JP2574485Y2 - バックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構造 - Google Patents
バックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構造Info
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- JP2574485Y2 JP2574485Y2 JP1991059867U JP5986791U JP2574485Y2 JP 2574485 Y2 JP2574485 Y2 JP 2574485Y2 JP 1991059867 U JP1991059867 U JP 1991059867U JP 5986791 U JP5986791 U JP 5986791U JP 2574485 Y2 JP2574485 Y2 JP 2574485Y2
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- Japan
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- arm
- harness
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、二段式ヒンジを使用す
るバックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構造に
関する。
るバックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】最初に二段式ヒンジを使用したバックド
アの構造について説明する。図6は二段式ヒンジを使用
したバックドアの概念的側面図である。バックドアDは
自動車本体に、第1の腕A1と第2の腕A2によって連
結されている。第1の腕A1は自動車本体上の点P1を
中心として回動可能であり、バックドアDは第1の腕A
1上の点P2を中心として回動可能である。同様に、第
2の腕A2は自動車本体上の点P3を中心として回動可
能であり、バックドアDは第2の腕A2上の点P4を中
心として回動可能である。すなわち点P1,P2,P
3,P4を頂点とする四節リンク機構が形成されてい
る。第2の腕A2の回動角を調節することによりドアD
の回動角を調節することができる。このため、自動車本
体上の一点P5と第2の腕A2上の一点P6の間は第3
の腕A3と第4の腕A4で連結されている。第3の腕は
点P5を中心として回動可能であり、第4の腕A4は点
6を中心として回動可能であり、さらに第4の腕A4は
第3の腕の中に嵌入可能である。このようなバックドア
に電力あるいは電気信号を送るためには、バックドアD
と自動車本体Bをハーネスで連結する必要がある。二段
式ヒンジを使用するバックドアと自動車本体の間のハー
ネスの配線構造の従来技術が実公昭62−20362号
公報に開示されている。図5はこの従来技術によるハー
ネスの配線構造の斜視図である。この従来技術によると
きは、自動車本体Bに車体側開孔H1を設けられ、本体
側開孔H1にほぼ対応する位置でバックドアDにドア側
開孔H2を設けられ、本体側開孔H1とドア側開孔H2
は蛇腹状のグロメットGで連結されている。グロメット
Gの中をハーネスが通っている。
アの構造について説明する。図6は二段式ヒンジを使用
したバックドアの概念的側面図である。バックドアDは
自動車本体に、第1の腕A1と第2の腕A2によって連
結されている。第1の腕A1は自動車本体上の点P1を
中心として回動可能であり、バックドアDは第1の腕A
1上の点P2を中心として回動可能である。同様に、第
2の腕A2は自動車本体上の点P3を中心として回動可
能であり、バックドアDは第2の腕A2上の点P4を中
心として回動可能である。すなわち点P1,P2,P
3,P4を頂点とする四節リンク機構が形成されてい
る。第2の腕A2の回動角を調節することによりドアD
の回動角を調節することができる。このため、自動車本
体上の一点P5と第2の腕A2上の一点P6の間は第3
の腕A3と第4の腕A4で連結されている。第3の腕は
点P5を中心として回動可能であり、第4の腕A4は点
6を中心として回動可能であり、さらに第4の腕A4は
第3の腕の中に嵌入可能である。このようなバックドア
に電力あるいは電気信号を送るためには、バックドアD
と自動車本体Bをハーネスで連結する必要がある。二段
式ヒンジを使用するバックドアと自動車本体の間のハー
ネスの配線構造の従来技術が実公昭62−20362号
公報に開示されている。図5はこの従来技術によるハー
ネスの配線構造の斜視図である。この従来技術によると
きは、自動車本体Bに車体側開孔H1を設けられ、本体
側開孔H1にほぼ対応する位置でバックドアDにドア側
開孔H2を設けられ、本体側開孔H1とドア側開孔H2
は蛇腹状のグロメットGで連結されている。グロメット
