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JP2547379Y2 - スクータ車両の灯火器取付構造 - Google Patents

スクータ車両の灯火器取付構造

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Publication number
JP2547379Y2
JP2547379Y2 JP1990119532U JP11953290U JP2547379Y2 JP 2547379 Y2 JP2547379 Y2 JP 2547379Y2 JP 1990119532 U JP1990119532 U JP 1990119532U JP 11953290 U JP11953290 U JP 11953290U JP 2547379 Y2 JP2547379 Y2 JP 2547379Y2
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JP
Japan
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headlamp
lighting device
lens
cover
lamp
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JP1990119532U
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博文 石崎
昌広 村山
利晴 友松
敏浩 大高
康二 北清
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/027Supporting means therefor, e.g. mounting brackets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スクータ車両の灯火器取付構造に関するも
のである。
(従来の技術) スクータ車両において、ヘッドランプ、及びウインカ
ーランプを、ハンドルカバーに組み込んで一体かし、ハ
ンドルカバーを上下に揺動可能とし、ヘッドランプのエ
ーミング(光軸調整)をハンドルカバーごと行なうよう
にした技術は、特開昭64−74187号公報で開示されてい
る。
又、ヘッドランプ、これの左右のウインカーランプを
配置し、上下の分割体を一体化して横長のハンドルカバ
ーを構成し、該ハンドルカバー内の横長の開口部内に、
中央部にヘッドランプを、左右にウインカーランプを一
体化して組み込むようにした技術も、実開昭59−45165
号で開示されている。
この技術では、中央部のヘッドランプも下部に側のネ
ジを設け、これを進退させることで、中央部のヘッドラ
ンプの光軸調整を行なう。
(考案が解決しようとする課題) ところで、ヘッドランプと、これの左右に配置される
ウインカーランプとを一体とし、ハンドルカバーの横長
状開口部に組み込むようにした場合、一体の中央部のヘ
ッドランプ、左右のウインカーランプからなる灯火器の
上下をハンドルカバーの上下に係止し、且つ光軸調整の
ため、開口部に対して灯火器を上下させる必要がある。
この場合、灯火器が横長状であるため、ハンドルカバ
ーに対する灯火器の支持剛性を上げる必要がある。
そこで本考案の目的とする処は、ヘッドランプの左右
にウインカーランプを一体に設けた灯火器をハンドルカ
バー(ヘッドランプカバー)の横長開口部に組み込むよ
うにしたスクータ車両において、灯火器の支持剛性を上
げつつ、ヘッドランプの光軸調整を可能とし、又横長の
灯火器を光軸調整のために上下させた場合、カバー開口
部との間で外観性を向上させつつ光軸調整を行ない得る
ようにしたスクータ車両の灯火器取付構造を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決すべく本考案は、スクータ車両の前
面部に車幅方向に長さをもって設けられる灯火器であっ
て、該灯火器を、前面のレンズと、該レンズを一体的に
組み付ける裏面のケースとで構成したスクータ車両の灯
火器取付構造において、灯火器の前面のレンズを、車幅
方向中間部のヘッドランプのレンズ部と、該ヘッドラン
プの左右に配置される左右のウインカーランプのレンズ
部とで構成し、これ等ヘッドランプレンズ部と、左右の
ウインカーランプレンズ部とを、左右方向に横長に連続
して一体に形成したレンズで構成し、灯火器の前記レン
ズの裏面に一体的に組み付けられる前記ケースを、車幅
方向の中間部のヘッドランプハウジング部と、該ヘッド
ランプハウジング部の左右に配置される左右のウインカ
ーランプハウジング部とで構成し、これ等ヘッドランプ
ハウジング部と左右のウインカーランプハウジング部と
を、左右方向に横長に連続して一体に形成したケースで
構成し、灯火器の前面部を構成する前記レンズは、車幅
方向の中間部のヘッドランプレンズ部が前方に弯曲して
膨出し、左右のウインカーランプレンズ部が後傾して該
レンズ部を平面視で弧状に形成し、灯火器を組み込むヘ
ッドランプカバーは、灯火器の上下、左右を覆う横長の
一体の開口部を備え、ヘッドランプカバー内に組み込ん
だ灯火器の上下を、ヘッドランプカバーの開口部内に係
止するとともに、ヘッドランプカバーの開口部内上部と
灯火器上部との係止部に抜け止めを設け、灯火器の下部
とヘッドランプカバーの下部との間には、光軸調整機構
を設け、ヘッドランプカバーの開口部上縁部、及び該ヘ
ッドランプカバーに組み込まれる灯火器の該カバー開口
部に臨む上縁部を、夫々車幅方向に略々水平となるよう
にしたことを特徴とする。
(作用) 上記手段によれば、ヘッドランプの左右にウインカー
ランプを一体に形成した灯火器の上下をヘッドランプカ
バーの横長開口部内に係止し、上方の係止部を抜け止め
により係止状態に穂J下ので、ヘッドランプの光軸調整
を可能としつつ、灯火器の支持剛性を上げることがで
き、又灯火器の上縁部とヘッドランプカバーの横長開口
部の上縁とが略水平なので、光軸調整の際に、灯火器の
上縁部が均一に動き、灯火器の上縁と横長開口部上縁部
との間の隙間が小さくなって外観性が向上する。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本考案を適用したスクータ車両を示す第1図におい
て、1はバーハンドル、10はヘッドランプカバー、30は
前部灯火器、70は後部灯火器である。
第2図に示す如く、ヘッドランプカバー10は、第3図
〜第5図で側面図、平面図、分解斜視図で示す通り、前
カバー11、及び後カバー21とから構成されている。前カ
バー11に形成した横長の開口部12内に、前部灯火器30が
嵌装されて光軸調整可能に取り付けられている。
以上のヘッドランプカバー10の前カバー11に形成した
横長の開口部12の上部を構成する上縁部12aを、車幅方
向(左右方向)に略々水平に構成する。
第6図〜第8図は、第2図のA−A線、B−B線、C
−C線の各断面図を示し、第9図〜第11図は、前カバー
11の正面とその光軸調整箇所を示している。
第2図に示す如く、前部灯火器30は、中央のヘッドラ
ンプ31、これの左右のウインカーランプ35,35を一体に
して形成されている。即ち第12図〜第17図に示す如く、
前部灯火器30は、ケース40、及びレンズ51から構成され
る横長状のものである。
ケース40は、中央のヘッドランプハウジング41の左右
にウインカーランプハウジング45,45を一体形成してな
る。中央のハウジング41内にヘッドランプ31の白色バル
ブ32を装着するとともに、その両側方のハウジング45,4
5内にウインカーランプ35,35のバルブ36,36を夫々装着
する。第13図において、37は、バルブ36,36外側のオレ
ンジ色の着色キャップである。
このケース40の前面に、ヘッドランプとウインカーラ
ンプのレンズを一体に形成したレンズ51が取り付けられ
ており、両者の合体は、ケース40の周囲に形成した多数
の小孔42に、レンズ51の周囲に形成した多数の爪52を嵌
着することによりなされている。レンズ51は、全面を淡
黄色に着色することで、外観性が向上する。
以上の灯火器30の前面を構成するレンズ51は、前記カ
バー11の開口部12の上縁部12aと対応する部分の上縁部5
1aを、第2図、及び第12図で明らかなように、開口部12
の上縁部12aに対応するように、車幅方向(左右方向)
に略々水平に構成する。
又第17図に示す如く、ケース40とレンズ51との嵌合部
は、各部断面図で示したようにラビリンスを形成してお
り、更に該ラビリンスによる下面部は、水抜き通路を兼
ねている。
以上において、第9図等に示す如く、ヘッドランプカ
バー10の前カバー11の開口部12内には、その下面の左右
にガイド突部13,13を設け、上面の左右に係止突片14,14
を設け、この係止突片14には、係止孔15を設ける。更に
前カバー11の下面中央部には、光軸調整用長孔16(第6
図、第10図参照)が設けられている。131は後カバー21
との締付ボスである。
