JP2570899Y2 - 車両用シ−ト構造 - Google Patents
車両用シ−ト構造Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はシ−トクッション上に
シ−トバックを略平行に前倒しさせたシ−トユニットを
略直立に起立させたタンブル位置に移動させるタンブル
機構を備えた車両用シ−ト構造に関する。
シ−トバックを略平行に前倒しさせたシ−トユニットを
略直立に起立させたタンブル位置に移動させるタンブル
機構を備えた車両用シ−ト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば自動車等の車両の車室内
に配設される車両用シ−トとしてベンチシ−トタイプの
ものが知られている。このベンチシ−トタイプの車両用
シ−トは主に車室内に車体の前後方向に沿ってシ−トが
3列に配設された車両におけるフロントシ−トとサ−ド
シ−トとの間に配置されるセカンドシ−ト、或いは車室
内に車体の前後方向に沿ってシ−トが2列に配設された
車両におけるリヤシ−トとして使用されることが多い。
に配設される車両用シ−トとしてベンチシ−トタイプの
ものが知られている。このベンチシ−トタイプの車両用
シ−トは主に車室内に車体の前後方向に沿ってシ−トが
3列に配設された車両におけるフロントシ−トとサ−ド
シ−トとの間に配置されるセカンドシ−ト、或いは車室
内に車体の前後方向に沿ってシ−トが2列に配設された
車両におけるリヤシ−トとして使用されることが多い。
【0003】ところで、この種のベンチシ−トタイプの
車両用シ−トとしてシ−トクッション上にシ−トバック
を略平行に前倒しさせたシ−トユニットを略直立に起立
させたタンブル位置に移動させるタンブル機構を備え、
このシ−トの後方の荷室空間の拡大を図る構成にしたも
のが開発されている。そして、このタンブル機構には例
えば使用者の手作業によってシ−トユニットをタンブル
位置で固定する適宜の固定機構が設けられていた。
車両用シ−トとしてシ−トクッション上にシ−トバック
を略平行に前倒しさせたシ−トユニットを略直立に起立
させたタンブル位置に移動させるタンブル機構を備え、
このシ−トの後方の荷室空間の拡大を図る構成にしたも
のが開発されている。そして、このタンブル機構には例
えば使用者の手作業によってシ−トユニットをタンブル
位置で固定する適宜の固定機構が設けられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のタンブル機構を
備えた車両用シ−トではシ−トユニットをタンブル位置
で固定する固定機構を使用者の手作業によって操作する
必要があったので、その作業が面倒なものとなり、シ−
トユニットをタンブル操作する際の作業性が悪い問題が
あった。
備えた車両用シ−トではシ−トユニットをタンブル位置
で固定する固定機構を使用者の手作業によって操作する
必要があったので、その作業が面倒なものとなり、シ−
トユニットをタンブル操作する際の作業性が悪い問題が
あった。
【0005】この考案は上記事情に着目してなされたも
ので、シ−ト部をタンブル位置で固定する作業を容易に
行なうことができ、シ−ト部をタンブル操作する際の作
業性の向上を図ることができるとともに、タンブル位置
で固定されたシ−ト部のがたつきを防止してタンブル位
置のシ−ト部を安定に保持させることができる車両用シ
−ト構造を提供することを目的とするものである。
ので、シ−ト部をタンブル位置で固定する作業を容易に
行なうことができ、シ−ト部をタンブル操作する際の作
業性の向上を図ることができるとともに、タンブル位置
で固定されたシ−ト部のがたつきを防止してタンブル位
置のシ−ト部を安定に保持させることができる車両用シ
−ト構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案はシ−トクッシ
ョン及びシートバックを備えるシ−ト部と、上記シ−ト
クッションを保持する保持部と、車体側に固定された固
定部と、上記保持部の前端側を上記固定部に対して回動
自在に支持する支持部材とを有し、上記シ−トバックを
上記シ−トクッションに対して略平行に前倒しさせて折
り畳み、上記シ−ト部を上記支持部材を中心に回動させ
て略直立状態とするタンブル操作可能な車両用シ−ト構
造において、上記固定部に一端が回動自在に連結された
ロアリンクと、上記保持部に一端が回動自在に連結され
たアッパリンクと、同アッパリンク側に配設された突部
と、上記両リンクの自由端を回動自在に連結する連結手
段とを備え、上記タンブル操作時に、上記ロアリンクと
アッパリンクとが略直線状となるように伸長させ、上記
突部を上記ロアリンクの自由端側に当接させて上記シ−
ト部をタンブル位置に保持するとともに、同タンブル位
置では、上記ロアリンクの上記固定部材側回転中心と上
記アッパリンクの保持部側回転中心とを結ぶ直線に対し
て上記連結手段の回転中心が上記支持部材側へ偏心され
ることを特徴とする車両用シ−ト構造である。
ョン及びシートバックを備えるシ−ト部と、上記シ−ト
クッションを保持する保持部と、車体側に固定された固
定部と、上記保持部の前端側を上記固定部に対して回動
自在に支持する支持部材とを有し、上記シ−トバックを
上記シ−トクッションに対して略平行に前倒しさせて折
り畳み、上記シ−ト部を上記支持部材を中心に回動させ
て略直立状態とするタンブル操作可能な車両用シ−ト構
造において、上記固定部に一端が回動自在に連結された
ロアリンクと、上記保持部に一端が回動自在に連結され
たアッパリンクと、同アッパリンク側に配設された突部
と、上記両リンクの自由端を回動自在に連結する連結手
段とを備え、上記タンブル操作時に、上記ロアリンクと
アッパリンクとが略直線状となるように伸長させ、上記
突部を上記ロアリンクの自由端側に当接させて上記シ−
ト部をタンブル位置に保持するとともに、同タンブル位
置では、上記ロアリンクの上記固定部材側回転中心と上
記アッパリンクの保持部側回転中心とを結ぶ直線に対し
て上記連結手段の回転中心が上記支持部材側へ偏心され
ることを特徴とする車両用シ−ト構造である。
【0007】
【作用】上記の構成において、シ−トクッションの後端
側が車体側に連結されている非タンブル位置ではロアリ
ンクとアッパリンクとを連結ピンを中心に折り畳んだ折
り畳み状態で保持する。そして、シ−ト部がタンブル位
置に移動された状態ではロアリンクとアッパリンクとを
略直線状に伸長させ、突部をロアリンクの自由端側に当
接させた状態で係合してシ−ト部をタンブル位置で保持
させる。さらに、このタンブル位置では、ロアリンクの
固定部材側回転中心とアッパリンクの保持部側回転中心
とを結ぶ直線に対して連結手段の回転中心が支持部材側
へ偏心されることにより、シ−ト部が非タンブル位置方
向に回動復帰することが防止されるようにしたものであ
る。
側が車体側に連結されている非タンブル位置ではロアリ
ンクとアッパリンクとを連結ピンを中心に折り畳んだ折
り畳み状態で保持する。そして、シ−ト部がタンブル位
置に移動された状態ではロアリンクとアッパリンクとを
略直線状に伸長させ、突部をロアリンクの自由端側に当
接させた状態で係合してシ−ト部をタンブル位置で保持
させる。さらに、このタンブル位置では、ロアリンクの
固定部材側回転中心とアッパリンクの保持部側回転中心
とを結ぶ直線に対して連結手段の回転中心が支持部材側
へ偏心されることにより、シ−ト部が非タンブル位置方
向に回動復帰することが防止されるようにしたものであ
る。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。
説明する。
【0009】図2は例えば自動車等の車両の車室内の後
部側に配設されるベンチシ−トタイプのシ−ト1全体の
外観を示すもので、2はこのシ−ト1のシ−トクッショ
ン、3はシ−トバックである。なお、このベンチシ−ト
1は例えば車室内に車体の前後方向に沿ってシ−トが3
列に配設された車両におけるフロントシ−トとサ−ドシ
−トとの間に配置されるセカンドシ−ト、或いは車室内
に車体の前後方向に沿ってシ−トが2列に配設された車
両におけるリヤシ−トとして使用される。
部側に配設されるベンチシ−トタイプのシ−ト1全体の
外観を示すもので、2はこのシ−ト1のシ−トクッショ
ン、3はシ−トバックである。なお、このベンチシ−ト
1は例えば車室内に車体の前後方向に沿ってシ−トが3
列に配設された車両におけるフロントシ−トとサ−ドシ
−トとの間に配置されるセカンドシ−ト、或いは車室内
に車体の前後方向に沿ってシ−トが2列に配設された車
両におけるリヤシ−トとして使用される。
【0010】このシ−ト1のシ−トバック3の両側には
図2に示すように前倒してア−ムレストとして使用可能
なサイドバック4がそれぞれ配設されている。この場
合、シ−ト1は例えば3人着座状態と2人着座状態とに
選択的に使い分けることができるようになっている。そ
して、シ−トバック本体3aの両側のサイドバック4,
4をシ−トバック本体と一体化して使用する通常使用位
置では3人着座状態、シ−トバック本体3aの両側のサ
イドバック4,4を前倒しさせた状態では2人着座状態
でそれぞれ使用されるようになっている。なお、シ−ト
バック3の本体3a側の上端部には左右一対のヘッドレ
スト5,5が着脱可能に装着されている。
図2に示すように前倒してア−ムレストとして使用可能
なサイドバック4がそれぞれ配設されている。この場
合、シ−ト1は例えば3人着座状態と2人着座状態とに
選択的に使い分けることができるようになっている。そ
して、シ−トバック本体3aの両側のサイドバック4,
4をシ−トバック本体と一体化して使用する通常使用位
置では3人着座状態、シ−トバック本体3aの両側のサ
イドバック4,4を前倒しさせた状態では2人着座状態
でそれぞれ使用されるようになっている。なお、シ−ト
バック3の本体3a側の上端部には左右一対のヘッドレ
スト5,5が着脱可能に装着されている。
【0011】さらに、シ−ト1には図1に示すようにシ
−トクッション2側にシ−トバック支持機構6が装着さ
れている。このシ−トバック支持機構6にはシ−トクッ
ション2側に固定される固定ブラケット6aとこの固定
ブラケット6aにシ−トバック3のリクライニング調整
用の第1のヒンジ部7を中心に回動可能に連結された回
動ブラケット6bとが設けられている。そして、この回
動ブラケット6bにはさらにシ−トバック3をシ−トク
ッション2と略平行に前倒しされた折り畳み状態まで回
動可能に支持する第2のヒンジ部8が取付けられてい
る。
−トクッション2側にシ−トバック支持機構6が装着さ
れている。このシ−トバック支持機構6にはシ−トクッ
ション2側に固定される固定ブラケット6aとこの固定
ブラケット6aにシ−トバック3のリクライニング調整
用の第1のヒンジ部7を中心に回動可能に連結された回
動ブラケット6bとが設けられている。そして、この回
動ブラケット6bにはさらにシ−トバック3をシ−トク
ッション2と略平行に前倒しされた折り畳み状態まで回
動可能に支持する第2のヒンジ部8が取付けられてい
る。
【0012】また、このシ−ト1にはシ−トクッション
2を図13に示す通常の使用位置から図14に示す前方
の退避位置まで車体の前後方向にスライド操作するウォ
−クイン操作用の左右一対のスライド機構11,11が
設けられている。これらのスライド機構11の前端部は
図13に示す前端側連結機構12を介して車体側のフロ
アパネル13に回動自在に連結されているとともに、こ
れらのスライド機構11の後端部は後端側連結機構14
を介して車体側のフロアパネル13に係脱可能に連結さ
れている。
2を図13に示す通常の使用位置から図14に示す前方
の退避位置まで車体の前後方向にスライド操作するウォ
−クイン操作用の左右一対のスライド機構11,11が
設けられている。これらのスライド機構11の前端部は
図13に示す前端側連結機構12を介して車体側のフロ
アパネル13に回動自在に連結されているとともに、こ
れらのスライド機構11の後端部は後端側連結機構14
を介して車体側のフロアパネル13に係脱可能に連結さ
れている。
【0013】また、スライド機構11には図3に示すよ
うに断面形状が略コ字状の固定側のロアレ−ル(保持
部)21とこのロアレ−ル21に沿って車体前後方向に
スライド動作する断面形状が略コ字状の可動側のアッパ
レ−ル22とが設けられている。この場合、ロアレ−ル
21の開口面側の端部には外側に向けて略直角に折り曲
げられたフランジ部21a,21aが形成されている。
さらに、アッパレ−ル22の開口面側の端部には内側に
向けて略直角に折り曲げられたフランジ部22a,22
aが形成されている。そして、これらのロアレ−ル21
の両フランジ部21a,21aとアッパレ−ル22の両
フランジ部22a,22aとの間には図示しない多数の
鋼球が介挿されている。
うに断面形状が略コ字状の固定側のロアレ−ル(保持
部)21とこのロアレ−ル21に沿って車体前後方向に
スライド動作する断面形状が略コ字状の可動側のアッパ
レ−ル22とが設けられている。この場合、ロアレ−ル
21の開口面側の端部には外側に向けて略直角に折り曲
げられたフランジ部21a,21aが形成されている。
さらに、アッパレ−ル22の開口面側の端部には内側に
向けて略直角に折り曲げられたフランジ部22a,22
aが形成されている。そして、これらのロアレ−ル21
の両フランジ部21a,21aとアッパレ−ル22の両
フランジ部22a,22aとの間には図示しない多数の
鋼球が介挿されている。
【0014】また、ロアレ−ル21には図4に示す断面
形状が略コ字状の第1のロアブラケット23および図3
に示す断面形状が略L字状の第2のロアブラケット24
がそれぞれ溶接されている。この場合、第1のロアブラ
ケット23は前端側連結機構12の一部を構成するもの
で、このブラケット23のコ字状断面の底面部分がロア
レ−ル21の下面に溶接されている。
形状が略コ字状の第1のロアブラケット23および図3
に示す断面形状が略L字状の第2のロアブラケット24
がそれぞれ溶接されている。この場合、第1のロアブラ
ケット23は前端側連結機構12の一部を構成するもの
で、このブラケット23のコ字状断面の底面部分がロア
レ−ル21の下面に溶接されている。
【0015】さらに、この第1のロアブラケット23の
一側部にはばね受け部材25が溶接されている。このば
ね受け部材25の上端部にはアッパレ−ル22を前方の
退避位置方向に引張るばね部材26の一端部が取付けら
れている。
一側部にはばね受け部材25が溶接されている。このば
ね受け部材25の上端部にはアッパレ−ル22を前方の
退避位置方向に引張るばね部材26の一端部が取付けら
れている。
【0016】また、前端側連結機構12には図1に示す
ようにフロアパネル13に固定された固定ブラケット
(固定部)28が設けられている。この固定ブラケット
28には回動ピン(支持部材)27が回動可能に連結さ
れている。この回動ピン27の両端部は第1のロアブラ
ケット23にそれぞれ溶接されている。そして、ロアレ
−ル21はこの回動ピン27を中心に後部側を前方向に
跳ね上げ可能になっている。
ようにフロアパネル13に固定された固定ブラケット
(固定部)28が設けられている。この固定ブラケット
28には回動ピン(支持部材)27が回動可能に連結さ
れている。この回動ピン27の両端部は第1のロアブラ
ケット23にそれぞれ溶接されている。そして、ロアレ
−ル21はこの回動ピン27を中心に後部側を前方向に
跳ね上げ可能になっている。
【0017】さらに、第2のロアブラケット24には図
6に示すように後端側連結機構14の一部を形成する第
3のロアブラケット29が固定されている。この後端側
連結機構14には図7に示すようにフロアパネル13に
固定された略コ字状の固定ピン30が設けられている。
6に示すように後端側連結機構14の一部を形成する第
3のロアブラケット29が固定されている。この後端側
連結機構14には図7に示すようにフロアパネル13に
固定された略コ字状の固定ピン30が設けられている。
【0018】また、第3のロアブラケット29の板面は
第2のロアブラケット24に対して離間対向配置されて
いる。そして、この第3のロアブラケット29の板面の
一部に内方に陥没された凹陥部が形成されており、この
凹陥部が第2のロアブラケット24側に溶接されてい
る。
第2のロアブラケット24に対して離間対向配置されて
いる。そして、この第3のロアブラケット29の板面の
一部に内方に陥没された凹陥部が形成されており、この
凹陥部が第2のロアブラケット24側に溶接されてい
る。
【0019】さらに、第2のロアブラケット24および
第3のロアブラケット29の離間対向配置部分の下面側
には固定ピン30が挿入される凹部31が形成されてい
る。また、第2のロアブラケット24および第3のロア
ブラケット29の板面接合部分には図7および図8に示
すようにロアレ−ル21とアッパレ−ル22との間をス
ライド動作を禁止するロック部材49の挿入用の開口部
32が形成されている。
第3のロアブラケット29の離間対向配置部分の下面側
には固定ピン30が挿入される凹部31が形成されてい
る。また、第2のロアブラケット24および第3のロア
ブラケット29の板面接合部分には図7および図8に示
すようにロアレ−ル21とアッパレ−ル22との間をス
ライド動作を禁止するロック部材49の挿入用の開口部
32が形成されている。
【0020】さらに、第2のロアブラケット24と第3
のロアブラケット29との離間対向配置部分間には固定
ピン30に係脱可能に係合するフック34が回動ピン3
5を中心に回動可能に取付けられている。このフック3
4にはばね受け用のピン36および操作ピン39がそれ
ぞれ突設されている。この場合、操作ピン39はフック
34の基端部側に配置されており、ばね受けピン36は
回動ピン35を中心に操作ピン39とは反対側(フック
34の先端部側)に配置されている。
のロアブラケット29との離間対向配置部分間には固定
ピン30に係脱可能に係合するフック34が回動ピン3
5を中心に回動可能に取付けられている。このフック3
4にはばね受け用のピン36および操作ピン39がそれ
ぞれ突設されている。この場合、操作ピン39はフック
34の基端部側に配置されており、ばね受けピン36は
回動ピン35を中心に操作ピン39とは反対側(フック
34の先端部側)に配置されている。
【0021】また、第3のロアブラケット29にはばね
受けピン36および操作ピン39との当たりを逃げる円
弧状の長孔37、40がそれぞれ形成されているととも
に、ばね受部29aが形成されている。さらに、フック
34のばね受けピン36と第3のロアブラケット29の
ばね受部29aとの間にはフック34を固定ピン30と
の係合方向に常に付勢するばね部材38が架設されてい
る。そして、このフック34は後述するタンブル操作時
以外の通常時(非タンブル操作時)は図7に示すように
固定ピン30に係合された状態で保持されるようになっ
ている。
受けピン36および操作ピン39との当たりを逃げる円
弧状の長孔37、40がそれぞれ形成されているととも
に、ばね受部29aが形成されている。さらに、フック
34のばね受けピン36と第3のロアブラケット29の
ばね受部29aとの間にはフック34を固定ピン30と
の係合方向に常に付勢するばね部材38が架設されてい
る。そして、このフック34は後述するタンブル操作時
以外の通常時(非タンブル操作時)は図7に示すように
固定ピン30に係合された状態で保持されるようになっ
ている。
【0022】一方、アッパレ−ル22には図3に示す断
面形状が略コ字状の第1のアッパブラケット41が溶接
されている。さらに、この第1のアッパブラケット41
には図6に示すように第2のアッパブラケット42およ
び第3のアッパブラケット43がそれぞれ固定されてい
る。そして、第3のアッパブラケット43の後端部には
図5に示すように一側部にばね受け部43aが形成され
ている。このばね受け部43aの先端部にはばね部材2
6の他端部が取付けられており、アッパレ−ル22はこ
のばね部材26のばね力によって常時前方の退避位置方
向に引張られる状態で保持されている。
面形状が略コ字状の第1のアッパブラケット41が溶接
されている。さらに、この第1のアッパブラケット41
には図6に示すように第2のアッパブラケット42およ
び第3のアッパブラケット43がそれぞれ固定されてい
る。そして、第3のアッパブラケット43の後端部には
図5に示すように一側部にばね受け部43aが形成され
ている。このばね受け部43aの先端部にはばね部材2
6の他端部が取付けられており、アッパレ−ル22はこ
のばね部材26のばね力によって常時前方の退避位置方
向に引張られる状態で保持されている。
【0023】さらに、第2のアッパブラケット42には
フック34を固定ピン30との係合解除方向に移動操作
するロック解除機構33が装着されている。このロック
解除機構33には回動操作部材44が設けられている。
この回動操作部材44は第2のアッパブラケット42に
回動ピン45を中心に回動可能に取付けられている。
フック34を固定ピン30との係合解除方向に移動操作
するロック解除機構33が装着されている。このロック
解除機構33には回動操作部材44が設けられている。
この回動操作部材44は第2のアッパブラケット42に
回動ピン45を中心に回動可能に取付けられている。
【0024】また、回動操作部材44にはフック34の
操作ピン39を押圧操作する操作突部44aが突設され
ているとともに、ばね受け部44bおよび図示しない操
作ワイヤの連結部47がそれぞれ形成されている。この
場合、ばね受け部44bは回動ピン45を中心に操作突
部44aとは反対側に配置されている。また、回動操作
部材44の連結部47に一端が連結された操作ワイヤの
他端は例えばこのロック解除機構33の操作ノブに連結
されている。
操作ピン39を押圧操作する操作突部44aが突設され
ているとともに、ばね受け部44bおよび図示しない操
作ワイヤの連結部47がそれぞれ形成されている。この
場合、ばね受け部44bは回動ピン45を中心に操作突
部44aとは反対側に配置されている。また、回動操作
部材44の連結部47に一端が連結された操作ワイヤの
他端は例えばこのロック解除機構33の操作ノブに連結
されている。
【0025】さらに、第2のアッパブラケット42には
ばね受部42aが形成されている。この第2のアッパブ
ラケット42のばね受部42aと回動操作部材44のば
ね受け部44bとの間には回動操作部材44のリタ−ン
スプリング46が架設されている。そして、ロック解除
機構33の操作ノブの操作時以外の通常時は回動操作部
材44はこのリタ−ンスプリング46のばね力によって
図7に示す定位置で保持されている。また、ロック解除
機構33の操作ノブの操作時には図示しない操作ワイヤ
を介して回動操作部材44が図7中で時計回り方向に回
動操作されるようになっており、この回動操作部材44
の回動動作にともない操作突部44aによってフック3
4の操作ピン39が同図中で下方向に押し下げられ、同
時にこの操作ピン39とともにフック34が回動ピン3
5を中心に反時計回り方向に回動操作されて固定ピン3
0とフック34との係合が解除されるようになってい
る。そのため、この状態で図15に示すように例えばシ
−トバック3をシ−トクッション2と略平行に前倒しさ
せて折り畳んだ折り畳みシ−トユニットの後部側をシ−
トクッション2の前端側連結機構12の回動ピン27を
中心に前方上向き側に回動させて図1に示すように略直
立状態で保持させるタンブル操作が行なわれるようにな
っている。
ばね受部42aが形成されている。この第2のアッパブ
ラケット42のばね受部42aと回動操作部材44のば
ね受け部44bとの間には回動操作部材44のリタ−ン
スプリング46が架設されている。そして、ロック解除
機構33の操作ノブの操作時以外の通常時は回動操作部
材44はこのリタ−ンスプリング46のばね力によって
図7に示す定位置で保持されている。また、ロック解除
機構33の操作ノブの操作時には図示しない操作ワイヤ
を介して回動操作部材44が図7中で時計回り方向に回
動操作されるようになっており、この回動操作部材44
の回動動作にともない操作突部44aによってフック3
4の操作ピン39が同図中で下方向に押し下げられ、同
時にこの操作ピン39とともにフック34が回動ピン3
5を中心に反時計回り方向に回動操作されて固定ピン3
0とフック34との係合が解除されるようになってい
る。そのため、この状態で図15に示すように例えばシ
−トバック3をシ−トクッション2と略平行に前倒しさ
せて折り畳んだ折り畳みシ−トユニットの後部側をシ−
トクッション2の前端側連結機構12の回動ピン27を
中心に前方上向き側に回動させて図1に示すように略直
立状態で保持させるタンブル操作が行なわれるようにな
っている。
【0026】また、第1のアッパブラケット41とアッ
パレ−ル22との間には図8および図9に示すようにロ
アレ−ル21とアッパレ−ル22との間のロック部材4
9およびこのロック部材49をロック方向またはロック
解除方向にそれぞれ移動操作するロック操作機構48が
装着されている。
パレ−ル22との間には図8および図9に示すようにロ
アレ−ル21とアッパレ−ル22との間のロック部材4
9およびこのロック部材49をロック方向またはロック
解除方向にそれぞれ移動操作するロック操作機構48が
装着されている。
【0027】ロック部材49は略直線状の角棒によって
形成されている。このロック部材49は第1のアッパブ
ラケット41の両側部にそれぞれ形成された挿入孔5
0,50内に貫通され、これらの挿入孔50,50に沿
ってアッパレ−ル22のスライド方向と直交する方向に
移動可能な状態で保持されている。
形成されている。このロック部材49は第1のアッパブ
ラケット41の両側部にそれぞれ形成された挿入孔5
0,50内に貫通され、これらの挿入孔50,50に沿
ってアッパレ−ル22のスライド方向と直交する方向に
移動可能な状態で保持されている。
【0028】さらに、ロック操作機構48には図9に示
すように回動レバ−51が設けられている。この回動レ
バ−51は略中央部位が回動ピン52を介して第1のア
ッパブラケット41側に回動自在に取付けられている。
すように回動レバ−51が設けられている。この回動レ
バ−51は略中央部位が回動ピン52を介して第1のア
ッパブラケット41側に回動自在に取付けられている。
【0029】また、回動レバ−51の一端部は回動ピン
52を介してロック部材49の略中央部位に回動自在に
連結されている。そして、この回動レバ−51の回動動
作にともないロック部材49がアッパレ−ル22のスラ
イド方向と直交する方向に移動操作されるようになって
いる。
52を介してロック部材49の略中央部位に回動自在に
連結されている。そして、この回動レバ−51の回動動
作にともないロック部材49がアッパレ−ル22のスラ
イド方向と直交する方向に移動操作されるようになって
いる。
【0030】さらに、この回動レバ−51の他端部には
図示しない操作ワイヤの一端が連結される連結部55が
設けられている。この操作ワイヤの他端は例えばウォ−
クイン操作用の操作ノブに連結されている。
図示しない操作ワイヤの一端が連結される連結部55が
設けられている。この操作ワイヤの他端は例えばウォ−
クイン操作用の操作ノブに連結されている。
【0031】また、第1のアッパブラケット41には回
動レバ−51のリタ−ンスプリング54の一端が固定さ
れている。そして、回動レバ−51はこのリタ−ンスプ
リング54のばね力によって常時図9中で時計回り方向
に付勢されている。そのため、図9に示すように第1の
アッパブラケット41の挿入孔50,50と第2のロア
ブラケット24および第3のロアブラケット29の開口
部32とが対向配置された状態(シ−トクッション2が
通常の使用位置で保持されている状態)ではこの回動レ
バ−51を介してロック部材49が第2のロアブラケッ
ト24および第3のロアブラケット29の開口部32側
に挿入された状態で保持され、ロアレ−ル21とアッパ
レ−ル22との間のスライド動作が禁止されるようにな
っている。
動レバ−51のリタ−ンスプリング54の一端が固定さ
れている。そして、回動レバ−51はこのリタ−ンスプ
リング54のばね力によって常時図9中で時計回り方向
に付勢されている。そのため、図9に示すように第1の
アッパブラケット41の挿入孔50,50と第2のロア
ブラケット24および第3のロアブラケット29の開口
部32とが対向配置された状態(シ−トクッション2が
通常の使用位置で保持されている状態)ではこの回動レ
バ−51を介してロック部材49が第2のロアブラケッ
ト24および第3のロアブラケット29の開口部32側
に挿入された状態で保持され、ロアレ−ル21とアッパ
レ−ル22との間のスライド動作が禁止されるようにな
っている。
【0032】また、例えばウォ−クイン操作用の操作ノ
ブの操作にともない図示しない操作ワイヤを介して回動
レバ−51に図9中に矢印で示す反時計方向の力が作用
した場合にはリタ−ンスプリング54のばね力に抗して
ロック部材49が図9中で左方向に引き込み操作され、
このロック部材49が第2のロアブラケット24および
第3のロアブラケット29の開口部32から外れるよう
になっている。そのため、この状態ではアッパレ−ル2
2のロックが外れるので、アッパレ−ル22はばね部材
26のばね力によって前方の退避位置方向に引張られ、
シ−ト1が図14に示すように前方の退避位置にスライ
ド操作されるようになっている。なお、ウォ−クイン操
作時にはシ−トバック3は通常の使用形状(所定のリク
ライニング調整範囲の後傾形状)から前傾状態に移動操
作されるようになっており、この状態でシ−トクッショ
ン2が正規の使用位置から前方の退避位置に移動されて
車体のドア用開口部の後席乗降空間面積が拡大されるよ
うになっている。
ブの操作にともない図示しない操作ワイヤを介して回動
レバ−51に図9中に矢印で示す反時計方向の力が作用
した場合にはリタ−ンスプリング54のばね力に抗して
ロック部材49が図9中で左方向に引き込み操作され、
このロック部材49が第2のロアブラケット24および
第3のロアブラケット29の開口部32から外れるよう
になっている。そのため、この状態ではアッパレ−ル2
2のロックが外れるので、アッパレ−ル22はばね部材
26のばね力によって前方の退避位置方向に引張られ、
シ−ト1が図14に示すように前方の退避位置にスライ
ド操作されるようになっている。なお、ウォ−クイン操
作時にはシ−トバック3は通常の使用形状(所定のリク
ライニング調整範囲の後傾形状)から前傾状態に移動操
作されるようになっており、この状態でシ−トクッショ
ン2が正規の使用位置から前方の退避位置に移動されて
車体のドア用開口部の後席乗降空間面積が拡大されるよ
うになっている。
【0033】さらに、シ−トクッション2が図14に示
す前方の退避位置から正規の使用位置に戻された場合に
は第1のアッパブラケット41の挿入孔50,50と第
2のロアブラケット24および第3のロアブラケット2
9の開口部32とが対向配置された時点でリタ−ンスプ
リング54のばね力によって回動レバ−51を介してロ
ック部材49が第2のロアブラケット24および第3の
ロアブラケット29の開口部32側に挿入され、ロアレ
−ル21とアッパレ−ル22との間のスライド動作が禁
止されるロック状態に切換え操作されるようになってい
る。
す前方の退避位置から正規の使用位置に戻された場合に
は第1のアッパブラケット41の挿入孔50,50と第
2のロアブラケット24および第3のロアブラケット2
9の開口部32とが対向配置された時点でリタ−ンスプ
リング54のばね力によって回動レバ−51を介してロ
ック部材49が第2のロアブラケット24および第3の
ロアブラケット29の開口部32側に挿入され、ロアレ
−ル21とアッパレ−ル22との間のスライド動作が禁
止されるロック状態に切換え操作されるようになってい
る。
【0034】一方、前端側連結機構12にはシ−トバッ
ク3が通常の使用状態(非タンブル位置)からシ−トク
ッション2と略平行に前倒しされた折り畳み状態まで回
動自在に支持され、かつシ−トクッション2上にシ−ト
バック3を略平行に前倒しさせたシ−トユニットをタン
ブル位置で保持する図10に示す自立リンク機構61が
設けられている。
ク3が通常の使用状態(非タンブル位置)からシ−トク
ッション2と略平行に前倒しされた折り畳み状態まで回
動自在に支持され、かつシ−トクッション2上にシ−ト
バック3を略平行に前倒しさせたシ−トユニットをタン
ブル位置で保持する図10に示す自立リンク機構61が
設けられている。
【0035】この自立リンク機構61には断面形状が略
コ字状のロアリンク62および同様に断面形状が略コ字
状のアッパリンク63が設けられている。この場合、ロ
アリンク62のコ字状断面の底部62aにはコ字状断面
の内方に向けて略く字状に屈曲された屈曲部が形成され
ており、アッパリンク63のコ字状断面の底部63aに
はコ字状断面の外方に向けて略く字状に屈曲された屈曲
部が形成されている。
コ字状のロアリンク62および同様に断面形状が略コ字
状のアッパリンク63が設けられている。この場合、ロ
アリンク62のコ字状断面の底部62aにはコ字状断面
の内方に向けて略く字状に屈曲された屈曲部が形成され
ており、アッパリンク63のコ字状断面の底部63aに
はコ字状断面の外方に向けて略く字状に屈曲された屈曲
部が形成されている。
【0036】また、ロアリンク62のコ字状断面の両側
部62b,62b間の離間距離はアッパリンク63のコ
字状断面の両側部63b,63bを収容できる程度に設
定されている。
部62b,62b間の離間距離はアッパリンク63のコ
字状断面の両側部63b,63bを収容できる程度に設
定されている。
【0037】さらに、ロアリンク62両側部62b,6
2bの一端側は前端側連結機構12の車体側の固定ブラ
ケット28における後端部両側部位、すなわち固定ブラ
ケット28の回動ピン27から適宜の間隔離間させた位
置にピン64を介して回動自在に連結されている。
2bの一端側は前端側連結機構12の車体側の固定ブラ
ケット28における後端部両側部位、すなわち固定ブラ
ケット28の回動ピン27から適宜の間隔離間させた位
置にピン64を介して回動自在に連結されている。
【0038】このロアリンク62両側部62b,62b
の他端側は連結ピン(連結手段)65を介してアッパリ
ンク63両側部63b,63bの一端側に回動自在に連
結されている。この場合、連結ピン65は例えばアッパ
リンク63側に固定されており、ロアリンク62と連結
ピン65との間が回動自在に連結されている。
の他端側は連結ピン(連結手段)65を介してアッパリ
ンク63両側部63b,63bの一端側に回動自在に連
結されている。この場合、連結ピン65は例えばアッパ
リンク63側に固定されており、ロアリンク62と連結
ピン65との間が回動自在に連結されている。
【0039】さらに、アッパリンク63両側部63b,
63bの他端側はシ−トクッション2側に回動自在に連
結されている。この場合、シ−トクッション2側のスラ
イド機構11のロアレ−ル21には回動ピン27から適
宜の間隔離間させた位置に断面コ字状のアッパリンク6
3の取付けブラケット66が固定されており、アッパリ
ンク63両側部63b,63bの他端側はこの取付けブ
ラケット66の両側部にピン67を介して回動自在に連
結されている。
63bの他端側はシ−トクッション2側に回動自在に連
結されている。この場合、シ−トクッション2側のスラ
イド機構11のロアレ−ル21には回動ピン27から適
宜の間隔離間させた位置に断面コ字状のアッパリンク6
3の取付けブラケット66が固定されており、アッパリ
ンク63両側部63b,63bの他端側はこの取付けブ
ラケット66の両側部にピン67を介して回動自在に連
結されている。
【0040】そして、この自立リンク機構61は図11
に示すようにシ−トクッション2の後端側が車体側に連
結されている非タンブル位置の状態で、ロアリンク62
とアッパリンク63とが連結ピン65を中心に折り畳ん
だ折り畳み状態で保持されるとともに、図10に示すよ
うにシ−トユニットがタンブル位置に移動された状態で
ロアリンク62とアッパリンク63とが略直線状に伸長
