JP2549472Y2 - フレーム同期保護回路 - Google Patents
フレーム同期保護回路Info
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- JP2549472Y2 JP2549472Y2 JP1990070384U JP7038490U JP2549472Y2 JP 2549472 Y2 JP2549472 Y2 JP 2549472Y2 JP 1990070384 U JP1990070384 U JP 1990070384U JP 7038490 U JP7038490 U JP 7038490U JP 2549472 Y2 JP2549472 Y2 JP 2549472Y2
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- Japan
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- frame
- terminal
- frame synchronization
- flop
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Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はデイジタル信号通信方式に係り、特に受信デ
イジタル信号中に含まれるフレームパルスをもとにフレ
ーム同期を確立するフレーム同期保護回路に関するもの
である。
イジタル信号中に含まれるフレームパルスをもとにフレ
ーム同期を確立するフレーム同期保護回路に関するもの
である。
従来のフレーム同期保護回路の一例を第2図に示し説
明する。
明する。
図において、1は不一致パルス入力端子、2は繰り返
し周期がフレーム周期に等しいクロツク信号のクロツク
入力端子、3,4,5,6および7は縦続接続されたDフリツ
プフロツプ、8はこのDフリツプフロツプ3〜7の各Q
出力を入力とするアンドゲート、9はDフリツプフロツ
プ3〜6の各出力を入力とするアンドゲート、10はこ
のアンドゲート8の出力によつてセツトされ、アンドゲ
ート9の出力によつてリセツトされるRSフリツプフロツ
プ、11はフレーム同期はずれ出力端子である。
し周期がフレーム周期に等しいクロツク信号のクロツク
入力端子、3,4,5,6および7は縦続接続されたDフリツ
プフロツプ、8はこのDフリツプフロツプ3〜7の各Q
出力を入力とするアンドゲート、9はDフリツプフロツ
プ3〜6の各出力を入力とするアンドゲート、10はこ
のアンドゲート8の出力によつてセツトされ、アンドゲ
ート9の出力によつてリセツトされるRSフリツプフロツ
プ、11はフレーム同期はずれ出力端子である。
そして、この第2図は前方保護5段、後方保護4段の
フレーム同期保護回路を構成する。
フレーム同期保護回路を構成する。
第3図および第4図は第2図の動作説明に供する図
で、第3図は第2図の各部の波形の例を示す図で、前方
保護の動作を説明するものであり、第4図は第2図の各
部の波形の例を示す図で、後方保護の動作を説明するも
のである。
で、第3図は第2図の各部の波形の例を示す図で、前方
保護の動作を説明するものであり、第4図は第2図の各
部の波形の例を示す図で、後方保護の動作を説明するも
のである。
つぎに第2図に示すフレーム同期保護回路の動作を第
3図および第4図を参照して説明する。
3図および第4図を参照して説明する。
まず、第2図の初期状態が前方保護状態にあるとす
る。
る。
第2図において、不一致パルス入力端子1に入力され
る第3図(b)に示すような5段連続した不一致パルス
a(受信したデータのフレームパルスと受信器で作成し
たローカルフレームとの比較の結果であり、不一致の場
合出力される)がクロツク入力端子2に入力される第3
図(a)に示すようなクロツク信号b(受信器のローカ
ルフレームのフレーム周期に同期している)と第3図に
示したような位相関係で入力されているとする。
る第3図(b)に示すような5段連続した不一致パルス
a(受信したデータのフレームパルスと受信器で作成し
たローカルフレームとの比較の結果であり、不一致の場
合出力される)がクロツク入力端子2に入力される第3
図(a)に示すようなクロツク信号b(受信器のローカ
ルフレームのフレーム周期に同期している)と第3図に
示したような位相関係で入力されているとする。
そして、第2図のDフリツプフロツプ3,4,4,6,7の各
Q出力e,d,e,f,gは第3図(c),(d),(e),
(f),(g)に示すように変化し、アンドゲート8の
出力hおよびこのアンドゲート8の出力がS端子に接続
されたRSフリツプフロツプ10のQ出力i、すなわち、フ
レーム同期はずれ出力端子11の出力はそれぞれ第3図の
(h)または(i)に示すように変化する。すなわち、
不一致パルスが5段連続して始めてフレーム同期はずれ
出力端子11の出力が「H」レベル(HIGH)に変化し、こ
のフレーム同期はずれ出力端子11の出力が「H」レベル
になつたことをフレーム同期はずれと見なせば、第2図
に示す回路が前方保護5段の機能(不一致パルスが5フ
レーム同期はずれとする)を果していることは明白であ
る。
Q出力e,d,e,f,gは第3図(c),(d),(e),
(f),(g)に示すように変化し、アンドゲート8の
出力hおよびこのアンドゲート8の出力がS端子に接続
されたRSフリツプフロツプ10のQ出力i、すなわち、フ
レーム同期はずれ出力端子11の出力はそれぞれ第3図の
(h)または(i)に示すように変化する。すなわち、
不一致パルスが5段連続して始めてフレーム同期はずれ
出力端子11の出力が「H」レベル(HIGH)に変化し、こ
のフレーム同期はずれ出力端子11の出力が「H」レベル
になつたことをフレーム同期はずれと見なせば、第2図
に示す回路が前方保護5段の機能(不一致パルスが5フ
レーム同期はずれとする)を果していることは明白であ
る。
そして、受信器内に別に設けられたフレーム同期回路
(図示せず)はフレーム同期はずれ出力端子11の出力が
「H」レベルのときにフレーム同期はずれと認識し、ハ
ンチング動作に移行する。
(図示せず)はフレーム同期はずれ出力端子11の出力が
「H」レベルのときにフレーム同期はずれと認識し、ハ
ンチング動作に移行する。
つぎに第4図を参照して後方保護4段の動作について
説明する。
説明する。
まず、第2図の初期状態が後方保護状態にあるとす
る。そして、第2図のクロツク入力端子2に第4図
(a)に示すようなクロツク信号bが入力され、このク
ロツクbと第4図(b)に示すような時間関係にある不
一致パルスaが不一致パルス入力端子1に入力されてい
るとする。
る。そして、第2図のクロツク入力端子2に第4図
(a)に示すようなクロツク信号bが入力され、このク
ロツクbと第4図(b)に示すような時間関係にある不
一致パルスaが不一致パルス入力端子1に入力されてい
るとする。
このとき、第2図のDフリツプフロツプ3,4,5,6の各
出力j,k,l,mおよびこのDフリツプフロツプ3,4,5,6の
各出力の論理積をとるアンドゲート9の出力nはそれ
ぞれ第4図(c),(d),(e),(f),(g)に
示すように変化する。そして、アンドゲート9の出力が
R端子に接続されたRSフリツプフロツプ10の出力i、す
なわち、フレーム同期はずれ出力端子11の出力は第4図
(h)に示すように変化する。
出力j,k,l,mおよびこのDフリツプフロツプ3,4,5,6の
各出力の論理積をとるアンドゲート9の出力nはそれ
ぞれ第4図(c),(d),(e),(f),(g)に
示すように変化する。そして、アンドゲート9の出力が
R端子に接続されたRSフリツプフロツプ10の出力i、す
なわち、フレーム同期はずれ出力端子11の出力は第4図
(h)に示すように変化する。
すなわち、フレーム同期はずれ出力端子11の出力が
「H」レベルの状態からLレベル(LOW)の状態へ変化
するには、不一致パルスが連続した4フレーム間欠如、
すなわち、4フレーム連続して受信したデータのフレー
ムパルスと受信器内のローカルフレームにより作成され
たフレームパルスが一致していることが必要であり、第
2図のフレーム同期保護回路が後方保護4段の機能を有
していることがわかる。
「H」レベルの状態からLレベル(LOW)の状態へ変化
するには、不一致パルスが連続した4フレーム間欠如、
すなわち、4フレーム連続して受信したデータのフレー
ムパルスと受信器内のローカルフレームにより作成され
たフレームパルスが一致していることが必要であり、第
2図のフレーム同期保護回路が後方保護4段の機能を有
していることがわかる。
前述した第2図の従来のフレーム同期保護回路では、
対向する送信器の異常または伝送路の異常などにより、
受信したデータ信号より抽出したクロツク信号をともに
動作するローカルフレーム回路の動作が停止した結果、
クロツク入力端子2に入力されるクロツク信号が消失し
た場合にDフリツプフロツプ3〜7の各出力は制御され
ていない。例えば、クロツク入力端子2に入力されるク
ロツク信号が消失しているとき、Dフリツプフロツプの
