JP2629339B2 - 自動調心ころ軸受 - Google Patents
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、長寿命で且つ発熱、摩擦トルクの少ない自
動調心ころ軸受に関する。
動調心ころ軸受に関する。
従来の自動調心ころ軸受にあっては、内輪や外輪の軌
道面と転動体である球面ころの転動面との接触状態、そ
れらの面の輪郭(母線)半径、ころの転動面とチャンフ
ァ部分との接続部分のかど曲率半径、上記各軌道面や転
動面の表面粗さ等の内部諸元は、それぞれ目的に応じて
適当な設計値を与えていた。例えば、特公昭55−31328
号公報には、軸受の使用時における摩擦トルクや温度上
昇を低減させるために、内輪と外輪との軌道面における
溝の曲率半径と転動体曲率半径との曲率比を特定するこ
とが提示されている。すなわち、内輪と外輪との軌道面
の溝曲率半径をそれぞれRb,Raとし、ころの転動面の曲
率半径をRcとしたとき、曲率比Rc/Rb、Rc/Raが下記の
式(10)となることを要旨としている。
道面と転動体である球面ころの転動面との接触状態、そ
れらの面の輪郭(母線)半径、ころの転動面とチャンフ
ァ部分との接続部分のかど曲率半径、上記各軌道面や転
動面の表面粗さ等の内部諸元は、それぞれ目的に応じて
適当な設計値を与えていた。例えば、特公昭55−31328
号公報には、軸受の使用時における摩擦トルクや温度上
昇を低減させるために、内輪と外輪との軌道面における
溝の曲率半径と転動体曲率半径との曲率比を特定するこ
とが提示されている。すなわち、内輪と外輪との軌道面
の溝曲率半径をそれぞれRb,Raとし、ころの転動面の曲
率半径をRcとしたとき、曲率比Rc/Rb、Rc/Raが下記の
式(10)となることを要旨としている。
0.5+0.5{1+γ)/(1−γ)}1.5<{1−(Rc/R
b)}/{1−(Rc/Ra)}<1.5{(1+γ)/(1−
γ)}1.5−0.5 ……(10) ここに、γ=(Dwcosα)/dm、Dwはころ直径、dmは
ころピッチ円直径、αは接触角である。
b)}/{1−(Rc/Ra)}<1.5{(1+γ)/(1−
γ)}1.5−0.5 ……(10) ここに、γ=(Dwcosα)/dm、Dwはころ直径、dmは
ころピッチ円直径、αは接触角である。
しかしながら、軸受部品の内部諸元の一部の関係を上
記のように特定した場合でも、軸受部品の軌道面や転動
面の表面粗さの値によっては、ころの大きな傾斜転がり
(スキュー)を避け得ず、軸受の摩擦トルクや温度上昇
を低減することができるとは限らない。その結果、軸受
の転がり疲れ寿命も低下する場合があった。
記のように特定した場合でも、軸受部品の軌道面や転動
面の表面粗さの値によっては、ころの大きな傾斜転がり
(スキュー)を避け得ず、軸受の摩擦トルクや温度上昇
を低減することができるとは限らない。その結果、軸受
の転がり疲れ寿命も低下する場合があった。
すなわち、換言すれば、軸受部品の内部諸元を総合的
にみて軸受の性能向上に最適の設計を行うということ
は、従来なかった。
にみて軸受の性能向上に最適の設計を行うということ
は、従来なかった。
そこで本発明は、上記従来の問題点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、自動調心ころ
軸受において、軸受部品の内部諸元に応じてそれら軸受
部品の表面粗さを総合的に最適に選び、もってその軸受
の摩擦トルクや温度上昇を低下させ、転がり疲れ寿命の
増大をもたらすことにある。
たものであり、その目的とするところは、自動調心ころ
軸受において、軸受部品の内部諸元に応じてそれら軸受
部品の表面粗さを総合的に最適に選び、もってその軸受
の摩擦トルクや温度上昇を低下させ、転がり疲れ寿命の
増大をもたらすことにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明は、自動調心ころ軸
受において、大きい発熱及び大きい摩擦トルクの原因と
なる球面ころの大きい傾斜転がり(スキュー)運動を避
けるように、軸受部品の諸元に応じてそれらの表面粗さ
を設定してある。すなわち、 内輪軌道面の輪郭半径Rb、その平均粗さRAb、 外輪軌道面の輪郭半径Raその平均粗さRAa、 ころ転動面の輪郭半径Rc、その平均粗さRAc のとき 内輪軌道溝半径比fiをfi=Rb/(2Rc)、 外輪軌道溝半径比feをfe=Ra/(2Rc)、 内輪合成表面粗さRAiを RAi=(RAb 2+RAc 2)1/2、 外輪合成表面粗さRAeを RAe=(RAa 2+RAc 2)1/2、 ころの転動面とチャンファ部分との接続部分のかど曲率
半径をRk、 ころの最大直径をDw、 ころの長さをLw 外輪ところ間の弾性流体潤滑的油膜厚さをhe、外輪とこ
ろ間の油膜パラメータΛeを Λe=he/RAe とし、 (SF)=(fi−0.5)/(fe−0.5)、 (SRA)=RAi/RAe、 (SRK)=100Rk/(DwLw)1/2 とするとき、 Φ1≡(SF)/{(SRA)(SRK)1/2}=2.60〜1.97 を満足するように構成した。
受において、大きい発熱及び大きい摩擦トルクの原因と
なる球面ころの大きい傾斜転がり(スキュー)運動を避
けるように、軸受部品の諸元に応じてそれらの表面粗さ
を設定してある。すなわち、 内輪軌道面の輪郭半径Rb、その平均粗さRAb、 外輪軌道面の輪郭半径Raその平均粗さRAa、 ころ転動面の輪郭半径Rc、その平均粗さRAc のとき 内輪軌道溝半径比fiをfi=Rb/(2Rc)、 外輪軌道溝半径比feをfe=Ra/(2Rc)、 内輪合成表面粗さRAiを RAi=(RAb 2+RAc 2)1/2、 外輪合成表面粗さRAeを RAe=(RAa 2+RAc 2)1/2、 ころの転動面とチャンファ部分との接続部分のかど曲率
半径をRk、 ころの最大直径をDw、 ころの長さをLw 外輪ところ間の弾性流体潤滑的油膜厚さをhe、外輪とこ
ろ間の油膜パラメータΛeを Λe=he/RAe とし、 (SF)=(fi−0.5)/(fe−0.5)、 (SRA)=RAi/RAe、 (SRK)=100Rk/(DwLw)1/2 とするとき、 Φ1≡(SF)/{(SRA)(SRK)1/2}=2.60〜1.97 を満足するように構成した。
又、前記自動調心ころ軸受のころピッチ円直径をdm、接
触角をαとし、γ=Dwcosα/dmとするとき、前記(S
F)を −0.5γ+1.01≦1/(SF)≦−0.5γ+1.05 と定め、かつ 1/{(SRA)(SRK)1/2}≦2.60(−0.5γ+1.05) を満足するように構成することができる。
触角をαとし、γ=Dwcosα/dmとするとき、前記(S
F)を −0.5γ+1.01≦1/(SF)≦−0.5γ+1.05 と定め、かつ 1/{(SRA)(SRK)1/2}≦2.60(−0.5γ+1.05) を満足するように構成することができる。
又、前記(SRK)を4≦(SRK)≦20と定め、かつ(SF)
/(SRA)≦11.63を満足するように構成することができ
る。
/(SRA)≦11.63を満足するように構成することができ
る。
又、前記(SF)及び(SRK)をそれぞれ −0.5γ+1.01≦1(SF)≦−0.5γ+1.05及び 4≦(SRK)≦20と定め、かつ(SRA)≧0.09を満足する
ように構成することができる。
ように構成することができる。
自動調心ころ軸受の回転時のころのスキュー量の増大
を抑制すると、摩擦トルクや温度上昇が減少し、もって
転がり疲れ寿命の延長が可能となる。
を抑制すると、摩擦トルクや温度上昇が減少し、もって
転がり疲れ寿命の延長が可能となる。
発明者は数多くの実験を行った結果、外輪ところ間の
油膜パラメータを考慮して定めた上記関数Φ1の値が2.6
0〜1.97の範囲となるように構成することにより、ころ
の大きいスキュー運動は抑制され、軸受の摩擦トルクや
温度上昇が減少し、且つ転がり疲れ寿命の延長が果たさ
れることを知った。関数Φ1の値が2.60を超えると、ス
キュー角は正となり、内輪側での滑り運動が増大する。
その結果、一般的に相対疲れ強度が小さい内輪ところ間
の転がり疲れ寿命が短縮され、ひいては軸受全体として
の寿命も短縮される。
油膜パラメータを考慮して定めた上記関数Φ1の値が2.6
0〜1.97の範囲となるように構成することにより、ころ
の大きいスキュー運動は抑制され、軸受の摩擦トルクや
温度上昇が減少し、且つ転がり疲れ寿命の延長が果たさ
れることを知った。関数Φ1の値が2.60を超えると、ス
キュー角は正となり、内輪側での滑り運動が増大する。
その結果、一般的に相対疲れ強度が小さい内輪ところ間
の転がり疲れ寿命が短縮され、ひいては軸受全体として
の寿命も短縮される。
一方、上記関数Φの値が1.97未満になると、スキュー
角は負であるがその絶対値が1°を超え、転動体荷重が
顕著に急増する。その結果、摩擦力,発熱量が増大し、
軸受寿命が短縮される。
角は負であるがその絶対値が1°を超え、転動体荷重が
顕著に急増する。その結果、摩擦力,発熱量が増大し、
軸受寿命が短縮される。
以下、本発明の実施例を図とともに説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す複列自動調心ころ
軸受の上半部の軸方向断面図である。図中、1は外輪、
2は内輪、3は外輪1と内輪2との間に嵌挿された転動
体としてのころであり、保持器4で転動可能に保持され
ている。外輪1は輪郭半径Ra,平均粗さRAaの軌道面を
有している。内輪2は輪郭半径Rb,平均粗さRAbの軌道
面を有している。ころ3は輪郭半径Rc,平均粗さRAc,
最大直径Dwの転動面を有し、長さはLw,転動面とチャン
ファ部5との接続部分のかど曲率半径Rk,ころピッチ円
径dm,接触角αである。
軸受の上半部の軸方向断面図である。図中、1は外輪、
2は内輪、3は外輪1と内輪2との間に嵌挿された転動
体としてのころであり、保持器4で転動可能に保持され
ている。外輪1は輪郭半径Ra,平均粗さRAaの軌道面を
有している。内輪2は輪郭半径Rb,平均粗さRAbの軌道
面を有している。ころ3は輪郭半径Rc,平均粗さRAc,
最大直径Dwの転動面を有し、長さはLw,転動面とチャン
ファ部5との接続部分のかど曲率半径Rk,ころピッチ円
径dm,接触角αである。
いま、外輪1に外部荷重Faが、外輪1からころ3にこ
ろ接触力Qeが、内輪2からころ3にころ接触力Qiが働い
ており、外輪1は紙面から前方に向かって回転し、内輪
2は反対に紙面から後方に向かって回転するものとす
る。ころ3は外輪1との接触により、矢符号イの方向に
自転しつつ紙面から前方へ公転する。このとき、ころ3
と内外輪との接触面にはたらく滑り摩擦力の作用でころ
3にスキューモメントが加わる。このスキューモメント
は、外輪1ところ3間と内輪2ところ3間では方向が反
対になる。いま、正常な負荷状態において、外輪1とこ
ろ3間の滑り摩擦力によるスキューモメントが、内輪2
側におけるころ3との摩擦力によるスキューモメントよ
り優勢である場合は正のスキュー、反対に内輪2ところ
3間の滑り摩擦力によるスキューモメントの方が優勢の
場合は負のスキューと定義する。
ろ接触力Qeが、内輪2からころ3にころ接触力Qiが働い
ており、外輪1は紙面から前方に向かって回転し、内輪
2は反対に紙面から後方に向かって回転するものとす
る。ころ3は外輪1との接触により、矢符号イの方向に
自転しつつ紙面から前方へ公転する。このとき、ころ3
と内外輪との接触面にはたらく滑り摩擦力の作用でころ
3にスキューモメントが加わる。このスキューモメント
は、外輪1ところ3間と内輪2ところ3間では方向が反
対になる。いま、正常な負荷状態において、外輪1とこ
ろ3間の滑り摩擦力によるスキューモメントが、内輪2
側におけるころ3との摩擦力によるスキューモメントよ
り優勢である場合は正のスキュー、反対に内輪2ところ
3間の滑り摩擦力によるスキューモメントの方が優勢の
場合は負のスキューと定義する。
すなわち、自動調心ころ軸受にあっては、ころ3のス
キュー運動を完全に避けることはできず、正または負の
スキューを生じる。しかして、スキュー角(θs)が正
のときは、内輪2との間のすべり運動が顕著となる。そ
の結果、外輪1より一般的に面圧が大きい内輪2の軌道
面における転がり運動中の滑り運動が増大する。そのた
め、内輪2ところ3間の接触における転がり疲れ寿命が
短縮される。
キュー運動を完全に避けることはできず、正または負の
スキューを生じる。しかして、スキュー角(θs)が正
のときは、内輪2との間のすべり運動が顕著となる。そ
の結果、外輪1より一般的に面圧が大きい内輪2の軌道
面における転がり運動中の滑り運動が増大する。そのた
め、内輪2ところ3間の接触における転がり疲れ寿命が
短縮される。
一般に転がり軸受の回転軸直角断面における軌道面断
面形状が、外輪は凹形、内輪は凸形である。そのため、
内輪ところ間の最大接触圧力qiが外輪ところ間の最大接
触圧力qeより大きい。したがって内輪ところ間の転がり
疲れ寿命は、外輪ところ間のそれより小さい。このこと
は、内輪ところ間の転がり疲れ寿命が短縮されると、軸
受全体としての寿命も短縮することを意味する。
面形状が、外輪は凹形、内輪は凸形である。そのため、
内輪ところ間の最大接触圧力qiが外輪ところ間の最大接
触圧力qeより大きい。したがって内輪ところ間の転がり
疲れ寿命は、外輪ところ間のそれより小さい。このこと
は、内輪ところ間の転がり疲れ寿命が短縮されると、軸
受全体としての寿命も短縮することを意味する。
一方、スキュー角(θs)が負のときは、その摩擦力
の作用方向の関係から、軸受内の転動体荷重が増大する
ために短寿命となることが、特公昭57−61933号公報に
開示されている。しかしながら、本発明者の研究の結果
によれば、この転動体荷重の増大の程度は、負のスキュ
ーであってもその絶対値が1°を超えない範囲内では極
めて軽微であり、そのための寿命短縮の程度は、通常前
記のころ3の正スキューに起因する寿命短縮の程度を越
えないことが判明した。
の作用方向の関係から、軸受内の転動体荷重が増大する
ために短寿命となることが、特公昭57−61933号公報に
開示されている。しかしながら、本発明者の研究の結果
によれば、この転動体荷重の増大の程度は、負のスキュ
ーであってもその絶対値が1°を超えない範囲内では極
めて軽微であり、そのための寿命短縮の程度は、通常前
記のころ3の正スキューに起因する寿命短縮の程度を越
えないことが判明した。
すなわち本発明者は、自動調心ころ軸受のころのスキ
ュー量の増大を抑制し、温度上昇を減少させ、もって転
がり疲れ寿命の延長をはかるために、軌道輪の軌道面及
びころの転動面の表面粗さの他、軌道輪の溝半径比、こ
ろのかど半径、軸受荷重などの諸量を種々に変化させた
自動調心ころ軸受を試作して運転した。そして、そのと
きの軸受温度上昇ところのスキュー角とを実測して解析
し、軸受部品の内部諸元の関係を総合的に表す関数Φを
設定した。その関数の値をΦ=1.84〜1.39の範囲にする
ことにより、ころの大きいスキュー運動は抑制されて小
さい負のスキューに押さえられ、軸受の摩擦トルクや温
度上昇を減少することができた。
ュー量の増大を抑制し、温度上昇を減少させ、もって転
がり疲れ寿命の延長をはかるために、軌道輪の軌道面及
びころの転動面の表面粗さの他、軌道輪の溝半径比、こ
ろのかど半径、軸受荷重などの諸量を種々に変化させた
自動調心ころ軸受を試作して運転した。そして、そのと
きの軸受温度上昇ところのスキュー角とを実測して解析
し、軸受部品の内部諸元の関係を総合的に表す関数Φを
設定した。その関数の値をΦ=1.84〜1.39の範囲にする
ことにより、ころの大きいスキュー運動は抑制されて小
さい負のスキューに押さえられ、軸受の摩擦トルクや温
度上昇を減少することができた。
上記関数Φは Φ=(SF)/〔(SRA){(SRK)Λe}1/2〕=1.84〜1.
39 ……(1) で表される。
39 ……(1) で表される。
ここに(SF)は内輪2と外輪1との接触長さの比に関
係する量、(SRA)は外輪合成表面粗さに対する内輪合
成表面粗さの比、(SRK)はころ3の転動面とチャンフ
ァ部との接続部分のかど曲率半径のころ3の大きさ(長
さと径の積)に対する比率であり、それぞれ、 (SF)=(fi−0.5)/(fe−0.5)、 (SRA)=RAi/RAe、 (SRK)=100Rk/(DwLw)1/2 で表される。
係する量、(SRA)は外輪合成表面粗さに対する内輪合
成表面粗さの比、(SRK)はころ3の転動面とチャンフ
ァ部との接続部分のかど曲率半径のころ3の大きさ(長
さと径の積)に対する比率であり、それぞれ、 (SF)=(fi−0.5)/(fe−0.5)、 (SRA)=RAi/RAe、 (SRK)=100Rk/(DwLw)1/2 で表される。
Λeは外輪1ところ3間の油膜パラメータでΛe=he/
RAeである。
RAeである。
但し、 fiは内輪軌道溝半径比で fi=Rb/(2Rc)、 feは外輪軌道溝半径比で fe=Ra/(2Rc)、 RAiは内輪合成表面粗さで RAi=(RAb 2+RAc 2)1/2、 RAeは外輪合成表面粗さで RAe=(RAa 2+RAc 2)1/2、 また、heは外輪ところ間の弾性流体潤滑的油膜厚さで
ある。
ある。
上記の関数Φの値と、ころ3のスキュー角θsとの関
係を実験で求めた結果を第2図に示す。図から、Φの値
が1.84を超えると、ころのスキュー角θsの上限値が正
になることは明らかである。その場合は、先に述べたよ
うに面圧の大きい内輪側での滑り運動が増大し、その結
果内輪2ところ3間の転がり疲れ寿命が短縮され、結局
軸受全体の寿命が短縮することが確認された。
係を実験で求めた結果を第2図に示す。図から、Φの値
が1.84を超えると、ころのスキュー角θsの上限値が正
になることは明らかである。その場合は、先に述べたよ
うに面圧の大きい内輪側での滑り運動が増大し、その結
果内輪2ところ3間の転がり疲れ寿命が短縮され、結局
軸受全体の寿命が短縮することが確認された。
Φの値が1.84以下になるとスキュー角θsは負とな
り、その絶対値が次第に増加する(大きな負の値にな
る)。そして、Φの値が1.39のとき、ころのスキュー角
θsの下限値は−1°となり、Φがより小さくなるとス
キュー角θsの絶対値は急激に増大している。このよう
にスキュー角θsの絶対値が大きくなる程、転動体荷重
が増大し、その結果摩擦力や発熱量が増加し、軸受寿命
が短縮されることとなる。
り、その絶対値が次第に増加する(大きな負の値にな
る)。そして、Φの値が1.39のとき、ころのスキュー角
θsの下限値は−1°となり、Φがより小さくなるとス
キュー角θsの絶対値は急激に増大している。このよう
にスキュー角θsの絶対値が大きくなる程、転動体荷重
が増大し、その結果摩擦力や発熱量が増加し、軸受寿命
が短縮されることとなる。
第3図は、Φの値と基準化された軸受温度上昇値ΔT/
(Pr/Cr)との関係を求めたものである。ここに、ΔT
℃は温度上昇値、Prは軸受荷重、Crは基本動定格荷重
(内輪を回転させてフレーキングが生じる迄の回転数が
100万回転になるような荷重)である。
(Pr/Cr)との関係を求めたものである。ここに、ΔT
℃は温度上昇値、Prは軸受荷重、Crは基本動定格荷重
(内輪を回転させてフレーキングが生じる迄の回転数が
100万回転になるような荷重)である。
図から、上記(1)式で表されるΦの値Φ=1.84〜1.
39の範囲に対しては、基準化軸受温度上昇値の値は小さ
いが、Φの値が1.39を下回ると、温度上昇が急増するこ
とが明らかである。
39の範囲に対しては、基準化軸受温度上昇値の値は小さ
いが、Φの値が1.39を下回ると、温度上昇が急増するこ
とが明らかである。
一方、軸受の転がり疲れ寿命と軸受内の油膜パラメー
タΛとの関係について、第4図のような関係があること
が発表されている(「日本潤滑学会誌」第26巻,第9号
(1981年),645〜650頁)。第4図から、油膜パラメー
タΛがΛ≦2の範囲において、Λの減少に伴う転がり疲
れ寿命の減少の程度が顕著である。換言すると、上記Λ
の領域での軸受の長寿命化を図ることが、実用条件下に
おける軸受の寿命を確保する上で重要と判断される。
タΛとの関係について、第4図のような関係があること
が発表されている(「日本潤滑学会誌」第26巻,第9号
(1981年),645〜650頁)。第4図から、油膜パラメー
タΛがΛ≦2の範囲において、Λの減少に伴う転がり疲
れ寿命の減少の程度が顕著である。換言すると、上記Λ
の領域での軸受の長寿命化を図ることが、実用条件下に
おける軸受の寿命を確保する上で重要と判断される。
そこで本発明においては、上記(1)式と共に油膜パ
ラメータΛについて、 Λ≦2 ……(2) の関係をも満足させるように、(SF),(SRA),(SR
K)の関係を定めた新たな関数をΦ1とし、 Φ1=(SF)/{(SRA)(SRK)1/2}=2.60〜1.97……
(3) とするように構成したものである。
ラメータΛについて、 Λ≦2 ……(2) の関係をも満足させるように、(SF),(SRA),(SR
K)の関係を定めた新たな関数をΦ1とし、 Φ1=(SF)/{(SRA)(SRK)1/2}=2.60〜1.97……
(3) とするように構成したものである。
次に作用を説明する。
ころ軸受の転がり疲れ寿命は、軸受内の油膜形成程度
(油膜パラメータΛ)に応じて大幅に変化する。特に、
Λ≦2の範囲において、転がり疲れ寿命の減少が顕著に
なる。したがって、実用上はこのΛの領域での軸受の長
寿命化を図ることが最も効果的である。
(油膜パラメータΛ)に応じて大幅に変化する。特に、
Λ≦2の範囲において、転がり疲れ寿命の減少が顕著に
なる。したがって、実用上はこのΛの領域での軸受の長
寿命化を図ることが最も効果的である。
上記(3)式はΛ≦2の範囲に限定したものであり、
この式を満足するように、ころ軸受の内部諸元を選定す
れば、転がり疲れ寿命に対して実用上最も顕著に影響を
与える油膜パラメータΛの範囲において、ころのスキュ
ー角θsが −1°≦θs<0°となる。
この式を満足するように、ころ軸受の内部諸元を選定す
れば、転がり疲れ寿命に対して実用上最も顕著に影響を
与える油膜パラメータΛの範囲において、ころのスキュ
ー角θsが −1°≦θs<0°となる。
そのため、スキューに起因する軸受内転動体荷重の増
大は無視し得る程度に僅少となる。
大は無視し得る程度に僅少となる。
又、相対疲れ強度が外輪側より小さい内輪ところ間
で、真の転がり接触に近い運動が実現される。その結
果、転がり疲れ寿命の短縮が防止でき、軸受の発熱も低
減できて、低発熱,低摩擦で、転がり疲れ寿命の長い自
動調心ころ軸受を得ることができる。
で、真の転がり接触に近い運動が実現される。その結
果、転がり疲れ寿命の短縮が防止でき、軸受の発熱も低
減できて、低発熱,低摩擦で、転がり疲れ寿命の長い自
動調心ころ軸受を得ることができる。
以下に他の実施例について説明する。
本発明者は、自動調心ころ軸受の内輪軌道溝半径比fi
と外輪軌道溝半径比feとが 但し、 の関係を有するように定めれば、設計荷重付近で内,外
輪とも接触面圧力が同時に軸方向均等圧力分布となり、
そのため内外輪とも最長寿命となり、バランスのとれた
長寿命軸受を得られることを、先に提示している(特開
昭62−67321号公報)。
と外輪軌道溝半径比feとが 但し、 の関係を有するように定めれば、設計荷重付近で内,外
輪とも接触面圧力が同時に軸方向均等圧力分布となり、
そのため内外輪とも最長寿命となり、バランスのとれた
長寿命軸受を得られることを、先に提示している(特開
昭62−67321号公報)。
又、ころの最大直径Dwと、長さLwと、かど曲率半径Rk
との関係が 0.04(Dw・Lw)1/2≦Rk≦0.20(Dw・Lw)1/2 を満足するように定めれば、重荷重が作用した場合に
も、ころと軌道輪との転走面間の接触応力にエッジスト
レスを発生しにくくなり、転がり疲れ寿命が長くなり、
摩耗も生じにくく、焼付きを起こしにくくなることを先
に提示している(特開昭62−132026号公報)。
との関係が 0.04(Dw・Lw)1/2≦Rk≦0.20(Dw・Lw)1/2 を満足するように定めれば、重荷重が作用した場合に
も、ころと軌道輪との転走面間の接触応力にエッジスト
レスを発生しにくくなり、転がり疲れ寿命が長くなり、
摩耗も生じにくく、焼付きを起こしにくくなることを先
に提示している(特開昭62−132026号公報)。
そこで、上記(3)式における(SF)の値を −0.5γ+1.01≦1/(SF)≦−0.5γ+1.05 ……(4) の範囲に定め、かつ(SRK)の値を 4≦(SRK)≦20 ……(5) の範囲に定める。
そして、以上の第(3)式ないし第(5)式を満足す
るように、(SRA)の範囲を定める。このようにすれ
ば、内,外輪とも接触面圧力が同時に軸方向均等圧力分
布となり、そのため内外輪ともバランスのとれた、かつ
又、重荷重下でころと軌道輪との転走面間の接触応力に
エッジストレスを発生しにくい最長寿命の自動調心ころ
軸受が得られることになる。
るように、(SRA)の範囲を定める。このようにすれ
ば、内,外輪とも接触面圧力が同時に軸方向均等圧力分
布となり、そのため内外輪ともバランスのとれた、かつ
又、重荷重下でころと軌道輪との転走面間の接触応力に
エッジストレスを発生しにくい最長寿命の自動調心ころ
軸受が得られることになる。
この(SRA)の範囲は (SRA)≧0.09 ……(6) であり、この条件を満たすように軌道面ところ転動面の
表面粗さを定めて構成した。
表面粗さを定めて構成した。
かくして、転がり疲れ寿命が実用上最も影響を受ける
領域で、内輪−ころ間の真の転がり接触に近い運動を実
現させ、転がり疲れ寿命を効果的に防止できると共に、
更に内外輪バランスがとれ、重荷重下でころと軌道輪間
にエッジストレスを発生しにくい、低発熱、低摩擦で一
層長寿命の自動調心ころ軸受を提供することができる。
領域で、内輪−ころ間の真の転がり接触に近い運動を実
現させ、転がり疲れ寿命を効果的に防止できると共に、
更に内外輪バランスがとれ、重荷重下でころと軌道輪間
にエッジストレスを発生しにくい、低発熱、低摩擦で一
層長寿命の自動調心ころ軸受を提供することができる。
なお、前記第(4)式又は第(5)式のそれぞれを単
独で満足するように、軸受の内部諸元を定めることも可
能である。
独で満足するように、軸受の内部諸元を定めることも可
能である。
その場合は、第(3)式と第(4)式を同時に満足す
る(SRA)及び(SRK)の値の組み合わせとして 1/{(SRA)(SRK)1/2}≦2.60(−0.5γ+1.05)……
(7) を満足するように構成する。
る(SRA)及び(SRK)の値の組み合わせとして 1/{(SRA)(SRK)1/2}≦2.60(−0.5γ+1.05)……
(7) を満足するように構成する。
又は、第(3)式と第(5)式を同時に満足する(SR
A)及び(SF)の値の組み合わせとして (SF)/(SRA)≦11.63 ……(8) となるように構成する。
A)及び(SF)の値の組み合わせとして (SF)/(SRA)≦11.63 ……(8) となるように構成する。
〔発明の効果〕 本発明の自動調心ころ軸受は、以上のように構成し
た。そのため、回転時にころが僅かな負のスキューを生
じるのみであり、スキューに起因する軸受内転動体荷重
の増大は無視し得る程度に僅少である。しかも、転がり
疲れ寿命が油膜形成程度の変化に伴って大幅に変化する
領域において、相対疲れ強度のより小さい内輪ところ間
での真の転がり接触に近い運動が実現される。その結
果、実用上最も効果的に転がり疲れ寿命の短縮を防止す
ると共に、軸受の発熱も低減できるという効果が得られ
る。
た。そのため、回転時にころが僅かな負のスキューを生
じるのみであり、スキューに起因する軸受内転動体荷重
の増大は無視し得る程度に僅少である。しかも、転がり
疲れ寿命が油膜形成程度の変化に伴って大幅に変化する
領域において、相対疲れ強度のより小さい内輪ところ間
での真の転がり接触に近い運動が実現される。その結
果、実用上最も効果的に転がり疲れ寿命の短縮を防止す
ると共に、軸受の発熱も低減できるという効果が得られ
る。
更に、内外輪とも接触面圧力が同時に軸方向均等圧力
分布となり、そのため内外輪ともバランスのとれた、か
つ又、重荷重下でころと軌道輪との転走面間の接触応力
にエッジストレスを発生しにくい、一層長寿命の自動調
心ころ軸受を提供できるという効果が得られる。
分布となり、そのため内外輪ともバランスのとれた、か
つ又、重荷重下でころと軌道輪との転走面間の接触応力
にエッジストレスを発生しにくい、一層長寿命の自動調
心ころ軸受を提供できるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例の要部の軸方向断面図、第2
図は本発明の関数Φの値ところのスキュー角度θsとの
間の実験的関係を示す図、第3図は関数Φの値と軸受基
準化温度上昇値との間の実験的関係を示す図、第4図は
ころ軸受の転がり疲れ寿命値と油膜パラメータとに関す
る実験的関係を示す図である。 1は外輪、2は内輪、3は転動体(ころ)。
図は本発明の関数Φの値ところのスキュー角度θsとの
間の実験的関係を示す図、第3図は関数Φの値と軸受基
準化温度上昇値との間の実験的関係を示す図、第4図は
ころ軸受の転がり疲れ寿命値と油膜パラメータとに関す
る実験的関係を示す図である。 1は外輪、2は内輪、3は転動体(ころ)。
Claims (4)
- 【請求項1】内輪、外輪及びこれら両輪に嵌挿された転
動体を有する自動調心ころ軸受において、 内輪軌道面の輪郭半径Rb、その平均粗さRAb、 外輪軌道面の輪郭半径Ra、その平均粗さRAa、 ころ転動面の輪郭半径Rc、その平均粗さRAc、 のとき、 内輪軌道溝半径比fiをfi=Rb/(2Rc)、 外輪軌道溝半径比feをfe=Ra/(2Rc)、 内輪合成表面粗さRAiを RAi=(RAb 2+RAc 2)1/2、 外輪合成表面粗さRAeを RAe=(RAa 2+RAc 2)1/2、 ころの転動面とチャンファ部分との接続部分のかど曲率
半径をRk、 ころの最大直径をDw、 ころの長さをLw とし、 (SF)=(fi−0.5)/(fe−0.5)、 (SRA)=RAi/RAe、 (SRK)=100Rk/(DwLw)1/2 とするとき、 Φ1≡(SF)/{(SRA)(SRK)1/2}=2.60〜1.97 を満足するように構成したことを特徴とする自動調心こ
ろ軸受。 - 【請求項2】前記自動調心ころ軸受のころピッチ円直径
をdm、接触角をαとし、γ=Dwcosα/dmとするとき、
前記(SF)を 0.5γ+1.01≦1/(SF)≦−0.5γ+1.05 と定め、かつ 1/{(SRA)(SRK)1/2}≦2.60(−0.5γ+1.05) を満足するように構成した請求項(1)記載の自動調心
ころ軸受。 - 【請求項3】前記(SRK)を4≦(SRK)≦20と定め、か
つ(SF)/(SRA)≦11.63を満足するように構成した請
求項(1)記載の自動調心ころ軸受。 - 【請求項4】前記(SF)及び(SRK)をそれぞれ−0.5γ
+1.01≦1/(SF)≦−0.5γ+1.05及び4≦(SRK)≦20
と定め、かつ(SRA)≧0.09を満足するように構成した
請求項(1)記載の自動調心ころ軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1039622A JP2629339B2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 自動調心ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1039622A JP2629339B2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 自動調心ころ軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217614A JPH02217614A (ja) | 1990-08-30 |
JP2629339B2 true JP2629339B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12558209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1039622A Expired - Fee Related JP2629339B2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 自動調心ころ軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629339B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1039622A patent/JP2629339B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02217614A (ja) | 1990-08-30 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |