JP2587685B2 - 硬質表面洗浄剤組成物 - Google Patents
硬質表面洗浄剤組成物Info
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- JP2587685B2 JP2587685B2 JP18068888A JP18068888A JP2587685B2 JP 2587685 B2 JP2587685 B2 JP 2587685B2 JP 18068888 A JP18068888 A JP 18068888A JP 18068888 A JP18068888 A JP 18068888A JP 2587685 B2 JP2587685 B2 JP 2587685B2
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- Japan
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- surfactant
- water
- cleaning composition
- hard surface
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗浄された硬質表面の乾燥性が良好な、ア
ルキルグリコシド界面活性剤を主洗浄基剤とする硬質表
面洗浄剤組成物に関する。
ルキルグリコシド界面活性剤を主洗浄基剤とする硬質表
面洗浄剤組成物に関する。
従来食器などの硬質表面洗浄剤には主界面活性剤とし
てアルキルベンゼンスルホネート、α−オレフインスル
ホネート、アルキルサルフエート、パラフインスルホネ
ート、エトキシ化されたアルキルエーテルサルフエート
などの陰イオン性界面活性剤が使用されてきた。中でも
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムは、優れた洗浄
性能をもつ基剤として広く用いられてきたが、皮膚から
の脱脂力が強く、手荒れが起きやすい難点を有してい
た。そのため、最近では皮膚に対してより低刺激なポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を主洗
浄基剤とし、アルキル三級アミンオキサイドや高級脂肪
酸ジエタノールアミド等の補助界面活性剤を併用するこ
とにより、洗浄力、起泡力を更に向上させると同時に、
皮膚に対する作用がよりマイルド化された洗浄剤が主流
を占めるようになつてきた。
てアルキルベンゼンスルホネート、α−オレフインスル
ホネート、アルキルサルフエート、パラフインスルホネ
ート、エトキシ化されたアルキルエーテルサルフエート
などの陰イオン性界面活性剤が使用されてきた。中でも
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムは、優れた洗浄
性能をもつ基剤として広く用いられてきたが、皮膚から
の脱脂力が強く、手荒れが起きやすい難点を有してい
た。そのため、最近では皮膚に対してより低刺激なポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を主洗
浄基剤とし、アルキル三級アミンオキサイドや高級脂肪
酸ジエタノールアミド等の補助界面活性剤を併用するこ
とにより、洗浄力、起泡力を更に向上させると同時に、
皮膚に対する作用がよりマイルド化された洗浄剤が主流
を占めるようになつてきた。
しかしながら、このように陰イオン性界面活性剤を主
剤とする洗浄剤の皮膚に対する作用は、従来に比べ温和
になつてきてはいるものの、未だ十分満足しうる水準に
達してはいないのが現状である。
剤とする洗浄剤の皮膚に対する作用は、従来に比べ温和
になつてきてはいるものの、未だ十分満足しうる水準に
達してはいないのが現状である。
陰イオン性界面活性剤は解離基を有するために本質的
に皮膚に吸着しやすく、皮膚刺激性改善には限度があ
る。そこで、皮膚への吸着性の低い非イオン性界面活性
剤、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル等に代
表されるアルキレンオキサイドを親水性基とする非イオ
ン性界面活性剤を主剤として用いると、確かに皮膚への
吸着性は低いが、起泡力が陰イオン性界面活性剤を主剤
とする洗浄剤組成物より著しく劣るため、洗浄剤として
の必要条件を満足できない。
に皮膚に吸着しやすく、皮膚刺激性改善には限度があ
る。そこで、皮膚への吸着性の低い非イオン性界面活性
剤、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル等に代
表されるアルキレンオキサイドを親水性基とする非イオ
ン性界面活性剤を主剤として用いると、確かに皮膚への
吸着性は低いが、起泡力が陰イオン性界面活性剤を主剤
とする洗浄剤組成物より著しく劣るため、洗浄剤として
の必要条件を満足できない。
一方、糖誘導体界面活性剤であるアルキルグリコシド
は低刺激性界面活性剤であり、しかも非イオン性界面活
性剤であるにも拘わらず、それ自身安定な泡を生成する
ので近年主洗浄界面活性剤として注目されつつある。
は低刺激性界面活性剤であり、しかも非イオン性界面活
性剤であるにも拘わらず、それ自身安定な泡を生成する
ので近年主洗浄界面活性剤として注目されつつある。
アルキルグリコキドを使用する洗浄剤としては、例え
ば、特開昭58−104625号公報にはアルキルグリコシドと
陰イオン性界面活性剤を含有する高起泡性の多目液洗浄
剤組成物、特開昭58−132094号公報にはアルキルグリコ
シドと非イオン性界面活性剤を含有する高洗浄力の衣料
用の洗浄剤組成物、特開昭62−74999号公報にはアルキ
ルグリコシド、陰イオン性界面活性剤及び脂肪酸アルカ
ノールアミドを含有する低刺激性かつ発泡力、洗浄力の
優れた食器手洗用液体洗浄組成物が記載されている。
ば、特開昭58−104625号公報にはアルキルグリコシドと
陰イオン性界面活性剤を含有する高起泡性の多目液洗浄
剤組成物、特開昭58−132094号公報にはアルキルグリコ
シドと非イオン性界面活性剤を含有する高洗浄力の衣料
用の洗浄剤組成物、特開昭62−74999号公報にはアルキ
ルグリコシド、陰イオン性界面活性剤及び脂肪酸アルカ
ノールアミドを含有する低刺激性かつ発泡力、洗浄力の
優れた食器手洗用液体洗浄組成物が記載されている。
しかしながら、従来のアルキルグリコシドを主洗浄基
剤とする上記洗浄剤は、硬質表面に適用した場合、洗浄
後の乾燥性があまりよくないという欠点があつた。そし
て、食器等の乾燥性が悪いと菌が繁殖し易く、衛生上好
ましくない。
剤とする上記洗浄剤は、硬質表面に適用した場合、洗浄
後の乾燥性があまりよくないという欠点があつた。そし
て、食器等の乾燥性が悪いと菌が繁殖し易く、衛生上好
ましくない。
斯かる実状において、本発明者らは、低刺激性のアル
キルグリコシドを主洗浄基剤とする洗浄剤組成物の硬質
表面に対する乾燥性を改善せんと鋭意研究を行つた結
果、これに配合する他の非イオン界面活性剤の配合量を
少なくし、かつテルペン系炭化水素を少量配合すれば、
上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成し
た。
キルグリコシドを主洗浄基剤とする洗浄剤組成物の硬質
表面に対する乾燥性を改善せんと鋭意研究を行つた結
果、これに配合する他の非イオン界面活性剤の配合量を
少なくし、かつテルペン系炭化水素を少量配合すれば、
上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は、次の成分(a)、(b)及び
(c)、 (a) アルキルグリコシド界面活性剤 15〜40重量
%、 (b) (a)以外の非イオン界面活性剤 重量比で
(a)/(b)が100/1〜100/9、 (c) モノテルペン及びセスキテルペンから選ばれる
テルペン系炭化水素 0.01〜3重量%、 を含有することを特徴とする硬質表面洗浄剤組成物を提
供するものである。
(c)、 (a) アルキルグリコシド界面活性剤 15〜40重量
%、 (b) (a)以外の非イオン界面活性剤 重量比で
(a)/(b)が100/1〜100/9、 (c) モノテルペン及びセスキテルペンから選ばれる
テルペン系炭化水素 0.01〜3重量%、 を含有することを特徴とする硬質表面洗浄剤組成物を提
供するものである。
本発明において、主界面活性剤として用いられる
(a)成分は下記の一般式(1)で表される。
(a)成分は下記の一般式(1)で表される。
R1(OR2)xGy (I) (上記式中、R1は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
キル基、アルケニル基又はアルキルフエニル基を表し、
R2は炭素数2〜4のアルキレン基を表し、Gは炭素数5
〜6を有する還元糖に由来する残基であり、xはその平
均値が0〜5である。yはその平均値が1〜10である) (I)式中、xはその平均値が0〜5であるが、この
値が水溶性、結晶性を調整する。つまり、xが高い程水
溶性が高くなり且つ結晶性が低くなる傾向にある。好ま
しいxの値は0〜2である。yはその平均が1より大き
い場合、つまり2糖以上の糖鎖を親水性基とする一般式
(I)で示される界面活性剤を含有する場合、糖鎖の結
合様式は1−2、1−3、1−4、1−6結合、更にα
−、β−ピラノシド、又はフライノシド結合及びこれら
の混合された結合様式を有する任意の混合物を含むこと
が可能である。また、yは1〜10であるが、好ましい平
均値は約1.0〜3.0である。また、R1は直鎖又は分岐鎖の
炭素数8〜18のアルキル基、アルケニル基又はアルキル
フエニル基であるが、溶解性、起泡性、及び洗浄性よ
り、好ましい炭素数は10〜14である。また、R2は炭素数
2〜4のアルキレン基であるが、水溶性などから好まし
い値は2〜3である。さらにGは単糖もしくは2等以上
の原料によつてその構造が決定されるが、このG原料と
しては、単糖類ではグルコース、ガラクトース、キシロ
ース、マンノース、リキソース、アラビノース及びこれ
らの混合物等が、2糖以上ではマルトース、キシロビオ
ース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチビオー
ス、ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラノー
ス、ラフイノース、ゲンチアノース、メレジトース及び
これらの混合物等が挙げられる。これらの中でも、入手
性及び低コストの点から、単糖類原料としてはグルコー
ス、フルクトースが、2糖以上の糖類としてはマルトー
ス、スクロースが好ましい。
キル基、アルケニル基又はアルキルフエニル基を表し、
R2は炭素数2〜4のアルキレン基を表し、Gは炭素数5
〜6を有する還元糖に由来する残基であり、xはその平
均値が0〜5である。yはその平均値が1〜10である) (I)式中、xはその平均値が0〜5であるが、この
値が水溶性、結晶性を調整する。つまり、xが高い程水
溶性が高くなり且つ結晶性が低くなる傾向にある。好ま
しいxの値は0〜2である。yはその平均が1より大き
い場合、つまり2糖以上の糖鎖を親水性基とする一般式
(I)で示される界面活性剤を含有する場合、糖鎖の結
合様式は1−2、1−3、1−4、1−6結合、更にα
−、β−ピラノシド、又はフライノシド結合及びこれら
の混合された結合様式を有する任意の混合物を含むこと
が可能である。また、yは1〜10であるが、好ましい平
均値は約1.0〜3.0である。また、R1は直鎖又は分岐鎖の
炭素数8〜18のアルキル基、アルケニル基又はアルキル
フエニル基であるが、溶解性、起泡性、及び洗浄性よ
り、好ましい炭素数は10〜14である。また、R2は炭素数
2〜4のアルキレン基であるが、水溶性などから好まし
い値は2〜3である。さらにGは単糖もしくは2等以上
の原料によつてその構造が決定されるが、このG原料と
しては、単糖類ではグルコース、ガラクトース、キシロ
ース、マンノース、リキソース、アラビノース及びこれ
らの混合物等が、2糖以上ではマルトース、キシロビオ
ース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチビオー
ス、ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツラノー
ス、ラフイノース、ゲンチアノース、メレジトース及び
これらの混合物等が挙げられる。これらの中でも、入手
性及び低コストの点から、単糖類原料としてはグルコー
ス、フルクトースが、2糖以上の糖類としてはマルトー
ス、スクロースが好ましい。
(a)成分は組成物中に通常15〜40重量%、好ましく
は20〜30重量%配合される。
は20〜30重量%配合される。
(b)成分としては、例えばポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミ
ンオキサイド、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトールおよびソルビタン等の多価アルコールの高級
脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテルなどの当
技術分野で周知の非イオン性界面活性剤が使用できる。
特に、好ましい(b)成分の活性剤はグリセリンモノ脂
肪酸エステルである。この活性剤はアルキルグリコシド
の起泡力を更に高める効果を奏する。(b)成分は組成
物中に(a)/(b)が重量比で100/1〜100/9になるよ
うに配合することが必要であり、これより少ないと起泡
力が劣り、またこれを超えて配合すると乾燥性が悪くな
り、本発明の目的は達成されない。
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミ
ンオキサイド、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトールおよびソルビタン等の多価アルコールの高級
脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテルなどの当
技術分野で周知の非イオン性界面活性剤が使用できる。
特に、好ましい(b)成分の活性剤はグリセリンモノ脂
肪酸エステルである。この活性剤はアルキルグリコシド
の起泡力を更に高める効果を奏する。(b)成分は組成
物中に(a)/(b)が重量比で100/1〜100/9になるよ
うに配合することが必要であり、これより少ないと起泡
力が劣り、またこれを超えて配合すると乾燥性が悪くな
り、本発明の目的は達成されない。
本発明に使用する(c)成分としては、植物芳香油に
含まれるモノテルペン系炭化水素又はセスキテルペン系
炭化水素が挙げられる。モノテルペン系炭化水素として
は、オレンジ油、レモン油などに含まれるD−又はL−
リモネン、テルピン油などに含まれるα−又はβ−ピネ
ン、パイン油などに含まれるα−テルピネオールなどを
例示することができ、セスキテルペン系炭化水素として
は、シダ油、クローバー油、カナンガ油に多く含まれる
カリオフイレン、セドレンなどを例示することができ
る。モノテルペン及びセスキテルペンから選ばれる各テ
ルペン系炭化水素は、それぞれ単独で本発明の(c)成
分として使用できるばかりでなく、2種以上を混合して
使用することができ、さらにはオレンジ油、テルピン
油、パイン油のままでも本発明の組成物に配合すること
が可能である。(c)成分の配合量は洗浄剤組成物の0.
01〜3重量%、好ましくは0.1〜2重量%の範囲であ
る。この量が0.01重量%未満では目的とする乾燥性の改
善が不充分であり、一方3重量%を起えると洗浄剤組成
物の着色性及び低温安定性が悪化するため好ましくな
い。
含まれるモノテルペン系炭化水素又はセスキテルペン系
炭化水素が挙げられる。モノテルペン系炭化水素として
は、オレンジ油、レモン油などに含まれるD−又はL−
リモネン、テルピン油などに含まれるα−又はβ−ピネ
ン、パイン油などに含まれるα−テルピネオールなどを
例示することができ、セスキテルペン系炭化水素として
は、シダ油、クローバー油、カナンガ油に多く含まれる
カリオフイレン、セドレンなどを例示することができ
る。モノテルペン及びセスキテルペンから選ばれる各テ
ルペン系炭化水素は、それぞれ単独で本発明の(c)成
分として使用できるばかりでなく、2種以上を混合して
使用することができ、さらにはオレンジ油、テルピン
油、パイン油のままでも本発明の組成物に配合すること
が可能である。(c)成分の配合量は洗浄剤組成物の0.
01〜3重量%、好ましくは0.1〜2重量%の範囲であ
る。この量が0.01重量%未満では目的とする乾燥性の改
善が不充分であり、一方3重量%を起えると洗浄剤組成
物の着色性及び低温安定性が悪化するため好ましくな
い。
前記本発明の組成物に、更に少量のアニオン性界面活
性剤を配合することにより柔らかくきめの細かいクリー
ミーな泡を生成する組成物が得られる。アニオン性界面
活性剤はアルキルグリコシド100重量部に対し9重量部
まで、好ましくは1〜9重量部配合される。9重量部を
超えると乾燥性、手荒れ性を損なう傾向があり好ましく
ない。
性剤を配合することにより柔らかくきめの細かいクリー
ミーな泡を生成する組成物が得られる。アニオン性界面
活性剤はアルキルグリコシド100重量部に対し9重量部
まで、好ましくは1〜9重量部配合される。9重量部を
超えると乾燥性、手荒れ性を損なう傾向があり好ましく
ない。
アニオン性界面活性剤としては、例えばアルキルベン
ゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩、α−オレフインスルホン酸塩、パラフインス
ルホン酸塩、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルカルボン酸塩などの当技術分野で周知の活性
剤が挙げられる。その中でも、皮膚刺激性の点から、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテルカルボン酸塩が好ましい。
ゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩、α−オレフインスルホン酸塩、パラフインス
ルホン酸塩、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルカルボン酸塩などの当技術分野で周知の活性
剤が挙げられる。その中でも、皮膚刺激性の点から、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテルカルボン酸塩が好ましい。
本発明の洗浄剤組成物には、上記成分の他に、エタノ
ール、エチレングリコールなどのハイドロトロープ剤、
香料、色素、防腐剤、防かび剤、保湿剤などの通常使用
されている任意成分を添加できる。
ール、エチレングリコールなどのハイドロトロープ剤、
香料、色素、防腐剤、防かび剤、保湿剤などの通常使用
されている任意成分を添加できる。
次に実施例によつて本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例によつて限定されるもので
はない。
が、本発明はこれらの実施例によつて限定されるもので
はない。
実施例1 (1) 食器の乾燥性試験 牛脂に指示薬としてスダンIII(赤色色素)を0.1%添
加し、この0.2gをガラス製の透明皿(直径25cm)に塗布
した。この皿を、洗剤3g、水(用水3.5゜DHの水)27gを
しみこませたスポンジを用いて20℃で皿1枚をこすり洗
いした後、流水で15秒すすぎ、25℃、相対湿度60%にて
垂直に3分放置した後、皿の濡れ性を下記の判定基準に
従つて評価した。
加し、この0.2gをガラス製の透明皿(直径25cm)に塗布
した。この皿を、洗剤3g、水(用水3.5゜DHの水)27gを
しみこませたスポンジを用いて20℃で皿1枚をこすり洗
いした後、流水で15秒すすぎ、25℃、相対湿度60%にて
垂直に3分放置した後、皿の濡れ性を下記の判定基準に
従つて評価した。
○:10秒以内に皿から水が切れる。
:30秒以内に皿から水が切れる。
△:3分後、皿の50%は水で濡れた状態である。
×:3分後、皿の80%は水で濡れた状態である。
(2) 泡質の評価 女性30名に第1表に示す洗浄剤組成物を使つて、食器
を洗つてもらい、下記基準により点数をつけてもらつ
た。
を洗つてもらい、下記基準により点数をつけてもらつ
た。
5点:キメが細かく非常に好き 4点:ややキメ細かく好き 3点:普通 2点:泡が堅く、余り好きでない 1点:泡が非常に堅く嫌い 結果は第1表のとおりであり、表中の値は平均点で示
した。
した。
実施例2 (1) 洗浄力の評価 牛脂に指示薬としてスダンIII(赤色色素)を0.1%添
加し、この2.5gを磁製の皿(直径25cm)に塗布したもの
を洗浄3g、水(用水;硬度3.5゜DHの水)27gをしみ込ま
