エリアに格納して(ステップ
)、処理を終了する。
【0027】運転者が車両に乗車した後のナビゲーショ
ン装置の動作は、第1の実施例における図6のフローチ
ャートと同様に行われるので、説明を省略する。以上述
べたように、本実施例によるナビゲーション装置によれ
ば、車両に乗車する前に外部端末2で経路探索まで行っ
てしまうので、家庭またはオフィス等で予め探索した経
路を確認することが可能になる。
【0028】以上、本発明の各実施例によるナビゲーシ
ョン装置について説明したが、本発明はこの構成に限定
されるものではない。例えば、ナビゲーション装置1と
パーソナルコンピュータ2aとを結ぶ通信回線として、
専用の通信回線や赤外線あるいはFM電波等による無線
回線を用いてもよい。また、外部端末2として例えば、
通信機能を有するワードプロセッサ等を用いてもよい。
パーソナルコンピュータ2aによる目的地の入力につい
ては、ディスプレイDに県名から町名へと順にメニュー
方式で地名リストを表示し、この順に表示される地名リ
ストに従ってこの中から地名を選択することにより目的
地の地名を入力するようにしてもよい。更に、以上説明
した実施例では、ナビゲーション装置を起動させるため
に、パーソナルコンピュータ2aから起動信号を送信す
ることとしたが、目的地コードを起動信号と兼用するよ
うにしてもよい。すなわち、CPU10は、目的地コー
ドの受信を通信装置5で受信したことを検出すると、ナ
ビゲーション装置を起動する。また、CPU10は、パ
ーソナルコンピュータ2aからの回線接続要求を監視
し、接続要求があった場合にナビゲーション装置を起動
するようにしてもよい。
【0029】第1の実施例では、出発地の設定は現在位
置検出装置3で検出した現在位置データを基に行ってい
たが、第2の実施例のように出発地をパーソナルコンピ
ュータ2aで入力し、この出発地データを目的地データ
と共にパーソナルコンピュータ2aからナビゲーション
装置1へと転送することによって、ナビゲーション装置
1ではこの転送された出発地データを基に出発地の設定
を行うようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のナビゲーシ
ョン装置によれば、車外から目的地の設定を行うので、
運転者は、車内における煩わしい目的地の設定処理を行
うことなくナビゲーション装置による経路案内を受ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるナビゲーション装
置の詳細を示すブロック図である。
【図2】同ナビゲーション装置と外部端末との関係を示
した概略図である。
【図3】同ナビゲーション装置と外部端末との機能分担
を示す概念図である。
【図4】第1の実施例において外部端末としてパーソナ
ルコンピュータを用いた場合のパーソナルコンピュータ
上での目的地の入力処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図5】第1の実施例によるナビゲーション装置におけ
る目的地の設定及び経路探索の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】同ナビゲーション装置の車両乗車後の動作を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例において外部端末として
パーソナルコンピュータを用いた場合のパーソナルコン
ピュータ上での処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【図8】同実施例によるナビゲーション装置における処
理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 装置本体 1a 受信アンテナ 2 パーソナルコンピュータ 3 現在位置検出装置 3a アンテナ 4 演算処理装置 5 通信装置 7 記憶装置 8 ROM 9 RAM 10 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−79200(JP,A) 特開 平4−148884(JP,A) 特開 平4−331313(JP,A) 特開 平5−289997(JP,A) 特開 平5−265376(JP,A) 実開 平5−57618(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の現在位置を確認する現在位置確認
    手段と、 地図データや交差点データ等の道路データを記憶してい
    る記憶手段と、 目的地情報を車外の外部装置から無線通信により受信す
    る受信手段と、 この受信手段で受信した目的地情報と前記現在位置確認
    手段で確認した現在位置データと前記記憶手段の道路デ
    ータとから目的地までの経路探索を行う経路探索手段
    と、 この経路探索手段で探索した経路の経路データと前記現
    在位置確認手段で確認した現在位置データおよび前記記
    憶手段の道路データとから目的地までの経路案内をする
    経路案内手段とを具備することを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、自動車電話受信装置、
    赤外線受信装置、またはFM受信装置の少なくとも1つ
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のナビゲ
    ーション装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、パーソナルコンピュー
    タ、電子手帳等の携帯用電子情報機器、電話器、通信機
    能を有するワードプロセッサの少なくとも1の車外の
    部装置から送信されるデータを受信することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段で受信する目的地情報は、
    目的地の住所、電話番号、目的地名、またはこれらに対
    応する目的地コード情報であることを特徴とする請求項
    1に記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記受信手段で受信する目的地情報は、
    目的地の座標データであることを特徴とする請求項1に
    記載のナビゲーション装置。
JP5049963A 1993-02-16 1993-02-16 ナビゲーション装置 Expired - Lifetime JP2701118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5049963A JP2701118B2 (ja) 1993-02-16 1993-02-16 ナビゲーション装置

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JP35455996A Division JP2897000B2 (ja) 1996-12-19 1996-12-19 ナビゲーション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06243395A JPH06243395A (ja) 1994-09-02
JP2701118B2 true JP2701118B2 (ja) 1998-01-21

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ID=12845685

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