JP2565402Y2 - クリーム状物吐出容器 - Google Patents
クリーム状物吐出容器Info
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- JP2565402Y2 JP2565402Y2 JP1717492U JP1717492U JP2565402Y2 JP 2565402 Y2 JP2565402 Y2 JP 2565402Y2 JP 1717492 U JP1717492 U JP 1717492U JP 1717492 U JP1717492 U JP 1717492U JP 2565402 Y2 JP2565402 Y2 JP 2565402Y2
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- JP
- Japan
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- fitted
- cylinder
- stem
- valve hole
- cylindrical piston
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本案はポンプ式のクリーム状物吐
出容器に係る。
出容器に係る。
【0002】
【従来の技術】ポンプ式のクリーム状物吐出容器として
従来多くのものが知られているが、これ等容器にあって
は、吐出のためのポンプ操作終了時において吐出弁から
ノズル先端までの吐出路中まで押出されていたクリーム
状物が、ノズル先端からクリーム状物を、除去した後も
引き続いて吐出することがあった。これは上記吐出路内
クリーム状物が加圧されていてその加圧状態解消のため
の膨張によるものと考えられるが、このような欠点除去
のために図7に示すように、起立棒付きのポペット21を
シリンダ8底部の吸込み弁に用い、その起立棒25外面へ
ノズル付きヘッドから垂下するステム15を上下動可能に
嵌合させると共に、そのステムの下部外面へ該ステムに
対し一定範囲で上下動可能に嵌合させた筒状ピストン20
を上記シリンダ内へ上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状
ピストンが上下動するステム部分の下部に吐出弁孔16を
穿設して、該吐出弁孔と筒状ピストンとで吐出弁を形成
し、このようにしてポンプ操作終了によりノズル付きヘ
ッド11が付勢により上昇したとき、該ヘッドから垂下す
るステム15がポペットの起立棒25に対し上昇してそのス
テム内を負圧化させ、該負圧化によりノズル内まで押出
されていたクリーム状物がステム内へ吸戻されるように
したクリーム状物吐出容器がある。
従来多くのものが知られているが、これ等容器にあって
は、吐出のためのポンプ操作終了時において吐出弁から
ノズル先端までの吐出路中まで押出されていたクリーム
状物が、ノズル先端からクリーム状物を、除去した後も
引き続いて吐出することがあった。これは上記吐出路内
クリーム状物が加圧されていてその加圧状態解消のため
の膨張によるものと考えられるが、このような欠点除去
のために図7に示すように、起立棒付きのポペット21を
シリンダ8底部の吸込み弁に用い、その起立棒25外面へ
ノズル付きヘッドから垂下するステム15を上下動可能に
嵌合させると共に、そのステムの下部外面へ該ステムに
対し一定範囲で上下動可能に嵌合させた筒状ピストン20
を上記シリンダ内へ上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状
ピストンが上下動するステム部分の下部に吐出弁孔16を
穿設して、該吐出弁孔と筒状ピストンとで吐出弁を形成
し、このようにしてポンプ操作終了によりノズル付きヘ
ッド11が付勢により上昇したとき、該ヘッドから垂下す
るステム15がポペットの起立棒25に対し上昇してそのス
テム内を負圧化させ、該負圧化によりノズル内まで押出
されていたクリーム状物がステム内へ吸戻されるように
したクリーム状物吐出容器がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記クリーム状物吐出
容器の吸込み弁は、ステム15の下端部内面へ逆スカート
状部18を付設し、該係合板内周をポペット21の起立棒25
外面へ摺動自在に圧接させると共に、ポペットの上限を
ステム押上げ用のスプリング下端で定めて、ステムの上
下動により吸込み弁を開閉するよう設けていた。しかし
このようなクリーム状物吐出容器は、容器体内クリーム
状物の粘性が大となったとき、その吸込み弁の開閉が不
完全となることがあった。
容器の吸込み弁は、ステム15の下端部内面へ逆スカート
状部18を付設し、該係合板内周をポペット21の起立棒25
外面へ摺動自在に圧接させると共に、ポペットの上限を
ステム押上げ用のスプリング下端で定めて、ステムの上
下動により吸込み弁を開閉するよう設けていた。しかし
このようなクリーム状物吐出容器は、容器体内クリーム
状物の粘性が大となったとき、その吸込み弁の開閉が不
完全となることがあった。
【0004】本案は上記ポペット下部にばね板を付設す
ることで、上記吸込み弁の開閉を確実に行えるよう、又
そのポペットの成形が比較的容易であるよう設けたもの
である。
ることで、上記吸込み弁の開閉を確実に行えるよう、又
そのポペットの成形が比較的容易であるよう設けたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】シリンダ8底部の吸込み
弁孔9を閉塞するポペット21の起立棒25外面へ、ノズル
付きヘッド11から垂下するステム15を上下動可能に嵌合
させると共に、そのステムの下部外面へ、該ステムに対
し一定範囲で上下動可能に嵌合させた筒状ピストン20を
上記シリンダ内へ上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピ
ストンが上下動するステム部分下部に吐出弁孔16を穿設
して、該吐出弁孔と筒状ピストンとで吐出弁を形成させ
たポンプ付きのクリーム状物吐出容器において、上記ポ
ペット21を、シリンダ8底部内に嵌着させる固定リング
22の複数箇所からほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突
設し、それ等ばね板先端を、上記吸込み弁孔9上面を開
閉自在に閉塞する弁板24外周面に付設して、該弁板中心
から上記起立棒25を突出して形成した。
弁孔9を閉塞するポペット21の起立棒25外面へ、ノズル
付きヘッド11から垂下するステム15を上下動可能に嵌合
させると共に、そのステムの下部外面へ、該ステムに対
し一定範囲で上下動可能に嵌合させた筒状ピストン20を
上記シリンダ内へ上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピ
ストンが上下動するステム部分下部に吐出弁孔16を穿設
して、該吐出弁孔と筒状ピストンとで吐出弁を形成させ
たポンプ付きのクリーム状物吐出容器において、上記ポ
ペット21を、シリンダ8底部内に嵌着させる固定リング
22の複数箇所からほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突
設し、それ等ばね板先端を、上記吸込み弁孔9上面を開
閉自在に閉塞する弁板24外周面に付設して、該弁板中心
から上記起立棒25を突出して形成した。
【0006】シリンダ8底部の吸込み弁孔9を閉塞する
ポペット21の起立棒25外面へ、ノズル付きヘッド11から
垂下するステム15を上下動可能に嵌合させると共に、そ
のステムの下部外面へ、該ステムに対し一定範囲で上下
動可能に嵌合させた筒状ピストン20を上記シリンダ内へ
上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピストンが上下動す
るステム部分下部に吐出弁孔16を穿設して、該吐出弁孔
と筒状ピストンとで吐出弁を形成させたポンプ付きのク
リーム状物吐出容器において、ポペット21を、シリンダ
8底部内へ嵌着させる固定リング22の下部内面複数箇所
から、ほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突設してそれ
等各ばね板先端を上記吸込み弁孔9上面を開閉自在に閉
塞する弁板24外周面に付設すると共に、上記固定リング
上面から弁板24上方へ複数の支持板26を突出し、これ等
支持板先端から上記起立棒25を突出して形成した。
ポペット21の起立棒25外面へ、ノズル付きヘッド11から
垂下するステム15を上下動可能に嵌合させると共に、そ
のステムの下部外面へ、該ステムに対し一定範囲で上下
動可能に嵌合させた筒状ピストン20を上記シリンダ内へ
