JP2603669Y2 - 中空糸膜モジュール - Google Patents
中空糸膜モジュールInfo
- Publication number
- JP2603669Y2 JP2603669Y2 JP1993050123U JP5012393U JP2603669Y2 JP 2603669 Y2 JP2603669 Y2 JP 2603669Y2 JP 1993050123 U JP1993050123 U JP 1993050123U JP 5012393 U JP5012393 U JP 5012393U JP 2603669 Y2 JP2603669 Y2 JP 2603669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- fiber membrane
- potting
- membrane module
- bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえばろ過・造水・
廃水処理等に用いられる中空糸膜モジュールに関する。
廃水処理等に用いられる中空糸膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、排水中の微粒子成分を除去し
て、水を再利用する手段としては、一般的にろ過が用い
られる。特に、超微粒子まで除去するためには、精密ろ
過膜が使用され、また懸濁物質を多く含む液を処理する
ためには、中空糸膜タイプの外圧ろ過方式が多く採用さ
れている。
て、水を再利用する手段としては、一般的にろ過が用い
られる。特に、超微粒子まで除去するためには、精密ろ
過膜が使用され、また懸濁物質を多く含む液を処理する
ためには、中空糸膜タイプの外圧ろ過方式が多く採用さ
れている。
【0003】この中空糸膜タイプをモジュール化した従
来の中空糸膜モジュールとしては、たとえば図4に示す
ようなものがある。すなわち、この中空糸膜モジュール
100,100’は、筒状のケース101内に多数本の
中空糸膜102の束が充填され、ケース101の端部に
て各中空糸膜102の隙間および各中空糸膜102とケ
ース101間を封止材としてのポッティング材103
(ポリウレタン系,エポキシ系の接着剤等)で封止固定
(ポッティング)された構成となっている。中空糸膜1
02の束の充填方式は、大きく分けて図4(a)に示す
ループタイプ(中空糸膜モジュール100)と、図4
(b)に示す両端ポッティングタイプ(中空糸膜モジュ
ール100’)の二種類がある。
来の中空糸膜モジュールとしては、たとえば図4に示す
ようなものがある。すなわち、この中空糸膜モジュール
100,100’は、筒状のケース101内に多数本の
中空糸膜102の束が充填され、ケース101の端部に
て各中空糸膜102の隙間および各中空糸膜102とケ
ース101間を封止材としてのポッティング材103
(ポリウレタン系,エポキシ系の接着剤等)で封止固定
(ポッティング)された構成となっている。中空糸膜1
02の束の充填方式は、大きく分けて図4(a)に示す
ループタイプ(中空糸膜モジュール100)と、図4
(b)に示す両端ポッティングタイプ(中空糸膜モジュ
ール100’)の二種類がある。
【0004】そして、原水供給口104が、ループタイ
プ,両端ポッティングタイプの中空糸膜モジュール10
0,100’共ケース101の側面に設けられており、
透過液出口105がポッティング部106の下流側に設
けられている。原水が原水供給口104から中空糸膜1
02の外表面から内部へと通ってろ過され、ろ過された
透過液は透過液出口105を介して流出されるものであ
る。
プ,両端ポッティングタイプの中空糸膜モジュール10
0,100’共ケース101の側面に設けられており、
透過液出口105がポッティング部106の下流側に設
けられている。原水が原水供給口104から中空糸膜1
02の外表面から内部へと通ってろ過され、ろ過された
透過液は透過液出口105を介して流出されるものであ
る。
【0005】すなわち、この中空糸膜モジュール10
0,100’は、除去対象物質(微粒子成分)が中空糸
膜102の外表面で捕捉され、ある時点で中空糸膜10
2の外表面の堆積物を剥離する操作、すなわち中空糸膜
102の洗浄を行ない、ろ過と洗浄工程を繰り返しなが
ら連続運転が行なわれる。
0,100’は、除去対象物質(微粒子成分)が中空糸
膜102の外表面で捕捉され、ある時点で中空糸膜10
2の外表面の堆積物を剥離する操作、すなわち中空糸膜
102の洗浄を行ない、ろ過と洗浄工程を繰り返しなが
ら連続運転が行なわれる。
【0006】ここで、中空糸膜102の洗浄に関して
は、薬品による処理,逆洗,中空糸膜102を揺動させ
る洗浄,クロスフロー洗浄(フラッシング洗浄)のそれ
ぞれ単独または組合せで行なわれる。
は、薬品による処理,逆洗,中空糸膜102を揺動させ
る洗浄,クロスフロー洗浄(フラッシング洗浄)のそれ
ぞれ単独または組合せで行なわれる。
【0007】上記中空糸膜102を揺動させる洗浄とし
ては、機械的洗浄,超音波洗浄あるいは、エアの吹き込
みによって中空糸膜102を泳がせるバブリング洗浄が
挙げられる。
ては、機械的洗浄,超音波洗浄あるいは、エアの吹き込
みによって中空糸膜102を泳がせるバブリング洗浄が
挙げられる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、中空糸
膜102を強制的に揺動させる場合に問題となるのが、
中空糸膜102の切れ防止対策であり、単なる中空糸膜
102の強度アップだけでは解決できない場合がある。
膜102を強制的に揺動させる場合に問題となるのが、
中空糸膜102の切れ防止対策であり、単なる中空糸膜
102の強度アップだけでは解決できない場合がある。
【0009】そして、ループタイプの中空糸膜モジュー
ル100の場合には、モジュールの下方に設けた洗浄用
エア供給口107より洗浄用エアを吹き込んだときに、
中空糸膜102がめくれあがり、中空糸膜102同士が
絡み合ってしまうことがあり、ろ過効率,洗浄効率が低
下する。また、中空糸膜102が長くなった場合には、
中空糸膜102の軸方向内側流路抵抗が大きくなり、ポ
ッティング部106と反対側の中空糸膜102が有効に
使われない。
ル100の場合には、モジュールの下方に設けた洗浄用
エア供給口107より洗浄用エアを吹き込んだときに、
中空糸膜102がめくれあがり、中空糸膜102同士が
絡み合ってしまうことがあり、ろ過効率,洗浄効率が低
下する。また、中空糸膜102が長くなった場合には、
中空糸膜102の軸方向内側流路抵抗が大きくなり、ポ
ッティング部106と反対側の中空糸膜102が有効に
使われない。
【0010】また、両端ポッティングタイプの中空糸膜
モジュール100’の場合では、中空糸膜102の絡
み,めくれはないが、いずれにしろ中空糸膜102を揺
動させたときには、ダメージを受け、中空糸膜102の
切れが発生する。
モジュール100’の場合では、中空糸膜102の絡
み,めくれはないが、いずれにしろ中空糸膜102を揺
動させたときには、ダメージを受け、中空糸膜102の
切れが発生する。
【0011】特に、中空糸膜102がダメージを受けや
すいところは、図5および図6(a)に示すようにポッ
ティング部106の根元部分であり、さらにエアAが吹
き上がってきて、ポッティング部106にぶつかり、エ
アAが集中的に当たるところでは、中空糸膜102が切
れやすくなる。
すいところは、図5および図6(a)に示すようにポッ
ティング部106の根元部分であり、さらにエアAが吹
き上がってきて、ポッティング部106にぶつかり、エ
アAが集中的に当たるところでは、中空糸膜102が切
れやすくなる。
【0012】すなわち、中空糸膜102の束の外周付近
が、ポッティング材103の吸い上がりもあり、エアA
が直接当たるためダメージを受けやすい(図6(a)中
矢印Dの部分)。これは、図5に示すように中空糸膜1
02の壁面へのポッティング材103の吸い上がり部V
が中空糸膜102を揺動させた場合には、この部分を支
点にして屈曲することにより、中空糸膜102の切れが
発生しやすい。
が、ポッティング材103の吸い上がりもあり、エアA
が直接当たるためダメージを受けやすい(図6(a)中
矢印Dの部分)。これは、図5に示すように中空糸膜1
02の壁面へのポッティング材103の吸い上がり部V
が中空糸膜102を揺動させた場合には、この部分を支
点にして屈曲することにより、中空糸膜102の切れが
発生しやすい。
【0013】この対策として、中空糸膜102の束の根
元部分をパイプ,筒状の不織布,ネット等の保護部材1
08で、保護する場合があり、ポッティング材103の
吸い上がった部分は動かなくすることができる。
元部分をパイプ,筒状の不織布,ネット等の保護部材1
08で、保護する場合があり、ポッティング材103の
吸い上がった部分は動かなくすることができる。
【0014】しかしながら、中空糸膜102の束があま
りにも太くなると(φ50mm以上)ポッティング材1
03による中空糸膜102の保持機能が充分でなくな
る。また、図6(b)のように保護部材108が一層で
保護部材108に筒状の不織布を用いたとき、この不織
布にポッティング材103が浸透して固化し、ここを支
点に中空糸膜102が屈曲し、ダメージを受け、切れが
発生する(図中矢印D’の部分)。
りにも太くなると(φ50mm以上)ポッティング材1
03による中空糸膜102の保持機能が充分でなくな
る。また、図6(b)のように保護部材108が一層で
保護部材108に筒状の不織布を用いたとき、この不織
布にポッティング材103が浸透して固化し、ここを支
点に中空糸膜102が屈曲し、ダメージを受け、切れが
発生する(図中矢印D’の部分)。
【0015】本考案は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、中
空糸膜の切れをなくし、寿命の延長を図ると共に、耐久
性の向上を図り得る中空糸膜モジュールを提供すること
にある。
るためになされたもので、その目的とするところは、中
空糸膜の切れをなくし、寿命の延長を図ると共に、耐久
性の向上を図り得る中空糸膜モジュールを提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案にあっては、ケースに設けられた孔に中空糸
膜の束の端部を挿入し、前記中空糸膜の束の端部におけ
る各中空糸膜の隙間および各中空糸膜とケースの孔との
隙間を封止材で封止固定した中空糸膜モジュールであっ
て、前記ケースの孔の内周と中空糸膜の束の間に配設さ
れて前記封止材の吸い上がり部よりも軸方向内側に突出
するように延びる第1保護部材と、前記第1保護部材と
中空糸膜の束の間に配設されて前記第1保護部材よりも
軸方向内側に突出するように延びる第2保護部材と、を
設けて成ることを特徴とする。
に、本考案にあっては、ケースに設けられた孔に中空糸
膜の束の端部を挿入し、前記中空糸膜の束の端部におけ
る各中空糸膜の隙間および各中空糸膜とケースの孔との
隙間を封止材で封止固定した中空糸膜モジュールであっ
て、前記ケースの孔の内周と中空糸膜の束の間に配設さ
れて前記封止材の吸い上がり部よりも軸方向内側に突出
するように延びる第1保護部材と、前記第1保護部材と
中空糸膜の束の間に配設されて前記第1保護部材よりも
軸方向内側に突出するように延びる第2保護部材と、を
設けて成ることを特徴とする。
【0017】上記構成の中空糸膜モジュールにあって
は、中空糸膜が揺動しても第1保護部材により封止材の
吸い上がり部による中空糸膜の切れが防止され、第2保
護部材により第1保護部材による中空糸膜の切れが防止
されるので、確実に中空糸膜の切れが防止される。
は、中空糸膜が揺動しても第1保護部材により封止材の
吸い上がり部による中空糸膜の切れが防止され、第2保
護部材により第1保護部材による中空糸膜の切れが防止
されるので、確実に中空糸膜の切れが防止される。
【0018】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。本考案の一実施例に係る中空糸膜モジュールを示
す図1乃至図3において、1は中空糸膜モジュールを示
しており、この中空糸膜モジュール1は、外圧ろ過方式
であり、概略、ケース2に多数本の中空糸膜3の束を露
出して保持し、ケース2の開口部にて各中空糸膜3の隙
間および各中空糸膜3とケース2間の隙間を封止材とし
てのポッティング材4で中空糸膜束5の外周部に配置し
た第1,第2保護部材6,7を介して封止固定(ポッテ
ィング)した構成である。
する。本考案の一実施例に係る中空糸膜モジュールを示
す図1乃至図3において、1は中空糸膜モジュールを示
しており、この中空糸膜モジュール1は、外圧ろ過方式
であり、概略、ケース2に多数本の中空糸膜3の束を露
出して保持し、ケース2の開口部にて各中空糸膜3の隙
間および各中空糸膜3とケース2間の隙間を封止材とし
てのポッティング材4で中空糸膜束5の外周部に配置し
た第1,第2保護部材6,7を介して封止固定(ポッテ
ィング)した構成である。
【0019】中空糸膜束5はストレート状で、その両端
部をケース2にて保持している。このケース2は、中空
糸膜3の端末が開口され透過液の流出する側の中空糸膜
束5の端部を保持するポッティングヘッド部材21と、
その反対側の中空糸膜3の端末が閉ざされる封止側であ
るポッティングリヤ部材22と、ポッティングヘッド部
材21とポッティングリヤ部材22とを所定間隔で支持
するための支柱23と、から構成されている。また、ポ
ッティングヘッド部材21およびポッティングリヤ部材
22には、軸方向に貫通する複数の孔24,…を有して
いる。
部をケース2にて保持している。このケース2は、中空
糸膜3の端末が開口され透過液の流出する側の中空糸膜
束5の端部を保持するポッティングヘッド部材21と、
その反対側の中空糸膜3の端末が閉ざされる封止側であ
るポッティングリヤ部材22と、ポッティングヘッド部
材21とポッティングリヤ部材22とを所定間隔で支持
するための支柱23と、から構成されている。また、ポ
ッティングヘッド部材21およびポッティングリヤ部材
22には、軸方向に貫通する複数の孔24,…を有して
いる。
【0020】このポッティングヘッド部材21,ポッテ
ィングリヤ部材22に有する孔24,…に小径の束とし
た中空糸膜束5の端部を挿入し、それぞれの孔24内に
ポッティング材4を充填して各中空糸膜3の隙間および
各中空糸膜3と孔24の内周間の隙間を第1,第2保護
部材6,7を介してポッティングする。このとき、ポッ
ティングヘッド部材21側は各中空糸膜の端末を開口状
態に保ち、ポッティングリヤ部材22側は各中空糸膜2
の端末を封止している。
ィングリヤ部材22に有する孔24,…に小径の束とし
た中空糸膜束5の端部を挿入し、それぞれの孔24内に
ポッティング材4を充填して各中空糸膜3の隙間および
各中空糸膜3と孔24の内周間の隙間を第1,第2保護
部材6,7を介してポッティングする。このとき、ポッ
ティングヘッド部材21側は各中空糸膜の端末を開口状
態に保ち、ポッティングリヤ部材22側は各中空糸膜2
の端末を封止している。
【0021】図3および図6(c)に断面構成が拡大表
示されるように、上記第1保護部材6は、中空糸膜束5
のポッティング根元部分で、中空糸膜3の外壁にポッテ
ィング材4が膜状に吸い上がっている部分を保護するも
ので、孔24の内周付近に配設され、ポッティング材4
の吸い上がり部41よりも軸方向内側に突出するように
延びている。また第2保護部材7は、第1保護部材6と
中空糸膜束5の外周部との間に設けられており、第1保
護部材6よりも軸方向内側に突出するように延びてい
る。尚、図1,図2における第1保護部材6及び第2保
護部材7も、図3および図6(c)と同様の構成となっ
ている。
示されるように、上記第1保護部材6は、中空糸膜束5
のポッティング根元部分で、中空糸膜3の外壁にポッテ
ィング材4が膜状に吸い上がっている部分を保護するも
ので、孔24の内周付近に配設され、ポッティング材4
の吸い上がり部41よりも軸方向内側に突出するように
延びている。また第2保護部材7は、第1保護部材6と
中空糸膜束5の外周部との間に設けられており、第1保
護部材6よりも軸方向内側に突出するように延びてい
る。尚、図1,図2における第1保護部材6及び第2保
護部材7も、図3および図6(c)と同様の構成となっ
ている。
【0022】このように構成された第1,第2保護部材
6,7により各中空糸膜束5のポッティング根元部分が
保護されている。
6,7により各中空糸膜束5のポッティング根元部分が
保護されている。
【0023】上記のように構成された中空糸膜モジュー
ル1は、原水が中空糸膜3の外表面から内部を通ってろ
過され、ろ過された透過液は中空糸膜2の端末が開口し
ているポッティングヘッド部21の孔24が透過液出口
5Aとなって流出されるもので、外圧ろ過方式となって
いる。
ル1は、原水が中空糸膜3の外表面から内部を通ってろ
過され、ろ過された透過液は中空糸膜2の端末が開口し
ているポッティングヘッド部21の孔24が透過液出口
5Aとなって流出されるもので、外圧ろ過方式となって
いる。
【0024】そして、この中空糸膜モジュール1を図1
に示すようハウジング8に着脱自在に装着する。
に示すようハウジング8に着脱自在に装着する。
【0025】ハウジング8は、中空糸膜モジュール1が
収納される筒体81と、筒体81の両開口部を閉塞する
上,下蓋82,83と、から構成されている。そして、
中空糸膜モジュール1装着時、中空糸膜モジュール1の
ポッティングヘッド部21の位置と径方向ほぼ同位置の
筒体81の側面に原水供給口A9が設けられ、該原水供
給口9と断面で見て対向して洗浄液排出口10が設けら
れている。また、上蓋82の、装着時における中空糸膜
モジュール1の軸線方向に中空糸膜モジュール1の透過
液出口5Aから流出した透過液を外部に流出するための
透過液出口ポート11を有する筒状部材82Aが設けら
れている。さらに、この筒状部材82の内周に透過液出
口ポート11と連通する孔を有する中空糸膜モジュール
1を着脱自在に支持する支持部材82Bがシール部材を
介して液密に装着されている。
収納される筒体81と、筒体81の両開口部を閉塞する
上,下蓋82,83と、から構成されている。そして、
中空糸膜モジュール1装着時、中空糸膜モジュール1の
ポッティングヘッド部21の位置と径方向ほぼ同位置の
筒体81の側面に原水供給口A9が設けられ、該原水供
給口9と断面で見て対向して洗浄液排出口10が設けら
れている。また、上蓋82の、装着時における中空糸膜
モジュール1の軸線方向に中空糸膜モジュール1の透過
液出口5Aから流出した透過液を外部に流出するための
透過液出口ポート11を有する筒状部材82Aが設けら
れている。さらに、この筒状部材82の内周に透過液出
口ポート11と連通する孔を有する中空糸膜モジュール
1を着脱自在に支持する支持部材82Bがシール部材を
介して液密に装着されている。
【0026】一方、ポッティングヘッド部21の外周部
にはねじ部を有しており、このねじ部が支持部材82B
に有するねじ部に螺合することにより、中空糸膜モジュ
ール1がハウジング8に吊された状態で装着される。す
なわち、中空糸膜モジュール1を支持部材82Bに螺合
したり、外したりすることによりハウジング8から着脱
自在となっているのである。
にはねじ部を有しており、このねじ部が支持部材82B
に有するねじ部に螺合することにより、中空糸膜モジュ
ール1がハウジング8に吊された状態で装着される。す
なわち、中空糸膜モジュール1を支持部材82Bに螺合
したり、外したりすることによりハウジング8から着脱
自在となっているのである。
【0027】また、下蓋83の、中空糸膜モジュール1
装着時における軸線方向に原水を排出するためのドレイ
ンポート12が設けられており、そのドレインポート1
2の内部にはハウジング8内にエアAを供給するための
エア供給口13が挿入されている。一方、中空糸膜モジ
ュール1内にエアAを供給するためのエア供給ポート1
4がポッティングリヤ部22を貫通して形成されてい
る。また、ドレインポート12の半径方向外側に原水供
給口B9’が設けられている。
装着時における軸線方向に原水を排出するためのドレイ
ンポート12が設けられており、そのドレインポート1
2の内部にはハウジング8内にエアAを供給するための
エア供給口13が挿入されている。一方、中空糸膜モジ
ュール1内にエアAを供給するためのエア供給ポート1
4がポッティングリヤ部22を貫通して形成されてい
る。また、ドレインポート12の半径方向外側に原水供
給口B9’が設けられている。
【0028】このように構成されたハウジング8に中空
糸膜束5が露出している中空糸膜モジュール1を装着す
ることにより、原水が原水供給口A,B9,9’から原
水がハウジング8内に供給され、供給された原水内の除
去対象物質(微粒子成分)が中空糸膜3の外表面で捕捉
され、捕捉された透過液は中空糸膜3の内部を通って中
空糸膜モジュール1の透過液出口5A、透過液出口ポー
ト11を介して外部に流出される。
糸膜束5が露出している中空糸膜モジュール1を装着す
ることにより、原水が原水供給口A,B9,9’から原
水がハウジング8内に供給され、供給された原水内の除
去対象物質(微粒子成分)が中空糸膜3の外表面で捕捉
され、捕捉された透過液は中空糸膜3の内部を通って中
空糸膜モジュール1の透過液出口5A、透過液出口ポー
ト11を介して外部に流出される。
【0029】そして、ある時点で中空糸膜3の外表面の
堆積物を剥離する操作、すなわち中空糸膜3の洗浄を行
なう。洗浄は、ハウジング8内に原水供給口A,B9,
9’等から洗浄液を供給し、薬品等の洗浄液排出口10
より排出することにより行なったり、エアAをエア供給
口13,エア供給ポート14を介して中空糸膜モジュー
ル1の各中空糸膜束5に供給して中空糸膜3を揺動させ
て行なう。
堆積物を剥離する操作、すなわち中空糸膜3の洗浄を行
なう。洗浄は、ハウジング8内に原水供給口A,B9,
9’等から洗浄液を供給し、薬品等の洗浄液排出口10
より排出することにより行なったり、エアAをエア供給
口13,エア供給ポート14を介して中空糸膜モジュー
ル1の各中空糸膜束5に供給して中空糸膜3を揺動させ
て行なう。
【0030】このようにろ過と洗浄工程を繰り返しなが
ら連続運転が行なわれるのである。
ら連続運転が行なわれるのである。
【0031】上記構成の中空糸膜モジュールにあって
は、第1保護部材6によりポッティング材4の吸い上が
り部41において中空糸膜3が揺動した際の屈曲が防が
れることにより中空糸膜3の切れが防止され、第2保護
部材7により第1保護部材6による中空糸膜3の屈曲が
防がれることにより中空糸膜3の切れが防止されるの
で、確実に中空糸膜3の切れが防止される。したがっ
て、寿命が長く耐久性のある中空糸膜モジュールを提供
することができる。
は、第1保護部材6によりポッティング材4の吸い上が
り部41において中空糸膜3が揺動した際の屈曲が防が
れることにより中空糸膜3の切れが防止され、第2保護
部材7により第1保護部材6による中空糸膜3の屈曲が
防がれることにより中空糸膜3の切れが防止されるの
で、確実に中空糸膜3の切れが防止される。したがっ
て、寿命が長く耐久性のある中空糸膜モジュールを提供
することができる。
【0032】さらに、1つのモジュール内に中空糸膜束
5が複数の小径の束としてケース2に保持されているの
で、各中空糸膜3の洗浄性が確保され(中空糸膜束5を
あまり太くすると径方向中央部の中空糸膜3の洗浄効率
が低下する。)、及び中空糸膜束5のポッティング根元
部分に設けられた第1,第2保護部材6,7の保護効果
が高められる。
5が複数の小径の束としてケース2に保持されているの
で、各中空糸膜3の洗浄性が確保され(中空糸膜束5を
あまり太くすると径方向中央部の中空糸膜3の洗浄効率
が低下する。)、及び中空糸膜束5のポッティング根元
部分に設けられた第1,第2保護部材6,7の保護効果
が高められる。
【0033】そして、この中空糸膜モジュールは、ハウ
ジング8に対して着脱自在可能であるため、中空糸膜3
が劣化した場合でも、ハウジング8は継続して使用する
ことができる。また、ハウジング8の材質・配管等の材
質の関係から薬品洗浄が行なえない場合にも中空糸膜モ
ジュールをハウジング8から取り出して、薬品洗浄が可
能である。
ジング8に対して着脱自在可能であるため、中空糸膜3
が劣化した場合でも、ハウジング8は継続して使用する
ことができる。また、ハウジング8の材質・配管等の材
質の関係から薬品洗浄が行なえない場合にも中空糸膜モ
ジュールをハウジング8から取り出して、薬品洗浄が可
能である。
【0034】さらに、原水供給口A,B9,9’は図1
に示すように、原水供給口A9はポッティングヘッド部
材21と径方向ほぼ同位置に、原水供給口B9’はポッ
ティングリヤ部材22の封止側に向かって設置されてい
るので、一ケ所の原水供給口から供給される原水の流れ
が、特定の中空糸膜3に直接ダメージを受けることがな
い。
に示すように、原水供給口A9はポッティングヘッド部
材21と径方向ほぼ同位置に、原水供給口B9’はポッ
ティングリヤ部材22の封止側に向かって設置されてい
るので、一ケ所の原水供給口から供給される原水の流れ
が、特定の中空糸膜3に直接ダメージを受けることがな
い。
【0035】以下に図1及び図2に基づいて具体例を示
す。
す。
【0036】[具体例] φ20mm×7箇所の孔24が設けられたポッティング
ヘッド部材21を用い、ポッティング材4としてポリウ
レタン、中空糸膜3には、外径φ0.36mm×内径φ
0.20mmのポリスルホン製中空糸膜(細孔径0.2
μm)を使用して中空糸膜モジュール1を作製し(有効
長さ200mm)、ハウジング8に装着した。ろ過圧1
〜1.5kg/cm2で水道水を1分間ろ過←→エア吹き込み
流量500Nl/hrによるバブリング洗浄1分間での
繰り返しを行なったところ20日間の連続運転において
も中空糸膜3の切れの発生は確認されなかった。
ヘッド部材21を用い、ポッティング材4としてポリウ
レタン、中空糸膜3には、外径φ0.36mm×内径φ
0.20mmのポリスルホン製中空糸膜(細孔径0.2
μm)を使用して中空糸膜モジュール1を作製し(有効
長さ200mm)、ハウジング8に装着した。ろ過圧1
〜1.5kg/cm2で水道水を1分間ろ過←→エア吹き込み
流量500Nl/hrによるバブリング洗浄1分間での
繰り返しを行なったところ20日間の連続運転において
も中空糸膜3の切れの発生は確認されなかった。
【0037】なお、ここで用いた第1,第2保護部材
6,7は、タイプAとして第1保護部材6:外径φ18
mm×内径φ13mmの塩ビパイプ,第2保護部材7:
ポリプロピレン製不織布、タイプBとして第1保護部材
6:ポリプロピレン製不織布,第2保護部材7:ポリプ
ロピレン製不織布が用いられ、それぞれについて同様な
結果(中空糸膜3の切れの発生なし)が得られた。
6,7は、タイプAとして第1保護部材6:外径φ18
mm×内径φ13mmの塩ビパイプ,第2保護部材7:
ポリプロピレン製不織布、タイプBとして第1保護部材
6:ポリプロピレン製不織布,第2保護部材7:ポリプ
ロピレン製不織布が用いられ、それぞれについて同様な
結果(中空糸膜3の切れの発生なし)が得られた。
【0038】以下に比較例1,2を示す。
【0039】[比較例1] ポッティングヘッド部材21として内径φ77mmの塩
ビパイプを用いて中空糸膜モジュールを作製し(ハウジ
ング8の形状,使用した中空糸膜3等は、具体例と同
じ)、具体例と同様の評価を行なったところ、24時間
後に1本の中空糸膜3の切れが発生、また、徐々に中空
糸膜3の切れ本数が増える傾向があり7日後に10本程
度となった。
ビパイプを用いて中空糸膜モジュールを作製し(ハウジ
ング8の形状,使用した中空糸膜3等は、具体例と同
じ)、具体例と同様の評価を行なったところ、24時間
後に1本の中空糸膜3の切れが発生、また、徐々に中空
糸膜3の切れ本数が増える傾向があり7日後に10本程
度となった。
【0040】[比較例2] 具体例と同じ、φ20mm×7箇所の孔24を有するポ
ッティングヘッド部材21を用い、第1保護部材6とし
てポリプロピレン製不織布1枚のみを使用した場合、中
空糸膜3の切れが6日後に発生し、保護機能が不充分で
あることが確認された。
ッティングヘッド部材21を用い、第1保護部材6とし
てポリプロピレン製不織布1枚のみを使用した場合、中
空糸膜3の切れが6日後に発生し、保護機能が不充分で
あることが確認された。
【0041】なお、比較例1,2ともに、中空糸膜3の
切れの発生箇所は、ポッティング根元部分付近かつ各中
空糸膜束5の外周部付近であった。
切れの発生箇所は、ポッティング根元部分付近かつ各中
空糸膜束5の外周部付近であった。
【0042】そして、上記実施例では、両端ポッティン
グタイプのモジュールを例に取って説明したが、もちろ
んループタイプのモジュールにおいても同様に適用する
ものである。また、第1,第2保護部材は各1つずつと
して説明したが、それぞれの保護部材の個数について
は、特に限定されるものではない。
グタイプのモジュールを例に取って説明したが、もちろ
んループタイプのモジュールにおいても同様に適用する
ものである。また、第1,第2保護部材は各1つずつと
して説明したが、それぞれの保護部材の個数について
は、特に限定されるものではない。
【0043】本考案は、以上の構成および作用を有する
もので、第1保護部材により封止材の吸い上がり部にお
いて中空糸膜が揺動した際の屈曲が防がれることにより
中空糸膜の切れが防止され、第2保護部材により第1保
護部材による中空糸膜の屈曲が防がれることにより中空
糸膜の切れが防止されるので、確実に中空糸膜の切れが
防止される。したがって、寿命の延長が図れ、耐久性の
向上が図れた。
もので、第1保護部材により封止材の吸い上がり部にお
いて中空糸膜が揺動した際の屈曲が防がれることにより
中空糸膜の切れが防止され、第2保護部材により第1保
護部材による中空糸膜の屈曲が防がれることにより中空
糸膜の切れが防止されるので、確実に中空糸膜の切れが
防止される。したがって、寿命の延長が図れ、耐久性の
向上が図れた。
【図1】図1は本考案の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールがハウジングに装着されている状態を示す断面図で
ある。
ールがハウジングに装着されている状態を示す断面図で
ある。
【図2】図2(a)はハウジングから取り出した中空糸
膜モジュールの半断面図であり、同図(b)は同図
(a)の正面図である。
膜モジュールの半断面図であり、同図(b)は同図
(a)の正面図である。
【図3】図3は本考案の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールのポッティング部の概略断面図である。
ールのポッティング部の概略断面図である。
【図4】図4は従来の中空糸膜モジュールの概略断面図
であり、同図(a)はループタイプの中空糸膜モジュー
ルを示し、同図(b)は両端ポッティングタイプの中空
糸膜モジュールを示している。
であり、同図(a)はループタイプの中空糸膜モジュー
ルを示し、同図(b)は両端ポッティングタイプの中空
糸膜モジュールを示している。
【図5】図5は従来の中空糸膜モジュールのポッティン
グ部の概略断面図である。
グ部の概略断面図である。
【図6】図6(a)は従来のポッティング部の要部断面
図で、同図(b)は従来のポッティング部で保護部材1
層の要部断面図で、同図(c)は本考案の一実施例に係
るポッティング部で保護部材2層の要部断面図である。
図で、同図(b)は従来のポッティング部で保護部材1
層の要部断面図で、同図(c)は本考案の一実施例に係
るポッティング部で保護部材2層の要部断面図である。
【符号の説明】 1 中空糸膜モジュール 2 ケース 21 ポッティングヘッド部材 22 ポッティングリヤ部材 23 支柱 24 孔 3 中空糸膜 4 ポッティング材(封止材) 41 吸い上がり部 5 中空糸膜束 5A 透過液出口 6 第1保護部材 7 第2保護部材 8 ハウジング 81 筒体 82 上蓋 82A 筒状部材 82B 支持部材 83 下蓋 9 原水供給口A 9’ 原水供給口B 10 洗浄液排出口 11 透過液出口ポート 12 ドレインポート 13 エア供給口 14 エア供給ポート
Claims (1)
- 【請求項1】 ケースに設けられた孔に中空糸膜の束の
端部を挿入し、前記中空糸膜の束の端部における各中空
糸膜の隙間および各中空糸膜とケースの孔との隙間を封
止材で封止固定した中空糸膜モジュールであって、前記ケースの孔の内周と中空糸膜の束の間に配設されて
前記封止材の吸い上がり部よりも軸方向内側に突出する
ように延びる第1保護部材と、 前記第1保護部材と中空糸膜の束の間に配設されて前記
第1保護部材よりも軸方向内側に突出するように延びる
第2保護部材と、 を設けて成ることを特徴とする中空糸膜モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993050123U JP2603669Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 中空糸膜モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993050123U JP2603669Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 中空糸膜モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713426U JPH0713426U (ja) | 1995-03-07 |
JP2603669Y2 true JP2603669Y2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=12850356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993050123U Expired - Fee Related JP2603669Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 中空糸膜モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603669Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4699716B2 (ja) * | 2004-07-07 | 2011-06-15 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 中空糸膜モジュール及びそれを用いた水処理装置 |
JP4588467B2 (ja) * | 2005-01-25 | 2010-12-01 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 中空糸モジュールおよび水処理装置 |
JP5390499B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2014-01-15 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 中空糸膜モジュール及びそれを用いた水処理装置 |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP1993050123U patent/JP2603669Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0713426U (ja) | 1995-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100382012B1 (ko) | 중공사막 카트리지 | |
JP2622044B2 (ja) | 中空糸膜モジュールおよびその使用方法 | |
JPH11319507A (ja) | 中空糸膜モジュール | |
JP2010523302A (ja) | 膜モジュール保護物 | |
JP2003024751A (ja) | 中空糸膜カートリッジ | |
JPH07136471A (ja) | 中空糸膜モジュール | |
WO2006080482A1 (ja) | 選択透過性膜モジュールの製造方法および選択透過性膜モジュール | |
JPH0226625A (ja) | 中空糸膜ろ過器の逆洗方法 | |
JPH09192458A (ja) | 中空糸膜モジュール | |
JP2603669Y2 (ja) | 中空糸膜モジュール | |
JPH0575449B2 (ja) | ||
JP3686225B2 (ja) | 中空糸膜モジュール | |
JP4753270B2 (ja) | 浸漬用濾過装置 | |
JP4270644B2 (ja) | スパイラル型膜エレメントおよびスパイラル型膜モジュールの運転方法および洗浄方法 | |
JPH06170178A (ja) | 中空糸膜モジュール濾過装置 | |
JPH07136469A (ja) | 中空糸膜モジュール及びその使用方法 | |
JP2000037616A (ja) | 中空糸膜モジュールとその運転方法 | |
JPH038419A (ja) | 液体濾過装置の濾過膜の目詰り防止方法及び液体濾過装置 | |
JP2000317278A (ja) | 固液分離装置 | |
JPH04114722A (ja) | 有機物を含む液の濾過方法 | |
JPS62197108A (ja) | 中空糸膜フイルタ− | |
JP2013128892A (ja) | 中空糸膜モジュールおよびその洗浄方法 | |
JP2002273179A (ja) | 中空糸膜モジュール | |
JPH10180053A (ja) | スパイラル型膜エレメント | |
JP2509204Y2 (ja) | 中空糸膜モジュ―ル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991130 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |