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JP2588212Y2 - コネクタケース - Google Patents

コネクタケース

Info

Publication number
JP2588212Y2
JP2588212Y2 JP1991096542U JP9654291U JP2588212Y2 JP 2588212 Y2 JP2588212 Y2 JP 2588212Y2 JP 1991096542 U JP1991096542 U JP 1991096542U JP 9654291 U JP9654291 U JP 9654291U JP 2588212 Y2 JP2588212 Y2 JP 2588212Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
lock piece
lock
piece
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991096542U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0545950U (ja
Inventor
裕司 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Tsushin Kogyo Co Ltd filed Critical Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority to JP1991096542U priority Critical patent/JP2588212Y2/ja
Publication of JPH0545950U publication Critical patent/JPH0545950U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2588212Y2 publication Critical patent/JP2588212Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雌雄一方のコネクタを
収納する、ロック機構付きのコネクタケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタケースとして、
実公昭52−9058号公報により、図5に示す如く、
内部に収納した雌雄一方のコネクタAに他方のコネクタ
Bを接続するための先端の開口部を有するコネクタ収納
部aと、一方のコネクタAに結線されるケーブルを導出
するためにコネクタ収納部aの尾端に肩部bを存して延
出した比較的幅狭のケーブル導出部cとを備え、コネク
タ収納部aの横側部に、他方のコネクタBに螺合可能な
ロックねじdを前記肩部bから挿入して設けると共に、
他方のコネクタBに横方向外方から係合可能な先端の爪
部e1とコネクタケースの外面に露出する尾端の操作部
e2とを有するロック片eを中間部e3を支点にして先
端側が横方向内方に揺動付勢されるように設け、他方の
コネクタBをロックねじdとロック片eとにより2重ロ
ックして該コネクタBの抜けを確実に防止し得るように
したものが知られている。このもので、ロック片eはロ
ックねじdの挿設箇所の横方向外側に形成した溝部fに
装着されており、ロック片eの尾端の操作部e2をコネ
クタ収納部aの横側部外面に露出させると共に、ロック
片eの中間の支点部e3の尾端寄りの部分に溝部fの横
方向内側の溝壁に弾力的に当接する舌片e4を切起し、
操作部e2を横方向内方に押したとき舌片e4の付勢力
に抗してロック片eの先端側が横方向外方に揺動し、爪
部e1のコネクタBに対する係合が解かれるようにして
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のコネクタケ
ースは、幅広のコネクタ収納部aの横側部外面にロック
片eの操作部e2が露出しているため、操作部e2を含
むコネクタケースの全幅が大きくなり、NC加工機等の
配電部にコネクタBを多数配設してこれに各コネクタA
を接続する場合、各コネクタAのコネクタケースの幅方
向の配設ピッチを操作部e2の操作スペースも加味して
大きく取らざるを得なくなり、そのためコネクタBの配
設ピッチも大きくせざるを得なくなって、配電部が大型
化する。本考案は、以上の点に鑑み、ケースの全幅を短
縮し且つケース同士を可及的に接近させて配設し得るよ
