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JP2566274B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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Publication number
JP2566274B2
JP2566274B2 JP63061550A JP6155088A JP2566274B2 JP 2566274 B2 JP2566274 B2 JP 2566274B2 JP 63061550 A JP63061550 A JP 63061550A JP 6155088 A JP6155088 A JP 6155088A JP 2566274 B2 JP2566274 B2 JP 2566274B2
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JP
Japan
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massage
treatment
tapping
shaft
treatment element
Prior art date
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JP63061550A
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JPH01236053A (ja
Inventor
幸三 河井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH01236053A publication Critical patent/JPH01236053A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はたたきマッサージ動作の機能を有する施療子
を具備するとともに、この施療子の動作位置が可変とさ
れているマッサージ機に関する。
【従来の技術】
この種のマッサージ機において、施療子にたたきマッ
サージ動作を行なわせつつ、その動作位置を可変とした
場合、施療子が移動しながらたたきマッサージを行なっ
てゆくたたきローリングマッサージ動作を得ることがで
きる。 そして、予め設定されたプログラムに基づいて自動的
に複数箇所での施療動作を順次実行していく自動施療機
能を持たせる場合、上記たたきローリングマッサージ動
作を自動施療動作中に含めると、マッサージ効果をより
高くすることができる。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、たたきマッサージ動作は、肩に対して有効な
強さとするわけであるから、使用者に与える刺激が比較
的強く、殊に頭部や首部に対してこのたたきマッサージ
を行なうと、頭部がかなり揺さぶられることになる。こ
のために、自動施療動作中にたたきローリングマッサー
ジ動作を含めるとともに、この動作が第7図に破線で示
すように、頭部や首部から開始されるようにすると、初
めて使用する者にとってはたたきローリングマッサージ
が開始された途端に頭部が揺さぶられることになるため
に、非常にびっくりしてしまう。 本発明はこのような点に鑑みて為されたものであり、
その目的とするところは自動施療動作中にたたきローリ
ングマッサージ動作を含めてマッサージ効果を高めるに
あたり、使用者が快適にマッサージを受けることができ
るようにしたマッサージ機を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、たたきマッサージ動作が可能であ
り且つたたきマッサージ動作と並行した動作位置変更動
作が可能とされた施療子を備えるとともに、予め設定さ
れたプログラムに従った動作位置や動作時間等で施療子
による施療動作を順次実行させる自動施療機能を有する
制御回路を備えているマッサージ機において、制御回路
は、施療子にたたきマッサージ動作を行なわせつつ施療
子を移動させるたたきローリングマッサージ動作を自動
施療動作中に含めているとともに、このたたきローリン
グマッサージ動作の開始位置を頭部及び首部以外の部位
に対応する位置としていることに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、施療子が移動しつつたたきマッサー
ジを行なう動作が、頭部や首部以外のところから始まる