出力がすべて「L」レベル(当然フレーム同期はずれ出
力端子11の出力は「L」レベル)で停止しているとき、
送信器の異常または伝送路の異常が回復してクロツク入
力端子2にクロツク信号が入力されたとき、通常は受信
器のフレーム同期回路はハンチング動作を行いフレーム
同期を確立する必要があるが、第2図のフレーム同期保
護回路の初期状態が「L」レベルでかつすべてのDフリ
ツプフロツプのQ出力が「L」レベルであるので、前方
保護5段の機能により受信器内のフレーム同期回路がハ
ンチング動作を開始するまで5フレーム分の時間が必要
となり、フレーム同期確立までの時間が遅くなる場合が
あるという課題があつた。
対向する送信器の異常または伝送路の異常などにより、
受信したデータ信号より抽出したクロツク信号をともに
動作するローカルフレーム回路の動作が停止した結果、
クロツク入力端子2に入力されるクロツク信号が消失し
た場合にDフリツプフロツプ3〜7の各出力は制御され
ていない。例えば、クロツク入力端子2に入力されるク
ロツク信号が消失しているとき、Dフリツプフロツプの
出力がすべて「L」レベル(当然フレーム同期はずれ出
力端子11の出力は「L」レベル)で停止しているとき、
送信器の異常または伝送路の異常が回復してクロツク入
力端子2にクロツク信号が入力されたとき、通常は受信
器のフレーム同期回路はハンチング動作を行いフレーム
同期を確立する必要があるが、第2図のフレーム同期保
護回路の初期状態が「L」レベルでかつすべてのDフリ
ツプフロツプのQ出力が「L」レベルであるので、前方
保護5段の機能により受信器内のフレーム同期回路がハ
ンチング動作を開始するまで5フレーム分の時間が必要
となり、フレーム同期確立までの時間が遅くなる場合が
あるという課題があつた。
また、新たに入力された受信データ信号が正規のフレ
ームパルス以外に、例えば、5フレームに1回でもフレ
ームパルスと同じ構成を有するパルスを有することがあ
れば、5フレーム連続して不一致パルスの発生を見るこ
とがなくなる場合が生じ、フレーム同期回路がハンチン
グ動作に移行するまでの時間が更に長くなるばかりか、
もし正規のパルス以外のフレームパルスと同じ構成を有
するパルスの位置が固定の位置に在り続けるとフレーム
同期が確立していないにもかかわらず前方保護動作が解
除されないという事態にもなり得るという課題があつ
た。
ームパルス以外に、例えば、5フレームに1回でもフレ
ームパルスと同じ構成を有するパルスを有することがあ
れば、5フレーム連続して不一致パルスの発生を見るこ
とがなくなる場合が生じ、フレーム同期回路がハンチン
グ動作に移行するまでの時間が更に長くなるばかりか、
もし正規のパルス以外のフレームパルスと同じ構成を有
するパルスの位置が固定の位置に在り続けるとフレーム
同期が確立していないにもかかわらず前方保護動作が解
除されないという事態にもなり得るという課題があつ
た。
本考案のフレーム同期保護回路は、受信したデータ信
号に含まれるフレームパルスをもとにフレーム同期を確
立するフレーム同期回路よりフレーム周期に同期したク
ロツク信号と上記フレーム同期回路内で発生するローカ
ルフレームパルスと上記受信したデータ信号に含まれる
フレームパルスの一致・不一致の情報を受け、与えられ
た前方保護段数および後方保護段数によりフレーム同期
はずれ状態か否かを判定し、その判定結果を上記フレー
ム同期回路へ送出するフレーム同期保護回路において、
クロック信号とは異なる所望の信号を受信するためのS
端子を有する複数のDフリップフロップからなり、前に
配置されたDフリップフロップのQ端子と後ろに配置さ
れたDフリップフロップのD端子とが接続され、各Dフ
リップフロップのT端子にはクロックが供給され、先頭
のDフリップフロップのD端子には上記フレームパルス
の一致・不一致の情報を受けるように構成されたDフリ
ップフロップ群と、上記DフリップフロップのQ端子の
うち、所定の前方保護段数分のQ端子と接続された第1
のアンドゲートと、上記Dフリップフロップの反転Q端
子のうち、所定の後方保護段数分の反転Q端子と接続さ
れた第2のアンドゲートと、上記第1のアンドゲートの
出力端子とS端子とが接続され、上記第2のアンドゲー
トの出力端子とR端子とが接続されたRSフリップフロッ
プと、上記フレーム同期保護回路に上記フレーム周期に
同期したクロック信号が入力されているときは第1のレ
ベルの信号を上記DフリップフロップのS端子に供給
し、上記フレーム同期保護回路に上記フレーム周期に同