Gの中をハーネスが通っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】二段ヒンジを使用する
ときはグロメットGのあそびの長さを充分に長くする必
要がある。この結果、従来技術によるときは、ドアを閉
める時にハーネスをドアDと自動車本体Bの間にはさみ
込むおそれがある。本考案は、簡単な構造でありなが
ら、二段ヒンジを利用するドアにあってもハーネスをは
さみ込むおそれのないハーネスの配線構造を提案するこ
とを課題とする。
ときはグロメットGのあそびの長さを充分に長くする必
要がある。この結果、従来技術によるときは、ドアを閉
める時にハーネスをドアDと自動車本体Bの間にはさみ
込むおそれがある。本考案は、簡単な構造でありなが
ら、二段ヒンジを利用するドアにあってもハーネスをは
さみ込むおそれのないハーネスの配線構造を提案するこ
とを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、自動車本体
とバックドアが第1の腕と第2の腕で連結され、この四
者が4節リンク機構を形成し、さらに第2の腕の中央部
の一点P6と自動車本体の一点P5が第3の腕と第4の
腕で連結され、第2の腕の回動角を調節することにより
開閉する二段式ヒンジを使用するバックドアと自動車本
体の間のハーネスの配線構造において、上記第2の腕が
ほぼ直線状の形状を有し第2の腕の自動車本体側取付点
P3の近傍で曲った略ヘ字形状を有し、上記取付点P3
と第3の腕の自動車本体側の取付点P5の中間位置にお
いて自動車本体に本体側開孔を設け、第2の腕の他端の
近傍においてバックドアにドア側開孔を設け、第2の腕
の自動車本体側の取付点P4の近傍と上記一点P6の近
傍と上記取付点P3の近傍において第2の腕に係合部材
を設け、上記係合部材に着脱自在に係合可能であってハ
ーネスに固定するための取付部を有する対応係合部材を
上記取付部とハーネスをテープでとも巻きすることによ
りハーネスに固定し、上記ハーネスを本体側開孔とドア
側開孔に挿通することにより自動車本体とバックドアを
電気的に接続し、上記係合部材に対応する位置で上記ハ
ーネスに設けられている対応係合部材を上記係合部材に
係合することにより上記ハーネスを上記第2の腕に固定
することを特徴とする二段ヒンジを使用するバックドア
と自動車本体の間のハーネスの配線構造によって解決さ
れた。
とバックドアが第1の腕と第2の腕で連結され、この四
者が4節リンク機構を形成し、さらに第2の腕の中央部
の一点P6と自動車本体の一点P5が第3の腕と第4の
腕で連結され、第2の腕の回動角を調節することにより
開閉する二段式ヒンジを使用するバックドアと自動車本
体の間のハーネスの配線構造において、上記第2の腕が
ほぼ直線状の形状を有し第2の腕の自動車本体側取付点
P3の近傍で曲った略ヘ字形状を有し、上記取付点P3
と第3の腕の自動車本体側の取付点P5の中間位置にお
いて自動車本体に本体側開孔を設け、第2の腕の他端の
近傍においてバックドアにドア側開孔を設け、第2の腕
の自動車本体側の取付点P4の近傍と上記一点P6の近
傍と上記取付点P3の近傍において第2の腕に係合部材
を設け、上記係合部材に着脱自在に係合可能であってハ
ーネスに固定するための取付部を有する対応係合部材を
上記取付部とハーネスをテープでとも巻きすることによ
りハーネスに固定し、上記ハーネスを本体側開孔とドア
側開孔に挿通することにより自動車本体とバックドアを
電気的に接続し、上記係合部材に対応する位置で上記ハ
ーネスに設けられている対応係合部材を上記係合部材に
係合することにより上記ハーネスを上記第2の腕に固定
することを特徴とする二段ヒンジを使用するバックドア
と自動車本体の間のハーネスの配線構造によって解決さ
れた。
【0005】
【作用】第2のアームの長さは一定であるので、ハーネ
スの本体側開孔とドア側開孔の間の部分が第2のアーム
にあそびなしに固定される。したがって、バックドアを
閉める時にハーネスがドアと本体の間にはさみ込まれる
おそれがない。
スの本体側開孔とドア側開孔の間の部分が第2のアーム
にあそびなしに固定される。したがって、バックドアを
閉める時にハーネスがドアと本体の間にはさみ込まれる
おそれがない。
【0006】
【実施例】図1は本考案に係るハーネスの配線構造の好
ましい実施例の斜視図である。二段式ヒンジを使用する
バックドアの構造自体は従来技術と同一であるので、図
5、図6の部材と対応する部材については同一の参照符
号を付し、説明を省略する。第2の腕A2の一端の近傍
において自動車本体に本体側開孔1が設けられ、第2の
腕A2の他端の近傍においてバックドアにドア側開孔2
が設けられている。ハーネス3を本体側開孔1とドア側
開孔2に挿通することにより自動車本体Bとバックドア
Dが電気的に接続されている。
ましい実施例の斜視図である。二段式ヒンジを使用する
バックドアの構造自体は従来技術と同一であるので、図
5、図6の部材と対応する部材については同一の参照符
号を付し、説明を省略する。第2の腕A2の一端の近傍
において自動車本体に本体側開孔1が設けられ、第2の
腕A2の他端の近傍においてバックドアにドア側開孔2
が設けられている。ハーネス3を本体側開孔1とドア側
開孔2に挿通することにより自動車本体Bとバックドア
Dが電気的に接続されている。
【0007】図2は図1のハーネスの配線構造において
使用される第2の腕A2の第1の実施例の斜視図であ
る。この例では係合部材として断面がT字形の3個のT
形スタッド4a,4b,4cが固定されている。
使用される第2の腕A2の第1の実施例の斜視図であ
る。この例では係合部材として断面がT字形の3個のT
形スタッド4a,4b,4cが固定されている。
【0008】図3は図1のハーネスの配線構造において
使用されるハーネスに対応係合部材としてのクリップを
固定する工程の一例を示す斜視図である。複数の導線5
をまとめたハーネス3の上にクリップ6を載置し、テー
プ7でハーネス3とクリップ6をとも巻きすることによ
りクリップ6はハーネスに固定される。クリップ6はス
タッド4a,4b,4cの頂部と係合する凹部6aを有
するので、この部分6aはテープ7を巻かない。
使用されるハーネスに対応係合部材としてのクリップを
固定する工程の一例を示す斜視図である。複数の導線5
をまとめたハーネス3の上にクリップ6を載置し、テー
プ7でハーネス3とクリップ6をとも巻きすることによ
りクリップ6はハーネスに固定される。クリップ6はス
タッド4a,4b,4cの頂部と係合する凹部6aを有
するので、この部分6aはテープ7を巻かない。
【0009】図4は図3の工程が終了した時のハーネス
の正面図である。クリップ6の凹部6aを除いてテーン
プ7で巻かれている。
の正面図である。クリップ6の凹部6aを除いてテーン
プ7で巻かれている。
【0010】図2に示す第2の腕A2のT形スタット4
a,4b,4cの頂部と図4のハーネスのクリップ6を
係合することにより図1に示すハーネスの配線構造が得
られる。
a,4b,4cの頂部と図4のハーネスのクリップ6を
係合することにより図1に示すハーネスの配線構造が得
られる。
【0011】図7は図1のハーネスの配線構造において
使用される第2の腕A2の第2の実施例の斜視図であ
る。この例では係合部材としてクランプ8a,8b,8
cが固定されている。
使用される第2の腕A2の第2の実施例の斜視図であ
る。この例では係合部材としてクランプ8a,8b,8
cが固定されている。
【0012】図8は図7のクランプの斜視図である。こ
のクランプは底面板部8Aと上面板部8Bと底面板部8
Aと上面板部8Bを連結する側面板部8Cから成り、上
面板部8Bには矩形の開孔8Dが設けられている。底面
板部8Aと第2の腕A2は、図7に示すようにクランプ
の底面板部8Aと上面板部8Bの間に第2の腕A2を通
した状態で溶接等により固定されている。
のクランプは底面板部8Aと上面板部8Bと底面板部8
Aと上面板部8Bを連結する側面板部8Cから成り、上
面板部8Bには矩形の開孔8Dが設けられている。底面
板部8Aと第2の腕A2は、図7に示すようにクランプ
の底面板部8Aと上面板部8Bの間に第2の腕A2を通
した状態で溶接等により固定されている。
【0013】図9は図8の係合部材としてのクランプと
係合する対応係合部材としてブラケットの斜視図であ
る。ブラケットは略長方体の本体部と板状の取付部から
なる。本体部には断面が凸形の開孔9Aが設けられ、こ
の開孔によって本体部が上面部と底面部に分けられ、上
面部にはさらに2本のスリットが設けられ、このスリッ
トによって上面部は側辺部9B,9Cと中心部9Dと、
側辺部9B,9Cおよび中心部9Dを結ぶ底辺部9Eに
分かれている。
係合する対応係合部材としてブラケットの斜視図であ
る。ブラケットは略長方体の本体部と板状の取付部から
なる。本体部には断面が凸形の開孔9Aが設けられ、こ
の開孔によって本体部が上面部と底面部に分けられ、上
面部にはさらに2本のスリットが設けられ、このスリッ
トによって上面部は側辺部9B,9Cと中心部9Dと、
側辺部9B,9Cおよび中心部9Dを結ぶ底辺部9Eに
分かれている。
【0014】図10は図9のブラケットの上面図であ
る。図10から分るように、側辺部9B,9Cにおいて
は開孔9Aは貫通せず、中心部9Dにおいては開孔9A
は貫通している。
る。図10から分るように、側辺部9B,9Cにおいて
は開孔9Aは貫通せず、中心部9Dにおいては開孔9A
は貫通している。
【0015】図11はブラケットを開孔側から見た側面
図である。図12は図10のA−A断面図である。図1
0,11,12から分るように、側辺部9B,9Cは本
体部の側面9F,9G,9H,9Iによって本体部の底
面部に接続されている。したがって側辺部9B,9Cは
変形することができない。
図である。図12は図10のA−A断面図である。図1
0,11,12から分るように、側辺部9B,9Cは本
体部の側面9F,9G,9H,9Iによって本体部の底
面部に接続されている。したがって側辺部9B,9Cは
変形することができない。
【0016】これに対して中心部9Dは底辺部9Eによ
ってのみ支持されているので、僅かに弾性変形可能であ
る。中心部9Dの開孔9Aに向いた面には、開孔9Aの
入口に向いた側が曲面で断面が略Л字の突起9Kが設け
られている。
ってのみ支持されているので、僅かに弾性変形可能であ
る。中心部9Dの開孔9Aに向いた面には、開孔9Aの
入口に向いた側が曲面で断面が略Л字の突起9Kが設け
られている。
【0017】開孔9Aの断面形状は、図7,8のクラン
プの上面板部8Bの断面形状にほぼ対応し、開孔9Aの
中にクランプ8a,8b,8cの上面板部9Bを挿入す
ることができる。
プの上面板部8Bの断面形状にほぼ対応し、開孔9Aの
中にクランプ8a,8b,8cの上面板部9Bを挿入す
ることができる。
【0018】開孔9Aの中にクランプの上面板部9Bを
挿入すると、中心部9Dの僅かな弾性変形により、突起
9Kはクランプの上面板部9Bに設けられた開孔8Dに
係合する。
挿入すると、中心部9Dの僅かな弾性変形により、突起
9Kはクランプの上面板部9Bに設けられた開孔8Dに
係合する。
【0019】ブラケットは本体部に一体に形成されてい
る板状の取付部9L,9Mによってハーネスに固定され
る。
る板状の取付部9L,9Mによってハーネスに固定され
る。
【0020】図13は図1のハーネスの配線構造におい
て使用されるハーネスにブラケットを固定する工程の一
例を示す斜視図である。複数の導線5をまとめたハーネ
ス3の上にブラケット9を載置し、テープ7でハーネス
3とブラケット9をとも巻きすることによりブラケット
9はハーネスに固定される。このときブラケット9の本
体部は巻かず取付部9L,9Mのみ巻く。
て使用されるハーネスにブラケットを固定する工程の一
例を示す斜視図である。複数の導線5をまとめたハーネ
ス3の上にブラケット9を載置し、テープ7でハーネス
3とブラケット9をとも巻きすることによりブラケット
9はハーネスに固定される。このときブラケット9の本
体部は巻かず取付部9L,9Mのみ巻く。
【0021】図7の第2の腕A2のクランプ8a,8
b,8cと、図13のブラケット9を係合することによ
り図1に示すハーネスの配線構造が得られる。
b,8cと、図13のブラケット9を係合することによ
り図1に示すハーネスの配線構造が得られる。
【0022】
1) ハーネスの長さがドアの開閉に関係なく一定とな
るので構造が安定である。 2) ドアの開閉によりハーネスを自動車本体とドアの
間にはさみ込むおそれがない。 3) ハーネスの長さを従来より短くすることができ
る。
るので構造が安定である。 2) ドアの開閉によりハーネスを自動車本体とドアの
間にはさみ込むおそれがない。 3) ハーネスの長さを従来より短くすることができ
る。
【図1】本考案に係るハーネスの配線構造の好ましい実
施例の斜視図である。
施例の斜視図である。
【図2】図1のハーネスの配線構造において使用される
第2の腕A2の第1の実施例の斜視図である。
第2の腕A2の第1の実施例の斜視図である。
【図3】図1のハーネスの配線構造において使用される
ハーネスにクリップを固定する工程の一例を示す斜視図
である。
ハーネスにクリップを固定する工程の一例を示す斜視図
である。
【図4】図3の工程が終了した時のハーネスの正面図で
ある。
ある。
【図5】従来技術によるハーネスの配線構造の斜視図で
ある。
ある。
【図6】二段式ヒンジを使用したバックドアの概念的側
面図である。
面図である。
【図7】図1のハーネスの配線構造において使用される
第2の腕A2の第2の実施例の斜視図である。
第2の腕A2の第2の実施例の斜視図である。
【図8】図7のクランプの斜視図である。
【図9】図8の係合部材としてのクランプと係合する対
応係合部材としてブラケットの斜視図である。
応係合部材としてブラケットの斜視図である。
【図10】図9のブラケットの上面図である。
【図11】ブラケットを開孔側から見た側面図である。
【図12】図10のA−A断面図である。
【図13】図1のハーネスの配線構造において使用され
るハーネスにブラケットを固定する工程の一例を示す斜
視図である。
るハーネスにブラケットを固定する工程の一例を示す斜
視図である。
1 本体側開孔 2 ドア側開孔 3 ハーネス 4a,4b,4c T形スタッド 6 クリップ 7 テープ 8a,8b,8c クランプ 9 ブラケット A1,A2,A3 腕 B 自動車本体 D バックドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−8425(JP,A) 実開 昭62−155182(JP,U) 実開 昭56−111386(JP,U) 実開 昭63−140687(JP,U) 実開 昭60−185778(JP,U) 実開 昭58−149020(JP,U) 実開 昭64−6725(JP,U) 実公 昭62−20362(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 16/02 B60J 5/10
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車本体とバックドアが第1の腕と第
2の腕で連結され、この四者が4節リンク機構を形成
し、さらに第2の腕の中央部の一点P6と自動車本体の
一点P5が第3の腕と第4の腕で連結され、第2の腕の
回動角を調節することにより開閉する二段式ヒンジを使
用するバックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構
造において、上記第2の腕がほぼ直線状の形状を有し第
2の腕の自動車本体側取付点P3の近傍で曲った略ヘ字
形状を有し、上記取付点P3と第3の腕の自動車本体側
の取付点P5の中間位置において自動車本体に本体側開
孔を設け、第2の腕の他端の近傍においてバックドアに
ドア側開孔を設け、第2の腕の自動車本体側の取付点P
4の近傍と上記一点P6の近傍と上記取付点P3の近傍
において第2の腕に係合部材を設け、上記係合部材に着
脱自在に係合可能であってハーネスに固定するための取
付部を有する対応係合部材を上記取付部とハーネスをテ
ープでとも巻きすることによりハーネスに固定し、上記
ハーネスを本体側開孔とドア側開孔に挿通することによ
り自動車本体とバックドアを電気的に接続し、上記係合
部材に対応する位置で上記ハーネスに設けられている対
応係合部材を上記係合部材に係合することにより上記ハ
ーネスを上記第2の腕に固定することを特徴とする二段
ヒンジを使用するバックドアと自動車本体の間のハーネ
スの配線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059867U JP2574485Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-07-30 | バックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1940791 | 1991-03-28 | ||
JP3-19407 | 1991-03-28 | ||
JP1991059867U JP2574485Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-07-30 | バックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526664U JPH0526664U (ja) | 1993-04-06 |
JP2574485Y2 true JP2574485Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=26356234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991059867U Expired - Lifetime JP2574485Y2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-07-30 | バックドアと自動車本体の間のハーネスの配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574485Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2581886Y2 (ja) * | 1991-09-13 | 1998-09-24 | スズキ株式会社 | 車両用ハーネスの保護構造 |
JP4733592B2 (ja) | 2006-08-14 | 2011-07-27 | 矢崎総業株式会社 | リンクへのワイヤハーネスの配索構造 |
JP5101981B2 (ja) | 2007-10-17 | 2012-12-19 | 矢崎総業株式会社 | リンク用ハーネス配索構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588425A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ハ−ネスの配設構造 |
JPS62155182U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-02 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP1991059867U patent/JP2574485Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526664U (ja) | 1993-04-06 |
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