JP2564053Y2 - 搬入機 - Google Patents
搬入機Info
- Publication number
- JP2564053Y2 JP2564053Y2 JP1992086843U JP8684392U JP2564053Y2 JP 2564053 Y2 JP2564053 Y2 JP 2564053Y2 JP 1992086843 U JP1992086843 U JP 1992086843U JP 8684392 U JP8684392 U JP 8684392U JP 2564053 Y2 JP2564053 Y2 JP 2564053Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- pulley
- base frame
- moving frame
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/74—Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
- B65G47/82—Rotary or reciprocating members for direct action on articles or materials, e.g. pushers, rakes, shovels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/74—Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
- B65G47/90—Devices for picking-up and depositing articles or materials
- B65G47/901—Devices for picking-up and depositing articles or materials provided with drive systems with rectilinear movements only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Relays Between Conveyors (AREA)
- Reciprocating Conveyors (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、製壜機または成形機
などで成形された壜体または食器類などを搬送コンベア
から徐冷炉または乾燥炉へ整列搬入する搬入機に関す
る。
などで成形された壜体または食器類などを搬送コンベア
から徐冷炉または乾燥炉へ整列搬入する搬入機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガラス壜あるいはガラス食器などの製造
工程ではいわゆるスタッカーと呼ばれる搬入機が用いら
れる。ここで使用されるスタッカーは、たとえば、徐冷
炉前部のフロントコンベアで整列された多数の壜体を該
コンベアの移動速度に合わせながら、コンベアの進行方
向と直角方向の徐冷炉内へ送り込むものであるから、前
後左右の組み合わされた動きが必要とされる。
工程ではいわゆるスタッカーと呼ばれる搬入機が用いら
れる。ここで使用されるスタッカーは、たとえば、徐冷
炉前部のフロントコンベアで整列された多数の壜体を該
コンベアの移動速度に合わせながら、コンベアの進行方
向と直角方向の徐冷炉内へ送り込むものであるから、前
後左右の組み合わされた動きが必要とされる。
【0003】このような装置では、送り込まれてくる壜
体の種類が変更されたり、あるいは徐冷炉内での壜並び
を変更したりすると、スタッカーの動きも当然変えなけ
ればならない。しかしながら、従来装置では別個のカム
を製作し、作動に合わせて交換しなければならないとい
う極めて煩雑な作業を伴う。特に、近年では生産状況が
少量多品種化しているので、この対応が大変であった。
体の種類が変更されたり、あるいは徐冷炉内での壜並び
を変更したりすると、スタッカーの動きも当然変えなけ
ればならない。しかしながら、従来装置では別個のカム
を製作し、作動に合わせて交換しなければならないとい
う極めて煩雑な作業を伴う。特に、近年では生産状況が
少量多品種化しているので、この対応が大変であった。
【0004】本考案者らは、先に、ベースフレームと、
第一駆動装置によって走行する前後動フレームと、第二
駆動装置によって走行する左右動フレームと、第三駆動
装置によって走行する上下動フレームと、前記上下動フ
レームに設けられたプッシャーとからなることを特徴と
する搬入機を提案した。
第一駆動装置によって走行する前後動フレームと、第二
駆動装置によって走行する左右動フレームと、第三駆動
装置によって走行する上下動フレームと、前記上下動フ
レームに設けられたプッシャーとからなることを特徴と
する搬入機を提案した。
【0005】上記装置によれば、スタッカーの前後左右
および上下の動きを別個の独立した駆動機構によって行
うため、複雑な動きを簡単に行うことができる。しかる
に、この装置にあっては、斜め方向への移動は縦方向お
よび横方向への動きの複合によってなされるため、スタ
ッカーの移動がスムーズに行われにくいという問題があ
る。また、駆動装置など部品の点数が多くなるだけでな
