JP2588140B2 - 琉球石灰岩の模造方法 - Google Patents
琉球石灰岩の模造方法Info
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- JP2588140B2 JP2588140B2 JP15950294A JP15950294A JP2588140B2 JP 2588140 B2 JP2588140 B2 JP 2588140B2 JP 15950294 A JP15950294 A JP 15950294A JP 15950294 A JP15950294 A JP 15950294A JP 2588140 B2 JP2588140 B2 JP 2588140B2
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- Japan
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- travertine
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- imitation
- ryukyu limestone
- ryukyu
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Links
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- 235000019738 Limestone Nutrition 0.000 title claims description 4
- 239000006028 limestone Substances 0.000 title claims description 4
- 239000011398 Portland cement Substances 0.000 claims description 6
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- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、琉球地方で装飾用とし
て多く使用される琉球石灰岩「以下トラバ−チンとい
う。」の模造方法に関するものである。
て多く使用される琉球石灰岩「以下トラバ−チンとい
う。」の模造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より沖縄などの琉球地方に産出する
トラバ−チンは、その特有のクリ−ム色の光沢がすばら
しいために、装飾用として擁壁、縁石、あるいは花壇な
どに多く使用されている。しかしながらトラバ−チンを
切出して平板に加工するには非常に手間が掛かるとも
に、又加工の際の屑などが多く発生し、非常に不経済で
あるなどの問題がある。更に天然資源であるがために、
枯渇する恐れがある。
トラバ−チンは、その特有のクリ−ム色の光沢がすばら
しいために、装飾用として擁壁、縁石、あるいは花壇な
どに多く使用されている。しかしながらトラバ−チンを
切出して平板に加工するには非常に手間が掛かるとも
に、又加工の際の屑などが多く発生し、非常に不経済で
あるなどの問題がある。更に天然資源であるがために、
枯渇する恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、上
記問題点を解消するために白色ポルトランドセメント
と、トラバ−チンの粒子を混練したトラバ−チンの模造
方法を提供することを目的とするものである。
記問題点を解消するために白色ポルトランドセメント
と、トラバ−チンの粒子を混練したトラバ−チンの模造
方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
如き方法によって達成できる。即ちその要旨は白色ポル
トランドセメント22.5〜24.5重量%、トラバ−
チン粒55.8〜73.8重量%、および水10.7〜
12.7重量%を混練し、各種型枠に流し込み硬化させ
ることを特徴とするトラバ−チンの模造方法である。な
お上記白色ポルトランドセメントを22.5〜24.5
重量%とするのは、22.5重量%以下では他の素材と
の結合力が弱く強耐性がでないこと、又24.5重量%
以上では、トラバ−チン特有の光沢がでないからであ
る。更にトラバ−チン粒55.8〜73.8重量%範囲
以下では、トラバ−チン特有の光沢がでず、又範囲以上
の場合では強度が低下する問題がある。
如き方法によって達成できる。即ちその要旨は白色ポル
トランドセメント22.5〜24.5重量%、トラバ−
チン粒55.8〜73.8重量%、および水10.7〜
12.7重量%を混練し、各種型枠に流し込み硬化させ
ることを特徴とするトラバ−チンの模造方法である。な
お上記白色ポルトランドセメントを22.5〜24.5
重量%とするのは、22.5重量%以下では他の素材と
の結合力が弱く強耐性がでないこと、又24.5重量%
以上では、トラバ−チン特有の光沢がでないからであ
る。更にトラバ−チン粒55.8〜73.8重量%範囲
以下では、トラバ−チン特有の光沢がでず、又範囲以上
の場合では強度が低下する問題がある。
【0005】
【作用】本発明では、トラバ−チンの切り屑などを利用
して、各種粒径のトラバ−チンを用意し、それと白色ポ
ルトランドセメントと、水とを混練することによってト
ラバ−チンと遜色のないクリ−ム色の光沢のある模造品
を製造することが可能となる。しかも擁壁、あるいは花
壇などの各種の型枠に流し込むことによって任意の形状
のトラバ−チンを製造することができる。
して、各種粒径のトラバ−チンを用意し、それと白色ポ
ルトランドセメントと、水とを混練することによってト
ラバ−チンと遜色のないクリ−ム色の光沢のある模造品
を製造することが可能となる。しかも擁壁、あるいは花
壇などの各種の型枠に流し込むことによって任意の形状
のトラバ−チンを製造することができる。
【0005】
【実施例】以下本発明に係るトラバ−チンの模造方法
を、詳述する。まず白色ポルトランドセメント502K
g/m3 と、トラバ−チンの屑などを粉砕した40mm
の粒径のトラバ−チン粒437Kg/m3 および25m
mの粒径のトラバ−チン粒435Kg/m3 並びに2.
5〜5.0mmの粒径のトラバ−チン粒512Kg/m
3 と水251Kg/m3 を、コンクリ−トミキサ−によ
り混練した後、各種の型枠内に流し込み、硬化させた。
その結果、トラバ−チンと遜色のない光沢のある模造品
を製造することができた。又琉球石灰岩に比べて非常に
強度的に優れていることが判明した。
を、詳述する。まず白色ポルトランドセメント502K
g/m3 と、トラバ−チンの屑などを粉砕した40mm
の粒径のトラバ−チン粒437Kg/m3 および25m
mの粒径のトラバ−チン粒435Kg/m3 並びに2.
5〜5.0mmの粒径のトラバ−チン粒512Kg/m
3 と水251Kg/m3 を、コンクリ−トミキサ−によ
り混練した後、各種の型枠内に流し込み、硬化させた。
その結果、トラバ−チンと遜色のない光沢のある模造品
を製造することができた。又琉球石灰岩に比べて非常に
強度的に優れていることが判明した。
【0006】
【発明の効果】以上延べて来た如く本発明によれば、任
意の形状のトラバ−チンの模造品が容易に製造すること
が可能となり、更に強耐性に優れ、生産コストの低い模
造品の製造が可能となるものである。
意の形状のトラバ−チンの模造品が容易に製造すること
が可能となり、更に強耐性に優れ、生産コストの低い模
造品の製造が可能となるものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 白色ポルトランドセメント22.5〜2
4.5重量%、琉球石灰岩粒55.8〜73.8重量
%、および水10.7〜12.7重量%を混練し、各種
型枠に流し込み硬化させることを特徴とする琉球石灰岩
の模造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15950294A JP2588140B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 琉球石灰岩の模造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15950294A JP2588140B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 琉球石灰岩の模造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082958A JPH082958A (ja) | 1996-01-09 |
JP2588140B2 true JP2588140B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=15695175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15950294A Expired - Lifetime JP2588140B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 琉球石灰岩の模造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588140B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP15950294A patent/JP2588140B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH082958A (ja) | 1996-01-09 |
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