そして第2図に示す通り、前部灯火器30のケース40の
外周には、その下面の左右にガイド突片43,43が設けら
れ、このガイド突片43にガイド溝44を設けるとともに、
上面の左右に係止突部46,46を設け、この係止突部46に
は、係止爪47、及びクリップ挿入孔48が設けられてい
る。
尚、係止爪47,47は、第13図のように、灯火器を平面
から見た状態で、車両の前後方向(図面では上下方向)
の略々中央部に設けられ、光軸調整時の揺動支点を構成
する。
又、係止爪47,47は、第2図の正面図で示したように
灯火器の中央部を構成するヘッドランプのレンズ部51の
裏側上端部左右に設けられるが、該係止爪47,47は、該
レンズ部51の裏側に配置したこの部分のケース部41の上
端部よりも低い位置に設ける。
更にケース40の下面中央部には、光軸調整用の突部56
が設けられており、この光軸調整用の突部56には長溝57
を設けるとともに、この長溝57内にナット58が埋設され
ている。
以上の前部灯火器30は、ヘッドランプカバー10内に、
以下のように組み付けられる。
即ち、ケース40の下面左右のガイド溝44,44を、第8
図に示す如く開口部12内の下面左右のガイド突部13,13
に係合するとともに、ケース40の上面左右の係止突部4
6,46上(第7図参照)の係止爪47,47を開口部12内の左
右の係止突片14,14の係止孔15,15内に嵌着する。
そして左右一対の抜け止めクリップ61,61の下片を、
係止突部46,46のクリップ挿入孔48,48内に挿入するとと
もに、抜け止めクリップ61,61の上片に形成した弯曲部6
2,62を、係止突片14,14上の係止爪47,47に係止する。
また第6図に示す通り、前カバー11の下面中央部の光
軸用長孔16からネジ59を挿入し、ケース40の下面中央部
光軸調整用突部56の長孔57内に埋設したナット58に、ネ
ジ59を螺着する。
以上のように前部灯火器30は、ヘッドランプカバー10
内において、ひの左右の上方係止部に設けた抜け止めク
リップ61,61(第7図参照)部分を支点として、左右の
下方係止部間の中央部の光軸調整用長孔16(第6図参
照)に沿って位置調整することで、ヘッドランプ31、及
び左右のウインカーランプ35,35も光軸調整が同時に行
なえる。
尚、バーハンドル1に対するヘッドランプカバー10の
取り付けは、第5図に示す通りバーハンドル1の左右に
設けたブラケット2,2に、後カバー21をネジ4,4により結
合するとともに、バーハンドル1の中央部に設けたブラ
ケットカット3に、前カバー11の下部中央部に設けたボ
ス部(第6図参照)をネジ5により結合して、後カバー
21と前カバー11とを互いに係止、及びネジ結合で合体す
る。
第18図〜第21図は、前部灯火器30の上方係止構造の第
2実施例を示している。
即ち、第18図に示す如く、ヘッドランプカバー10の前
カバー11の開口部12内における上面左右の各係止突片11
4に、係止孔115、及び係止溝119を左右に並べて夫々形
成する。
そして、前部灯火器30のケース40外周における上面の
左右には、第19図に示す通り側面視コ字状係止突片14
6、及び正面視T字状突片148を左右に並べて夫々形成す
るとともに、側面視コ字状係止突片146の上面係止爪147
を形成する。
尚、他の部分の構造は、前記実施例と同様である。
以上の上方係止構造の組み付けは、第21図に示す通
り、ケース40の上面左右の側面視コ字状係止突片146,14
6上の係止爪147,147を、各側面視コ字状係止突片146,14
6の弾性変形により、開口部12内に上面左右の係止突片1
14,114の係止孔115,115内に嵌着するとともに、第20図
に示す通り、ケース40の上面左右の正面視T字状突片14
8,148を、開口部12内の上面左右の係止突片114,114の係
止溝119,119に係合させて、係止溝119,119に係合させ
て、係止溝119,119上に正面視T字状突片148,148上部の
幅広状抜け止め部149,149を係止することにより行な
う。
以上の係止構造によって、係止孔115と係止爪147とに
より前後方向の位置規制が行なわれるとともに、係止溝
119と正面視T字状突片148とにより、上下方向の位置規
制が行なわれ、しかも正面視T字状突片148上部の幅広
状抜け止め部149により、係止状態の保持が行なわれ
る。
次に後部灯火器70について第22図、お余に第23図を基
に説明する。
後部灯火器70は、テールランプ71と左右のウインカー
ランプ75,75を一体に組み込んだケース80の開口部に、