く、駆動部の重量が大であるためモーターの出力を大き
くしなければならず、装置製作のためのコストを上昇さ
せる原因となっていた。
および上下の動きを別個の独立した駆動機構によって行
うため、複雑な動きを簡単に行うことができる。しかる
に、この装置にあっては、斜め方向への移動は縦方向お
よび横方向への動きの複合によってなされるため、スタ
ッカーの移動がスムーズに行われにくいという問題があ
る。また、駆動装置など部品の点数が多くなるだけでな
く、駆動部の重量が大であるためモーターの出力を大き
くしなければならず、装置製作のためのコストを上昇さ
せる原因となっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、この考案
は、スタッカーなどの搬入機において、その前後左右お
よび斜め、さらに上下の複雑な動きを容易に制御するこ
とができるだけでなく、簡単な構造で装置を軽量化しコ
ストを軽減することのできる搬入機を提供しようとする
ものである。
は、スタッカーなどの搬入機において、その前後左右お
よび斜め、さらに上下の複雑な動きを容易に制御するこ
とができるだけでなく、簡単な構造で装置を軽量化しコ
ストを軽減することのできる搬入機を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この考案は、
ベースフレームと、前記ベースフレームに固設された直
動ガイドに沿って左右に動く左右動フレームと、前記左
右動フレームに固設された直動ガイドに沿って前後に動
く前後動フレームと、前記前後動フレームの先端に取り
付けられたプッシャーとを有し、前記ベースフレームの
左右両側には、駆動軸にプーリーまたはスプロケットが
はめられたサーボモーターが各々取り付けられ、前記左
右動フレームには、前記前後動フレームの両外側位置に
各々前後2つのプーリーまたはスプロケットが取り付け
られ、前記前後動フレームの後部にはプーリーまたはス
プロケットが取り付けられ、前記サーボモーターの駆動
により駆動されるベルトまたはチェーンが、前記各プー
リーまたはスプロケットに掛けられて両端が前記前後動
フレームの前部両側に固定されてなることを特徴とする
搬入機に係る。
ベースフレームと、前記ベースフレームに固設された直
動ガイドに沿って左右に動く左右動フレームと、前記左
右動フレームに固設された直動ガイドに沿って前後に動
く前後動フレームと、前記前後動フレームの先端に取り
付けられたプッシャーとを有し、前記ベースフレームの
左右両側には、駆動軸にプーリーまたはスプロケットが
はめられたサーボモーターが各々取り付けられ、前記左
右動フレームには、前記前後動フレームの両外側位置に
各々前後2つのプーリーまたはスプロケットが取り付け
られ、前記前後動フレームの後部にはプーリーまたはス
プロケットが取り付けられ、前記サーボモーターの駆動
により駆動されるベルトまたはチェーンが、前記各プー
リーまたはスプロケットに掛けられて両端が前記前後動
フレームの前部両側に固定されてなることを特徴とする
搬入機に係る。
【0008】また前記ベースフレームが上下に揺動可能
に本体フレームに軸着されて、前記ベースフレームの揺
動装置がベースフレームと本体フレーム間に取り付けら
れたことを特徴とする搬入機に係る。
に本体フレームに軸着されて、前記ベースフレームの揺
動装置がベースフレームと本体フレーム間に取り付けら
れたことを特徴とする搬入機に係る。
【0009】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説
明する。図1はこの考案の搬入機の一例を示す斜視図、
図2は左右動フレームと前後動フレームの一例を示す斜
視図、図3はその3矢視図、図4は図2の4矢視図であ
る。
明する。図1はこの考案の搬入機の一例を示す斜視図、
図2は左右動フレームと前後動フレームの一例を示す斜
視図、図3はその3矢視図、図4は図2の4矢視図であ
る。
【0010】図5および図6はこの考案の搬入機の作動
状態を概略的に示す図で、図5は前後左右に動かす状
態、図6は斜め前後左右に動かす状態である。
状態を概略的に示す図で、図5は前後左右に動かす状
態、図6は斜め前後左右に動かす状態である。
【0011】図7および図7はこの考案の他の例を示し
たもので、図7はその正面図、図8はその右側面図であ
る。
たもので、図7はその正面図、図8はその右側面図であ
る。
【0012】図1に示されるように、この考案の搬入機
10はベースフレーム11と左右動フレーム20と前後
動フレーム30とプッシャー40とからなり、図示しな
いコンベアなどによって搬送される壜体を、コンベアの
速度と同調しながら当該コンベアの進行方向と直角方向
の徐冷炉90内に送り込むものである。
10はベースフレーム11と左右動フレーム20と前後
動フレーム30とプッシャー40とからなり、図示しな
いコンベアなどによって搬送される壜体を、コンベアの
速度と同調しながら当該コンベアの進行方向と直角方向
の徐冷炉90内に送り込むものである。
【0013】以下各部の構造を順に説明する。ベースフ
レーム11は、図2ないし図4に示されるように、本搬
入機10の基礎部分であって、通常矩形に形成されてい
る。そして、このベースフレーム11の上面には2本の
平行なレール部材よりなる直動ガイド12が固設されて
いるとともに、左右両側には本考案の搬入機10を作動