された状態に変形され、ロアリンク62の底部62a内
面にアッパリンク63の底部63a外面が接合される状
態で係合されてシ−トユニットがタンブル位置で保持す
るようになっている。
に示すようにシ−トクッション2の後端側が車体側に連
結されている非タンブル位置の状態で、ロアリンク62
とアッパリンク63とが連結ピン65を中心に折り畳ん
だ折り畳み状態で保持されるとともに、図10に示すよ
うにシ−トユニットがタンブル位置に移動された状態で
ロアリンク62とアッパリンク63とが略直線状に伸長
された状態に変形され、ロアリンク62の底部62a内
面にアッパリンク63の底部63a外面が接合される状
態で係合されてシ−トユニットがタンブル位置で保持す
るようになっている。
【0041】また、ロアリンク62の両側部62b,6
2bにおける連結ピン65との連結孔68は連結ピン6
5の外径寸法よりも大きく形成されている。そして、こ
の連結孔68と連結ピン65との間には図12に示すよ
うなシ−トユニットの回動動作時に両リンク62,63
の各支持点間方向の移動を許し、両リンク62,63の
回動動作を円滑状態で保持する適宜の遊び部68aが形
成されている。
2bにおける連結ピン65との連結孔68は連結ピン6
5の外径寸法よりも大きく形成されている。そして、こ
の連結孔68と連結ピン65との間には図12に示すよ
うなシ−トユニットの回動動作時に両リンク62,63
の各支持点間方向の移動を許し、両リンク62,63の
回動動作を円滑状態で保持する適宜の遊び部68aが形
成されている。
【0042】さらに、ロアリンク62の側部62b(も
しくは両側部62b,62b)における連結ピン65と
の連結部側の端縁部には略円弧状のガイド部69が形成
されている。また、アッパリンク63の側部63bには
シ−トユニットがタンブル位置に移動された状態でこの
ガイド部69に係合する係合突起70が打ち出し成形さ
れている。そして、これらのロアリンク62のガイド部
69とアッパリンク63の係合突起70とによってシ−
トユニットがタンブル位置に移動され、ロアリンク62
とアッパリンク63との間が係合された状態でロアリン
ク62およびアッパリンク63と連結ピン65との連結
部の遊びを防止する遊び防止手段が形成されている。
しくは両側部62b,62b)における連結ピン65と
の連結部側の端縁部には略円弧状のガイド部69が形成
されている。また、アッパリンク63の側部63bには
シ−トユニットがタンブル位置に移動された状態でこの
ガイド部69に係合する係合突起70が打ち出し成形さ
れている。そして、これらのロアリンク62のガイド部
69とアッパリンク63の係合突起70とによってシ−
トユニットがタンブル位置に移動され、ロアリンク62
とアッパリンク63との間が係合された状態でロアリン
ク62およびアッパリンク63と連結ピン65との連結
部の遊びを防止する遊び防止手段が形成されている。
【0043】また、シ−トユニットがタンブル位置で保
持されている図10の状態ではロアリンク62と固定ブ
ラケット28との間の連結部の回転中心O1 と、アッパ
リンク63と取付けブラケット66との間の連結部の回
転中心O2 との間を結ぶ直線Pに対して連結ピン65の
中心O3 は適宜の偏心距離eだけ固定ブラケット28の
回動ピン27の方向に偏心させた状態で保持されてお
り、この状態でシ−トユニットが非タンブル位置方向に
回動復帰することが防止されている。
持されている図10の状態ではロアリンク62と固定ブ
ラケット28との間の連結部の回転中心O1 と、アッパ
リンク63と取付けブラケット66との間の連結部の回
転中心O2 との間を結ぶ直線Pに対して連結ピン65の
中心O3 は適宜の偏心距離eだけ固定ブラケット28の
回動ピン27の方向に偏心させた状態で保持されてお
り、この状態でシ−トユニットが非タンブル位置方向に
回動復帰することが防止されている。
【0044】次に、上記構成の作用について説明する。
【0045】まず、シ−ト1のシ−トクッション2の後
端側が車体側に連結されている非タンブル位置では図1
1に示すように自立リンク機構61のロアリンク62と
アッパリンク63とを連結ピン65を中心に折り畳んだ
折り畳み状態で保持される。
端側が車体側に連結されている非タンブル位置では図1
1に示すように自立リンク機構61のロアリンク62と
アッパリンク63とを連結ピン65を中心に折り畳んだ
折り畳み状態で保持される。
【0046】また、シ−ト1をタンブル位置に移動操作
する場合には最初に図15に示すようにシ−トバック3
をシ−トバック支持機構6の第2のヒンジ部8を中心に
シ−トクッション2と略平行に前倒しされた折り畳み状
態まで回動させる。
する場合には最初に図15に示すようにシ−トバック3
をシ−トバック支持機構6の第2のヒンジ部8を中心に
シ−トクッション2と略平行に前倒しされた折り畳み状
態まで回動させる。
【0047】次に、ロック解除機構33の操作ノブを操
作して固定ピン30とフック34との係合を解除させ
る。そして、この状態でシ−トバック3をシ−トクッシ
ョン2と略平行に前倒しさせて折り畳んだ折り畳みシ−
トユニットの後部側をシ−トクッション2の前端側連結
機構12の回動ピン27を中心に前方上向き側に回動さ
せて図1に示すように略直立状態で保持させるタンブル
操作を行なう。
作して固定ピン30とフック34との係合を解除させ
る。そして、この状態でシ−トバック3をシ−トクッシ
ョン2と略平行に前倒しさせて折り畳んだ折り畳みシ−
トユニットの後部側をシ−トクッション2の前端側連結
機構12の回動ピン27を中心に前方上向き側に回動さ
せて図1に示すように略直立状態で保持させるタンブル
操作を行なう。
【0048】このタンブル操作中、シ−トユニットの回
動動作にともない自立リンク機構61はロアリンク62
がピン64を中心に図11中で反時計回り方向、アッパ
リンク63がピン67を中心に同図中で時計回り方向に
それぞれ回動操作される。すなわち、この自立リンク機
構61はロアリンク62とアッパリンク63との間を連
結ピン65を中心に拡開される方向に変形操作される。
動動作にともない自立リンク機構61はロアリンク62
がピン64を中心に図11中で反時計回り方向、アッパ
リンク63がピン67を中心に同図中で時計回り方向に
それぞれ回動操作される。すなわち、この自立リンク機
構61はロアリンク62とアッパリンク63との間を連
結ピン65を中心に拡開される方向に変形操作される。
【0049】このとき、図12に示すようにシ−トユニ
ットが非タンブル位置とタンブル位置との間の移動動作
の途中位置の状態では自立リンク機構61のロアリンク
62およびアッパリンク63と連結ピン65との連結部
の遊び部68aによって両リンク62,63の各支持点
間方向の移動が許されるので、両リンク62,63の回
動動作を円滑に行なわせることができる。
ットが非タンブル位置とタンブル位置との間の移動動作
の途中位置の状態では自立リンク機構61のロアリンク
62およびアッパリンク63と連結ピン65との連結部
の遊び部68aによって両リンク62,63の各支持点
間方向の移動が許されるので、両リンク62,63の回
動動作を円滑に行なわせることができる。
【0050】さらに、シ−トユニットがタンブル位置ま
で移動する回動動作中、シ−トユニットがタンブル位置
に達する前にアッパリンク63の係合突起70がロアリ
ンク62のガイド部69の端部に当たり、続いてアッパ
リンク63がピン67を中心に時計回り方向に回動操作
される動作にともないこのアッパリンク63の係合突起
70がガイド部69に沿って移動する。
で移動する回動動作中、シ−トユニットがタンブル位置
に達する前にアッパリンク63の係合突起70がロアリ
ンク62のガイド部69の端部に当たり、続いてアッパ
リンク63がピン67を中心に時計回り方向に回動操作
される動作にともないこのアッパリンク63の係合突起
70がガイド部69に沿って移動する。
【0051】そして、シ−トユニットが図1に示すよう
にタンブル位置に移動された時点では図10に示すよう
にアッパリンク63の係合突起70によって連結ピン6
5がロアリンク62の連結孔68の端縁部位に圧接され
ることにより、ロアリンク62およびアッパリンク63
と連結ピン65との連結部の遊びが防止されるので、タ
ンブル位置で固定されたシ−トユニットのがたつきを防
止してタンブル位置のシ−トユニットを安定に保持させ
ることができる。
にタンブル位置に移動された時点では図10に示すよう
にアッパリンク63の係合突起70によって連結ピン6
5がロアリンク62の連結孔68の端縁部位に圧接され
ることにより、ロアリンク62およびアッパリンク63
と連結ピン65との連結部の遊びが防止されるので、タ
ンブル位置で固定されたシ−トユニットのがたつきを防
止してタンブル位置のシ−トユニットを安定に保持させ
ることができる。
【0052】また、シ−トユニットが図1に示すように
タンブル位置に移動された状態では自立リンク機構61
はロアリンク62とアッパリンク63とが略直線状に伸
長された状態に回動操作されており、この状態でロアリ
ンク62の底部62a内面にアッパリンク63の底部6
3a外面が接合される状態で係合されてシ−トユニット
がタンブル位置で保持される。このようにシ−トユニッ
トがタンブル位置で保持されている状態ではロアリンク
62と固定ブラケット28との間の連結部の回転中心O
1 と、アッパリンク63と取付けブラケット66との間
の連結部の回転中心O2 との間を結ぶ直線Pに対して連
結ピン65の中心O3 は適宜の偏心距離eだけ固定ブラ
ケット28の回動ピン27の方向に偏心させた状態で保
持される。そのため、この状態でシ−トユニットが非タ
ンブル位置方向に回動復帰することが防止される。
タンブル位置に移動された状態では自立リンク機構61
はロアリンク62とアッパリンク63とが略直線状に伸
長された状態に回動操作されており、この状態でロアリ
ンク62の底部62a内面にアッパリンク63の底部6
3a外面が接合される状態で係合されてシ−トユニット
がタンブル位置で保持される。このようにシ−トユニッ
トがタンブル位置で保持されている状態ではロアリンク
62と固定ブラケット28との間の連結部の回転中心O
1 と、アッパリンク63と取付けブラケット66との間
の連結部の回転中心O2 との間を結ぶ直線Pに対して連
結ピン65の中心O3 は適宜の偏心距離eだけ固定ブラ
ケット28の回動ピン27の方向に偏心させた状態で保
持される。そのため、この状態でシ−トユニットが非タ
ンブル位置方向に回動復帰することが防止される。
【0053】そして、シ−トユニットを非タンブル位置
方向に回動復帰させる場合にはタンブル位置のシ−トユ
ニットを上方に動かして連結ピン65の中心O3 を回転
中心O1 と回転中心O2 との間を結ぶ直線P上、さらに
その直線Pよりも図10中で右側に移動させることによ
り、シ−トユニットの非タンブル位置方向への回動復帰
操作が行なわれる。
方向に回動復帰させる場合にはタンブル位置のシ−トユ
ニットを上方に動かして連結ピン65の中心O3 を回転
中心O1 と回転中心O2 との間を結ぶ直線P上、さらに
その直線Pよりも図10中で右側に移動させることによ
り、シ−トユニットの非タンブル位置方向への回動復帰
操作が行なわれる。
【0054】そこで、上記構成のものにあってはシ−ト
ユニットを非タンブル位置からタンブル位置に移動した
状態では自立リンク機構61によってシ−トユニットが
非タンブル位置方向に回動復帰することを防止すること
ができるので、従来のようにシ−トユニットをタンブル
位置で固定する固定機構を使用者の手作業によって操作
する必要がない。そのため、シ−トユニットをタンブル
位置で固定する作業を従来に比べて容易に行なうことが
でき、シ−トユニットをタンブル操作する際の作業性の
向上を図ることができる。
ユニットを非タンブル位置からタンブル位置に移動した
状態では自立リンク機構61によってシ−トユニットが
非タンブル位置方向に回動復帰することを防止すること
ができるので、従来のようにシ−トユニットをタンブル
位置で固定する固定機構を使用者の手作業によって操作
する必要がない。そのため、シ−トユニットをタンブル
位置で固定する作業を従来に比べて容易に行なうことが
でき、シ−トユニットをタンブル操作する際の作業性の
向上を図ることができる。
【0055】さらに、シ−トユニットがタンブル位置に
移動された時点ではアッパリンク63の係合突起70に
よって連結ピン65をロアリンク62の連結孔68の端
縁部位に圧接させることにより、ロアリンク62および
アッパリンク63と連結ピン65との連結部の遊びを防
止してタンブル位置で固定されたシ−トユニットのがた
つきを防止することができるので、タンブル位置のシ−
トユニットを安定に保持させることができる。
移動された時点ではアッパリンク63の係合突起70に
よって連結ピン65をロアリンク62の連結孔68の端
縁部位に圧接させることにより、ロアリンク62および
アッパリンク63と連結ピン65との連結部の遊びを防
止してタンブル位置で固定されたシ−トユニットのがた
つきを防止することができるので、タンブル位置のシ−
トユニットを安定に保持させることができる。
【0056】なお、この考案は上記実施例に限定される
ものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。
ものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。
【0057】
【考案の効果】この考案によれば固定部に一端が回動自
在に連結されたロアリンクと、保持部に一端が回動自在
に連結されたアッパリンクと、同アッパリンク側に配設
された突部と、上記両リンクの自由端を回動自在に連結
する連結手段とを備え、シ−ト部のタンブル操作時に、
上記ロアリンクとアッパリンクとが略直線状となるよう
に伸長させ、上記突部を上記ロアリンクの自由端側に当
接させて上記シ−ト部をタンブル位置に保持するととも
に、同タンブル位置では、上記ロアリンクの上記固定部
材側回転中心と上記アッパリンクの保持部側回転中心と
を結ぶ直線に対して上記連結手段の回転中心が上記支持
部材側へ偏心されるようにしたので、容易にシートをタ
ンブル操作位置に固定できる。また、アッパリンク側に
配設された突部がロアリンク側当接されることでシート
の自重によりその位置に保持されるため、構成が極めて
簡単である。さらに、アッパリンクとロアリンクとを連