一体のレンズ91を取り付けたものである。
そして、レンズ91は、上部の左右に延びて両側が前方
に弯曲するテールランプ用上側レンズ92と、下部中央の
テールランプ用下側レンズ93と、下部左右の前方へ弯曲
するウインカーランプ用レンズ95,65とを有している。
このようなレンズ91としたので、特にテールランプ用
上側レンズ92の両側が前方に弯曲していることから、側
方からでもテールランプ71を確認することができるよう
になっている。
尚、具体的な細部の構造について、実施例の他、適宜
の変更構造も本考案に含まれこと、勿論である。
(考案の効果) 以上で明らかなように本考案によれば、 ヘッドランプの左右にウインカーランプを一体にした
灯火器の上下を、ヘッドランプカバーの横長の開口部内
の上下に係止し、上方の係止部にクリップ等を係合して
抜け止め構造とし、灯火器上部のヘッドランプカバーへ
の係止状態を保持する構造としたので、灯火器が左右方
向に長く、ヘッドランプカバーの開口部が左右に長くて
も、灯火器のヘッドランプカバーへの支持を強固、確実
に支持剛性を高めて行なうことができ、又これによりヘ
ッドランプの光軸調整を可能としつつ、光軸調整を確実
に行なうことができる。
特に本考案は、光軸調整機構を、灯火器を横長開口部
内に組み込むヘッドランプカバーの下部と灯火器下部と
の間に設けたので、ヘッドランプ、左右のウインカーラ
ンプを一体とした車幅方向に大きな長さを有する灯火器
であっても、ヘッドランプカバーへの支持剛性を確保し
つつ、ヘッドランプの光軸調整を行なうことができる。
又灯火器のレンズを、ヘッドランプレンズ部、ウイン
カーレンズ部と一体化して車幅方向に大きな長さをもっ
て形成しても、レンズは車幅方向の中間部が前方に膨出
して平面視弧状に形成したので、レンズ自身の剛性も高
いものが得られ、レンズの厚さを薄くしつつ剛性を充分
保持しつつ軽量なヘッドランプレンズ部、ウインカーレ
ンズ部を一体に備えるスクータ用灯火器のレンズを得る
ことができる。
更に灯火器を収容するヘッドランプカバーの開口部
は、灯火器の上下、左右を覆うように一体に形成されて
いるので、上下分割タイプに比して開口部縁部の強度が
高く、灯火器正面が臨む開口部の精度が良好に保持で
き、ヘッドランプカバーの下部と灯火器下部間に設けら
れる光軸調整機構も精度が良好なものが得られ、光軸調
整性能も高いものが得られるとともに、灯火器レンズが
車幅方向に一体であること、レンズ中間部が前方に膨出
し、ヘッドランプ開口部と灯火器前部との合せが正確に
維持し得て外観性の点においても優れたものが得られ
る。
又本考案は、ヘッドランプカバーの開口部上縁部、及
び該ヘッドランプカバーに組み込まれる灯火器の該カバ
ー開口部に臨む上縁部を、夫々車幅方向に略々水平とな
るようにし、且つ光軸調整時の支点を構成する係止部
を、灯火器の平面視で車両の前後方向略々中央部に設け
たので、光軸調整時に、ヘッドランプカバーの開口部内
に配置される灯火器の上縁部の光軸調整に伴う動き量が
不均一となることがなく、動き量を均一とすることがで
きる。
従って、光軸調整で左右のウインカーランプ部を含む
灯火器全体の上縁部は全体として、ヘッドランプカバー
の開口部内において均一に動き、開口部との間で隙間が
不均一となることがなくて前部灯火器、これを嵌装した
ヘッドランプカバーの外観性を向上させることができ
る。
又ヘッドランプカバーの開口部内でヘッドランプ、左
右のウインカーランプが光軸調整時一体に動き、開口
部、灯火器の上縁部が車幅方向に略々水平なので、前記
したようにヘッドランプ、左右のウインカーランプを一
体としたことと併せ、灯火器全体をヘッドランプカバー
に支持させつつ、光軸調整時にも一体に、均一に動くの
で、光軸調整時の運動も正確になされ、正確な光軸調整
を行なえる等の効果もある。
更に光軸調整時に揺動支点を構成する係止部を、灯火
器の前記ヘッドランプカバー裏面部のケースの上端より
も低い位置に設けたので、ヘッドランプ部よりも高さが
大きいカバー部に係止部を設けたように光軸調整時の伏
角、仰角が大きくなることがなく、光軸調整時の伏角、
仰角を小さくして光軸調整が行なえ、従って、灯火器を
中央部のヘッドランプ、左右のウインカーランプを一体
とした構造においても、灯火器全体の揺動量が小さくで
き、ヘッドランプカバーの開口部に対する灯火器の移動
量が少なく、前記した開口部と灯火器との間の隙間を小
さく、均一化することの実を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したスクータ車両の側面図、第2
図は前部灯火器組み込み部分の正面図、第3図は同側面
図、第4図は同略半部省略の平面図、第5図はハンドル
とヘッドランプカバー、及び前部灯火器の分解斜視図、
第6図〜第8図は、第2図の矢印A−A線と矢印B−B
線、及び矢印C−C線に夫々沿った各断面図、第9図は
ヘッドランプカバーの前カバーの単品正面図、第10図は
同中央部底面図、第11図は第10図の矢印D−D線に沿っ
た断面図、第12図は前部灯火器の単品正面図、第13図は
同半部破断の平面図、第14図は同底面図、第15図は同背
面図、第16図と第17図は、第12図の矢印E−E線、及び
矢印F−F線に沿った各断面図、第18図は前部灯火器の
上方係止構造の第2実施例を示す分解斜視図、第19図は
その係止構造部分の拡大斜視図、第20図と第21図は、第
18図の矢印G−G線、及び矢印H−H線の夫々沿った各
断面図、第22図は後部灯火器のレンズ右半部を切断した
単品正面図、第23図は同側面図である。 尚、図面中1はバーハンドル、10はヘッドランプラバ
ー、11は前カバー、12は横長開口部、12aは開口部の上
縁部、13はガイド突部、14,114は係止突片、15は係止
孔、16は光軸調整用長孔、21は後カバー、30は前部灯火
器、31はヘッドランプ、35はウインカーランプ、40はケ
ース、43はガイド突片、44はガイド溝、46は係止突部、
146,148は係止突片、48はクリップ挿入孔、51はレン
ズ、51aは灯火器の上縁部、56は光軸用突部、58はナッ
ト、61は抜け止めクリップ、149は抜け止め部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大高 敏浩 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)考案者 北清 康二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平3−273949(JP,A) 特開 昭64−74187(JP,A) 実開 昭59−45165(JP,U) 実開 昭58−118089(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクータ車両の前面部に車幅方向に長さを
    もって設けられる灯火器であって、該灯火器を、前面の
    レンズと、該レンズを一体的に組み付ける裏面のケース
    とで構成したスクータ車両の灯火器取付構造において、 前記灯火器の前面のレンズを、車幅方向中間部のヘッド
    ランプのレンズ部と、該ヘッドランプの左右に配置され
    る左右のウインカーランプのレンズ部とで構成し、これ
    等ヘッドランプレンズ部と、左右のウインカーランプレ
    ンズ部とを、左右方向に横長に連続して一体に形成した
    レンズで構成し、 前記灯火器の前記レンズの裏面に一体的に組み付けられ
    る前記ケースを、車幅方向の中間部のヘッドランプハウ
    ジング部と、該ヘッドランプハウジング部の左右に配置
    される左右のウインカーランプハウジング部とで構成
    し、これ等ヘッドランプハウジング部と左右のウインカ
    ーランプハウジング部とを、左右方向に横長に連続して
    一体に形成したケースで構成し、 前記灯火器の前面部を構成する前記レンズは、車幅方向
    の中間部のヘッドランプレンズ部が前方に弯曲して膨出
    し、左右のウインカーランプレンズ部が後傾して該レン
    ズ部を平面視で弧状に形成し、 前記灯火器を組み付むヘッドランプカバーは、灯火器の
    上下、左右を覆う横長の一体の開口部を備え、ヘッドラ
    ンプカバー内に組み込んだ灯火器の上下を、ヘッドラン
    プカバーの開口部内に係止するとともに、ヘッドランプ
    カバーの開口部内上部と灯火器上部との係止部を、灯火
    器の平面視で車両前後方向略々中央部に設け、且つ該係
    止部を灯火器の前記ヘッドランプカバー裏面部のケース
    の上端よりも低い位置に設け、 前記灯火器の下部とヘッドランプカバーの下部との間に
    は、光軸調整機構を設け、 前記ヘッドランプカバーの開口部上縁部、及び該ヘッド
    ランプカバーに組み込まれる灯火器の該カバー開口部に
    臨む上縁部を、夫々車幅方向に略々水平となるようにし
    た、 ことを特徴とするスクータ車両の灯火器取付構造。
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