するサーボモーター60,61が取り付けられている。
このサーボモーター60,61の駆動軸62,63に
は、同一外径の左側プーリー50および右側プーリー5
1がはめられている。
レーム11は、図2ないし図4に示されるように、本搬
入機10の基礎部分であって、通常矩形に形成されてい
る。そして、このベースフレーム11の上面には2本の
平行なレール部材よりなる直動ガイド12が固設されて
いるとともに、左右両側には本考案の搬入機10を作動
するサーボモーター60,61が取り付けられている。
このサーボモーター60,61の駆動軸62,63に
は、同一外径の左側プーリー50および右側プーリー5
1がはめられている。
【0014】左右動フレーム20は、その下面に前記直
動ガイド12に沿って滑動するスライダー部材21が設
けられていて、当該ベースフレーム11上を左右に移動
する。この左右動フレーム20の上面には、次に述べる
前後動フレーム30が滑動する直動ガイド22が固設さ
れているとともに、前後動フレーム30の左右両外側位
置にそれぞれ2つのプーリー52,53,54,55が
設けられている。なお、この実施例において、前記直動
ガイド22は、前後動フレーム30下面に設けられたレ
ール部材32と係合して摺動するスライダー部材よりな
る。
動ガイド12に沿って滑動するスライダー部材21が設
けられていて、当該ベースフレーム11上を左右に移動
する。この左右動フレーム20の上面には、次に述べる
前後動フレーム30が滑動する直動ガイド22が固設さ
れているとともに、前後動フレーム30の左右両外側位
置にそれぞれ2つのプーリー52,53,54,55が
設けられている。なお、この実施例において、前記直動
ガイド22は、前後動フレーム30下面に設けられたレ
ール部材32と係合して摺動するスライダー部材よりな
る。
【0015】前後動フレーム30は、前述したように、
その下面に2本の平行なレール部材32が設けられてい
て、前記左右動フレーム20上面の直動ガイド22に沿
って前後に滑動する。この前後動フレーム30の後部に
はプーリー56,57が設けられている。
その下面に2本の平行なレール部材32が設けられてい
て、前記左右動フレーム20上面の直動ガイド22に沿
って前後に滑動する。この前後動フレーム30の後部に
はプーリー56,57が設けられている。
【0016】プッシャー40は、図1の鎖線で示される
ように、所定本数の壜体を保持する壜保持部41を有
し、前記前後動フレーム30先端に設けられている。こ
のプッシャー40は前記前後動フレーム30の前進後退
によって、徐冷炉90と図示しないコンベアなどとの間
を往復し壜体を移送する。
ように、所定本数の壜体を保持する壜保持部41を有
し、前記前後動フレーム30先端に設けられている。こ
のプッシャー40は前記前後動フレーム30の前進後退
によって、徐冷炉90と図示しないコンベアなどとの間
を往復し壜体を移送する。
【0017】また、前記各サーボモーター60,61に
よって駆動する左側プーリー50および右側プーリー5
1と、前記左右動フレーム20上のプーリー52,5
3,54,55と前後動フレーム30後部のプーリー5
6,57は、その端部を前後動フレーム30の前部左右
両外側に固定されたベルト65によって一体に掛け渡さ
れている。符号66,66は前記ベルト65の各固定部
である。前記左右動フレーム20と前後動フレーム30
の作動は、前記ベースフレーム11の左右両側に設けら
れたサーボモーター60,61によってなされる。すな
わち、前記左側プーリー50と右側プーリー51を適宜
の回転数および回転方向で回転させてベルト65を駆動
することにより、前記固定部66,66と各プーリー5
0,51間のベルト65の長さを変化させ、もって左右
動フレーム20および前後動フレーム30の位置を移動
させることができるのである。
よって駆動する左側プーリー50および右側プーリー5
1と、前記左右動フレーム20上のプーリー52,5
3,54,55と前後動フレーム30後部のプーリー5
6,57は、その端部を前後動フレーム30の前部左右
両外側に固定されたベルト65によって一体に掛け渡さ
れている。符号66,66は前記ベルト65の各固定部
である。前記左右動フレーム20と前後動フレーム30
の作動は、前記ベースフレーム11の左右両側に設けら
れたサーボモーター60,61によってなされる。すな
わち、前記左側プーリー50と右側プーリー51を適宜
の回転数および回転方向で回転させてベルト65を駆動
することにより、前記固定部66,66と各プーリー5
0,51間のベルト65の長さを変化させ、もって左右
動フレーム20および前後動フレーム30の位置を移動
させることができるのである。
【0018】前記サーボモーター60,61は、その回
転方向および回転速度を関連づけて制御することができ
るようになっていて、前記左右動フレーム20および前
後動フレーム30の移動方向を種々に変化させ、もって
プッシャー40の作動方向を前後左右のみならず斜め方
向へと複雑かつスムーズに変化させることができる。な
お、前記各プーリー50ないし57を公知のスプロケッ
トによって構成することも可能であり、その際はベルト
をチェーンに代替して用いる。
転方向および回転速度を関連づけて制御することができ
るようになっていて、前記左右動フレーム20および前
後動フレーム30の移動方向を種々に変化させ、もって
プッシャー40の作動方向を前後左右のみならず斜め方
向へと複雑かつスムーズに変化させることができる。な
お、前記各プーリー50ないし57を公知のスプロケッ
トによって構成することも可能であり、その際はベルト
をチェーンに代替して用いる。
【0019】図5および図6にこの考案の搬入機の作動
例を示す。図中の符号において、図1と同一の符号は同
一の部材を示す。図5の(A)に示されるように、左側
プーリー50および右側プーリー51をともに同一速度
で右方向に回転することによって前後動フレーム30
(プッシャー)は右に移動する。そして、(B)のよう
に、左側プーリー50と、右側プーリー51を左に同一
速度で回転することにより前後動フレーム30は左に移
動する。さらに、(C)に図示したように、左側プーリ
ー50を右に、右側プーリー51を左に同一速度で回転
すると前後動フレーム30は前進し、左側プーリー50
を左に、右側プーリー51を右に同一速度で回転すると
(D)のように前後動フレーム30は後退する。
例を示す。図中の符号において、図1と同一の符号は同
一の部材を示す。図5の(A)に示されるように、左側
プーリー50および右側プーリー51をともに同一速度
で右方向に回転することによって前後動フレーム30
(プッシャー)は右に移動する。そして、(B)のよう
に、左側プーリー50と、右側プーリー51を左に同一
速度で回転することにより前後動フレーム30は左に移
動する。さらに、(C)に図示したように、左側プーリ
ー50を右に、右側プーリー51を左に同一速度で回転
すると前後動フレーム30は前進し、左側プーリー50
を左に、右側プーリー51を右に同一速度で回転すると
(D)のように前後動フレーム30は後退する。
【0020】また、(E)に示されるように、左側プー
リー50を停止するかあるいは右側プーリー51より低
速で右または左に回転し、右側プーリー51を左に回転
することによって前後動フレーム30は斜め左上方向に
移動する。左側プーリー50を停止するかあるいは右側
プーリー51より遅い速度で右または左に回転し、右側
プーリー51を右に回転することにより、(F)のよう
に前後動フレーム30を斜め右下方向に移動する。さら
に、(G)に図示したように、左側プーリー50を左
に、右側プーリー51を停止するかあるいは左側プーリ
ー50より低速で左または右に回転すると前後動フレー
ム30は斜め右上方向に前進し、左側プーリー50を右
に、右側プーリー51を停止するかあるいは左側プーリ
ー50より低速で左または右に回転すると(H)のよう
に前後動フレーム30は斜め左下方向に後退する。な
お、左側プーリー50と右側プーリー51との相対的な
回転速度を変化させることにより、斜め方向への移動角
度を変化させることができる。
リー50を停止するかあるいは右側プーリー51より低
速で右または左に回転し、右側プーリー51を左に回転
することによって前後動フレーム30は斜め左上方向に
移動する。左側プーリー50を停止するかあるいは右側
プーリー51より遅い速度で右または左に回転し、右側
プーリー51を右に回転することにより、(F)のよう
に前後動フレーム30を斜め右下方向に移動する。さら
に、(G)に図示したように、左側プーリー50を左
に、右側プーリー51を停止するかあるいは左側プーリ
ー50より低速で左または右に回転すると前後動フレー
ム30は斜め右上方向に前進し、左側プーリー50を右
に、右側プーリー51を停止するかあるいは左側プーリ
ー50より低速で左または右に回転すると(H)のよう
に前後動フレーム30は斜め左下方向に後退する。な
お、左側プーリー50と右側プーリー51との相対的な
回転速度を変化させることにより、斜め方向への移動角
度を変化させることができる。
【0021】以下の表に左右プーリーの回転状態と前後
動フレーム(プッシャー)の作動状態を示す。 *印は相対するプーリーより低速で行われる左右の回転
を含む。
動フレーム(プッシャー)の作動状態を示す。 *印は相対するプーリーより低速で行われる左右の回転
を含む。
【0022】図7および図8はこの考案の他の例を示し
たものである。この実施例では、ベースフレーム70
が、揺動装置80を介して本体フレーム90に軸着され
ている。符号71は左右動フレーム、72は前後動フレ
ーム、73は前記ベースフレーム70に固設された直動
ガイド、74は前記左右動フレーム71に固設された直
動ガイド、75はベースフレーム70に設けられた揺動
装置80の取付部、91は揺動軸である。この例におい
て、前記揺動装置80は公知のシリンダ装置よりなり、
その作動によってベースフレーム70を揺動軸91を中
心に上下に揺動させ、もってプッシャーを上下に作動さ
せることができる。なお、この揺動装置80は、シリン
ダ装置に限定されることはなく、公知のクランク機構、
カム機構、スクリュージャッキなどを用いることも可能
である。
たものである。この実施例では、ベースフレーム70
が、揺動装置80を介して本体フレーム90に軸着され
ている。符号71は左右動フレーム、72は前後動フレ
ーム、73は前記ベースフレーム70に固設された直動
ガイド、74は前記左右動フレーム71に固設された直
動ガイド、75はベースフレーム70に設けられた揺動
装置80の取付部、91は揺動軸である。この例におい
て、前記揺動装置80は公知のシリンダ装置よりなり、
その作動によってベースフレーム70を揺動軸91を中
心に上下に揺動させ、もってプッシャーを上下に作動さ
せることができる。なお、この揺動装置80は、シリン
ダ装置に限定されることはなく、公知のクランク機構、
カム機構、スクリュージャッキなどを用いることも可能
である。
【0023】
【考案の効果】以上図示し説明したように、この考案の
搬入機によれば、プッシャーの前後左右および斜め方向
に加えて上下への複雑な動きが、単一の装置で簡単かつ
確実に行うことができる。また、装置の構造が簡単で軽
量化を達成することができるだけでなく、コスト的にも
大きな利点を有するものである。
搬入機によれば、プッシャーの前後左右および斜め方向
に加えて上下への複雑な動きが、単一の装置で簡単かつ
確実に行うことができる。また、装置の構造が簡単で軽
量化を達成することができるだけでなく、コスト的にも
大きな利点を有するものである。
【図1】この考案の搬入機の一例を示す斜視図である。
【図2】左右動フレームと前後動フレームの一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】その3矢視図である。
【図4】図2の4矢視図である。
【図5】この考案の搬入機を前後左右に動かす状態を概
略的に示した図である。
略的に示した図である。
【図6】この考案の搬入機を斜め前後左右に動かす状態
を概略的に示した図である。
を概略的に示した図である。
【図7】この考案の他の例を示す正面図である。
【図8】その右側面図である。
10 搬入機 11 ベースフレーム 12 直動ガイド 20 左右動フレーム 22 直動ガイド 30 前後動フレーム 40 プッシャー 50 左側プーリー 51 右側プーリー 60 サーボモーター 61 サーボモーター 62 駆動軸 63 駆動軸 65 ベルト
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースフレームと、 前記ベースフレームに固設された直動ガイドに沿って左
右に動く左右動フレームと、 前記左右動フレームに固設された直動ガイドに沿って前
後に動く前後動フレームと、 前記前後動フレームの先端に取り付けられたプッシャー
とを有し、 前記ベースフレームの左右両側には、駆動軸にプーリー
またはスプロケットがはめられたサーボモーターが各々
取り付けられ、 前記左右動フレームには、前記前後動フレームの両外側
位置に各々前後2つのプーリーまたはスプロケットが取
り付けられ、 前記前後動フレームの後部にはプーリーまたはスプロケ
ットが取り付けられ、 前記サーボモーターの駆動により駆動されるベルトまた
はチェーンが、前記各プーリーまたはスプロケットに掛
けられて両端が前記前後動フレームの前部両側に固定さ
れてなることを特徴とする搬入機。 - 【請求項2】 請求項1において、ベースフレームが上
下に揺動可能に本体フレームに軸着されて、前記ベース
フレームの揺動装置がベースフレームと本体フレーム間
に取り付けられたことを特徴とする搬入機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086843U JP2564053Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 搬入機 |
US08/128,214 US5343999A (en) | 1992-11-24 | 1993-09-29 | Feeding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086843U JP2564053Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 搬入機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645940U JPH0645940U (ja) | 1994-06-24 |
JP2564053Y2 true JP2564053Y2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=13898099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992086843U Expired - Lifetime JP2564053Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 搬入機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5343999A (ja) |
JP (1) | JP2564053Y2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5830094A (en) * | 1995-11-03 | 1998-11-03 | Brown & Sharpe Manufacturing Company | Transmission for converting rotary motion into linear motion |
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