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JP2679934B2 - 電磁弁マニホールド - Google Patents

電磁弁マニホールド

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Publication number
JP2679934B2
JP2679934B2 JP10386193A JP10386193A JP2679934B2 JP 2679934 B2 JP2679934 B2 JP 2679934B2 JP 10386193 A JP10386193 A JP 10386193A JP 10386193 A JP10386193 A JP 10386193A JP 2679934 B2 JP2679934 B2 JP 2679934B2
Authority
JP
Japan
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pilot
passage
exhaust
air supply
valve
Prior art date
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JP10386193A
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JPH06313488A (ja
Inventor
庸夫 丹羽
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Publication date
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁弁マニホールドに係
り、詳しくは、パイロット式電磁弁マニホールドを複数
個連結した電磁弁マニホールドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置等のFA(ファクトリー
オートメーション)装置には、アクチュエータを駆動す
るパイロット式電磁弁マニホールドが多数使用されてい
る。そのパイロット式電磁弁マニホールドには、動作不
良を起こさないこと、別仕様のタイプに交換するのが簡
単で設置や調整が容易であること、などが求められてい
る。
【0003】一般に、パイロット式電磁弁マニホールド
には、一対のシリンダーポートと給気通路と排気通路と
が設けられている。そして、内部のスプールを2つの位
置に切り換えることにより、給気通路および排気通路と
各シリンダーポートとの接続を切り換えるようになって
いる。例えば、スプールを第1の位置に切り換えると、
一方のシリンダーポートと給気通路、他方のシリンダー
ポートと排気通路とが、それぞれ連通する。また、スプ
ールを第2の位置に切り換えると、第1の位置の場合と
は反対に、他方のシリンダーポートと給気通路、一方の
シリンダーポートと排気通路とが、それぞれ連通するよ
うになっている。
【0004】ここで、スプールの切り換えはパイロット
圧によって行われている。すなわち、スプールには2つ
のパイロット圧通路が連通されており、それぞれの通路
からパイロット圧が印加されるようになっている。そし
て、スプールに印加されるパイロット圧の方向が切り換
わることによって、スプールの位置が切り換わるように
なっている。また、スプールに印加されるパイロット圧
の方向の切り換えは、ソレノイドで駆動されるパイロッ
ト弁の開閉によって行われるようになっている。
【0005】そのパイロット圧の生成方法には、外部パ
イロット方式と内部パイロット方式とがある。外部パイ
ロット方式は、パイロット式電磁弁マニホールドの内部
において、給気通路および排気通路とは別個にパイロッ
ト通路を設け、パイロット式電磁弁マニホールドの外部
から、当該パイロット通路への給排気を行う方式であ
る。
【0006】内部パイロット方式は、パイロット式電磁
弁マニホールドの内部において、給気通路および排気通
路と連通するパイロット通路を設け、給気通路からの給
気および排気通路からの排気をパイロット圧に流用する
方式である。
【0007】従来のパイロット式電磁弁マニホールドで
は、外部パイロット方式と内部パイロット方式がそれぞ
れ別仕様として別個に製品化されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多数のアク
チュエータを駆動する場合には、上記のパイロット式電
磁弁マニホールドを複数個連結して用いることが行われ
ている。その場合は、パイロット式電磁弁マニホールド
の給気通路および排気通路をそれぞれ連通させ、各給気
通路の給気および各排気通路の排気を一括して行ってい
る。
【0009】このようにパイロット式電磁弁マニホール
ドを複数個連結して使用する場合には、通常、内部パイ
ロット方式の電磁弁マニホールドが用いられる。なぜな
ら、内部パイロット方式では、外部からパイロット通路
へ給排気を行う必要がないため、電磁弁マニホールド装
置全体を簡単な構成にすることができるためである。
【0010】しかしながら、内部パイロット方式では、
シリンダーポートからの給排気量が大きい場合、パイロ
ット圧が低下して、応答時間が不安定になる等の動作不
良が起こることがあった。すなわち、シリンダーポート
からの給排気量が大きい場合には、給気通路の給気およ
び排気通路の排気の大部分がシリンダーポートから給排
気されることになる。すると、給気通路の給気および排
気通路の排気のうち、パイロット圧に流用可能な分が少
なくなる。そのため、給気通路からの給気および排気通
路からの排気をパイロット圧に流用している内部パイロ
ット方式では、パイロット圧が低下してしまうわけであ
る。
【0011】このような場合には、内部パイロット方式
から外部パイロット方式に仕様変更する必要がある。し
かしながら、従来のパイロット式電磁弁マニホールドで
は、連結されている全てのパイロット式電磁弁マニホー
ルドを、内部パイロット方式のものから外部パイロット
方式のものに交換して調整しなければならない。
【0012】そのため、パイロット式電磁弁マニホール
ドを複数個連結して使用する場合には、内部パイロット
方式から外部パイロット方式への仕様変更に多大な手間
と時間とを要していた。
【0013】また、内部パイロット方式から外部パイロ
ット方式へ仕様変更するためには、両方式の電磁弁マニ
ホールドを必要な個数だけ用意しておかなければならな
い。そのため、多数のパイロット式電磁弁マニホールド
を使用する場合には、大変な購入コストがかかる上に、
当面使用しない方式の電磁弁マニホールドの保管場所を
確保しなければならない等、設置にあたって多大なリス
クが伴っていた。
【0014】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、パイロット式電磁弁マ
ニホールドを複数個連結して使用した場合でも、内部パ
イロット方式から外部パイロット方式への仕様変更を簡
単かつ容易に行うことが可能なパイロット式電磁弁マニ
ホールドを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、請求項1記載の発明は、パイロット圧に基
づいて流路の切り換えを行うスプールが移動可能に収容
された主弁切換部と、給気通路と複数のシリンダーポー
トとが配設され、その給気通路と複数のシリンダーポー
トとを前記主弁切換部のスプールへ連通させる配管ベー
ス部と、パイロット圧通路と排気通路とが配設され、そ
のパイロット圧通路と排気通路とを前記主弁切換部のス
プールへ連通させる連結ベース部とを備えたバルブブロ
ックと、そのバルブブロックに接続され、外部からの給
気をバルブブロックの給気通路に連通させる給気管路
と、バルブブロックの排気通路からの排気を外部へ排出
させる排気管路とを備え、外部からの給気の一部をパイ
ロット圧として各バルブブロックに供給する内部パイロ
ット仕様と、外部からのパイロット圧を各バルブブロッ
クに供給する外部パイロット仕様とを切り換える切り換
え管路を設けた給排気ブロックとを備えたことをその要
旨とする。
【0016】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電磁弁マニホールドにおいて、前記バルブブロック
を複数個連結し、連結した各バルブブロック間の各給気
通路および各排気通路を連通させたことをその要旨とす
る。
【0017】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、切り換
え管路によって内部パイロット仕様と外部パイロット仕
様とを切り換えることができる。また、請求項2記載の
発明によれば、連結した複数個のバルブブロックに対
し、1つ又は2つの給排気ブロックによって、内部パイ
ロット仕様と外部パイロット仕様とを切り換えることが
できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1は、本実施例のパイロット式電磁
弁マニホールドの使用状態を示す斜視図である。
【0019】本実施例のパイロット式電磁弁マニホール
ドは、電磁弁マニホールド本体であるバルブブロックA
と給排気ブロックBと2つのエンドブロックCとから構
成されている。
【0020】本実施例によって多数のアクチュエータを
駆動する場合には、図1に示すように、必要な数(図1
においては8個)のバルブブロックAに給排気ブロック
Bを接続し、その両側にエンドブロックCを接続する。
そして、接続されたバルブブロックAと給排気ブロック
BとエンドブロックCとを、レールDに搭載する。
【0021】図2は、バルブブロックAと給排気ブロッ
クBとエンドブロックCとを切り離した状態を示す斜視
図である。但し、図1および図2では、後記するよう
に、バルブブロックAおよび給排気ブロックBの一部を
分解して取り外した状態を示してある。
【0022】図3は、バルブブロックAの断面図であ
る。また、図4は、バルブブロックAの一部斜視図であ
る。バルブブロックAは、主弁切換部1と連結ベース部
2と配管ベース部3と2つのパイロット弁部4a,4b
とから構成されている。そして、主弁切換部1を挟んで
その両側に、連結ベース部2と配管ベース部3とが対向
して配設されている。また、各パイロット弁部4a,4
bは、連結ベース部2に配設されている。
【0023】主弁切換部1は、切換本体部1aと2つの
パイロット圧駆動ピストン室1bとから構成されてい
る。そして、切換本体部1aを挟んでその上下に、2つ
のパイロット圧駆動ピストン室1bが対向して配設され
ている。そして、切換本体部1aと各パイロット圧駆動
ピストン室1bとは、それぞれネジ5によって螺着され
ている。切換本体部1bの内部にはスプール孔6が形成
されており、そのスプール孔6にはスプール7が収容さ
れている。そして、スプール7は、スプール孔6内にお
いて2つの位置に切り換え配置可能になっている。各パ
イロット圧駆動ピストン室1bのスプール7の両端に対
応する位置には、ピストン室R1,R2が形成されてい
る。このピストン室R1,R2には、一対のピストン8
a,8bが摺動可能に収容されている。そして、各ピス
トン8a,8bはそれぞれ、スプール7の両端を押圧す
るようになっている。
【0024】パイロット弁部4aの内部には、ソレノイ
ド9aを駆動源とするパイロット弁10aが備えられて
いる。一方、パイロット弁部4bの内部には、ソレノイ
ド9bを駆動源とするパイロット弁10bが備えられて
いる。そして、各ソレノイド9a,9bの通電・非通電
によって各パイロット弁10a,10bが開閉制御さ
れ、パイロット圧が発生するようになっている。尚、各
パイロット弁部4a,4bは、連結ベース部2に嵌合す
るように形成されたパイロット弁部ケース11によって
覆われている。
【0025】連結ベース部2の内部には、各パイロット
圧通路12a,12bとパイロット圧給気通路13とパ
イロット圧排気通路14と排気通路15とが、それぞれ
形成されている。各パイロット圧通路12a,12b
は、各パイロット弁10a,10bと各ピストン室R
1,R2とを連通させ、各ピストン室R1,R2にパイ
ロット圧を供給するようになっている。パイロット圧給
気通路13は、各パイロット弁10a,10bにパイロ
ット圧となる圧力を供給するようになっている。一方、
パイロット圧排気通路14は、各パイロット弁10a,
10bからのパイロット圧を排気するようになってい
る。排気通路15はスプール7と連通するようになって
いる。尚、各パイロット圧通路12a,12bとパイロ
ット圧給気通路13とパイロット圧排気通路14と排気
通路15とは、それぞれ交差しないようになっている。
【0026】配管ベース部3の主弁切換部1に接する側
と反対側の端面には一対のシリンダーポート16が開口
しており、その配管ベース部3の開口部には各継手17
が埋設されている。そして、各シリンダーポート16
は、スプール7と連通するようになっている。また、配
管ベース部3の内部には給気通路18が形成されてい
る。給気通路18は各シリンダーポート16の中央に配
置され、各シリンダーポート16と交差せずにスプール
7と連通するようになっている。
【0027】図5は、給排気ブロックBの断面図であ
る。給排気ブロックBの端面には給気ポート21と排気
ポート22とが開口しており、その各ポート21,22
の開口部には各継手23,24が埋設されている。そし
て、各継手23,24には、外部からの配管25が挿入
されている。
【0028】給排気ブロックBの上面には、外部パイロ
ット給気ポート26と外部パイロット排気ポート27と
孔28とが開口している。そして、各ポート26,27
の開口部には各継手29,30が埋設され、孔28の開
口部には封止栓31が挿入されている。また、後記する
ように、内部パイロット仕様で使用する場合は、各継手
29,30に封止栓32が挿入される。
【0029】給排気ブロックBの内部には、給気通路3
3と排気通路34とパイロット圧給気通路35とパイロ
ット圧排気通路36とが、それぞれ形成されている。そ
して、給気ポート21は給気通路33と連通し、排気ポ
ート22は排気通路34と連通するようになっている。
また、外部パイロット給気ポート26はパイロット圧給
気通路35と連通し、外部パイロット排気ポート27は
パイロット圧排気通路36と連通するようになってい
る。さらに、給気通路33はパイロット圧給気通路35
と連通し、排気通路34はパイロット圧排気通路36と
連通するようになっている。また、排気通路34とパイ
ロット圧排気通路36との間には逆止弁38が配置さ
れ、排気通路34からパイロット圧排気通路36への逆
流を防止するようになっている。
【0030】但し、後記するように、外部パイロット仕
様で使用する場合は、給気通路33とパイロット圧給気
通路35との間に封止球37が圧入して嵌合され、給気
通路33とパイロット圧給気通路35との連通が遮断さ
れる。
【0031】尚、図1および図2においては、配管25
と各継手29,30と封止栓32とを省いた状態が示し
てある。次に、このように構成された本実施例の電磁弁
マニホールドの使用方法について説明する。
【0032】図1に示すように、給排気ブロックBと各
エンドブロックCと複数のバルブブロックAとを接続す
ると、図2から明らかなように、給排気ブロックBの給
気通路33と各バルブブロックAの給気通路18、給排
気ブロックBの排気通路34と各バルブブロックAの排
気通路15、給排気ブロックBのパイロット圧給気通路
35と各バルブブロックAのパイロット圧給気通路1
3、給排気ブロックBのパイロット圧排気通路36と各
バルブブロックAのパイロット圧排気通路14とが、そ
れぞれ連結されて連通する。
【0033】ここで、各エンドブロックCは、各バルブ
ブロックAおよび給排気ブロックBの各通路13,1
4,15,18,33〜36の両端部の封止栓としての
働きをもっている。
【0034】本実施例の電磁弁マニホールドは、内部パ
イロット仕様と外部パイロット仕様の2つの仕様で使用
することができる。内部パイロット仕様で使用する場合
は、給排気ブロックBの各継手29,30に封止栓32
を挿入すると共に、給排気ブロックBの給気通路33と
パイロット圧給気通路35との間の封止球37を取り除
いて、各通路33,35を連通させる。尚、封止球37
を取り除く際には、封止栓31を取り除いて孔28から
封止球37を取り出すようにすればよい。
【0035】すると、外部から配管25を介して給排気
ブロックBの給気ポート21に送り込まれた給気は、給
排気ブロックBの給気通路33から各バルブブロックA
の給気通路18へ供給される。また、外部から配管25
を介して給排気ブロックBの給気ポート21に送り込ま
れた給気の一部は、給排気ブロックBのパイロット圧給
気通路35から各バルブブロックAのパイロット圧給気
通路13へ供給される。
【0036】そのため、各バルブブロックAの各パイロ
ット弁部4a,4bは、パイロット圧給気通路13から
供給された給気による圧力に従って動作し、パイロット
圧を発生させる。このとき、各バルブブロックAの各パ
イロット弁部4a,4bから各パイロット圧給気通路1
3を介して排出されたパイロット圧は、給排気ブロック
Bのパイロット圧排気通路36へ送られ、逆止弁38と
排気通路34とを介して排気ポート22から排出され
る。
【0037】これにより、各バルブブロックAのスプー
ル7が切り換えられ、一方のシリンダーポート16と給
気通路18、他方のシリンダーポート16と排気通路1
5とが、それぞれ連通する。
【0038】外部パイロット仕様で使用する場合は、給
排気ブロックBの各継手29,30から封止栓32を取
り除くと共に、給排気ブロックBの給気通路33とパイ
ロット圧給気通路35との間に封止球37を圧入して嵌
合し、各通路33,35の連通を遮断する。尚、封止球
37を圧入する際には、封止栓31を取り除いて孔28
から封止球37を入れるようにすればよい。
【0039】すると、外部から配管25を介して給排気
ブロックBの給気ポート21に送り込まれた給気は、給
排気ブロックBの給気通路33から各バルブブロックA
の給気通路18へ供給される。また、外部から外部パイ
ロット給気ポート26に送り込まれたパイロット圧は、
給排気ブロックBのパイロット圧給気通路35から各バ
ルブブロックAのパイロット圧給気通路13へ供給され
る。
【0040】そのため、各バルブブロックAの各パイロ
ット弁部4a,4bは、パイロット圧給気通路13から
供給された給気による圧力に従って動作し、パイロット
圧を発生させる。このとき、各バルブブロックAの各パ
イロット弁部4a,4bから各パイロット圧給気通路1
3を介して排出されたパイロット圧は、給排気ブロック
Bのパイロット圧排気通路36へ送られる。そして、逆
止弁38と排気通路34とを介して排気ポート22から
排出されると共に、外部パイロット排気ポート27から
排出される。
【0041】これにより、各バルブブロックAのスプー
ル7が切り換えられ、一方のシリンダーポート16と給
気通路18、他方のシリンダーポート16と排気通路1
5とが、それぞれ連通する。
【0042】ここで、逆止弁38は、排気通路34から
パイロット圧排気通路36への逆流を防止するために設
けられている。これは、各バルブブロックAのシリンダ
ーポート16からの排気が大きい場合、排気通路34に
高い圧力がかかり、排気通路34からパイロット圧排気
通路36へ逆流することがあるためである。このような
場合は、パイロット圧排気通路36からのパイロット圧
の排気が行えなくなって動作不良が起こるが、逆止弁3
8は、それを防止するわけである。
【0043】このように本実施例のパイロット式電磁弁
マニホールドは、給排気ブロックBにおいて、封止栓3
2および封止球37を取り付け又は取り外すだけで、内
部パイロット仕様と外部パイロット仕様の2つの仕様を
適宜に変更することができる。この仕様変更時におい
て、各バルブブロックAの変更や調整の必要は全くない
ため、仕様変更は極めて容易かつ簡単に行うことができ
る。
【0044】従って、本実施例では、従来例であげた仕
様変更に伴う問題点を全て解決することができる。すな
わち、本実施例では、短時間で仕様変更を行え、ほとん
ど手間がかからない。また、仕様変更時に交換するのは
上記のように封止栓32と封止球37だけであるため、
コストがかからず、交換部品の保管場所を確保する必要
もなくなることから、設置にあたってのリスクをなくす
ことができる。
【0045】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、以下のように実施してもよい。 1)逆止弁38と同様の逆止弁を、給気通路33とパイ
ロット圧排気通路34との間に配置し、パイロット圧給
気通路34から給気通路33への逆流を防止する。
【0046】2)給排気ブロックBを、連結した各バル
ブブロックAの両端に接続する。この場合は、特にバル
ブブロックAを多数個連結したときに、給排気の制御を
より確実に行うことができる。
【0047】3)封止球37を、給排気ブロックBの外
部から操作できるシャッター等の他の封止手段に置き換
える。この場合は、仕様変更をより簡単に行うことがで
きる。
【0048】4)給排気ブロックBを、内部パイロット
仕様と外部パイロット仕様で仕様毎に別個のものにす
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、パ
イロット式電磁弁マニホールドを複数個連結して使用し
た場合でも、内部パイロット方式から外部パイロット方
式への仕様変更を簡単かつ容易に行うことができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例のパイロット式電
磁弁マニホールドの使用状態を示す斜視図である。
【図2】一実施例のバルブブロックAと給排気ブロック
BとエンドブロックCとを切り離した状態を示す斜視図
である。
【図3】バルブブロックAの断面図である。
【図4】バルブブロックAの一部斜視図である。
【図5】給排気ブロックBの断面図である。
【符号の説明】
1 主弁切換部、2 連結ベース部、3 配管ベース
部、7 スプール、12a,12b パイロット圧通
路、15 排気通路、16 シリンダーポート、18
給気通路、33 給気管路としての給気通路、34 排
気管路としての排気通路、32 切り換え管路を構成す
る封止栓、35 切り換え管路を構成するパイロット圧
給気通路、36 切り換え管路を構成するパイロット圧
排気通路36、37 切り換え管路を構成する封止球

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロット圧に基づいて流路の切り換え
    を行うスプールが移動可能に収容された主弁切換部と、
    給気通路と複数のシリンダーポートとが配設され、その
    給気通路と複数のシリンダーポートとを前記主弁切換部
    のスプールへ連通させる配管ベース部と、パイロット圧
    通路と排気通路とが配設され、そのパイロット圧通路と
    排気通路とを前記主弁切換部のスプールへ連通させる連
    結ベース部とを備えたバルブブロックと、 そのバルブブロックに接続され、外部からの給気をバル
    ブブロックの給気通路に連通させる給気管路と、バルブ
    ブロックの排気通路からの排気を外部へ排出させる排気
    管路とを備え、外部からの給気の一部をパイロット圧と
    して各バルブブロックに供給する内部パイロット仕様
    と、外部からのパイロット圧を各バルブブロックに供給
    する外部パイロット仕様とを切り換える切り換え管路を
    設けた給排気ブロックとを備えたことを特徴とする電磁
    弁マニホールド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁弁マニホールドにお
    いて、前記バルブブロックを複数個連結し、連結した各
    バルブブロック間の各給気通路および各排気通路を連通
    させたことを特徴とする電磁弁マニホールド。
JP10386193A 1993-04-30 1993-04-30 電磁弁マニホールド Expired - Lifetime JP2679934B2 (ja)

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JPH06313488A JPH06313488A (ja) 1994-11-08
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