JP2551997B2 - 固体撮像装置用同期信号発生回路 - Google Patents
固体撮像装置用同期信号発生回路Info
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- JP2551997B2 JP2551997B2 JP1132399A JP13239989A JP2551997B2 JP 2551997 B2 JP2551997 B2 JP 2551997B2 JP 1132399 A JP1132399 A JP 1132399A JP 13239989 A JP13239989 A JP 13239989A JP 2551997 B2 JP2551997 B2 JP 2551997B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体撮像装置の固体撮像素子を駆動する駆動
回路と同期信号発生回路とを単一の半導体チップに形成
した集積回路に関し、特に同期信号発生回路からの回り
込みノイズにより有効映像期間に発生する縦線ノイズを
低減した固体撮像装置の同期信号発生回路に関する。
回路と同期信号発生回路とを単一の半導体チップに形成
した集積回路に関し、特に同期信号発生回路からの回り
込みノイズにより有効映像期間に発生する縦線ノイズを
低減した固体撮像装置の同期信号発生回路に関する。
従来、この種の固体撮像装置の固体撮像素子を駆動す
る駆動回路と同期信号発生回路とを単一の半導体チップ
に形成した集積回路は、同期信号の規格上第4図に示す
ように複合同期信号CSYNが水平同期周波数fHの2倍(2f
H)の成分を含むため、第2図に示すような構成をとる
のが通常である。すなわち、発振器101の出力は固体撮
像素子駆動回路102を介して固体撮像素子109を駆動する
固体撮像素子駆動信号を発生し、また、発振器101の出
力は、水平カウンタ103に入力され水平デコーダ106から
水平ドライブ信号HDを作るとともにコンポジットデコー
ダ108にも入力信号を与える。この水平カウンタ103から
の水平同期周波数fHの2倍(2fH)の成分を持つ信号は
垂直カウンター104に加えられ、垂直デコーダ107の出力
と、水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を持つ水平デ
コーダ106の出力とをコンポジットデコーダ108で合成す
ることにより、水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を
含む複合同期信号CSYNを発生させていた。
る駆動回路と同期信号発生回路とを単一の半導体チップ
に形成した集積回路は、同期信号の規格上第4図に示す
ように複合同期信号CSYNが水平同期周波数fHの2倍(2f
H)の成分を含むため、第2図に示すような構成をとる
のが通常である。すなわち、発振器101の出力は固体撮
像素子駆動回路102を介して固体撮像素子109を駆動する
固体撮像素子駆動信号を発生し、また、発振器101の出
力は、水平カウンタ103に入力され水平デコーダ106から
水平ドライブ信号HDを作るとともにコンポジットデコー
ダ108にも入力信号を与える。この水平カウンタ103から
の水平同期周波数fHの2倍(2fH)の成分を持つ信号は
垂直カウンター104に加えられ、垂直デコーダ107の出力
と、水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を持つ水平デ
コーダ106の出力とをコンポジットデコーダ108で合成す
ることにより、水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を
含む複合同期信号CSYNを発生させていた。
上述した従来の固体撮像装置の固体撮像素子を駆動す
る駆動回路と同期信号発生回路とを単一の半導体チップ
に形成した集積回路では、同期信号発生回路は、水平カ
ウンタ103で発振器101の出力を水平同期周波数fHの2倍
(2fH)に分周し、水平デコーダ106によって水平同期周
波数fHの2倍(2fH)成分を含む信号を取り出している
ため、第3図に示すように、水平デコーダ106のスイッ
チングノイズが固体撮像素子駆動回路102に回り込み、
有効映像期間に縦線状ノイズとして現われるという欠点
がある。
る駆動回路と同期信号発生回路とを単一の半導体チップ
に形成した集積回路では、同期信号発生回路は、水平カ
ウンタ103で発振器101の出力を水平同期周波数fHの2倍
(2fH)に分周し、水平デコーダ106によって水平同期周
波数fHの2倍(2fH)成分を含む信号を取り出している
ため、第3図に示すように、水平デコーダ106のスイッ
チングノイズが固体撮像素子駆動回路102に回り込み、
有効映像期間に縦線状ノイズとして現われるという欠点
がある。
本発明によれば、水平同期周波数(fH)でフィードバ
ックされ巡回する巡回型シフトレジスタによって構成さ
れる水平カウンタから水平同期周波数の2倍(2fH)の
信号のデコード出力を制御できる水平デコーダと、水平
同期周波数の2倍(2fH)で動作する垂直カウンタと、
水平同期周波数(fH)で動作する垂直カウンタと、垂直
ブランキング期間以外の期間前記水平デコーダと水平同
期周波数fHの2倍(2fH)で動作する垂直カウンタを停
止する制御回路とを有する固体撮像装置用同期信号発生