せたスポンジを用いて20℃でこすり洗いし、もはや皿よ
り牛脂がきれいに取れなくなるまでの洗浄された皿の枚
数(有効洗浄枚数とする)、及び泡が立たなくなるまで
の皿の枚数(泡終点とする)の双方をもつて示した。
加し、この2.5gを磁製の皿(直径25cm)に塗布したもの
を洗浄3g、水(用水;硬度3.5゜DHの水)27gをしみ込ま
せたスポンジを用いて20℃でこすり洗いし、もはや皿よ
り牛脂がきれいに取れなくなるまでの洗浄された皿の枚
数(有効洗浄枚数とする)、及び泡が立たなくなるまで
の皿の枚数(泡終点とする)の双方をもつて示した。
(2) 起泡力試験 汚れ成分として市販のバターを洗浄剤組成物濃度0.5
重量%の洗浄溶液(用水;硬度3.5゜DHの水)に0.1重量
%添加した時の起泡力を測定する。測定法は、直径5cm
のガラス円筒にバターを添加した上記洗剤溶液を40ml入
れ、20℃で15分間回転撹拌を行い、停止直後の泡高さを
測定する。
重量%の洗浄溶液(用水;硬度3.5゜DHの水)に0.1重量
%添加した時の起泡力を測定する。測定法は、直径5cm
のガラス円筒にバターを添加した上記洗剤溶液を40ml入
れ、20℃で15分間回転撹拌を行い、停止直後の泡高さを
測定する。
また、乾燥性及び泡質は実施例1と同様にして評価し
た。
た。
結果は第2表のとおりであり、表中の値は平均点で示
した。
した。
Claims (2)
- 【請求項1】次の成分(a)、(b)及び(c)、 (a) アルキルグリコシド界面活性剤 15〜40重量
%、 (b) (a)以外の非イオン界面活性剤 重量比で
(a)/(b)が100/1〜100/9、 (c) モノテルペン及びセスキテルペンから選ばれる
テルペン系炭化水素 0.01〜3重量%、 を含有することを特徴とする硬質表面洗浄剤組成物。 - 【請求項2】更に、(d)陰イオン性界面活性剤を、重
量比で(a)/(d)が100/1〜100/9の範囲になるよう
に含有する請求項1記載の硬質表面洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18068888A JP2587685B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 硬質表面洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18068888A JP2587685B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 硬質表面洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232197A JPH0232197A (ja) | 1990-02-01 |
JP2587685B2 true JP2587685B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=16087570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18068888A Expired - Lifetime JP2587685B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 硬質表面洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587685B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5308531A (en) * | 1992-08-31 | 1994-05-03 | Henkel Corporation | Pine-oil containing hard surface cleaning composition |
JP2002088393A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Lion Corp | 食品及び食器用液体洗浄剤組成物 |
JP2004043795A (ja) * | 2002-05-22 | 2004-02-12 | Kao Corp | 液体洗浄剤組成物 |
US7098181B2 (en) | 2002-05-22 | 2006-08-29 | Kao Corporation | Liquid detergent composition |
TW200504201A (en) | 2003-04-08 | 2005-02-01 | Kao Corp | Liquid detergent composition |
JP2007039627A (ja) * | 2004-11-30 | 2007-02-15 | Kao Corp | 硬質表面用洗浄剤組成物 |
DE602005024181D1 (de) * | 2004-12-21 | 2010-11-25 | Kao Corp | Reinigungsmittel |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP18068888A patent/JP2587685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0232197A (ja) | 1990-02-01 |
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