JP2595421Y2 - オーディオ機器の電子ボリューム装置 - Google Patents
オーディオ機器の電子ボリューム装置Info
- Publication number
- JP2595421Y2 JP2595421Y2 JP1990115197U JP11519790U JP2595421Y2 JP 2595421 Y2 JP2595421 Y2 JP 2595421Y2 JP 1990115197 U JP1990115197 U JP 1990115197U JP 11519790 U JP11519790 U JP 11519790U JP 2595421 Y2 JP2595421 Y2 JP 2595421Y2
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- JP
- Japan
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- mute
- signal
- output
- audio
- operating
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はオーディオ機器の電子ボリューム装置に関す
る。
る。
「従来技術及びその課題」 オーデイオ機器に使用される電子ボリュームはキース
イッチ等のアップ/ダウンコントロールによってCPUか
らデータ(以下DATA),クロック(以下CK),ストロー
ブ(以下ST)の信号を得て動作するが、この信号動作に
よりDATA,CK,STの信号成分がオーディオ出力のノイズと
なってしまう。
イッチ等のアップ/ダウンコントロールによってCPUか
らデータ(以下DATA),クロック(以下CK),ストロー
ブ(以下ST)の信号を得て動作するが、この信号動作に
よりDATA,CK,STの信号成分がオーディオ出力のノイズと
なってしまう。
従来このノイズを軽減させる為にDATA,CK,STのパター
ンをオーディオ信号から遠ざける、若しくはDATA,CK,ST
信号ラインをワイヤなどでジャンパーして出来るかぎり
オーデイオアンプ信号ラインと分離してオーデイオライ
ンにDATA,CK,ST信号が飛び込まないようにしていた。
ンをオーディオ信号から遠ざける、若しくはDATA,CK,ST
信号ラインをワイヤなどでジャンパーして出来るかぎり
オーデイオアンプ信号ラインと分離してオーデイオライ
ンにDATA,CK,ST信号が飛び込まないようにしていた。
しかしながら従来技術では十分にノイズ成分を除去す
ることはできなかった。またDATA,CK,ST信号ラインがオ
ーデイオアンプのハイインピーダンスのパターンに接近
しているとDATA,CK,ST信号がこのパターンに直接飛び込
みノイズを発生してしまう為、コンパクトサイズのオー
デイオ機器ではパターン設計上電子部品のレイアウト設
計並びにパターンレイアウト設計に制限を受け設計効率
を悪化させてしまうといった欠点もある。
ることはできなかった。またDATA,CK,ST信号ラインがオ
ーデイオアンプのハイインピーダンスのパターンに接近
しているとDATA,CK,ST信号がこのパターンに直接飛び込
みノイズを発生してしまう為、コンパクトサイズのオー
デイオ機器ではパターン設計上電子部品のレイアウト設
計並びにパターンレイアウト設計に制限を受け設計効率
を悪化させてしまうといった欠点もある。
本考案の目的は上記従来技術の課題を解決するため
に、キースイッチ等の操作によるアップ/ダウンコント
ロール時に発生するノイズを十分に除去でき、さらにパ
ターン設計効率の良いオーデイオ機器の電子ボリューム
装置を提供することである。
に、キースイッチ等の操作によるアップ/ダウンコント
ロール時に発生するノイズを十分に除去でき、さらにパ
ターン設計効率の良いオーデイオ機器の電子ボリューム
装置を提供することである。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために本考案は、キースイッチ等
の操作によるアップ/ダウンコントロール時にCPUから
出力されるDATA,CK,ST信号によってオーディオ入力信号
のレベル調整を行なう電子ボリュームにおいて、前記ア
ップ/ダウンコントロール時に電子ボリュームのオーデ
ィオ出力信号に現れるノイズ成分を除去するハイカット
ミュート回路あるいはトラップミュート回路を該アップ
/ダウンコントロール時のみ前記CPUから出力されるミ
ュート信号によって動作させ該ミュート信号の出力に追
随させて該CPUからDATA,CK,ST信号を出力させオーデイ
オ入力信号のレベル調整を行ない、電源ON/OFF時、モー
ド切替時、ファンクション切替時に全帯域ミュート回路
をCPUから出力されるミュート信号によって動作させる
ことを特徴とするオーディオ機器の電子ボリューム装置
とする。
の操作によるアップ/ダウンコントロール時にCPUから
出力されるDATA,CK,ST信号によってオーディオ入力信号
のレベル調整を行なう電子ボリュームにおいて、前記ア
