JP2657556B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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- C11D3/0005—Other compounding ingredients characterised by their effect
- C11D3/0094—High foaming compositions
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/66—Non-ionic compounds
- C11D1/662—Carbohydrates or derivatives
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は洗浄時及び洗浄後の手に与える感触、起泡
力、洗浄力に優れ、更に皮膚に対して低刺激である洗浄
剤組成物に関する。
力、洗浄力に優れ、更に皮膚に対して低刺激である洗浄
剤組成物に関する。
食器等の硬質表面洗浄剤は、通常、油脂汚れを除去す
ることを主目的とする。このような洗浄剤を用いて油脂
汚れを除去しようとする場合、使用者は手又はスポンジ
等で泡立てながら行うのが一般的である。このときの泡
の機能は汚れを掻き取る上で必要な力を軽減することで
あり、また多くの場合、洗浄剤の起泡力が油脂汚れの洗
浄性の目安となることが多く起泡力はこのような洗浄剤
の重要な因子である。従って、油脂汚れの除去能及び起
泡力に優れた洗浄剤が従来広く用いられて来た。この例
としては、主界面活性剤としてアルキルベンゼンスルホ
ネート、α−オレフィンスルホネート、アルキルサルフ
ェート、パラフィンスルホネート、エトキシ化されたア
ルキルエーテルサルフェートなどの陰イオン性界面活性
剤を用いたものが挙げられ、就中アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムは優れた洗浄性能を持つ基剤として広
く用いられてきた。しかしながら、これら陰イオン性界
面活性剤を用いたものは皮膚からの脱脂力が強く、手荒
れが起き易いという難点があった。
ることを主目的とする。このような洗浄剤を用いて油脂
汚れを除去しようとする場合、使用者は手又はスポンジ
等で泡立てながら行うのが一般的である。このときの泡
の機能は汚れを掻き取る上で必要な力を軽減することで
あり、また多くの場合、洗浄剤の起泡力が油脂汚れの洗
浄性の目安となることが多く起泡力はこのような洗浄剤
の重要な因子である。従って、油脂汚れの除去能及び起
泡力に優れた洗浄剤が従来広く用いられて来た。この例
としては、主界面活性剤としてアルキルベンゼンスルホ
ネート、α−オレフィンスルホネート、アルキルサルフ
ェート、パラフィンスルホネート、エトキシ化されたア
ルキルエーテルサルフェートなどの陰イオン性界面活性
剤を用いたものが挙げられ、就中アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムは優れた洗浄性能を持つ基剤として広
く用いられてきた。しかしながら、これら陰イオン性界
面活性剤を用いたものは皮膚からの脱脂力が強く、手荒
れが起き易いという難点があった。
その為、最近では皮膚に対してより低刺激なポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を主洗浄基
剤とし、更に補助界面活性剤として第三級アミンオキサ
イドや高級脂肪酸ジエタノールアミド等を併用すること
により諸性能を更に向上させると同時に皮膚に対する作
用が、よりマイルド化された洗浄剤が用いられている。
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を主洗浄基
剤とし、更に補助界面活性剤として第三級アミンオキサ
イドや高級脂肪酸ジエタノールアミド等を併用すること
により諸性能を更に向上させると同時に皮膚に対する作
用が、よりマイルド化された洗浄剤が用いられている。
しかしながら、このように各種洗浄剤の皮膚に対する
作用は、従来に比べ、温和になってきてはいるものの、
まだまだ充分満足しうる水準に達してはいないのが現状
である。
作用は、従来に比べ、温和になってきてはいるものの、
まだまだ充分満足しうる水準に達してはいないのが現状
である。
一方、糖誘導体界面活性剤であるアルキルグリコシド
は低刺激性界面活性剤であり、しかも非イオン性界面活
性剤であるにも拘わらず、それ自身安定な泡を生成する
だけでなく、他の陰イオン性界面活性剤に対して泡安定
剤として作用することが知られており、近年注目されつ
つある。例えば、特開昭58−104625号公報にはアルキル
グリコシドと陰イオン性界面活性剤を含有する起泡性界
面活性剤組成物、特開昭62−74999号公報にはアルキル
グリコシド、陰イオン性界面活性剤及び脂肪酸アルカノ
ールアミドを含有する低刺激性かつ起泡力、洗浄力の優