回路を得る。
ックされ巡回する巡回型シフトレジスタによって構成さ
れる水平カウンタから水平同期周波数の2倍(2fH)の
信号のデコード出力を制御できる水平デコーダと、水平
同期周波数の2倍(2fH)で動作する垂直カウンタと、
水平同期周波数(fH)で動作する垂直カウンタと、垂直
ブランキング期間以外の期間前記水平デコーダと水平同
期周波数fHの2倍(2fH)で動作する垂直カウンタを停
止する制御回路とを有する固体撮像装置用同期信号発生
回路を得る。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。発振器10
1の出力は、固体撮像素子駆動回路102に入力されて固体
撮像素子駆動信号を発生し、固体撮像素子109を駆動す
る。また発振器101の出力は、水平同期周波数(fH)で
フィードバックされ巡回する巡回型シフトレジツタによ
って構成される水平カウンタ201に入力される。そして
水平カウンタ201は発振器101の出力信号を水平同期周波
数(fH)に分周し垂直カウンタ202に出力するととも
に、2FHデコーダ203に水平同期周波数の2倍(2fH)の
信号を発生させるための信号を出力する。制御回路205
は垂直カウンタ202の出力により垂直ブランキング期間
かどうかの情報を得て水平カウンタ201からの信号によ
り水平同期周波数の2倍(2fH)の周波数を生成する2FH
デコーダ203と、この2FHデコーダ203の出力を入力クロ
ックとして動作する垂直カウンタ206と、水平周波数の
2倍(2fH)の同期信号成分をコンポジットデコーダ108
に出力している水平デコーダ204の2fHデコーダ部とを垂
直ブランキング期間以外の期間停止させる。例えばNTSC
方式では第1フィールドは第21ラインの初めから第263
ラインの途中まで、第2フィールドは第283ラインの途
中から第525ラインの終りまでの期間止める。一方、垂
直ブランキング期間では2FHデコーダ203が水平カウンタ
201からの信号をデコードして2fH分周信号を生成し、垂
直カウンタ206を動作させる。そして、垂直デコーダ207
は垂直カウンタ202の水平同期周波数(fH)の成分と、
垂直カウンタ206の水平同期周波数の2倍(2fH)の成分
とを合成することにより、水平同期周波数の2倍(2f
H)の成分を出力に持つことができる。水平デコーダ204
の水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を持つ出力と垂
直デコーダ207の出力をコンポジットデコーダ108で合成
することにより水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を
含む複合同期信号CSYNを発生することができる。このよ
うな垂直ブランキング期間以外の期間における水平同期
周波数の2倍(2fH)のクロック成分の発生の停止と水
平同期周波数の2倍(2fH)で動作する垂直カウンタ206
の停止と、水平同期周波数の2倍(2fH)のデータを出
力している水平デコーダ204の2fHデコード部の停止は、
有効走査期間の同期信号には水平同期周波数の2倍(2f
H)の成分の同期信号は存在しないため信号発生上全く
支障はない。
1の出力は、固体撮像素子駆動回路102に入力されて固体
撮像素子駆動信号を発生し、固体撮像素子109を駆動す
る。また発振器101の出力は、水平同期周波数(fH)で
フィードバックされ巡回する巡回型シフトレジツタによ
って構成される水平カウンタ201に入力される。そして
水平カウンタ201は発振器101の出力信号を水平同期周波
数(fH)に分周し垂直カウンタ202に出力するととも
に、2FHデコーダ203に水平同期周波数の2倍(2fH)の
信号を発生させるための信号を出力する。制御回路205
は垂直カウンタ202の出力により垂直ブランキング期間
かどうかの情報を得て水平カウンタ201からの信号によ
り水平同期周波数の2倍(2fH)の周波数を生成する2FH
デコーダ203と、この2FHデコーダ203の出力を入力クロ
ックとして動作する垂直カウンタ206と、水平周波数の
2倍(2fH)の同期信号成分をコンポジットデコーダ108
に出力している水平デコーダ204の2fHデコーダ部とを垂
直ブランキング期間以外の期間停止させる。例えばNTSC
方式では第1フィールドは第21ラインの初めから第263
ラインの途中まで、第2フィールドは第283ラインの途
中から第525ラインの終りまでの期間止める。一方、垂
直ブランキング期間では2FHデコーダ203が水平カウンタ
201からの信号をデコードして2fH分周信号を生成し、垂
直カウンタ206を動作させる。そして、垂直デコーダ207
は垂直カウンタ202の水平同期周波数(fH)の成分と、
垂直カウンタ206の水平同期周波数の2倍(2fH)の成分
とを合成することにより、水平同期周波数の2倍(2f
H)の成分を出力に持つことができる。水平デコーダ204
の水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を持つ出力と垂
直デコーダ207の出力をコンポジットデコーダ108で合成
することにより水平同期周波数の2倍(2fH)の成分を
含む複合同期信号CSYNを発生することができる。このよ
うな垂直ブランキング期間以外の期間における水平同期
周波数の2倍(2fH)のクロック成分の発生の停止と水
平同期周波数の2倍(2fH)で動作する垂直カウンタ206
の停止と、水平同期周波数の2倍(2fH)のデータを出
力している水平デコーダ204の2fHデコード部の停止は、
有効走査期間の同期信号には水平同期周波数の2倍(2f
H)の成分の同期信号は存在しないため信号発生上全く
支障はない。
以上説明したように、本発明は有効映像期間には縦線
の原因となる水平同期周波数の2倍(2fH)の成分及び
この水平同期周波数の2倍(2fH)で動作するカウンタ
を停止することにより、従来の同期信号発生回路では避
けることのできなかった水平同期周波数の2倍(2fH)
成分による画面に生じる縦線状固定パターンノイズを無
くすことができる効果がある。
の原因となる水平同期周波数の2倍(2fH)の成分及び
この水平同期周波数の2倍(2fH)で動作するカウンタ
を停止することにより、従来の同期信号発生回路では避
けることのできなかった水平同期周波数の2倍(2fH)
成分による画面に生じる縦線状固定パターンノイズを無
くすことができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は従来技術の構成を示すブロック図、第3図は有効
映像期間の中央付近に発生する縦線状ノイズを説明する
ための図、第4図は水平同期周波数の2倍(2fH)の成
分を持つ複合同期信号を説明するための図である。 101……発振器、102……固体撮像素子駆動回路、103…
…水平カウンタ、104……垂直カウンタ、105……2分周
回路、106……水平デコーダ、107……垂直デコーダ、10
8……コンポジットデコーダ、109……固体撮像素子、20
1……水平カウンタ、202……垂直カウンタ、203……2FH
デコーダ、204……水平デコーダ、206……垂直カウン
タ、207……垂直デコーダ。
2図は従来技術の構成を示すブロック図、第3図は有効
映像期間の中央付近に発生する縦線状ノイズを説明する
ための図、第4図は水平同期周波数の2倍(2fH)の成
分を持つ複合同期信号を説明するための図である。 101……発振器、102……固体撮像素子駆動回路、103…
…水平カウンタ、104……垂直カウンタ、105……2分周
回路、106……水平デコーダ、107……垂直デコーダ、10
8……コンポジットデコーダ、109……固体撮像素子、20
1……水平カウンタ、202……垂直カウンタ、203……2FH
デコーダ、204……水平デコーダ、206……垂直カウン
タ、207……垂直デコーダ。
Claims (1)
- 【請求項1】水平同期周波数(fH)でフィードバックさ
れ巡回する巡回型シフトレジスタによって構成される水
平カウンタと、前記水平カウンタから水平同期周波数の
2倍(2fH)の信号のデコード出力を制御できる水平デ
コーダと、水平同期周波数の2倍(2fH)で動作する垂
直カウンタと、水平同期周波数(fH)で動作する垂直カ
ウンタと、垂直ブランキング期間以外の期間前記水平デ
コーダと前記水平同期周波数の2倍(2fH)で動作する
垂直カウンタを停止する制御回路とを有することを特徴
とする固体撮像装置用同期信号発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132399A JP2551997B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 固体撮像装置用同期信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1132399A JP2551997B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 固体撮像装置用同期信号発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02309772A JPH02309772A (ja) | 1990-12-25 |
JP2551997B2 true JP2551997B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15080485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1132399A Expired - Fee Related JP2551997B2 (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 固体撮像装置用同期信号発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551997B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2765684B2 (ja) * | 1991-11-29 | 1998-06-18 | シャープ株式会社 | Ccd駆動用集積回路 |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP1132399A patent/JP2551997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02309772A (ja) | 1990-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |