JP3964340B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用シートに関し、シート本体を前方へ回動させて格納できるとともに、着座状態のシート本体を前後方向で位置調整できるようにした車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用シートとして、シート本体を前方へ倒立させて格納し、シート後方の荷室を拡大できるとともに着座状態のシート本体を前後方向で位置調整できるようにしたものがある。その一例を図6に示す。図6において、車両用シートのシート本体Sは車両フロアFに設けた架台9上にスライド機構94を介して載置されており、架台9のフロントレッグ91は下端911が車両フロアFにヒンジ結合されて前方へ回動可能である。架台9のリアレッグ92は下端921に設けたロック装置93により、車両フロアFに設けた凹所F1内のストライカ52に離脱可能に結合されている。シート本体Sを格納する場合には、シートクッション1上へシートバック2を前倒させ、この状態でリヤレッグ下端921とストライカ52の結合を解消し、フロントレッグ下端911を中心にして架台9とともにシート本体Sを前方へ倒立させる(図6の二点鎖線)。また、シート本体Sを前後方向で位置調整する場合には、スライド機構94を操作して、シート本体Sを架台9に対して前後方向へ移動させる(図6の一点鎖線)。
【0003】
なお、特許文献1には、シート本体を支持するフロントレッグの上下端をフロアとシート本体にそれぞれ揺動可能に結合するとともに、シートクッション後端に設けたフックをフロアの複数位置に設けたストライカに選択的に結合することによって、着座状態のシート本体を前後方向で位置調節できるようにした車両用シートが示されている。
【特許文献1】
特開2000−168415号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6に示す従来構造では、シート本体Sを前方へ移動させても架台9は移動しないためにシート後方に架台9が突出し、シート本体S直後の空間を荷室として有効利用できない。したがって、わずかに荷室を拡大したい場合であっても架台9と一体にシート本体Sを前方へ倒立させて収納する必要があり、シート本体Sへの乗員の着座を可能にしつつシート後方の荷室を手軽に拡大することができないという問題があった。また特許文献1に示された車両用シートでは、シート本体を前方へ倒立させて格納することができないという問題があった。
【0005】
そこで本発明はこのような課題を解決するもので、シート本体を前方へ倒立させて格納することができ、かつシート本体への乗員の着座を可能にしつつシート後方の荷室を簡易かつ手軽に拡大することができる車両用シートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、シート本体(S)と、該シート本体(S)の前端より下方に突出し、下端が車両フロア(F)に前後方向に回動可能に結合されたフロントレッグ(3)と、シート本体(S)の後端より下方に突出するリヤレッグ(4)と、リヤレッグ(4)の下端に設けられ、リヤレッグ(4)の下端を車両フロア(F)に解除可能にロックする第1のロック装置(5)とを備え、前記ロックを解除した状態では、シート本体(S)をフロントレッグ(3)の下端を中心に前方へ回動させ起立させることが可能な車両用シートにおいて、リヤレッグ(4)の下端は前後方向に離れた複数の位置で第1のロック装置(5)により車両フロア(F)にロック可能となっており、フロントレッグ(3)がシート本体(S)に対して所定の範囲内で前後方向に回動可能となっており、フロントレッグ(3)を一方向へ付勢する付勢部材(8)を備えている。上記フロントレッグ(3)を、リヤレッグ(4)の車両フロア(F)に対するロック位置に対応した複数の位置で、シート本体(S)に対してロックする第2のロック装置(6)を備えるものとしても良い。この場合、上記フロントレッグ(3)のシート本体(S)に対するロック位置を、フロントレッグ(3)の回動範囲の両端に設定しても良い。なお、第2のロック装置(6)はあってもなくてもよい。また、上記フロントレッグ(3)は、第1のロック装置(5)のロック解除時、第2のロック装置(6)のロックを解除し、付勢部材(8)により最適位置に回動するものであってもよい。
【0007】
本発明によれば、リヤレッグ(4)とシート本体(S)間に第2のロック装置(6)がない場合はリヤレッグ(4)に設けた第1のロック装置(5)を操作して車両フロア(F)とリヤレッグ(4)のロックを解除することにより、またリヤレッグ(4)とシート本体(S)間に第2のロック装置(6)がある場合はさらにこの第2のロック装置(6)を操作してシート本体(S)に対するリヤレッグ(4)のロックを解消することにより、シート本体(S)を着座可能な姿勢を保ったまま前方又は後方へ移動させることができる。ここで、付勢部材(8)によって例えばフロントレッグ(3)をシート本体(S)に対して常に前方へ回動するように付勢しておくと、シート本体(S)の前方への移動は付勢部材(8)の付勢力に抗してシート本体を前方に押しやることにより行われ、一方、シート本体(S)の後方への移動は付勢部材(8)の付勢力によって行われる。シート本体(S)の移動後、第1のロック装置(5)によってリヤレッグ(4)を車両フロア(F)にロックするとシート本体(S)はその位置に保持される。これにより、シート本体(S)を前後方向で位置調整できるとともに従来のように架台を後方へ残すことなしに、乗員の着座を可能にしつつシート本体(S)を前方へ移動させて、シート後方の荷室を簡易かつ手軽に拡大することができる。また、リヤレッグ(4)と車両フロア(F)とのロックを解除することによりフロントレッグ(3)の下端を中心にシート本体(S)を前方へ跳ね上げて格納し、さらに荷室を拡大することができる。ここでシート本体(S)とフロントレッグ(3)間に第2のロック装置(6)がない場合はリヤレッグ(4)の車両フロア(F)とのロックを解除した時点で、また、シート本体(S)とフロントレッグ(3)間に第2のロック装置(6)がある場合はさらにシート本体(S)に対するフロントレッグ(3)のロックを解除することにより、シート本体(S)が付勢部材(8)の付勢力によって後方へ移動させられる。この状態でシート本体(S)を前方へ跳ね上げることにより、シート本体(S)とシート前方の他部材(G)との干渉を確実に防止できる。また、フロントレッグ(3)とシート本体(S)間に第2のロック装置(6)がある場合には、シート本体(S)が前後の所定位置へ移動した時点で上記第2のロック装置(6)によってフロントレッグ(3)をシート本体(S)に対しロックすることによりリヤレッグ(4)に設けた第1のロック装置(5)の車両フロア(F)とのロックを容易に行うことができるし、フロントレッグ(3)の下端(34)を中心にシート本体(S)を前方へ跳ね上げて格納する際に、フロントレッグ(3)がシートクッション(1)に対しロックされているから、シートクッション(1)が確実に所定姿勢に維持される。なお、付勢部材(8)によりフロントレッグ(3)をシート本体(S)に対して常に後方へ回動するように付勢してもよい。第2のロック装置(6)は、ピン体(611)を備えシート本体(S)側に設けられたロックアーム(61)と、当該ピン体(611)が離脱可能に係合してロック状態とするフロントレッグ(3)側に設けられた係合凹所(32)とで構成されており、係合凹所(32)には一対のストッパ面(32a,32b)が形成されて、リヤレッグ(4)がその後方移動端に至った状態でピン体(611)がストッパ面の一方(32a)に当接することによりフロントレッグ(3)のシート本体( S) に対する前方回動が規制され、リヤレッグ(4)がその前方移動端に至った状態でピン体(611)がストッパ面の他方(32b)に当接することによりフロントレッグ(3)のシート本体( S) に対する後方回動が規制される。
【0008】
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1には車両用シートの側面図を示す。図1において車両用シートのシート本体Sはシートクッション1とその後端から起立するシートバック2を備えており、シートクッション1の前部はその左右両側に設けられた(一方のみ図示)フロントレッグ3により、シートクッション1の後部はその左右両側に設けられた(一方のみ図示)リヤレッグ4によってそれぞれ車両フロアF上に支持されている。リヤレッグ4の下端部41は車両フロアFに沿って前方へL字状に屈曲し、この下端部41に第1のロック装置5が設けられている。第1のロック装置5はラッチ板51を備えたもので、ラッチ板51が車両フロアFの凹所F1内に設けられたストライカ52に離脱可能に係合し、リヤレッグ4を車両フロアFに対してロックするロック状態となっている。なお、本実施形態では、ストライカ52は車両フロアFの前後位置(図1の左右方向)に設けられた二箇所の凹所F1内にそれぞれ配設されている。
【0010】
フロントレッグ3はシートクッション1の前部側面から下方へ延びる長板体で、その下端34は車両フロアFに前後方向へ回動可能に結合されている。フロントレッグ3の上端31はシートクッション1に前後方向へ回動可能に結合されており、フロントレッグ3上端とシートクッション1との間には詳細を後述する第2のロック装置6が配設されている。なお、図1に示す状態では、リヤレッグ4に設けた第1のロック装置5のラッチ板51は後側ストライカ52に係合しており、フロントレッグ3は車両フロアFに対して後方へ回動して、シート本体Sは全体として後方へ移動した位置にある。
【0011】
上記第2のロック装置6の詳細を図2に示す。図2において、クッションフレーム11の前端に板状のブラケット12が設けられて、当該ブラケット12の後端部に立設された軸体13にフロントレッグ3の上端31が前後方向(図2の左右方向)へ回動可能に結合されている。フロントレッグ3の上端前側面は前方へ膨出するとともに、膨出部分には係合凹所32が形成されている。係合凹所32は前方へ開く略W状をなし、上下位置に軸体13の方向へ延びる上側凹所321と下側凹所322を備えるとともに、係合凹所32の上下の側面はストッパ面32a,32bとなっている。
【0012】
ブラケット12の上端前部に軸体14が設けられて、当該軸体14に上下方向へ延びるロックアーム61の中間位置が回動可能に結合されている。ロックアーム61の下端にはピン体611が立設されている。ピン体611は、ブラケット12の板面に形成された、軸体14を中心とする円弧状の長穴121内に挿入されて、ブラケット12の係合凹所32に係合するロック位置と係合凹所32から離脱するロック解除位置との間で移動可能である。ここで、ロックアーム61は図略のバネ部材によってピン体611をロック位置へ移動させるように回動付勢されている。なお、上記ストッパ面32a,32bも軸体14を中心とする円弧状に形成されている。
【0013】
フロントレッグ3が車両フロアFに対して後方へ回動しシート本体Sが全体として後方へ移動した状態(図1)では、ロック位置にあるピン体611が図2に示すように係合凹所32の下側凹所322内に位置して、フロントレッグ3はシートクッション1に対して前方へ回動した状態でロックされている。ロックアーム61の上端にはシートクッション1の後端に設けたロック解除レバー7(図1)から延びる操作ワイヤ71の一端が係止されており、ロック解除レバー7を引くとロックアーム61が回動させられて、ピン体611が上側凹所321および下側凹所322内のいずれからも脱したロック解除位置へ移動させられる。
【0014】
軸体13の周囲にはこれに一端を固定された付勢部材たるゼンマイバネ8が配設されており、ゼンマイバネ8の他端はフロントレッグ3の上端31側面に設けた係止ピン33に固定されている。そして、フロントレッグ3はゼンマイバネ8によってシートクッション1に対し前方へ回動するように付勢されている。
【0015】
このような構造の車両用シートにおいて、シート本体Sを位置調整するためやシート後方の荷室へ荷物を積載するために荷室を若干拡げるためにシート本体Sを前方へ移動させる場合には、リヤレッグ4に設けた第1のロック装置5を操作してラッチ板51と後側ストライカ52の係合状態を解除、すなわちリヤレッグ4の車両フロアFに対するロックを解除してリヤレッグ4を車両フロアFから離脱させる。続いて、ロック解除レバー7を引くと、操作ワイヤ71を介してロックアーム61が回動させられ、ピン体611が下側凹所322内から脱したロック解除位置へ移動させられる(図2の鎖線)。この状態でシート本体Sを前方へ押しやると、フロントレッグ3はゼンマイバネ8の付勢力に抗してシートクッション1に対し後方へ回動する(図3)とともに、車両フロアFに対しては前方へ回動する(図4)。この結果、シート本体Sはシートバック2の起立姿勢を保ったまま全体として前方へ移動する。なお、フロントレッグ3の後方回動は係合凹所32のストッパ面32aがピン体611に当接することによって規制される。
【0016】
ロック解除レバー7を戻すと、バネ付勢されたロックアーム61のピン体611がロック位置へ移動してフロントレッグ3の係合凹所32の上側凹所321内に進入する(図3)。これにより、フロントレッグ3は車両フロアFに対して前方へ回動した状態で(図4)その回動が規制される。この時、リヤレッグ4はその下端部41が前側ストライカ52の直上に位置するから、第1のロック装置5のラッチ板51を前側ストライカ52に係合させてリヤレッグ4を車両フロアFに対してロックすることができる。このようにしてシート本体Sが前方へ移動させられる。
【0017】
シート本体Sを再び後方へ移動させる場合には、リヤレッグ4に設けた第1のロック装置5の車両フロアFに対するロックを解除してリヤレッグ4を車両フロアFから離脱させる。続いて、ロック解除レバー7(図1)を引くと、操作ワイヤ71を介してロックアーム61が回動させられ、ピン体611が上側凹所321内から脱したロック解除位置へ移動させられる。すると、ゼンマイバネ8の付勢力によってフロントレッグ3はシートクッション1に対して前方へ回動させられる(図2)。この結果、シート本体Sはシートバック2の起立姿勢を保ったまま全体として後方へ移動させられる(図5の実線)。なお、フロントレッグ3の前方回動は係合凹所32のストッパ面32bがピン体611に当接することによって規制される。
【0018】
ロック解除レバー7を戻すと、バネ付勢されたロックアーム61のピン体611がロック位置へ移動してフロントレッグ3の係合凹所32の下側凹所322内に進入する(図2)。これにより、フロントレッグ3は車両フロアFに対して後方へ回動した状態で(図5)その回動が規制される。この時、リヤレッグ4はその下端部41が後側ストライカ52の直上に位置するから、第1のロック装置5のラッチ板51を後側ストライカ52に係合させて第1のロック装置5をロック状態としリヤレッグ4を車両フロアFに対してロックすることができる。このようにしてシート本体Sが後方へ移動させられる。
【0019】
荷室を大きく拡大する必要がある場合には、シートクッション1上へシートバック2を前倒させた後(図5の一点鎖線)、第1のロック装置5のラッチ板51と後側ストライカ52との結合を解除し、フロントレッグ3の下端34を中心にしてシート全体Sを前方へ回動させると、シート本体Sは前方の他部材Gとの間のスペースPに倒立状態で収納される(図5の二点鎖線)。
【0020】
ところで、シート本体Sを前方へ移動させた状態で(図4)第1のロック装置5のラッチ板51と前側ストライカ52との結合を解消し、フロントレッグ3の下端34を中心にしてシート全体を前方へ回動させると、図4の二点鎖線で示すように、シートクッション1上へシートバック2を重ねた状態のシート本体Sが回動途中で前方の他部材Gに干渉してしまう。ここにおいて本実施形態では、シート本体Sを前方へ移動させた状態でリヤレッグ4に設けた第1のロック装置5のラッチ板51と前側ストライカ52との係合を解除した後にロック解除レバー7を引くと、上述したようにゼンマイバネ8の付勢力によってシート本体Sが後方へ移動させられる(図5の実線)。これにより、フロントレッグ3の下端34を中心にしてシート全体を前方へ回動させれば、シート本体Sは他部材Gと干渉することなく確実に他部材Gとの間のスペースPに倒立状態で収納される(図5の二点鎖線)。
【0021】
なお、上記実施形態において、第2のロック装置6は必ずしも設けなくても良い。また、第1のロック装置5によるシート本体Sの移動ロック位置やこれに応じた第2のロック装置6によるフロントレッグ3の回動ロック位置は三ヶ所以上に設定してももちろん良い。また、第2のロック装置6はロック解除レバー7を引いて操作しているが、シート格納時、シートバック2をシートクッション1上に重合させる動作で同時にロック解除できるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明の車両用シートによれば、シート本体を前方へ倒立させて格納することができるとともに、シート本体への乗員の着座を可能にしつつシート後方の荷室を簡易かつ手軽に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両用シートの側面図である。
【図2】シート後方移動時のフロントレッグ上端部の拡大側面図である。
【図3】シート前方移動時のフロントレッグ上端部の拡大側面図である。
【図4】シート前方移動時の車両用シートの概略側面図である。
【図5】シート後方移動時の車両用シートの概略側面図である。
【図6】従来の車両用シートの側面図である。
【符号の説明】
1…シートクッション、2…シートバック、3…フロントレッグ、4…リヤレッグ、5…第1のロック装置、6…第2のロック装置、8…ゼンマイバネ、F…車両フロア、S…シート本体。
Claims (2)
- シート本体と、該シート本体の前端より下方に突出し、下端が車両フロアに前後方向に回動可能に結合されたフロントレッグと、前記シート本体の後端より下方に突出するリヤレッグと、リヤレッグの下端に設けられ、リヤレッグの下端を車両フロアに解除可能にロックする第1のロック装置とを備え、前記ロックを解除した状態では、シート本体をフロントレッグの下端を中心に前方へ回動させることが可能な車両用シートにおいて、前記リヤレッグの下端は前後方向に離れた複数の位置で前記第1のロック装置により車両フロアにロック可能となっており、前記フロントレッグが前記シート本体に対して所定の範囲内で前後方向に回動可能となっており、前記フロントレッグを一方向へ付勢する付勢部材を備えるとともに、前記フロントレッグを、前記リヤレッグの前記車両フロアに対するロック位置に対応した複数の位置で、前記シート本体に対してロックする第2のロック装置を備え、前記第2のロック装置は、ピン体を備え前記シート本体側に設けられたロックアームと、当該ピン体が離脱可能に係合してロック状態とする前記フロントレッグ側に設けられた係合凹所とで構成されており、前記係合凹所には一対のストッパ面が形成されて、前記リヤレッグがその後方移動端に至った状態で前記ピン体が前記ストッパ面の一方に当接することにより前記フロントレッグの前記シート本体に対する前方回動が規制され、前記リヤレッグがその前方移動端に至った状態で前記ピン体が前記ストッパ面の他方に当接することによりフロントレッグの前記シート本体に対する後方回動が規制されることを特徴とする車両用シート。
- 前記フロントレッグは、前記第1のロック装置のロック解除時、前記第2のロック装置のロックを解除し、前記付勢部材により最適位置に回動することを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
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