れた食器手洗用液体洗浄剤組成物、特開昭58−132094号
公報にはアルキルグリコシド、アルキルグリセリルエー
テル、非イオン活性剤を含有する洗浄力が良好な衣料用
洗浄剤組成物が記載されている。このようにアルキルグ
リコシドを主剤とする洗剤は、従来の洗剤より、皮膚に
対し低刺激性であり、かつ起泡力などの性能が優れてお
り有望視されている。
は低刺激性界面活性剤であり、しかも非イオン性界面活
性剤であるにも拘わらず、それ自身安定な泡を生成する
だけでなく、他の陰イオン性界面活性剤に対して泡安定
剤として作用することが知られており、近年注目されつ
つある。例えば、特開昭58−104625号公報にはアルキル
グリコシドと陰イオン性界面活性剤を含有する起泡性界
面活性剤組成物、特開昭62−74999号公報にはアルキル
グリコシド、陰イオン性界面活性剤及び脂肪酸アルカノ
ールアミドを含有する低刺激性かつ起泡力、洗浄力の優
れた食器手洗用液体洗浄剤組成物、特開昭58−132094号
公報にはアルキルグリコシド、アルキルグリセリルエー
テル、非イオン活性剤を含有する洗浄力が良好な衣料用
洗浄剤組成物が記載されている。このようにアルキルグ
リコシドを主剤とする洗剤は、従来の洗剤より、皮膚に
対し低刺激性であり、かつ起泡力などの性能が優れてお
り有望視されている。
本発明の第一の目的はアルキルグリコシドの有するこ
れらの性能を損なうことなく、洗浄時、洗浄後の手に与
える感触を更に良好ならしめた洗浄剤組成物を提供する
ことにあり、また第二の目的は油に対する洗浄力(油再
付着防止効果)をも高めた洗浄剤組成物を提供すること
にある。
れらの性能を損なうことなく、洗浄時、洗浄後の手に与
える感触を更に良好ならしめた洗浄剤組成物を提供する
ことにあり、また第二の目的は油に対する洗浄力(油再
付着防止効果)をも高めた洗浄剤組成物を提供すること
にある。
斯かる実状において本発明者らは、アルキルグリコシ
ドの持つ特性を最大限に引き出すべく鋭意研究を行った
結果、共界面活性剤としてHLBが5以上のアルキルポリ
グリセリルエーテルを特定の比率で併用すれば、洗浄
時、洗浄後の手へ与える感触が良好な洗浄剤が得られ、
また、これにエチレンオキサイド付加型非イオン性界面
活性剤を配合すれば洗浄力(油再付着防止効果)も向上
することを見出し、本発明を完成した。
ドの持つ特性を最大限に引き出すべく鋭意研究を行った
結果、共界面活性剤としてHLBが5以上のアルキルポリ
グリセリルエーテルを特定の比率で併用すれば、洗浄
時、洗浄後の手へ与える感触が良好な洗浄剤が得られ、
また、これにエチレンオキサイド付加型非イオン性界面
活性剤を配合すれば洗浄力(油再付着防止効果)も向上
することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の成分(a)及び(b) (a)アルキルグリコシド (b)HLBが5以上のアルキルポリグリセリルエーテル を(a):(b)=(100):(1〜50)の重量比で含
有することを特徴とする洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
有することを特徴とする洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
また本発明は次の成分(a)、(b)及び(c) (a)アルキルグリコシド (b)HLBが5以上のアルキルポリグリセリルエーテル (c)エチレンオキサイド付加型非イオン性界面活性剤 を(a):(b):(c)=(100):(1〜50):
(1〜50)の重量比で含有することを特徴とする洗浄剤
組成物をも提供するものである。
(1〜50)の重量比で含有することを特徴とする洗浄剤
組成物をも提供するものである。
本発明において、主界面活性剤たる(a)成分のアル
キルグリコシドとしては、下記一般式(I) R1(OR2)xGy (I) (式中、R1は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル、アルケニル又はアルキルフェニル基を示し、R2は炭
素数2〜4のアルキレン基を示し、xはその平均値が0
〜5となる数を示し、Gは炭素数5〜6の還元糖に由来
する残基であり、yはその平均値が1.0〜3.0となる数を
示す) で表されるものが好ましい。
キルグリコシドとしては、下記一般式(I) R1(OR2)xGy (I) (式中、R1は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル、アルケニル又はアルキルフェニル基を示し、R2は炭
素数2〜4のアルキレン基を示し、xはその平均値が0
〜5となる数を示し、Gは炭素数5〜6の還元糖に由来
する残基であり、yはその平均値が1.0〜3.0となる数を
示す) で表されるものが好ましい。
(I)式中、R1は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基である
が溶解性、起泡性及び洗浄性の観点より、その炭素数が
10〜14のものが好ましい。また、R2は炭素数2〜4のア
ルキレン基であるが、水溶性などから炭素数2〜3のも
のが好ましい。xはその平均値が0〜5であるが、この
値は(a)成分の水溶性、結晶性を調整する。すなわ
ち、xの値が大きい程水溶性が高くなり、かつ結晶性が
低くなる傾向にある。従って、好ましいxの値は0〜2
である。(I)式中Gは単糖もしくは2糖以上の原料に
よってその構造が決定されるが、このGの原料として
は、単糖ではグルコース、ガラクトース、キシロース、
マンノース、リキソース、アラビノース糖及びこれらの
混合物等が、2糖以上ではマルトース、キシロビオー
ス、イソマルトース、セロビオース、ゲンチビオース、
ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラノース、ラ
フィノース、ゲンチアノース、メレジトース等及びこれ
らの混合物等が挙げられる。これらのうち、特に好まし
い単糖類原料は、それらの入手性及び低コストの点から
グルコース又はフルクトースであり、2糖以上ではマル
トース又はスクロースである。yは平均が1より大きい
場合、つまり2つ以上の糖鎖を親水基とする場合、糖鎖
の結合様式は1−2、1−3、1−4、1−6結合、更
にα−、β−ピラノシド、又はフラノシド結合及びこれ
らの混合された結合様式を有する任意の混合物を含むこ
とが可能である(尚、本発明に於いてyの測定方法はプ
ロトンNMR法によるものである)。またyの平均値は1.3
〜3.0であるが、(b)成分及び(c)成分の含有量を
より少量で充分な洗浄効果を得るために1.2〜1.45とす
ることが好ましい。(a)成分は本発明洗浄剤組成物中
に1〜50重量%、好ましくは、10〜35重量%配合され
る。
ルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基である
が溶解性、起泡性及び洗浄性の観点より、その炭素数が
10〜14のものが好ましい。また、R2は炭素数2〜4のア
ルキレン基であるが、水溶性などから炭素数2〜3のも
のが好ましい。xはその平均値が0〜5であるが、この
値は(a)成分の水溶性、結晶性を調整する。すなわ
ち、xの値が大きい程水溶性が高くなり、かつ結晶性が
低くなる傾向にある。従って、好ましいxの値は0〜2
である。(I)式中Gは単糖もしくは2糖以上の原料に
よってその構造が決定されるが、このGの原料として
は、単糖ではグルコース、ガラクトース、キシロース、
マンノース、リキソース、アラビノース糖及びこれらの
混合物等が、2糖以上ではマルトース、キシロビオー
ス、イソマルトース、セロビオース、ゲンチビオース、
ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラノース、ラ
フィノース、ゲンチアノース、メレジトース等及びこれ
らの混合物等が挙げられる。これらのうち、特に好まし
い単糖類原料は、それらの入手性及び低コストの点から
グルコース又はフルクトースであり、2糖以上ではマル
トース又はスクロースである。yは平均が1より大きい
場合、つまり2つ以上の糖鎖を親水基とする場合、糖鎖
の結合様式は1−2、1−3、1−4、1−6結合、更
にα−、β−ピラノシド、又はフラノシド結合及びこれ
らの混合された結合様式を有する任意の混合物を含むこ
とが可能である(尚、本発明に於いてyの測定方法はプ
ロトンNMR法によるものである)。またyの平均値は1.3
〜3.0であるが、(b)成分及び(c)成分の含有量を
より少量で充分な洗浄効果を得るために1.2〜1.45とす
ることが好ましい。(a)成分は本発明洗浄剤組成物中
に1〜50重量%、好ましくは、10〜35重量%配合され
る。
本発明において共界面活性剤として用いられる(b)
成分としては、下記の一般式(II)で表されるものが好
ましい。
成分としては、下記の一般式(II)で表されるものが好
ましい。
R3O(GL)z (II) (式中、R3は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル、アルケニル又はアルキルフェニル基を示し、GLはグ
リセリンに由来する残基を示し、zはその平均値が2〜
4となる数を示す) 式(II)中のzはその平均値が2〜4であるが、本発
明洗浄剤組成物の水溶性、洗浄性を考慮すると2〜3と
することが必要である。また(b)成分のHLBは5以上
であることが望ましい。この(b)成分は(a)成分の
アルキルグリコシドに対して重量比で1/100〜1/2、好ま
しくは1/3〜1/30の範囲で用いられ、本発明洗浄剤組成
物中に0.1〜10重量%、好ましくは1〜6重量%の範囲
で配合される。
ル、アルケニル又はアルキルフェニル基を示し、GLはグ
リセリンに由来する残基を示し、zはその平均値が2〜
4となる数を示す) 式(II)中のzはその平均値が2〜4であるが、本発
明洗浄剤組成物の水溶性、洗浄性を考慮すると2〜3と
することが必要である。また(b)成分のHLBは5以上
であることが望ましい。この(b)成分は(a)成分の
アルキルグリコシドに対して重量比で1/100〜1/2、好ま
しくは1/3〜1/30の範囲で用いられ、本発明洗浄剤組成
物中に0.1〜10重量%、好ましくは1〜6重量%の範囲
で配合される。
上記(a)及び(b)成分に加え、更に(c)成分と
してエチレンオキサイド付加型非イオン性界面活性剤を
配合することにより油に対する洗浄力(油再付着防止効
果)も向上させることができる。
してエチレンオキサイド付加型非イオン性界面活性剤を
配合することにより油に対する洗浄力(油再付着防止効
果)も向上させることができる。
(c)成分のエチレンオキサイド付加型非イオン性界
面活性剤としては、例えばポリオキシエチレン(平均付
加モル数3〜20)アルキル(C8〜C20)エーテル、ポリ
オキシエチレン(平均付加モル数3〜20)アルキル(C5
〜C20)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(平均
付加モル数3〜20)ソルビタン脂肪酸(C7〜C19)エス
テル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数3〜20)ソ
ルビット脂肪酸(C7〜C19)エステル、ポリエチレン
(平均付加モル数3〜20)グリコール脂肪酸(C7〜
C19)エステル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数
3〜20)ポリオキシプロピレン(平均付加モル数3〜2
0)アルキル(C8〜C20)エーテル、ポリオキシエチレン
(平均付加モル数3〜20)ヒマシ油、ポリオキシエチレ
ン(平均付加モル数3〜20)硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレン(平均付加モル数3〜20)アルキル(C8〜
C20)アミン、ポリオキシエチレン(平均付加モル数3
〜20)脂肪酸(C7〜C19)アミドなどが挙げられる。
(c)成分は、(a)成分に対して重量比で1/100〜1/
2、好ましくは1/3〜1/30の範囲で用い、本発明洗浄剤組
成物中に0.1〜10重量%、好ましくは1〜6重量%の範
囲で配合される。
面活性剤としては、例えばポリオキシエチレン(平均付
加モル数3〜20)アルキル(C8〜C20)エーテル、ポリ
オキシエチレン(平均付加モル数3〜20)アルキル(C5
〜C20)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(平均
付加モル数3〜20)ソルビタン脂肪酸(C7〜C19)エス
テル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数3〜20)ソ
ルビット脂肪酸(C7〜C19)エステル、ポリエチレン
(平均付加モル数3〜20)グリコール脂肪酸(C7〜
C19)エステル、ポリオキシエチレン(平均付加モル数
3〜20)ポリオキシプロピレン(平均付加モル数3〜2
0)アルキル(C8〜C20)エーテル、ポリオキシエチレン
(平均付加モル数3〜20)ヒマシ油、ポリオキシエチレ
ン(平均付加モル数3〜20)硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレン(平均付加モル数3〜20)アルキル(C8〜
C20)アミン、ポリオキシエチレン(平均付加モル数3
〜20)脂肪酸(C7〜C19)アミドなどが挙げられる。
(c)成分は、(a)成分に対して重量比で1/100〜1/
2、好ましくは1/3〜1/30の範囲で用い、本発明洗浄剤組
成物中に0.1〜10重量%、好ましくは1〜6重量%の範
囲で配合される。
本発明の洗浄剤組成物には、上記必須成分の他に、必
要に応じて公知の洗浄剤用の活性剤を本発明の効果を阻
害しない範囲で適宜添加配合することができる。斯かる
活性剤としては、例えばC3〜C22の高級脂肪酸のモノ又
はジアルカノール(C2〜C3)アミド、第三級アルキル
(C8〜C18の直鎖又は分岐)アミンオキサイド等の非イ
オン性界面活性剤;α−オレフィン(C8〜C20)スルホ
ン酸塩〔Na,K,Mg,トリエタノールアミン(TEA),NH4〕
ポリオキシエチレン(平均付加モル数2〜8)アルキル
(C3〜C13の直鎖又は分岐)硫酸エステル塩〔Na,K,Mg,T
EA,NH4〕、次の一般式(III) (式中、R4は炭素数8〜18のアルキル又はアルケニル基
を、R5は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Mはアルカ
リ金属を示す) で表されるα−スルホ脂肪酸エステル塩、N−アシル
(C8〜C18)グルタミン酸塩〔Na,K,TEA〕、モノアルキ
ル(C8〜C18)リン酸塩〔Na,K,TEA,アルギニン〕、直鎖
アルキル(C10〜C18)ベンゼンスルホン酸塩〔Na,K,M
