JP2600652Y2 - ヒータ - Google Patents
ヒータInfo
- Publication number
- JP2600652Y2 JP2600652Y2 JP1993059331U JP5933193U JP2600652Y2 JP 2600652 Y2 JP2600652 Y2 JP 2600652Y2 JP 1993059331 U JP1993059331 U JP 1993059331U JP 5933193 U JP5933193 U JP 5933193U JP 2600652 Y2 JP2600652 Y2 JP 2600652Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- ceramic housing
- resistor
- heater
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 8
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
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- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 3
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ポンプなどの凍結防止
用ヒータに関するものである。
用ヒータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のヒータは、図3に示した
ように構成されている。1は上面が開口した有底箱型の
セラミックハウジングで、一側壁にリード線取出口を有
する。2は、抵抗体の両端に金属キャップ端子3を有
し、その端子3から被覆電線4が引き出された抵抗素子
で、セラミックハウジング1内に装着される。5は抵抗
素子2を覆うようにセラミックハウジング1内に充填さ
れた無機絶縁物である。
ように構成されている。1は上面が開口した有底箱型の
セラミックハウジングで、一側壁にリード線取出口を有
する。2は、抵抗体の両端に金属キャップ端子3を有
し、その端子3から被覆電線4が引き出された抵抗素子
で、セラミックハウジング1内に装着される。5は抵抗
素子2を覆うようにセラミックハウジング1内に充填さ
れた無機絶縁物である。
【0003】このように構成されたヒータは、ポンプの
ケース外面に取付バンド等で固定され、使用されるが、
近年は、省スペースの上から小型化が要望され、また、
多湿や結露滴下等の環境下における高絶縁耐圧仕様が強
く要求されている。
ケース外面に取付バンド等で固定され、使用されるが、
近年は、省スペースの上から小型化が要望され、また、
多湿や結露滴下等の環境下における高絶縁耐圧仕様が強
く要求されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヒータの構造では、セラミックハウジング1と充填
材としての無機絶縁物5の各熱膨張係数が互いに異なる
ため、急熱(+100℃)、急冷(0℃)の環境下で、両者の
密着強度が限界に達し、絶縁低下の一要因となってい
る。従って、これを改善するために密着面積を大きく取
る構造となり、形状が大きくなるという欠点があった。
また、充填材を多量に使用するためコスト高になるとい
う問題もあった。
来のヒータの構造では、セラミックハウジング1と充填
材としての無機絶縁物5の各熱膨張係数が互いに異なる
ため、急熱(+100℃)、急冷(0℃)の環境下で、両者の
密着強度が限界に達し、絶縁低下の一要因となってい
る。従って、これを改善するために密着面積を大きく取
る構造となり、形状が大きくなるという欠点があった。
また、充填材を多量に使用するためコスト高になるとい
う問題もあった。
【0005】本考案は、上記問題点を解決しようとする
もので、小型化を図ると共に多湿や結露滴下等の環境下
においても高絶縁耐圧を維持することができるヒータを
提供することを目的とする。
もので、小型化を図ると共に多湿や結露滴下等の環境下
においても高絶縁耐圧を維持することができるヒータを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案のヒータは、上面が開口した有底箱型をな
し、側壁にリード線取出口を有しさらに周囲の側壁の内
側に所定の間隙を介して、前記側壁の高さより若干低い
高さの内側壁を有するセラミックハウジングと、内側壁
内に装着され、抵抗体両端の金属キャップ端子に接続さ
れた被覆電線がセラミックハウジングのリード線取出口
から引き出された抵抗素子と、この抵抗素子を覆うよう
に内側壁内に充填された無機絶縁物と、この無機絶縁物
の上をさらに覆うと共に、周囲の側壁と内側壁との間隙
部に充填されたシール材とからなることを特徴とするも
のである。
に、本考案のヒータは、上面が開口した有底箱型をな
し、側壁にリード線取出口を有しさらに周囲の側壁の内
側に所定の間隙を介して、前記側壁の高さより若干低い
高さの内側壁を有するセラミックハウジングと、内側壁
内に装着され、抵抗体両端の金属キャップ端子に接続さ
れた被覆電線がセラミックハウジングのリード線取出口
から引き出された抵抗素子と、この抵抗素子を覆うよう
に内側壁内に充填された無機絶縁物と、この無機絶縁物
の上をさらに覆うと共に、周囲の側壁と内側壁との間隙
部に充填されたシール材とからなることを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】この構成によれば、抵抗素子を覆う無機絶縁物
の外側をさらに包むように充填したシール材の弾性が、
温度変化に伴うセラミックハウジングの熱膨張、収縮に
よる寸法変化をよく吸収し、強固な密着性、気密性を保
持することができるので、高絶縁耐圧を維持し、信頼性
が向上する。
の外側をさらに包むように充填したシール材の弾性が、
温度変化に伴うセラミックハウジングの熱膨張、収縮に
よる寸法変化をよく吸収し、強固な密着性、気密性を保
持することができるので、高絶縁耐圧を維持し、信頼性
が向上する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図1は本考案の一実施例を示したもので、図1(b)
は図1(a)のA−A断面を、図1(a)は図1(b)のB−B
断面をそれぞれ示している。11はセラミックハウジング
で、図2に示したように、上面が開口した有底箱型をな
し、側壁12にリード線取出口13を有し、さらに周囲の側
壁12の内側に所定の間隙を介して、側壁12の高さより若
干低い高さの内側壁14を有する。なお、図2(b)は図2
(a)のC−C断面を示している。
る。図1は本考案の一実施例を示したもので、図1(b)
は図1(a)のA−A断面を、図1(a)は図1(b)のB−B
断面をそれぞれ示している。11はセラミックハウジング
で、図2に示したように、上面が開口した有底箱型をな
し、側壁12にリード線取出口13を有し、さらに周囲の側
壁12の内側に所定の間隙を介して、側壁12の高さより若
干低い高さの内側壁14を有する。なお、図2(b)は図2
(a)のC−C断面を示している。
【0009】図1において、15は、セラミックハウジン
グの内側壁14内に装着され、抵抗体両端の金属キャップ
端子16に接続された被覆電線17がセラミックハウジング
のリード線取出口13から引き出された抵抗素子、20は抵
抗素子15を覆うように内側壁14内に充填された無機絶縁
物、21はこの無機絶縁物20の上をさらに覆うと共に、周
囲の側壁12と内側壁14との間隙部に充填されたシール材
である。
グの内側壁14内に装着され、抵抗体両端の金属キャップ
端子16に接続された被覆電線17がセラミックハウジング
のリード線取出口13から引き出された抵抗素子、20は抵
抗素子15を覆うように内側壁14内に充填された無機絶縁
物、21はこの無機絶縁物20の上をさらに覆うと共に、周
囲の側壁12と内側壁14との間隙部に充填されたシール材
である。
【0010】このように構成された本実施例では、抵抗
素子15が無機絶縁物20により被覆され、さらにそれらを
包むようにシール材21が充填されており、そして、シー
ル材21が弾性を有すると共にセラミックハウジング11に
対して強く密着するので、急熱、急冷によるセラミック
ハウジングの膨張、収縮があっても、シール材21はよく
それに追随し、強固な密着性、気密性を保持する。
素子15が無機絶縁物20により被覆され、さらにそれらを
包むようにシール材21が充填されており、そして、シー
ル材21が弾性を有すると共にセラミックハウジング11に
対して強く密着するので、急熱、急冷によるセラミック
ハウジングの膨張、収縮があっても、シール材21はよく
それに追随し、強固な密着性、気密性を保持する。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、多
湿や結露滴下等の環境下においてもヒータの高絶縁耐圧
を維持することができ、また、充填材を多量に使用する
必要がないので、小型化を可能にし、かつコスト低減を
図ることができる効果がある。
湿や結露滴下等の環境下においてもヒータの高絶縁耐圧
を維持することができ、また、充填材を多量に使用する
必要がないので、小型化を可能にし、かつコスト低減を
図ることができる効果がある。
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】同セラミックハウジングの構造を示す図であ
る。
る。
【図3】従来例の構成図である。
11 … セラミックハウジング、 12 … 側壁、 14 …
内側壁、 15 … 抵抗素子、 16 … 金属キャップ端
子、 17 … 被覆電線、 20 … 無機絶縁物、21 … シ
ール材。
内側壁、 15 … 抵抗素子、 16 … 金属キャップ端
子、 17 … 被覆電線、 20 … 無機絶縁物、21 … シ
ール材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−263782(JP,A) 特開 平5−60335(JP,A) 実開 昭59−164202(JP,U) 実開 昭61−48596(JP,U) 実開 昭51−70937(JP,U) 実開 平1−98495(JP,U) 実開 昭63−493(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/86
Claims (1)
- 【請求項1】 上面が開口した有底箱型をなし、側壁に
リード線取出口を有しさらに周囲の側壁の内側に所定の
間隙を介して、前記側壁の高さより若干低い高さの内側
壁を有するセラミックハウジングと、前記内側壁内に装
着され、抵抗体両端の金属キャップ端子に接続された被
覆電線が前記セラミックハウジングのリード線取出口か
ら引き出された抵抗素子と、該抵抗素子を覆うように前
記内側壁内に充填された無機絶縁物と、該無機絶縁物の
上をさらに覆うと共に、周囲の側壁と内側壁との間隙部
に充填されたシール材とからなることを特徴とするヒー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059331U JP2600652Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059331U JP2600652Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | ヒータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729795U JPH0729795U (ja) | 1995-06-02 |
JP2600652Y2 true JP2600652Y2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=13110254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059331U Expired - Lifetime JP2600652Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | ヒータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600652Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP1993059331U patent/JP2600652Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729795U (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090820 Year of fee payment: 10 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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