期したクロック信号が入力されていないときは第2のレ
ベルの信号を上記DフリップフロップのS端子に供給す
るモノマルチとを備えてなるものである。
号に含まれるフレームパルスをもとにフレーム同期を確
立するフレーム同期回路よりフレーム周期に同期したク
ロツク信号と上記フレーム同期回路内で発生するローカ
ルフレームパルスと上記受信したデータ信号に含まれる
フレームパルスの一致・不一致の情報を受け、与えられ
た前方保護段数および後方保護段数によりフレーム同期
はずれ状態か否かを判定し、その判定結果を上記フレー
ム同期回路へ送出するフレーム同期保護回路において、
クロック信号とは異なる所望の信号を受信するためのS
端子を有する複数のDフリップフロップからなり、前に
配置されたDフリップフロップのQ端子と後ろに配置さ
れたDフリップフロップのD端子とが接続され、各Dフ
リップフロップのT端子にはクロックが供給され、先頭
のDフリップフロップのD端子には上記フレームパルス
の一致・不一致の情報を受けるように構成されたDフリ
ップフロップ群と、上記DフリップフロップのQ端子の
うち、所定の前方保護段数分のQ端子と接続された第1
のアンドゲートと、上記Dフリップフロップの反転Q端
子のうち、所定の後方保護段数分の反転Q端子と接続さ
れた第2のアンドゲートと、上記第1のアンドゲートの
出力端子とS端子とが接続され、上記第2のアンドゲー
トの出力端子とR端子とが接続されたRSフリップフロッ
プと、上記フレーム同期保護回路に上記フレーム周期に
同期したクロック信号が入力されているときは第1のレ
ベルの信号を上記DフリップフロップのS端子に供給
し、上記フレーム同期保護回路に上記フレーム周期に同
期したクロック信号が入力されていないときは第2のレ
ベルの信号を上記DフリップフロップのS端子に供給す
るモノマルチとを備えてなるものである。
[作用] 本考案においては、入力クロツク信号の有無を検出
し、入力クロツク信号が無い場合はフレーム同期保護回
路が後方保護状態になるように固定する。
し、入力クロツク信号が無い場合はフレーム同期保護回
路が後方保護状態になるように固定する。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案によるフレーム同期保護回路の一実施
例を示すブロツク図である。
例を示すブロツク図である。
この第1図において第2図と同一符号のものは相当部
分を示し、12,13,14,15および16はS端子付きのDフリ
ツプフロツプ、17はこのDフリツプフロツプ12〜16の各
Q出力を入力とするアンドゲート(第1のアンドゲー
ト)、18はDフリツプフロツプ12〜15の各(反転Q)
出力を入力とするアンドゲート(第2のアンドゲー
ト)、19はアンドゲート17の出力によつてセツトされ、
アンドゲート18の出力によつてリセツトされるRSフリツ
プフロツプ、20は入力端子がクロツク入力端子2に接続
され出力端がDフリツプフロツプ12〜16の各S端子に接
続されたモノマルチで、このモノマルチ20はフレーム同
期保護回路にフレーム周期に同期したクロツク信号が入
力されないときそのフレーム同期保護回路を後方保護状
態に設定する手段を構成している。
分を示し、12,13,14,15および16はS端子付きのDフリ
ツプフロツプ、17はこのDフリツプフロツプ12〜16の各
Q出力を入力とするアンドゲート(第1のアンドゲー
ト)、18はDフリツプフロツプ12〜15の各(反転Q)
出力を入力とするアンドゲート(第2のアンドゲー
ト)、19はアンドゲート17の出力によつてセツトされ、
アンドゲート18の出力によつてリセツトされるRSフリツ
プフロツプ、20は入力端子がクロツク入力端子2に接続
され出力端がDフリツプフロツプ12〜16の各S端子に接
続されたモノマルチで、このモノマルチ20はフレーム同
期保護回路にフレーム周期に同期したクロツク信号が入
力されないときそのフレーム同期保護回路を後方保護状
態に設定する手段を構成している。
つぎにこの第1図に示す実施例の動作を説明する。
まず、クロツク入力端子2にクロツク信号が正常に入
力されているときはモノマルチ20の出力は「L」レベル
(第1のレベル)であり、Dフリツプフロツプ12〜16の
S端子はすべて「L」レベルに固定となるから、この第
1図に示す回路は前述の第2図に示す回路と全く等価、
すなわち、前方保護5段、後方保護4段のフレーム同期
機能を果す。
力されているときはモノマルチ20の出力は「L」レベル
(第1のレベル)であり、Dフリツプフロツプ12〜16の
S端子はすべて「L」レベルに固定となるから、この第
1図に示す回路は前述の第2図に示す回路と全く等価、
すなわち、前方保護5段、後方保護4段のフレーム同期
機能を果す。
一方、クロツク入力端子2へある一定時間以上クロツ
ク信号が入力されない場合は、モノマルチ20の出力は
「H」レベル(第2のレベル)となり、Dフリツプフロ
ツプ12〜16をセツト、すなわち、Dフリツプフロツプ12
〜16の各Q出力をすべて「H」レベルとし、その結果、
フレーム同期はずれ出力端子11の出力を「H」レベル
(フレーム同期はずれ状態)とする。
ク信号が入力されない場合は、モノマルチ20の出力は
「H」レベル(第2のレベル)となり、Dフリツプフロ
ツプ12〜16をセツト、すなわち、Dフリツプフロツプ12
〜16の各Q出力をすべて「H」レベルとし、その結果、
フレーム同期はずれ出力端子11の出力を「H」レベル
(フレーム同期はずれ状態)とする。
つぎに、対向する送信器の異常または伝送路の異常な
どにより一旦受信器への受信データが断,同様第1図の
クロツク入力端子2へのクロツク信号入力も断となつた
後、異常等が回復して受信器内のフレーム同期回路がハ
ンチング動作してフレーム同期を確立する必要がある場
合も、前述したように、第1図のフレーム同期保護回路
の初期状態はフレーム同期はずれ状態、すなわち、即ハ
ンチング動作可能状態であるため、フレーム同期確立ま
での時間も最短となる。
どにより一旦受信器への受信データが断,同様第1図の
クロツク入力端子2へのクロツク信号入力も断となつた
後、異常等が回復して受信器内のフレーム同期回路がハ
ンチング動作してフレーム同期を確立する必要がある場
合も、前述したように、第1図のフレーム同期保護回路
の初期状態はフレーム同期はずれ状態、すなわち、即ハ
ンチング動作可能状態であるため、フレーム同期確立ま
での時間も最短となる。
また、正規のフレームパルス以外のフレームパルスと
同じ構成のパルスがあつたとしても後方保護機能によ
り、4フレーム以上連続した疑似フレームパルスでない
限り疑似同期に入ることもなく、従来例の欠点を解消す
ることができる。
同じ構成のパルスがあつたとしても後方保護機能によ
り、4フレーム以上連続した疑似フレームパルスでない
限り疑似同期に入ることもなく、従来例の欠点を解消す
ることができる。
このように、本考案によるフレーム同期保護回路は、
入力クロツク信号の有無を検出し、入力クロツク信号が
無いときにフレーム同期回路を構成している保護段数設
定用のDフリツプフロツプの出力をすべて同一論理に固
定し、フレーム同期保護回路の出力をフレーム同期はず
れ状態、すなわち、後方保護状態に保つように構成され
ている。
入力クロツク信号の有無を検出し、入力クロツク信号が
無いときにフレーム同期回路を構成している保護段数設
定用のDフリツプフロツプの出力をすべて同一論理に固
定し、フレーム同期保護回路の出力をフレーム同期はず
れ状態、すなわち、後方保護状態に保つように構成され
ている。
なお、この第1図に示す実施例は、前方保護5段,後
方保護4段の特別な場合を示したが、前方保護段数およ
び後方保護段数の如何にかかわらず本考案が有効なこと
は明白である。
方保護4段の特別な場合を示したが、前方保護段数およ
び後方保護段数の如何にかかわらず本考案が有効なこと
は明白である。
以上説明したように本考案は、入力クロツク信号の有
無を検出し、入力クロツク信号が無い場合はフレーム同
期保護回路が後方保護状態になるように固定することに
より、入力クロツク信号の再入力時に受信器内のフレー
ム同期回路のフレーム同期確立の動作が早くなり、かつ
確実になるという効果を有する。
無を検出し、入力クロツク信号が無い場合はフレーム同
期保護回路が後方保護状態になるように固定することに
より、入力クロツク信号の再入力時に受信器内のフレー
ム同期回路のフレーム同期確立の動作が早くなり、かつ
確実になるという効果を有する。
第1図は本考案によるフレーム同期保護回路の一実施例
を示すブロツク図、第2図は従来のフレーム同期保護回
路の一例を示すブロツク図、第3図および第4図は第2
図の動作説明に供する各部の波形例を示す図である。 1……不一致パルス入力端子、2……クロツク入力端
子、11……フレーム同期はずれ出力端子、12〜16……D
フリツプフロツプ、17,18……アンドゲート、19……RS
フリツプフロツプ、20……モノマルチ。
を示すブロツク図、第2図は従来のフレーム同期保護回
路の一例を示すブロツク図、第3図および第4図は第2
図の動作説明に供する各部の波形例を示す図である。 1……不一致パルス入力端子、2……クロツク入力端
子、11……フレーム同期はずれ出力端子、12〜16……D
フリツプフロツプ、17,18……アンドゲート、19……RS
フリツプフロツプ、20……モノマルチ。
Claims (1)
- 【請求項1】受信したデータ信号に含まれるフレームパ
ルスをもとにフレーム同期を確立するフレーム同期回路
よりフレーム周期に同期したクロック信号と前記フレー
ム同期回路内で発生するローカルフレームパルスと前記
受信したデータ信号に含まれるフレームパルスの一致・
不一致の情報を受け、与えられた前方保護段数および後
方保護段数によりフレーム同期はずれ状態か否かを判定
し、その判定結果を前記フレーム同期回路へ送出するフ
レーム同期保護回路において、 クロック信号とは異なる所望の信号を受信するためのS
端子を有する複数のDフリップフロップからなり、前に
配置されたDフリップフロップのQ端子と後ろに配置さ
れたDフリップフロップのD端子とが接続され、各Dフ
リップフロップのT端子にはクロックが供給され、先頭
のDフリップフロップのD端子には前記フレームパルス
の一致・不一致の情報を受けるように構成されたDフリ
ップフロップ群と、 前記DフリップフロップのQ端子のうち、所定の前方保
護段数分のQ端子と接続された第1のアンドゲートと、 前記Dフリップフロップの反転Q端子のうち、所定の後
方保護段数分の反転Q端子と接続された第2のアンドゲ
ートと、 前記第1のアンドゲートの出力端子とS端子とが接続さ
れ、前記第2のアンドゲートの出力端子とR端子とが接
続されたRSフリップフロップと、 前記フレーム同期保護回路に前記フレーム周期に同期し
たクロック信号が入力されているときは第1のレベルの
信号を前記DフリップフロップのS端子に供給し、前記
フレーム同期保護回路に前記フレーム周期に同期したク
ロック信号が入力されていないときは第2のレベルの信
号を前記DフリップフロップのS端子に供給するモノマ
ルチと を備えてなることを特徴とするフレーム同期保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990070384U JP2549472Y2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | フレーム同期保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990070384U JP2549472Y2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | フレーム同期保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0429253U JPH0429253U (ja) | 1992-03-09 |
JP2549472Y2 true JP2549472Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=31606498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990070384U Expired - Lifetime JP2549472Y2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | フレーム同期保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549472Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62147832A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | Kokusai Electric Co Ltd | フレ−ム同期方法 |
JPS62216446A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-24 | Fujitsu Ltd | フレ−ム同期保護方式 |
-
1990
- 1990-07-03 JP JP1990070384U patent/JP2549472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0429253U (ja) | 1992-03-09 |
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