結する連結手段の回転中心を、アッパリンクとロアリン
クとを結ぶ直線よりタンブル操作中心となる支持部材側
へ偏心させたので、シート部が非タンブル位置方向に復
帰してしまうことが防止される。
在に連結されたロアリンクと、保持部に一端が回動自在
に連結されたアッパリンクと、同アッパリンク側に配設
された突部と、上記両リンクの自由端を回動自在に連結
する連結手段とを備え、シ−ト部のタンブル操作時に、
上記ロアリンクとアッパリンクとが略直線状となるよう
に伸長させ、上記突部を上記ロアリンクの自由端側に当
接させて上記シ−ト部をタンブル位置に保持するととも
に、同タンブル位置では、上記ロアリンクの上記固定部
材側回転中心と上記アッパリンクの保持部側回転中心と
を結ぶ直線に対して上記連結手段の回転中心が上記支持
部材側へ偏心されるようにしたので、容易にシートをタ
ンブル操作位置に固定できる。また、アッパリンク側に
配設された突部がロアリンク側当接されることでシート
の自重によりその位置に保持されるため、構成が極めて
簡単である。さらに、アッパリンクとロアリンクとを連
結する連結手段の回転中心を、アッパリンクとロアリン
クとを結ぶ直線よりタンブル操作中心となる支持部材側
へ偏心させたので、シート部が非タンブル位置方向に復
帰してしまうことが防止される。
【図1】本考案の一実施例のシ−トユニットのタンブル
操作状態を示す側面図。
操作状態を示す側面図。
【図2】シ−ト全体の外観を示す斜視図。
【図3】シ−トスライド機構のガイドレ−ルの概略構成
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
【図4】ガイドレ−ルのロアレ−ル側のばね部材の固定
部を示す縦断面図。
部を示す縦断面図。
【図5】ガイドレ−ルのアッパレ−ル側のばね部材の固
定部を示す縦断面図。
定部を示す縦断面図。
【図6】シ−トクッションの後端側連結機構を示す斜視
図。
図。
【図7】シ−トクッションの後端側連結機構のロック状
態を示す側面図。
態を示す側面図。
【図8】図7のA−A線断面図。
【図9】アッパレ−ルとロアレ−ルとのロック操作機構
の概略構成を示す横断面図。
の概略構成を示す横断面図。
【図10】シ−トユニットがタンブル位置に移動された
状態の自立リンク機構を示す側面図。
状態の自立リンク機構を示す側面図。
【図11】シ−トが通常使用位置で保持されている状態
の自立リンク機構を示す側面図。
の自立リンク機構を示す側面図。
【図12】シ−トユニットが通常使用位置とタンブル位
置との中間位置に移動操作された状態の自立リンク機構
を示す側面図。
置との中間位置に移動操作された状態の自立リンク機構
を示す側面図。
【図13】シ−トが通常使用位置で保持されている状態
を示す側面図。
を示す側面図。
【図14】シ−トクッションがウォ−クイン位置までス
ライド操作された状態を示す側面図。
ライド操作された状態を示す側面図。
【図15】シ−トバックがシ−トクッション上に略平行
に前倒しされたシ−トユニットを示す側面図。
に前倒しされたシ−トユニットを示す側面図。
2…シ−トクッション,3…シ−トバック,6…シ−ト
バック支持機構,12…前端側連結機構,13…フロア
パネル
バック支持機構,12…前端側連結機構,13…フロア
パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 シ−トクッション及びシ−トバックを備
えるシ−ト部と、 上記シ−トクッションを保持する保持部と、 車体側に固定された固定部と、 上記保持部の前端側を上記固定部に対して回動自在に支
持する支持部材とを有し、 上記シ−トバックを上記シ−トクッションに対して略平
行に前倒しさせて折り畳み、上記シ−ト部を上記支持部
材を中心に回動させて略直立状態とするタンブル操作可
能な車両用シ−ト構造において、 上記固定部に一端が回動自在に連結されたロアリンク
と、 上記保持部に一端が回動自在に連結されたアッパリンク
と、 同アッパリンク側に配設された突部と、 上記両リンクの自由端を回動自在に連結する連結手段と
を備え、 上記タンブル操作時に、上記ロアリンクとアッパリンク
とが略直線状となるように伸長させ、上記突部を上記ロ
アリンクの自由端側に当接させて上記シ−ト部をタンブ
ル位置に保持するとともに、 同タンブル位置では、上記ロアリンクの上記固定部材側
回転中心と上記アッパリンクの保持部側回転中心とを結
ぶ直線に対して上記連結手段の回転中心が上記支持部材
側へ偏心される ことを特徴とする車両用シ−ト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005771U JP2570899Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 車両用シ−ト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005771U JP2570899Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 車両用シ−ト構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053027U JPH053027U (ja) | 1993-01-19 |
JP2570899Y2 true JP2570899Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=11620391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991005771U Expired - Fee Related JP2570899Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 車両用シ−ト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570899Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6277744B2 (ja) * | 2014-01-30 | 2018-02-14 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械のバッテリ搭載構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715029A (en) * | 1980-07-01 | 1982-01-26 | Nhk Spring Co Ltd | Seat holder of vehicle |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP1991005771U patent/JP2570899Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH053027U (ja) | 1993-01-19 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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