上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピストンが上下動す
るステム部分下部に吐出弁孔16を穿設して、該吐出弁孔
と筒状ピストンとで吐出弁を形成させたポンプ付きのク
リーム状物吐出容器において、ポペット21を、シリンダ
8底部内へ嵌着させる固定リング22の下部内面複数箇所
から、ほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突設してそれ
等各ばね板先端を上記吸込み弁孔9上面を開閉自在に閉
塞する弁板24外周面に付設すると共に、上記固定リング
上面から弁板24上方へ複数の支持板26を突出し、これ等
支持板先端から上記起立棒25を突出して形成した。
【0007】シリンダ8底部の吸込み弁孔9を閉塞する
ポペット21の起立棒25外面へ、ノズル付きヘッド11から
垂下するステム15を上下動可能に嵌合させると共に、そ
のステムの下部外面へ、該ステムに対し一定範囲で上下
動可能に嵌合させた筒状ピストン20を上記シリンダ内へ
上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピストンが上下動す
るステム部分下部に吐出弁孔16を穿設して、該吐出弁孔
と筒状ピストンとで吐出弁を形成させたポンプ付きのク
リーム状物吐出容器において、ポペット21を、シリンダ
8底部内へ嵌着させる第1固定リング22a の上部から、
該リング中心方向へ複数の支持板26を突出し、かつこれ
等各支持板先端から上記起立棒25を突出する起立棒付き
部材27と、上記第1固定リング22a 内面へ嵌着させた第
2固定リング22b からほゞ等間隔に複数のばね板23を渦
巻き状に突設し、これ等ばね板先端を、上記吸込み弁孔
9上面を開閉自在に閉塞する弁板24外周面に付設する弁
板付き部材28とで、形成した。
ポペット21の起立棒25外面へ、ノズル付きヘッド11から
垂下するステム15を上下動可能に嵌合させると共に、そ
のステムの下部外面へ、該ステムに対し一定範囲で上下
動可能に嵌合させた筒状ピストン20を上記シリンダ内へ
上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピストンが上下動す
るステム部分下部に吐出弁孔16を穿設して、該吐出弁孔
と筒状ピストンとで吐出弁を形成させたポンプ付きのク
リーム状物吐出容器において、ポペット21を、シリンダ
8底部内へ嵌着させる第1固定リング22a の上部から、
該リング中心方向へ複数の支持板26を突出し、かつこれ
等各支持板先端から上記起立棒25を突出する起立棒付き
部材27と、上記第1固定リング22a 内面へ嵌着させた第
2固定リング22b からほゞ等間隔に複数のばね板23を渦
巻き状に突設し、これ等ばね板先端を、上記吸込み弁孔
9上面を開閉自在に閉塞する弁板24外周面に付設する弁
板付き部材28とで、形成した。
【0008】
【作用】図1が示す、吸込み弁および吐出弁閉塞状態か
らヘッド11を押下げると、図2のように吸込み弁は閉じ
たまゝ、かつ筒状ピストン20はステム15に遅れてステム
嵌合筒13の押下げにより下降して吐出弁が開き、よって
シリンダ8内のクリーム状物はノズル孔14を通って吐出
される。下限に達した後、ヘッド11を離すと、図3のよ
うにスプリングの押上げで吐出弁が閉じステム等が上昇
するためシリンダ内は負圧化して吸込み弁が開き、容器
体内クリーム状物をシリンダ内へ吸込む。
らヘッド11を押下げると、図2のように吸込み弁は閉じ
たまゝ、かつ筒状ピストン20はステム15に遅れてステム
嵌合筒13の押下げにより下降して吐出弁が開き、よって
シリンダ8内のクリーム状物はノズル孔14を通って吐出
される。下限に達した後、ヘッド11を離すと、図3のよ
うにスプリングの押上げで吐出弁が閉じステム等が上昇
するためシリンダ内は負圧化して吸込み弁が開き、容器
体内クリーム状物をシリンダ内へ吸込む。
【0009】このときステム15内にあったポペット21の
起立棒25はステムの上昇によりその嵌合長さを短かくす
ることとなるため、ステム15内は負圧化し、よってノズ
ル孔14内のクリーム状物をステム内へ引戻すこととな
る。
起立棒25はステムの上昇によりその嵌合長さを短かくす
ることとなるため、ステム15内は負圧化し、よってノズ
ル孔14内のクリーム状物をステム内へ引戻すこととな
る。
【0010】
【実施例】1は下端面開口の容器体で、その胴部2の下
部内には容器体内負圧化で上昇可能な摺動底板3が嵌合
させてあり、かつ胴部下端には中央部開口の固定底板4
が嵌着させてある。又胴部の上部を、その胴部上方周壁
部5と該周壁部下端から内方張出し部を介して起立する
内筒部6とで二重筒としている。
部内には容器体内負圧化で上昇可能な摺動底板3が嵌合
させてあり、かつ胴部下端には中央部開口の固定底板4
が嵌着させてある。又胴部の上部を、その胴部上方周壁
部5と該周壁部下端から内方張出し部を介して起立する
内筒部6とで二重筒としている。
【0011】上記容器体の上端部には、シリンダ付き部
材7を嵌着させている。該部材は、上記二重筒への嵌着
部をシリンダ8外面に付設し、そのシリンダ下端に内向
きフランジ状底板を付設してそのフランジ状孔を吸込み
弁弁孔9としている。
材7を嵌着させている。該部材は、上記二重筒への嵌着
部をシリンダ8外面に付設し、そのシリンダ下端に内向
きフランジ状底板を付設してそのフランジ状孔を吸込み
弁弁孔9としている。
【0012】11はシリンダ外面に嵌着させた筒状ピスト
ンの抜止め筒でシリンダ8の上端部内面へ筒上端から下
内方へ折返した短筒部を嵌合させている。
ンの抜止め筒でシリンダ8の上端部内面へ筒上端から下
内方へ折返した短筒部を嵌合させている。
【0013】11はノズル付きヘッドで、頂壁外周から垂
下する周壁12をシリンダ付き部材の嵌着部を構成する筒
部間に垂下し、又頂壁中央部から下部を大内径とするス
テム嵌合筒13を垂下し、該嵌合筒が囲む頂壁下面にノズ
ル孔14基端を開口して頂壁前部にノズル孔先端を開口す
る。
下する周壁12をシリンダ付き部材の嵌着部を構成する筒
部間に垂下し、又頂壁中央部から下部を大内径とするス
テム嵌合筒13を垂下し、該嵌合筒が囲む頂壁下面にノズ
ル孔14基端を開口して頂壁前部にノズル孔先端を開口す
る。
【0014】上記ステム嵌合筒13内に上端部を嵌着させ
てステム15を垂下する。該ステムは下部に吐出弁孔16を
有し、又下端外面に筒状ピストンの受座17を付設し、更
に下端部内面から後述ポペットの起立棒外面へ気密に接
する逆スカート状部18を突設する。
てステム15を垂下する。該ステムは下部に吐出弁孔16を
有し、又下端外面に筒状ピストンの受座17を付設し、更
に下端部内面から後述ポペットの起立棒外面へ気密に接
する逆スカート状部18を突設する。
【0015】上記ステム15の下部外面には筒状ピストン
20を嵌合させる。該ピストンはピストンとしての機能の
ほか、吐出弁の弁体としての機能も有し、図2が示すよ
うにヘッド11およびステム15が下降する際、やゝ遅れて
下降することで、シリンダ内を加圧すると共に吐出弁孔
16を開き、又図3が示すように上昇の際もやゝ遅れて吐
出弁孔16を閉じ上昇してシリンダ内を負圧化可能とする
よう設ける。そのため該筒状ピストンは、上半部を内方
へ弯曲する内筒の下部外面から突出する張出し板部を介
して中間部を内方弯曲する外筒を一体に付設して形成
し、その外筒をシリンダ内面へ摺動自在に嵌合させると
共に外筒上端よりも上方まで起立する内筒上端外面をス
テム嵌合筒13の大内径部内面へ気密に圧接している。図
1が示すようにヘッド11等が上昇したとき、筒状ピスト
ンの内筒下端はステム下端の受座17へ、又外筒上端は抜
止め筒10の短筒部下端へそれぞれ気密に接し、又ヘッド
等下降の際、図2が示すように内筒上端がステム嵌合筒
13の大内径部上端に接して筒状ピストン20が押下げられ
る。尚このとき内筒下端は受座17から離れて吐出弁孔16
は開口する。
20を嵌合させる。該ピストンはピストンとしての機能の
ほか、吐出弁の弁体としての機能も有し、図2が示すよ
うにヘッド11およびステム15が下降する際、やゝ遅れて
下降することで、シリンダ内を加圧すると共に吐出弁孔
16を開き、又図3が示すように上昇の際もやゝ遅れて吐
出弁孔16を閉じ上昇してシリンダ内を負圧化可能とする
よう設ける。そのため該筒状ピストンは、上半部を内方
へ弯曲する内筒の下部外面から突出する張出し板部を介
して中間部を内方弯曲する外筒を一体に付設して形成
し、その外筒をシリンダ内面へ摺動自在に嵌合させると
共に外筒上端よりも上方まで起立する内筒上端外面をス
テム嵌合筒13の大内径部内面へ気密に圧接している。図
1が示すようにヘッド11等が上昇したとき、筒状ピスト
ンの内筒下端はステム下端の受座17へ、又外筒上端は抜
止め筒10の短筒部下端へそれぞれ気密に接し、又ヘッド
等下降の際、図2が示すように内筒上端がステム嵌合筒
13の大内径部上端に接して筒状ピストン20が押下げられ
る。尚このとき内筒下端は受座17から離れて吐出弁孔16
は開口する。
【0016】21はポペットで、図4が示すようにシリン
ダ8の底部内面へ嵌着させる固定リング22を有し、該リ
ングの下部内面複数箇所からほゞ等間隔にばね板23を渦
巻き状に突設し、それ等ばね板先端を吸込み弁孔9上面
を開閉自在に閉塞する弁板24外面に連続し、かつその弁
板中心から起立棒25を上方へ突出する。
ダ8の底部内面へ嵌着させる固定リング22を有し、該リ
ングの下部内面複数箇所からほゞ等間隔にばね板23を渦
巻き状に突設し、それ等ばね板先端を吸込み弁孔9上面
を開閉自在に閉塞する弁板24外面に連続し、かつその弁
板中心から起立棒25を上方へ突出する。
【0017】上記ポペットは、図5、および図6が示す
第2、第3実施例のように形成してもよい。
第2、第3実施例のように形成してもよい。
【0018】図5の場合は固定リング22上部の対向位置
から起立部を介して弁板24上方へ支持板26を突出し、こ
れ等支持板先端から起立棒25を上方へ突出する。その他
の構造は図4の場合と同様である。
から起立部を介して弁板24上方へ支持板26を突出し、こ
れ等支持板先端から起立棒25を上方へ突出する。その他
の構造は図4の場合と同様である。
【0019】図6の場合は、シリンダ8の底部内へ嵌着
させる第1固定リング22a の上部から、該リング中心方
向へ複数の支持板26を突出し、それ等支持板先端から上
記起立棒25を突出する起立棒付き部材27と、上記第1固
定リング22a 内面へ嵌着させた第2固定リング22b か
ら、ほゞ等間隔に複数のばね板23を渦巻き状に突設し、
これ等ばね板先端を、上記吸込み弁孔9上面を開閉自在
に閉塞する弁板24外周面へ付設した弁板付き部材28とで
形成している。
させる第1固定リング22a の上部から、該リング中心方
向へ複数の支持板26を突出し、それ等支持板先端から上
記起立棒25を突出する起立棒付き部材27と、上記第1固
定リング22a 内面へ嵌着させた第2固定リング22b か
ら、ほゞ等間隔に複数のばね板23を渦巻き状に突設し、
これ等ばね板先端を、上記吸込み弁孔9上面を開閉自在
に閉塞する弁板24外周面へ付設した弁板付き部材28とで
形成している。
【0020】上記図4、図5のポペット21はそれぞれ合
成樹脂で一体成形したものであり、図6の場合は起立棒
付き部材27と弁板付き部材28とを、それぞれ合成樹脂で
一体成形して第1固定リング22a の下部内へ第2固定リ
ング22b を嵌着させればよい。
成樹脂で一体成形したものであり、図6の場合は起立棒
付き部材27と弁板付き部材28とを、それぞれ合成樹脂で
一体成形して第1固定リング22a の下部内へ第2固定リ
ング22b を嵌着させればよい。
【0021】
【考案の効果】本案は既述構成とするもので、シリンダ
8の底部内面へ直接ないし間接に固定させる固定リング
の複数箇所からほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突設
し、そのばね板先端を吸込み弁孔を開閉する弁板24外周
面へ付設したから、容器体内収納のクリーム状物の粘度
が大であっても、そのために吐出弁の開閉が不完全とな
ることがない。又そのように形成したから各ばね板24が
ポペット起立棒25の邪魔となることがない。
8の底部内面へ直接ないし間接に固定させる固定リング
の複数箇所からほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突設
し、そのばね板先端を吸込み弁孔を開閉する弁板24外周
面へ付設したから、容器体内収納のクリーム状物の粘度
が大であっても、そのために吐出弁の開閉が不完全とな
ることがない。又そのように形成したから各ばね板24が
ポペット起立棒25の邪魔となることがない。
【図1】本案容器の断面図である。
【図2】ヘッド下降時での要部断面図である。
【図3】ヘッド上昇時での要部断面図である。
【図4】図1から図3が示す容器に使用したポペットを
一部切欠いて示す斜視図である。
一部切欠いて示す斜視図である。
【図5】別実施例で示す、ポペットの斜視図である。
【図6】更に別実施例で示す、ポペットの分解斜視図で
ある。
ある。
【図7】従来例容器の半断面図である。
21 ポペット 22 固定リング 25 起立棒
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダ8底部の吸込み弁孔9を閉塞す
るポペット21の起立棒25外面へ、ノズル付きヘッド11か
ら垂下するステム15を上下動可能に嵌合させると共に、
そのステムの下部外面へ、該ステムに対し一定範囲で上
下動可能に嵌合させた筒状ピストン20を上記シリンダ内
へ上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピストンが上下動
するステム部分下部に吐出弁孔16を穿設して、該吐出弁
孔と筒状ピストンとで吐出弁を形成させたポンプ付きの
クリーム状物吐出容器において、上記ポペット21を、シ
リンダ8底部内に嵌着させる固定リング22の複数箇所か
らほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突設し、それ等ば
ね板先端を、上記吸込み弁孔9上面を開閉自在に閉塞す
る弁板24外周面に付設して、該弁板中心から上記起立棒
25を突出して形成したことを特徴とするクリーム状物吐
出容器。 - 【請求項2】 シリンダ8底部の吸込み弁孔9を閉塞す
るポペット21の起立棒25外面へ、ノズル付きヘッド11か
ら垂下するステム15を上下動可能に嵌合させると共に、
そのステムの下部外面へ、該ステムに対し一定範囲で上
下動可能に嵌合させた筒状ピストン20を上記シリンダ内
へ上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピストンが上下動
するステム部分下部に吐出弁孔16を穿設して、該吐出弁
孔と筒状ピストンとで吐出弁を形成させたポンプ付きの
クリーム状物吐出容器において、ポペット21を、シリン
ダ8底部内へ嵌着させる固定リング22の下部内面複数箇
所から、ほゞ等間隔にばね板23を渦巻き状に突設してそ
れ等各ばね板先端を上記吸込み弁孔9上面を開閉自在に
閉塞する弁板24外周面に付設すると共に、上記固定リン
グ上面から弁板24上方へ複数の支持板26を突出し、これ
等支持板先端から上記起立棒25を突出して形成したこと
を特徴とするクリーム状物吐出容器。 - 【請求項3】 シリンダ8底部の吸込み弁孔9を閉塞す
るポペット21の起立棒25外面へ、ノズル付きヘッド11か
ら垂下するステム15を上下動可能に嵌合させると共に、
そのステムの下部外面へ、該ステムに対し一定範囲で上
下動可能に嵌合させた筒状ピストン20を上記シリンダ内
へ上下動可能に嵌合させ、かつ該筒状ピストンが上下動
するステム部分下部に吐出弁孔16を穿設して、該吐出弁
孔と筒状ピストンとで吐出弁を形成させたポンプ付きの
クリーム状物吐出容器において、ポペット21を、シリン
ダ8底部内へ嵌着させる第1固定リング22a の上部か
ら、該リング中心方向へ複数の支持板26を突出し、かつ
これ等各支持板先端から上記起立棒25を突出する起立棒
付き部材27と、上記第1固定リング22a 内面へ嵌着させ
た第2固定リング22b からほゞ等間隔に複数のばね板23
を渦巻き状に突設し、これ等ばね板先端を、上記吸込み
弁孔9上面を開閉自在に閉塞する弁板24外周面に付設す
る弁板付き部材28とで、形成したことを特徴とするクリ
ーム状物吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1717492U JP2565402Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | クリーム状物吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1717492U JP2565402Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | クリーム状物吐出容器 |
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-
1992
- 1992-02-21 JP JP1717492U patent/JP2565402Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0568888U (ja) | 1993-09-17 |
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