うにしたコネクタケースを提供することをその目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案は、雌雄一方のコネクタを収納するコネクタケー
スであって、該一方のコネクタに他方のコネクタを接続
するための先端の開口部を有するコネクタ収納部と、該
一方のコネクタに結線されるケーブルを導出するために
コネクタ収納部の尾端に肩部を存して延出した比較的幅
狭のケーブル導出部とを備え、コネクタ収納部の横側部
に、他方のコネクタに螺合可能なロックねじを前記肩部
から挿入して設けると共に、他方のコネクタに横方向外
方から係合可能な先端の爪部とコネクタケースの外面に
露出する尾端の操作部とを有するロック片を中間部を支
点にして先端側が横方向内方に揺動付勢されるように設
けるものにおいて、該ロック片を前記ロックねじの挿設
箇所の横方向内側に設け、該ロック片の尾端の操作部を
前記ケーブル導出部の横側部外面に露出させたことを特
徴とする。
【0005】
【作用】ロック片をロックねじの挿設箇所の横方向内側
に設けるため、ロック片の尾端部をケース肩部の内側を
通してケーブル導出部側に延長し、この延長端に操作部
を設けてこれをケーブル導出部の横側部外面に露出させ
ることができる。そして、ケーブル導出部はコネクタ収
納部に対し横方向内方に窪んでいるため、ロック片の操
作部をコネクタ収納部の横幅内に収めることができ、コ
ネクタ収納部の横側部外面にロック片の操作部を露出さ
せる従来のコネクタケースに比しその全幅を短縮するこ
とができる。また、コネクタケース同士を互いのコネク
タ収納部の横側面が接するように接近させて配設して
も、各コネクタケースのケーブル導出部間に確保される
スペースにおいてロック片の操作部を支障なく押圧操作
できる。ところで、ロック片をその先端側が横方向内方
に揺動付勢されるよう、ロック片に、従来例と同様に、
ロック片を装着する溝部の溝壁に弾力的に当接する舌片
を切起しても良いが、これでは溝部の溝幅を広く確保せ
ざるを得なくなって、その分コネクタケースの横幅が増
す。これに対し、ロック片の中間の支点部より先端寄り
の部分に舌片を切起して、この舌片をロックねじの周面
に横方向内方から弾力的に当接させるようにすれば、溝
部とロックねじとの間の溝壁の厚み分のスペースが舌片
の撓みスペースとして加味され、溝部の幅を狭くしても
舌片の撓みスペースを充分に確保できる。そして、この
構成によれば、操作部の押圧操作に際し、舌片がロック
ねじを反力受けとして押潰されるように弾性変形し、ロ
ック片の先端部が横方向外方に揺動して、他方のコネク
タに対する爪部の係合が解かれる。尚、上記の如く溝部
の幅を狭くすると、ロック片とロックねじとの間の間隔
も狭くなり、ロック片の先端部分を操作部の押圧操作で
横方向外方に揺動させる際に先端部分がロックねじに干
渉するため、先端部分をロックねじの横方向内方への投
影部分で切欠いた二股形状に形成して、先端部分がロッ
クねじに干渉しないようにする。
【0006】
【実施例】図1、図2及び図4を参照して、1は表裏1
対のケース半部1a、1bをねじ1cで締結して構成さ
れるコネクタケースを示し、該ケース1は、雌雄一方の
コネクタAを収納するコネクタ収納部2と、コネクタA
に結線されるケーブルを導出するために該収納部2の尾
端に肩部3を存して延出した比較的幅狭のケーブル導出
部4とを備え、コネクタ収納部2の先端を開口させて、
コネクタAの相手方となる他方のコネクタBをこの先端
開口部を通してコネクタAに嵌合接続するようにした。
【0007】コネクタ収納部2の横側部は内外2重壁
5、6で形成されており、外側壁6に肩部3に達する縦
穴7を形成して、該縦穴7に肩部3側からロックねじ8
を挿入すると共に、内側壁5と外側壁6との間の溝部9
に板ばねで形成されるロック片10を装着し、コネクタ
BをコネクタAに接続したとき、コネクタBに植設した
ナットB1にロットねじ8を螺合させ、また、コネクタ
Bに形成した顎部B2にロック片10の先端の爪部10
aを横方向外方から係合させて、コネクタBを2重ロッ
クするようにした。
【0008】ロック片10の尾端部は肩部3の内側を通
ってケーブル導出部4にのびており、その尾端にケーブ
ル導出部4の横側面に開設した窓部11を通して外面に
露出する樹脂製の操作部10bを取付けた。また、ロッ
ク片10の中間に、図3に示す如く、内方と外方とに円
弧状に膨出する支点部10cを形成して、該支点部10
cを前記溝部9に形成した円弧状の凹入部9aに嵌合さ
せ、操作部10bを横方向内方に押圧操作したとき、ロ
ック片10が支点部10cを中心にして揺動して先端部
分が横方向外方に移動し、爪部10aが前記顎部B2か
ら外れてコネクタBの係合が解かれるようにした。
【0009】ロック片10には、更に、支点部10cよ
り先端寄りの部分に位置して横方向外方に舌片10dが
切起されており、前記外側壁6の溝部9側の面の舌片1
0dに対向する部分を斜めにカットしてロックねじ8を
露出させ、該舌片10dをロックねじ8の周面に横方向
内方から弾力的に当接させて、ロック片10をその先端
部分が横方向内方に移動するように該舌片10dの弾力
で揺動付勢し、操作部10bを押圧操作しない限り爪部
10aが顎部B2から外れないようにした。ところで、
外側壁6の溝部9側の面を斜めにカットせずに、舌片1
0dを該面に当接させるようにした場合、本実施例と同
等の舌片10dの撓みスペースを確保するには、溝部9
の幅を外側壁6のロックねじ8の内側の壁厚分だけ拡幅
して、その分外側壁6を外側にずらさざるを得なくな
り、その結果コネクタケース1の横幅が増加してしまう
が、本実施例によればかかる不具合は生じない。
【0010】ロック片10の先端部分は、これが横方向
外方に揺動したときにロックねじ8に干渉しないよう、
ロックねじ8の横方向内方への投影部分を切欠いた二股
形状に形成されており、この二股部の各先端に爪部10
aを形成した。本実施例では、舌片10dを切起すため
のスリットに連続する切欠きを形成し、更に二股部の先
端間の切欠幅をコネクタBのナットB1に干渉しないよ
うに少許拡幅した。図中10eは二股部に形成した補強
リブである。
【0011】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の考案によれば、複数のコネクタケースを幅方向に列
設する場合、コネクタケース同士を互いのコネクタ収納
部が接するように配設しても、ロック片の操作部はコネ
クタ収納部より幅狭のケーブル導出部の横側部外面に露
出するため、操作部の操作に支障は生じず、コネクタケ
ースの配設ピッチを狭めて、これらコネクタケースを列
設する配電部をコンパクト化でき、更に請求項2の考案
によれば、コネクタケースのコネクタ収納部の横幅を狭
めて一層のコンパクト化を図れる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案ケースの一例の一部を切除した正面図
【図2】 図1のII−II線截断側面図
【図3】 ロック片の斜視図
【図4】 本案ケースと相手方コネクタとの関係を示す
斜視図
【図5】 従来例の一部を切除した正面図
【符号の説明】
1 コネクタケース 2 コネクタ収納部 3 肩部 4 ケーブル導出部 8 ロックねじ 10 ロック片 10a 爪部 10b 操作部 10c 支点部 10d 舌片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌雄一方のコネクタを収納するコネクタ
    ケースであって、該一方のコネクタに他方のコネクタを
    接続するための先端の開口部を有するコネクタ収納部
    と、該一方のコネクタに結線されるケーブルを導出する
    ためにコネクタ収納部の尾端に肩部を存して延出した比
    較的幅狭のケーブル導出部とを備え、コネクタ収納部の
    横側部に、他方のコネクタに螺合可能なロックねじを前
    記肩部から挿入して設けると共に、他方のコネクタに横
    方向外方から係合可能な先端の爪部とコネクタケースの
    外面に露出する尾端の操作部とを有するロック片を中間
    部を支点にして先端側が横方向内方に揺動付勢されるよ
    うに設けるものにおいて、該ロック片を前記ロックねじ
    の挿設箇所の横方向内側に設け、該ロック片の尾端の操
    作部を前記ケーブル導出部の横側部外面に露出させたこ
    とを特徴とするコネクタケース。
  2. 【請求項2】 前記ロック片の中間の揺動支点部より先
    端寄りの部分に前記ロックねじの周面に横方向内方から
    弾力的に当接する舌片を切起すと共に、該ロック片の先
    端部分をロックねじの横方向内方への投影部分を切欠い
    た二股形状に形成し、この二股部の各先端に前記爪部を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載のコネクタケ
    ース。
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