ために、頭部がいきなり揺さぶられるということがなく
なるものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。ま
ず、たたきマッサージが可能であり且つ施療子5の動作
位置が可変とされているマッサージ機の機構的な点につ
いて説明すると、このマッサージ機は椅子の背もたれや
ベッド等の施療台内に組み込まれて背もたれやベッドに
沿った施療子の移動を自在としているもので、ここでは
第5図に示すように、椅子のリクライニング自在とされ
ている背もたれ内に組み込んだものを示している。 この椅子はパイプで枠組みした下部枠81に座部82とひ
じ掛け83とを設けるとともに、背もたれ84のフレーム85
の下部を下部枠81に枢着し、フレーム85の下端と下部枠
81間にガススプリング86を取り付けて、ひじ掛け83側面
に設けたレバー87の操作によるガススプリング86の伸縮
で背もたれ84をリクライニングさせ得るようにしたもの
で、背もたれ84の両側フレーム85には夫々断面コ字型で
開口面が対向する一対のレール90,90が固着されてい
る。また背もたれ84の上端にはヘッドレスト88が設けら
れ、背もたれ84の前面にヘッドレスト88に至るまで設け
られているカバーシートの背面両側には、支持帯89が上
下方向に夫々配設されている。前記一対のレール90,90
の開口縁には夫々ラック91,91が長手方向に沿って固着
されており、両レール90,90間にこのレール90内を転動
するころ18と、ラック91に噛み合うピニオン17とを備え
ているマッサージ機が架設されている。 マッサージ機は、第6図に示すように、一端にモータ
ブロック20を、他端に減速機ブロック19を備えて、これ
ら両ブロック20,19から上記ころ18や回転駆動されるピ
ニオン17を突設したもので、両ブロック20,19間には主
軸1とねじ軸14と補助軸13とが架設されている。そして
両ブロック20,19によって両端が支持されている補助軸1
3には、この補助軸13に対して回転自在とされている一
対の回転板15,15を介して、主軸1やねじ軸14並びに補
助軸13と平行な回転軸12が取り付けられて、補助軸13の
まわりを回転軸12が回転自在となるようにされている。
一対の回転板15,15で両端が支持されているとともに回
転板15に対して回転自在とされている回転軸12は、偏心
方向が互いに逆とされている一対のクランク軸12a,12b
を軸方向につないだものとして形成されて偏心部材7と
して機能するものであり、両端の非偏心部12d,12eが回
転板15で支持されている。 モータブロック20に納められたモータは、主軸1、ね
じ軸14、回転軸12、ピニオン17の各回転駆動を行なう
他、補助軸13のまわりの回転軸12の回転駆動を行なう。
すなわち、モータブロック20の下方に突出するモータの
出力軸に装着されたプーリ28に、減速機ブロック19外面
に配設された被駆動軸31がベルト29とプーリ30とを介し
て接続されており、また被駆動軸31と減速機ブロック19
内の減速機構部とが、クラッチ33と、プーリ34,36及び
ベルト35とで接続されている。減速機ブロック19内の減
速機構部(図示せず)は、減速部と、複数のクラッチ部
とで構成されており、クラッチ33が接続されている際、
主軸1、ねじ軸14、あるいはピニオン17にモータ出力を
選択的に伝達する。また被駆動軸31にはクラッチ32とプ
ーリ37、ベルト38、プーリ39、ウォーム40とを介して、
補助軸13に装着されたウォームホイール41が接続されて
おり、ウォームホイール41と一体のギア42が回転軸12の
非偏心部12dに固着されたギア43に噛み合っている。ク
ラッチ32が接続されると、モータ出力は上記の各部材を
介して回転軸12に伝えられ、回転軸12はその軸まわりの
回転を行なう。 更にモータブロック20の外面には、プーリ21,23とベ
ルト22とクラッチ24とを介してモータに接続された送り
ねじ25が配設されており、この送りねじ25に螺合する送
りナット26と、前記一対の回転板15,15のうちの一方と
がリンク16にて連結されている。送りねじ25がモータ出
力で回転する時、送りねじ25の軸方向に移動する送りナ
ット26は、リンク16を介して回転板15を動かすものであ
り、この結果、回転板15で支持されている回転軸12は、
補助軸13のまわりの回転を行なう。 前記主軸1には一対の内輪2,2が間隔をおいて取り付
けられている。両内輪2,2は主軸1に対して同方向に同
量だけ偏心し且つ互いに逆方向に傾斜しているもので、
主軸1に形成された突条11との係合により、主軸1と共
に回転するように、そして主軸1の軸方向にスライド自
在となるようにされており、外周面には夫々外輪3,3が
逆転自在に装着されている。また各内輪2,2における非
偏心部の外周面には、夫々連結アーム6,6の各一端が遊
転自在に連結されている。内輪2と共に主軸1の軸方向
へのスライドを行なうようにされているこの連結アーム
6は、前記ねじ軸14と螺合している。また、各連結アー
ム6,6は、ねじ軸14におけるねじ方向が逆とされている
部分に夫々螺合していることから、ねじ軸14の回転に伴
なって、両連結アーム6,6は一対の内輪2,2を互いに接近
させたり遠ざけたりする。 上記各外輪3,3には、夫々アーム4,4の中程が固着され
ている。そして各アーム4先端の屈曲部には、アーム4
に対して遊転自在とされたローラ状の施療子5が夫々取
り付けられており、一方のアーム4の他端は、連結リン
ク8と球体70とを介して回転軸12のクランク軸12aに、
他方のアーム4の他端は連結リンク8と球体70とを介し
て回転軸12のクランク軸12bに連結されている。ここに
おける球体70は、回転軸12に対して軸方向にスライド自
在に取り付けられたもので、連結リンク8とクランク軸
12a,12bとの係合は連結リンク8の一端で球体70をつつ
むことによりなされている。このために、連結リンク8
はクランク軸12a,12bに対して3次元的回動が自在とな
っており、更に連結リンク8他端とアーム4との連結部
もボールジョイント44として形成されていることから、
同じく3次元的回動が自在となっている。また、回転軸
12中央部の非偏心部12cと補助軸13とが、これらに対し
て夫々遊転自在となっている連結板9によって連結され
ている。 次に動作の概略について説明する。モータによって主
軸1を回転させた場合、主軸1と共に回転する内輪2が
主軸1に対して偏心且つ傾斜したものとなっているため
に、この内輪2に遊転自在に装着されている外輪3にア
ーム4を介して取り付けられた施療子5は、連結リンク
8によってアーム4の動きに制限が加えられていること
もあって、主軸1の回転に伴ない、3次元的な軌跡を描
く運動、すなわち上下方向と主軸1の軸方向と主軸1か
らの突出方向とに位置を変化させる運動を行なう。この
ような動きを対称に行なう一対の施療子5,5は、使用者
の背面にいわゆる「ねりもみ」のマッサージを与える。
尚、この「ねりもみ」のマッサージは、主軸1の回転方
向に応じて、後述の「もみ上げ」のマッサージと、「も
み下げ」のマッサージとの2種の形態を呈する。またア
ーム4にボールジョイント44を介して連結された連結リ
ンク8は、内輪2の回転に伴なって上下左右に振られる
ことになるが、連結リンク8と回転軸12とはボールジョ
イントを構成する球体70で連結されているために、上記
施療子5の動作は円滑に行なわれる。 モータによって送りねじ25を回転させることで、リン
ク16と回転板15とを介して、補助軸13のまわりに回転軸
12を回転させると、これに伴なってアーム4及び外輪3
が内輪2のまわりを回転し、そして施療子5は使用者の
背面が位置することになる正面方向への突出量を変化さ
せることから、主軸1を回転させてマッサージを得るに
あたり、施療子5の突出量を大きくしている時には、強
い「ねりもみ」のマッサージを、突出量を小さくしてい
る時には、弱い「ねりもみ」のマッサージを行なう。強
弱の調節を行なえるようになっているわけであり、また
突出量を大きくすることによって、肩に対するマッサー
ジを背方からではなく、上方から行なえるものとなって
いる。 そして、主軸1ではなく、回転軸12を回転させた場
合、回転軸12の偏心部であるクランク軸12a,12bに各ア
ーム4が連結リンク8を介して連結されているために、
この場合にはクランク軸12a,12bの偏心回転につれて動
かされる連結リンク8が、ボールジョイント44で連結さ
れているアーム4を動かすものであり、この時のアーム
4の動きは止まっている内輪2のまわりを外輪3と共に
回動する動きとなることから、アーム4先端の施療子5
は、内輪2の位置にもよるが、正面から見て、ほぼ上下
方向の直線往復運動となり、たたきマッサージを行なう
ことになる。また、偏心部材7である回転軸12の両クラ
ンク軸12a,12bの偏心方向が180°逆となっているため
に、たたきマッサージ動作は両施療子5,5において交互
になされる。 モータによってピニオン17を回転させた場合には、ラ
ック91とピニオン17との噛み合いにより、このマッサー
ジ機は施療台である椅子の背もたれ84をレール90に沿っ
て上下に移動する。従って、施療子5の位置を上下に変
えることができる。また、この時にはローラ状の施療子
5が人体背面に沿って転がるために、人体背面を施療子
5がさするローリングマッサージを得ることができる。 更にねじ軸14を回転させた時には、施療子5は主軸1
の軸方向に移動し、一対の施療子5,5間の間隔を変える
ために、施療すべき部位が肩であるか、首であるか等に
よって、施療子5の軸方向の位置、つまり幅方向の位置
を変えることができる。 そして、回転軸12をその軸まわりに回転させることに
よるたたきマッサージ動作を、ピニオン17の回転による
移動動作と並行して実行させた時には、施療子5が上下
動しながらたたき動作を行なう「たたきローリングマッ
サージ」、つまりはたたき動作を与える部位が順次上下
に変化するマッサージを得ることができる。 次に、このマッサージ機に対して動作指令を与える操
作器60について説明する。この操作器60は第1図に示す
ように、細長い矩形状とされた本体61と、本体61の前面
に配されて本体61の長手方向にスライド自在とされてい
るカバー62とからなり、カバー62のスライド方向の長さ
は、本体61の長手方向の長さの半分より短いものとされ
ている。 そして本体61表面の一端側には、カバー62のスライド
領域に含まれない部分を設けて、この部分に自動施療モ
ードと手動施療モードの両施療モードにおいて共通に使
用される「動作/停止」スイッチSW01と、収納スイッチ
SW02とを配設してある。また、本体61表面の中央から一
端寄りの部分には、自動施療モードにおいて使用される
「上半身コース」、「首・肩コース」、「腰コース」、
「短縮」、「肩位置合わせ」の各スイッチSW11〜SW15
配設してあり、他端寄りの部分には手動施療モードにお
いて使用される「動作選択」、「強く」、「弱く」、
「上へ」、「下へ」、「広く」、「狭く」の各スイッチ
SW21〜SW27を配設してあり、更に本体61の長手方向中央
部には、「脚振動」のスイッチSW03を配設してある。こ
のスイッチSW03は、前記マッサージ機に付加的に使用さ
れる足載せ台が備える脚用振動マッサージ機のためのも
のであり、両施療モードで共通に付加される付加機能で
あるために、カバー62をいずれの方向にスライドさせた
時にも、カバー62で覆われることがないようにしてあ
る。 また、本体61の一端側の部分には、発光素子と受光素
子とからなる反射型の光電スイッチで形成した動作モー
ド判別用スイッチSを配設してあり、そしてスイッチSW
01、スイッチSW03、スイッチSW11〜SW15に夫々対応する
発光素子L01,L03,L11〜L15と、手動施療モードにおい
て「動作選択」のスイッチSW21により選択される「もみ
上げ」、「もみ下げ」、「ローリング」、「部分ローリ
ング」、「たたき」、「たたきローリング」及び「部分
たたきローリング」の各動作に対応する発光素子L21〜L
27、並びに自動施療モードにあることを示す発光素子L1
と手動施療モードにあることを示す発光素子L2とを設け
てある。尚、上記の「部分ローリング」及び「部分たた
きローリング」は、施療子の移動範囲を小範囲内に限定
したローリングマッサージ及びたたきローリングマッサ
ージを意味している。 そして、この操作器60は、押されたスイッチの種別に
応じて所要のコードをマッサージ機の本体側に設けられ
た制御回路CPUに送り出す。 この制御回路CPUは、前記モータMやクラッチ24,31,3
2等のための駆動回路DC1,DC2の制御を行なうととも
に、施療子5の上下位置を検出する上下位置センサS
1と、施療子5の幅方向の位置を検出する幅位置センサS
2と、施療子5の突出量を検出する突出位置センサS3
が接続されたものとなっており、自動施療モードにおけ
る「上半身コース」、「首・肩コース」、「腰コース」
の各コースに応じたコーステーブルCTを備えている。 上記の各位置センサS1,S2,S3は、たとえばロータリ
ーエンコーダや光電スイッチ等によって構成されたもの
で、ここでは上下位置センサS1として、5ビットでY1
Y32の32段階の位置検出を行なえるものを、幅位置セン
サS2として、3ビットでX1〜X8の8段階の位置検出を行
なえるものを、突出位置センサS3として、2ビットでZ1
〜Z4の4段階の位置検出を行なえるものを使用してい
る。 上記制御回路CPUにおけるコーステーブルCTは、各コ
ースについて、どの位置でどのような種類のマッサージ
