JP2603614Y2 - 複合コネクタ - Google Patents
複合コネクタInfo
- Publication number
- JP2603614Y2 JP2603614Y2 JP1992083435U JP8343592U JP2603614Y2 JP 2603614 Y2 JP2603614 Y2 JP 2603614Y2 JP 1992083435 U JP1992083435 U JP 1992083435U JP 8343592 U JP8343592 U JP 8343592U JP 2603614 Y2 JP2603614 Y2 JP 2603614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- pin
- pin connector
- composite
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタにはその使用目的に応じて各種
のもがある。インターフェイス用のコネクタもその一つ
で、複数のピンを有するピン構造とされピンの一端側を
回路基板のピン孔に嵌合させることにより回路基板に取
り付けられるオスコネクタと、これに嵌合・接続される
ソケット構造のメスコネクタとが組になって使用され
る。
のもがある。インターフェイス用のコネクタもその一つ
で、複数のピンを有するピン構造とされピンの一端側を
回路基板のピン孔に嵌合させることにより回路基板に取
り付けられるオスコネクタと、これに嵌合・接続される
ソケット構造のメスコネクタとが組になって使用され
る。
【0003】また、回路切替用のコネクタもあり、これ
はインターフェイス用のコネクタと同様にピン構造を有
し、回路の切替えに必要なピンに切替ソケットを嵌合さ
せることにより回路の切替えを行えるようにするための
もので、同じくピンの一端側を介して回路基板に取り付
けて用いられる。
はインターフェイス用のコネクタと同様にピン構造を有
し、回路の切替えに必要なピンに切替ソケットを嵌合さ
せることにより回路の切替えを行えるようにするための
もので、同じくピンの一端側を介して回路基板に取り付
けて用いられる。
【0004】このように、インターフェイス用のオスコ
ネクタと回路切替用のコネクタとは似たような構造を持
ち、それぞれピンの一端側で回路基板に取り付けられる
ものであるが、従来ではそれぞれが別々の部品とされて
おり、回路基板にはそれぞれを取り付けるための場所が
必要となっていた。このことは実装の高密度化にとって
一つのマイナス要因となっている。
ネクタと回路切替用のコネクタとは似たような構造を持
ち、それぞれピンの一端側で回路基板に取り付けられる
ものであるが、従来ではそれぞれが別々の部品とされて
おり、回路基板にはそれぞれを取り付けるための場所が
必要となっていた。このことは実装の高密度化にとって
一つのマイナス要因となっている。
【0005】また、インターフェイス用のコネクタにつ
いては誤嵌合という問題がある。これについて、一般
に、インターフェイス用のコネクタについてはMIL規
格があり、特にメスコネクタについてはMIL規格に適
合させたものが殆どを占めている。
いては誤嵌合という問題がある。これについて、一般
に、インターフェイス用のコネクタについてはMIL規
格があり、特にメスコネクタについてはMIL規格に適
合させたものが殆どを占めている。
【0006】このようなMIL規格に適合させたメスコ
ネクタの一例を図4に示す。このメスコネクタ10は、
そのハウジング11の側面に誤嵌合防止用の突起12を
備えており、接続相手であるオスコネクタ13が取り付
けられた回路基板14に設けられている切欠き部15
(図5)に誤嵌合防止用の突起12が入り込む状態が正
規の嵌合となるようにされている。一方、これを逆に嵌
合させた場合は誤嵌合であるが、その場合には周囲に何
らかの他の部品16があればこれに突起12が引っ掛か
って嵌合を物理的に阻止できるが、このような部品16
がない場合には、物理的阻止はなし得ず、従って誤嵌合
の生じ得る余地があった。
ネクタの一例を図4に示す。このメスコネクタ10は、
そのハウジング11の側面に誤嵌合防止用の突起12を
備えており、接続相手であるオスコネクタ13が取り付
けられた回路基板14に設けられている切欠き部15
(図5)に誤嵌合防止用の突起12が入り込む状態が正
規の嵌合となるようにされている。一方、これを逆に嵌
合させた場合は誤嵌合であるが、その場合には周囲に何
らかの他の部品16があればこれに突起12が引っ掛か
って嵌合を物理的に阻止できるが、このような部品16
がない場合には、物理的阻止はなし得ず、従って誤嵌合
の生じ得る余地があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従って、本考案は、イ
ンターフェイス用のコネクタと回路切替用のコネクタと
について、より実装密度を上げることができるようにす
ることを目的とし、またより確実に誤嵌合の防止を図れ
るようにすることを目的とする。
ンターフェイス用のコネクタと回路切替用のコネクタと
について、より実装密度を上げることができるようにす
ることを目的とし、またより確実に誤嵌合の防止を図れ
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的のため
に、本考案では、インターフェイス用の第1ピンコネク
タ部と回路切替用の第2ピンコネクタ部とを一体化した
複合構造でコネクタを形成するようにしている。
に、本考案では、インターフェイス用の第1ピンコネク
タ部と回路切替用の第2ピンコネクタ部とを一体化した
複合構造でコネクタを形成するようにしている。
【0009】このようにインターフェイス用と回路切替
用とを一体化した複合コネクタとしているので、回路基
板における取付け場所を節約でき実装密度の向上を図る
ことができる。
用とを一体化した複合コネクタとしているので、回路基
板における取付け場所を節約でき実装密度の向上を図る
ことができる。
【0010】このような複合コネクタについては、第
1、第2の両ピンコネクタ部を上下方向で一体化する構
造とすれば、横方向のサイズの拡大を抑えることがで
き、実装密度の向上にとってさらに好ましい。
1、第2の両ピンコネクタ部を上下方向で一体化する構
造とすれば、横方向のサイズの拡大を抑えることがで
き、実装密度の向上にとってさらに好ましい。
【0011】また、このような複合構造の他に、第1ピ
ンコネクタ部に誤嵌合防止受け突起を設け、第1ピンコ
ネクタ部への嵌合用であるメスコネクタの誤嵌合防止用
突起が誤嵌合防止受け突起と干渉することにより、誤嵌
合の防止を行えるようにしている。
ンコネクタ部に誤嵌合防止受け突起を設け、第1ピンコ
ネクタ部への嵌合用であるメスコネクタの誤嵌合防止用
突起が誤嵌合防止受け突起と干渉することにより、誤嵌
合の防止を行えるようにしている。
【0012】このような誤嵌合防止受け突起は、ピンコ
ネクタ部のピンと同様のピンで形成するようにすれば、
設計及び製造がより容易となる。
ネクタ部のピンと同様のピンで形成するようにすれば、
設計及び製造がより容易となる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例について説明する。
この実施例による複合コネクタ1は、図1に示すよう
に、第1ピンコネクタ部2と第2ピンコネクタ部3とを
上下方向で一体化させた構造とされている。ここで、上
下とは、回路基板に取り付けられた状態で回路基板に接
する側を下側とした関係を意味している。
この実施例による複合コネクタ1は、図1に示すよう
に、第1ピンコネクタ部2と第2ピンコネクタ部3とを
上下方向で一体化させた構造とされている。ここで、上
下とは、回路基板に取り付けられた状態で回路基板に接
する側を下側とした関係を意味している。
【0014】第1ピンコネクタ部2は、インターフェイ
ス用で、所定の仕様に応じた数のピンP2 、P2 、……
を上下2列に配列してなっている。各ピンP2 は、図2
に示すように、L字形に曲折した構造となっており、ハ
ウジング4の下面から突出させた一方の端部が回路基板
(図示せず)のピン孔に嵌合させられ、またハウジング
4の前面から突出させた他方の端部に相手形のメスコネ
クタ(図示せず)が嵌合されるようになっている。
ス用で、所定の仕様に応じた数のピンP2 、P2 、……
を上下2列に配列してなっている。各ピンP2 は、図2
に示すように、L字形に曲折した構造となっており、ハ
ウジング4の下面から突出させた一方の端部が回路基板
(図示せず)のピン孔に嵌合させられ、またハウジング
4の前面から突出させた他方の端部に相手形のメスコネ
クタ(図示せず)が嵌合されるようになっている。
【0015】第2ピンコネクタ部3は、回路切替用で、
同じく所定の仕様に応じた数のL字形のピンP3 、
P3 、……を1列で配列してなっており、第1ピンコネ
クタ部2のピンP2 と同様に、ハウジング4の下面から
突出させた一方の端部が回路基板のピン孔に嵌合させら
れ、一方ハウジング4の前面から突出させた他方の端部
には切替ソケットが嵌合されるようになっている。
同じく所定の仕様に応じた数のL字形のピンP3 、
P3 、……を1列で配列してなっており、第1ピンコネ
クタ部2のピンP2 と同様に、ハウジング4の下面から
突出させた一方の端部が回路基板のピン孔に嵌合させら
れ、一方ハウジング4の前面から突出させた他方の端部
には切替ソケットが嵌合されるようになっている。
【0016】第1ピンコネクタ部2と第2ピンコネクタ
部3の間に設けられているのは誤嵌合防止受け突起5、
5で、ピンP2 等と同様のピンが用いられている。この
突起5、5は、図3に示すように、回路基板への接続が
不要なので、ストレートタイプとされており、その端部
をハウジング4に埋め込んだ構造とされている。
部3の間に設けられているのは誤嵌合防止受け突起5、
5で、ピンP2 等と同様のピンが用いられている。この
突起5、5は、図3に示すように、回路基板への接続が
不要なので、ストレートタイプとされており、その端部
をハウジング4に埋め込んだ構造とされている。
【0017】この誤嵌合防止受け突起5、5の位置は、
第1ピンコネクタ部2の相手方になる例えば図4に示し
たメスコネクタ10が有する誤嵌合防止用突起12の位
置に対応する位置になる。具体的には、ハウジング4の
左右幅の略中心で、高さ位置としては第2ピンコネクタ
部3にやや寄った位置に設けられている。従って、嵌合
の向きを誤った誤嵌合の場合には誤嵌合防止受け突起
5、5がメスコネクタ10の誤嵌合防止用突起12に干
渉して誤嵌合の物理的な防止を周辺の部品の配置に関係
