JP2687666B2 - 複合加熱調理器 - Google Patents
複合加熱調理器Info
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- 238000010411 cooking Methods 0.000 title description 15
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 41
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 17
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電熱ヒーターと電波の両方による加熱調理
が可能な複合加熱調理器に関する。
が可能な複合加熱調理器に関する。
従来の技術 以上に従来の複合加熱調理器について第2図とともに
説明する。
説明する。
従来電熱ヒーター4によるグリル機能と電波による電
子レンジ機能の両方を備えた複合加熱調理器において
は、グリル機能による調理(以下、グル調理と称する)
モード時または、グリル機能と電子レンジ機能とを同時
または交互に動作させて調理するモード時には、第2図
のように電気室内の部品を冷却したり、調理器の外装部
分の温度を下げるために冷却ファン3を動作させてい
た。
子レンジ機能の両方を備えた複合加熱調理器において
は、グリル機能による調理(以下、グル調理と称する)
モード時または、グリル機能と電子レンジ機能とを同時
または交互に動作させて調理するモード時には、第2図
のように電気室内の部品を冷却したり、調理器の外装部
分の温度を下げるために冷却ファン3を動作させてい
た。
冷却ファン3による風は電気部品等を冷却後、加熱室
2内へ導かれ、被調理物10から発せられる蒸気を室外へ
排出する構成になっていた。
2内へ導かれ、被調理物10から発せられる蒸気を室外へ
排出する構成になっていた。
発明が解決しようとする課題 本来、グリル調理は電熱ヒーターから発せられる強い
赤外線で食品の表面を焼くことによって調理するのであ
るが、多少とも厚みのある食品を調理するとき、食品の
中心部まで加熱するためには食品の雰囲気温度もある程
度上げてやらなければならない。
赤外線で食品の表面を焼くことによって調理するのであ
るが、多少とも厚みのある食品を調理するとき、食品の
中心部まで加熱するためには食品の雰囲気温度もある程
度上げてやらなければならない。
しかしながら上記の従来の構成では、グリル調理時に
電気部品を冷却後の風を加熱室内に入れると、加熱室内
が冷やされてしまい、食品の雰囲気温度が下がるためグ
リル調理がうまくできず、また調理時間が長くなるとい
う課題を有していた。
電気部品を冷却後の風を加熱室内に入れると、加熱室内
が冷やされてしまい、食品の雰囲気温度が下がるためグ
リル調理がうまくできず、また調理時間が長くなるとい
う課題を有していた。
また、食品の雰囲気温度を下げないためには電気部品
を冷却した後の風を加熱室内に入れないように、グリル
調理時には加熱室の風の取り入れ口をシャッターで塞ぐ
という方法もあるが、この場合は食品から発せられた蒸
気を強制排気することができないため、食品の表面に蒸
気の膜ができ、この膜によって赤外線が食品に吸収され
にくくなり、うまくグリル調理ができないという課題を
有していた。
を冷却した後の風を加熱室内に入れないように、グリル
調理時には加熱室の風の取り入れ口をシャッターで塞ぐ
という方法もあるが、この場合は食品から発せられた蒸
気を強制排気することができないため、食品の表面に蒸
気の膜ができ、この膜によって赤外線が食品に吸収され
にくくなり、うまくグリル調理ができないという課題を
有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、食品をバ
ランスよく、かつ安全にグリル調理できる複合加熱調理
器を提供することを目的とする。
ランスよく、かつ安全にグリル調理できる複合加熱調理
器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の複合加熱調理器
は、上壁面に風及び赤外線を通過させる開口部を設けた
加熱室と、前記加熱室に電波を供給する高周波発振器
と、前記加熱室の上壁の外に設けられた電熱ヒーター
と、前記電熱ヒーターの赤外線を加熱室内へ反射させる
反射板と、前記反射板の壁面に風を流入するために設け
た反射板の開口部と、前記高周波発振器を冷却する冷却
ファンと、前記冷却ファンによる風を前記反射板の開口
部へ導く通風路とを有し、前記冷却ファンによる風は前