をどれだけの時間(回数)行なわせるかという動作情報
が多数書き込まれているもので、このコーステーブルCT
の動作情報を順次読み出しては施療子5に実行させるこ
とによって、自動施療モードを実現している。ただし、
このコーステーブルCTに書き込まれた動作情報のうちの
上下位置に関しては、そのまま施療子5の上下位置に反
映されるのではなく、肩位置合わせのスイッチSW15の出
力に応じて補正された位置となるようになっている。第
2図中のTPは現在どの段階の動作情報に基づく動作を行
なっているかを示すテーブルポインタ、SCFは短縮スイ
ッチSW14の操作に基づいて反転する短縮フラッグ、C1
C2は夫々もみ回数とたたき時間とを計数するカウンタで
ある。 しかして、この操作器60によって自動施療モードでの
動作を行なわせるには、第1図(a)に示すように、カ
バー62を図中下方にスライドさせて、手動施療モードに
対応したスイッチ群をカバー62で覆った後、「動作/停
止」スイッチSW01を押せばよい。この操作に伴ない、動
作モード判別用スイッチSの出力によって自動施療モー
ドに設定されて、発光素子L1の点灯表示がなされるとと
もに、「肩位置合わせ」スイッチSW15に隣接する発光素
子L15が点滅する。そして施療子を「肩位置合わせ」ス
イッチSW15の設定に応じた上下位置まで移動させ、この
移動が完了したならば、発光素子L15を点灯させて、施
療子5にその場でもみ下げ動作を行なわせる。この後、
自動施療モードにおいて設定されている三種のコースの
うちのいずれかがスイッチSW11〜SW13によって選定され
たならば、対応するコースの一連のマッサージ動作を順
次実行していく。この時、制御回路CPUは、上記各位置
センサS1,S2,S3による施療子5の現在位置情報と、コ
ーステーブルCTに書き込まれた動作情報中の位置情報と
を比較して、各ステップごとに施療子5の位置を変えて
ゆく。「短縮」スイッチSW14が押された時には、現在実
行しているステップのマッサージ動作、あるいは次に指
定されるステップのマッサージ動作が、一部省略した状
態でなされる。 第1図(b)に示すように、カバー62を移動させて、
自動施療モードに対応するスイッチ群をカバー62で覆っ
た状態で「動作/停止」スイッチSW01を押したならば、
カバー62における動作モード判別用スイッチSの出力が
変化して手動施療モードに設定され、発光素子L2が点灯
するとともに、発光素子L21を点灯させて、施療子にそ
の場で「もみ上げ」動作を開始させる。そして「動作選
択」スイッチSW21が押されて、図示例では七種用意され
ている形式のマッサージ動作の選択がなされたならば、
指定された種類の発光素子L21〜L27を点灯させるととも
にマッサージ動作を施療子に行なわせる。この時、スイ
ッチSW22〜SW27によってマッサージの強弱やマッサージ
位置の調整を行なうことができる。 また、手動施療モードの動作がなされている時にカバ
ー62を動かして自動施療モードにした時、あるいは逆に
自動施療モードの動作がなされている時にカバー62を動
かして手動施療モードにした時には、上述の各施療モー
ドの動作説明において、「動作/停止」スイッチSW01
操作した時と同じ動作が開始される。更に動作中には
「動作/停止」スイッチSW01を押せば、施療子はその場
で停止し、「収納」スイッチSW02を押した時には施療子
を収納位置へと移動させる収納動作がなされる。 ところで、マッサージにおいてはいきなり強い刺激の
マッサージを行なうのではなく、まず軽い刺激のマッサ
ージで身体をほぐすことが好ましいことから、自動施療
動作においても、最も軽いマッサージであるローリング
マッサージを最初に行ない、ついでたたきローリングマ
ッサージを行ない、この後、最も強い刺激を与えること
になるもみマッサージを行なうものとし、また自動施療
動作の最終段階では逆にたたきローリングマッサージを
経てローリングマッサージを行なうことで仕上げるよう
にしている。 ここにおいて、ローリングマッサージとたたきローリ
ングマッサージを行なわせる時、このマッサージ機の制
御回路CPUは、第3図に示すように、首部から腰に至る
実線で示したローリングマッサージを開始し、次いで破
線で示すたたきローリングマッサージで腰から首部に戻
る動作を複数回繰り返すものとし、たたきローリングマ
ッサージが首部から始まることがないようにしている。 たたきローリングマッサージが腰から開始され、順次
上方へと移って首部に至るために、使用者にしてみれ
ば、首部に対するたたきマッサージが始まることを十分
予測することができるものであり、首部に対するたたき
マッサージで頭部が揺さぶられても、使用者がびっくり
してしまうことがないものである。 たたきローリングマッサージが上方から下方へと行な
われるようにする場合には、第4図に示すように、首部
よりも下方の位置でたたきローリングマッサージが開始
されるようにすればよい。 尚、手動施療モードにおいては使用者が自分の意志で
たたきマッサージ乃至たたきローリングマッサージを選
択するのであるから、制御回路CPUは上記のような制限
を与えることなく、首部でのたたきマッサージ乃至首部
から開始されるたたきローリングマッサージを行なえる
ようにしている。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、たたきローリングマ
ッサージ動作を自動施療動作中に含めているために、マ
ッサージの効果がより高くなるものであり、しかもこの
たたきローリングマッサージは頭部及び首部以外の部位
に対応する位置から開始されるようになっているため
に、頭部や首部に対するたたきマッサージが急激に開始
されて頭部が揺さぶられることで、使用者がびっくりし
てしまう事態を生じることがなく、快適に使用すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明一実施例における操作器の
正面図、第2図は同上のブロック回路図、第3図及び第
4図はたたきローリングマッサージの動作経路を示す説
明図、第5図及び第6図はマッサージ機の外観を示す斜
視図、第7図は従来例の動作経路を示す説明図であっ
て、5は施療子、CPUは制御回路を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】たたきマッサージ動作が可能であり且つた
    たきマッサージ動作と並行した動作位置変更動作が可能
    とされた施療子を備えるとともに、予め設定されたプロ
    グラムに従った動作位置や動作時間等で施療子による施
    療動作を順次実行させる自動施療機能を有する制御回路
    を備えているマッサージ機において、制御回路は、施療
    子にたたきマッサージ動作を行なわせつつ施療子を移動
    させるたたきローリングマッサージ動作を自動施療動作
    中に含めているとともに、このたたきローリングマッサ
    ージ動作の開始位置を頭部及び首部以外の部位に対応す
    る位置としていることを特徴とするマッサージ機。
JP63061550A 1988-03-15 1988-03-15 マッサージ機 Expired - Lifetime JP2566274B2 (ja)

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JP63061550A JP2566274B2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 マッサージ機

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JP63061550A JP2566274B2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 マッサージ機

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Publication Number Publication Date
JPH01236053A JPH01236053A (ja) 1989-09-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11197206A (ja) * 1998-01-14 1999-07-27 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機

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JPH10286295A (ja) * 1997-04-15 1998-10-27 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機
JP2002360651A (ja) * 2001-06-07 2002-12-17 Kyushu Hitachi Maxell Ltd マッサージ機

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