なく常に行えることになる。
第1ピンコネクタ部2の相手方になる例えば図4に示し
たメスコネクタ10が有する誤嵌合防止用突起12の位
置に対応する位置になる。具体的には、ハウジング4の
左右幅の略中心で、高さ位置としては第2ピンコネクタ
部3にやや寄った位置に設けられている。従って、嵌合
の向きを誤った誤嵌合の場合には誤嵌合防止受け突起
5、5がメスコネクタ10の誤嵌合防止用突起12に干
渉して誤嵌合の物理的な防止を周辺の部品の配置に関係
なく常に行えることになる。
【0018】
【考案の効果】本考案による複合コネクタは、以上説明
したように、インターフェイス用の第1ピンコネクタ部
と回路切替用の第2ピンコネクタ部とを一体化した複合
構造とされているので、回路基板における取付け場所を
節約でき実装密度の向上を図ることができる。また、イ
ンターフェイス用の第1ピンコネクタ部に誤嵌合防止受
け突起が設けられており、この誤嵌合防止受け突起がメ
スコネクタの誤嵌合防止用突起と干渉するので、誤嵌合
を常に確実に防止できる。
したように、インターフェイス用の第1ピンコネクタ部
と回路切替用の第2ピンコネクタ部とを一体化した複合
構造とされているので、回路基板における取付け場所を
節約でき実装密度の向上を図ることができる。また、イ
ンターフェイス用の第1ピンコネクタ部に誤嵌合防止受
け突起が設けられており、この誤嵌合防止受け突起がメ
スコネクタの誤嵌合防止用突起と干渉するので、誤嵌合
を常に確実に防止できる。
【図1】本考案の一実施例による複合コネクタの斜視
図。
図。
【図2】図1中のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1中のB−B線に沿う断面図。
【図4】従来のインターフェイス用コネクタの使用状態
についての一部断面を含む側面図。
についての一部断面を含む側面図。
【図5】従来のインターフェイス用コネクタのオスコネ
クタを取り付けた回路基板の部分斜視図。
クタを取り付けた回路基板の部分斜視図。
1 複合コネクタ 2 第1ピンコネクタ部 3 第2ピンコネクタ部 4 ハウジング 5 誤嵌合防止受け突起 P2 ピン P3 ピン
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−196574(JP,U) 実開 昭62−191185(JP,U) 実開 平2−165(JP,U) 実開 昭56−150086(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/22 H01R 13/64 H01R 24/00
Claims (3)
- 【請求項1】 インターフェイス用の第1ピンコネクタ
部と回路切替用の第2ピンコネクタ部とを一体的に備え
てなる複合コネクタであって、第1ピンコネクタ部と第
2ピンコネクタ部の間に誤嵌合防止受け突起を設け、第
1ピンコネクタ部への嵌合用であるメスコネクタの誤嵌
合防止用突起が誤嵌合防止受け突起と干渉することによ
り、誤嵌合の防止を行えるようになっている複合コネク
タ。 - 【請求項2】 第1ピンコネクタ部と第2ピンコネクタ
部が上下方向で一体化されている請求項1に記載の複合
コネクタ。 - 【請求項3】 誤嵌合防止受け突起を第1ピンコネクタ
部のピンと同材質で回路基板へ接続しないストレートタ
イプ形状のピンで形成した請求項1または請求項2に記
載の複合コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083435U JP2603614Y2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 複合コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083435U JP2603614Y2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 複合コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644059U JPH0644059U (ja) | 1994-06-10 |
JP2603614Y2 true JP2603614Y2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=13802359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992083435U Expired - Lifetime JP2603614Y2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 複合コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603614Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP1992083435U patent/JP2603614Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0644059U (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991201 |