g〕等のアニオン性活性剤;アルキルベタイン、アルキ
ルスルホベタインなどの両性活性剤などが挙げられる。
要に応じて公知の洗浄剤用の活性剤を本発明の効果を阻
害しない範囲で適宜添加配合することができる。斯かる
活性剤としては、例えばC3〜C22の高級脂肪酸のモノ又
はジアルカノール(C2〜C3)アミド、第三級アルキル
(C8〜C18の直鎖又は分岐)アミンオキサイド等の非イ
オン性界面活性剤;α−オレフィン(C8〜C20)スルホ
ン酸塩〔Na,K,Mg,トリエタノールアミン(TEA),NH4〕
ポリオキシエチレン(平均付加モル数2〜8)アルキル
(C3〜C13の直鎖又は分岐)硫酸エステル塩〔Na,K,Mg,T
EA,NH4〕、次の一般式(III) (式中、R4は炭素数8〜18のアルキル又はアルケニル基
を、R5は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Mはアルカ
リ金属を示す) で表されるα−スルホ脂肪酸エステル塩、N−アシル
(C8〜C18)グルタミン酸塩〔Na,K,TEA〕、モノアルキ
ル(C8〜C18)リン酸塩〔Na,K,TEA,アルギニン〕、直鎖
アルキル(C10〜C18)ベンゼンスルホン酸塩〔Na,K,M
g〕等のアニオン性活性剤;アルキルベタイン、アルキ
ルスルホベタインなどの両性活性剤などが挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物の原液のpH範囲は4〜10が好ま
しく、特にpH5〜8が好ましい。
しく、特にpH5〜8が好ましい。
また、本発明の洗浄剤組成物には、組成物の分離安定
性、洗浄性能及び起泡性能を損なわない範囲で他の任意
成分を添加することができる。例えば、エチルアルコー
ルのような低級脂肪族アルコール;トルエンスルホン酸
やキシレンスルホン酸のナトリウム塩やカリウム塩及び
尿酸などの可溶化剤;粘土鉱物や水溶性高分子物質等の
粘度調節剤;方解石、珪石、リン酸カルシウム、ゼオラ
イト、ポリエチレン、ナイロン、ポリスチレン等の水不
溶性研磨剤、グリセリン、ソルビトール等の保湿剤;カ
チオン化セルロース等の感触向上剤;その他、酵素、香
料、色素、防腐・防カビ剤等を添加することができる。
性、洗浄性能及び起泡性能を損なわない範囲で他の任意
成分を添加することができる。例えば、エチルアルコー
ルのような低級脂肪族アルコール;トルエンスルホン酸
やキシレンスルホン酸のナトリウム塩やカリウム塩及び
尿酸などの可溶化剤;粘土鉱物や水溶性高分子物質等の
粘度調節剤;方解石、珪石、リン酸カルシウム、ゼオラ
イト、ポリエチレン、ナイロン、ポリスチレン等の水不
溶性研磨剤、グリセリン、ソルビトール等の保湿剤;カ
チオン化セルロース等の感触向上剤;その他、酵素、香
料、色素、防腐・防カビ剤等を添加することができる。
本発明の洗浄剤組成物は、優れた洗浄力と豊かな起泡
力を有し、しかも使用時の手の感触に優れた実用的価値
の高い低刺激性洗浄剤組成物であり、特に食器洗浄剤、
シャンプー、皮膚洗浄剤、衣料用軽質洗剤として好適な
洗浄剤組成物である。
力を有し、しかも使用時の手の感触に優れた実用的価値
の高い低刺激性洗浄剤組成物であり、特に食器洗浄剤、
シャンプー、皮膚洗浄剤、衣料用軽質洗剤として好適な
洗浄剤組成物である。
次に実施例によって本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例によって限定されるもので
はない。
が、本発明はこれらの実施例によって限定されるもので
はない。
実施例1 下記の表1に示す組成物を調製し、下記試験方法によ
って起泡力、使用時及び使用後の手の感触油再付着性
(洗浄力)について評価を行った。結果を表1に示す。
って起泡力、使用時及び使用後の手の感触油再付着性
(洗浄力)について評価を行った。結果を表1に示す。
<試験方法> (1)起泡力試験 洗剤濃度5%の洗剤溶液(用水:硬度3.5°DHの水)3
0gを20℃にてスポンジ90秒間5lのメスシリンダー中で、
もみ洗いし、起泡後の泡の量を測定する。
0gを20℃にてスポンジ90秒間5lのメスシリンダー中で、
もみ洗いし、起泡後の泡の量を測定する。
(2)使用時及び使用後の手の感触 2種類の洗剤A(比較品1)、B(比較品2〜7、本
発明品8〜16)を用意し、それぞれ2lビーカーに40℃、
10重量%の洗剤液を調製する。洗剤A,Bの水溶液の感触
を下記の要領で官能試験により比較する。
発明品8〜16)を用意し、それぞれ2lビーカーに40℃、
10重量%の洗剤液を調製する。洗剤A,Bの水溶液の感触
を下記の要領で官能試験により比較する。
液の感触 洗剤A,Bの水溶液に、左右別々に手首まで浸漬する。
浸漬1分後の液の感触を洗剤Aを基準に下記の評価点で
採点する。
浸漬1分後の液の感触を洗剤Aを基準に下記の評価点で
採点する。
使用後の感触 十分にすすいだ後、乾いたタオルで手を拭いた後の手
の感触を、洗剤Aを基準に下記の評価点で採点する。
の感触を、洗剤Aを基準に下記の評価点で採点する。
被験者10人を対象に上記の試験を行い、各項目につい
て得られた得点の総和で洗剤Bの使用感を評価する。
て得られた得点の総和で洗剤Bの使用感を評価する。
(3)油再付着性試験 洗剤濃度0.1%の洗剤溶液(用水:硬度3.5°DHの水)
100gの中に汚れ成分としてサラダ油を500mg添加して、2
0℃にて5分間攪拌する。1分間放置後、その液の中に
ポリエチレンのプレートを5秒間入れて静かに引き上
げ、10秒間流水(水道水)にてすすぎ、乾燥後プレート
についたサラダ油の量を測定する。
100gの中に汚れ成分としてサラダ油を500mg添加して、2
0℃にて5分間攪拌する。1分間放置後、その液の中に
ポリエチレンのプレートを5秒間入れて静かに引き上
げ、10秒間流水(水道水)にてすすぎ、乾燥後プレート
についたサラダ油の量を測定する。
実施例2 食器用洗剤: (重量%) アルキルグリコシド1) 20 ジグリセリン−α−モノラウリル 3 エーテル2)(HLB=5.8) ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3 ポリオキシエチレン(=8)アルキル 2 (C12〜C13)エーテル エタノール 3 香料、色素 微量 水 残部 100 1) 一般式(I)中、x=0,y=1.35 R1:C9〜C11 G:グルコース残基 この組成物は起泡力に優れ、また油再汚染防止に優
れ、更に使用時の手の感触が良く食器用洗剤として充
分、満足できる効果を与えるものであった。
れ、更に使用時の手の感触が良く食器用洗剤として充
分、満足できる効果を与えるものであった。
Claims (2)
- 【請求項1】次の成分(a)及び(b) (a)アルキルグリコシド (b)HLBが5以上のアルキルポリグリセリルエーテル を(a):(b)=(100):(1〜50)の重量比で含
有することを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項2】次の成分(a)、(b)及び(c) (a)アルキルグリコシド (b)HLBが5以上のアルキルポリグリセリルエーテル (c)エチレンオキサイド付加型非イオン性界面活性剤 を(a):(b):(c)=(100):(1〜50):
(1〜50)の重量比で含有することを特徴とする洗浄剤
組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP1-247449 | 1989-09-22 | ||
JP24744989 | 1989-09-22 | ||
JP1310939A JP2657556B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-11-30 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03174496A JPH03174496A (ja) | 1991-07-29 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1310939A Expired - Fee Related JP2657556B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-11-30 | 洗浄剤組成物 |
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Country | Link |
---|---|
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JP4348329B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2009-10-21 | 太陽化学株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
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JP5364260B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2013-12-11 | 花王株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0631402B2 (ja) * | 1988-06-01 | 1994-04-27 | 花王株式会社 | 硬質表面洗浄剤組成物 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1310939A patent/JP2657556B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH03174496A (ja) | 1991-07-29 |
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