記電熱ヒーターで加熱された後、前記加熱室の上壁面に
設けた開口部から加熱室内へ流入する構成とした。
は、上壁面に風及び赤外線を通過させる開口部を設けた
加熱室と、前記加熱室に電波を供給する高周波発振器
と、前記加熱室の上壁の外に設けられた電熱ヒーター
と、前記電熱ヒーターの赤外線を加熱室内へ反射させる
反射板と、前記反射板の壁面に風を流入するために設け
た反射板の開口部と、前記高周波発振器を冷却する冷却
ファンと、前記冷却ファンによる風を前記反射板の開口
部へ導く通風路とを有し、前記冷却ファンによる風は前
記電熱ヒーターで加熱された後、前記加熱室の上壁面に
設けた開口部から加熱室内へ流入する構成とした。
また、反射板の開口部より流入した風は、電熱ヒータ
ーと反射板の上壁面との間を流れる構成とした。
ーと反射板の上壁面との間を流れる構成とした。
作用 上記の構成により、電気部品を冷却した後の風は通風
路の中に設けた電熱ヒーターによって加熱され熱風に変
わる。したがって従来は冷風が加熱室内に入り加熱室内
が冷やされていたが、熱風が入ることにより逆に加熱室
内温度が均一に上昇し、食品の雰囲気温度が上がるた
め、厚みが不均一な食品をグリル調理する場合でも、一
番厚い部分の表面だけが焦げるだけでなく全体を均一に
焦がすことができる。また雰囲気温度が上がることによ
って食品の表面部分を焦がすだけでなく、食品の内部ま
で熱が通り、ちょうど良いグリル状態に仕上げることが
できる。
路の中に設けた電熱ヒーターによって加熱され熱風に変
わる。したがって従来は冷風が加熱室内に入り加熱室内
が冷やされていたが、熱風が入ることにより逆に加熱室
内温度が均一に上昇し、食品の雰囲気温度が上がるた
め、厚みが不均一な食品をグリル調理する場合でも、一
番厚い部分の表面だけが焦げるだけでなく全体を均一に
焦がすことができる。また雰囲気温度が上がることによ
って食品の表面部分を焦がすだけでなく、食品の内部ま
で熱が通り、ちょうど良いグリル状態に仕上げることが
できる。
実施例 以下、本発明の一実施例におけに複合加熱調理器につ
いて、第1図とともに説明する。図において、1は加熱
室2内に電波を供給するための高周波発振器で、冷却フ
ァン3により冷却される構成になっている。4は電熱ヒ
ーターで、加熱室2の室外上部に設けられ、これにより
発生した赤外線は加熱室2の上壁に設けられた開口部5
より加熱室2内へ照射される。
いて、第1図とともに説明する。図において、1は加熱
室2内に電波を供給するための高周波発振器で、冷却フ
ァン3により冷却される構成になっている。4は電熱ヒ
ーターで、加熱室2の室外上部に設けられ、これにより
発生した赤外線は加熱室2の上壁に設けられた開口部5
より加熱室2内へ照射される。
6は反射板で、電熱ヒーター4による赤外線を効率よ
く加熱室2内へ反射させる。
く加熱室2内へ反射させる。
反射板6には開口部7が設けられている。
冷却ファン3による風は、高周波発振器1を冷却後通
風路8を通って導かれ、反射板6の開口部7より入り、
電熱ヒーターと反射板6の間を流れ電熱ヒーター4によ
って加熱され熱風となった後、加熱室2の上壁の開口部
5から加熱室2内へ入る。
風路8を通って導かれ、反射板6の開口部7より入り、
電熱ヒーターと反射板6の間を流れ電熱ヒーター4によ
って加熱され熱風となった後、加熱室2の上壁の開口部
5から加熱室2内へ入る。
食品載置台9の上には被加熱食品10を電熱ヒーター4
に近づけるためのすのこ網11が載せられている。食品載
置台9はターンテーブルモーター12によって回転駆動さ
れる。
に近づけるためのすのこ網11が載せられている。食品載
置台9はターンテーブルモーター12によって回転駆動さ
れる。
発明の効果 以上のように本発明による複合加熱調理器では、以下
のような効果が得られる。
のような効果が得られる。
(1) 電気部品を冷却した後の風を電熱ヒーターによ
って加熱し、熱風にしてから加熱室内に入れているた
め、食品表面の蒸気膜を取り除くとともに食品の雰囲気
温度を上昇させることができ、そのために電熱ヒーター
から照射される赤外線と合わせて食品の側面部や中心部
を含めた食品全体をバランス良くグリル調理することが
できる。
って加熱し、熱風にしてから加熱室内に入れているた
め、食品表面の蒸気膜を取り除くとともに食品の雰囲気
温度を上昇させることができ、そのために電熱ヒーター
から照射される赤外線と合わせて食品の側面部や中心部
を含めた食品全体をバランス良くグリル調理することが
できる。
(2) 反射板と電熱ヒーターとの間に風を流すことに
より、食品から飛び散った油などが反射板に付着するこ
とを防止し、反射板の汚れを防ぐため、反射板の反射効
率が低下せず、初期の調理性能を維持することができ
る。
より、食品から飛び散った油などが反射板に付着するこ
とを防止し、反射板の汚れを防ぐため、反射板の反射効
率が低下せず、初期の調理性能を維持することができ
る。
(3) 反射板と電熱ヒーターとの間に風を流すことに
より反射板の温度を低下させることができる。したがっ
て調理器外装部上面と反射板との間の間隔を小さくして
も外装上面部の温度を低下させることができ、調理器を
小型にできるとともに火傷等の危険を防ぐことができ
る。
より反射板の温度を低下させることができる。したがっ
て調理器外装部上面と反射板との間の間隔を小さくして
も外装上面部の温度を低下させることができ、調理器を
小型にできるとともに火傷等の危険を防ぐことができ
る。
第1図は本発明の一実施例における複合加熱調理器の断
面図、第2図は従来の複合加熱調理器の断面図である。 1……高周波発振器、2……加熱室、3……冷却ファ
ン、4……電熱ヒーター、6……反射板、8……通風
路。
面図、第2図は従来の複合加熱調理器の断面図である。 1……高周波発振器、2……加熱室、3……冷却ファ
ン、4……電熱ヒーター、6……反射板、8……通風
路。
Claims (2)
- 【請求項1】上壁面に風及び赤外線を通過させる開口部
を設けた加熱室と、前記加熱室に電波を供給する高周波
発振器と、前記加熱室の上壁の外に設けられた電熱ヒー
ターと、前記電熱ヒーターの赤外線を加熱室内へ反射さ
せる反射板と、前記反射板と前記電熱ヒーターとの間
に、風を流入するために設けた反射板の開口部と、前記
高周波発振器を冷却する冷却ファンと、前記冷却ファン
による風を前記反射板の開口部へ導く通風路とを有し、
前記冷却ファンによる風は前記電熱ヒーターで加熱され
た後、前記加熱室の上壁面に設けた開口部から加熱室内
へ流入する構成とした複合加熱調理器。 - 【請求項2】反射板の開口部より流入した風は、電熱ヒ
ーターと反射板の上壁面との間を流れるように構成した
請求項1記載の複合加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2097955A JP2687666B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 複合加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2097955A JP2687666B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 複合加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122A JPH04122A (ja) | 1992-01-06 |
JP2687666B2 true JP2687666B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=14206092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2097955A Expired - Fee Related JP2687666B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 複合加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687666B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100588161B1 (ko) * | 2004-12-14 | 2006-06-09 | 삼성전자주식회사 | 그릴장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49150449U (ja) * | 1973-04-21 | 1974-12-26 | ||
JPS52149347U (ja) * | 1976-05-08 | 1977-11-12 | ||
JPS5719836Y2 (ja) * | 1976-08-12 | 1982-04-27 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2097955A patent/JP2687666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04122A (ja) | 1992-01-06 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |