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JP2601453Y2 - シリアル通信システム - Google Patents

シリアル通信システム

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Publication number
JP2601453Y2
JP2601453Y2 JP1993073135U JP7313593U JP2601453Y2 JP 2601453 Y2 JP2601453 Y2 JP 2601453Y2 JP 1993073135 U JP1993073135 U JP 1993073135U JP 7313593 U JP7313593 U JP 7313593U JP 2601453 Y2 JP2601453 Y2 JP 2601453Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
serial communication
communication system
connectors
pins
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP1993073135U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0739143U (ja
Inventor
清和 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP1993073135U priority Critical patent/JP2601453Y2/ja
Publication of JPH0739143U publication Critical patent/JPH0739143U/ja
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Publication of JP2601453Y2 publication Critical patent/JP2601453Y2/ja
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  • Communication Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、送信側と受信側とに
それぞれシリアル通信用コネクタを設けるとともに、こ
れらのコネクタ間をシリアル通信用ケーブルによって接
続したシリアル通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のシリアル通信システムを
概略的に示すもので、この図において、40,50は送
信側、受信側で、これら40,50には、シリアル通信
用コネクタ41,51、LSI42,52、CPU4
3,53がそれぞれ設けられている。そして、シリアル
通信用コネクタ41,51間を一本のシリアル通信用ケ
ーブル61によって接続されている。前記シリアル通信
用コネクタ41,51としては、例えばEIA(米国電
子工業会)が定めるところのRS−232コネクタ(図
2参照)があり、このコネクタは、シリアル2進データ
の交換を行うデータ端末装置(DTE)とデータ通信装
置(DCE)の25ピンの相互連結に用いられる。
【0003】このように構成されたシリアル通信システ
ムにおいては、送信側40のCPU43において、パラ
レル信号をシリアル信号に変換した後、LSI42、シ
リアル通信用コネクタ41を経て、シリアル通信用ケー
ブル61を介して受信側50に送り、受信側50では、
パラレル信号で送信されてきた信号をLSI53でシリ
アル信号に変換し、受信側50に設けられた装置や端末
機器などの制御に用いている。
【0004】このシリアル通信システムは、一本のシリ
アル通信用ケーブル61でディジタルデータを纏めて送
信することができるところから、コンピュータとその端
末装置とを接続してデータ交換を行ったり、コンピュー
タで他の装置を制御する場合など広く用いられてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記シリア
ル通信システムにおいては、一本のシリアル通信用ケー
ブル61で種々の信号を伝送するため、受信側のCPU
53において送信されてきた信号内容を解析する必要が
あり、したがって、この分だけ信号が届いてから信号に
基づく動作あるいは処置に時間遅れが生ずることとな
る。
【0006】このため、上記シリアル通信システムをエ
ンジン計測システムに適用した場合には、エンジンの非
常停止信号を伝送するなどのように、ハードロジックで
処理しなければならないような緊急の信号を扱う場合、
図4において符号62で示すパラレル通信用ケーブル6
2を送信側40と受信側50との間に別途設けるように
していたため、それだけ構成が複雑になっていた。な
お、図4において、44は送信側40に設けられる信号
発生源としての制御スイッチ、54はこの制御スイッチ
63によって動作(反応)する、受信側50に設けられ
た信号反応装置としてのコイルである。
【0007】ところで、シリアル通信システムにおいて
は、前述のように、前記図2に示した、ピン数が25あ
るところのRS−232コネクタが用いられるが、この
場合、25ピン全てが使用されている訳ではなく、未使
用のピンがある。すなわち、シリアル通信システムにお
いては、接続する機器によって使用するピンが多少異な
ることがあるが、通常、ピン番号が1〜7のピンとピン
番号が20のピンを用いることが多い。
【0008】この考案は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、シリアル通信に用いられるコネクタの空きピ
ンを有効に利用することにより、一本のシリアル通信用
ケーブルでシリアル通信と並行して緊急を要する信号を
高速で伝送できるシリアル通信システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案は、送信側と受信側とにそれぞれシリアル
通信用コネクタを設けるとともに、これらのコネクタ間
をシリアル通信用ケーブルによって接続したシリアル通
信システムにおいて、前記両コネクタにおける空きピン
を利用して、前記送信側の信号発生源において発生した
緊急を要する信号をシリアル通信と並行し、かつ、送信
側および前記受信側のCPUやLSIを経由することな
く、受信側の信号反応装置に直接伝送するようにしてい
る。
【0010】
【作用】上記構成のシリアル通信システムにおいては、
シリアル信号を伝送するシリアル通信用ケーブルによっ
て緊急を要する信号をシリアル信号と並行して伝送する
ことができるので、送信側と受信側との間に緊急を要す
る信号を伝送するためのケーブルを別途設ける必要はな
い。そして、送信側の信号発生源において発生した信号
は、送信側および受信側のCPUやLSIを経由するこ
となく、受信側の信号反応装置に直接伝送されるので、
信号の発生から反応までの時間遅れが僅かであり、緊急
時における応答を高速に行うことができる。
【0011】
【実施例】図1は、この考案の一実施例に係るシリアル
通信システムを示すもので、この図において、1は送信
側、2は受信側で、この実施例においては、受信側2は
エンジン、送信側1はこのエンジン2を制御操作する操
作制御部である。3,4は送信側1、受信側2にそれぞ
れ設けられるシリアル通信用コネクタで、図2に示した
RS−232コネクタよりなる、そして、符号Cはシリ
アル通信用ケーブルである。なお、図1において、コネ
クタ3,4に付してある英文字は信号項目(図2におけ
るSIGNAL DESIGNATIONと同じ)を表
しており、英文字の横の数字はピン番号(図2における
PIN NUMBERと同じ)を表している。
【0012】そして、図2に示すように、RS−232
コネクタには、ピンが25あるが、この実施例では、ピ
ン番号1〜8とピン番号20のピン(符号5,6で示
す)をシリアル通信に用い、送信側1,受信側2のそれ
ぞれにおいて、前記ピン番号のピン5,6をLSI7,
8に接続し、他のピンについては、LSI7,8または
CPU9,10との結線を外している。なお、基板の場
合は、パターンをカットする。
【0013】符号11,12は前記LSI7,8または
CPU9,10との結線を外されたピンを表し、この実
施例においては、緊急を要する信号(以下、緊急信号と
いう)を伝送するためのピンとして用いられる。これら
の緊急信号伝送用ピン11,12は、具体的には、図2
においてピン番号11で示すピンである。このピン番号
11のピンは元々不使用のピンであり、緊急信号伝送用
ピンとして用いるのに好都合である。
【0014】そして、送信側1においては、前記ピン1
1によって送られる緊急信号を発生する信号発生源(例
えば制御スイッチ)13が設けられ、受信側において
は、信号反応装置(例えばコイル)14が設けられる。
この場合、パラレル信号の信号レベルは、耐ノイズ性の
観点から、オープンコレクタまたは無電圧接点が好まし
い。そして、ピン11,12と信号発生源13、信号反
応装置14との間にはそれぞれ信号レベル変換回路1
5,16が介装されている。
【0015】上述のように構成されたシリアル通信シス
テムにおいては、ピン番号1〜8および20のピン5,
6およびシリアル通信用ケーブルCによって従来と同様
にシリアル通信が行われる。そして、送信側1の信号発
生源13において発生した緊急信号は、信号レベル変換
回路15、ピン11、シリアル通信用ケーブルCを経て
受信側のピン12に伝送され、信号レベル変換回路16
を経て信号反応装置14に伝えられる。
【0016】すなわち、送信側1の信号発生源13にお
いて発生した緊急信号は、送信側1および受信側2のC
PU9,10やLSI7,8を経由しないで、受信側2
の信号反応装置14に直接伝送されるため、緊急信号の
発生から反応までの時間が僅かであり、時間遅れが僅か
で済む。このことは、エンジン計測システムなどにおい
て、エンジントラブルが発生した場合において、エンジ
ンを非常停止させるための信号を高速で伝送する場合に
有効である。そして、この非常停止信号は、CPU9,
10を経由してないから、ハングアップしていても伝達
され、信頼性の高いシステムが得られる。
【0017】この考案は、上述の実施例に限られるもの
ではなく、例えばシリアル通信用コネクタ3,4とし
て、図3に示すようなRS−449コネクタなど他のコ
ネクタを用いてもよい。また、信号レベル変換回路1
5,16を省略してもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、この考案は、送信
側と受信側とにそれぞれシリアル通信用コネクタを設け
るとともに、これらのコネクタ間をシリアル通信用ケー
ブルによって接続したシリアル通信システムにおいて、
前記両コネクタにおける空きピンを利用して、前記送信
側の信号発生源において発生した緊急を要する信号をシ
リアル通信と並行し、かつ、送信側および前記受信側の
CPUやLSIを経由することなく、受信側の信号反応
装置に直接伝送するようにしているので、シリアル通信
に用いられるコネクタの空きピンを有効に利用すること
ができ、しかも、従来のシリアル通信用ケーブルを唯一
本用いるだけでシリアル通信と並行して緊急信号を伝送
できそれだけシステムにおける構成が簡単になる。
して、前記送信側の信号発生源において発生した緊急を
要する信号を、送信側および前記受信側のCPUやLS
Iを経由することなく、受信側の信号反応装置に直接伝
送するようにしているので、信号の発生から反応までの
時間遅れが僅かとなり、非常停止信号など緊急かつ高速
応答性要求される信号を送信側から受信側に高速で伝
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のシリアル通信システムの構成の一例
を示す図である。
【図2】この考案においてシリアル通信用コネクタとし
て使用するRS−232コネクタを示す図である。
【図3】前記シリアル通信用コネクタとしてのRS−4
49コネクタを示す図である。
【図4】従来のシリアル通信システムの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…送信側、2…受信側、3,4…シリアル通信用コネ
クタ、7,8…LSI、9.10…CPU、11,12
…空きピン、13…信号発生源、14…信号反応装置、
C…シリアル通信用ケーブル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側と受信側とにそれぞれシリアル通
    信用コネクタを設けるとともに、これらのコネクタ間を
    シリアル通信用ケーブルによって接続したシリアル通信
    システムにおいて、前記両コネクタにおける空きピンを
    利用して、前記送信側の信号発生源において発生した
    急を要する信号をシリアル通信と並行し、かつ、送信側
    および前記受信側のCPUやLSIを経由することな
    く、受信側の信号反応装置に直接伝送するようにしたこ
    とを特徴とするシリアル通信システム。
JP1993073135U 1993-12-20 1993-12-20 シリアル通信システム Expired - Fee Related JP2601453Y2 (ja)

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JPH0739143U JPH0739143U (ja) 1995-07-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4139015B2 (ja) * 1999-09-21 2008-08-27 株式会社小松製作所 パルスレーザ制御システム
JP6136234B2 (ja) * 2012-12-19 2017-05-31 日本電気株式会社 通信システム、通信装置及び通信方法

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