[go: up one dir, main page]

JP2643279B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JP2643279B2
JP2643279B2 JP9527388A JP9527388A JP2643279B2 JP 2643279 B2 JP2643279 B2 JP 2643279B2 JP 9527388 A JP9527388 A JP 9527388A JP 9527388 A JP9527388 A JP 9527388A JP 2643279 B2 JP2643279 B2 JP 2643279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
accumulator
data
information processing
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9527388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01266668A (ja
Inventor
正文 宮本
憲二 金子
哲也 中川
康博 提坂
忠志 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9527388A priority Critical patent/JP2643279B2/ja
Publication of JPH01266668A publication Critical patent/JPH01266668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2643279B2 publication Critical patent/JP2643279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置に関し、特に積和演算の処理
速度向上に好適な情報処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、マイクロプログラム方式の情報処理装置(マイ
クロコンピュータ)では、マイクロ命令をメモリなどに
格納しておき、その格納されたメモリから命令を読み出
し、デコーダにより命令解読を行い、命令を実行する。
例えば、乗算器と加算器を用いて積和演算などを行う
場合、データが変わるごとにアキュムレータのクリアを
行う必要がある。したがって、クリア命令を実行した後
(ここでは、クリアだけに1ステップ消費する)、演算
命令(乗算/加算命令)を実行する。ここで、クリア命
令実行中は、乗算器は何も動作しない状態である。
このように、マイクロコンピュータの命令の中には従
来からアキュムレータのクリア命令が存在していた。例
えば、エム・モーリス・マノ著,「コンピュータ・シス
テム・アーキテクチャー」,プレンティス−ホール出版
(1982年)第163頁〜第165頁(M.Morris Mano,Computer
System Architecture,Prentice−Hall Inc,(1982 pp.
163〜165)がある。
なお、関連する特許の例としては、特開昭60−204036
号公報「データ処理装置」が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような乗算器と加算器を備えた情報処理装置で
は、ディジタルフィルタなどの応用のため、積和演算を
膨大なデータ数に対し、高速で行う必要がある。データ
が変わるごとにアキュムレータのクリアをする必要があ
るので、従来のようにアキュムレータのクリアだけに1
ステップを消費し、その間に乗算器が何の動作もしない
のでは、時間的効率が良くないという課題があった。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、積
和演算の高速化を可能とする情報処理装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、
加算器と、乗算器と、アキュムレータとを有する情報処
理装置において、前記アキュムレータを他の動作とは並
列にクリアする手段を設け、乗算と前記アキュムレータ
のクリアを同時に行う命令を備えたことに特徴がある。
また、本発明の情報処理装置は、加算器と、乗算器
と、アキュムレータと、データメモリと、レジスタとを
有する情報処理装置において、前記アキュムレータに前
記データメモリか、前記レジスタかのいずれか一方から
データを直接転送する手段を設け、乗算と前記アキュム
レータへのデータ転送を同時に行う命令を備えたことに
特徴がある。
さらに、上記情報処理装置において、演算結果の丸め
演算のためのアキュムレータの初期セットと乗算を同時
に行う命令を備えたことにも特徴がある。
〔作用〕
本発明においては、アキュムレータをクリアする専用
回路を設け、乗算しながらアキュムレータのクリアを行
う命令を備えた。これにより、アキュムレータクリアだ
けのステップが不必要となり、積和演算の高速が1デー
タあたり1ステップ高速化することができる。また、ア
キュムレータにレジスタまたはメモリから直接転送する
回路を設け、乗算しながらアキュムレータにある値の転
送を行う命令を備えた。これにより、積和演算結果にあ
る定数を加算した結果求める時に、加算のみを行うステ
ップが不必要となり、演算速度を1データあたり1ステ
ップ高速化することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す情報処理装置の構
成図である。これは、パイプライン処理で積和演算等を
行うための構成を示している。
第1図において、1はアキュムレータ(ACC)9をク
リアするための“0"データを出力する“0"データ出力回
路、2は乗算器(MULT)8の出力を一時格納するMULT出
力レジスタ、3はACC9への入力を選択するACC入力セレ
クタ、4はセレクタ、5は積和演算の結果を丸めて出力
するための丸め演算用回路、6は各種データを格納して
いるデータメモリ、7は加算を行う算術論理ユニット
(ALU)、8は乗算を行う乗算器(MULT)、9は演算結
果を一時記憶するアキュムレータ(ACC)、10は汎用レ
ジスタ、10は外部インタフェース回路、11は命令解読用
のデコーダ、12は命令語(命令コード)を格納している
命令メモリである。
本実施例では、ACC9の入力選択に、ALU出力のほか、
“0"データ出力回路1を設けている。これにより、デー
タバスを使わずに独立にACC9をクリアすることができ
る。乗算とACC9のクリアを同時に行う命令(後述第2図
参照)を備えることにより、1データごとに必要なACC
のクリアだけのステップが不要となり、データ処理時間
を短縮することができる。
また、丸め演算用回路5は、積和演算の結果を丸めて
出力する時に、積和演算の初期設定としてACCクリアの
代りに選択されるものである。例えば、16ビットのデー
タを積和演算すると、結果は32ビットとなるが、出力は
16ビットなので丸め演算をする必要がでてくる。丸め演
算の方法は、MSB(最上位ビット)から数えて17ビット
目に“1"を加えて、その後16ビット目までを出力すれば
よい。すなわち、17ビット目が“0"の場合は切捨て、
“1"の場合は切上げが行われることになる。丸め演算用
回路5には、17ビット目が“1"で他のビットは“0"の定
数を入れておき、積和演算の初期設定にACC9の選択をこ
の回路5にすることにより、丸め演算された結果が直接
出力される。これにより、表面上は丸め演算用のステッ
プ数の増加はなしに、丸め演算も含む積和演算ができる
ので、データ処理時間を大幅に短縮することができる。
第2図は、本発明の特徴的なACCのクリアと乗算を同
時に行う命令(CLM)の命令コードの一例を示す図であ
る。
積和演算命令(ADM)にACC入力選択用情報として2ビ
ットを追加していることに特徴がある。この2ビットに
より、ACC9への入力を、ALU7と“0"データ出力回路1と
丸め演算用回路5の3つに切換えることができる。な
お、選択肢がALU7と“0"データ出力回路1の2つの時は
1ビットの追加でよい。このように、命令コードには数
ビット追加するだけで処理時間の短縮が図れる。
第3図は本実施例のCLM命令による命令セットを用い
た1データあたり3回の積和演算からなるパイプライン
処理のタイミングチャートであり、第4図は従来の命令
セットを用いた同様の積和演算のタイミングチャートで
ある。以下、本実施例のCLM命令による動作を、従来と
比較しながら説明する。
従来では、ACCのクリアと乗算を同時にする命令がな
いために、ACCのクリア(CLA)をしている時は乗算器は
何もできず(NOP)、次のステップでは乗算(MLT)をす
るが、ALUは何もしないというように無駄が多かった。
これに対し、本実施例では、CLM命令により乗算とACC
クリアが同時に行うことができるため、これまで2ステ
ップかかっていた処理が1ステップに短縮され、無駄を
なくすることができる。また、1データあたり1ステッ
プ短縮できると、多量のデータを扱う信号処理では、総
合的な計算時間の短縮効果は大きい。
第5図は、本発明の特徴的なデータメモリ6からACC9
へのデータ転送と乗算を同時に行う命令(LDM)の命令
コードの一例を示す図である。
ここでは、ALU7の入力選択を第1図に示すデータメモ
リ6に設定し、ALU7の内部を通過させて、ACC9へ任意の
値をセットすることができる。以下、一例として画像の
回転と移動を行うアフィン変換の例を用いて動作を説明
する。アフィン変換では、各画素の位置を次式のような
行列計算で行う。
この計算で、行列の乗算の部分は実際の処理としては
積和演算となり、加算の部分は1データごとに定数を加
算することになる。
第6図は本実施例のLDM命令による命令セットを用い
たアフィン変換の一部のタイミングチャートであり、第
7図は従来の命令セットを用いた同様の演算のタイミン
グチャートである。以下、本実施例のLDM命令による動
作を、従来と比較しながら説明する。
従来では加算する定数をACC9にセットする命令(LD
A)のみに1ステップ必要としたのに対し、本実施例で
は、ACC9への定数セット(LDA)と乗算(MLT)が同時に
できる命令(LDM)を備えているので、見かけ上定数の
加算に必要なステップは不要となる。したがって、1デ
ータあたり1ステップの時間短縮を可能にすることがで
きる。
以下、本実施例の効果を、具体例を用いて説明する。
前記アフィン変換(前記(1)式)の例では、1デー
タの変換をするのに、3回の積和演算を行う。したがっ
て、3回の積和演算ごとにACCの初期設定(またはクリ
ア)が必要となる。1ステップ50nsの装置を使ってこの
変換を、512×512×512ビット空間のデータに対して行
うと、従来の命令では512×512×512×3(回)×5
(ステップ)×50ns=101秒(第7図参照)の時間が必
要となるが、本実施例を用いると、512×512×512×3
(回)×4(ステップ)×50ns=81秒(第6図参照)に
短縮することができ、20%の時間短縮となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、積和演算にお
けるアキュムレータのクリアまたはアキュムレータへの
データ転送と、乗算を同時に行う命令を備えているの
で、1データあたり1ステップの時間短縮をすることが
でき、積和演算の高速化を図れる。積和演算を用いた信
号処理はデータの数が非常に多いので、全体での時間短
縮の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す情報処理装置の構成
図、第2図は本発明の特徴的な命令コード(CLM)の一
例を示す図、第3図は第2図の命令を用いた3回の積和
演算を示すタイミングチャート、第4図は従来例による
3回の積和演算のタイミングチャート、第5図は本発明
の特徴的な命令コード(LDM)を示す図、第6図は第5
図の命令を用いたACCへの初期値セットと3回積和演算
を示すタイミングチャート、第7図は従来例による第6
図と同様の演算を示すタイミングチャートである。 1:“0"データ出力回路、2:MULT出力レジスタ、3:ACC入
力セレクタ、4:セレクタ、5:丸め演算用回路、6:データ
メモリ、7:算術論理ユニット(ALU)、8:乗算器(MUL
T)、9:アキュムレータ(ACC)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 提坂 康博 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大西 忠志 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−63370(JP,A) 特開 昭62−97062(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加算器と、乗算器と、アキュムレータとを
    有する情報処理装置において、前記アキュムレータを他
    の動作とは並列にクリアする手段を設け、乗算と前記ア
    キュムレータのクリアを同時に行う命令を備えたことを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】加算器と、乗算器と、アキュムレータと、
    データメモリと、レジスタとを有する情報処理装置にお
    いて、前記アキュムレータに前記データメモリか、前記
    レジスタかのいずれか一方からデータを直接転送する手
    段を設け、乗算と前記アキュムレータへのデータ転送を
    同時に行う命令を備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の情報処理装置
    において、演算結果の丸め演算のためのアキュムレータ
    の初期セットと乗算を同時に行う命令を備えたことを特
    徴とする情報処理装置。
JP9527388A 1988-04-18 1988-04-18 情報処理装置 Expired - Fee Related JP2643279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9527388A JP2643279B2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9527388A JP2643279B2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01266668A JPH01266668A (ja) 1989-10-24
JP2643279B2 true JP2643279B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=14133165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9527388A Expired - Fee Related JP2643279B2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2643279B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526287B2 (ja) * 1989-05-30 1996-08-21 富士通株式会社 演算回路
JPH044464A (ja) * 1990-02-05 1992-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 累算器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01266668A (ja) 1989-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5218564A (en) Layout efficient 32-bit shifter/register with 16-bit interface
US6904446B2 (en) Floating point multiplier/accumulator with reduced latency and method thereof
US5991785A (en) Determining an extremum value and its index in an array using a dual-accumulation processor
RU2263947C2 (ru) Целочисленное умножение высокого порядка с округлением и сдвигом в архитектуре с одним потоком команд и множеством потоков данных
KR101173405B1 (ko) 부스 곱셈 방법들 및 시스템들을 위한 전력-효율적인 부호 확장
US4949291A (en) Apparatus and method for converting floating point data formats in a microprocessor
JPH10187438A (ja) 乗算器の入力に対する遷移を減少させる方法
JPH10116268A (ja) ベクトルレジスタの複数バンクを用いた単一命令複数データ処理
JPS6125188B2 (ja)
JP3536063B2 (ja) デジタル乗算システム
US5958000A (en) Two-bit booth multiplier with reduced data path width
US5363322A (en) Data processor with an integer multiplication function on a fractional multiplier
US4677582A (en) Operation processing apparatus
JP2643279B2 (ja) 情報処理装置
JPH10143494A (ja) スカラ/ベクトル演算の組み合わせられた単一命令複数データ処理
JPH07107664B2 (ja) 乗算回路
JP3723115B2 (ja) 単一命令多重データ処理
US7234044B1 (en) Processor registers having state information
JPH10187416A (ja) 浮動小数点演算装置
US6393452B1 (en) Method and apparatus for performing load bypasses in a floating-point unit
US20030233384A1 (en) Arithmetic apparatus for performing high speed multiplication and addition operations
JPS6125166B2 (ja)
US6792442B1 (en) Signal processor and product-sum operating device for use therein with rounding function
JP3695820B2 (ja) 浮動小数点積和演算器
JPH0784763A (ja) 乗算回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees