JP2622778B2 - 建設機械の運転室 - Google Patents
建設機械の運転室Info
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- JP2622778B2 JP2622778B2 JP15560291A JP15560291A JP2622778B2 JP 2622778 B2 JP2622778 B2 JP 2622778B2 JP 15560291 A JP15560291 A JP 15560291A JP 15560291 A JP15560291 A JP 15560291A JP 2622778 B2 JP2622778 B2 JP 2622778B2
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- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
り、特にパワ−ショベル等のように旋回体を有する建設
機械の運転室に関する。
ョベルは、例えば、図6に側面を示すように走行装置2
1の上に、旋回台22を有して、この旋回台22の上に
運転室23、エンジンル−ム24および屈折可能な作業
機25が設けられている。このような車両に設置されて
いる運転室23は、例えば、図7および図8に示すよう
に旋回台22に対して中心Oより外れた位置に設けられ
ており、この運転室23にオペレ−タが出入りするため
のドア26は、ヒンジ式の場合は、図7のように矢印方
向に回転して開くようになっており、また、スライド式
の場合は図8のように矢印方向に2点鎖線で示す位置ま
でずらして開くようになっている。
の場合はドァ開口部を大きくすると、ドア開放固定時、
ドァが上部旋回体の旋回半径Rよりもはみ出してしま
い、作業時外部の障害物に接触して破損する恐れがあ
り、また、スライド式の場合はスライドさせるために使
用されているレ−ルやロ−ラが運転室内にくい込むので
室内が狭くなると云う問題があった。
を確保して、ドア開放時における旋回半径からのはみ出
しを防止すると共に、広い室内を持つことのできる上部
旋回体を有する車両の運転室を提供して従来技術の持つ
欠点の解消を図ることを目的としてなされたものであ
る。
解決する手段として本発明は、旋回台に装着された作業
機のブ−ムと反対側となる運転室側面を、ドアを含んで
凸状の円弧に形成し、該運転室側面にレ−ルを設け、ド
ア側には前記レ−ルに常時係合してドアを開閉自在にス
ライドさせるロ−ラを設けると共に、開口時のドアの位
置を運転室外面に沿った該旋回台の旋回半径内に設けた
ことを特徴とする。
転室内にそれぞれ設けたレ−ルに係合しているため、ロ
−ラがレ−ル内を動くことによりドアを開閉でき、開い
た場合は旋回台の旋回半径内にあるため、旋回時におい
ても障害物との接触を避けることができる。
の平面図、図2は図1の運転室の斜視図、図3は図1の
ドアの斜視図である。
により説明する。図1に示した旋回台1に装着された作
業機のブ−ムと反対側となる運転室2の側面2aを、ド
ア3を含んで凸状の円弧に形成し、該運転室2の側面2
aの内側上部にアッパレ−ル4、内側下部にロアレ−ル
5、外側中央にセンタレ−ル6をそれぞれ設け、ドア3
側には前記各レ−ルにそれぞれ常時係合してドア3をス
ライドにより開閉自在に移動するアッパロ−ラ7、ロア
ロ−ラ8およびセンタロ−ラ9を設けると共に、開口時
のドア3の位置を運転室2の外面に沿った該旋回台1の
旋回半径R内に設けたもので構成されている。
取付けるため、円弧を利用したことによる従来よりも広
い幅(高さは従来と同じ)を持つ縦長の開口部2bに形
成されており、後半部は側壁2cに形成されている。運
転室2の外側面2aの天井に近い内側上部には運耘室2
の水平方向に、断面が溝形で長手方向が湾曲した所定長
さのアッパレール4が設けられ、内側下部にはドア前端
よりやや後方に、ロアレール5が設けられている。ま
た、側壁2cの中央部には水平方向に沿って溝形のセン
タレール6が設けられている。これに対して前記ドア3
は開口部2bよりも一回り大きな大きさに形成され、内
側上部中央には先端に前記アッパレール4の溝に係合す
るローラ7aを有するアッパローラ7が設けられ、内側
下部前端には前記ロアレール5の溝に係合するローラ8
aを有するロアローラ8が設けられている。さらに、内
側中央後端には前記センタレール6の溝に係合するロー
ラ9aを有するセンタローラ9が設けられている。した
がってドア3は運転室2に対して図2に2点鎖線で示す
ように、各ローラ7a,8a,9がそれぞれ各レール
4,5,6に係合することにより取付けられる。
ドア3を開閉する場合には、図4に示すような軌跡を描
いて開閉される。すなわち、ドア3を閉める場合はドア
3の前端は運転室2の側面2aと平行に移動しながら除
々に運転室2の側面2aに一させる。したがって、開け
た場合には、運転室2の外側面2aの円弧面とドア3面
は重なることになり、図のように旋回半径R内に納めら
れる。このような移動は当然のことながら、アッパロ−
ラ7はアッパレ−ル4に、センタロ−ラ9はセンタレ−
ル6に、ロアロ−ラ8はロアレ−ル5に係合して水平方
向に規制されて行われる。図中、10〜15はドア3を
閉めた時、または開けた時にドア3を、その位置に固定
して左右に移動するのを防止する雄または雌のストライ
カで、16、17はドアのロックである。なお、各レ−
ルと各ロ−ラの係合関係構造の詳細をセンタレ−ル6と
センタロ−ラ9の場合の例について説明すると図4に示
すように、センタレ−ル6にはガイド6aを有し、ま
た、センタロ−ラ9は、ガイドロ−ラ9bとロ−ラ9a
を有して、ロ−ラ9aがドア3の移動時の荷重を受ける
ようになっており、ガイドロ−ラ9bとガイド6aによ
る首振り機能を有して運転室2からドア3が外れるのを
防止している。
装着された作業機のブ−ムと反対側となる運転室側面
を、ドアを含んで凸状の円弧に形成し、該運転室側面に
レ−ルを設け、ドアには前記レ−ルに常時係合してドア
を開閉自在にスライドさせるロ−ラを設けると共に、開
口時のドアの位置を運転室外面に沿った該旋回台の旋回
半径内に設けたから、室内が広くなり、したがってドア
の幅も大きくできる。これによりオペレ−タの出入りが
容易となると共に、開放時にも車両の旋回半径内に納め
られるので、旋回により従来生じた障害物に干渉する恐
れも無くすことができる。
面の説明図である。
図である。
る。
態へ移る場合の平面の軌跡の説明図である。
レ−ルとセンタロ−ラの説明図である。
図である。
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 旋回台に装着された作業機のブ−ムと反
対側となる運転室側面を、ドアを含んで凸状の円弧に形
成し、該運転室側面にレ−ルを設け、ドアには前記レ−
ルに常時係合してドアを開閉自在にスライドさせるロ−
ラを設けると共に、開口時のドアの位置を運転室外面に
沿った該旋回台の旋回半径内に設けたことを特徴とする
建設機械の運転室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15560291A JP2622778B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 建設機械の運転室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15560291A JP2622778B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 建設機械の運転室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04353129A JPH04353129A (ja) | 1992-12-08 |
JP2622778B2 true JP2622778B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=15609616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15560291A Expired - Lifetime JP2622778B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 建設機械の運転室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2622778B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2546731Y2 (ja) * | 1991-10-16 | 1997-09-03 | セイレイ工業株式会社 | バックホーにおけるキャビン構造 |
JP3908750B2 (ja) | 2004-04-30 | 2007-04-25 | 株式会社竹内製作所 | 建設機械の運転室 |
US7360824B2 (en) | 2004-04-30 | 2008-04-22 | Takeuchi Mfg. Co., Ltd. | Operator cab for construction machine |
US7137662B2 (en) | 2004-04-30 | 2006-11-21 | Takeuchi Mfg., Co., Ltd. | Operator cab for construction machine |
JP4021910B2 (ja) * | 2004-04-30 | 2007-12-12 | 株式会社竹内製作所 | 建設機械の運転室 |
JP5135110B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2013-01-30 | ホンダ・パテンツ・アンド・テクノロジーズ・ノース・アメリカ・エルエルシー | 航空機のスライドドア装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP15560291A patent/JP2622778B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04353129A (ja) | 1992-12-08 |
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