JP2552581Y2 - 車両部品取付用クリップ - Google Patents
車両部品取付用クリップInfo
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- JP2552581Y2 JP2552581Y2 JP10620491U JP10620491U JP2552581Y2 JP 2552581 Y2 JP2552581 Y2 JP 2552581Y2 JP 10620491 U JP10620491 U JP 10620491U JP 10620491 U JP10620491 U JP 10620491U JP 2552581 Y2 JP2552581 Y2 JP 2552581Y2
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- Japan
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 14
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 6
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばガーニッシュ・
フロント・ピラー、ガーニッシュ・リア・ピラー等のト
リム部品を車体パネルに固定するため、或いはベンチレ
ーター、カバー・インストルメント・ロアー等の各種イ
ンストルメント部品を固定するために使用される車両部
品取付用クリップに関する。
フロント・ピラー、ガーニッシュ・リア・ピラー等のト
リム部品を車体パネルに固定するため、或いはベンチレ
ーター、カバー・インストルメント・ロアー等の各種イ
ンストルメント部品を固定するために使用される車両部
品取付用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両部品取付用クリップは、プ
レス加工により得られる一枚の鉄板の必要部分を折り曲
げて作成される。図4及び図5は、例えば実開平2−8
8009号公報に開示された従来の車両部品取付用クリ
ップの一例を示し、これらの図において、1’は平板状
のクリップ取付けリブであり、その中間部に車両部品取
付用クリップのフック係止用の係止穴1a’が上下に貫
通して形成されており、車両部品、例えばカバー・イン
ストルメント・ロアー等の表面に直角に立設される。
レス加工により得られる一枚の鉄板の必要部分を折り曲
げて作成される。図4及び図5は、例えば実開平2−8
8009号公報に開示された従来の車両部品取付用クリ
ップの一例を示し、これらの図において、1’は平板状
のクリップ取付けリブであり、その中間部に車両部品取
付用クリップのフック係止用の係止穴1a’が上下に貫
通して形成されており、車両部品、例えばカバー・イン
ストルメント・ロアー等の表面に直角に立設される。
【0003】20’は車両部品取付用クリップであり、
一枚の弾性鉄板をプレス加工して得られるものであり、
長さ方向の中央部を鋭角に折曲され、更にその途中で先
端側が互いに接近するように鈍角に折曲されて図示せぬ
相手方の取付部材、例えばインストルメントパネルの開
口部に差し込まれる係着部21’を構成する。更に、該
係着部21’の上下鉄板の中央部分が後端側を残してコ
字状にプレス切断され、その切断部分を略平行状態で延
設して上下一対の挟持片22’を構成している。前記挟
持片22’は、更にその長さ方向の略中央部で先端が離
反する方向に鈍角に折曲されると共に、その先端は互い
に向い合う方向に折曲されてフック部23’に形成され
ている。この上下に形成された挟持片22’のため、前
記係着部21’の上下表面中央部に前記挟持片22’の
切断形状に等しい切欠部24’が形成されることにな
る。
一枚の弾性鉄板をプレス加工して得られるものであり、
長さ方向の中央部を鋭角に折曲され、更にその途中で先
端側が互いに接近するように鈍角に折曲されて図示せぬ
相手方の取付部材、例えばインストルメントパネルの開
口部に差し込まれる係着部21’を構成する。更に、該
係着部21’の上下鉄板の中央部分が後端側を残してコ
字状にプレス切断され、その切断部分を略平行状態で延
設して上下一対の挟持片22’を構成している。前記挟
持片22’は、更にその長さ方向の略中央部で先端が離
反する方向に鈍角に折曲されると共に、その先端は互い
に向い合う方向に折曲されてフック部23’に形成され
ている。この上下に形成された挟持片22’のため、前
記係着部21’の上下表面中央部に前記挟持片22’の
切断形状に等しい切欠部24’が形成されることにな
る。
【0004】この従来の車両部品取付用クリップ20’
を、図4に示す如く相手側の被取付枠5の開口部5aに
係着するには、まず上下挟持片22’のフック部23’
が前記取付リブ1’の係止穴1a’に係止するまで、ク
リップ取付リブ1’を弾力に抗して上下挟持片22’の
間に差し込み、クリップ取付リブ1’に車両部品取付用
クリップ20’を係止固定する。この状態で、相手側の
被取付枠5の開口部5aに車両部品取付用クリップ2
0’を当てがい、被取付枠5を押し込むと同クリップ2
0’の係着部21’が一旦は開口部5aの縁により弾性
変形し、同開口部5aを挿通された後に原形に復帰して
係着が完了する。
を、図4に示す如く相手側の被取付枠5の開口部5aに
係着するには、まず上下挟持片22’のフック部23’
が前記取付リブ1’の係止穴1a’に係止するまで、ク
リップ取付リブ1’を弾力に抗して上下挟持片22’の
間に差し込み、クリップ取付リブ1’に車両部品取付用
クリップ20’を係止固定する。この状態で、相手側の
被取付枠5の開口部5aに車両部品取付用クリップ2
0’を当てがい、被取付枠5を押し込むと同クリップ2
0’の係着部21’が一旦は開口部5aの縁により弾性
変形し、同開口部5aを挿通された後に原形に復帰して
係着が完了する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種車両部品取付用クリップは上述のように一枚の弾性鉄
板をプレス加工して得られるものであり、上記公報に開
示された車両部品取付用クリップ20’に限らず、係着
部21’の相当の部分はプレスの打ち抜きによる切欠部
24’となっている。そのため、係着部21’の係着力
を強力にしようとする場合には、前記切欠部24’以外
の部分の面積を大きくするか、或いは厚さを大きくする
かして所定の弾力を得るようにせざるを得ず、クリップ
寸法が必然的に大きくなる。
種車両部品取付用クリップは上述のように一枚の弾性鉄
板をプレス加工して得られるものであり、上記公報に開
示された車両部品取付用クリップ20’に限らず、係着
部21’の相当の部分はプレスの打ち抜きによる切欠部
24’となっている。そのため、係着部21’の係着力
を強力にしようとする場合には、前記切欠部24’以外
の部分の面積を大きくするか、或いは厚さを大きくする
かして所定の弾力を得るようにせざるを得ず、クリップ
寸法が必然的に大きくなる。
【0006】一方、上記公報に開示された車両部品取付
用クリップ20’では、上下挟持片22’のフック部2
3’をクリップ取付リブ1’に係止するため、同リブ
1’に係止穴1a’を形成しているが、同リブ1’の強
度を確保するにはそのリブ本体の寸法を大きくせざるを
得ない。
用クリップ20’では、上下挟持片22’のフック部2
3’をクリップ取付リブ1’に係止するため、同リブ
1’に係止穴1a’を形成しているが、同リブ1’の強
度を確保するにはそのリブ本体の寸法を大きくせざるを
得ない。
【0007】本考案は、こうした点を考慮して開発され
たものであり、小型化が達成され、且つ加工が容易な車
両部品取付用クリップを提供しようとするものである。
たものであり、小型化が達成され、且つ加工が容易な車
両部品取付用クリップを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は一枚の弾性鉄板より形成され、長さ方向の
中央部を鋭角に折曲され、更にその途中で先端側を互い
に接近するように鈍角に折曲されてなる相手方取付部材
の開口部に差し込まれる係着部と、該係着部の前記接近
する各先端縁の中央から平行に延設され、前記係着部の
幅より狭い幅をもち取付部材から突出する取付リブを上
下で案内する一対の舌片と、該舌片の付け根にある前記
係着部の左右先端縁から内側に向けて鋭角に折曲される
鋭利爪部とからなることを特徴とする車両部品取付用ク
リップを主要な構成としている。
め、本考案は一枚の弾性鉄板より形成され、長さ方向の
中央部を鋭角に折曲され、更にその途中で先端側を互い
に接近するように鈍角に折曲されてなる相手方取付部材
の開口部に差し込まれる係着部と、該係着部の前記接近
する各先端縁の中央から平行に延設され、前記係着部の
幅より狭い幅をもち取付部材から突出する取付リブを上
下で案内する一対の舌片と、該舌片の付け根にある前記
係着部の左右先端縁から内側に向けて鋭角に折曲される
鋭利爪部とからなることを特徴とする車両部品取付用ク
リップを主要な構成としている。
【0009】
【作用】係着部に切欠部をなくし、使用鉄板の全幅にわ
たってその弾力を活用するため、鉄板の幅を従来の係着
部幅から切欠部幅を差し引いた幅狭寸法に設定でき、し
かも小型化されても従来と同等の係着力が確保される。
たってその弾力を活用するため、鉄板の幅を従来の係着
部幅から切欠部幅を差し引いた幅狭寸法に設定でき、し
かも小型化されても従来と同等の係着力が確保される。
【0010】また、クリップ取付リブの幅もクリップ幅
に等しく成形でき、単に舌片の案内面を長手方向に形成
するだけで足りるため成形を容易にするだけでなく、十
分な強度も確保される。
に等しく成形でき、単に舌片の案内面を長手方向に形成
するだけで足りるため成形を容易にするだけでなく、十
分な強度も確保される。
【0011】
【実施例】以下、本考案の代表的な実施例を添付図面に
基づいて具体的に説明する。図1〜図3は本考案に係る
車両部品取付用クリップ例とその取付状態を示してい
る。
基づいて具体的に説明する。図1〜図3は本考案に係る
車両部品取付用クリップ例とその取付状態を示してい
る。
【0012】これらの図において、1は車両部品、例え
ばカバー・インストルメント・ロアー等の表面に直角に
立設されている適当な幅をもつ平板状のクリップ取付リ
ブであり、同クリップ取付リブ1の上下両面には、長手
方向に沿って左右端縁に突設部1aが形成され、その各
先端はテーパ面とされている。
ばカバー・インストルメント・ロアー等の表面に直角に
立設されている適当な幅をもつ平板状のクリップ取付リ
ブであり、同クリップ取付リブ1の上下両面には、長手
方向に沿って左右端縁に突設部1aが形成され、その各
先端はテーパ面とされている。
【0013】本考案の車両部品取付用クリップ2は、従
来と同様にプレス加工により得られる一枚の弾性鉄板か
ら構成され、図2及び図3に示すように相手方の被着開
口部に差し込まれて係着する係着部21と、上記クリッ
プ取付リブ1を挟持して案内する上下一対の舌片22
と、同取付リブ1の表面に食い込んで同取付リブ1に固
定するための上下一対の鋭利爪部23とからなる。
来と同様にプレス加工により得られる一枚の弾性鉄板か
ら構成され、図2及び図3に示すように相手方の被着開
口部に差し込まれて係着する係着部21と、上記クリッ
プ取付リブ1を挟持して案内する上下一対の舌片22
と、同取付リブ1の表面に食い込んで同取付リブ1に固
定するための上下一対の鋭利爪部23とからなる。
【0014】前記係着部21は、幅が前記取付リブ1と
同幅に設定され、従来と同様に全体形状が略菱形をなし
ており、上記弾性鉄板の長さ方向中央部で鋭角に折曲さ
れると共に、その途中で上下先端部を接近させる方向に
鈍角に折曲されている。従って、本考案による前記係着
部21には従来のような切欠穴が存在しない。
同幅に設定され、従来と同様に全体形状が略菱形をなし
ており、上記弾性鉄板の長さ方向中央部で鋭角に折曲さ
れると共に、その途中で上下先端部を接近させる方向に
鈍角に折曲されている。従って、本考案による前記係着
部21には従来のような切欠穴が存在しない。
【0015】該係着部21の上下先端縁からは、上記取
付リブ1の左右突設部1a間の幅とほぼ同一の幅をもつ
矩形状舌片22が平行に延在している。この上下一対の
舌片22の先端は互いに離反する方向に僅かに折曲さ
れ、上記取付リブ1を差し込みやすくしている。
付リブ1の左右突設部1a間の幅とほぼ同一の幅をもつ
矩形状舌片22が平行に延在している。この上下一対の
舌片22の先端は互いに離反する方向に僅かに折曲さ
れ、上記取付リブ1を差し込みやすくしている。
【0016】前記上下一対の舌片22の付け根部分の両
側にあたる上記係着部21の先端が内側に折曲され、そ
の先端に鋭利な爪23aを有するリブ固定用の鋭利爪部
23が形成される。従って、本考案では上下舌片22の
左右両側の係着部先端に都合4個の爪23aをもつ鋭利
爪部23が形成されることになる。本実施例における鋭
利部23は、V字形に切欠された爪23aにより構成さ
れているが、必ずしも同形状に限るものではなく逆V字
形(山形)や他の適当な形状が採用でき、要は鋭利爪部
23の先端が取付リブ1の表面に食い込みやすくされて
さえいればよい。
側にあたる上記係着部21の先端が内側に折曲され、そ
の先端に鋭利な爪23aを有するリブ固定用の鋭利爪部
23が形成される。従って、本考案では上下舌片22の
左右両側の係着部先端に都合4個の爪23aをもつ鋭利
爪部23が形成されることになる。本実施例における鋭
利部23は、V字形に切欠された爪23aにより構成さ
れているが、必ずしも同形状に限るものではなく逆V字
形(山形)や他の適当な形状が採用でき、要は鋭利爪部
23の先端が取付リブ1の表面に食い込みやすくされて
さえいればよい。
【0017】さて、上記のように構成された本考案の車
両部品取付用クリップ2を使用して、取付部である例え
ばインストルメントパネルに被取付部材であるヒータコ
ントロール部品を取り付けようとするときは、まず上記
クリップ2の上下舌片22間の挿入口をインストルメン
トパネルの表面から突出する取付リブ1の先端にあてが
い、同クリップ2内に前記取付リブ1を差し込まれる
と、上下舌片22は取付リブ1の左右突設部1a間を案
内されてインストルメントパネル方向に押し込まれる。
その途中において、取付リブ1の先端が鋭利爪部23の
背面に衝接するが、取付リブ1の左右突設部1aの先端
がテーパ面とされているため、前記爪23aは同突設部
1aの表面に乗り上げて弾性的に上下で挟持しながら、
以降のクリップ2の押込みも円滑に進行する。
両部品取付用クリップ2を使用して、取付部である例え
ばインストルメントパネルに被取付部材であるヒータコ
ントロール部品を取り付けようとするときは、まず上記
クリップ2の上下舌片22間の挿入口をインストルメン
トパネルの表面から突出する取付リブ1の先端にあてが
い、同クリップ2内に前記取付リブ1を差し込まれる
と、上下舌片22は取付リブ1の左右突設部1a間を案
内されてインストルメントパネル方向に押し込まれる。
その途中において、取付リブ1の先端が鋭利爪部23の
背面に衝接するが、取付リブ1の左右突設部1aの先端
がテーパ面とされているため、前記爪23aは同突設部
1aの表面に乗り上げて弾性的に上下で挟持しながら、
以降のクリップ2の押込みも円滑に進行する。
【0018】こうして取付リブ1に取付けられたクリッ
プ2は、次いでその係着部21がヒータコントロール部
品の取付位置に形成された被着開口部に常法により差し
込まれる。前記開口部の横寸法はクリップ2の係着部2
1の幅とほぼ等しく設定されているが、その縦寸法は前
記係着部21の最大高さ部分(鈍角状の折曲部分)より
小さく設定されているため、前述の差込み時には一旦は
開口部の上下開口縁により図3の矢印Bの方向に力を受
けて係着部21は上下に弾性変形し、前記最大高さ部分
を通過すると原形に復帰して、クリップ2を介してのイ
ンストルメントパネルに対するヒータコントロール部品
の被着が完了する。その後、ヒータコントロール部品を
僅かに取外し方向(図1、矢印A方向)に引っ張ると、
上下開口縁により係着部21には図1に矢印Bで示す方
向に荷重がかかり、上下左右の爪23aが取付リブ1の
対応する各突設部1aに食い込み、クリップ2の取付リ
ブ1に対する固定が確実となる。従って、ヒータコント
ロール部品を取外すときにもクリップ2が一緒になって
外れるようなことはない。
プ2は、次いでその係着部21がヒータコントロール部
品の取付位置に形成された被着開口部に常法により差し
込まれる。前記開口部の横寸法はクリップ2の係着部2
1の幅とほぼ等しく設定されているが、その縦寸法は前
記係着部21の最大高さ部分(鈍角状の折曲部分)より
小さく設定されているため、前述の差込み時には一旦は
開口部の上下開口縁により図3の矢印Bの方向に力を受
けて係着部21は上下に弾性変形し、前記最大高さ部分
を通過すると原形に復帰して、クリップ2を介してのイ
ンストルメントパネルに対するヒータコントロール部品
の被着が完了する。その後、ヒータコントロール部品を
僅かに取外し方向(図1、矢印A方向)に引っ張ると、
上下開口縁により係着部21には図1に矢印Bで示す方
向に荷重がかかり、上下左右の爪23aが取付リブ1の
対応する各突設部1aに食い込み、クリップ2の取付リ
ブ1に対する固定が確実となる。従って、ヒータコント
ロール部品を取外すときにもクリップ2が一緒になって
外れるようなことはない。
【0019】
【考案の効果】以上、詳細に説明したごとく本考案は、
被着開口部に差し込まれて係着する車両部品取付用クリ
ップの係着部から切欠部分がなくなり、係着部に弾性鉄
板の全幅が活用できるため、クリップ幅を必要最小限に
設定することが可能となり、しかも前記係着部の先端中
央から平行に延在する取付リブ案内用の挟持舌片と同係
着部の左右先端から内側に折曲された鋭利爪部との存在
のため、クリップ取付リブに対するクリップの係止固定
が簡単且つ確実なものとなり、クリップの小型化と作業
の効率化が共に実現される有効な考案である。
被着開口部に差し込まれて係着する車両部品取付用クリ
ップの係着部から切欠部分がなくなり、係着部に弾性鉄
板の全幅が活用できるため、クリップ幅を必要最小限に
設定することが可能となり、しかも前記係着部の先端中
央から平行に延在する取付リブ案内用の挟持舌片と同係
着部の左右先端から内側に折曲された鋭利爪部との存在
のため、クリップ取付リブに対するクリップの係止固定
が簡単且つ確実なものとなり、クリップの小型化と作業
の効率化が共に実現される有効な考案である。
【図1】本考案の代表的な実施例を示す車両部品取付用
クリップとクリップ取付リブの係止状態を示す縦断面図
である。
クリップとクリップ取付リブの係止状態を示す縦断面図
である。
【図2】同車両部品取付用クリップの左側から見た斜視
図である。
図である。
【図3】同車両部品取付用クリップの右側から見た斜視
図である。
図である。
【図4】従来の車両部品取付用クリップの斜視図であ
る。
る。
【図5】同クリップを使用した従来の車両部品取付状態
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
1,1’ クリップ取付リブ 1a 突設部 1a’ 係止穴 2,20’ 車両取付用クリップ 21,21’ 係着部 22 舌片 22’ 挟持部 23 鋭利爪部 23a 爪 23’ フック部 24’ 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 一枚の弾性鉄板より形成され、長さ方向
の中央部を鋭角に折曲され、更にその途中で先端側を互
いに接近するように鈍角に折曲されてなる被取付部材の
開口部に差し込まれる係着部と、該係着部の前記接近す
る各先端縁の中央から平行に延設され、前記係着部の幅
より狭い幅をもち取付部材から突出する取付リブを上下
で案内する一対の舌片と、該舌片の付け根にある前記係
着部の左右先端縁から内側に向けて鋭角に折曲される鋭
利爪部とからなることを特徴とする車両部品取付用クリ
ップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10620491U JP2552581Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 車両部品取付用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10620491U JP2552581Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 車両部品取付用クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552315U JPH0552315U (ja) | 1993-07-13 |
JP2552581Y2 true JP2552581Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14427636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10620491U Expired - Lifetime JP2552581Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 車両部品取付用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552581Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5200958B2 (ja) * | 2009-01-27 | 2013-06-05 | トヨタ紡織株式会社 | クリップ |
JP6002327B2 (ja) * | 2013-07-18 | 2016-10-05 | 株式会社パイオラックス | 樹脂クリップ用補強板ばね |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP10620491U patent/JP2552581Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0552315U (ja) | 1993-07-13 |
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