ップ/ダウンコントロール時に電子ボリュームのオーデ
ィオ出力信号に現れるノイズ成分を除去するハイカット
ミュート回路あるいはトラップミュート回路を該アップ
/ダウンコントロール時のみ前記CPUから出力されるミ
ュート信号によって動作させ該ミュート信号の出力に追
随させて該CPUからDATA,CK,ST信号を出力させオーデイ
オ入力信号のレベル調整を行ない、電源ON/OFF時、モー
ド切替時、ファンクション切替時に全帯域ミュート回路
をCPUから出力されるミュート信号によって動作させる
ことを特徴とするオーディオ機器の電子ボリューム装置
とする。
「作用」 キースイッチ等の操作によるアップ/ダウンコントロ
ール時のみCPUからミュート信号を出力してハイカット
ミュート回路あるいはトラップミュート回路を動作させ
該ミュート信号の出力に追随させてオーデイオ入力信号
のレベル調整を行なうのでオーデイオ出力信号からノイ
ズ成分を除去できる。そして、電源ON/OFF時、モード切
替時、ファンクション切替時に全帯域ミュート回路が動
作する。
ール時のみCPUからミュート信号を出力してハイカット
ミュート回路あるいはトラップミュート回路を動作させ
該ミュート信号の出力に追随させてオーデイオ入力信号
のレベル調整を行なうのでオーデイオ出力信号からノイ
ズ成分を除去できる。そして、電源ON/OFF時、モード切
替時、ファンクション切替時に全帯域ミュート回路が動
作する。
「実施例」 以下、図面により本考案の一実施例をを説明する。
図面において1は電子ボリューム、2はCPU、3はキ
ースイッチ、4はハイカットミュート回路、5は全帯域
ミュート回路である。
ースイッチ、4はハイカットミュート回路、5は全帯域
ミュート回路である。
電子ボリューム1はキースイッチ3をアップ/ダウン
コントロールしたときCPU2から出力されるDATA,CK,ST信
号によってオーデイオ入力信号(AUDIO INPUT)のレベ
ル調整を行なう。このときCPU2のDATA,CK,ST信号はオー
デイオ出力信号(AUDIO OUT)にノイズ成分として現れ
るので、このノイズ成分を除去するハイカットミュート
回路4を設けている。このハイカットミュート回路4は
CPU2に設けた出力ポート6からキースイッチ3のアップ
/ダウンコントロール時にミュート信号が出力され動作
する。そしてこのミュート信号の出力に追随してCPU2か
らDATA,CK,ST信号が出力され電子ボリューム1を動作さ
せオーデイオ入力信号(AUDIO INPUT)のレベル調整を
行なう。これによりオーデイオ出力信号はローパスフィ
ルタを構成するR1とC1で求められるハイカット特性とな
って、DATA,CK,ST信号を要因とするノイズ成分はハイカ
ットミュート回路で除去される。
コントロールしたときCPU2から出力されるDATA,CK,ST信
号によってオーデイオ入力信号(AUDIO INPUT)のレベ
ル調整を行なう。このときCPU2のDATA,CK,ST信号はオー
デイオ出力信号(AUDIO OUT)にノイズ成分として現れ
るので、このノイズ成分を除去するハイカットミュート
回路4を設けている。このハイカットミュート回路4は
CPU2に設けた出力ポート6からキースイッチ3のアップ
/ダウンコントロール時にミュート信号が出力され動作
する。そしてこのミュート信号の出力に追随してCPU2か
らDATA,CK,ST信号が出力され電子ボリューム1を動作さ
せオーデイオ入力信号(AUDIO INPUT)のレベル調整を
行なう。これによりオーデイオ出力信号はローパスフィ
ルタを構成するR1とC1で求められるハイカット特性とな
って、DATA,CK,ST信号を要因とするノイズ成分はハイカ
ットミュート回路で除去される。
また、全帯域ミュート回路5はハイカットミュート回
路4と分離してCPU2に設けた出力ポート7からミュート
信号をオーデイオ機器の電源ON/OFF時、モード切換え
時、ファンクション切換え時のみ出力させ動作し、オー
デイオ出力信号の全帯域の完全ミュートを行なうもので
ある。したがってキースイッチ3のアップ/ダウンコン
トロールン時には、音切れとなるのでCPU2は全帯域ミュ
ート回路5を動作させない。
路4と分離してCPU2に設けた出力ポート7からミュート
信号をオーデイオ機器の電源ON/OFF時、モード切換え
時、ファンクション切換え時のみ出力させ動作し、オー
デイオ出力信号の全帯域の完全ミュートを行なうもので
ある。したがってキースイッチ3のアップ/ダウンコン
トロールン時には、音切れとなるのでCPU2は全帯域ミュ
ート回路5を動作させない。
なお本実施例ではキースイッチ3のアップ/ダウンコ
ントロール時にオーデイオ出力信号に現れるノイズ成分
を除去するためにハイカットミュート回路4を用いた
が、本考案はこれに限定されるものではなくトラップミ
ュート回路であってもかまわない。
ントロール時にオーデイオ出力信号に現れるノイズ成分
を除去するためにハイカットミュート回路4を用いた
が、本考案はこれに限定されるものではなくトラップミ
ュート回路であってもかまわない。
「効果」 上記のように本考案は構成されているので、アップ/
ダウンコントロール時においてノイズ成分が出力されな
いので聴く者に不快感を与えず、このアップ/ダウンコ
ントロール時には全帯域ミュートをかけないので通常の
音声信号の音切れを起こすことがない。さらにパターン
設計上DATA,CK,ST信号ラインをジャンパー線などで飛ば
す等の配慮が必要無く極めてパターン設計上の効率が上
がるものである。
ダウンコントロール時においてノイズ成分が出力されな
いので聴く者に不快感を与えず、このアップ/ダウンコ
ントロール時には全帯域ミュートをかけないので通常の
音声信号の音切れを起こすことがない。さらにパターン
設計上DATA,CK,ST信号ラインをジャンパー線などで飛ば
す等の配慮が必要無く極めてパターン設計上の効率が上
がるものである。
図面は本考案の一実施例であるオーディオ機器の電子ボ
リューム装置の回路図である。 1:電子ボリューム、2:CPU、3:キースイッチ、4:ハイカ
ットミュート回路、5:全帯域ミュート回路
リューム装置の回路図である。 1:電子ボリューム、2:CPU、3:キースイッチ、4:ハイカ
ットミュート回路、5:全帯域ミュート回路
Claims (1)
- 【請求項1】キースイッチ等の操作によるオーディオ出
力のアップ/ダウンコントロールに関し、前記操作によ
りCPUから出力されるデータ,クロック,ストローブ信
号で電子ボリュームの出力レベル調整を行うようにした
オーディオ機器の電子ボリューム装置において、前記デ
ータ,クロック,ストローブ信号がオーディオラインに
飛び込みノイズ成分として電子ボリュームのオーディオ
出力信号に現れる当該ノイズ成分を除去するローパスフ
ィルタを用いた第1のミュート回路と、前記電子ボリュ
ームのオーディオ出力信号を全帯域にわたって除去する
第2のミュート回路と、前記第1及び第2のミュート回
路をそれぞれ動作させる別別のミュート信号を出力し、
前記アップ/ダウンコントロール時に前記第1のミュー
ト回路を動作させるミュート信号を出力し、当該アップ
/ダウンコントロール時に前記第2のミュート回路を動
作させるミュート信号を出力せず電源ON/OFF時、モード
切替時、ファンクション切替時に第2のミュート回路を
動作させるミュート信号を出力し、前記第1のミュート
回路を動作させるミュート信号の出力に追随させて前記
データ,クロック,ストローブ信号を出力するCPUとが
具備されたことを特徴とするオーディオ機器の電子ボリ
ューム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990115197U JP2595421Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | オーディオ機器の電子ボリューム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990115197U JP2595421Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | オーディオ機器の電子ボリューム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471022U JPH0471022U (ja) | 1992-06-23 |
JP2595421Y2 true JP2595421Y2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=31862941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990115197U Expired - Lifetime JP2595421Y2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | オーディオ機器の電子ボリューム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595421Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7065584B2 (ja) * | 2017-10-17 | 2022-05-12 | 日清紡マイクロデバイス株式会社 | 増幅回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01146623U (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-09 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP1990115197U patent/JP2595421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471022U (ja) | 1992-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |