JP2636606B2 - 埋設熱供給二重管の中間固定構造 - Google Patents
埋設熱供給二重管の中間固定構造Info
- Publication number
- JP2636606B2 JP2636606B2 JP3306037A JP30603791A JP2636606B2 JP 2636606 B2 JP2636606 B2 JP 2636606B2 JP 3306037 A JP3306037 A JP 3306037A JP 30603791 A JP30603791 A JP 30603791A JP 2636606 B2 JP2636606 B2 JP 2636606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main pipe
- pipe
- insulating material
- casing
- fixing structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/12—Arrangements for supporting insulation from the wall or body insulated, e.g. by means of spacers between pipe and heat-insulating material; Arrangements specially adapted for supporting insulated bodies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋設熱供給二重管の本
管とケーシング管との熱膨脹や地震による相対変位を防
止する中間固定構造に関するものである。
管とケーシング管との熱膨脹や地震による相対変位を防
止する中間固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の中間固定構造が、実開昭60−8
5682に開示されている。これは、図3に示す構成に
なっており、熱流体を輸送する本管1とケーシング管3
とが本管側耐圧縮性断熱支承材を介して互いに拘束され
ている。
5682に開示されている。これは、図3に示す構成に
なっており、熱流体を輸送する本管1とケーシング管3
とが本管側耐圧縮性断熱支承材を介して互いに拘束され
ている。
【0003】本管1には、軸力を受持つ本管側円板12
a〜12bが装備されている。またケーシング管3には
同様にケーシング管側円板14a〜14cが装備されて
いる。そして、本管側耐圧縮性断熱材16の外周には絶
縁材20b、支承バンド22、支承カバー23が巻かれ
ており、軸直角方向の荷重を受持っている。また、軸方
向には絶縁材20aが挟んであり、この方向の電気絶縁
を行っている。なお、本管1には保温材17が巻かれて
おり、断熱性の向上を計っている。一方、ケーシング管
3には、塗覆装15が巻かれており、直埋時の対腐食性
能を向上させている。
a〜12bが装備されている。またケーシング管3には
同様にケーシング管側円板14a〜14cが装備されて
いる。そして、本管側耐圧縮性断熱材16の外周には絶
縁材20b、支承バンド22、支承カバー23が巻かれ
ており、軸直角方向の荷重を受持っている。また、軸方
向には絶縁材20aが挟んであり、この方向の電気絶縁
を行っている。なお、本管1には保温材17が巻かれて
おり、断熱性の向上を計っている。一方、ケーシング管
3には、塗覆装15が巻かれており、直埋時の対腐食性
能を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の中間固
定構造には、以下の問題点がある。 イ.構成部材が多く、製作工数が多くかかる。 ロ.保温されていない部分があるため、熱ロスが大き
い。 ハ,製作上、ケーシング管を600mm程の単管に切断し
て固定金物を溶接するため、固定部の両側に2か所の現
地継手部が発生し、コスト高となる。
定構造には、以下の問題点がある。 イ.構成部材が多く、製作工数が多くかかる。 ロ.保温されていない部分があるため、熱ロスが大き
い。 ハ,製作上、ケーシング管を600mm程の単管に切断し
て固定金物を溶接するため、固定部の両側に2か所の現
地継手部が発生し、コスト高となる。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、構成部材を少なくすると共に、
放熱部を少なくし、且つ現地継手部を少なくした、中間
固定構造を提供することを課題とするものである。
ためになされたもので、構成部材を少なくすると共に、
放熱部を少なくし、且つ現地継手部を少なくした、中間
固定構造を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の埋設熱供給二
重管の中間固定構造は、外周に間隔を存して円板が溶接
され、これら円板の間に耐圧縮性断熱材が装着された本
管で、前記耐圧縮性断熱材の中央部外周に溝が形成され
た本管と;前記本管に軸方向に間隔を存して被覆され
る、前記本管よりも短いケーシング管と;前記ケーシン
グ管の管端相互間に接続される継手カラーで、その中央
部に前記本管に装着された断熱材の溝に挿入される絶縁
被覆されたラグピースが突設された継手カラーと;から
なるものである。
重管の中間固定構造は、外周に間隔を存して円板が溶接
され、これら円板の間に耐圧縮性断熱材が装着された本
管で、前記耐圧縮性断熱材の中央部外周に溝が形成され
た本管と;前記本管に軸方向に間隔を存して被覆され
る、前記本管よりも短いケーシング管と;前記ケーシン
グ管の管端相互間に接続される継手カラーで、その中央
部に前記本管に装着された断熱材の溝に挿入される絶縁
被覆されたラグピースが突設された継手カラーと;から
なるものである。
【0007】
【作用】ケーシング管継手カラーへのラグピースの突設
は、現場継手の施工工数をほとんど増やさずできる。そ
して、本管側には、中央部外周に上記ラグピースが挿入
される溝が形成された断熱材を本管に溶接された円板間
に装着するだけであり、極めて簡単な構成である。その
上、保温されてない部分が無いから、熱ロスを少なくす
ることができる。
は、現場継手の施工工数をほとんど増やさずできる。そ
して、本管側には、中央部外周に上記ラグピースが挿入
される溝が形成された断熱材を本管に溶接された円板間
に装着するだけであり、極めて簡単な構成である。その
上、保温されてない部分が無いから、熱ロスを少なくす
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び2により
説明する。
説明する。
【0009】本管1には、本管軸力を伝達させるための
円板2a、2bが、保温材8の一部を切除し、溶接によ
り取付けられている。ケーシング管3は、本管1の突合
せ溶接11を行うために、本管1よりも管端部が短く切
断されている。
円板2a、2bが、保温材8の一部を切除し、溶接によ
り取付けられている。ケーシング管3は、本管1の突合
せ溶接11を行うために、本管1よりも管端部が短く切
断されている。
【0010】本管1の突合せ溶接11が完了後、耐圧縮
性断熱材9を取付け、耐圧縮性断熱材固定バンド10で
本管1に固定する。耐圧縮性断熱材9の中央部には、ケ
ーシング管側固定ラグピース5を差込むための溝9aが
設けられている。ケーシング管側固定ラグ5は、ケーシ
ング管継手カラー4の内側の長手方向中央部に、溶接で
取付けられている。継手カラー4をケーシング管3に溶
接する際には、ケーシング管側固定ラグピース5が、耐
圧縮性断熱材9の中央の溝9aに収まるようにセットす
る。継手カラー4をケーシング管3に溶接し、継手カラ
ー4相互の溶接12の後、現場継手部塗覆装7を施工す
る。
性断熱材9を取付け、耐圧縮性断熱材固定バンド10で
本管1に固定する。耐圧縮性断熱材9の中央部には、ケ
ーシング管側固定ラグピース5を差込むための溝9aが
設けられている。ケーシング管側固定ラグ5は、ケーシ
ング管継手カラー4の内側の長手方向中央部に、溶接で
取付けられている。継手カラー4をケーシング管3に溶
接する際には、ケーシング管側固定ラグピース5が、耐
圧縮性断熱材9の中央の溝9aに収まるようにセットす
る。継手カラー4をケーシング管3に溶接し、継手カラ
ー4相互の溶接12の後、現場継手部塗覆装7を施工す
る。
【0011】本管1とケーシング間3及び継手カラー4
を電気的に導通しないよう、ケーシング管側固定ラグピ
ース5に、固定ラグピース被覆絶縁材6を巻き付ける。
固定ラグピース被覆絶縁材6の材質は、現地継手部塗覆
装7と同様の熱収縮ポリエチレン材とする。
を電気的に導通しないよう、ケーシング管側固定ラグピ
ース5に、固定ラグピース被覆絶縁材6を巻き付ける。
固定ラグピース被覆絶縁材6の材質は、現地継手部塗覆
装7と同様の熱収縮ポリエチレン材とする。
【0012】
【発明の効果】本発明の埋設熱供給二重管の中間固定構
造は上記のようなもので、構造が簡単で、現場継手が少
なくなり、絶縁性、熱損防止性、経済性に優れた二重管
中間固定点を、実現できる。
造は上記のようなもので、構造が簡単で、現場継手が少
なくなり、絶縁性、熱損防止性、経済性に優れた二重管
中間固定点を、実現できる。
【図1】本発明の一実施例の縦断面図。
【図2】図1のII−II矢視断面図。
【図3】従来の中間固定構造の説明図。
1…本管,2a、2b…円板、3…ケーシング管,4…
ケーシング管継手カラー、5…ラグピース、6…被覆絶
縁材、9…耐圧縮性断熱材、9a…溝。
ケーシング管継手カラー、5…ラグピース、6…被覆絶
縁材、9…耐圧縮性断熱材、9a…溝。
Claims (1)
- 【請求項1】 外周に間隔を存して円板が溶接され、こ
れら円板の間に耐圧縮性断熱材が装着された本管で、前
記耐圧縮性断熱材の中央部外周に溝が形成された本管
と、 前記本管に軸方向に間隔を存して被覆される、前記本管
よりも短いケーシング管と、 前記ケーシング管の管端相互間に接続される継手カラー
で、その中央部に前記本管に装着された断熱材の溝に挿
入される絶縁被覆されたラグピースが突設された継手カ
ラーと、 からなる埋設熱供給二重管の中間固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3306037A JP2636606B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 埋設熱供給二重管の中間固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3306037A JP2636606B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 埋設熱供給二重管の中間固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05149481A JPH05149481A (ja) | 1993-06-15 |
JP2636606B2 true JP2636606B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=17952306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3306037A Expired - Lifetime JP2636606B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 埋設熱供給二重管の中間固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636606B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB201517280D0 (en) * | 2015-09-30 | 2015-11-11 | Powertherm Contract Services Ltd | Insulation apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS481259U (ja) * | 1971-06-02 | 1973-01-09 | ||
JPS5010012A (ja) * | 1973-05-23 | 1975-02-01 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3306037A patent/JP2636606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05149481A (ja) | 1993-06-15 |
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