JP2614032B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JP2614032B2 JP2614032B2 JP7114489A JP11448995A JP2614032B2 JP 2614032 B2 JP2614032 B2 JP 2614032B2 JP 7114489 A JP7114489 A JP 7114489A JP 11448995 A JP11448995 A JP 11448995A JP 2614032 B2 JP2614032 B2 JP 2614032B2
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- recording paper
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- Laser Beam Printer (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報画像を記録紙に記
録する画像記録装置に関するものである。
録する画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報画像を記録紙に記録する画像記録装
置として、レーザ光源を用い、コード情報を画像信号に
変換する制御装置を有するプリンタが知られている。こ
の制御装置は、画像記録装置内の下部に配置されてい
る。
置として、レーザ光源を用い、コード情報を画像信号に
変換する制御装置を有するプリンタが知られている。こ
の制御装置は、画像記録装置内の下部に配置されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
画像記録装置では、制御基板が画像記録装置内の下部に
配置されているので、現像手段やクリーニング手段等か
ら飛散した現像剤が、制御基板上に蓄積して接触不良等
が発生し、制御基板が動作不能になるという問題点があ
る。また、熱定着ユニットから発生する熱が、画像記録
装置内の温度を上昇させて、制御基板等に悪影響を与え
るという問題点もある。よって、本発明は、前述の問題
点を解決し、画像記録装置内を浮遊する現像剤や、熱定
着ユニットの熱による制御基板への悪影響を防止する画
像記録装置を提供することを目的とする。
画像記録装置では、制御基板が画像記録装置内の下部に
配置されているので、現像手段やクリーニング手段等か
ら飛散した現像剤が、制御基板上に蓄積して接触不良等
が発生し、制御基板が動作不能になるという問題点があ
る。また、熱定着ユニットから発生する熱が、画像記録
装置内の温度を上昇させて、制御基板等に悪影響を与え
るという問題点もある。よって、本発明は、前述の問題
点を解決し、画像記録装置内を浮遊する現像剤や、熱定
着ユニットの熱による制御基板への悪影響を防止する画
像記録装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、給紙
トレイを含む給紙部より給送された記録紙に、少なくと
も像担持体、潜像形成手段、トナーを内蔵する現像手
段、転写手段及び像担持体の表面の残留トナーを除去す
るクリーニング手段で構成される画像形成部で画像記録
を行い、記録紙上の画像を定着ユニットで定着した後、
その記録紙を装置外に排出する画像記録装置において、
装置の上部に設けられた記録紙排出収納部と、給紙部か
ら定着ユニットまで記録紙を搬送する記録紙搬送路と、
定着ユニットを通過した後の記録紙を、その表裏を反転
して記録紙排出収納部に排出するための記録紙排紙路
と、画像形成部、記録紙搬送路及び定着ユニットの下方
に形成される空間に配置された制御基板と、画像形成
部、記録紙搬送路及び定着ユニットと制御基板との間
に、制御基板の上部を覆うように配設された、合成樹脂
からなる第1の遮蔽部と、制御基板の上部以外を覆うよ
うに、第1の遮蔽部の周縁から画像記録装置の底板に向
かって垂下して、第1の遮蔽部とによって空間を形成す
る第2の遮蔽部と、記録紙搬送路の記録紙搬送方向に関
して定着ユニットよりも上流側に位置する第2の遮蔽部
に設けられた、空間とこの空間外部とを連通する空気流
路とを有しており、現像手段が給紙トレイの上方に配設
されているとともに、給紙トレイが空気流路の上部を覆
うように配設されている構成である。
トレイを含む給紙部より給送された記録紙に、少なくと
も像担持体、潜像形成手段、トナーを内蔵する現像手
段、転写手段及び像担持体の表面の残留トナーを除去す
るクリーニング手段で構成される画像形成部で画像記録
を行い、記録紙上の画像を定着ユニットで定着した後、
その記録紙を装置外に排出する画像記録装置において、
装置の上部に設けられた記録紙排出収納部と、給紙部か
ら定着ユニットまで記録紙を搬送する記録紙搬送路と、
定着ユニットを通過した後の記録紙を、その表裏を反転
して記録紙排出収納部に排出するための記録紙排紙路
と、画像形成部、記録紙搬送路及び定着ユニットの下方
に形成される空間に配置された制御基板と、画像形成
部、記録紙搬送路及び定着ユニットと制御基板との間
に、制御基板の上部を覆うように配設された、合成樹脂
からなる第1の遮蔽部と、制御基板の上部以外を覆うよ
うに、第1の遮蔽部の周縁から画像記録装置の底板に向
かって垂下して、第1の遮蔽部とによって空間を形成す
る第2の遮蔽部と、記録紙搬送路の記録紙搬送方向に関
して定着ユニットよりも上流側に位置する第2の遮蔽部
に設けられた、空間とこの空間外部とを連通する空気流
路とを有しており、現像手段が給紙トレイの上方に配設
されているとともに、給紙トレイが空気流路の上部を覆
うように配設されている構成である。
【0005】
【作用】請求項1の発明によれば、制御基板の上部を合
成樹脂からなる第1の遮蔽部で覆うとともに、制御基板
の上部以外を第2の遮蔽部で覆っているので、現像手段
やクリーニング手段等から飛散したトナーの、画像形成
部の下方に配置された制御基板への飛来が防止されると
ともに、画像形成部及び定着ユニットで発生する熱の制
御基板への伝導が抑制される。また、第1の遮蔽部と第
2の遮蔽部とによって形成される空間とこの空間外部と
を連通する空気流路が第2の遮蔽部に設けられているの
で、空間内の熱、すなわち、制御基板から発生する熱は
空間外部に放出される。さらに、現像手段が給紙トレイ
の上方に、給紙トレイが空気流路の上部を覆うように空
気流路の上方にそれぞれ配設されているので、現像手段
から飛散したトナーの空気流路への飛来が防止される。
成樹脂からなる第1の遮蔽部で覆うとともに、制御基板
の上部以外を第2の遮蔽部で覆っているので、現像手段
やクリーニング手段等から飛散したトナーの、画像形成
部の下方に配置された制御基板への飛来が防止されると
ともに、画像形成部及び定着ユニットで発生する熱の制
御基板への伝導が抑制される。また、第1の遮蔽部と第
2の遮蔽部とによって形成される空間とこの空間外部と
を連通する空気流路が第2の遮蔽部に設けられているの
で、空間内の熱、すなわち、制御基板から発生する熱は
空間外部に放出される。さらに、現像手段が給紙トレイ
の上方に、給紙トレイが空気流路の上部を覆うように空
気流路の上方にそれぞれ配設されているので、現像手段
から飛散したトナーの空気流路への飛来が防止される。
【0006】
【実施例】図1は、半導体レーザを用いた画像記録装置
としてのプリンタの一例を示しており、このプリンタ1
によって行なわれる記録プロセスのあらましを以下に述
べる。図1において、プリンタ1に一部を格納された給
紙トレイ2の底板3上には、記録紙4が束ねられて積載
され、最上位の記録紙4が給紙ローラ5によって記録紙
分離搬送ローラ対6へ向けて送られる。分離搬送ローラ
対6は上ローラ6aと下ローラ6bからなり、このうち
の下ローラ6bは、記録紙給送方向と反対方向(矢印方
向)に回転するか、または、停止状態に保持されてい
て、記録紙4が複数枚、給紙トレイ2から送られてしま
ったとき、図示矢印方向に回転する上ローラ6aと協働
して、最上位の記録紙4のみを分離搬送する。給紙トレ
イ2は、プリンタ1に装着されたままになっており、記
録紙4の補給は、支点55aを中心にしてカバー55を
回動開放し、記録紙4を底板3上に滑り込ませて行う。
給紙トレイ2の下方には、給紙トレイ2内の記録紙4を
上方に押し上げる押上レバー66が配設されている。押
上レバー66は、底板3に当接した状態で、図示しない
モータの駆動力で減速歯車等を介して反時計周りに回動
し、記録紙4が減るのに伴って、底板3を上方に押し上
げるようになっている。また、記録紙4の上面に接する
記録紙エンド検知レバー67は、記録紙4が無くなると
自重で下方に落ち込み、フォトインタラプタ68と協動
して記録紙エンドを検知する。
としてのプリンタの一例を示しており、このプリンタ1
によって行なわれる記録プロセスのあらましを以下に述
べる。図1において、プリンタ1に一部を格納された給
紙トレイ2の底板3上には、記録紙4が束ねられて積載
され、最上位の記録紙4が給紙ローラ5によって記録紙
分離搬送ローラ対6へ向けて送られる。分離搬送ローラ
対6は上ローラ6aと下ローラ6bからなり、このうち
の下ローラ6bは、記録紙給送方向と反対方向(矢印方
向)に回転するか、または、停止状態に保持されてい
て、記録紙4が複数枚、給紙トレイ2から送られてしま
ったとき、図示矢印方向に回転する上ローラ6aと協働
して、最上位の記録紙4のみを分離搬送する。給紙トレ
イ2は、プリンタ1に装着されたままになっており、記
録紙4の補給は、支点55aを中心にしてカバー55を
回動開放し、記録紙4を底板3上に滑り込ませて行う。
給紙トレイ2の下方には、給紙トレイ2内の記録紙4を
上方に押し上げる押上レバー66が配設されている。押
上レバー66は、底板3に当接した状態で、図示しない
モータの駆動力で減速歯車等を介して反時計周りに回動
し、記録紙4が減るのに伴って、底板3を上方に押し上
げるようになっている。また、記録紙4の上面に接する
記録紙エンド検知レバー67は、記録紙4が無くなると
自重で下方に落ち込み、フォトインタラプタ68と協動
して記録紙エンドを検知する。
【0007】記録紙分離搬送ローラ対6によって送られ
る記録紙4は、レジストローラ対7の部位に達したあと
も引き続いて送られ、記録紙4先端が記録紙先端検知セ
ンサ8の部位に到達した状態で、レジストローラ対7は
一旦、停止し、記録紙4もこの移動を停止するようにな
っている。このとき、記録紙分離搬送ローラ対6も停止
する。なお、給紙ローラ5は、記録紙4を所定量給送し
たのち、図示されないクラッチが切れ、空転するように
なっている。前述した給紙トレイ2、記録紙分離搬送ロ
ーラ対6及びレジストローラ対7等から給紙部が構成さ
れる。この給紙部から後述の定着ユニット22まで記録
紙4を搬送する記録紙搬送路が給紙部から連続して形成
されている。
る記録紙4は、レジストローラ対7の部位に達したあと
も引き続いて送られ、記録紙4先端が記録紙先端検知セ
ンサ8の部位に到達した状態で、レジストローラ対7は
一旦、停止し、記録紙4もこの移動を停止するようにな
っている。このとき、記録紙分離搬送ローラ対6も停止
する。なお、給紙ローラ5は、記録紙4を所定量給送し
たのち、図示されないクラッチが切れ、空転するように
なっている。前述した給紙トレイ2、記録紙分離搬送ロ
ーラ対6及びレジストローラ対7等から給紙部が構成さ
れる。この給紙部から後述の定着ユニット22まで記録
紙4を搬送する記録紙搬送路が給紙部から連続して形成
されている。
【0008】給紙トレイ2の上方には、現像剤としての
トナーを蓄えるとともに、像担持体としての感光体15
にトナーを供給する現像手段47が配設されている。現
像手段47は、現像容器48、トナーカートリッジ4
9、トナー撹拌部材50、ドクターブレード51及び現
像スリーブ17等から構成されている。
トナーを蓄えるとともに、像担持体としての感光体15
にトナーを供給する現像手段47が配設されている。現
像手段47は、現像容器48、トナーカートリッジ4
9、トナー撹拌部材50、ドクターブレード51及び現
像スリーブ17等から構成されている。
【0009】ところで、プリンタ1内部においては、こ
の上部に潜像形成手段としての光学筺9が配備され、こ
の光学筺9内にはミラー11,12が図1に示す態位に
配設され、これらミラー系の奥部には、図示されない半
導体レーザ光源や、ホロスキャナまたはポリゴン等が配
設されている。このような光学系を備えたプリンタ1に
おいて、今、ホストマシンからのプリント信号をプリン
タ1が受けると、無端ベルトよりなる感光体15が矢印
方向に回転を始めるようになっていて、これに伴ない、
まず、その感光体表面が帯電チャージャ16により一様
に帯電させられる。
の上部に潜像形成手段としての光学筺9が配備され、こ
の光学筺9内にはミラー11,12が図1に示す態位に
配設され、これらミラー系の奥部には、図示されない半
導体レーザ光源や、ホロスキャナまたはポリゴン等が配
設されている。このような光学系を備えたプリンタ1に
おいて、今、ホストマシンからのプリント信号をプリン
タ1が受けると、無端ベルトよりなる感光体15が矢印
方向に回転を始めるようになっていて、これに伴ない、
まず、その感光体表面が帯電チャージャ16により一様
に帯電させられる。
【0010】一方、上記半導体レーザ光源からは画情報
に対応した信号光が出射し、この信号光は、回転するホ
ロスキャナまたはポリゴンによって走査光に変換され、
この走査光は、ミラー11,12に導びかれてシリンド
リカルレンズ13を通り、一様に帯電させられた感光体
15の表面に投与され、これに伴う露光により、感光体
表面には静電潜像が形成される。符号14は防塵ガラス
を示す。
に対応した信号光が出射し、この信号光は、回転するホ
ロスキャナまたはポリゴンによって走査光に変換され、
この走査光は、ミラー11,12に導びかれてシリンド
リカルレンズ13を通り、一様に帯電させられた感光体
15の表面に投与され、これに伴う露光により、感光体
表面には静電潜像が形成される。符号14は防塵ガラス
を示す。
【0011】このようにして形成された静電潜像は、現
像スリーブ17の表面に担持された一成分現像剤である
トナーにより顕像化される。ところで、記録紙4先端が
記録紙先端検知センサ8の部位に至った状態で、記録紙
4が一旦、停止することは既に述べたところであるが、
この停止の後、レジストローラ対7は再び回転を始め、
この回転により感光体15へ向けて送られる記録紙4の
先端は、転写手段としての転写チャージャ18と対向す
る転写部において、感光体上の顕像先端に好機に会合す
るようになっている。
像スリーブ17の表面に担持された一成分現像剤である
トナーにより顕像化される。ところで、記録紙4先端が
記録紙先端検知センサ8の部位に至った状態で、記録紙
4が一旦、停止することは既に述べたところであるが、
この停止の後、レジストローラ対7は再び回転を始め、
この回転により感光体15へ向けて送られる記録紙4の
先端は、転写手段としての転写チャージャ18と対向す
る転写部において、感光体上の顕像先端に好機に会合す
るようになっている。
【0012】次いで、上記転写部において、感光体15
に接しつつ移動する記録紙4には、転写チャージャ18
により感光体15上のトナー像が転写され、このあと、
記録紙4先端は自己の腰の強さにより感光体から離れ、
以後、記録紙4は、案内部材19,20に案内されつ
つ、熱定着ユニット22の定着ローラ対23へ向けて送
られる。定着ローラ対23は、ローラ23a,23bの
うちの少なくとも一方のローラ23aに熱源を有し、両
ローラ間を記録紙4が通過することにより、記録紙4の
転写像は熱定着され、この定着後、剥離爪24によって
ローラ23aの表面から剥離されつつ、記録紙4は、案
内版41,42からなる記録紙排紙路25へ向けて送ら
れる。排紙路25を通過する間、記録紙4は、その向き
を180°反転され、記録画像面を下向きにして排紙ロ
ーラ対26から排出され、記録紙排出収納部としての排
紙トレイ27に収納される。一方、感光体15の表面に
残留するトナーは、クリーニング手段28のファーブラ
シ29によって除去され、感光体は清浄な状態にされ、
次の記録に備えられる。前述の感光体15、光学筺9、
現像手段47、転写チャージャ18、クリーニング手段
28等から画像形成部が構成されている。
に接しつつ移動する記録紙4には、転写チャージャ18
により感光体15上のトナー像が転写され、このあと、
記録紙4先端は自己の腰の強さにより感光体から離れ、
以後、記録紙4は、案内部材19,20に案内されつ
つ、熱定着ユニット22の定着ローラ対23へ向けて送
られる。定着ローラ対23は、ローラ23a,23bの
うちの少なくとも一方のローラ23aに熱源を有し、両
ローラ間を記録紙4が通過することにより、記録紙4の
転写像は熱定着され、この定着後、剥離爪24によって
ローラ23aの表面から剥離されつつ、記録紙4は、案
内版41,42からなる記録紙排紙路25へ向けて送ら
れる。排紙路25を通過する間、記録紙4は、その向き
を180°反転され、記録画像面を下向きにして排紙ロ
ーラ対26から排出され、記録紙排出収納部としての排
紙トレイ27に収納される。一方、感光体15の表面に
残留するトナーは、クリーニング手段28のファーブラ
シ29によって除去され、感光体は清浄な状態にされ、
次の記録に備えられる。前述の感光体15、光学筺9、
現像手段47、転写チャージャ18、クリーニング手段
28等から画像形成部が構成されている。
【0013】この画像形成部の下方とプリンタ1の底部
との間には、合成樹脂等で一体成形 されるプリンタ1の
ベース部32から延出している遮蔽壁70によって、画
像記録装置1の上下方向に区画された空間が形成されて
いる。遮蔽壁70は、記録紙搬送路に略沿った第1の遮
蔽部としての遮蔽上壁70aと、この遮蔽上壁70aの
周縁から画像記録装置1の底板に向かって垂下した第2
の遮蔽部としての遮蔽側壁70bとから箱状に形成され
ている。なお、遮蔽側壁70bの両側壁の図示は省略す
る。遮蔽壁70により形成される箱状の内部、すなわ
ち、前述の空間には、電装部としての電源ユニット3
3、プリンタ1の制御回路基板34、コントローラ31
及び送風手段としてのファン装置35等が格納されてい
る。コントローラ31は、コード情報を画像信号に変換
するものであって、複数枚の制御基板31a,31b等
を有している。また、コントローラ31の制御基板31
a,31bや制御回路基板34の他に、光学系に係る関
連プリント基板38が光学筺9の上部に設けられ、図1
において、プリンタ1の右側部には、文字パターン格納
装置39が設置されている。
との間には、合成樹脂等で一体成形 されるプリンタ1の
ベース部32から延出している遮蔽壁70によって、画
像記録装置1の上下方向に区画された空間が形成されて
いる。遮蔽壁70は、記録紙搬送路に略沿った第1の遮
蔽部としての遮蔽上壁70aと、この遮蔽上壁70aの
周縁から画像記録装置1の底板に向かって垂下した第2
の遮蔽部としての遮蔽側壁70bとから箱状に形成され
ている。なお、遮蔽側壁70bの両側壁の図示は省略す
る。遮蔽壁70により形成される箱状の内部、すなわ
ち、前述の空間には、電装部としての電源ユニット3
3、プリンタ1の制御回路基板34、コントローラ31
及び送風手段としてのファン装置35等が格納されてい
る。コントローラ31は、コード情報を画像信号に変換
するものであって、複数枚の制御基板31a,31b等
を有している。また、コントローラ31の制御基板31
a,31bや制御回路基板34の他に、光学系に係る関
連プリント基板38が光学筺9の上部に設けられ、図1
において、プリンタ1の右側部には、文字パターン格納
装置39が設置されている。
【0014】コントローラ31等が配置された空間の上
方はシールド枠36で、そして制御基板31a,31b
の下方は金属板52でそれぞれ覆われている。金属板5
2は、プリンタ1にビスによって着脱可能に取り付けら
れている。制御基板31a,31bが空間に配置され、
そして、金属板52で覆われていることにより、信号線
が露呈することがなく、ノイズを発生させたり、あるい
は、ノイズを拾うことがなくなり、これにより、誤動作
の発生を回避することができ、プリンタ1の信頼性をよ
り向上させることができる。また、電源ユニット33と
コントローラ31とはシールド枠36により、互に隔離
されている。
方はシールド枠36で、そして制御基板31a,31b
の下方は金属板52でそれぞれ覆われている。金属板5
2は、プリンタ1にビスによって着脱可能に取り付けら
れている。制御基板31a,31bが空間に配置され、
そして、金属板52で覆われていることにより、信号線
が露呈することがなく、ノイズを発生させたり、あるい
は、ノイズを拾うことがなくなり、これにより、誤動作
の発生を回避することができ、プリンタ1の信頼性をよ
り向上させることができる。また、電源ユニット33と
コントローラ31とはシールド枠36により、互に隔離
されている。
【0015】帯電チャージャ16や転写チャージャ18
等の各種のチャージャからは、オゾンが発生するが、こ
のオゾンの、遮蔽上壁70aの下位空間への進入は、そ
の遮蔽上壁70aによって遮断される。さらに、遮蔽側
壁70bには、制御回路基板34等が格納されている空
間内部とこの空間外部とを連通する空気流路としての空
気取入開口37が設けられている。空気取入開口37
は、記録紙搬送路の記録紙搬送方向に関して定着ユニッ
ト22よりも上流側に位置している。そして、こ のプリ
ンタ1においては、ファン装置35を働かせ、空気取入
開口37から制御回路基板34等が格納されている空間
内部に空気を流入させて、この空間内部の空気をプリン
タ1の外部に排出することにより、電源ユニット33や
コントローラ31等を冷却される。この場合、電源ユニ
ット33の側部33aや、シールド枠36の側部36a
等の一部を金網構造とすることにより、電源ユニット3
3の内部や、制御基板31a,31b等も冷却すること
ができる。
等の各種のチャージャからは、オゾンが発生するが、こ
のオゾンの、遮蔽上壁70aの下位空間への進入は、そ
の遮蔽上壁70aによって遮断される。さらに、遮蔽側
壁70bには、制御回路基板34等が格納されている空
間内部とこの空間外部とを連通する空気流路としての空
気取入開口37が設けられている。空気取入開口37
は、記録紙搬送路の記録紙搬送方向に関して定着ユニッ
ト22よりも上流側に位置している。そして、こ のプリ
ンタ1においては、ファン装置35を働かせ、空気取入
開口37から制御回路基板34等が格納されている空間
内部に空気を流入させて、この空間内部の空気をプリン
タ1の外部に排出することにより、電源ユニット33や
コントローラ31等を冷却される。この場合、電源ユニ
ット33の側部33aや、シールド枠36の側部36a
等の一部を金網構造とすることにより、電源ユニット3
3の内部や、制御基板31a,31b等も冷却すること
ができる。
【0016】この発明では、図2に示すように、制御基
板31c,31dがプリンタ1内の下部に配備される構
成となっているので、必要に応じ制御基板を下方へ任意
に増設できる。図2は、2枚の制御基板31c,31d
を増加した例を示すが、その枚数は任意である。この制
御基板の増設に伴なって制御基板層が装置本体の底部よ
り下方に膨出した場合、符号56で示すような長い脚5
6を取り付けることにより、プリンタの高さを適当に調
整することができる。
板31c,31dがプリンタ1内の下部に配備される構
成となっているので、必要に応じ制御基板を下方へ任意
に増設できる。図2は、2枚の制御基板31c,31d
を増加した例を示すが、その枚数は任意である。この制
御基板の増設に伴なって制御基板層が装置本体の底部よ
り下方に膨出した場合、符号56で示すような長い脚5
6を取り付けることにより、プリンタの高さを適当に調
整することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、現像手段やクリーニング手段等から飛散したト
ナーの、画像形成部の下方に配置された制御基板への飛
来が防止されるとともに、画像形成部及び定着ユニット
で発生する熱の制御基板への伝導が抑制されるので、ト
ナーによる制御基板への悪影響を防止でき、制御基板の
安定した動作が得られ、画像記録装置の信頼性も向上す
る。また、画像形成部、特に定着ユニットからの熱によ
る制御基板への悪影響を防止できる。さらに、第1の遮
蔽部と第2の遮蔽部とによって形成される空間内の熱、
すなわち、制御基板から発生する熱は空間外部に放出さ
れるので、制御基板が冷却されて制御基板の耐久性が向
上する。さらに、トナーの補給時等にトナーが飛散した
としても、空気流路の上部が給紙トレイにより覆われて
いることにより現像手段から飛散したトナーの空気流路
への飛来が防止されるので、制御基板等の汚染が防止さ
れ、制御基板の信頼性を確保できる。
よれば、現像手段やクリーニング手段等から飛散したト
ナーの、画像形成部の下方に配置された制御基板への飛
来が防止されるとともに、画像形成部及び定着ユニット
で発生する熱の制御基板への伝導が抑制されるので、ト
ナーによる制御基板への悪影響を防止でき、制御基板の
安定した動作が得られ、画像記録装置の信頼性も向上す
る。また、画像形成部、特に定着ユニットからの熱によ
る制御基板への悪影響を防止できる。さらに、第1の遮
蔽部と第2の遮蔽部とによって形成される空間内の熱、
すなわち、制御基板から発生する熱は空間外部に放出さ
れるので、制御基板が冷却されて制御基板の耐久性が向
上する。さらに、トナーの補給時等にトナーが飛散した
としても、空気流路の上部が給紙トレイにより覆われて
いることにより現像手段から飛散したトナーの空気流路
への飛来が防止されるので、制御基板等の汚染が防止さ
れ、制御基板の信頼性を確保できる。
【図1】本発明の一実施例を示す画像記録装置の断面図
である。
である。
【図2】制御基板を増設した実施例の要部断面図であ
る。
る。
1 画像記録装置 2 給紙トレイ 6 記録紙分離搬送ローラ対 7 レジストローラ対 4 記録紙 9 潜像形成手段としての光学系 15 像担持体としての感光体 18 転写手段としての転写チャージャ 22 熱定着ユニット 28 クリーニング手段 31a,31b,31c,31d 制御基板 35 送風手段としてのファン装置37 空気流路としての空気取入開口 47 現像手段70 遮蔽壁 70a 第1の遮蔽部としての遮蔽上壁 70b 第2の遮蔽部としての遮蔽側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭58−136473(JP,A) 実開 昭58−182495(JP,U) 実開 昭56−120558(JP,U) 実開 昭58−52559(JP,U) 実開 昭58−180693(JP,U) 実開 昭58−155898(JP,U) 特公 平8−25301(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】給紙トレイを含む給紙部より給送された記
録紙に、少なくとも像担持体、潜像形成手段、トナーを
内蔵する現像手段、転写手段及び前記像担持体の表面の
残留トナーを除去するクリーニング手段で構成される画
像形成部で画像記録を行い、記録紙上の画像を定着ユニ
ットで定着した後、その記録紙を装置外に排出する画像
記録装置において、 装置の上部に設けられた記録紙排出収納部と、 前記給紙部から前記定着ユニットまで記録紙を搬送する
記録紙搬送路と、 前記定着ユニットを通過した後の記録紙を、その表裏を
反転して前記記録紙排出収納部に排出するための記録紙
排紙路と、 前記画像形成部、前記記録紙搬送路及び前記定着ユニッ
トの下方に形成される空間に配置された制御基板と、 前記画像形成部、前記記録紙搬送路及び前記定着ユニッ
トと前記制御基板との間に、前記制御基板の上部を覆う
ように配設された、合成樹脂からなる第1の遮蔽部と、 前記制御基板の上部以外を覆うように、前記第1の遮蔽
部の周縁から前記画像記録装置の底板に向かって垂下し
て、前記第1の遮蔽部とによって前記空間を形成する第
2の遮蔽部と、 前記記録紙搬送路の記録紙搬送方向に関して前記定着ユ
ニットよりも上流側に位置する前記第2の遮蔽部に設け
られた、前記空間とこの空間外部とを連通する空気流路
と、 を有し、 前記現像手段が前記給紙トレイの上方に配設されている
とともに、前記給紙トレイが前記空気流路の上部を覆う
ように配設されている ことを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7114489A JP2614032B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7114489A JP2614032B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 画像記録装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59026609A Division JPH0825301B2 (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07311488A JPH07311488A (ja) | 1995-11-28 |
JP2614032B2 true JP2614032B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=14639042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7114489A Expired - Lifetime JP2614032B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614032B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5409752B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2014-02-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014282Y2 (ja) * | 1980-02-16 | 1985-05-07 | 株式会社リコー | 電子写真装置における定着装置 |
JPS58136473A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-13 | Hitachi Ltd | プリント装置 |
JPS58182495U (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-05 | 日本精機株式会社 | 液晶表示装置 |
JPH0825301B2 (ja) * | 1984-02-15 | 1996-03-13 | 株式会社リコー | 画像記録装置 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP7114489A patent/JP2614032B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07311488A (ja) | 1995-11-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |