JP2553599Y2 - ウエザーストリップ取付構造 - Google Patents
ウエザーストリップ取付構造Info
- Publication number
- JP2553599Y2 JP2553599Y2 JP1992027051U JP2705192U JP2553599Y2 JP 2553599 Y2 JP2553599 Y2 JP 2553599Y2 JP 1992027051 U JP1992027051 U JP 1992027051U JP 2705192 U JP2705192 U JP 2705192U JP 2553599 Y2 JP2553599 Y2 JP 2553599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- weather strip
- vehicle
- anchor
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000012438 extruded product Nutrition 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、4ドアハードトップ車
のドリップラインウエザーストリップの中、センターピ
ラー部に取付けるウエザーストリップの取付けを確実に
するものである。
のドリップラインウエザーストリップの中、センターピ
ラー部に取付けるウエザーストリップの取付けを確実に
するものである。
【0002】
【従来の技術】図中に二等辺三角形の頂角から下した中
線の一方を塗潰した記号を使用しているが、これは塗潰
し側が型成形部を表わし、非塗潰し側が押出成形部を表
わしている。従来、4ドアハードトップ車のドリップラ
インウエザーストリップ20の中、センターピラー部に
取付けるものとして、図1乃至図7に示すように前後方
向に対称且つ一体の中空状シール部30,30を設け、
その中心線上内側にウエザーストリップホルダー50に
嵌着する錨形リップ40を突設したものが使用されてい
る。なお、ウエザーストリップホルダー50は、前記中
空状シール部30,30の裏面を当接させる断面ハの字
状に配置した2枚の金属板の車外側部分を前後対称にな
るようへの字状に折り曲げ、その間に前記錨形リップ4
0を差込むリップ差込み部分51,51を形成し、その
差込み部分51,51の先端をそれぞれ内側に折返し、
差込んだリップ40が抜けないよう両側の先端を引掛け
るリップ掛止部52,52を形成したものである。
線の一方を塗潰した記号を使用しているが、これは塗潰
し側が型成形部を表わし、非塗潰し側が押出成形部を表
わしている。従来、4ドアハードトップ車のドリップラ
インウエザーストリップ20の中、センターピラー部に
取付けるものとして、図1乃至図7に示すように前後方
向に対称且つ一体の中空状シール部30,30を設け、
その中心線上内側にウエザーストリップホルダー50に
嵌着する錨形リップ40を突設したものが使用されてい
る。なお、ウエザーストリップホルダー50は、前記中
空状シール部30,30の裏面を当接させる断面ハの字
状に配置した2枚の金属板の車外側部分を前後対称にな
るようへの字状に折り曲げ、その間に前記錨形リップ4
0を差込むリップ差込み部分51,51を形成し、その
差込み部分51,51の先端をそれぞれ内側に折返し、
差込んだリップ40が抜けないよう両側の先端を引掛け
るリップ掛止部52,52を形成したものである。
【0003】しかしながら、このセンターピラー部に取
付けるウエザーストリップ20の上端部Y並びに下端部
Xは型成形品によらざるを得ず、金型(底型)の強度確
保並びに生産性保持のため、例えば、下端部Xについて
は、図4に示す金型70を使用し、図4乃至図7に示す
形状の製品を得ている。その際、直線状押出成形品の型
成形部分との接続部分E約50mmにも金型を挿入する
ため、型成形部分F約50mmを含めて約100mmは
錨形リップ40が、熱により図7に示すように小さくく
せ付けされ、ウエザーストリップホルダー50のリップ
掛止部52,52に掛止不能になり、ウエザーストリッ
プ20が浮上がったり、位置ずれしたりすると言う不具
合が発生すると言う問題点がある。
付けるウエザーストリップ20の上端部Y並びに下端部
Xは型成形品によらざるを得ず、金型(底型)の強度確
保並びに生産性保持のため、例えば、下端部Xについて
は、図4に示す金型70を使用し、図4乃至図7に示す
形状の製品を得ている。その際、直線状押出成形品の型
成形部分との接続部分E約50mmにも金型を挿入する
ため、型成形部分F約50mmを含めて約100mmは
錨形リップ40が、熱により図7に示すように小さくく
せ付けされ、ウエザーストリップホルダー50のリップ
掛止部52,52に掛止不能になり、ウエザーストリッ
プ20が浮上がったり、位置ずれしたりすると言う不具
合が発生すると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップの錨形リップは、
その型成形部分とそれに接続する押出部分の一部が成形
時、熱により小さくくせ付けされ、ウエザーストリップ
ホルダー50のリップ掛止部52,52に掛止不能にな
ると言う不具合が発生することである。
点は、上記従来のウエザーストリップの錨形リップは、
その型成形部分とそれに接続する押出部分の一部が成形
時、熱により小さくくせ付けされ、ウエザーストリップ
ホルダー50のリップ掛止部52,52に掛止不能にな
ると言う不具合が発生することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、車外に向かっ
て互いに平行なリップ差込み部分51,51を形成し、
その差込み部分51,51の先端を折返してリップ掛止
部52,52を形成したセンターピラー用ウエザースト
リップホルダー50に取付けるウエザーストリップであ
って、ウエザーストリップ20の中心線上内側に突設し
た錨形リップ40に、その先端側から基部へ向かって嵌
込み可能に、且つ前記ウエザーストリップホルダー50
のリップ掛止部52,52に掛止可能に、車外側が開い
た断面V字状に形成し且つ両開口端から中心線に向かっ
て開口を狭める如く鈎部61,61を形成してなる嵌着
補助部材60を配置してある。
て互いに平行なリップ差込み部分51,51を形成し、
その差込み部分51,51の先端を折返してリップ掛止
部52,52を形成したセンターピラー用ウエザースト
リップホルダー50に取付けるウエザーストリップであ
って、ウエザーストリップ20の中心線上内側に突設し
た錨形リップ40に、その先端側から基部へ向かって嵌
込み可能に、且つ前記ウエザーストリップホルダー50
のリップ掛止部52,52に掛止可能に、車外側が開い
た断面V字状に形成し且つ両開口端から中心線に向かっ
て開口を狭める如く鈎部61,61を形成してなる嵌着
補助部材60を配置してある。
【0006】
【実施例】実施例について図面によって説明すると、2
0は4ドアハードトップ車のドリップラインウエザース
トリップであって、そのうち、本考案に関係のあるセン
ターピラー部に取付けるものは、前後方向に対称且つ一
体の中空状シール部30,30を設け、その中心線上内
側に後記ウエザーストリップホルダー50に嵌着する錨
形リップ40を突設してある。ウエザーストリップホル
ダー50の構成について説明すると、前記中空状シール
部30,30の裏面を当接させる2枚の金属板を車外に
向かって断面ハの字状に配置し、さらにその車外側部分
を前後対称に、への字状に折り曲げ、その間に前記錨形
リップ40を差込むリップ差込み部分51,51を形成
し、その差込み部分51,51の先端をそれぞれ内側に
折返し、差込んだリップ40が抜けないように両側の先
端を引掛けるリップ掛止部52,52を形成したもので
ある。また、本考案のウエザーストリップ取付用錨形リ
ップ嵌着補助部材60は、車外側が開いた断面V字状に
形成してあって、前記錨形リップ40にその先端側から
基部へ向かって嵌込み可能にしてある。しかも、その幅
はリップ差込み部分51,51の間隔に等しくすると共
に、両開口端から中心線に向かって開口を狭める鈎部6
1,61を形成してあって、嵌込んだ錨形リップ40が
抜けないように、前記ウエザーストリップホルダー50
のリップ掛止部52,52に掛止可能にしてある。
0は4ドアハードトップ車のドリップラインウエザース
トリップであって、そのうち、本考案に関係のあるセン
ターピラー部に取付けるものは、前後方向に対称且つ一
体の中空状シール部30,30を設け、その中心線上内
側に後記ウエザーストリップホルダー50に嵌着する錨
形リップ40を突設してある。ウエザーストリップホル
ダー50の構成について説明すると、前記中空状シール
部30,30の裏面を当接させる2枚の金属板を車外に
向かって断面ハの字状に配置し、さらにその車外側部分
を前後対称に、への字状に折り曲げ、その間に前記錨形
リップ40を差込むリップ差込み部分51,51を形成
し、その差込み部分51,51の先端をそれぞれ内側に
折返し、差込んだリップ40が抜けないように両側の先
端を引掛けるリップ掛止部52,52を形成したもので
ある。また、本考案のウエザーストリップ取付用錨形リ
ップ嵌着補助部材60は、車外側が開いた断面V字状に
形成してあって、前記錨形リップ40にその先端側から
基部へ向かって嵌込み可能にしてある。しかも、その幅
はリップ差込み部分51,51の間隔に等しくすると共
に、両開口端から中心線に向かって開口を狭める鈎部6
1,61を形成してあって、嵌込んだ錨形リップ40が
抜けないように、前記ウエザーストリップホルダー50
のリップ掛止部52,52に掛止可能にしてある。
【0007】作用について説明すると、ウエザーストリ
ップ取付用錨形リップ嵌着補助部材60をウエザースト
リップ20の上端部Y並びに下端部Xの小さくくせ付け
され、つぶれた錨形リップ40に嵌込むことによって、
図9に示す如く、錨形リップ嵌着補助部材60を介し
て、錨形リップ40がウエザーストリップホルダー50
のリップ掛止部52,52に掛止されるため、ウエザー
ストリップ20が浮上がったり、位置ずれしたりするこ
とはない。
ップ取付用錨形リップ嵌着補助部材60をウエザースト
リップ20の上端部Y並びに下端部Xの小さくくせ付け
され、つぶれた錨形リップ40に嵌込むことによって、
図9に示す如く、錨形リップ嵌着補助部材60を介し
て、錨形リップ40がウエザーストリップホルダー50
のリップ掛止部52,52に掛止されるため、ウエザー
ストリップ20が浮上がったり、位置ずれしたりするこ
とはない。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
ウエザーストリップ20の型成形部分とそれに接続する
押出部分の一部の錨形リップ40の成形時、熱により小
さくくせ付けされても、錨形リップ嵌着補助部材60を
嵌込むことにより、ウエザーストリップホルダー50の
リップ掛止部52,52に掛止不能になると言う不具合
を防止することが出来る。
ウエザーストリップ20の型成形部分とそれに接続する
押出部分の一部の錨形リップ40の成形時、熱により小
さくくせ付けされても、錨形リップ嵌着補助部材60を
嵌込むことにより、ウエザーストリップホルダー50の
リップ掛止部52,52に掛止不能になると言う不具合
を防止することが出来る。
【図1】4ドアハードトップ車のドリップラインウエザ
ーストリップの側面図である。
ーストリップの側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】型成形部分とそれに接続される押出成形部分端
部の表側を示す斜視略図である。
部の表側を示す斜視略図である。
【図4】型成形部分とそれに接続される押出成形部分端
部の裏側を示す斜視略図である。
部の裏側を示す斜視略図である。
【図5】型成形用の金型とその製品を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来例の押出成形部分の錨形リップのウエザー
ストリップホルダーに対する嵌合関係を示す断面図であ
る。
ストリップホルダーに対する嵌合関係を示す断面図であ
る。
【図7】従来例の型成形部分及びそれに接続される押出
成形部分端部の錨形リップのウエザーストリップホルダ
ーに対する嵌合関係を示す断面図である。
成形部分端部の錨形リップのウエザーストリップホルダ
ーに対する嵌合関係を示す断面図である。
【図8】本考案の実施例の嵌着補助部材を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】本考案の実施例を型成形部分及びそれに接続さ
れる押出成形部分端部の錨形リップに適用した場合のウ
エザーストリップホルダーに対する嵌合関係を示す断面
図である。
れる押出成形部分端部の錨形リップに適用した場合のウ
エザーストリップホルダーに対する嵌合関係を示す断面
図である。
20 ウエザーストリップ 30 中空状シール部 40 錨形リップ 50 ウエザーストリップホルダー 51 リップ差込み部分 52 リップ掛止部 60 嵌着補助部材 61 鈎部 70 金型
Claims (1)
- 【請求項1】 車外に向かって互いに平行なリップ差込
み部分(51,51)を形成し、その差込み部分(5
1,51)の先端を折返してリップ掛止部(52,5
2)を形成したセンターピラー用ウエザーストリップホ
ルダー(50)に取付けるウエザーストリップであっ
て、ウエザーストリップ(20)の中心線上内側に突設
した錨形リップ(40)に、その先端側から基部へ向か
って嵌込み可能に、且つ前記ウエザーストリップホルダ
ー(50)のリップ掛止部(52,52)に掛止可能
に、車外側が開いた断面V字状に形成し且つ両開口端か
ら中心線に向かって開口を狭める如く鈎部(61,6
1)を形成してなる嵌着補助部材(60)を配置したウ
エザーストリップ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027051U JP2553599Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ウエザーストリップ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027051U JP2553599Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ウエザーストリップ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580914U JPH0580914U (ja) | 1993-11-02 |
JP2553599Y2 true JP2553599Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=12210279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992027051U Expired - Lifetime JP2553599Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ウエザーストリップ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553599Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001222204A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Matsushita Graphic Communication Systems Inc | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1992027051U patent/JP2553599Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0580914U (ja) | 1993-11-02 |
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